JPS6259378B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6259378B2
JPS6259378B2 JP57131917A JP13191782A JPS6259378B2 JP S6259378 B2 JPS6259378 B2 JP S6259378B2 JP 57131917 A JP57131917 A JP 57131917A JP 13191782 A JP13191782 A JP 13191782A JP S6259378 B2 JPS6259378 B2 JP S6259378B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
frequency
output
signal
pilot signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57131917A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5924465A (ja
Inventor
Takashi Furuhata
Kenji Sato
Yoshuki Azuma
Yasuhide Mogi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP57131917A priority Critical patent/JPS5924465A/ja
Priority to US06/518,688 priority patent/US4568986A/en
Priority to EP83107555A priority patent/EP0100546B1/en
Priority to DE8383107555T priority patent/DE3379357D1/de
Publication of JPS5924465A publication Critical patent/JPS5924465A/ja
Publication of JPS6259378B2 publication Critical patent/JPS6259378B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/46Controlling, regulating, or indicating speed
    • G11B15/467Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
    • G11B15/4673Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating
    • G11B15/4675Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking
    • G11B15/4676Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction
    • G11B15/4677Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals
    • G11B15/4678Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals superimposed on the main signal track

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、VTRなどの磁気録画再生装置の可
変速再生の制御装置に関するものである。
従来の回転ヘツド型VTRにおいて、標準の規
定テープ速度で記録したテープを、それとは異な
る一定の高速度、例えば標準速度のn倍(nは整
数)の速度で再生する場合には、いわゆるテープ
端部のコントロールトラツクに記録されたコント
ロール信号を基準にして、そのコントロール信号
の周波数が、標準速度のときの周波数のn倍
になるように、テープの走行速度を制御する方法
が一般に用いられている。
また、標準速度で再生する場合には、磁気テー
プに記録形成された映像トラツクを回転ヘツドで
正しく走査させるためのトラツキング制御に、こ
のコントロール信号が用いられるが、このコント
ロール信号を録再するコントロールヘツドと回転
ヘツド両者の相対位置関係を各装置で一定にしな
ければならず、それが異なる場合には、トラツキ
ングが正しく行なわれなくなり、互換再生が困難
になるなど装置の信頼性が損なわれる問題があつ
た。
これを改善するために、コントロール信号を用
いないで、いわゆるパイロツト信号を映像信号と
多重して、相隣り合うトラツクで互いに周波数が
異なるように4周波の順
で循環的に記録し、再生時に、両隣接トラツクか
ら再生されるパイロツト信号のクロストーク量が
ほぼ等しくなるようにテープ速度を制御してトラ
ツキング制御する方法が公知で、一部のVTRに
用いられている。
しかし、このパイロツト信号を用いる方式で
は、前記従来からのコントロール信号に依存した
可変速再生機能と必ずしも両立できない問題があ
つて、このパイロツト方式を広く普及させるため
には、こうした付加機能をいかにして実現させる
かが重要な課題であつた。
本発明の目的は、上記に鑑み、従来のパイロツ
ト方式で、可変速再生機能を小規模の回路で容易
に実現させるサーボ制御装置を提供することにあ
る。
本発明は、4種の周波数で循環的に繰返し記録
され再生されたパイロツト信号を、その記録パイ
ロツト信号の時系列順と逆の時系列順で発生した
パイロツト信号にもとづき周波数変換して得られ
る差周波数成分の振幅変化を検出し、その検出回
路の周波数が一定になるように、あるいはその位
相が所定信号に同期するようにトラツキング制御
して、任意の可変速で再生するものである。
以下、本発明を回転2ヘツド型VTRに適用し
た場合につき、その実施例により詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係わるパイロツト信号を映像
信号と多重して、記録形成された映像トラツクの
テープパターンを示す図である。
第2図は、これを再生してトラツキング制御す
る場合のサーボ制御装置の一実施例を示す図であ
る。
第1図において、トラツクA,Bはそれぞれ第
2図の互いにアジマス角の異なる回転磁気ヘツド
21.22により映像信号とパイロツト信号が多
重されてフイールド毎に交互にかつガードバンド
を生じないように記録されて形成される。
トラツクAにはパイロツト信号f1あるいはf3
が、トラツクBにはパイロツト信号f2あるいはf4
が対応するように、かつf1,f2,f3,f4の順で循環
的にトラツク毎に遂次記録される。これらパイロ
ツト信号の周波数は、映像信号の水平同期周波数
Hとして、例えば次のように定められる。
第2図において、標準速度で再生する場合は、
スイツチ52.53は端子X側に接続される。
磁気テープ1は、キヤプスタンモータ5により
走行駆動される。回転磁気ヘツド21.22は、
デイスク2の上に互いに180゜の角度で取付けら
れてデイスクモータ4によりデイスク2と共に回
転駆動される。デイスク2にはマグネツト3a,
3bが取付けられており、これをタツクヘツド1
3で検出して、磁気ヘツド21.22の回転に同
期したパルスをタツクヘツド13より得る。
このタツクヘド13からのパルスは位相調整回
路14により、磁気ヘツド21.22と磁気テー
プ1が所定の相対位置関係になるように位相調整
されてのち、パルス形成回路15に供給される。
このパルス形成回路15からは、磁気ヘツド2
1.22の回転に同期したデユーテイ比50%のパ
ルスSが出力される。
10は基準信号発生回路で、映像信号のフイー
ム周波数にほぼ等しい周波数の基準信号を発生す
る。回路15からのパルスSは、位相比較回路1
1にて、回路10からの基準信号と位相比較さ
れ、両者の位相差に応じた位相誤差信号が回路1
1より出力される。この位相誤差信号は、デイス
クサーボ回路12を介してデイスクモータ4に供
給され、その結果パルスSが基準信号に位相同期
するようにサーボ制御され、従つて磁気ヘツド2
1.22は記録時とほとんど同じフレーム周波数
に等しい回転数で回転される。
かくして回転制御された磁気ヘツド21.22
により、磁気テープ1からフイールド毎に交互に
再生される映像信号及びパイロツト信号は、再生
回路20にて、回路15からのパルスSによりフ
イールド毎に交互に切換えられ一つに連続する信
号に変換され、再生映像信号は端子100に出力
され、再生パイロツト信号P0は周波数変換回路3
1に供給される。
50は、パイロツト信号発生回路であり、回路
15からのパルスSに応じて、磁気ヘツド21.
22が磁気テープ1を交互に走査するフイールド
周期毎に、磁気ヘツド21がテープ上を走査する
期間では、ローカルパイロツト信号f1あるいはf3
を、磁気ヘツド22がテープ上を走査する期間で
は、ローカルパイロツト信号f2あるいはf4を、か
つf1,f2,f3,f4の順で循環的に繰返し発生する。
このローカルパイロツト信号P1は、回路31に供
給される。
周波数変換回路31にて、回路20からの再生
パイロツト信号P0は、回路50からのローカルパ
イロツト信号P1に応じて周波数変換され、両者の
差周波数成分が回路31より出力され、それぞれ
共振周波数H及び3Hを有するタンク回路及び
その出力を包絡線検波する回路とで構成される検
波回路32,33に供給される。
検波回路32からの出力Eは、回路31からの
出力の差周波数成分がHのときに最大となり、
検波回路33からの出力Fは、回路31からの差
周波数成分が3Hのときに最大となる。
第1図において、まず磁気ヘツド21がパイロ
ツト信号f1の記録されたトラツクA3を走査する期
間では、回路50からローカルパイロツト信号f1
が出力される。
磁気ヘツド21がトラツクA3の走査中心より
トラツキングずれを生じて、一方の隣接トラツク
B3側にずれた場合には、回路31からの出力で
あるパイロツト信号P0とP1の差周波数成分として
Hの成分が増大し、逆に他方の隣
接トラツクB2側にずれた場合には、差周波成分
として=3Hの成分が増大する。
引続き磁気ヘツド22がパイロツト信号f2の記
録された次のトラツクB3を走査する期間では、
回路50からはローカルパイロツト信号f2が出力
され、トラツクB3の走査中心より、一方の隣接
トラツクA4側にずれた場合には、回路31から
=3Hの成分が増大し、他方の隣
接トラツクA3側にずれた場合には、
Hの成分が増大する。
増幅回路34において、回路15からのパルス
Sに応じて、磁気ヘツド21がテープ上を走査す
る期間では、回路33からの出力である3H
分と回路32からの出力であるH成分との差分
(3HH)が増幅され、磁気ヘツド22がテ
ープ上を走査する期間では、上記とは逆の極性
で、回路32からの出力H成分と回路33から
の出力3H成分との差分(H−3H)が増幅
され、この回路34からの出力Gは、低域通過フ
イルタ35、スイツチ52、加算回路36、モー
タ駆動増幅回路37を介して、キヤプスタンモー
タ5に供給される。
6は周波数発生器で、キヤプスタンモータ5に
取付けられており、キヤプスタンモータ5の回転
数に応じた周波数の信号を発生し、この信号はス
イツチ53を介して周波数弁別回路38に供給さ
れ、回路38にて周波数発生器6からの信号の周
波数が弁別されて、キヤプスタンモータ5の回転
数の変動に応じた誤差信号が回路38より出力さ
れる。
この誤差信号は加算回路36、モータ駆動増幅
回路37を介してキヤプスタンモータ5に供給さ
れる。
以上の回路によつて構成される制御系により、
キヤプスタンモータ5は一定速で回転するように
サーボ制御されてテープ1は規定の標準速度で走
行されるとともに、各トラツク毎に両隣接トラツ
クから検出されるパイロツト信号のクロストーク
成分Hと3Hがほぼ等しくなるように、即ち、
各トラツクの走査中心を正しく走査するように負
帰還制御されてトラツキング制御される。
以上が磁気テープ1を標準速度で再生した場合
のサーボ制御系の動作である。
次に、本発明に係わる可変速再生時のサーボ制
御系の動作を、一例として標準速と同じ方向で5
倍の速度で可変速再生する場合につき、第3図の
波形図を用いて説明する。
第2図において、可変速再生する場合は、スイ
ツチ52,53は端子Y側に切換られる。
パイロツト信号発生回路50からは、回路15
からのパルスSに応じて、第3図のP1に示すよう
に、前記標準速再生の場合のパイロツト信号P1
時系列順f1,f2,f3,f4とはまつたく逆の時系列順
でf4,f3,f2,f1の順で、かつパルスSが高レベル
(以下これを“H”と略記する。)であつて磁気ヘ
ツド21がテープ上を走査する期間ではf4あるい
はf2のパイロツト信号が、またパルスSが低レベ
ル(以下これを“L”と略記する。)であつて磁
気ヘツド22がテープ上を走査する期間ではf3
るいはf1のパイロツト信号が循環的に繰返し発生
されて出力される。
40は矩形波整形回路、42は分周回路、43
は位相比較回路である。
第1図に、5倍速再生した場合の磁気ヘツド2
1のテープ1上の走査軌跡を破線A′に、磁気ヘ
ツド22の走査軌跡を破線B′に示す。
第3図は、このときの各部波形を示す図であ
り、Tは、走査されるトラツクとそれより再生さ
れるパイロツト信号の関係を示し、Uはテープか
らの再生出力波形を示し、Nは再生出力レベルが
最小になつて再生画面上でノイズバンドとして観
測される部分を示す。
Sは、回路15からのパルスSの波形を示し、
前記したようにパルスSが“H”の期間ではヘツ
ド21がトラツクA′上を走査し、“L”の期間で
はヘツド22がトラツクB′上を走査する。
従つて、第3図のTに示すようにAを走査する
期間では、トラツクA0,B0,A1,B1,A2の順
で、またB′の走査期間では、トラツクB2,A3
B3,A4,B4の順で、以下同様に順次走査され
る。
従つて、回路20からは、パイロツト信号P0
が、f1,f2,f3,f4の時系列順で循環的に繰返し再
生されて出力される。
一方、前記したように回路50からは、上記の
再生パイロツト信号P0の時系列とは逆にf4,f3
f2,f1の時系列順で発生されたローカルパイロツ
ト信号P1が出力される。
この両パイロツト信号P0とP1は、回路31にて
周波数変換され、その出力である差周波成分が
H、あるいはHとなる
とき、即ち、パイロツト信号f3,f4,f1,f2の記録
されたトラツクA0,A2,B2,B4,A5,A7,B7
B9,…を走査したときには回路32から最大出
力が得られ、これらトラツクより最も距離の離れ
たトラツクA1,B3,A6,B8,……を走査したと
きには回路32の出力は最小となる。このため回
路32からの出力Eは第3図のEに示すようなほ
ぼ位相連続した繰返し波形となる。その繰返し周
波数は、同図からも明らかなように、パルスSの
周波数の2倍に等しくなる。
同様に、回路33からの出力Fは、回路31か
らの出力である差周波数成分が=3
H=3Hのときに最大出力となるた
め、第3図のFに示すように、回路32からの出
力Eと極性が異なるだけで、同じ周波数の同様の
波形となる。
回路34において、標準速再生の場合は、前記
したように回路32からの出力Eと回路33から
の出力Fとの差分(E−F)あるいは(F−E)
が回路15からのパルスSに応じて交互に切換え
られて増幅されるが、可変速再生の場合にはこの
切換えは停止されて、例えば常に両者の差分(E
−F)が増幅されて出力される。
従つて、この回路34からの出力Gも、第3図
のGに示すように、上記E、Fと同様の波形とな
る。
これら回路32.33.34からの出力E,
F,Gの周波数nは、一般に、標準速と同じ方
向にn倍(nは整数)で再生した場合、パルスS
の周波数をsとすると、次式で与えられる。
n=s×(n−1)/2 ……(2) 回路34からの出力Gは、矩形波整形回路40
において、その交流分が十分増幅されて、第3図
のHに示すように矩形波信号に整形される。
回路40からの矩形波信号Hは、分周回路42
において1/(n−1)/2に分周され(この実
施例では1/2に分周される。)、その出力J(第3
図のJ)は、位相比較回路43に供給される。
以上から明らかなように、回路42からの出力
Jの周波数はsに等しくなり、この回路42か
らの出力Jは、回路43において、回路10から
の基準信号と位相比較され、両者の位相差に応じ
た誤差信号が回路43より出力され、スイツチ5
2を介して回路36に供給される。
一方、回路40からの出力Hは、スイツチ53
を介して回路38に供給され、信号Hの周波数変
動に応じた誤差信号が回路38より出力される。
この回路38からの誤差信号と回路43からの
誤差信号は、回路36にて加算されてのち、回路
37を介してキヤプスタンモータ5に供給され
る。
この結果、回路34,32,33からの出力
G,E,Fの周波数nが、上記(2)式で定まる一
定値になるように、かつ回路42からの出力Jが
回路10からの基準信号に位相同期するように制
御される。
一方、パルスSは回路10からの基準信号に位
相同期するように制御されているから、パルスS
と回路34,32,33からの出力G,E,Fと
が同期結合され、その結果、再生画面上に現われ
るノイズバンドNが定位置に固定された状態で、
安定した可変速再生が行なわれる。
なお、以上の実施例では、パイロツト発生回路
50において、可変速再生時にパルスSの“H”
の期間でf4あるいはf2のパイロツト信号を、“L”
の期間でf3あるいはf1のパイロツト信号を発生
(第3図のP1)した場合であるが、本発明はこれに
限定されるものではなく、図のP1に示すように、
パルスSの“H”の期間に、f3あるいはf1を、
“L”の期間にf4あるいはf2を、かつf4,f3,f2,f1
の順で循環的に発生させるようにしても良く、こ
の場合には第3図のE1,F1,G1に示すように、
回路32.33.34からの出力の位相が若干ず
れて検出されるだけで、得られる効果は上記の場
合と同じである。
以上の実施例は、標準速に対して同一方向にn
倍の速度で再生した場合であるが、次に、標準速
に対して逆方向にm倍(mは整数)の速度で可変
速再生した場合につき、第4図の波形図を用いて
説明する。
第2図において、逆方向可変速再生の場合は、
キヤプスタンモータ5の回転方向は逆転される
が、それ以外の動作は、前記したものとまつたく
同じであるので説明は省略する。
第1図に、3倍速で逆方向再生した場合(m=
3)の磁気ヘツド21の走査軌跡を破線A″に、
磁気ヘツド22の走査軌跡を破線B″に示す。
第4図は、このときの各部波形を示す図であ
る。同図のTに示すように、A″を走査する期間
では、トラツクA5,B4,A4,B3,A3の順で、
B″を走査する期間では、トラツクB3,A3,B2
A2,B1の順で、順次走査されるため、回路20
からは、パイロツト信号P0がf4,f3,f2,f1の順
で、かつヘツド走査のかわり目では、2つのパイ
ロツト信号が2度繰返し再生される。
(第4図の例では、A″とB″のかわり目でパイ
ロツト信号f2とf1が2度再生される。) この再生パイロツト信号P0は、回路50からの
前記と同じf4,f3,f2,f1の順で発生されるローカ
ルパイロツト信号P1(第4図のP1)にもとづいて
周波数変換され、回路34からの出力Gは、第4
図のGに示すように、前記同様、ほぼ位相連続し
た繰返し波形となる。
その繰返し周波数mは、一般に次式で与えら
れる。
m=s×(m+1)/2 ……(3) この実施例では、m=3であるから、Gの周波
数はパルスSの周波数sの2倍に等しく、従つ
て、回路34からの出力Gを回路40にて矩形整
形した出力Hを回路42で1/2に分周すれば、そ
の出力Jの周波数はsに等しくなり、前記同様
に、回路15からのパルスSと同期するようにサ
ーボ制御されて、ノイズバンドが定位置に固定さ
れた状態で、安定した逆方向の可変速再生が行な
われる。
なお、以上の実施例では、標準速に対して奇数
倍(n=5,m=3)の速度で再生した場合を示
したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、偶数倍の可変速再生を行なう場合にも適用で
きるものである。
一般に、任意の可変速再生において、前記の
(2),(3)式が成立するため、例えば回路40からの
出力Hを周波数2逓倍してから回路42に供給
し、回路42にて1/(n−1)、あるいは1/
(m+1)に分周すれば、回路42からの出力J
の周波数はsに等しくなり、従つて前記同様に
サーボ制御が行なわれて、任意の可変速再生が行
なわれる。
なお、第2図の実施例において、可変速再生の
場合に、回路40からの出力Hの代わりに、周波
数発生器6からの出力を回路38に供給するよう
にしても良く、この構成によれば、再生パイロツ
ト信号のS/Nが十分には得られない場合に、テ
ープ速度を安定に制御できる効果が得られる。ま
た、前記したように、回路32からの出力Eと回
路33からの出力Fは共に、回路34からの出力
Gと同等のものであるから、回路40に入力させ
る信号として、上記EあるいはFを用いても良
く、また、回路10からの基準信号と回路15か
らのパルスSとは位相同期結合されることから、
回路43の基準信号入力として、回路10からの
基準信号の代わりに、回路15からのパルスS、
あるいはそれと同期した信号である回路14から
の出力、あるいはヘツド13からの出力などを供
給しても良く、これらいずれの場合においても、
得られる効果は同じである。
以上述べたように、本発明によれば、従来から
のパイロツト方式で課題となつていた可変速再生
機能を比較的小規模の回路で容易に実現でき、パ
イロツト方式の長所と合わせて、装置の信頼性向
上、機能向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるパイロツト信号の記録
されたトラツクのパターンを示す平面図、第2図
は本発明の一実施例を示すブロツク図、第3図は
その各部の信号波形図、第4図は本発明の他の実
施例にもとづく各部の信号波形図である。 50……パイロツト信号発生回路、31……周
波数変換回路、32.33……検波回路、34…
…増幅回路、40……矩形波整形回路、42……
分周回路、43……位相比較回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気テープに、回転磁気ヘツドにて、4周波
    のパイロツト信号を所定の時系列順で、該磁気ヘ
    ツドの走査周期ごとに順次循環的に、映像信号に
    多重して記録し、再生する磁気録画再生装置にお
    いて、再生映像信号より、それに多重されている
    上記パイロツト信号を分離する手段と記録時に発
    生される上記4周波のパイロツト信号の時系列順
    と逆の時系列順で4周波のパイロツト信号を循環
    的に発生するパイロツト発生回路と上記手段から
    の再生パイロツト信号を、上記パイロツト発生回
    路からのパイロツト信号にもとづいて周波数変換
    する周波数変換回路と、上記周波数変換回路から
    の出力の振幅変化を検出する検出回路を有し、上
    記検出回路からの出力信号の周波数が一定になる
    ように磁気テープの走行速度を制御することを特
    徴とする可変速再生の制御装置。
JP57131917A 1982-07-30 1982-07-30 磁気録画再生装置の可変速再生の制御装置 Granted JPS5924465A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57131917A JPS5924465A (ja) 1982-07-30 1982-07-30 磁気録画再生装置の可変速再生の制御装置
US06/518,688 US4568986A (en) 1982-07-30 1983-07-29 Variable speed playback controller for a video tape recorder
EP83107555A EP0100546B1 (en) 1982-07-30 1983-08-01 Variable speed playback controller for a video tape recorder
DE8383107555T DE3379357D1 (en) 1982-07-30 1983-08-01 Variable speed playback controller for a video tape recorder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57131917A JPS5924465A (ja) 1982-07-30 1982-07-30 磁気録画再生装置の可変速再生の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5924465A JPS5924465A (ja) 1984-02-08
JPS6259378B2 true JPS6259378B2 (ja) 1987-12-10

Family

ID=15069208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57131917A Granted JPS5924465A (ja) 1982-07-30 1982-07-30 磁気録画再生装置の可変速再生の制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4568986A (ja)
EP (1) EP0100546B1 (ja)
JP (1) JPS5924465A (ja)
DE (1) DE3379357D1 (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940784A (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 Sony Corp 映像再生装置
JPH0644368B2 (ja) * 1982-12-24 1994-06-08 株式会社日立製作所 Vtrの可変速再生装置
US4549399A (en) * 1983-01-24 1985-10-29 Hitachi, Ltd. Exhaust emission control system for diesel engine
JPS59151348A (ja) * 1983-02-16 1984-08-29 Sanyo Electric Co Ltd 記録モ−ド判別回路
JPS59168962A (ja) * 1983-03-15 1984-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気録画再生装置のテ−プ送り位相の制御方法
US4780774A (en) * 1983-09-22 1988-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Rotary head type reproducing apparatus having a head shifter for accurately shifting the rotary head
JPS60182038A (ja) * 1984-02-28 1985-09-17 Toshiba Corp 磁気記録再生装置
US4630146A (en) * 1984-03-13 1986-12-16 Canon Kabushiki Kaisha Rotary head type reproducing apparatus
JPS60197969A (ja) * 1984-03-19 1985-10-07 Sanyo Electric Co Ltd テ−プ速度判別回路
US4791507A (en) * 1984-05-11 1988-12-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus for reproducing information at variable speeds from a magnetic tape
JPS60253017A (ja) * 1984-05-30 1985-12-13 Pioneer Electronic Corp 磁気記録再生装置のサ−チ動作制御方式
JP2506629B2 (ja) * 1984-06-19 1996-06-12 松下電器産業株式会社 高速再生装置
US4811130A (en) * 1984-07-02 1989-03-07 Canon Kabushiki Kaisha Information signal reproducing apparatus capable of determining a track pitch of a record bearing medium using a tracking error signal and a signal indicative of the moving speed of the medium
US4924326A (en) * 1984-09-07 1990-05-08 Canon Kabushiki Kaisha Signal reproducing apparatus
JPS61114673A (ja) * 1984-11-08 1986-06-02 Canon Inc 信号記録再生方式
GB2170641B (en) * 1984-12-17 1989-10-04 Canon Kk Rotary head type recording and/or reproducing apparatus
US5148331A (en) * 1985-01-25 1992-09-15 Canon Kabushiki Kaisha Rotary head type recording and reproducing apparatus for information and additional codes
US4855654A (en) * 1985-03-16 1989-08-08 Canon Kabushiki Kaisha Rotary body drive device
JPS6273447A (ja) * 1985-09-26 1987-04-04 Canon Inc 記録再生装置
US4816937A (en) * 1985-10-17 1989-03-28 Canon Kabushiki Kaisha Recording and/or reproduction apparatus capable of retaining start up information
JPH07108026B2 (ja) * 1986-06-10 1995-11-15 ソニー株式会社 ビデオ信号スロ−再生装置
JPH0640405B2 (ja) * 1986-06-14 1994-05-25 株式会社日立製作所 磁気記録再生装置
JPS63133339A (ja) * 1986-11-22 1988-06-06 Sony Corp 記録再生装置
EP0302696B1 (en) * 1987-08-04 1994-06-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Tracking control for magnetic recording and/or reproducing apparatus
GB8722704D0 (en) * 1987-09-26 1987-11-04 Quantel Ltd Processing video signals
US5089918A (en) * 1988-05-18 1992-02-18 Casio Computer Co., Ltd. Magnetic recording and/or reproducing apparatus having single head with two gaps and providing different lead angles in different operating states
JPH0263383A (ja) * 1988-08-30 1990-03-02 Canon Inc 回転制御装置
JP2579686B2 (ja) * 1989-07-18 1997-02-05 三菱電機株式会社 磁気記録再生装置
US5223992A (en) * 1989-11-10 1993-06-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Rotary magnetic head device in magnetic recording and reproducing apparatus
US5337361C1 (en) * 1990-01-05 2001-05-15 Symbol Technologies Inc Record with encoded data
KR970005641B1 (ko) 1993-04-16 1997-04-18 구자홍 디지탈 브이씨알의 기록 및 재생제어회로
JP3270908B2 (ja) * 1993-04-16 2002-04-02 ソニー株式会社 モータ制御装置及び方法
KR0155755B1 (ko) * 1993-12-31 1998-12-15 김광호 자기기록/재생장치
KR0137333B1 (ko) * 1994-06-24 1998-05-15 김광호 배속재생을 위한 헤드트래킹 제어방법 및 그 장치
KR200148355Y1 (ko) * 1994-11-25 1999-06-15 류공현 멸균,건조기능 및 선반이 구비된 싱크대 서랍
US5647048A (en) * 1995-06-07 1997-07-08 Industrial Technology Research Institute Trick mode VTR tracking for compressed video
JP3557817B2 (ja) * 1996-11-07 2004-08-25 ソニー株式会社 記録モード判別装置及び記録モード判別方法
CN110794114B (zh) * 2019-10-18 2021-09-28 河海大学 一种基于电磁感应原理测量卵石推移质输沙率的方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1448932A (en) * 1973-02-20 1976-09-08 Sanyo Electric Co Servo system
NL7801318A (nl) * 1978-02-06 1979-08-08 Philips Nv Werkwijze voor het regelen van de positie van een schrijf-leeskop en inrichting voor het uitvoeren van de werkwijze.
JPS5545161A (en) * 1978-09-26 1980-03-29 Sony Corp Search controller of tape recorder
NL7810250A (nl) * 1978-10-12 1980-04-15 Philips Nv Werkwijze voor het inschrijven van informatie en spoor- volgsignalen en een inrichting voor het uitvoeren van de werkwijze.
US4414586A (en) * 1980-10-07 1983-11-08 Victor Company Of Japan, Ltd. Pilot signal recording and reproducing system
JPS58150162A (ja) * 1982-03-03 1983-09-06 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置
CA1210147A (en) * 1982-03-18 1986-08-19 Hiroshi Yoshioka Tracking controlling apparatus
JPS58194480A (ja) * 1982-05-07 1983-11-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気録画再生装置
JPS58212646A (ja) * 1982-06-04 1983-12-10 Hitachi Ltd 磁気録画再生装置の可変速再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0100546B1 (en) 1989-03-08
EP0100546A2 (en) 1984-02-15
DE3379357D1 (en) 1989-04-13
US4568986A (en) 1986-02-04
EP0100546A3 (en) 1985-05-15
JPS5924465A (ja) 1984-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6259378B2 (ja)
JPS6032258B2 (ja) 自動トラツキング制御装置
JPS58194480A (ja) 磁気録画再生装置
JPH0421391B2 (ja)
JPH0233235B2 (ja)
JPH0279246A (ja) 回転ヘッド型再生装置
JPS5919260A (ja) 記録モ−ド判別方式
JPS5937784A (ja) 磁気録画再生装置の可変速再生の制御装置
JPS6341470B2 (ja)
JPS62172554A (ja) 磁気録画再生装置
JPS58197974A (ja) 磁気録画再生装置の可変速再生の制御方法及び装置
JPH0555945B2 (ja)
JPH0610903B2 (ja) スロ−再生用トラツキング制御装置
JPS58154985A (ja) ヘリカルスキヤン式ビデオテ−プレコ−ダ
JP2565228B2 (ja) トラツキング制御装置
JPH0542731B2 (ja)
JPH0373930B2 (ja)
JPS6321248B2 (ja)
JP2570773B2 (ja) トラッキング方式
JPH01128680A (ja) 静止画像再生用トラッキング制御装置
JPS634256B2 (ja)
JPS6314419B2 (ja)
JPS61237251A (ja) トラツキングサ−ボ装置
JPH0311596B2 (ja)
JPH0435821B2 (ja)