JPS6258053B2 - - Google Patents

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JPS6258053B2
JPS6258053B2 JP2997982A JP2997982A JPS6258053B2 JP S6258053 B2 JPS6258053 B2 JP S6258053B2 JP 2997982 A JP2997982 A JP 2997982A JP 2997982 A JP2997982 A JP 2997982A JP S6258053 B2 JPS6258053 B2 JP S6258053B2
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JP
Japan
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recording medium
signal
recording
capacitance
insulating layer
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JP2997982A
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English (en)
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JPS58147830A (ja
Inventor
Yasuo Hosaka
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B9/00Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor
    • G11B9/08Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using electrostatic charge injection; Record carriers therefor

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、信号を電荷注入の形で記録し、静
電容量変化を検出して再生する信号記録再生装置
に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
ビデオ信号、オーデイオ信号、データ信号等の
信号を電荷注入の形で記録する装置として、シリ
コン単結晶基板上に絶縁層を形成した記録媒体
(デイスク)を用い、この記録媒体上を相対的に
移動する導電性ヘツドを介して信号に応じた電荷
を注入するものが知られている(特開昭55−
153140)。
この方式のものは信号を幾可学的形状変化(凹
凸,ピツト等)として記録するものと比べて、記
録内容の書替えが可能であるという利点を有す
る。しかしながら、シリコン単結晶基板として例
えば直径20cm〜30cmというような大面積のものは
技術的に実現が難しいことから、デイスク1枚当
りの記録容量が十分に得られないという問題があ
る。
また、このようにして記録された信号を再生す
る方式として、注入蓄積された電荷によりシリコ
ン単結晶基板中に生じた空乏層による記録媒体の
静電容量変化を、例えば共振回路の共振周波数の
変化として検出することにより再生信号を得る方
式が考えられているが、上記静電容量変化は極め
て微小なため、振幅の大きいS/Nの良好な再生
信号出力を得ることが困難であつた。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、記録内容の書替えが可能で
あるとともに、記録媒体の記録容量を十分上げる
ことができ、さらに大振幅でS/Nの良い再生信
号が得られる信号記録再生装置を提供することで
ある。
〔発明の概要〕
この発明では、導電性基板上に光導電層および
絶縁層を順次形成してなる記録媒体を用い、この
記録媒体の絶縁層と光導電層との界面に記録すべ
き信号に応じて空間電荷を蓄積せしめて信号を記
録し、一方、記録された信号の再生は記録媒体上
を相対的に移動する導電性ヘツドを介して前記空
間電荷による前記記録媒体の静電容量の変化を検
出することによつて行なう。そして、この静電容
量変化を検出する際に記録媒体に光を照射して光
導電層を導電化せしめることを特徴としている。
〔発明の効果〕
この発明によれば、信号を空間電荷の蓄積の形
で記録するため、記録内容の消去、新たな記録を
容易に行なうことができるとともに、シリコン単
結晶半導体基板に代えて光導電層を用いるため、
記録媒体の大容量化が容易である。即ち、光導電
層は導電性基板上に蒸着、スパツタ等の膜形成技
術により形成できるため、記録媒体をデイスク状
にする場合、直径30cmといつたような大面積のも
のも容易に実現することができる。
そしてさらに、再生に際いて光導電層を光の照
射により導電化せしめることによつて、空間電荷
によつて生じる空乏層による記録媒体の静電容量
変化を極力大きくとることができるので、再生信
号出力の振幅が大きくなり、S/Nの大幅な向上
が図られる。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の一実施における記録動作を
示す図である。図において、記録媒体10は導電
性基板11上に光導電層12を蒸着またはスパツ
タ等により形成し、さらにその上に絶縁層13を
形成したもので、全体として例えばデイスク状に
形成されている。絶縁層13の材料は特に限定さ
れないが、例えばテフロン(商品名)、ポリイミ
ド、ポリプロピレン等のエレクトレツト材料が電
荷保持能力の点から望ましい。
信号記録に際しては、まず第1図aに示すよう
に記録媒体10上に針状の導電性ヘツド14を当
接し、これを記録媒体10の回転により矢印A方
向に相対的に移動させながら、ヘツド14と基板
11との間に、記録すべき信号に応じた変化をも
つパルス状の信号電圧15を印加する。これによ
つて、絶縁層13上および基板11上に互いに逆
極性の電荷16,17が付与される。
そして次に、第1図bに示すように記録媒体1
0全面に絶縁層13側から光18を照射し、光導
電層12を導電化する。ここで、光導電層12が
P型の場合は、第1図aにおける信号電圧15を
正極性とすると、第1図bのプロセスで基板11
から光導電層12に信号に応じた負極性の空間電
荷19が注入され、光導電層12と絶縁層13と
の界面に蓄積される。光導電層12がN型の場合
は、信号電圧15を負極性とすることで、同様に
空間電荷が蓄積される。
このようにして、記録媒体10に空間電荷19
の形で信号が記録される。この記録された信号の
再生は例えば第2図の如き構成によつて光源20
で記録媒体10上に透明絶縁層13側から光21
を照射しつつ、再生回路22により記録媒体10
の静電容量を検出することで行なう。即ち、第1
図bの状態において光導電層12中には空間電荷
19が蓄積された部分に空乏層が生じ、この空乏
層の静電容量は空間電荷19の電荷量に依存す
る。このとき記録媒体10の等価回路は第3図に
示され、その厚み方向の静電容量は絶縁層13の
静電容量C0と、空乏層容量の変化分ΔCを含む
光導電層12の静電容量Cpとの直列合成容量と
なる。
そこで、第2図に示すように記録媒体10上を
第1図aと同様に導電性ヘツド14を矢印A方向
に相対的に移動させるようにすると共に、このヘ
ツド14にインダクタンス素子23を接続して、
記録媒体10の静電容量とこのインダクタンス素
子23とで共振回路を構成すると、この共振回路
の共振周波数は容量ΔCの変化に伴い第4図のよ
うに変化する。即ち、空間電荷19によるΔCの
変化がないときは実線41の共振特性、ΔCの変
化があるときは点線42の共振特性をそれぞれ示
し、前者の共振周波数(基本共振周波数)
対し、後者の共振周波数はΔだけ変化する。こ
こで、インダクタンス素子23に結合させたイン
ダクタンス素子22を介して高周波発振器21よ
り共振回路に周波数の高周波信号を供給する
とともに、もう1つのインダクタンス素子24を
介して共振回路の出力を取出すと、共振回路の出
力は共振周波数がのときv1+Δのと
きv2となる。従つて、この出力変化v0をダイオー
ド25、コンデンサ26および抵抗27からなる
検波回路を通して取出すことにより、周波数変調
された再生信号を得ることができる。
次に、再生時に第2図に示す如く光21を照射
する効果を第3図により詳しく説明する。第3図
でaは光21を照射しない場合、bは照射した場
合の等価回路である。aでは光導電層12が高抵
抗Rを持つため、光導電層12の静電容量Cpは
空乏層の有無に関係なく存在する容量Cと、空乏
層の容量ΔCとの直列合成容量となる。これに対
し、bでは光21の照射により光導電層12が導
電性を示し、R≒0となるので、Cは短絡されて
Cp≒ΔCとなる。
従つて、記録媒体10の静電容量は、空間電荷
19による空乏層が生じていない部分の光照射が
されたときと、されないときの容量C11,C12およ
び空乏層が生じている部分の光照射がされたとき
と、されないときの容量C21,C22を個々に求める
と次のようになる。
C11=CoCp/Co+Cp ……(1) C12=Co ……(2) C22=CoΔC/Co+ΔC ……(4) 以上から、光21を照射すると、空乏層が生じ
ていない部分と生じている部分との静電容量の差
C12−C22は、光21を照射しない場合の差C11
C12より大きくなることが明らかである。このた
め、第4図におけるΔの値も大きくなり、従つ
て再生信号の出力振幅v0=v1−v2もより大きくな
るので、S/Nが向上する。
第5図はこの発明の他の実施例における記録動
作を説明するための図で、導電性ヘツド14を用
いずにレーザビームのような光ビームを用いて信
号を記録する場合の例である。即ち、まず第5図
aに示すように記録媒体10上全面に光50を照
射し光導電層12を導電化させた状態で、絶縁層
13上に一定極性の電荷51を付与し、光導電層
12と絶縁層13との界面にこれと逆極性の電荷
52を付与する。このとき、光導電層12がP型
の場合は、電荷51を負極性、電荷52を正極化
とし、N型の場合は逆にする。
次に、第5図bに示すように記録媒体10上に
電荷51とは逆極性の電荷を与えながら、記録す
べき信号により変調されたレーザビーム等の光ビ
ーム54をレンズ53により細く絞り、且つ記録
媒体1に対し矢印A方向に相対的に移動させつつ
記録媒体10上に照射する。このとき、光ビーム
54が照射された部分では絶縁層13上および光
導電層12と絶縁層13との界面にそれぞれ電荷
55,56が蓄積され、また光ビーム54が照射
されなかつた部分では光導電層12の絶縁層13
および導電性基板11との両界面に電荷57,5
8が蓄積される。これらの電荷のうち、光ビーム
54が照射された部分の光導電層12と絶縁層1
3との界面の電荷56は空間電荷となる。
そして、第5図cに示すように記録媒体10上
全面に光59を照射することにより、第1図bの
場合と全く同様に空間電荷56が残り、信号が記
録される。
従つて、このように記録を行なつた場合も、第
2図で説明したのと全く同様に再生を行なうこと
ができる。
なお、上記の各実施例では絶縁層13を透明と
したが、第6図に示すように導電性基板を透明と
してもよい。第6図において、記録媒体60はガ
ラス等の透明絶縁基板61上に透明導電膜62を
被着して透明導電性基板とし、この上に光導電層
63、絶縁層64を順次形成したものである。こ
の場合、第1図B、第2図、第5図a〜c等で行
なわれた光照射は基板側から行なうことになる
が、特に再生時の光源20からの光21の照射に
際しては、導電性ヘツド14による影が生じない
利点がある。
また、この発明において記録媒体に記録された
信号は、例えば記録媒体に交番電荷を付与するこ
とによつて空間電荷を除去することで、容易に消
去される。これにより信号を何回も繰返し記録し
直すことが可能である。
また、実施例では絶縁層13を透明としたが、
導電性基板11の方を透明にして、基板11側か
ら光を照射してもよい。
さらに、この発明は光導電層がシリコン等の半
導体層の場合にも適用できる。
第7図はこの発明を適用した信号記録再生装置
の概略図で、70は記録媒体10(デイスク)を
回転駆動するモータ、71はヘツド部であり、前
述した導電性ヘツド14等を含む記録再生ヘツド
72と、第5図の記録を行なうための光学ヘツド
73、および消去用の交番電荷発生器74さらに
光源20等からなり、矢印Bに示す記録媒体10
の半径方向に移動可能となつている。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはこの発明の一実施例に係る信号
記録再生装置の記録動作を示す図、第2図は同じ
く再生動作を示す図、第3図abは同実施例にお
ける記録媒体の等価回路図、第4図は同実施例に
おける共振回路の共振特性の変化を示す図、第5
図a〜cはこの発明の他の実施例における記録動
作を示す図、第6図はこの発明のさらに別の実施
例を示す図、第7図はこの発明を適用した信号記
録再生装置の概略図である。 10……記録媒体、11……導電性基板、12
……光導電層、13……透明絶縁層、14……導
電性ヘツド、15……信号電圧、19……空間電
荷、20……再生回路、60……記録媒体、61
……透明絶縁基板、62……透明導電膜、63…
…光導電層、64……絶縁層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 導電性基板上に光導電層および絶縁層を順次
    形成してなる記録媒体と、この記録媒体の前記絶
    縁層と光導電層との界面に記録すべき信号に応じ
    て空間電荷を蓄積せしめて信号を記録する記録手
    段と、この手段により信号が記録された前記記録
    媒体上を相対的に移動する導電性ヘツドを介して
    前記空間電荷による前記記録媒体の静電容量の変
    化を検出して信号を再生する再生手段と、この手
    段により前記静電容量変化を検出する際に前記記
    録媒体に光を照射し前記光導電層を導電化せしめ
    る手段とを備えることを特徴とする信号記録再生
    装置。 2 記録媒体の絶縁層はエレクトレツト材料から
    なるものである特許請求の範囲第1項記載の信号
    記録再生装置。 3 記録手段は記録媒体上を相対的に移動する導
    電性ヘツドを介して記録媒体に信号電圧を印加す
    るものである特許請求の範囲第1項記載の信号記
    録再生装置。 4 記録手段は記録媒体の絶縁層上に一定極性の
    電荷を付与する手段と、この電荷と逆極性の電荷
    を付与しつつ記録すべき信号により変調された光
    ビームを記録媒体上を相対的に移動させて照射す
    る手段とを含むものである特許請求の範囲第1項
    記載の信号記録再生装置。 5 再生手段は記録媒体の静電容量の変化をこの
    静電容量と外部インダクタンス素子とで形成され
    る共振回路の共振周波数の変化として検出して記
    録された信号を再生するものである特許請求の範
    囲第1項記載の信号記録再生装置。
JP2997982A 1982-02-26 1982-02-26 信号記録再生装置 Granted JPS58147830A (ja)

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JPS58147830A JPS58147830A (ja) 1983-09-02
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