JP4988534B2 - センタレス研削盤の段取り装置、その段取り方法およびセンタレス研削盤 - Google Patents
センタレス研削盤の段取り装置、その段取り方法およびセンタレス研削盤 Download PDFInfo
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(1)上記ドレス装置は、上記ドレス工具として、回転駆動されるロータリ・ドレス工具を備えるロータリ・ドレッサの形態とされる。
(1)上記(i)および(iii)の工程における砥石車の外径寸法Dは、上記砥石車、基準ブロックおよびドレス装置のドレス工具の砥石切込み方向の平面配置座標図において、上記砥石位置測定手段の原点位置に対する上記砥石車の外径位置の測定座標をC、上記基準ブロックの測定基準位置の原点位置に対する測定座標をE、この測定座標Eを砥石車の外径寸法に換算した値をF0とすると、以下の関係式から算出される。
関係式:C+D/2=E+F0/2
関係式:G0=A/2+B+D/2
(1)上記段取り装置の工具切込み位置測定手段は、上記ドレス手段の工具切込み手段からなる。
関係式:C+D/2=E+F0/2・・・・・(A)
初期設定時に、基準となる基準砥石車10の(測定用治具での代用可能)の外径寸法(砥石径)φD0を測定器(実施形態においては3次元測定器)で測定した後、この基準砥石車10をセンタレス研削盤の砥石台13にセットする。
C0+D0/2=E0+F0/2
上記の初期設定が行われた後においては、センタレス研削盤において装着使用される同一規格の砥石車1についての交換時の段取りあるいはドレス装置3によるドレッシングにおいて、上述した関係式(A)を用いて以下の具体的方法により砥石車1の外径寸法Dが算出される。
関係式:G0=A/2+B+D/2・・・・・(B)
初期設定時に、基準となるロータリ・ダイヤ200の外径寸法φA0を測定器(実施形態においてはマイクロメータ)により測定した後、この基準ロータリ・ダイヤ200をドレス装置3のドレス台23にセットする。
G0=A0/2+B0+D0/2
上記の初期設定が行われた後においては、センタレス研削盤において装着使用される同一規格のロータリ・ダイヤ20についての交換時あるいはドレス装置3によるドレッシングにおいて、上述した関係式(B)を用いて以下の具体的方法によりロータリ・ダイヤ20の外径寸法Aが算出される。
1a 大径の円筒砥石面
1b 小径の円筒砥石面
3 ドレス装置(ドレス手段)
4 砥石位置測定部(砥石位置測定手段)
5 基準ブロック
6 ダイヤ位置測定部(工具切込み位置測定手段)
7 ダイヤ負荷検知部(接触位置測定手段、接触状態検出手段)
8 寸法算出部(寸法算出手段)
9 段取り制御部(段取り制御手段)
10 装置制御部(制御手段)
11 砥石駆動部
13 砥石台
15 砥石回転部
16 砥石切込み部
20 ロータリ・ダイヤ(ドレス工具)
21 ドレス駆動部
23 ドレス台
24 ダイヤ回転部
26 回転サーボモータ
27 ダイヤ切込み部
29 切込みサーボモータ
30 ダイヤトラバース部
35 測定用センサ
40 砥石径演算部
41 ダイヤ径演算部
42 基準値記憶部
50 ダイヤ確認部(工具確認手段)
51 砥石確認部(砥石確認手段)
101 砥石制御部
102 ドレス制御部
S 基準ブロックの測定基準位置
Claims (12)
- センタレス研削盤に装着されて、砥石車の交換時の段取りを行うための段取り装置であって、
前記砥石車の外径砥石面をドレッシングするドレス装置と、
前記ドレス装置のドレス台に設けられて、前記砥石車の外径位置を測定する砥石位置測定手段と、
前記砥石車の砥石台に設けられて、前記砥石位置測定手段の測定基準位置を規定する基準ブロックと、
前記砥石車をドレッシングするドレス装置のドレス工具と砥石車の接触位置を測定する接触位置測定手段と、
前記基準ブロックの測定基準位置に基づく前記砥石位置測定手段の測定結果から、予め設定された砥石径基準値に基づいて前記砥石車の外径寸法を算出する寸法算出手段と、
前記ドレス装置を制御する段取り制御手段とを備えてなり、
この段取り制御手段は、前記寸法算出手段の算出結果に従って、前記ドレス装置を制御するように構成されている
ことを特徴とするセンタレス研削盤の段取り装置。 - 前記ドレス装置は、前記ドレス工具として、回転駆動されるロータリ・ドレッッシング工具を備えるロータリ・ドレッサの形態とされている
ことを特徴とする請求項1に記載のセンタレス研削盤の段取り装置。 - 前記ドレス工具と砥石車との接触状態を検出する接触状態検出手段を備え、
この接触状態検出手段の検出結果に従って、前記ドレス工具によるドレッシング状態が判定される構成とされている
ことを特徴とする請求項1に記載のセンタレス研削盤の段取り装置。 - 前記ドレス工具の切込み方向位置を測定する工具切込み位置検出手段を備え、
前記寸法算出手段は、この工具切込み位置測定手段の測定結果と、前記砥石車の外径寸法の算出結果に基づいて、前記ドレス工具のドレス部寸法を算出するように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のセンタレス研削盤の段取り装置。 - 前記ドレス工具の着脱を確認する工具確認手段と、前記砥石車の着脱を確認する砥石確認手段を備え、
前記段取り制御手段は、これら両確認手段の確認信号に従って、前記砥石切込み移動手段およびドレス装置による段取り工程を開始するように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のセンタレス研削盤の段取り装置。 - センタレス研削盤において、請求項1から5のいずれか一つに記載の段取り装置により砥石車の交換時の段取りを行う方法であって、
(i)砥石台にセットされた砥石車について、砥石車の回転を停止させた状態で、前記砥石位置測定手段および寸法算出手段により、前記砥石車の外径寸法を測定算出する砥石外径測定工程と、
(ii)前記砥石車を回転駆動させて、前記ドレス装置により、前記砥石外径測定工程により測定算出された砥石車の外径寸法に基づいて、前記砥石車の外径砥石面をドレッシングするドレッシング工程と、
(iii)前記ドレッシング工程完了後、前記砥石車の回転を停止させた状態で、前記砥石位置測定手段および寸法算出手段により、前記砥石車の外径寸法を測定算出する加工外径測定工程と、
(iv)前記加工外径測定工程により測定算出された砥石車の外径寸法に基づいて、前記砥石車を所定の研削位置へ相対的に復帰させる砥石復帰工程とを備えてなる
ことを特徴とするセンタレス研削盤の段取り方法。 - 前記(i)および(iii)の工程における砥石車の外径寸法Dは、
前記砥石車、基準ブロックおよびドレス装置のドレス工具の砥石切込み方向の平面配置座標図において、前記砥石位置測定手段の原点位置に対する前記砥石車の外径位置の測定座標をC、前記基準ブロックの測定基準位置の原点位置に対する測定座標をE、この測定座標Eを砥石車の外径寸法に換算した値をF0とすると、以下の関係式から算出される
関係式:C+D/2=E+F0/2
ことを特徴とする請求項6に記載のセンタレス研削盤の段取り方法。 - 前記加工外径測定工程完了後に、前記寸法算出手段により、前記砥石車の外径寸法の算出結果と前記工具切込み位置検出手段の測定結果に基づいて、前記ドレス工具のドレス部寸法を算出するように工具寸法測定工程を備える
ことを特徴とする請求項6に記載のセンタレス研削盤の段取り装置。 - 前記工具寸法測定工程におけるドレス工具のドレス部のドレス部寸法Aは、
前記砥石車、基準ブロックおよびドレス装置のドレス工具の砥石切込み方向の平面配置座標図において、前記ドレス工具から前記砥石車の中心までの基準距離をG0、前記ドレス工具が前記砥石車の外径に接触する原点位置に対する測定座標をBとすると、以下の関係式から算出される
関係式:G0=A/2+B+D/2
ことを特徴とする請求項8に記載のセンタレス研削盤の段取り方法。 - 工作物の円筒外径面等をセンタレス研削するセンタレス研削盤であって、
前記工作物を支持するブレードと、
駆動回転されて、前記工作物を回転支持する調整車と、
駆動回転されて、前記工作物の円筒外径面を研削する砥石車と、
この砥石車の外周砥石面を整形・目立てするドレス手段と、
これら調整車、砥石車およびドレス手段を制御する制御手段とを備えるとともに、
前記砥石車の交換時の段取りを行うための段取り手段を備えてなり、
この段取り手段は、請求項1から5のいずれか一つに記載の段取り装置から構成されている
ことを特徴とするセンタレス研削盤。 - 前記段取り装置の工具切込み位置測定手段は、前記ドレス手段の工具切込み手段からなる
ことを特徴とする請求項10に記載のセンタレス研削盤。 - 前記ドレス手段は、前記ドレス工具として、回転駆動されるロータリ・ドレッッシング工具を備えるロータリ・ドレッサの形態とされている
ことを特徴とする請求項10に記載のセンタレス研削盤。
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