JP5402546B2 - 筒状ワークの研削方法 - Google Patents
筒状ワークの研削方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5402546B2 JP5402546B2 JP2009258158A JP2009258158A JP5402546B2 JP 5402546 B2 JP5402546 B2 JP 5402546B2 JP 2009258158 A JP2009258158 A JP 2009258158A JP 2009258158 A JP2009258158 A JP 2009258158A JP 5402546 B2 JP5402546 B2 JP 5402546B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- cylindrical workpiece
- grinding wheel
- outer diameter
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Description
例えば特許文献1に記載された従来技術には、外研砥石と内研砥石と測定装置とを旋回台のそれぞれの位置に配置し、1個の測定装置(計測器)を用いて、ワークの外径、内径、端面位置等を測定可能なNC研削盤が開示されている。
また特許文献2に記載された従来技術には、内研砥石と内径測定装置を備え、内研砥石をワークの孔内に進入、退出方向に移動させた際、内径測定装置からの信号を適切なタイミングで取り込む、内面研削盤におけるワーク内径の間欠測定方法が開示されている。
また特許文献2に記載された従来技術の内径測定装置は、内研砥石で内径側を加工しながら内径側を測定可能であるが、内径側しか測定できないため、外径側を測定するには、別途、外径側の測定装置を必要とする。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、外研砥石と内研砥石と外径側を測定可能な測定手段を用い、内径側を直接的に測定することなく、外径側も内径側も所望する寸法にて研削できるとともに、より短時間に研削加工することができる、筒状ワークの研削方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の筒状ワークの研削方法は、筒状ワークの外径を研削可能な外研砥石と、前記筒状ワークの内径を研削可能な内研砥石と、前記筒状ワークの外径を測定可能な外径測定手段と、を備えた複合研削盤を用いた筒状ワークの研削方法である。
そして、前記筒状ワークの外径の加工個所の一部を前記内研砥石にて試し研削し、前記内研砥石の位置情報を得るとともに、前記外径測定手段にて前記試し研削した個所の寸法を測定するステップと、前記試し研削した際の前記内研砥石の位置情報と、前記試し研削した個所の外径の寸法と、に基づいて前記内研砥石における前記筒状ワークの径方向の先端部の位置である内研砥石先端位置を求めるステップと、前記筒状ワークの内径を直接的に測定することなく、前記内研砥石先端位置に基づいて前記内研砥石の位置を制御して前記筒状ワークの内径を研削するステップと、前記外研砥石を用いて前記試し研削した個所を含む前記筒状ワークの外径を研削するステップと、からなる筒状ワークの研削方法である。
請求項2に記載の筒状ワークの研削方法は、異なる内径による内側段差部を内径部に有するとともに異なる外径による外側段差部を外径部に有する筒状ワークの前記外側段差部における径方向に直交する面である外側端面を研削可能な外研砥石と、前記筒状ワークの前記内側段差部における径方向に直交する面である内側端面を研削可能な内研砥石と、前記筒状ワークの前記外側端面における、前記筒状ワークの径方向に直交するワーク回転軸方向の位置を測定可能な端面位置測定手段と、を備えた複合研削盤を用いた筒状ワークの研削方法である。
そして、前記筒状ワークの前記外側端面における加工個所の一部を前記内研砥石にて試し研削し、前記内研砥石の位置情報を得るとともに、前記端面位置測定手段にて前記試し研削した個所のワーク回転軸方向の位置を測定するステップと、前記試し研削した際の前記内研砥石の位置情報と、前記試し研削した外側端面におけるワーク回転軸方向の位置と、に基づいて前記内研砥石におけるワーク回転軸方向の先端部の位置である内研砥石先端位置を求めるステップと、前記筒状ワークの内側端面におけるワーク回転軸方向の位置を直接的に測定することなく、前記内研砥石先端位置に基づいて前記内研砥石の位置を制御して前記筒状ワークの内側端面を研削するステップと、前記外研砥石を用いて前記試し研削した個所を含む前記筒状ワークの前記外側端面を研削するステップと、からなる筒状ワークの研削方法である。
請求項3に記載の筒状ワークの研削方法は、請求項1または2に記載の筒状ワークの研削方法において、前記内研砥石を用いて前記試し研削を行う際、前記試し研削を行いながら前記筒状ワークの加工個所の測定が可能な外径測定手段または端面位置測定手段を用いる、筒状ワークの研削方法である。
請求項4に記載の筒状ワークの研削方法は、請求項1または2記載の筒状ワークの研削方法において、前記内研砥石にて前記試し研削した個所を、前記外研砥石にて研削する際、前記外径測定手段を用いて測定した外径、または前記端面位置測定手段を用いて測定した前記外側端面の位置、に基づいて、前記外研砥石にて研削を行う、筒状ワークの研削方法である。
また、試し研削した個所は、外研砥石を用いて試し研削の痕跡を残さないように研削することができる。
また、試し研削した個所は、外研砥石を用いて試し研削の痕跡を残さないように研削することができる。
また、試し研削した個所が外側端面である場合は端面位置測定手段と外研砥石を用いて、より高精度に外側端面を研削することができる。
なお、各図において、X軸とY軸とZ軸は互いに直交しており、Y軸は鉛直上向きの方向を示し、X軸は筒状ワークWの回転軸であるワーク回転軸ZW方向を示し、Z軸は旋回台12の進退方向を示している。
次に図1を用いて、本発明の筒状ワークの研削方法を用いる際に使用する複合研削盤1の構造の例について説明する。
図1(A)に示すように、複合研削盤1は、基台10と、基台10上でX軸方向に往復移動可能な主軸テーブル11と、基台10上でZ軸方向に往復移動可能な旋回台12と、を備えており、旋回台12はY軸と平行な旋回軸ZS回りに旋回可能である。なお、各可動体を制御する制御手段(数値制御装置等)については、図示省略する。
主軸テーブル11は、X軸駆動モータ11Mと送りねじ11SにてX軸方向に往復移動し、制御手段はエンコーダ等の位置検出手段11Eからの信号を検出しながらX軸駆動モータ11Mに制御信号を出力して主軸テーブル11のX軸方向の位置決めを行う。
旋回台12は、Z軸駆動モータ12Mと送りねじ12SにてZ軸方向に往復移動し、制御手段はエンコーダ等の位置検出手段12Eからの信号を検出しながらZ軸駆動モータ12Mに制御信号を出力して旋回台12のZ軸方向の位置決めを行う。
チャック21は主軸22に設けられ、主軸22には図示しない駆動モータが設けられており、制御手段は、チャック21の中心をとおるワーク回転軸ZW回りに主軸22を、任意の角速度で任意の角度まで回転させることができる。
センタ部材31は心押軸32に設けられ、心押軸32は回転可能または回転不能に支持されている。
筒状ワークWは、チャック21に保持されており、外径側がプレーン砥石TPあるいはアンギュラ砥石TAにて研削され、内径側が内研砥石TNにて研削される。
そして旋回台12上には、第1砥石回転軸ZTA回りに回転駆動されるアンギュラ砥石TA(外研砥石に相当)と、第2砥石回転軸ZTP回りに回転駆動されるプレーン砥石TP(外研砥石に相当)と、第3砥石回転軸ZTN回りに回転駆動される内研砥石TNと、が旋回モータを囲むように配置されている。なお、アンギュラ砥石TAの回転軸である第1砥石回転軸ZTAと、プレーン砥石TPの回転軸である第2砥石回転軸ZTPは互いに平行であり、互いに旋回軸ZSに直交している。
図1の例では、アンギュラ砥石TA及びプレーン砥石TPは、第1砥石回転軸ZTA方向及び第2砥石回転軸ZTP方向における同一方向である一方の方向の端部に取り付けられている(図1(A)に示すように、アンギュラ砥石TA及びプレーン砥石TPは、左側の端部に取り付けられている)が、互いに異なる方向の端部に取り付けられていてもよいし、片持ち式でなく両持ち式で砥石を支持してもよい。
また、複合研削盤1には、筒状ワークWと各砥石との接触個所(研削点)の近傍にクーラントを供給するクーラントノズルが設けられているが図示省略する。
プレーン砥石TPは、第2砥石回転軸ZTPに対して平行な研削面(円筒面)を有しており、図2の(ステップC)に示すように、筒状ワークWの外径(外側円筒面)を研削可能である。
内研砥石TNは、第3砥石回転軸ZTNに対して平行な研削面(円筒面)を有しており、図2の(ステップB)に示すように、筒状ワークWの内径(内側円筒面)を研削可能である。また、内研砥石TNは、更に、第3砥石回転軸ZTNに対して直交する研削面(端面)を有しており、図5の(ステップB)に示すように、筒状ワークWの内側端面(内側円筒面に直交する面(内側の段差部の面))を研削可能である。
なお図1(B)に示すように、ワーク回転軸ZWと第1砥石回転軸ZTAと第2砥石回転軸ZTPと第3砥石回転軸ZTNは、旋回軸ZSに直交する相対移動平面MF上に配置されている。
また、複合研削盤1には、筒状ワークWの外径寸法、及び外側端面におけるワーク回転軸ZW方向の位置を測定可能な測定手段60が設けられている。
次に図2及び図3を用いて、筒状ワークWの外径と内径を研削する際の研削方法と処理手順の例について説明する。なお、外径と内径を研削する場合、測定手段60として、少なくとも筒状ワークWの外径寸法を測定可能な外径測定手段を用いる。
そして制御手段は、ステップS20にて、試し研削時の内研砥石TNの位置情報を取得するとともに、試し研削した個所の外径の寸法を、外径測定手段を用いて測定して取得する。
例えば図2の(ステップA)に示すように、複合研削盤1の基準位置である研削盤基準位置Sstdを、ワーク回転軸ZW上における主軸22の先端の位置とし、砥石基準位置Tstdを旋回軸ZSの位置とする。
制御手段は、旋回台を移動させていても、研削盤基準位置Sstdから砥石基準位置TstdまでのZ軸方向(筒状ワークWの径方向)の距離LSTを常に把握している。また、砥石基準位置Tstdから第3砥石回転軸ZTNまでのZ軸方向の距離LTnZは既知である。しかし、砥石基準位置Tstdから内研砥石TNの先端までのZ軸方向の距離LTnは未知である。
ここで、筒状ワークWの外径の寸法は、外径測定手段にて取得している。従って、ワーク回転軸ZWから筒状ワークWの外周面、すなわち研削盤基準位置Sstdから内研砥石TNの(ワークの径方向の)先端までの距離LWgは既知(外径寸法/2)となる。従って、砥石基準位置Tstdからワークの径方向における内研砥石TNの先端までの距離LTn=距離LST−距離LWgと算出することができる。
例えば図2の(ステップB)に示すように、制御手段は、筒状ワークWの内径に対応する距離LWnが所望した値となるように、砥石基準位置Tstdの位置を制御する(旋回台の位置を相対移動させる)。この場合、距離LWn=距離LTn−距離LSTと求めることができる。
従来では図4のフローチャートに示すように、まず、ステップS110にて、外径測定手段にて測定した外径寸法に基づいて、外研砥石を用いて筒状ワークWの外径を仕上げ研削していた。
そしてステップS120にて、内研砥石TNを用いて内径を見込み研削し、ステップS130にて内研砥石TNを一旦後退させ、ステップS140にて内径測定手段を挿入して内径を測定し、ステップS150にて内径測定手段を後退させ、ステップS160にて内研砥石TNを再挿入し、ステップS170にて内径の不足分を研削して仕上げていた。
このため、内径測定手段を必要とするとともに、内径測定手段と内研砥石の出し入れにて長い加工時間を必要としていた。
また、以上の説明では、外径測定手段として、インプロセスで(研削加工中で)加工個所の外径を測定可能な測定手段を用いたが、外径を測定する際に一旦加工を中断して(いわゆるポストプロセスにて)外径を測定するようにしてもよい。
次に図5及び図6を用いて、筒状ワークWの外側端面と内側端面を研削する際の研削方法と処理手順の例について説明する。なお、外側端面は筒状ワークWの外周面に直交する面(外側のフランジ部や外側の段差等の直交面)であり、内側端面は筒状ワークWの内周面に直交する面(内側の段差等の直交面)である。また、外側端面と内側端面を研削する場合、測定手段60として、少なくとも筒状ワークWの外側端面におけるワーク回転軸ZW方向の位置を測定可能な(外側)端面位置測定手段を用いる。
そして制御手段は、ステップS20Aにて、試し研削時の内研砥石TNの位置情報を取得するとともに、試し研削した個所のワーク回転軸ZW方向の位置を、端面位置測定手段にて測定して取得する。
例えば図5の(ステップA)に示すように、上述したように、研削盤基準位置Sstdと、砥石基準位置Tstdを設定する。
制御手段は、旋回台を移動させていても、研削盤基準位置Sstdから砥石基準位置TstdまでのX軸方向(ワーク回転軸方向)の距離KSTを常に把握している。しかし、砥石基準位置Tstdから内研砥石TNの先端までのX軸方向の距離KTnは未知である。
ここで、筒状ワークWの外側端面のX軸方向の位置は、端面位置測定手段にて取得しており、この研削盤基準位置Sstdから外側端面までのX軸方向の距離を距離KWgとする。従って、砥石基準位置Tstdからワーク回転軸ZW方向における内研砥石TNの先端までの距離KTn=距離KST−距離KWgと算出することができる。
例えば図5の(ステップB)に示すように、制御手段は、筒状ワークWの内側端面の位置に対応する距離KWnが所望した値となるように、砥石基準位置Tstdの位置を制御する(旋回台の位置を相対移動させる)。この場合、距離KWn=距離KST−距離KTnと求めることができる。
また、以上の説明では、(外側)端面位置測定手段として、インプロセスで(研削加工中で)加工個所の端面の位置を測定可能な測定手段を用いたが、外側端面の位置を測定する際に一旦加工を中断して(いわゆるポストプロセスにて)外側端面の位置を測定するようにしてもよい。
また、内径側(内径または内側端面)を研削する際に、内研砥石TNと測定装置とを交代させて内径の寸法を測定する必要がないので、加工時間をより短縮化することができる。
また、アンギュラ砥石TA(またはプレーン砥石TP、または内研砥石TN)をツルーイングした場合、まず、ツルーイングした砥石を用いてワークの加工個所の一部を、測定(径または端面位置を測定)しながら加工し、加工個所の外径寸法(または端面位置)と、砥石の位置情報から、所望する寸法に仕上げることができる。
また、各々の砥石の先端位置を記憶させておくことで、砥石の先端位置情報の管理が容易となり、無駄な研削量を最小にして加工時間をより短縮化することができる。
また、研削盤基準位置Sstd、砥石基準位置Tstdの位置等は、本実施の形態にて説明した位置等に限定されるものではなく、複合研削盤1における任意の位置等に設定することができる。
また、本実施の形態にて説明した筒状ワークの研削方法は、図1(A)及び(B)の例に示す構成の複合研削盤1に限定されず、種々の構成の複合研削盤に適用することができる。例えば、外研砥石が1個のプレーン砥石であってもよい。
本実施の形態にて説明した複合研削盤1の例では、Z軸方向においては筒状ワークWに対してアンギュラ砥石TA(またはプレーン砥石TP、または内研砥石TN)を移動可能な構成として、X軸方向においてはアンギュラ砥石TA(またはプレーン砥石TP、または内研砥石TN)に対して筒状ワークWを移動可能な構成とした例を示しているが、筒状ワークWに対してアンギュラ砥石TA(またはプレーン砥石TP、または内研砥石TN)を相対的にZ軸方向及びX軸方向に移動可能(XZ平面(相対移動平面MFに相当)上を移動可能)な構成であればよい。
なお、アンギュラ砥石、プレーン砥石、内研砥石の形状や構成、及び筒状ワークWの形状は、本実施の形態にて説明したものに限定されるものではない。
10 基台
11 主軸テーブル
12 旋回台
20 主軸台
30 心押台
60 測定手段(外径測定手段、端面位置測定手段)
TA アンギュラ砥石(外研砥石)
TP プレーン砥石(外研砥石)
TN 内研砥石
W 筒状ワーク
ZS 旋回軸
ZTA 第1砥石回転軸
ZTP 第2砥石回転軸
ZTN 第3砥石回転軸
ZW ワーク回転軸
Claims (4)
- 筒状ワークの外径を研削可能な外研砥石と、
前記筒状ワークの内径を研削可能な内研砥石と、
前記筒状ワークの外径を測定可能な外径測定手段と、を備えた複合研削盤を用いた筒状ワークの研削方法において、
前記筒状ワークの外径の加工個所の一部を前記内研砥石にて試し研削し、前記内研砥石の位置情報を得るとともに、前記外径測定手段にて前記試し研削した個所の寸法を測定するステップ、
前記試し研削した際の前記内研砥石の位置情報と、前記試し研削した個所の外径の寸法と、に基づいて前記内研砥石における前記筒状ワークの径方向の先端部の位置である内研砥石先端位置を求めるステップ、
前記筒状ワークの内径を直接的に測定することなく、前記内研砥石先端位置に基づいて前記内研砥石の位置を制御して前記筒状ワークの内径を研削するステップ、
前記外研砥石を用いて前記試し研削した個所を含む前記筒状ワークの外径を研削するステップ、
とからなる筒状ワークの研削方法。 - 異なる内径による内側段差部を内径部に有するとともに異なる外径による外側段差部を外径部に有する筒状ワークの前記外側段差部における径方向に直交する面である外側端面を研削可能な外研砥石と、
前記筒状ワークの前記内側段差部における径方向に直交する面である内側端面を研削可能な内研砥石と、
前記筒状ワークの前記外側端面における、前記筒状ワークの径方向に直交するワーク回転軸方向の位置を測定可能な端面位置測定手段と、を備えた複合研削盤を用いた筒状ワークの研削方法において、
前記筒状ワークの前記外側端面における加工個所の一部を前記内研砥石にて試し研削し、前記内研砥石の位置情報を得るとともに、前記端面位置測定手段にて前記試し研削した個所のワーク回転軸方向の位置を測定するステップ、
前記試し研削した際の前記内研砥石の位置情報と、前記試し研削した外側端面におけるワーク回転軸方向の位置と、に基づいて前記内研砥石におけるワーク回転軸方向の先端部の位置である内研砥石先端位置を求めるステップ、
前記筒状ワークの内側端面におけるワーク回転軸方向の位置を直接的に測定することなく、前記内研砥石先端位置に基づいて前記内研砥石の位置を制御して前記筒状ワークの内側端面を研削するステップ、
前記外研砥石を用いて前記試し研削した個所を含む前記筒状ワークの前記外側端面を研削するステップ、
とからなる筒状ワークの研削方法。 - 請求項1または2に記載の筒状ワークの研削方法において、
前記内研砥石を用いて前記試し研削を行う際、前記試し研削を行いながら前記筒状ワークの加工個所の測定が可能な外径測定手段または端面位置測定手段を用いる、
筒状ワークの研削方法。 - 請求項1または2記載の筒状ワークの研削方法において、
前記内研砥石にて前記試し研削した個所を、前記外研砥石にて研削する際、前記外径測定手段を用いて測定した外径、または前記端面位置測定手段を用いて測定した前記外側端面の位置、に基づいて、前記外研砥石にて研削を行う、
筒状ワークの研削方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009258158A JP5402546B2 (ja) | 2009-11-11 | 2009-11-11 | 筒状ワークの研削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009258158A JP5402546B2 (ja) | 2009-11-11 | 2009-11-11 | 筒状ワークの研削方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011101933A JP2011101933A (ja) | 2011-05-26 |
JP5402546B2 true JP5402546B2 (ja) | 2014-01-29 |
Family
ID=44192511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009258158A Expired - Fee Related JP5402546B2 (ja) | 2009-11-11 | 2009-11-11 | 筒状ワークの研削方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5402546B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180034087A (ko) * | 2016-09-27 | 2018-04-04 | 우림기계(주) | 치형을 구비하는 샤프트의 제조방법 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014203402B3 (de) * | 2014-02-25 | 2015-07-09 | Erwin Junker Maschinenfabrik Gmbh | Schleifmaschine und verfahren zum schleifen von axialen bohrungen und beidseitig zu bearbeitende plane aussenflächen aufweisenden werkstücken |
CN106166695A (zh) * | 2016-08-26 | 2016-11-30 | 广东豪特曼智能机器有限公司 | 一种内外圆复合磨床 |
CN114131436B (zh) * | 2021-12-20 | 2022-12-02 | 佛山市高明利钢精密铸造有限公司 | 一种精密铸造钢管外壁及端口打磨装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2619497B2 (ja) * | 1988-09-29 | 1997-06-11 | 豊田工機株式会社 | 端面測定装置を備えた研削装置 |
JP2009214217A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Jtekt Corp | 砥石先端位置補正方法及び装置 |
-
2009
- 2009-11-11 JP JP2009258158A patent/JP5402546B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180034087A (ko) * | 2016-09-27 | 2018-04-04 | 우림기계(주) | 치형을 구비하는 샤프트의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011101933A (ja) | 2011-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5505099B2 (ja) | 複合研削盤による研削方法 | |
CN107617959A (zh) | 用于研磨形材的磨床 | |
US20090203296A1 (en) | Device and method for truing a machining wheel by means of a rotating truing tool as well as machine tool with a device of this kind | |
JP5402546B2 (ja) | 筒状ワークの研削方法 | |
JP2022553403A (ja) | ワークピースを研削かつ旋削する方法 | |
US20170368657A1 (en) | Measuring steady rest for supporting and measuring central workpiece regions grinding machine with such a measuring steady rest, and method for supporting and measuring central workpiece regions | |
JP2010194623A (ja) | ねじ研削盤及びねじ溝研削方法 | |
JP2009214217A (ja) | 砥石先端位置補正方法及び装置 | |
JP2006320970A (ja) | 加工装置 | |
JP5440159B2 (ja) | ワークの研削方法及び研削盤 | |
JP2009078326A (ja) | ウェーハ面取り装置、及びウェーハ面取り方法 | |
WO2014157490A1 (ja) | 回転砥石のツルーイング方法及びそのツルーイング方法を実施するための研削盤 | |
JP2007125644A (ja) | 砥石車のツルーイング装置 | |
US6852015B2 (en) | Method and apparatus for grinding workpiece surfaces to super-finish surface with micro oil pockets | |
JP2010274405A (ja) | 回転体の表面粗さの測定方法、砥石における砥粒の突き出し量の測定方法、及び研削盤 | |
JP2011045940A (ja) | 円筒研削方法及び装置 | |
JP5428497B2 (ja) | 砥石成形方法 | |
JP5326661B2 (ja) | 砥石成形方法 | |
JP2005118981A (ja) | 円形研削を行う方法及び装置 | |
JP2010125590A (ja) | 研削方法および研削装置 | |
JP4088071B2 (ja) | 複合加工用工作機械におけるワ−ク端面位置検出手段およびワ−ク端面位置検出方法 | |
JP3241453B2 (ja) | 研削方法 | |
JP2017501895A (ja) | 研削により工作物の外側目標輪郭を測定しかつ形成する方法および研削機 | |
JP2010274406A (ja) | 回転体の表面粗さの測定方法、砥石における砥粒の突き出し量の測定方法、及び研削盤 | |
JP3834493B2 (ja) | 複合研削方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130930 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131014 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5402546 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |