JPS625752B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS625752B2 JPS625752B2 JP53036322A JP3632278A JPS625752B2 JP S625752 B2 JPS625752 B2 JP S625752B2 JP 53036322 A JP53036322 A JP 53036322A JP 3632278 A JP3632278 A JP 3632278A JP S625752 B2 JPS625752 B2 JP S625752B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- grindstone
- grinding
- grinding wheel
- small piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 4
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は研削盤において、被研削物(以下ワ
ークピースという)と砥石表面との相対位置関係
を検出し、制御する方法に関するものである。研
削盤によつてワークピースを研削する場合には、
作業者は砥石修正(通常この作業をドレツシング
という)した後に、ドレツシングされた砥石表面
をワークピースに徐々に接近させ、接触させて加
工する。ところがこの砥石表面をワークピースに
徐々に接近させ、接触させる作業は、ワークピー
スの不良品発生の防止、あるいは機械の破損防
止、更には作業者の危険防止のため極めて注意深
く行なわれるために、多くの時間を要する。即ち
作業者は、研削液が注がれて極めて見にくい状態
にある砥石表面と、ワークピースとの微少な間隙
を目で観察しながら徐々に砥石表面をワークピー
スに接近させなければならない。そして、もしこ
の注意を怠たり、砥石を急激にワークピースに接
触させたとすると、ワークピースの削り代が多す
ぎて不良品を発生させるとか、砥石を破損させて
作業者が危険であるとか、更には研削盤そのもの
を損傷するとかの事故を起しかねない。
ークピースという)と砥石表面との相対位置関係
を検出し、制御する方法に関するものである。研
削盤によつてワークピースを研削する場合には、
作業者は砥石修正(通常この作業をドレツシング
という)した後に、ドレツシングされた砥石表面
をワークピースに徐々に接近させ、接触させて加
工する。ところがこの砥石表面をワークピースに
徐々に接近させ、接触させる作業は、ワークピー
スの不良品発生の防止、あるいは機械の破損防
止、更には作業者の危険防止のため極めて注意深
く行なわれるために、多くの時間を要する。即ち
作業者は、研削液が注がれて極めて見にくい状態
にある砥石表面と、ワークピースとの微少な間隙
を目で観察しながら徐々に砥石表面をワークピー
スに接近させなければならない。そして、もしこ
の注意を怠たり、砥石を急激にワークピースに接
触させたとすると、ワークピースの削り代が多す
ぎて不良品を発生させるとか、砥石を破損させて
作業者が危険であるとか、更には研削盤そのもの
を損傷するとかの事故を起しかねない。
そこで先に述べたように砥石表面をワークピー
スに接近させ、接触させる作業は極めて注意深く
行なわれるために、実際に研削をする以前の段階
において多くの無駄な時間を必要としていた。特
に削り代の少ない精密研削を必要とするワークピ
ースにおいては、多くの無駄時間を費していた。
スに接近させ、接触させる作業は極めて注意深く
行なわれるために、実際に研削をする以前の段階
において多くの無駄な時間を必要としていた。特
に削り代の少ない精密研削を必要とするワークピ
ースにおいては、多くの無駄時間を費していた。
そして通常これらの作業に費される時間は作業
者の熟練度によつて異るが、5〜15分を要する。
なお1個のワークピースを研削するにはドレツシ
ングを2〜3回行なうのが普通で、その都度上記
作業が行なわれるので、無駄時間は更に多くな
る。そして以上のような作業であるから作業者の
熟練度あるいは同一作業者であつてもその時の身
体的条件によつて、この作業に要する時間は大き
く異なると共に、加工されたワークピースの加工
精度にも誤差が生ずる。
者の熟練度によつて異るが、5〜15分を要する。
なお1個のワークピースを研削するにはドレツシ
ングを2〜3回行なうのが普通で、その都度上記
作業が行なわれるので、無駄時間は更に多くな
る。そして以上のような作業であるから作業者の
熟練度あるいは同一作業者であつてもその時の身
体的条件によつて、この作業に要する時間は大き
く異なると共に、加工されたワークピースの加工
精度にも誤差が生ずる。
更にまた、自動切込み装置付きの自動旋盤にお
いては、予想外に研削代の大きないわゆるバカ寸
法のワークピースが送り込まれた時に、早送りの
状態で研削し始めてしまうという危険を防止する
ために砥石の早送りから研削送りの切替えをワー
クピースから大きく離れた位置において行なつて
いた。従つてこの場合にも多くの空運転の時間を
要し無駄な時間を浪費することとなつていた。
いては、予想外に研削代の大きないわゆるバカ寸
法のワークピースが送り込まれた時に、早送りの
状態で研削し始めてしまうという危険を防止する
ために砥石の早送りから研削送りの切替えをワー
クピースから大きく離れた位置において行なつて
いた。従つてこの場合にも多くの空運転の時間を
要し無駄な時間を浪費することとなつていた。
本発明は上記した欠点を解決するもので、作業
者の熟練度に関係なく研削前の無駄時間をなくし
砥石や研削盤の損傷をなくすることはもとより、
作業者の安全を考慮しつつ加工精度の高い研削加
工品を得ることを目的として発明されたものであ
る。以下図面に従つて本発明の検出制御方法を円
筒研削盤に関して説明するが、勿論平面研削盤に
ついて適用した場合にも同様の効果を得ることが
出来る。
者の熟練度に関係なく研削前の無駄時間をなくし
砥石や研削盤の損傷をなくすることはもとより、
作業者の安全を考慮しつつ加工精度の高い研削加
工品を得ることを目的として発明されたものであ
る。以下図面に従つて本発明の検出制御方法を円
筒研削盤に関して説明するが、勿論平面研削盤に
ついて適用した場合にも同様の効果を得ることが
出来る。
本発明は第1,2図に示すように、ワークピー
スを取付けるテーブルに砥石1のドレツシングを
行なうためのドレツサ装置2が取付られる方式の
研削盤を対象とする。
スを取付けるテーブルに砥石1のドレツシングを
行なうためのドレツサ装置2が取付られる方式の
研削盤を対象とする。
そして砥石の回転軸Xがワークピースに近接す
る方向を前進(Y方向)とする。また砥石の軸X
とワークピースの回転軸線とを含む面が砥石の外
周を切る線を研削線3とする。ここで砥石台4に
位置検出装置5を取付け、検出装置の測子先端6
を砥石の研削線3より前進した位置まで検出可能
にかつ砥石に隣接して取付ける。ここで位置検出
手段としては、ダイヤルゲージ、電気マイクロメ
ータ、空気マイクロメータ、デジタルスケール付
検出器等の変位検出装置が使用される。またワー
クテーブルにはドレツサ2の支持台7が取付けら
れ研削線3において砥石に接触する小片8が支持
台7に取付けられる。ここでドレツサ2と小片8
とは第1図に示すように同一水平面上に設けて
も、また第2図に示すように上下にずらせた位置
でもよいが、X軸に垂直な面においては同一平面
上にないようにする。すなわち第1図に示すよう
に、砥石の右側に検出器が設けられた場合にはド
レツサ2は右に、小片8は左に設ける。なお検出
器が砥石の左側にあれば小片8はドレツサ2の右
に設ける。
る方向を前進(Y方向)とする。また砥石の軸X
とワークピースの回転軸線とを含む面が砥石の外
周を切る線を研削線3とする。ここで砥石台4に
位置検出装置5を取付け、検出装置の測子先端6
を砥石の研削線3より前進した位置まで検出可能
にかつ砥石に隣接して取付ける。ここで位置検出
手段としては、ダイヤルゲージ、電気マイクロメ
ータ、空気マイクロメータ、デジタルスケール付
検出器等の変位検出装置が使用される。またワー
クテーブルにはドレツサ2の支持台7が取付けら
れ研削線3において砥石に接触する小片8が支持
台7に取付けられる。ここでドレツサ2と小片8
とは第1図に示すように同一水平面上に設けて
も、また第2図に示すように上下にずらせた位置
でもよいが、X軸に垂直な面においては同一平面
上にないようにする。すなわち第1図に示すよう
に、砥石の右側に検出器が設けられた場合にはド
レツサ2は右に、小片8は左に設ける。なお検出
器が砥石の左側にあれば小片8はドレツサ2の右
に設ける。
このような構造において、その操作順序を第3
図に示す。 砥石を回転してドレツシングを行
なうのであるが、その最後に第1図において、ド
レツサを砥石の左から右に進める。 砥石の新
規の外周によつて小片8の先端が新たに研削され
るように、小片8を位置させてこれを研削する。
小片の研削された面に対して、砥石側に取り
付けられた検出器5の測子6を接触させ、検出器
の出力をメータで読み、これを基準値として記憶
するか、もしくはこの点を基準の零点に調整す
る。(以下零点と設定するとして説明する)
ワークピースを砥石に対向させて、ワークピース
の表面に測子を当てる。このとき検出器の測子6
は砥石の研削線より前進(図の下方向)してい
て、メータ上に表示値aを示す。ここでaはワー
クピース表面の現在位置が砥石の面(零点)から
離れている度合をメータ上に示すものである。
そこでメータを見ながら砥石を前進させ、メー
タの指針が次第に零点に近付き、零点において砥
石表面に接触すると判断する。なお接触後は砥石
の切り込みをメータが表示するので、切込量をメ
ータで読み取ることができる。
図に示す。 砥石を回転してドレツシングを行
なうのであるが、その最後に第1図において、ド
レツサを砥石の左から右に進める。 砥石の新
規の外周によつて小片8の先端が新たに研削され
るように、小片8を位置させてこれを研削する。
小片の研削された面に対して、砥石側に取り
付けられた検出器5の測子6を接触させ、検出器
の出力をメータで読み、これを基準値として記憶
するか、もしくはこの点を基準の零点に調整す
る。(以下零点と設定するとして説明する)
ワークピースを砥石に対向させて、ワークピース
の表面に測子を当てる。このとき検出器の測子6
は砥石の研削線より前進(図の下方向)してい
て、メータ上に表示値aを示す。ここでaはワー
クピース表面の現在位置が砥石の面(零点)から
離れている度合をメータ上に示すものである。
そこでメータを見ながら砥石を前進させ、メー
タの指針が次第に零点に近付き、零点において砥
石表面に接触すると判断する。なお接触後は砥石
の切り込みをメータが表示するので、切込量をメ
ータで読み取ることができる。
なおこの方法は自動研削盤においても採用する
ことができる。すなわち上記によつてワークピー
ス9に対する砥石1の研削線3の位置がわかるの
で、ワークピースの表面から特定の設定値の位置
を砥石の早送りと切込送りの変速点とし、砥石の
研削線が変速点になるまでは早送りとし、、変速
点で切込送りに自動切換するように自動制御す
る。これによつていかなる寸法のワークピースに
対しても安全に無人運動を行なうことが可能であ
る。
ことができる。すなわち上記によつてワークピー
ス9に対する砥石1の研削線3の位置がわかるの
で、ワークピースの表面から特定の設定値の位置
を砥石の早送りと切込送りの変速点とし、砥石の
研削線が変速点になるまでは早送りとし、、変速
点で切込送りに自動切換するように自動制御す
る。これによつていかなる寸法のワークピースに
対しても安全に無人運動を行なうことが可能であ
る。
以上詳述した本発明の検出制御方法によれば、
作業者の熟練度やその時の身体的条件に関係なく
空運転の無駄時間をなくして仕上り精度の高くか
つ均一な製品を得ることができ、加えて従来のよ
うな不良品の発生や砥石の破損・研削盤の損傷お
よびそれに伴う作業者の危険をなくすることがで
きるので、その効果は大きく産業上極めて有益で
ある。
作業者の熟練度やその時の身体的条件に関係なく
空運転の無駄時間をなくして仕上り精度の高くか
つ均一な製品を得ることができ、加えて従来のよ
うな不良品の発生や砥石の破損・研削盤の損傷お
よびそれに伴う作業者の危険をなくすることがで
きるので、その効果は大きく産業上極めて有益で
ある。
第1図は本発明の構成を示す説明図、第2図は
ドレツシング中の状態を示す側面図、第3図は本
発明における制御操作順序を示す説明図。 1……砥石、2……ドレツサ、3……研削盤、
4……砥石線、5……検出装置、6……測子、7
……支持台、8……小片、9……ワークピース。
ドレツシング中の状態を示す側面図、第3図は本
発明における制御操作順序を示す説明図。 1……砥石、2……ドレツサ、3……研削盤、
4……砥石線、5……検出装置、6……測子、7
……支持台、8……小片、9……ワークピース。
Claims (1)
- 1 研削盤において、ドレツシングされた直後の
砥石によつてドレツサと一体に取り付けられた小
片を研削し、その研削面の位置を研削側に設置さ
れた位置検出器を用いて測定し、その値を記憶も
しくは零点として設定し、ついで検出器の測子を
ワークピース表面に当ててその値aによりワーク
ピースと砥石との距離をメータ上に読み取る砥石
のワークピースに対する砥石位置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3632278A JPS54128894A (en) | 1978-03-29 | 1978-03-29 | Grind stone surface location detecting control method of grinder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3632278A JPS54128894A (en) | 1978-03-29 | 1978-03-29 | Grind stone surface location detecting control method of grinder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54128894A JPS54128894A (en) | 1979-10-05 |
JPS625752B2 true JPS625752B2 (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=12466593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3632278A Granted JPS54128894A (en) | 1978-03-29 | 1978-03-29 | Grind stone surface location detecting control method of grinder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54128894A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS532179A (en) * | 1976-06-26 | 1978-01-10 | Pohl Metall Kunststoff | Sealing cover for container |
JPS5469894A (en) * | 1977-11-15 | 1979-06-05 | Komatsu Ltd | Grinding machine |
-
1978
- 1978-03-29 JP JP3632278A patent/JPS54128894A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS532179A (en) * | 1976-06-26 | 1978-01-10 | Pohl Metall Kunststoff | Sealing cover for container |
JPS5469894A (en) * | 1977-11-15 | 1979-06-05 | Komatsu Ltd | Grinding machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54128894A (en) | 1979-10-05 |
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