JPS6258016B2 - - Google Patents

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JPS6258016B2
JPS6258016B2 JP57130246A JP13024682A JPS6258016B2 JP S6258016 B2 JPS6258016 B2 JP S6258016B2 JP 57130246 A JP57130246 A JP 57130246A JP 13024682 A JP13024682 A JP 13024682A JP S6258016 B2 JPS6258016 B2 JP S6258016B2
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JP57130246A
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JPS5922136A (ja
Inventor
Shigenori Tokumitsu
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5922136A publication Critical patent/JPS5922136A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 「発明の技術分野」 本発明はデジタルデータを中央処理装置
(CPU)の処理により、メモリに書き込むに際し
て、同一のアドレスバスを用いるにも拘らず、ア
ドレスデータの読出しデータを対応する画像を再
生している期間にデータの書き込みをさせかつデ
ータの転送時間を軽減したデータ処理回路に関す
る。
「発明の技術的背景」 CPUの処理によつて、メモリにデータを書き
込み、この書き込まれたデータを処理するシステ
ムとして、例えば文字多重放送があげられる。
字文多重放送は、テレビ映像信号の垂直帰線期
間にデジタル信号を多重して伝送し、受信機に文
字や図形からなる画像情報を表示する放送システ
ムである。
この文字多重放送では、垂直帰線期間に伝送さ
れた画像データをCPUを介して画像メモリに書
き込み、これを画面表示期間に読み出し再生画像
を得る。
上記伝送された画像データは、従来、再生画面
上に伝送データに応じた画像が再生されていない
所謂、非表示期間に行なわれる。そして、画像の
表示期間には、上記画像メモリから画像データが
読み出され画像データが再生表示される。
この場合において、画像がカラー画像である場
合には、輝度信号に対応する画像データの他に色
信号情報が伝送される。
ところで、再生画面の1頁分は通常、ブロツク
及びサブブロツクと呼ぶ表示区画で分割してあ
り、着色はこれらを単位として行なわれる。
なお、再生画素は例えば横248、縦204の数に分
割されており、上記、着色の単位領域となるサブ
ブロツクは画素数8(横)×12(縦)の領域とな
つている。
このサブブロツク毎に色を指定することによつ
て再生画像中の該当部分の着色指定がなされる。
このように再生画像を着色表示するには、輝度
信号に対応する画像データを保持する画像メモ
リ、上記サブブロツク領域に対する着色データを
保持する色メモリを有し、これらのメモリのデー
タをCPUによつてアクセスすることにより再生
画像を得る。
この場合、メモリにデータを書き込むには、画
像データを映出しない非表示期間に行なわれる。
このため、画像データ、着色データの処理にあ
たつては、非表示期間、表示期間の判別、及びア
クセスのタイミングを規定することが必要とな
り、データの読み出し及び書き込みの転送効率が
悪くならざるを得ない。
「背景技術の問題点」 即ち、従来、文字多重放送などの伝送画像デー
タを再生表示する際、CPUから画像メモリ、色
メモリにデータを転送するには、そのアクセスを
垂直帰線期間等の非表示期間を用いて行なつてい
た。
このため、CPUは非表示期間であることを検
出しなければならず、この為の検出手段が必要と
なるとともに、非表示期間にしかデータの転送が
行なえないため、データの転送速度が遅くならざ
るを得ないという問題がある。
また、画像メモリ、色メモリとしてDRAM
(ダイナミツクラム)を用いた場合には、ロウア
ドレス(RAS)、コラムアドレス(CAS)の2つ
にアドレスを分割してアドレス信号のアクセスを
行なうが、この際ロウアドレス、コラムアドレス
をラツチするRAS、CAS制御が必要となり、
CPUとDRAMを直結することは困難である。
このため、アドレス信号を別のレジスタ等に格
納し、RAS、CASの判別制御信号と一緒にメモ
リに与えるのが一般である。
この場合において、データをメモリに書き込ん
だり、メモリからデータを読み出すたびにアドレ
ス用レジスタにアドレスを転送しなければならな
い。
この結果、非表示時間にのみデータの転送が行
なわれることに加え、アドレスの転送効率が悪い
ことが重なり、データのアクセス時間が遅いとい
う難点が従来問題とされていた。
この従来の問題点を文字多重放送の場合を例に
して示すと、第1図に示すように、表示期間信号
(第1図a)をCPUによつて検出し、この間8/5
fsc(fsc色副搬送波の周波数)の周波数のクロツ
ク信号(第1図b)の4クロツク毎に着色データ
用ゲート信号(第1図c)、これとは逆位相の画
像データゲート信号(第1図d)を発生する。
これにより、表示期間(第1図a)のみ、画像
メモリ、及び色メモリから夫々画像データ、着色
データを読み出すアクセスを行い画面表示を行な
う。
いいかえると、表示期間(第1図a)の間に
は、データの読み出しのみしか行えず、画像デー
タ、着色データのいずれもメモリに書き込む動作
は行なわれない。
データの書き込みは、CPUが非表示期間を検
出した時にのみなされる。
このようなデータのアクセスでは、データの書
き込みが非表示期間にのみ限られるので、データ
のアクセスに時間を要する問題がある。
「発明の目的」 この発明は上記の難点に対処すべくなされたも
ので、文字多重放送等の画像データ等のデータを
処理するにあたり、データの書き込みを画像の非
表示期間に限ることなく、表示期間にもデータの
書き込みを可能とし、これによりデータ転送時間
を短縮することを目的とする。
更にこの発明は、上位アドレス、下位アドレス
の切換制御をデータ毎に制御することなく、アド
レスの自動インクリメント動作を行ない、アドレ
ス指定のためのアクセス時間を短かくし、データ
の処理に関するデータの転送効率を向上すること
を目的とする。
「発明の概要」 そこで、この発明では、画像の表示期間に着色
データゲート期間、画像データゲート期間の以外
にデータアクセス用ゲート期間を設け、表示期間
であるにも拘らず、上記アクセス用ゲート期間に
メモリに着色データ、画像データの書き込み等の
アクセスを可能とする。
これにより、表示期間にデータの読み出し以外
のデータアクセスをCPUとメモリとの間で可能
とし、データのアクセス時間を短縮する。
また、アドレスの指定は先頭値アドレスを与え
ればデータを転送するたびにアドレスが自動的に
インクリメントされる構成とし、データのアクセ
ス時間を極力短縮する。
「発明の実施例」 以下、図面を参照し、この発明を文字多重放送
の受信機に適用した場合の実施例を次に説明す
る。
一般に文字多重放送の表示画面は第2図に示す
ように構成されている。
即ち、同図に示すように画面の横方向には0〜
31(バツフア分も含む。)のXアドレスが付さ
れ、縦方向には0〜215(バツフア分も含
む。)のYアドレスが付されている。
ここに示すYアドレスは1ライン毎のアドレス
であつて、画像データの縦方向の単位画素に対す
るアドレスである。
また、横方向には31×8=248に細分されるの
で、画像データの単位表示画素は、横方向には1
ライン分を248等分、縦方向には1ラインの太さ
の大きさとなる。
一方、着色データは第2図中の斜線部で示す領
域(サブブロツク)が単位着色領域となる。
従つて、着色データのYアドレスは、画像デー
タのYアドレスに対して12ラインを1単位とす
る。
ところで、第2図に示すような形態で再生画像
を構成すると、一画面分のデータは約8Kバイト
のデータで構成される。
この場合、アドレスとしては13ビツト必要とな
る。
ここでは、画像データ、着色データを蓄積する
メモリの16ビツトのアドレスは8ビツトずつを時
分割して行なう。
上記したように1画面分のアドレスを指定する
には13bitで済むが、この実施例ではロウアドレ
ス(RAS)伝送するときに5ビツトのアドレス
信号にダミーとして3bit付加した8ビツトのデー
タを転送し、残る8ビツトのアドレス信号をカラ
ムアドレス(CAS)として転送を行なう。
上記した5ビツトのRAS信号は第2図に示す
構成画面の横方向のXアドレス0〜31に対応
し、8ビツトのCAS信号は縦方向のYアドレス
0〜215に対応する。
これらの構成画面に対するXアドレス、Yアド
レスの指定、即ちRAS信号、CAS信号の転送は
第3図に示すタイミングで行なわれ、着色信号に
対するアクセスを行なう着色データゲート信号、
これに引き続き発生する画像データゲート信号の
発生の後にアクセス用ゲート信号を発生させ、こ
の間にもデータのアクセスを可能とすることをこ
の発明の大きな特徴とする。
上記第3図を用いてこの発明の概要を説明する
に、いま、表示期間(第3図a)にあつて、メモ
リよりデータを読み出し画像を表示しているもの
とする。
このとき8/5fsc(fsc:色副搬送波周波数)の
周波数のクロツク(第3図b)の3クロツクの間
T11に、5ビツトのRASと8ビツトのCAS信号と
してのXアドレスの転送、及び該当するアドレス
から着色データが読み出される(第3図c)。
また、第3図cのT21で示す期間には、上記着
色データと同様にRAS、CAS信号により上位と
下位のアドレスが指定された後に画像データが読
み出される(第3図d)。
このように、上記第3図aに示す表示期間中の
1バイト期間(8/5fscの8クロツク分)の6ビツ
ト(6クロツク分)期間で着色データ、画像デー
タの読み出しを完了する。この発明では、データ
の1バイト期中(8/5fscの8クロツク分)の着色
データ、画生データ読み出し終了の2ビツト分
(8/5fscの2クロツク分)及び次の1バイト期間
の開始後2ビツトの4ビツト(8/5fscの4クロツ
ク分)の期間にアクセス用ゲート信号(第3図
e)を設ける。
この表示期間(第3図a)の2バイト期間中
(8/5fscの16クロツク分)に4ビツトの期間を設
け、この期間に本来のデータ読み出し以外に画像
の重畳等の為に行なうデータの読み出し、或はメ
モリへのデータの書き込みを可能とする。
即ち、この発明では画像の非表示、表示期間の
区別をすることなくデータの書き込みまたは必要
に応じて読み出しを行なえることをその大きな特
徴とする。
第4図は、CPUとメモリとの間で、画像表示
期間であるか否かにかかわらずアクセスを可能に
するこの発明に係るデータ処理回路を示す。
図中100で示す部分は、アドレスの制御部分
であり、200で示す部分はデータのアクセスに
関係する部分である。
また100で示すアドレス指定部分中101は
データの書き込み時のアドレスを制御する部分で
あり、102はアドレスの値を自動インクリメン
トする制御を行なう。
これを同様データの読み出し時のアドレスは1
03の部分で指定され、アドレス値の自動インク
リメントの制御は104の部分で行なう。
第4図に示した回路によると、第3図eで示す
アクセス用ゲート期間に着色データ、画像データ
の書き込み、読み出しのいずれのアクセスをもな
し得る。
そして、アクセスすべきアドレスの値が自動的
にインクリメントすることにより、アドレスを変
更するのに要する時間をも短縮し得る。
即ち、データの書き込み或は読み出し毎にアド
レスの値が+1、または+32ずつインクリメント
されるアドレス値自動インクリメント動作を行な
う機能を有する。
このように第4図に示す回路は、第3図eに示
すアクセス用ゲート期間に、(1)データの書き込
み、(2)データの読み出し、(3)アドレス値の自動イ
ンクリメントの機能を有する。
これらの夫々の動作につき次に説明する。
(1) データの書き込み 第4図に示した回路において、CPUからメ
モリへのデータの転送、即ちデータの書き込み
動作について説明する。
先ず、データを書き込むOUT命令の実行に
より、データを書き込むべきアドレスの先頭値
が、アドレスバスADを介して書き込み用アド
レスレジスタ1及び2に転送される。
この場合、8Kバイトの1画面を構成する13
ビツトのアドレスのうち、上述したように表示
画面の横方向に対応するXアドレスは1のレジ
スタに転送され、表示画面の縦方向に対応する
Yアドレスは2のレジスタに転送される。
即ち、レジスタ1に転送された8ビツト(5
ビツト)のアドレスは第2図に示したように構
成画面の横方向のアドレス0〜31に対応し、
レジスタ2に転送された8ビツトラインアドレ
スは縦方向のアドレス0〜125に対応する。
そして、画像メモリに書き込むべきデータは
上記アドレスバスAD(アドレス・データバ
ス)を介して書き込み用データレジスタ3に転
送される。
この際、書き込み用データを転送したことを
示すパルスが書き込み用データアクセスゲート
フラツグ回路4に送られ、フラツグをセツトす
る。
この書き込み用データアクセスフラツグ回路
4で、フラツグがセツトされると、第3図fに
示す約2.8μs毎の信号AGF(Access Gate
Front)を用いて、書き込み用データアクセス
ゲート発生回路5に書き込み用データアクセス
ゲート信号を得る。
このように書き込み用データレジスタ3に転
送されたデータは、最初に到来したAGF信号
(第3図f,T41)より得た書き込み用データア
クセス期間に指定アドレスに応じて画像メモリ
に格納される。
そして、この格納されたデータは上記書き込
み用データアクセスゲートフラツグ回路4、書
き込み用データアクセスゲート発生回路5によ
つて定められる。
このようにしてCPUと画像メモリとのアク
セス期間(第3図fでT32に示す期間)に画像
メモリに書き込まれる。
尚、第3図中でGで示す信号1Pはアドレス
値を制御する信号であり、Hで示す信号は書き
込み用データアクセスゲート発生回路5をリセ
ツトする信号である。
ここで、上記アクセス期間(第3図e)を規
定するのに関与する信号であるAGF信号(第
3図f)及びリセツト信号(第3図h)につい
て説明する。
第4図に示した回路では、画像の表示期間、
非表示期間の区別に拘らず、8/5fscのクロツク
信号の16クロツクの間に第3図eに示す1アク
セス期間(データの2バイトにつき1アクセス
期間)を設ける。
このアクセス期間は、第4図の書き込み用デ
ータアクセスゲート発生回路5に印加された
AGF信号とリセツトパルスに同期して発生す
る。
前述の書き込み用データアクセスフラツグ回
路4及び書き込み用データアクセスゲート発生
回路5は第5図に示すように夫々D型フリツプ
フロツプで構成されている。
上記D型フリツプフロツプ40,50の夫々
のD端子は一定電位に保たれており、D形フリ
ツプフロツプ40の出力Qはアンド回路51を
介してD型フリツプフロツプ50のクロツク端
子CKに接続される。
D型フリツプフロツプ40は、CPUからの
書き込み用データ転送パルスをクロツクとし、
その出力と次段のD型フリツプフロツプ50の
出力とのナンド演算をナンド回路41によつて
行なつた結果によつてリセツトされる。
一方、D型フリツプフロツプ50は前段のD
型フリツプフロツプの出力とAGF信号とのア
ンド演算をアンド回路51によつて行なつた結
果をクロツクパルスとする。
いま、データを書き込むべき画像メモリのア
ドレスが、CPUよりOUT命令で第4図に示す
書き込み用アドレスレジスタ1,2に転送され
ると、この際上記レジスタ1,2のポート番号
がアドレスデコーダによりデコードされ、
CPUの書き込み許可信号に相当するパルスが
指定したレジスタに与えられ、アドレスレジス
タ1,2に取り込まれる。
この後、画像メモリに書き込むべきデータが
書き込み用データレジスタ3に転送される。
この際、アドレスデコーダ(図示せず。)か
ら書き込み用データレジスタにデータ取込みの
ための書き込み用データ転送パルス(第6図
a)が第5図中の端子D1に送られる。
第5図の端子D1に書き込み用データ転送パ
ルスが印加されると、D型フリツプフロツプ4
0の出力端Qは“H”レベルになる。
この端子Qのレベル“H”レベルの期間(第
6図b)に、AGF信号(第6図c)がアンド
回路51に加えられると、D型フリツプフロツ
プ50の出力端Qのレベルは“L”レベルから
“H”レベルに変化する(第6図d)。
このD型フリツプフロツプ50の出力のレベ
ルは、第6図eに示すアドレスのインクリメン
トに関与する信号1P(第6図e)から得たリ
セツトパルス(第6図f)が、D型フリツプフ
ロツプ50のリセツト50のリセツト端子に加
わるまで“H”レベルを維持する。
D型フリツプフロツプ50のリセツト端子に
リセツトパルスが加わるとその出力は“H”レ
ベルから“L”レベルに変化する。
この結果、書き込み用データアクセスゲート
発生回路5を構成するD型フリツプフロツプ5
0の出力端子にデータの書き込みアクセス期間
を規定する書き込み用アクセスゲート信号(第
6図d)を発生する。(尚、この書き込み用ア
クセスゲート信号(第6図d)は第3図eに示
す信号と対応する。) AGF信号、信号1Pをもとにして得るリセ
ツトパルスをもとにD型フリツプフロツプ50
で発生させた書き込み用アクセスゲートのパル
ス幅は約700μsecで、この書き込み用アクセス
ゲート期間中に書き込み用アドレスレジスタ
1,2からMAバスを介してアドレスが画像メ
モリに転送されるとともに、データがMDバス
を介して転送され、データの書き込みが行なわ
れる。
(2) データの読み出し 次に、表示期間に本来の表示のため以外にデ
ータをCPUから読み出す動作について説明す
る。メモリからのデータの読み出しも、書き込
み動作と略同様の動作を行なうが、読み出し動
作はアドレスが転送されれば読み出してよい点
が書き込み動作とは異なる。
先ず、書き込み動作の場合と同様に、読み出
すべき画像メモリのアドレスは、OUT命令に
より、CPUを介して読み出し用バイトアドレ
スシフトレジスタ7、及び読み出し用ラインア
ドレスシフトレジスタ8にアドレスバスADを
介して転送される。
データ書き込みの場合と異なり、アドレスが
転送されればその直後にデータの読み出しは可
能となる。データの読み出し時のアクセスゲー
ト信号(第3図e)を発生する読み出し用アク
セスゲートフラツグ回路9、読み出し用データ
アクセスゲート発生回路10は、第5図に示し
たデータ書き込みの場合のものと同様に構成さ
れている。
いま、端子R1にCPUから読み出し用ライン
アドレス転送パルスが印加されると、このパル
スの後縁で読み出し用アクセスゲートフラツグ
回路9を構成するD型フリツプフロツプの出力
Qの出力が“H”レベルとなり、画像メモリか
らのデータの読み出しが許可される状態にな
る。
このように、読み出し用アクセスゲートフラ
ツグ回路9の出力が“H”にセツトされると、
書き込み時と同様、前述のAGF、1P信号
(第6図参照。)を用いて形成したリセツトパル
スが読み出し用アクセスゲート発生回路10に
加えられる。
これにより、上記読み出し用アクセスゲート
発生回路10の出力に読み出し用のアクセスゲ
ート信号を発生する。
このようにして得たアクセスゲート期間にア
ドレスバスにアドレスが供給され、読み出し用
データレジスタ11に画像メモリより読み出す
べきデータがデータバスを通じて転送される。
そして、CPUのIN命令により、データがAP
バスを介してCPUに読み込まれるという動作
を行なう。
この場合のIN命令は、第4図中の端子R2
印加される読み出し用データ転送パルスに相当
する。
このようにしてCPUにデータが読み込まれ
れば、次のデータを画像メモリより上記読み出
し用データレジスタ11に読み出すため、上記
端子R2に読み出し用データ転送パルスが印加
されて読み出し用アクセスゲートフラツグ回路
9の出力が再び“H”レベルとなり、次のデー
タの読み出しが可能となりデータの読み出しを
継続する。
(3) アドレスの自動インクリメント 上述のように、第3図eに示すアクセスゲー
ト期間に、データの書き込み、或は読み出しが
行なわれるが、このアクセス毎のアドレスの変
更はデータの転送効率を良くするため、この実
施例ではアドレス値を自動的にインクリメント
する。
このようなアドレスの自動インクリメントは
第2図に示した構成画面の細分に応じてなされ
る。
第2図に示されるように、この実施例ではX
アドレス方向には32バイト分の画素に細分して
あるので、Xアドレスの値を固定し、Yアドレ
ス(縦方向)の値を+1ずつ増すと縦方向(Y
方向)に対応するアドレスの変更が行なわれ
る。
一方Yアドレスを固定し横方向であるXアド
レス(バイトアドレス)の値を+1ずつ増す
と、横方向に対応するアドレスの変更が行なわ
れる。
即ち、第2図に示した構成画面で横方向にア
クセスするデータを選択するにはYアドレスを
固定しXアドレスを+1ずつ増加すればよい。
また、縦方向にデータを選択するには、Xア
ドレスを固定しYアドレスを+1ずつ増加させ
ればよい。
尚、Yアドレスを+1ずつ増加することは、
X方向に画素を32に分割しているので、アドレ
ス全体としてみればその値は+32ずつインクリ
メントすることに対応する。
このようなアドレス値の変更に従がい、アク
セスされるデータが変化するが、Xアドレスの
アドレス値を変化させる書き込み用バイトアド
レスシフトレジスタ1、読み出し用バイトアド
レスシフトレジスタ7には8ビツトのシフトレ
ジスタを用いている。
このためXアドレスのアドレス値を変更する
には、パルスが8個必要となる。
即ち、X方向のアドレスの値を変更するには
8個のパルス列を要する。
このパルス列は、上記アクセスゲート信号
(第3図e)の後縁部を規定する書き込み用ア
クセスゲート発生回路5、読み出し用アクセス
ゲート発生回路10をリセツトするリセツト信
号(第3図h)の直後に必要となる。
いいかえると、第3図に示したアクセス信号
期間(第3図e)に所定のアクセスが終了した
後、次にアクセスするデータのアドレスのアド
レス値を設定できるように、上記リセツトパル
ス(第3図h)の到来とともにXアドレスを変
更するための上記パルス列を発生させる。この
ことはデータの書き込み、データの読み出しの
いずれの場合でも同様である。
このようにアドレス値を変更するには、 (1) アドレスゲート信号の発生を検知し、Xアド
レスの変更に必要な上記8/5fscの周波数を有す
るパルス列の発生。
(2) アドレス値を変えるためのパルス1Pの発
生。
の2つの動作が必要とされる。
これらの動作を行なうのが、第4図中に示した
パルス列発生回路6であり、このパルス列発生回
路6の詳細を第7図に示すとともに第8図にその
タイミングチヤートを示し、その説明を行なう。
先ず、アクセスゲート信号の期間の規定するに
供するリセツトパルス(第3図h)を発生させる
ものとパルス1Pは、8/5fscの周波数で発振する
発振器(図示せず。)の出力から1Pパルス発生回
路30によつて発生し、パルス列発生回路6の端
子P1に加えられる。
上記1Pパルス発生回路30では、8/5fscのクロ
ツク(第8図a)の最初のパルスから16ビツト毎
に発生する(第8図b)。
この信号1Pは、書き込み用アクセスゲート発
生回路5、読み出し用アクセスゲート発生回路1
0で発生して夫々端子P2,P3を介して、第7図に
示すパルス列発生回路6に加えられたアクセスゲ
ート信号の信号期間の後縁部を規定するリセツト
パルス(第8図c)を発生するのに用いられる。
即ち、第7図に示すシフトレジスタ29の入力
端SIには、上記端子P2,P3に印加されたアクセス
ゲート信号(第8図e,d)と上記信号1P(第
8図b)とのアンド回路20による論理積の結果
(第8図f)が印加される。
上記シフトレジスタ29のクロツク端子CKに
は端子P4を介して8/5fscのクロツク(第8図a)
が加えられており、このため上記シフトレジスタ
29の初段の出力端子Q1側の端子P5には、上記
書き込み用アクセスゲート発生回路5、読み出し
用アクセスゲート発生回路10をリセツトするリ
セツトパルス(第5図f、第8図c)を発生す
る。
これによりアクセスゲート期間(第8図d,
e)の後縁部が決められ、アクセスゲート期間が
定まる。
このように第7図に示すパルス列発生回路6は
リセツトパルスを発生してデータの書き込み、読
み出しのアクセス期間を定める以外に、次にアク
セスするデータに対するアドレスを自動的にイン
クリメントするためのパルス列を発生する機能を
有する。
このパルス列は、上記書き込み用アクセスゲー
ト(第8図d)、読み出し用アクセスゲート(第
8図e)に対応(第8図g,h)して発生させる
必要がある。
先ず、画像データの読み出し時におけるアドレ
ス変更のためのパルス列発生について述べる。
読み出し用アクセスゲート(第8図e)が発生
し、これと信号1P1(第8図b)との論理積演算
を行なうアンド回路20の出力(第8図f)は、
D型フリツプフロツプ21のデータ端子Dに加え
られる。
このD型フリツプフロツプ21のクロツク端子
CKには、上記8/5fscのクロツク(第8図a)の
位相を反転したものが加えられているので、その
出力端子Qにはパルス1P1を8/5fscの半クロツク
分遅延した信号を得る。
そしてこの信号(第8図i)は端子P2に加えら
れる読み出し用アクセスゲート信号(第8図e)
とアンド回路22で論理積演算され、上記アンド
回路22の出力(第8図j)はRSフリツプフロ
ツプ23のセツト信号として用いられる。
また上記シフトレジスタ29は8ビツト構成
で、その最終段出力Q8はアンド回路28の一方
入力端に接続され、上記アンド回路28の他方入
力端には上記8/5fscのクロツクが印加されてい
る。
このため上記アンド回路28の出力は、第8図
kのようになり、この信号は上記RSフリツプフ
ロツプ23のリセツト信号として用いられる。
従つて上記RSフリツプフロツプ23は第8図
jに示すアンド回路22の出力信号でセツトさ
れ、第8図kに示すアンド回路28の出力信号で
リセツトされる。
これにより、上記RSフリツプフロツプ23の
出力には第8図lに示すようなゲート信号を得
る。このゲート信号(第8図l)はアンド回路2
4の一方入力端に加えられ、その他方入力端には
上記8/5fscのクロツクが加えられている。
この結果、上記アンド回路24の出力(端子
P6)には、読み出し用アクセスゲート期間の直後
に8/5fscのクロツクを8クロツク分だけ発生す
る。
この端子P6に得たパルス列は第4図に示す1ビ
ツト全加算器12とクロツク切換え回路14に加
わる。
また、1ビツト全加算器12には上記信号1P
が加えられており、加算される被加算データは被
加算データ切換え回路14によつて制御される。
即ち、第2図に示した構成図面で、アドレス値
を+32インクリメントしてY方向のアドレスを変
更する場合には、8ビツト構成の読み出し用ライ
ンアドレスシフトレジスタ8の値を変更する必要
がある。
いま、パルス列発生回路6の端子P6に第8図g
に示したパルス列を得ると、これを読み出し用ラ
インアドレスシフトレジスタ8に加える制御をク
ロツク切換え回路13で制御する。
上記読出し用シフトレジスタ8にパルス列(第
8図g)が加わると、上記読み出し用ラインアド
レスレジスタ8の値は+1だけ増加する。
この増加は、被加算データ切換え回路14の作
用により上位アドレスのみが増加し、上位のアド
レスのアドレス値が1だけ増加されるが、全体と
しては+32だけアドレス値がインクリメントされ
る。
このように上記パルス列が読み出し用ラインア
ドレスシフトレジスタ8に加わると、以前のYア
ドレスに上記1ビツト全加算器12で+1加えら
れ、読み出し用ラインアドレスシフトレジスタ8
のアドレス値が、次にアクセスすべきデータのア
ドレス値に設定される。
このようにして、縦方向に順次、新たにアクセ
スすべきデータのアドレス値を設定する。
次に、X方向のアドレスを変更する場合につい
て述べると、この場合は、上記パルス列(第8図
h)は、クロツク切換回路13での制御により、
読み出し用バイトアドレスシフトレジスタ7にの
み印加される。このため読み出し用バイトアドレ
スシフトレジスタ7の出力は+1だけ増加する。
これによつて+1だけインクリメントしたアド
レス値が上記読み出し用バイトアドレスシフトレ
ジスタ7にセツトする。
これにより、X方向のアドレスがインクリメン
トする。このようにX、Yいずれの方向にも
CPUを介することなく、アドレス値を変更する
ことができ、データの転送効率が向上される。
読み出し時のアドレスのインクリメントにつき
上述したが、データの書き込み時においても同様
にアドレスの変更は、第7図中のアンド回路27
の出力のゲート期間(第8図m)にパルス列発生
回路6の端子P7に得られるパルス列(第8図h)
によつて行なわれる。
即ち、全加算器15、クロツク切換回路16、
被加算データ切換回路17により、読み出し時に
おける場合と同様、X方向、Y方向のアドレスが
インクリメントされ、次に書き込むべきデータの
アドレスが設定される。
このようにして変更したアドレスは、メモリア
ドレスバスを介してメモリに転され、当該データ
はメモリのデータバスを介しアクセスされる。
尚、上記したアドレスの変更は、+1、或は+
32ずつインクリメントであり、X方向、又はY方
向に順次アドレスを変更するが、いずれのモード
でアドレス値のインクリメントを行なうかは、加
算モードレジスタ18,19によつて制御する。
「発明の他の一実施例」 第9図は、この発明に係るデータ処理回路の他
の一実施例を示す回路図であり、第4図に示した
実施例の対応部分には同一符号を付してある。
上述の第4図に示した実施例でのアドレス値の
指定はデータの書き込み時を例にとれば、下位ア
ドレスに対応する書き込み用バイトアドレスシフ
トレジスタ1、上位アドレスに対応する書き込み
用ラインアドレスシフトレジスタ2が夫々8ビツ
トの独立したシフトレジスタで構成され、これら
のいずれのシフトレジスタにパルス列発生回路6
で発生した8クロツク分のパルス列を加えるかを
クロツク切換回路16で制御する。
そして、このクロツク切換回路16による制御
によつて、上記書き込み用バイトアドレスシフト
レジスタ1にパルス列が加えられたときにはX方
向のアドレスが+1増加し、書き込み用ラインア
ドレスシフトレジスタ2にパルス列が加えられた
場合はY方向のアドレス値が+1増加し、全体と
してアドレスは+32増加する。
この場合、X方向のアドレスを増加するか、Y
方向のアドレスを増加させるかは加算モードレジ
スタ18によつて、上記レジスタ1,2のいずれ
に上記パルス列を印加するかの制御、及び全加算
器15で、加算器(パルス1P)が加算される被
加算アドレスデータを上記レジスタ1,2のうち
いずれかを選択する制御作用による。これはデー
タの読み出し時においても同様である。
即ち、第4図に示した実施例では、アドレス値
の自動インクリメントにクロツク切換回路13,
16、被加算データ切換回路14,17を必要と
し、これらの回路を加算モードレジスタ18,1
9により制御することでアドレスがインクリメン
トされる。
これに対して、この実施例では、アドレス値を
指定するレジスタを5ビツトの下位アドレスシフ
トレジスタ1,7、8ビツトの上位アドレスシフ
トレジスタ2,8で構成し、上位と下位のレジス
タを連繋させたことが第4図に示す実施例とは異
なり、また、これらのシフトレジスタを13ビツト
のパルス列で駆動する点を異にする。
従つて、第9図に示した実施例では、パルス列
発生回路60は、13クロツクのパルス列を発生す
るようにして構成してある。
即ち、第9図に示すこの実施例では、データの
書き込みの場合を例に説明すると、5ビツトの書
き込み用下位アドレスシフトレジスタ1、8ビツ
トの書き込み用上位アドレスシフトレジスタ2を
連繋させた13ビツトの一つのシフトレジスタとし
て構成させる。この13ビツト構成のシフトレジス
タには、パルス列発生回路60の端子P7に発生し
た13クロツクのパルス列によつて駆動され、13ビ
ツトのアドレスデータがシフトする。
この場合において上記パルス列発生回路60で
は、上記13クロツクのパルス列の5ビツト目に相
当するパルス32Pを端子P8に発生し、このパル
ス32Pは加算値切換回路170に供給される。
また、この加算値切換回路170には、上記13
クロツクのパルス列の1ビツト目に相当するパル
ス1Pが、1Pパルス発生回路30の出力として
加えられている。
そして、上記加算値切換回路170は、上記13
クロツクのパルス列の1ビツト目に相当するパル
ス1P、5ビツト目に相当するパルス32Pのい
ずれかを全加算器15に出力する。
この場合、パルス1P,32Pのいずれを加算
値切換回路170が出力するかは、加算モードレ
ジスタ18によつて制御される。
いま、上記加算モードレジスタ18の制御によ
り、上記加算値切換回路170の出力に上記パル
ス1Pが出力されたとする。このとき全加算器1
5で、書き込み用下位アドレスシフトレジスタ1
のアドレスレジスタの下位1ビツトに+1加算さ
れ、アドレスデータの値が+1インクリメントす
る。
このインクリメントされたアドレスデータは書
き込み用上位アドレスレジスタ2に戻され、次に
上記パルス列発生回路60の端子P7に13クロツク
のパルス列が供給されると、上述したインクリメ
ントされたアドレス値データが上記全加算器15
での被加算値となる。
このようにして、アドレス値がインクリメント
される。
一方、上記加算モードレジスタ18の制御によ
り、上記加算値切換回路170の出力に上記パル
ス32Pが出力された場合、上記書き込み用下位
アドレスレジスタ1の出力に現われる13ビツトの
アドレスデータの5ビツト目に、上記パルス32
Pに応じて全加算器15で+1加わる。
このためアドレスデータは+32され、この結
果、Y方向のアドレスが+1インクリメントす
る。
そして、次に上記パルス列発生回路60の端子
P7に13クロツクのパルス列が発生すると、上記全
加算器15での被加算アドレスデータは、Y方向
のアドレスが+1だけインクリメントした前回の
全加算器15の値に設定され、上記全加算器15
での加算動作によりアドレス値がインクリメント
する。
このように、この実施例では、5ビツトの書き
込み用下位アドレスシフトレジスタ1、8ビツト
の書き込み用上位アドレスシフトレジスタ2を、
第4図に示した実施例とは異なり、両レジスタで
循還レジスタを構成する。
そして、X方向のアドレス、Y方向のアドレス
のいずれの方向のアドレスをインクリメントさせ
るかは、加算モードレジスタ18の制御による。
従つて、この実施例では、アドレスレジスタを
13ビツトの循還型レジスタを構成するので、被加
算データを切換える被加算データ切換回路17、
クロツク切換回路16を不要とする。
尚、上述の説明ではデータの書き込み時を例に
説明したが、データの読み出し時も同様である。
即ち、読み出し用下位アドレスシフトレジスタ
7、読み出し用上位アドレスシフトレジスタ8は
循還型シフトレジスタを構成し、この13ビツトの
循還型シフトレジスタの出力は被加算アドレスデ
ータとして全加算器12に加わり、この全加算器
12には、加算値として加算値切換回路130の
出力が加わる。
この加算値切換回路130には、上記パルス列
発生回路60の端子P8が、1Pパルス発生回路3
0からパルス1Pが加えられており、いずれのパ
ルスを出力するかは加算モードレジスタ19の制
御による。
そして、書き込み時と同様、加算値切換回路1
30の出力にパルス1Pが出力されるとX方向の
アドレス値が+1インクリメントされ、パルス3
2Pが出力されるとY方向のアドレスが+1イン
クリメントされる。
尚、画像データの表示の為のデータの読み出し
期間中における表示以外を目的とするデータの読
み出しは、上記パルス列発生回路の端子P7に発生
する読み出し用データアクセスゲート信号期間に
行なわれ、またデータの書き込みは端子P8に発生
する書き込み用データアクセスゲート信号期間に
行なわれる。
このように、第9図に示した実施例は、第4図
に示した実施例とアドレス値のインクリメントの
手段が異なり、アクセスゲート信号の発生につい
ては同様である。
アドレス値のインクリメントは、この実施例で
は、上述したように、13ビツトの循還型シフトレ
ジスタを用いるため、これを循還させるために13
ビツトのパルス列を発生させる必要がある。
この13ビツトのパルス列を発生するのがパルス
列発生回路60である。
第10図は、第9図中のパルス列発生回路60
の構成を示す回路図である。この回路動作を第1
1図に示す波形図を用いて説明する。
第10図に示すパルス列発生回路60は、その
端子P4には、8/5fscのクロツク(第11図a)が
加えられ、端子P1には上記13ビツトのシフトレジ
スタの最下位ビツトに加算され、X方向のアドレ
スを+1インクリメントするに供するパルス1P
(第11図b)が1Pパルス発生回路30から端子
P1を介して加わる。
また端子P5には書き込み用アクセスゲート発生
回路5、読み出し用アクセスゲート発生回路10
をリセツトするパルス(第11図c)を発生す
る。
また、上記パルス列発生回路60の端子P2,P3
には夫々書き込み用アクセスゲート信号、読み出
し用アクセスゲート信号(第11図d,e)が加
えられ、これらの信号の後縁部にX方向のアドレ
スを1だけ加える信号(第11図f)を、第10
図に示すアンド回路31の出力に発生する。
このアンド回路31の出力(第11図f)は、
13ビツトの循還レジスタを構成するレジスタ3
2,33の前後のレジスタ31の入力端SIには上
記アンド回路31の出力が加えられ、後段のシフ
トレジスタ33は前段のシフトレジスタ31の8
段目の出力Q8を入力とし、いずれも8/5fsc(第
11図a)をクロツクとする。
また、D型フリツプフロツプ40は、上記アン
ド回路31の出力をデータ入力とし上記8/5fsc
(第11図a)をクロツクとしている。
このため、上記D型フリツプフロツプ40の出
力Qには、書き込み用アクセスゲート(第11図
d)又は読み出し用アクセスゲート(第11図
e)のゲート期間の直後、端子P5にリセツトパル
スを発生する。
そして、このリセツトパルスによつて、書き込
み、読み出し用アクセスゲート期間の終了が規定
され、それぞれのアクセス期間の直後に13ビツト
のパルス列(第11図g,h)を端子P7,P6に発
生する。
この端子P7,P6に発生した13ビツトのパルス列
は上述したようにアドレス値をインクリメントす
るために、アドレス値が入力されているシフトレ
ジスタ1,2,7,8のデータ内容を循還的にシ
フトするシフトパルスとして用いられる。そし
て、書き込み用アドレスレジスタ1,2、読み出
し用アドレスレジスタ7,8のそれぞれを循還的
にシフトする上記端子P7,P6に発生する13ビツト
の5ビツト目に相当するタイミングでパルス32
P(第11図i)が端子P8に発生する。
このように、第10図に示したパルス列発生回
路60は、データのアクセス期間を規定する読み
出し用、書き込み用アクセスゲート(第11図
e,d)の直後に、これをリセツトするリセツト
パルス(第11図c)を発生し、X方向のアドレ
ス値を+1インクリメントするパルス1P(第1
1図b)をもとに、Y方向のアドレス値を+1イ
ンクリメントするパルス32P(第11図i)
を、上記シフトレジスタ32の5段目の出力Q5
の信号をデータ入力とし、8/5fsc(第11図a)
をクロツクとするD型フリツプフロツプ41の出
力に発生する。
また、上記パルス列発生回路60は、データの
アクセスゲート期間の直後に次のアクセスすべき
データのアドレスを指定するため端子P6,P7に13
クロツクのパルス列を発生する。
このパルス列の発生期間は、RSフリツプフロ
ツプ35,38の出力により規定される。
即ち、読み出し用のアドレス指定に関係する
RSフリツプフロツプ35のセツト信号(第11
図j)は、読み出し用アクセスゲート(第11図
e)と上記アンド回路31の出力(第11図f)
を0.5クロツク遅延したシフトレジスタの出力Q1
(第11図k)との論理積をアンド回路34で行
なうことによつて得る。
一方リセツト信号(第11図l)は、上記パル
ス1P(第11図b)の到来後、8/5fscクロツク
(第11図a)の13クロツク目の立下がりに同期
して発生するシフトレジスタ33のQ14の出力を
用いる。
このセツトパルス(第11図j)、リセツトパ
ルス(第11図l)により、上記RSフリツプフ
ロツプ35は、第11図h,gに示すゲート信号
を発生する。
このゲート信号期間は、上記8/5fscのクロツク
(第11図a)の13クロツク分よりも期間幅は0.5
クロツク分長く設定してあり、このゲート信号に
よつて8/5fscのクロツクとアンド回路36でゲー
トすることにより、次データの読み出しのアドレ
スを指定するに供する13クロツクのパルス列を端
子P6に発生する。
また、データの書き込み時にも同様にして、
RSフリツプフロツプ38はアンド回路37の出
力(第11図m)によりセツトされ、シフトレジ
スタ32の出力Q14(第11図l)によつてリセ
ツトされる。
このため、上記RSフリツプフロツプ38は、
第11図gGに示すゲート信号を発生し、このゲ
ート信号期間に8/5fscのクロツク(第11図a)
を13クロツク分だけアンド回路39でゲートし端
子P7に出力する。
そして、上記パルス列の5ビツト目に相当する
パルス32P(第11図i)が、上記シフトレジ
スタ32の5ビツト目の出力Q5に接続したD型
フリツプフロツプ41の出力側の端子P8に発生す
る。
このパルス32Pが(第11図i)次にアクセ
スすべきデータのアドレス値を上記パルス1P
(第11図bに示す1Pパルス発生回路30の出
力)とあいまり加算モードレジスタ18,19の
制御に従がい変更するのは前述の通りである。
「発明の効果」 このように、この発明によれば、画像データを
表示することを直接の目的として、画像データを
読み出す期間中にあつても、表示以外を目的とし
てデータを読み出し或はデータを書き込むデータ
アクセス期間を設けることができる。
これにより、データの書き込みアクセス時期が
データの非表示期間に限られることはなく、デー
タのアクセス効率が向上する。
また、表示時期間に表示を直接の目的としない
一つのデータのアクセスの直後に次にアクセスす
べきデータのアドレス値が自動インクリメントさ
れるのでデータの転送効率は更に向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデータ処理回路の動作を説明す
るための波形図、第2図は処理回路によつて表示
される表示画面の構成を説明するための説明図、
第3図はこの発明に係るデータ処理回路によるデ
ータ処理動作のタイミングを説明するための波形
図、第4図はこの発明に係るデータ処理回路の一
実施例を示す回路図、第5図及び第7図は第4図
に示す回路の詳細を示す回路図、第6図及び第8
図は第4図に示す回路の動作を説明するためのタ
イミング関係を示す波形図、第9図はこの発明の
他の一実施例を示す回路図、第10図は第9図の
回路の詳細を示す回路図、第11図は第9図に示
す回路の動作を説明するためのタイミング関係を
示す波形図である。 3……書き込み用データレジスタ、11……読
み出し用データレジスタ、5,6,10……デー
タアクセスゲート信号発生手段、1,2……書き
込み用アドレスデータレジスタ、7,8……読み
出し用アドレスデータレジスタ、6,60……パ
ルス列発生回路、12,15……全加算器、1
8,19……加算モードレジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表示すべきデータをCPUを介して格納する
    画像メモリと、 この画像メモリの画像データをデコードして映
    出する表示デコーダと、 前記画像メモリに書き込むべきデータを置数す
    る書き込み用データレジスタと、 前記書き込みデータのアドレスを置数する書き
    込み用アドレスレジスタと、 前記画像メモリから読み出したデータを置数す
    る読出し用データレジスタと、 前記読出しデータのアドレスを置数する読出し
    用アドレスレジスタと、 前記書き込み用レジスタ或は前記読出し用レジ
    スタに対してデータ制御を行なう期間を規定する
    データアクセス信号を発生するデータアクセス信
    号発生手段と、 このデータアクセス信号発生手段によつて発生
    するデータアクセス信号の後、アドレス指定に必
    要なビツト数のパルス列を発生するパルス列発生
    回路と、 このパルス列発生回路の出力パルス列に対応し
    て前記書き込み用アドレスレジスタ或は前記読出
    し用アドレスレジスタの内容をシフトするアドレ
    スデータシフト手段と、 このアドレスデータシフト手段でシフトされた
    アドレスデータの被加算ビツトを指定制御する加
    算モードレジスタと、 この加算モードレジスタによつて指定されたア
    ドレスの該当ビツトに+1加算する全加算器と、 この全加算器の出力を前記書き込み用アドレス
    レジスタ或は読出し用アドレスレジスタに帰還す
    る手段とを少なくとも具備し、 前記書き込み用アドレスレジスタ或は読出し用
    アドレスレジスタで一旦アドレス値が設定される
    と自動的にアクセスすべきデータのアドレス値設
    定することを特徴とするデータ処理回路。
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