JP2996748B2 - 位置ずれ検出装置および方法 - Google Patents

位置ずれ検出装置および方法

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    • G11B9/1418Disposition or mounting of heads or record carriers
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S977/00Nanotechnology
    • Y10S977/84Manufacture, treatment, or detection of nanostructure
    • Y10S977/849Manufacture, treatment, or detection of nanostructure with scanning probe
    • Y10S977/85Scanning probe control process
    • Y10S977/851Particular movement or positioning of scanning tip

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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば走査型トンネル
顕微鏡の原理を応用した記録再生装置等に良好に適用で
きる位置ずれ検出装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年記録装置におけるデータの記録容量
は益々大きくなる傾向がある。このような傾向において
は記録単位の大きさが益々小さくなり、その密度がさら
に高くなることが必須要件となる。例えば、光記録によ
るデジタルオーディオディスクにおいては記録単位の大
きさは1μm2程度にまで及んでいる。
【0003】一方、最近物質表面および表面近傍の電子
構造を直接観察できる走査型トンネル顕微鏡(以後ST
Mと略す)が開発され[G.Binnig eta
l.,Helvectica Physica Act
a,55,726(1982)]、単結晶、非晶質を問
わず実空間像の高い分解能の測定ができるようになり、
しかも媒体に電流による損傷を与えずに低電力で観測で
きる利点をも有し、さらには超高真空中のみならず大気
中、溶液中でも動作し種々の材料に対して用いることが
できるため広範囲な応用が期待されている。STMは金
属の探針と導電性物質の間に電圧を加えて1nm程度の
距離まで近づけると両者の間に電流が流れることを利用
している。この電流は両者の距離変化に非常に敏感であ
り、電流もしくは両者の平均的な距離を一定に保つよう
に探針を走査することにより実空間の表面情報を得るこ
とができる。この際、面内方向の分解能は1オングスト
ローム以上である。
【0004】このSTMの原理を応用し、記録媒体とし
て電圧電流のスイッチング特性に対してメモリ効果をも
つ材料、例えば、π電子系有機化合物やカルコゲン化物
類の薄膜層などを用いれば記録単位が0.001μm2
以下の情報記録が可能である。
【0005】すなわち、探針に或るしきい値以上の電圧
を印加することにより探針直下の記録媒体に微小な領域
で特性変化を生じさせて記録を行ない、探針と記録媒体
間に流れるトンネル電流が記録部と非記録部により変化
することを利用して再生を行なうことができる。
【0006】また、記録媒体として或るしきい値以上の
電圧を印加すると表面が局所的に溶融または蒸発して表
面形状が凹または凸に変化する材料、例えばAu、Pt
などの金属薄膜を用いることにより同様に記録再生を行
なうことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来例の
応用発明であり、記録したデータ列の幅が非常に細いた
め装置の温度変化によるドリフト、外部からの振動など
の影響で探針がデータ列から外れた場合にこれを検出す
ることが可能な記録再生装置の位置ずれ検出装置の提供
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の位置ずれ検出装置は、所定方向に沿って且
つ記録情報に応じて非周期的に配列されたデータビット
の列を有する記録媒体の該データビット列に沿ってプロ
ーブを相対移動させ、該プローブを介して情報を再生す
る装置における、該プローブの位置検出を行なう装置
で、前記データビットに略沿って相対移動する前記プロ
ーブを介して前記データビットの検出信号を得るための
データビット検出手段と、前記データビット検出手段に
よって得られた前記データビット検出信号に基づいて前
記プローブのデータビット列に対する前記所定方向と交
差する方向の位置ずれを検出する位置ずれ検出手段と、
前記データビットに略沿って相対移動する前記プローブ
を前記所定方向と交差する方向に相対的に振動させる駆
動素子とを有し、前記位置ずれ検出手段は更に、前記プ
ローブからの検出信号を二値化する二値化回路と、前記
駆動素子の振動に対応する振動波信号を基準信号として
前記二値化された信号の極性を切り替える極性切替器
と、前記極性切替器によって極性を切り替えられた信号
を積分する積分器とを有する。
【0009】また、本発明の位置ずれ検出方法は、所定
方向に沿って且つ記録情報に応じて非周期的に配列され
たデータビットの列を有する記録媒体の該データビット
列に沿ってプローブを相対移動させ、該プローブを介し
て情報を再生する装置における、該プローブの位置検出
を行なう方法で、前記プローブの前記データビットに略
沿った相対移動と、前記相対移動するプローブを介した
前記データビットの検出信号の形成と、前記データビッ
ト検出信号に基づいた前記プローブのデータビット列に
対する前記所定方向と交差する方向の位置ずれ検出の過
程と、前記データビットに略沿って相対移動する前記プ
ローブの前記所定方向と交差する方向への相対的な振動
の過程とを有し、前記位置ずれ検出の過程は更に、前記
プローブからの検出信号を二値化する過程と、前記振動
に対応する振動波信号を基準信号として前記二値化され
た信号の極性を切り替える過程と、前記極性を切り替え
られた信号を積分する過程とを有する。
【0010】また、本発明の情報再生装置は、前記の位
置ずれ検出装置から得られる位置ずれ検出検出信号に基
づいて前記プローブを前記所定方向に交差する方向の位
置制御するためのフィードバック制御手段とを有し、前
記フィードバック制御手段によって位置制御された前記
プローブを介して、前記データビット検出手段が得たデ
ータビット検出信号によって前記記録媒体の記録情報を
再生することを特徴とする情報再生装置。
【0011】更に、本発明の情報再生方法は、前記の位
置ずれ検出方法で得られる位置ずれ検出の結果に基づい
た前記プローブの前記所定方向に交差する方向への位置
制御と、前記位置制御されたプローブを介して形成され
た前記データビット検出信号による前記記録媒体の記録
情報の再生の過程を有することを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の参考例及び実施
例を説明する。
【0013】図1は第1参考例に係る記録再生装置の構
成を示すブロック図であり、図2は探針とデータ列との
位置関係とその時の検出信号に含まれる微小振動の変調
成分強度を表わす図、図3はその信号の説明図、図4お
よび図5は記録の状態を示す説明図、図6はディスク状
の記録媒体とこれに記録再生を行なう本実施例の記録再
生装置の外観説明図である。
【0014】図6において概略の構成を説明する。1は
情報記録および再生用プローブである探針、2は探針1
を駆動する円筒型圧電素子、3は記録媒体、4は記録媒
体上に記録されたデータ列である。
【0015】記録媒体3は円盤状であり、モータ41に
より角速度一定または線速度一定で回転されている。デ
ータ列4はらせん状または同心円状に記録するようにな
っている。探針1は円筒型圧電素子2と共にヘッドユニ
ット42に固定され、記録媒体3の半径方向に案内軸4
3に沿って図示せぬリニアモータなどの駆動機構により
直線的に駆動され、任意のデータ列にアクセスしてデー
タの記録再生を行なうことができる。その際、目標とす
るデータ列までのアクセスは周知のリニアエンコーダな
どの位置検出装置によりヘッドユニット42の位置を検
出、制御して行なわれる。その後、探針1は後述するよ
うな形態で目標のデータ列に追従するように制御(トラ
ッキング制御)される。
【0016】次に記録媒体3について図4を用いて説明
する。図4の記録媒体3は、π電子系有機化合物やカル
コゲン化物類からなる薄膜の記録層32と、導電性のあ
る基板31からなっている。データ記録を行なう際に
は、探針1を目標とするデータ列形成予定位置にアクセ
スし、探針1と基板31の間に不図示の電圧印加用電源
によってバイアス電圧をかけ、探針1と記録層32をト
ンネル電流が流れる距離まで近づける。次に探針1と記
録層32を距離一定となるように保ちながら、図5で示
したモータ41で記録媒体3を回転させる。探針1が記
録層32上の所定位置に対向した時に、探針1と基板3
1間にその記録層材料のしきい値を越える電圧を印加す
る。これにより、その探針直下の微小部分の電気的特性
が変化する(特性変化部4´ )。例えばこれを二値化
データの1状態のデータビット(ONビット)とし、他
方、しきい値を越える電圧を加えず電気的特性がそのま
まになっている状態を二値化データの0状態のデータビ
ット(OFFビット)とする。記録媒体3の回転により
記録層32と探針1とを相対移動させながら、記録情報
に応じて記録層32上の特定位置で前述の閾値を越える
電圧印加を行なうことで、図4に示すように記録層32
上に二値化データを記録することができる。このように
して記録された情報を再生する際には、探針1を目標と
するデータ列にアクセスし、記録時と同様に、探針1と
基板31の間にバイアス電圧をかけ、探針1と記録層3
2をトンネル電流が流れる距離まで近づけ、両者の距離
を一定に保ちつつ記録媒体3の回転によって記録層32
を探針1で走査する。この際、探針1がONビットであ
る特性変化部(記録部)を通過した時とOFFビットで
ある特性非変化部(非記録部)を通過した時とで、探針
1と記録層32間のトンネル電流が変化する。記録層3
2を探針1で走査しながら、この変化を所定のしきい値
で二値化して検出すると、この検出信号は記録した二値
化データとなる。このようにしてデータの再生ができ
る。
【0017】記録媒体の別の例について図5を用いて説
明する。図5の記録媒体3´ はAuやPtなどの金属
薄膜からなる記録層33と基板31からなっている。探
針1と記録層33にバイアス電圧をかけ、前述と同様に
距離を一定に保ちながらしきい値を越える電圧を印加す
ると、その探針直下の微小部分が局所的に溶融または蒸
発し、表面形状が凹または凸に変化することによりデー
タが記録される(この例では凸部4″)。そのとき、表
面形状の凹凸の高さは数nm以下となるようにすれば再
生時に探針1と記録層33との距離が一定となるように
保った時にも、探針先端が凸部に接触しない。探針1が
記録部を通過した時と非記録部を通過した時とで探針1
と記録層32の間隔が変化することによりトンネル電流
が変化する。これを前述と同様に検出して、データを再
生できる。
【0018】次に、図1により記録再生の方法を具体的
に説明する。
【0019】まず、記録については、図6で説明したよ
うに探針1を移動機構により記録位置に移動し、記録媒
体3にしきい値を越える電圧を印加することにより行な
う。
【0020】記録位置に移動するときは探針1と記録媒
体3の間にはバイアス電源6によりバイアス電圧が加え
られている。このとき探針1と記録媒体3の間に流れる
トンネル電流は電流電圧変換回路7により電圧信号に変
換された後、対数変換回路8により探針−記録媒体間の
距離に信号値が比例するように対数変換される。そし
て、対数変換回路8の出力信号は、平均トンネル電流設
定回路9に入力され、この設定回路9からは所望の探針
記録層間隔に対応する設定信号値との差分信号(エラー
信号)が出力されて、その出力信号がビット検出周波数
より十分小さい周波数を通過させるローパスフィルタ1
0、ホールド回路11、増幅器12を介して円筒型圧電
素子のZ方向制御用電極5aに制御信号として送られ
る。もし記録層表面にデータビットより十分大きな起伏
があり、探針1による走査中にこの起伏の影響で探針1
と記録層との間隔に変動が生じたとしても、この変動に
よって生じたトンネル電流変化を平均トンネル電流設定
回路9でエラー信号に変換し、増幅器12より円筒型圧
電素子のZ方向制御用電極5aにこのエラー信号を0に
するような制御信号が加えられることにより、探針1と
記録層との間隔は常にほぼ一定に保たれる。すなわち、
探針1と記録媒体3が相対的に移動する際に両者の平均
距離が一定となるように制御される。
【0021】記録時には、記録制御回路13から、記録
信号に応じてパルス印加回路14に信号が送られる。こ
のパルス印加回路14のパルス電圧は加算器15により
バイアス電圧と加算され、記録媒体3と探針1の間に印
加されて、前述のような形で記録が行なわれる。その
際、記録制御回路13から、パルス電圧印加と同じタイ
ミングでホールド回路11に信号が送られ、パルス電圧
が印加されている間は探針1と記録媒体3の距離が変化
しないように、ホールド回路11が出力信号値をホール
ドする。この結果、円筒型圧電素子2のZ方向制御用電
極5aへの制御電圧が保持される。
【0022】再生時には、図6で説明したように、探針
1を移動機構により所望のデータ列上に移動し、探針1
を走査して記録部と非記録部の特性差(あるいは高さ
差)による記録媒体3表面との間のトンネル電流の変化
を検出し、情報再生を行なう。ここで、データ列の記録
時には探針1を移動機構の位置検出装置により位置決め
しているだけなので、記録されたデータ列が装置の温度
ドリフト、外部からの振動により微小にうねっている場
合がある。また、再生時も同様の影響を受け、移動機構
の位置検出装置による位置決めだけでは、探針1にデー
タ列上を辿らせることができない場合が考えられる。こ
のような場合、このままではデータ再生のS/Nが悪く
なってしまう。そこで、本発明では、探針が移動機構に
より、所望のデータ列上に移動した際に探針がそのデー
タ列に追従(トラッキング)しながら再生できるように
制御している。この制御について以下説明する。
【0023】図1のブロック図で、再生時には探針1は
記録時と同様に、記録媒体3との間の平均距離が一定と
なるように、円筒型圧電素子2の電極5aに相当する部
分によりZ方向に制御されている。
【0024】探針1がデータ列上を走査する時は、トン
ネル電流にはデータ列の再生信号成分や記録層表面のう
ねりによる変動成分等がのってきており、対数変換回路
8からの出力の一つから、バンドパスフィルタ16によ
りその再生信号周波数付近のみが取り出される。そのと
き、探針1をデータ列4の幅より小さい振幅で、データ
列4と直交する方向に振動数fで定常的に振動させてお
く。この場合データ列の再生信号の振幅は探針1とデー
タ列4とのずれに応じて変化する。これを図2と図3を
用いて説明する。図2にデータ列の例と、このデータ列
に対する各探針走査位置に応じた変調成分振幅(強度)
のグラフを示す。この図に示されるように変調信号の振
幅は、探針がデータ列の真上を走査するとき最大とな
り、走査位置がデータ列から外れると小さくなる。その
際、探針1が振動数f 0で微小振動していると、図3に
示すようにデータ列の再生信号は、図2に同じ符号で示
した矢印の位置毎に、信号b,c,dのように包絡線が
変化する。この包絡線の信号を取り出すと同図のb´
,c´ ,d´ のようになる。すなわち、探針1の
振動波形aに対して、その包絡線信号は、探針1が矢印
cのようにデータ列の真上を走査するときは信号c´
のように小さくなり、矢印bのように上にずれた場合
は、探針の振動波形aに対して180°位相がずれてか
つ振幅が大きくなり、矢印dのように下にずれた時は探
針の振動波形aに対して同位相となりまた振幅が大きく
なる。それゆえ、振動数f0の探針1振動波形(基準信
号)を参照信号として位相検波を行なうとデータ列から
のずれ量に比例した信号が得られる。その信号を用いて
探針1をデータ列上に保つようなフィードバック制御が
可能となる。すなわちこの信号を、この信号自身が0に
近付くように、円筒型圧電素子2のXまたはY方向制御
用電極(5b,5b´ )への制御電圧に加算すること
により、探針1の走査位置が図2のcで示した位置にな
るようなフィードバック制御、すなわちトラッキング制
御が行なわれる。
【0025】図1において基準信号発振器17で発生し
た振動数fの正弦波は、増幅器18、加算器19を経
て、円筒型圧電素子2の電極5b,5b´ に印加さ
れ、これにより探針1は、データ列と直交する方向に定
常的に微小振動させられている。一方、バンドパスフィ
ルタ16からの出力にのってくるデータ列の再生信号を
全波整流器20により整流し、バンドパスフィルタ21
によりデータ列の再生信号周波数を取り除き、その振幅
の包絡線の信号すなわち探針の振動数fと同じ周波数成
分のみが取り出される。これが同期整流回路(位相検波
器)22に入力され、探針1を微小振動させる振動数f
の基準信号を波形整形器25により方形波に変換したも
のを参照信号として同期整流(位相検波)が行なわれ
る。そして、その出力はローパスフィルタ23により平
滑化され、探針1とデータ列とのずれ量に比例する信号
が取り出される。これが位置ずれ検出信号となる。
【0026】これが増幅器24を経て、加算器19によ
り上記探針1の微小振動信号と加算されて、円筒型圧電
素子2の電極5b,5b´ に駆動電圧として印加さ
れ、これにより、探針1がデータ列からずれないよう
に、データ列と直交する方向に制御される。これによ
り、探針1はデータ列に追従した状態でバンドパスフィ
ルタ16からのデータ列の再生信号は二値化回路26に
より二値化され、再生信号復調回路27により再生され
るので、安定でS/Nのよい再生信号が得られる。すな
わちこのように探針をデータ列に追従するように制御す
ることにより、データ列のうねりや装置の温度ドリフ
ト、外部からの振動の影響を受け難くなり、安定でS/
Nのよい信号再生が可能となる。
【0027】図7〜図9を用いて第2参考例を説明す
る。本参考例の装置の外観、記録媒体、記録、再生の行
ない方等は第1参考例と同様であり省略する。また第1
参考例と同様の部材には同じ符番を冠する。図7は本装
置の構成を示すブロック図である。
【0028】図2と図3の説明では都合上データ列の特
性変化を起された(あるいは変形され)ビット、すなわ
ちONビット、が等間隔に並んでいる場合について述べ
ているが、この配列は記録データに基づくものであるか
ら、図1で示したようにランダム(非周期的)に配置さ
れているものがある。またこの場合データ列のONビッ
トとOFFビットの比は通常1:1ではなくONビット
が形成されている割合のほうがOFFビットに比べ小さ
い。またOFFビットの状態が長く続く場合もある。上
記説明にあった位置ずれの検出を行なうために用いる再
生信号の包絡線はONビットのデータのみに着目し、こ
のONビット信号の極大値を重ねた包絡線を算出し、振
動数f0の基準信号と位相検波して位置ずれ量を得る。
もしここで前述のように検出再生信号からそのまま包絡
線を形成し、これを用いて位置ずれ量を得るとすると、
OFFビットの状態が多い部所では位相検波が正しくで
きなかったり、OFFビットの位置でノイズが発生した
場合に包絡線が歪んでしまうなどの悪影響が発生する可
能性がある。そこで本装置では以下のような形でOFF
ビットに対応する信号部分を補間している。
【0029】図7において基準信号発振器17で発生し
た振動数f0の正弦波は、増幅器18、加算器19を経
て、円筒型電圧素子2の電極5b,5b´ に印加さ
れ、これにより探針1は、前述したようにデータ列と直
交する方向に定常的に微小振動させられている。一方、
データ列の再生信号であるバンドパスフィルタ16から
の出力eを直流再生器120によりOFFビットの記録
レベルが零電位となるように波形整形し、出力信号fを
極大値検出器121に入力する。また、バンドパスフィ
ルタ16からの出力eの一部は二値化回路26により二
値化され、この出力信号gは極大値検出器121および
信号復調回路27に入力する。信号復調回路27からの
復調信号は読取りデータとして不図示の表示装置、制御
装置等へ送られる。
【0030】極大値検出器121はデータ列のビットが
ON状態の区間でのみ信号fの極大値を算出し、その後
この値を保持する。図8に各信号の状態の一例を示すタ
イミングチャート、図9に極大値検出器121の回路例
を示す。以下図7,図8および図9を用いて説明する。
【0031】バンドパスフィルタ16の出力eより直流
再生された信号fはOPアンプ50に入力する。OPア
ンプ50の出力はダイオードDと抵抗Rを介してコンデ
ンサーCpに接続しOPアンプの反転入力にフィードバ
ックする。この回路はピークホールド回路を形成してお
り、二値化出力gが論理1の状態になるとアナログスイ
ッチSpの回路がOFF状態に遷移し、ピークホールド
動作が開始される。また二値化出力gが論理0の状態に
なるとリセットされる。二値化回路の出力gはデータ列
のビットがON状態のとき1を示し、OFF状態のとき
0を示す。すなわち、このピークホールド回路はデータ
列のONビットを検出したときのみ動作する。また、二
値化出力gが1から0に変化すると、Dタイプフリップ
フロップ53およびANDデート54で構成される立ち
下がりエッジ検出回路によりアナログスイッチShがO
Nとなりピークホールド回路の出力hの値がOPアンプ
51を経てホールドコンデンサChに転送され出力され
る。また同時にピークホールドのコンデンサCpはアナ
ログスイッチSpにより短絡され、次の極大値検出サイ
クルに備える。ホールドコンデンサChの電圧は低入力
バイアス電流のOPアンプ52を経て信号iとして位相
検波回路へ供給される。なお、フリップフロップ53に
入力されているクロックはエッジ検出を適当なタイミン
グで行なうためのものであり不図示のクロック発生回路
より出力されている。
【0032】以上の動作によりデータ列の信号に含まれ
るON状態のビットにおける極大値の包絡線信号iが生
成出来る。この包絡線信号iはOFFビットの部分に対
応する信号部分を、ピークホールド回路の働きで直前の
ONビットの極大値をホールドすることによって補間し
ており、ONビットが周期的に、且つ密に配列されてい
る場合に得られる包絡線信号と同等であると見ることが
できる。このようにして得られた信号は探針1を微小信
号された振動数f0の成分を、前述したOFFビットに
起因する悪影響の無い状態で含んでいる。これが位相検
波器22に入力され、振動数はf0の基準信号を波形整
形器125により方形波に変換したものを参照信号とし
て同期整流が行なわれる。そして、その出力はローパス
フィルタ23により平滑化され、前述した探針1とデー
タ列とのずれ量に比例する信号が取り出される。これが
位置ずれ検出信号となる。
【0033】この位置ずれ検出信号が増幅器24を経
て、加算器19により上記探針1の微小振動信号と加算
されて、円筒型圧電素子2の電極5b,5b´ に制御
電圧として印加され、これにより、探針1がデータ列か
らずれないように、データ列と直交する方向に制御(ト
ラッキング制御)され、探針1はデータ列に追従した状
態となる。この状態でバンドパスフィルタ16からのデ
ータ列の再生信号は二値化回路26により二値化され、
再生信号復調回路27を経て読取り信号として出力され
る。
【0034】トラッキング制御された状態で信号再生が
行なわれるので、安定でS/Nの良い再生信号が得られ
る。すなわち、このように探針をデータ列に追従するよ
うに制御することにより、データ列のうねりや装置の温
度ドリフト、外部からの振動の影響を受け難くなる。
【0035】さらにトンネル電波が大きいONビットの
極大値を用いて位置ずれの制御を行なっており、OFF
ビットに対応する信号部分は補間しているので、OFF
状態の信号で特に発生しやすいノイズの影響を受けにく
く、安定で引き込み領域の大きいトラッキングが可能と
なる。
【0036】また、媒体上のデータ列がなくなった場
合、あるい外的影響により探針がデータ列から完全には
ずれた場合は、二値化出力が常に0となり、極大値検出
回路の出力は一定値となる。ゆえに探針はローパスフィ
ルタ23の時定数に従って基準位置に戻る。再び位置決
め装置の制御によりデータ列を検知した場合はデータ列
の追跡動作が開始される。このため、追跡しているデー
タ列のONビットの並び方が不規則であっても、或いは
媒体の部分欠陥などで生じる所謂バーストエラーが生じ
ていても、トラッキングが乱れることなく信号再生を行
なうことができる。すなわち補間はデータビイト用いて
トラッキングするものに対して有効に作用するものであ
る。
【0037】図10に本発明の実施例のブロック構成図
を示す。図11は図10の回路の動作のタイミングチャ
ートを示す。または第2参考例のものと同様の部材には
同じ符番を冠し、説明を省略する。
【0038】この実施例ではトンネル電流検出信号から
バンドパスフィルタ16を通過したデータ列の信号成分
eを二値化回路26により固定スライスレベルで二値化
を行なう。この二値化の出力gは探針がデータ列よりは
ずれた場合にはそのパルス幅が減少する性質がある。
【0039】二値化出力gは極性切替器28を介して積
分器29に入力される。極性切替器は波形整形器125
の出力sにより二値化出力gの極性を反転させる。これ
により探針を振動させる基準信号の位相に従い二値化パ
ルスの積分極性が決まる。探針1がデータ列の真上を走
査している場合は、二値化出力gのパルス幅の合計は、
微小振動する探針1が一方の側に来ている時にパルス幅
を加算し他方の側に来ている時とで、理想的には同量に
なる。従って、波形整形器25の出力sにより積分極性
を決める、すなわち探針1が一方の側に来ている時にパ
ルス幅を加算し他方の側に来ている時に減算することに
より得られる積分出力tは最終的に0になる。これに対
し、探針1の走査がデータ列よりずれた場合は、二値化
出力gのパルス幅の合計は、微小振動する探針1がデー
タ列の真上に近い側に来ている時の方が遠い側に来てい
る時により大きい。従ってこの場合の積分出力tは探針
1のデータ列真上に対するずれがあるかぎり増加し、ず
れが0になれば最終的にほぼ一定になる。
【0040】この積分器の出力tをローパスフィルタ2
3で平滑化することにより位置ずれ信号xとする。この
信号xを増幅器24により所望の増幅率で増幅し、加算
器19で探針1の微小振動信号に、探針1をデータ列真
上に戻す方向に加算されて、円筒型圧電素子2の電極5
b,5b´ に制御電圧として印加される。これによ
り、探針1がデータ列からずれないように、データ列と
直交する方向に制御(トラッキング制御)され、探針1
はほぼデータ列に追従した状態となる。
【0041】このように再生信号を二値化したときのパ
ルス幅の積分値を用いてデータ列へのトラッキングを行
なうと再生信号に含まれる波高値が高いパルス性の高周
波成分のノイズによる影響を避けることができる。ま
た、電流電圧交換回路、対数変換回路等で発生する熱雑
音、信号に重畳するリップルノイズ、などによる二値化
誤差は、その雑音波形が正負の極性において対象である
ため、殆ど積分器においてキャンセルされる。したがっ
て極めてノイズに強いトラッキング動作が可能となる。
【0042】さらに、データ列がとぎれた場合は、二値
化出力が0になることから積分器の出力はホールド状態
となり、再びデータ列が検出されるまで探針の位置をホ
ールドすることができる。従って、所謂符号距離の長
い、記録信号の周波数スペクトルが拡がった信号変調方
式を用いたデータ記録においても、安定なトラッキング
が可能である。
【0043】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
ることなく、適宜変形して実施することができる。
【0044】例えば、前記実施例では円盤上の記録媒体
であったが、カード状またはテープ状の記録媒体であっ
ても同様な制御を行なうことができる。
【0045】また、前記実施例では探針側を微小振動さ
せたが、記録媒体を微小振動させるように駆動素子を設
けた構成としてもよい。さらに探針の駆動も円筒型圧電
素子に限る必要はなく、バイモルフ圧電素子など他の駆
動素子を使用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録再生装置においてデータ列から探針がはずれた場合
もこれを検出することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1参考例の記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】探針の走査軌跡とデータ列との位置関係とその
ときの検出信号に含まれる微小振動の変調成分の強度を
表わす図である。
【図3】図2におけるトンネル電流検出信号の説明図で
ある。
【図4】電気的特性が変化する記録媒体を用いた場合の
記録の状態を示す説明図である。
【図5】表面形状が変化する記録媒体を用いた場合の記
録の状態を表わす説明図である。
【図6】第1の参考例のディスク上の記録媒体を用いた
記録再生装置の外観説明図である。
【図7】第2の参考例の記録再生装置の回路構成図であ
る。
【図8】図7における位置ずれ検出動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【図9】図7における極大値検出器の回路構成例を示
す。
【図10】本発明の実施例の記録再生装置の回路構成図
である。
【図11】図10における位置ずれ検出動作を説明する
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 探針 2 円筒型圧電素子 3 記録媒体 4 データ列 5 電極 6 バイアス電源 7 電流電圧変換回路 8 対数変換回路 9 平均トンネル電流設定回路 10 ローパスフィルタ 11 ホールド回路 12 増幅器 13 記録制御回路 14 パルス印加回路 15 加算器 16 バンドパスフィルタ 17 基準信号発振器 18 増幅器 19 加算器 22 同期整流回路 23 ローパスフィルタ 24 増幅器 25 波形整形器 26 二値化回路 27 再生信号復調回路 28 極性切換器 29 積分器 31 基板 32 記録層 41 モータ 42 ヘッドユニット 43 案内軸 51 OPアンプ 53 Dタイプフリップフロップ 54 ANDゲート 120 直流再生器 121 極大値検出器
フロントページの続き (72)発明者 酒井 邦裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 川瀬 俊光 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−154332(JP,A) 特開 昭63−96756(JP,A) 特開 昭53−129005(JP,A) 特開 昭53−45204(JP,A) 特開 昭50−42721(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 9/00 G11B 21/10 G11B 7/09

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に沿って且つ記録情報に応じて
    非周期的に配列されたデータビットの列を有する記録媒
    体の該データビット列に沿ってプローブを相対移動さ
    せ、該プローブを介して情報を再生する装置における、
    該プローブの位置検出を行なう装置で、前記データビッ
    トに略沿って相対移動する前記プローブを介して前記デ
    ータビットの検出信号を得るためのデータビット検出手
    段と、前記データビット検出手段によって得られた前記
    データビット検出信号に基づいて前記プローブのデータ
    ビット列に対する前記所定方向と交差する方向の位置ず
    れを検出する位置ずれ検出手段と、前記データビットに
    略沿って相対移動する前記プローブを前記所定方向と交
    差する方向に相対的に振動させる駆動素子とを有し、前
    記位置ずれ検出手段は更に、前記プローブからの検出信
    号を二値化する二値化回路と、前記駆動素子の振動に対
    応する振動波信号を基準信号として前記二値化された信
    号の極性を切り替える極性切替器と、前記極性切替器に
    よって極性を切り替えられた信号を積分する積分器とを
    有することを特徴とする位置ずれ検出装置。
  2. 【請求項2】 所定方向に沿って且つ記録情報に応じて
    非周期的に配列されたデータビットの列を有する記録媒
    体の該データビット列に沿ってプローブを相対移動さ
    せ、該プローブを介して情報を再生する装置における、
    該プローブの位置検出を行なう方法で、前記プローブの
    前記データビットに略沿った相対移動と、前記相対移動
    するプローブを介した前記データビットの検出信号の形
    成と、前記データビット検出信号に基づいた前記プロー
    ブのデータビット列に対する前記所定方向と交差する方
    向の位置ずれ検出の過程と、前記データビットに略沿っ
    て相対移動する前記プローブの前記所定方向と交差する
    方向への相対的な振動の過程とを有し、前記位置ずれ検
    出の過程は更に、前記プローブからの検出信号を二値化
    する過程と、前記振動に対応する振動波信号を基準信号
    として前記二値化された信号の極性を切り替える過程
    と、前記極性を切り替えられた信号を積分する過程とを
    有することを特徴とする位置ずれ検出方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の位置ずれ検出装置から
    得られる位置ずれ検出信号に基づいて前記プローブを前
    記所定方向に交差する方向の位置制御するためのフィー
    ドバック制御手段とを有し、前記フィードバック制御手
    段によって位置制御された前記プローブを介して、前記
    データビット検出手段が得たデータビット検出信号によ
    って記録媒体の記録情報を再生することを特徴とする情
    報再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の位置ずれ検出方法で得
    られる位置ずれ検出の結果に基づいた前記プローブの前
    記所定方向に交差する方向への位置制御と、前記位置制
    御されたプローブを介して形成された前記データビット
    検出信号による前記記録媒体の記録情報の再生の過程を
    有することを特徴とする情報再生方法。
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