JPS625751B2 - - Google Patents
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- JPS625751B2 JPS625751B2 JP53155999A JP15599978A JPS625751B2 JP S625751 B2 JPS625751 B2 JP S625751B2 JP 53155999 A JP53155999 A JP 53155999A JP 15599978 A JP15599978 A JP 15599978A JP S625751 B2 JPS625751 B2 JP S625751B2
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- grinding
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- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 36
- 238000004513 sizing Methods 0.000 claims description 26
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 29
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 13
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は長尺の工作物やたわみの生じやすい工
作物に対してレスト装置を係合させて研削加工を
行う研削盤に関するものである。
作物に対してレスト装置を係合させて研削加工を
行う研削盤に関するものである。
本発明の目的とするところは工作物の加工径の
変化率の急激な変化からレスト装置の接触子と工
作物との接触を検出することにより接触子を工作
物に対して確実に係合させ、レスト装置の正常な
押込量を確保することである。
変化率の急激な変化からレスト装置の接触子と工
作物との接触を検出することにより接触子を工作
物に対して確実に係合させ、レスト装置の正常な
押込量を確保することである。
一般にといしを用いて工作物を研削加工する場
合、工作物中心をセンサ中心にほぼ一致させた状
態において加工を終了し、工作物に全くたわみの
ない状態に仕上げることが望ましい。
合、工作物中心をセンサ中心にほぼ一致させた状
態において加工を終了し、工作物に全くたわみの
ない状態に仕上げることが望ましい。
このため従来では、粗研削終了時あるいは精研
削中においてといし台の送りを一時停止させ、し
かる状態においてレスト装置を作動させ、その接
触子により工作物をセンタ中心よりさらにといし
側に変位した位置まで押込むことにより対応して
いる。
削中においてといし台の送りを一時停止させ、し
かる状態においてレスト装置を作動させ、その接
触子により工作物をセンタ中心よりさらにといし
側に変位した位置まで押込むことにより対応して
いる。
これによるとといし台を前進させて精研削を再
開した場合、工作物の径の減少に従つて工作物の
中心が徐々にセンタ中心に近づく方向に移動し、
精研削が終了した時点において工作物の中心をセ
ンタ中心にほぼ一致させることができる。
開した場合、工作物の径の減少に従つて工作物の
中心が徐々にセンタ中心に近づく方向に移動し、
精研削が終了した時点において工作物の中心をセ
ンタ中心にほぼ一致させることができる。
ところで上記従来のものにおいては定寸装置に
よつて工作物の直径を計測しながら前記接触子の
押込開始あるいは押込停止を制御しているため、
理論上接触子は工作物を必要な押込み量だけ押込
んだことになる。
よつて工作物の直径を計測しながら前記接触子の
押込開始あるいは押込停止を制御しているため、
理論上接触子は工作物を必要な押込み量だけ押込
んだことになる。
しかしながら実際上といしの送りを一時停止さ
せたとき、工作物はそのたわみによつてたわんで
おり、そのたわみによつて工作物はといしに向つ
て弾性切込みされ、その径の減少によつて定寸信
号が出力されて前進中の接触子がその押込みの途
中で停止され、接触子が工作物に接触しなかつた
り、あるいは十分な押込み量が確保されない状態
で次のといしの送り、すなわち精研削送りが開始
され、工作物の芯振れ、真円度等を完全に除去す
ることができなかつた。
せたとき、工作物はそのたわみによつてたわんで
おり、そのたわみによつて工作物はといしに向つ
て弾性切込みされ、その径の減少によつて定寸信
号が出力されて前進中の接触子がその押込みの途
中で停止され、接触子が工作物に接触しなかつた
り、あるいは十分な押込み量が確保されない状態
で次のといしの送り、すなわち精研削送りが開始
され、工作物の芯振れ、真円度等を完全に除去す
ることができなかつた。
本発明は従来のこのような不具合を解消するた
めになされたものであり、その特徴とするところ
は工作物の加工径の変化率の急激な変化すなわち
変曲点を検出することによりその加工径の変化が
工作物の弾性切込みによる径の変化であるかある
いはレスト装置の押込みによる径の変化であるか
を区別して検出し、レスト装置の工作物に対する
係合不良を防止するとともに正常なレスト装置に
よる押込み量を確保することである。
めになされたものであり、その特徴とするところ
は工作物の加工径の変化率の急激な変化すなわち
変曲点を検出することによりその加工径の変化が
工作物の弾性切込みによる径の変化であるかある
いはレスト装置の押込みによる径の変化であるか
を区別して検出し、レスト装置の工作物に対する
係合不良を防止するとともに正常なレスト装置に
よる押込み量を確保することである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する
と、第1図において、10はベツドで、このベツ
ド10上にはモータ11にて回転されるといし車
Gを装架したといし台12が摺動可能に案内され
ている。このといし台12の下面には送りナツト
13が固着され、この送りナツト13には油圧送
りシリンダ14を貫通する送りねじ15と螺合さ
れている。この送りねじ15は油圧送りシリンダ
14と嵌合するピストン17に対して軸方向に一
体化されかつ相対回転を許容され、その後端部に
はギヤ18が固着されている。このギヤ18には
パルスモータ19の回転がウオーム20、ウオー
ムホイール21および駆動ギヤ22を介して回転
駆動されるようになつている。従つてといし台1
2は前記油圧シリンダ16によつて早送りされ、
またパルスモータ19と連動する送りねじ15の
回転により研削送りされるようになつている。
と、第1図において、10はベツドで、このベツ
ド10上にはモータ11にて回転されるといし車
Gを装架したといし台12が摺動可能に案内され
ている。このといし台12の下面には送りナツト
13が固着され、この送りナツト13には油圧送
りシリンダ14を貫通する送りねじ15と螺合さ
れている。この送りねじ15は油圧送りシリンダ
14と嵌合するピストン17に対して軸方向に一
体化されかつ相対回転を許容され、その後端部に
はギヤ18が固着されている。このギヤ18には
パルスモータ19の回転がウオーム20、ウオー
ムホイール21および駆動ギヤ22を介して回転
駆動されるようになつている。従つてといし台1
2は前記油圧シリンダ16によつて早送りされ、
またパルスモータ19と連動する送りねじ15の
回転により研削送りされるようになつている。
一方前記ベツド10上には図略の工作物支持装
置によつて工作物Wが回転可能に支持され、この
工作物WをはさんでといしGと対向する位置にレ
スト装置23が設置され、このレスト装置23
は、レスト油圧送りシリンダ24より進退可能に
案内されている。このレスト装置23の装置本体
36にはパルスモータ25およびこのパルスモー
タ25によりギヤ26,27,28,29を介し
て駆動される送り軸30,31より成る接触子送
り装置32が設けられている。前記送り軸30,
31先端部には夫々逆向きに形成されたねじ3
2,33が形成され、このねじ32,33が夫々
押圧軸34,35に螺合されている。この2本の
押圧軸34,35は前記装置本体36内に摺動自
在に案内されかつその一方の押圧軸34の前端に
は工作物Wの側方を押圧する上部接触子37が固
設され、他方の押圧軸35の前端には装置本体3
6に枢着された下部接触子38と連結されてい
る。
置によつて工作物Wが回転可能に支持され、この
工作物WをはさんでといしGと対向する位置にレ
スト装置23が設置され、このレスト装置23
は、レスト油圧送りシリンダ24より進退可能に
案内されている。このレスト装置23の装置本体
36にはパルスモータ25およびこのパルスモー
タ25によりギヤ26,27,28,29を介し
て駆動される送り軸30,31より成る接触子送
り装置32が設けられている。前記送り軸30,
31先端部には夫々逆向きに形成されたねじ3
2,33が形成され、このねじ32,33が夫々
押圧軸34,35に螺合されている。この2本の
押圧軸34,35は前記装置本体36内に摺動自
在に案内されかつその一方の押圧軸34の前端に
は工作物Wの側方を押圧する上部接触子37が固
設され、他方の押圧軸35の前端には装置本体3
6に枢着された下部接触子38と連結されてい
る。
さらに前記装置本体36には工作物Wの外径を
測定する定寸装置39が装架されている。この定
寸装置39の出力は工作物Wの加工径dnをアナ
ログ信号で出力し、この信号は増巾器40で増巾
され、さらにAD変換器41でデイジタル信号に
変換されるようになつている。42はこのデイジ
タル信号を処理する制御信号出力装置で、演算処
理ユニツト43ならびにこのバスライン44に接
続されたゲート回路45、入力装置46、メモリ
47およびインタフエース48より構成され、こ
のゲート回路45に定寸装置39からの加工径信
号dnが入力され、また入力装置46によつて定
寸信号を出力すべき設定値D1,D2,D3を設
定するようになつている。一方メモリ47には前
記加工径信号dnと設定値D1,D2,D3とを
比較するプログラム、すなわち工作物Wの加工径
dnがD1になつたとき定寸信号AS1を出力し、
引続いて工作物Wの加工径dnがD2になつたと
き、順次定寸信号AS2を出力するプログラムが
内蔵されている。
測定する定寸装置39が装架されている。この定
寸装置39の出力は工作物Wの加工径dnをアナ
ログ信号で出力し、この信号は増巾器40で増巾
され、さらにAD変換器41でデイジタル信号に
変換されるようになつている。42はこのデイジ
タル信号を処理する制御信号出力装置で、演算処
理ユニツト43ならびにこのバスライン44に接
続されたゲート回路45、入力装置46、メモリ
47およびインタフエース48より構成され、こ
のゲート回路45に定寸装置39からの加工径信
号dnが入力され、また入力装置46によつて定
寸信号を出力すべき設定値D1,D2,D3を設
定するようになつている。一方メモリ47には前
記加工径信号dnと設定値D1,D2,D3とを
比較するプログラム、すなわち工作物Wの加工径
dnがD1になつたとき定寸信号AS1を出力し、
引続いて工作物Wの加工径dnがD2になつたと
き、順次定寸信号AS2を出力するプログラムが
内蔵されている。
さらにこのメモリ47には単位時間△tごとに
加工径dnを読取り、その加工径dnの変化率に急
激な変化を生じたとき、それを変曲点Pとして検
出するプログラムが内蔵され、この変曲点Pを検
出することにより接触子37,38が工作物Wに
接触したことを検出することができるようになつ
ている。すなわちといしGの送りを一時停止させ
ることによつて生ずる弾性切込みによる工作物W
の加工径dnの変化率に対して接触子37,38
の押込みによる工作物Wの加工径dnの変化率の
方が著しく大きく、この加工径dnの変化率が変
化した瞬間、すなわち変曲点Pを検出することに
よりレスト装置23の接触子37,38が工作物
Wに接触した瞬間を敏感にとらまえることができ
る。
加工径dnを読取り、その加工径dnの変化率に急
激な変化を生じたとき、それを変曲点Pとして検
出するプログラムが内蔵され、この変曲点Pを検
出することにより接触子37,38が工作物Wに
接触したことを検出することができるようになつ
ている。すなわちといしGの送りを一時停止させ
ることによつて生ずる弾性切込みによる工作物W
の加工径dnの変化率に対して接触子37,38
の押込みによる工作物Wの加工径dnの変化率の
方が著しく大きく、この加工径dnの変化率が変
化した瞬間、すなわち変曲点Pを検出することに
よりレスト装置23の接触子37,38が工作物
Wに接触した瞬間を敏感にとらまえることができ
る。
49は送り制御装置で、演算処理ユニツト50
ならびにこのバスライン51に接続されたインタ
フエイス52、入力装置53、メモリ54および
パルス発振器55より構成され、このインターフ
エイス52を介して前記定寸信号AS1,AS2お
よび変曲点信号ASXが入力され、また入力装置
53によつてといし台12ならびにレスト装置2
3の送り速度F1〜F7と、レスト装置23の定
量押込み量L1,L2を設定するようになつてい
る。
ならびにこのバスライン51に接続されたインタ
フエイス52、入力装置53、メモリ54および
パルス発振器55より構成され、このインターフ
エイス52を介して前記定寸信号AS1,AS2お
よび変曲点信号ASXが入力され、また入力装置
53によつてといし台12ならびにレスト装置2
3の送り速度F1〜F7と、レスト装置23の定
量押込み量L1,L2を設定するようになつてい
る。
一方メモリ54には前記といし台12およびレ
スト装置23の送りを制御するのに必要なプログ
ラムが内蔵されており、このプログラムに従つて
パルス発振器55よりゲート回路56およびドラ
イブユニツト57,58を介してパルスモータ1
9,25へパルスが送出されるようになついる。
スト装置23の送りを制御するのに必要なプログ
ラムが内蔵されており、このプログラムに従つて
パルス発振器55よりゲート回路56およびドラ
イブユニツト57,58を介してパルスモータ1
9,25へパルスが送出されるようになついる。
尚、GPCはパルスモータ19に投与されるパ
ルスを計数してといし台12の現在位置を表示す
る現在位置カウンタ、RTCは同じくパルスモー
タ25に投与されるパルスを計数して接触子3
7,38の現在位置を表示する現在位置カウン
タ、LS1およびLS2はといし台12の油圧送り
前進端ならびに後退端確認用リミツトスイツチ、
LS3およびLS4はレスト装置23の油圧送り前
進端ならびに後退端確認用リミツトスイツチであ
る。
ルスを計数してといし台12の現在位置を表示す
る現在位置カウンタ、RTCは同じくパルスモー
タ25に投与されるパルスを計数して接触子3
7,38の現在位置を表示する現在位置カウン
タ、LS1およびLS2はといし台12の油圧送り
前進端ならびに後退端確認用リミツトスイツチ、
LS3およびLS4はレスト装置23の油圧送り前
進端ならびに後退端確認用リミツトスイツチであ
る。
次に上記構成における作動を第2図のシーケン
ステーブルを示す図、第3図のサイクル線図、第
4図および第5図のフローチヤートを参考にして
説明する。
ステーブルを示す図、第3図のサイクル線図、第
4図および第5図のフローチヤートを参考にして
説明する。
先ず起動指令により送り制御装置49内の演算
処理ユニツト50では第4図に示すフローチヤー
トに従つて処理が開始され、まず第2図に示すシ
ーケンスNo.0の送りモードが読込まれる。そして
ステツプ100においてこの送りモードがといし
台送りであるかどうかがテストされ、その結果と
いし送りであると判定されるとステツプ101に
おいてといし送りフラツグをセツトする。またこ
の送りモードは油圧前進を意味しており、ステツ
プ104,113,117の各条件を満足せず、
ステツプ120において油圧前進指令を出力す
る。この信号により前記のといし台油圧送り装置
が作動され、といし台12は第3図に示すように
早送りで油圧前進される。
処理ユニツト50では第4図に示すフローチヤー
トに従つて処理が開始され、まず第2図に示すシ
ーケンスNo.0の送りモードが読込まれる。そして
ステツプ100においてこの送りモードがといし
台送りであるかどうかがテストされ、その結果と
いし送りであると判定されるとステツプ101に
おいてといし送りフラツグをセツトする。またこ
の送りモードは油圧前進を意味しており、ステツ
プ104,113,117の各条件を満足せず、
ステツプ120において油圧前進指令を出力す
る。この信号により前記のといし台油圧送り装置
が作動され、といし台12は第3図に示すように
早送りで油圧前進される。
前記ステツプ120において油圧前進指令が出
力されるのと併行して演算処理ユニツト49はス
テツプ111に進み、ステツプカウンタSCの内
容が+1される。ステツプ112にてシーケンス
が終りかどうかテストされたのち再びステツプ1
00に戻つて次のシーケンスNo.1の送りモードが
テストされる。送りモードの内容からステツプ1
01において再びといし台送りフラツグをセツト
し、さらにステツプ103に進んで、粗研削送り
速度F1をセツトする。この送りモードは定量送
りを意味しており、ステツプ104の条件を満足
し、ステツプ105において送り量L1を送り量
カウンタMCにセツトする。その後ステツプ10
6においてパルス発振のスタート信号が出力さ
れ、これによりパルスモータ19にパルスが投与
され、といし台12は粗研削送り速度F1で工作
物Wに向つて送込まれる。前記パルスが出力され
るごとにステツプ107にて1パルス出力された
かテストされ、1パルス出力されていれば送り量
カウンタMCの内容を−1にし、さらにステツプ
108にて送り量カウンタMCの内容が“0”か
どうかテストし、“0”でなければ再びステツプ
107〜109を繰返し実行する。といし台12
が定量すなわちL1だけ前進すると、前記送り量
カウンタMCの内容は“0”となつてステツプ1
09の条件が満足され、ステツプ110において
パルス発振の停止信号が出力される。これにより
パルスモータ19へパルス送出されなくなり、と
いし台12の送りは停止される。
力されるのと併行して演算処理ユニツト49はス
テツプ111に進み、ステツプカウンタSCの内
容が+1される。ステツプ112にてシーケンス
が終りかどうかテストされたのち再びステツプ1
00に戻つて次のシーケンスNo.1の送りモードが
テストされる。送りモードの内容からステツプ1
01において再びといし台送りフラツグをセツト
し、さらにステツプ103に進んで、粗研削送り
速度F1をセツトする。この送りモードは定量送
りを意味しており、ステツプ104の条件を満足
し、ステツプ105において送り量L1を送り量
カウンタMCにセツトする。その後ステツプ10
6においてパルス発振のスタート信号が出力さ
れ、これによりパルスモータ19にパルスが投与
され、といし台12は粗研削送り速度F1で工作
物Wに向つて送込まれる。前記パルスが出力され
るごとにステツプ107にて1パルス出力された
かテストされ、1パルス出力されていれば送り量
カウンタMCの内容を−1にし、さらにステツプ
108にて送り量カウンタMCの内容が“0”か
どうかテストし、“0”でなければ再びステツプ
107〜109を繰返し実行する。といし台12
が定量すなわちL1だけ前進すると、前記送り量
カウンタMCの内容は“0”となつてステツプ1
09の条件が満足され、ステツプ110において
パルス発振の停止信号が出力される。これにより
パルスモータ19へパルス送出されなくなり、と
いし台12の送りは停止される。
続いてステツプ111においてステツプカウン
タSCの内容が+1され、シーケンスNo.2の送り
モードが読込まれ、再び前記と同様にしてステツ
プ112にてシーケンスが終りかどうかテストさ
れた後、ステツプ100に戻り、このステツプ1
00にてレスト送りであることが判定され、ステ
ツプ102においてレスト送りフラツグをセツト
する。この送りモードは油圧送りを意味するため
ステツプ104,113,117の条件を満足せ
ず、ステツプ120に進み、油圧前進指令が出力
される。この信号によりレスト装置23の油圧送
りシリンダ24が作動され、接触子37,38は
第3図に示すように油圧早送り前進される。
タSCの内容が+1され、シーケンスNo.2の送り
モードが読込まれ、再び前記と同様にしてステツ
プ112にてシーケンスが終りかどうかテストさ
れた後、ステツプ100に戻り、このステツプ1
00にてレスト送りであることが判定され、ステ
ツプ102においてレスト送りフラツグをセツト
する。この送りモードは油圧送りを意味するため
ステツプ104,113,117の条件を満足せ
ず、ステツプ120に進み、油圧前進指令が出力
される。この信号によりレスト装置23の油圧送
りシリンダ24が作動され、接触子37,38は
第3図に示すように油圧早送り前進される。
その後前進演算処理ユニツト43はといし台1
2の精研削1段送りの処理を開始し、ステツプ1
11に進んでステツプカウンタSCの内容を+1
し、再びステツプ112からステツプ100に戻
つて次のシーケンスNo.3の送りモードをテスト
し、続いて前記粗研削送り時と同様ステツプ10
1においてといし台送りのフラツグをセツトし、
ステツプ103において精研1段送り速度F2を
セツトし、さらにこの送りモードは定寸送りであ
るためステツプ104,113の条件を満足せ
ず、ステツプ117の条件を満足する。その結果
ステツプ118に進み、パルス発振のスタート信
号を出力する。これによりパルス発振器55はパ
ルスモータ19にパルス信号を投与し、といし台
12は精研削1段送り速度F2で送り前進され
る。
2の精研削1段送りの処理を開始し、ステツプ1
11に進んでステツプカウンタSCの内容を+1
し、再びステツプ112からステツプ100に戻
つて次のシーケンスNo.3の送りモードをテスト
し、続いて前記粗研削送り時と同様ステツプ10
1においてといし台送りのフラツグをセツトし、
ステツプ103において精研1段送り速度F2を
セツトし、さらにこの送りモードは定寸送りであ
るためステツプ104,113の条件を満足せ
ず、ステツプ117の条件を満足する。その結果
ステツプ118に進み、パルス発振のスタート信
号を出力する。これによりパルス発振器55はパ
ルスモータ19にパルス信号を投与し、といし台
12は精研削1段送り速度F2で送り前進され
る。
ここで上記レスト装置23の油圧送りのための
処理と、といし台12の精研削1段送りの処動動
作は順序的に行なわれているが、この処理時間は
非常に短く、実際上上記動作は第3図に示すよう
に併行し行なわれる。従つてこのといし台12が
精研削1段送りされている途中にレスト装置23
は油圧送りの前進端に到達し、その接触子37,
38および定寸装置39が工作物Wに係合し、こ
の状態で工作物Wの加工が進められていくと、工
作物Wの加工径dnは次第に減少し、工作物Wは
接触子37,38より再び離れ、その状態で加工
が継続される。
処理と、といし台12の精研削1段送りの処動動
作は順序的に行なわれているが、この処理時間は
非常に短く、実際上上記動作は第3図に示すよう
に併行し行なわれる。従つてこのといし台12が
精研削1段送りされている途中にレスト装置23
は油圧送りの前進端に到達し、その接触子37,
38および定寸装置39が工作物Wに係合し、こ
の状態で工作物Wの加工が進められていくと、工
作物Wの加工径dnは次第に減少し、工作物Wは
接触子37,38より再び離れ、その状態で加工
が継続される。
一方上記処理動作と併行して制御信号出力装置
42内の演算処理ユニツト43では第5図に示す
フローチヤートに従つて処理が開始され、先ずス
テツプ200において定寸カウンタTCの内容に
より次の定寸信号が変曲点信号ASXであるかど
うか(変曲点信号ASXは必ず定寸信号AS1の後
に出力されるため定寸カウンタTCの内容が
“1”となつているかどうかをテストすることに
より次の信号が変曲点信号ASXかどうかが判定
できる。)をテストする。前記といし台12の粗
研削送り前進中、工作物Wは徐々に研削される
が、また定寸信号AS1も変曲点信号ASXも出力
されていないので定寸カウンタTCの内容は
“0”でありステツプ201に進み、そのときの
工作物Wの加工径dnを読込む。続いてステツプ
202にて設定値D1を読込んだ後ステツプ20
3に進み、前記加工径dnと設定値D1とを比較
する。このとき工作物Wの加工径dnは設定値D
1より大であるためステツプ206に進み、△t
時間経過後再びステツプ200に戻り、ステツプ
201を始めとする一連のステツプを繰返す。
42内の演算処理ユニツト43では第5図に示す
フローチヤートに従つて処理が開始され、先ずス
テツプ200において定寸カウンタTCの内容に
より次の定寸信号が変曲点信号ASXであるかど
うか(変曲点信号ASXは必ず定寸信号AS1の後
に出力されるため定寸カウンタTCの内容が
“1”となつているかどうかをテストすることに
より次の信号が変曲点信号ASXかどうかが判定
できる。)をテストする。前記といし台12の粗
研削送り前進中、工作物Wは徐々に研削される
が、また定寸信号AS1も変曲点信号ASXも出力
されていないので定寸カウンタTCの内容は
“0”でありステツプ201に進み、そのときの
工作物Wの加工径dnを読込む。続いてステツプ
202にて設定値D1を読込んだ後ステツプ20
3に進み、前記加工径dnと設定値D1とを比較
する。このとき工作物Wの加工径dnは設定値D
1より大であるためステツプ206に進み、△t
時間経過後再びステツプ200に戻り、ステツプ
201を始めとする一連のステツプを繰返す。
前記といし台12の精研削一段送りを継続して
いく間に工作物Wの加工径dnは設定値D1と一
致する。前記したように工作物Wの加工径dnは
第5図に示すステツプ201〜203を実行する
ことによつて常時監視されており、その加工径
dnが設定値D1に一致すると同時にステツプ2
03の条件が満足し、ステツプ204において定
寸信号AS1を出力する。その後ステツプ205
において定寸カウンタTCの内容を+1し、再び
ステツプ206,207を経て、ステツプ200
へと戻る。このとき定寸カウンタTCの内容は
“1”になつており、この定寸カウンタTCの内容
によつて次の信号が変曲点信号ASXであること
がわかる。すなわち定寸カウンタTCの内容が1
になるとステツプ200の条件が満足するため、
一連の変曲点検出用のステツプ208〜213へ
と進む。すなわちステツプ208において工作物
Wの加工径dnを読込み、ステツプ209におい
てレジスタR1の内容をレジスタR2へ移し、続
いてステツプ210において工作物Wの加工径
dn+1をレジスタR1へ記憶する。その後ステ
ツプ211において前記レジスタR2の内容から
レジスタR1の内容を減算して加工径dnの変化
率を求め、さらにステツプ212にて変化率の設
定値αを読込む。そしてステツプ213において
加工径dnの変化率と設定値αとを比較し、その
結果変化率が設定値以下であれば、ステツプ20
6,207を経て、ステツプ200へ戻り、再び
一連のステツプ208〜213を繰返し実行す
る。
いく間に工作物Wの加工径dnは設定値D1と一
致する。前記したように工作物Wの加工径dnは
第5図に示すステツプ201〜203を実行する
ことによつて常時監視されており、その加工径
dnが設定値D1に一致すると同時にステツプ2
03の条件が満足し、ステツプ204において定
寸信号AS1を出力する。その後ステツプ205
において定寸カウンタTCの内容を+1し、再び
ステツプ206,207を経て、ステツプ200
へと戻る。このとき定寸カウンタTCの内容は
“1”になつており、この定寸カウンタTCの内容
によつて次の信号が変曲点信号ASXであること
がわかる。すなわち定寸カウンタTCの内容が1
になるとステツプ200の条件が満足するため、
一連の変曲点検出用のステツプ208〜213へ
と進む。すなわちステツプ208において工作物
Wの加工径dnを読込み、ステツプ209におい
てレジスタR1の内容をレジスタR2へ移し、続
いてステツプ210において工作物Wの加工径
dn+1をレジスタR1へ記憶する。その後ステ
ツプ211において前記レジスタR2の内容から
レジスタR1の内容を減算して加工径dnの変化
率を求め、さらにステツプ212にて変化率の設
定値αを読込む。そしてステツプ213において
加工径dnの変化率と設定値αとを比較し、その
結果変化率が設定値以下であれば、ステツプ20
6,207を経て、ステツプ200へ戻り、再び
一連のステツプ208〜213を繰返し実行す
る。
一方前記定寸装置AS1が出力されることによ
つて第4図のステツプ119の条件が満足してス
テツプ110に進みパルス発振の停止信号が出力
される。これによりパルスモータ19へパルスが
投与されなくなりといし台12の精研削1段送り
は停止される。続いてステツプ111に進んでス
テツプカウンタSCの内容が+1され、再びステ
ツプ112を経てステツプ100に戻り、次のシ
ーケンスNo.4の送りモードが判定される。この送
りモードはレスト送りを意味しており、ステツプ
102においてレスト送りフラツグがセツトされ
る。続いてステツプ103においてレスト1段送
り速度F3をセツトし、さらにステツプ104,
113の条件を満足せず、ステツプ117におい
て定寸送りであると判定され、その結果ステツプ
118に進み、パルス発振のスタート信号を出力
する。これによりパルスモータ25にパルスが投
与され、レスト装置23の接触子37,38は1
段送り速度F3で前進される。
つて第4図のステツプ119の条件が満足してス
テツプ110に進みパルス発振の停止信号が出力
される。これによりパルスモータ19へパルスが
投与されなくなりといし台12の精研削1段送り
は停止される。続いてステツプ111に進んでス
テツプカウンタSCの内容が+1され、再びステ
ツプ112を経てステツプ100に戻り、次のシ
ーケンスNo.4の送りモードが判定される。この送
りモードはレスト送りを意味しており、ステツプ
102においてレスト送りフラツグがセツトされ
る。続いてステツプ103においてレスト1段送
り速度F3をセツトし、さらにステツプ104,
113の条件を満足せず、ステツプ117におい
て定寸送りであると判定され、その結果ステツプ
118に進み、パルス発振のスタート信号を出力
する。これによりパルスモータ25にパルスが投
与され、レスト装置23の接触子37,38は1
段送り速度F3で前進される。
この接触子37,38の前進中といし台12の
前進は第3図に示すように停止されており、この
といしGに向つて工作物Wは弾性切込みされ、工
作物Wの加工径dnは徐々に減少し、そして前記
レスト装置23の接触子37,38が工作物Wに
接触すると同時に工作物Wの加工径dnは急激に
減少し、変曲点Pが発生する。この変曲点Pは前
記したように第5図のステツプ208〜213を
実行することにより常時監視されており、加工径
dnの変化率が急激に変化してその変化率が設定
値αを起えるとステツプ213の条件が満足し、
ステツプ214において変曲点信号ASXを出力
する。続いてステツプ205において定寸カウン
タTCが+1されてその内容が“2”となり、さ
らにステツプ206,207を経てステツプ20
0へ戻る。
前進は第3図に示すように停止されており、この
といしGに向つて工作物Wは弾性切込みされ、工
作物Wの加工径dnは徐々に減少し、そして前記
レスト装置23の接触子37,38が工作物Wに
接触すると同時に工作物Wの加工径dnは急激に
減少し、変曲点Pが発生する。この変曲点Pは前
記したように第5図のステツプ208〜213を
実行することにより常時監視されており、加工径
dnの変化率が急激に変化してその変化率が設定
値αを起えるとステツプ213の条件が満足し、
ステツプ214において変曲点信号ASXを出力
する。続いてステツプ205において定寸カウン
タTCが+1されてその内容が“2”となり、さ
らにステツプ206,207を経てステツプ20
0へ戻る。
前記変曲点信号ASXが出力されると同時に第
4図のステツプ119の条件が満足し、ステツプ
110においてパルス発振の停止信号が出力さ
れ、さらにステツプ111においてシーケンスカ
ウンタSCの内容が+1され、再びステツプ11
2を経てステツプ100に戻つてシーケンスNo.5
の送りモードがテストされる。この送りモードは
レスト定量送りを意味し、ステツプ102におい
てレスト送りフラツグがセツトされる。続いてス
テツプ103においてレスト2段送り速度F4を
セツトし、さらに定量送りであるためステツプ1
04の条件に満足し、ステツプ105において送
り量L2を移動量カウンタMCにセツトする。そ
の後ステツプ106においてパルス発振のスター
ト信号が出力され、これによりパルスモータ25
にパルスが投与され、レスト装置23の接触子3
7,38は第3図に示すように送り速度F4で工
作物WをといしG側に押込む。このパルスが出力
されるごとにステツプ107にて1パルス出力さ
れたかが判定され、1パルス出力されていれば送
り量カウンタMCの内容を−1し、さらにステツ
プ109にて送り量カウンタMCの内容“0”か
どうかが判定され、“0”でなければ再びステツ
プ107〜109を繰返し実行する。前記接触子
37,38が工作物Wと接触した瞬間より定量す
なわちL2だけ前進すると、前記送り量カウンタ
MCの内容は“0”となつてステツプ109の条
件が満足し、ステツプ110においてパルス発振
の停止信号が出力される。これによりパルスモー
タ25へパルスが送出されなくなり、レスト装置
23の送りは停止される。このレスト装置23の
接触子37,38の定量送りにより工作物Wはそ
の中心がセンタ中心よりさらにといし側に寄つた
位置まで押込まれた状態となる。
4図のステツプ119の条件が満足し、ステツプ
110においてパルス発振の停止信号が出力さ
れ、さらにステツプ111においてシーケンスカ
ウンタSCの内容が+1され、再びステツプ11
2を経てステツプ100に戻つてシーケンスNo.5
の送りモードがテストされる。この送りモードは
レスト定量送りを意味し、ステツプ102におい
てレスト送りフラツグがセツトされる。続いてス
テツプ103においてレスト2段送り速度F4を
セツトし、さらに定量送りであるためステツプ1
04の条件に満足し、ステツプ105において送
り量L2を移動量カウンタMCにセツトする。そ
の後ステツプ106においてパルス発振のスター
ト信号が出力され、これによりパルスモータ25
にパルスが投与され、レスト装置23の接触子3
7,38は第3図に示すように送り速度F4で工
作物WをといしG側に押込む。このパルスが出力
されるごとにステツプ107にて1パルス出力さ
れたかが判定され、1パルス出力されていれば送
り量カウンタMCの内容を−1し、さらにステツ
プ109にて送り量カウンタMCの内容“0”か
どうかが判定され、“0”でなければ再びステツ
プ107〜109を繰返し実行する。前記接触子
37,38が工作物Wと接触した瞬間より定量す
なわちL2だけ前進すると、前記送り量カウンタ
MCの内容は“0”となつてステツプ109の条
件が満足し、ステツプ110においてパルス発振
の停止信号が出力される。これによりパルスモー
タ25へパルスが送出されなくなり、レスト装置
23の送りは停止される。このレスト装置23の
接触子37,38の定量送りにより工作物Wはそ
の中心がセンタ中心よりさらにといし側に寄つた
位置まで押込まれた状態となる。
前記接触子37,38の送りが停止されると同
時にステツプ110からステツプ111へと進ん
でステツプカウンタSCの内容を+1し、再びス
テツプ112を経てステツプ100に戻つてシー
ケンスNo.6の送りモードがテストされる。この送
りモードはといし台の定寸送りを意味し、ステツ
プ101においてといし送りフラツグがセツトさ
れる。続いてステツプ103にて精研削2段送り
速度F5をセツトし、さらに定寸送りであるため
ステツプ104,113の条件を満足せず、ステ
ツプ117の条件を満足し、ステツプ118にお
いてパルス発振のスタート信号を出力する。これ
によりパルスモータ19へパルスが送出され、と
いし台12は精研削2段送り速度F5で前進され
る。
時にステツプ110からステツプ111へと進ん
でステツプカウンタSCの内容を+1し、再びス
テツプ112を経てステツプ100に戻つてシー
ケンスNo.6の送りモードがテストされる。この送
りモードはといし台の定寸送りを意味し、ステツ
プ101においてといし送りフラツグがセツトさ
れる。続いてステツプ103にて精研削2段送り
速度F5をセツトし、さらに定寸送りであるため
ステツプ104,113の条件を満足せず、ステ
ツプ117の条件を満足し、ステツプ118にお
いてパルス発振のスタート信号を出力する。これ
によりパルスモータ19へパルスが送出され、と
いし台12は精研削2段送り速度F5で前進され
る。
といしGの前進に伴い工作物Wはレスト装置2
3の接触子37,38に支持されながら次第に加
工径dnが減少し、またその中心は徐々にセンタ
中心に近づいていく。この加工径dnの減少は前
記第5図のステツプ201〜203を実行するこ
とにより常時監視されており、前記加工径dnが
設定値D2に一致すると同時にステツプ203か
らステツプ204に進み、定寸信号AS2を出力
する。さらにステツプ205にて定寸カウンタ
TCの内容を+1することによりその内容が
“3”となるためステツプ207の条件が満足さ
れ、演算処理ユニツト43は処理動作を終了す
る。
3の接触子37,38に支持されながら次第に加
工径dnが減少し、またその中心は徐々にセンタ
中心に近づいていく。この加工径dnの減少は前
記第5図のステツプ201〜203を実行するこ
とにより常時監視されており、前記加工径dnが
設定値D2に一致すると同時にステツプ203か
らステツプ204に進み、定寸信号AS2を出力
する。さらにステツプ205にて定寸カウンタ
TCの内容を+1することによりその内容が
“3”となるためステツプ207の条件が満足さ
れ、演算処理ユニツト43は処理動作を終了す
る。
また前記定寸信号AS2によつて、第4図のス
テツプ119の条件が満足され、ステツプ110
に進んでパルス発振の停止信号を出力する。続い
てステツプ11によつてステツプカウンタSCの
内容が+1され、再びステツプ112を経てステ
ツプ100に戻つてシーケンスNo.7の送りモード
がテストされる。この送りモードはといし台の油
圧戻しを意味し、ステツプ101においてといし
送りフラツグがセツトされる。また油圧戻しであ
るためステツプ104,113,117の条件を
満足せず、油圧戻し指令が出力され、この信号に
より前記といし台油圧送り装置が作動され、とい
し台12は第3図に示すように早送りで油圧戻し
される。一方演算処理ユニツト50ではレスト装
置23の定量戻しの処理を継続すべくステツプ1
11を実行し、ステツプカウンタSCの内容が+
1され、再びステツプ112を経てステツプ10
0に戻つてシーケンスNo.8の送りモードがテスト
される。この送りモードはレストの定量戻しを意
味し、ステツプ102においてレスト送りフラツ
グがセツトされ、さらにステツプ103において
定量戻し速度F6をセツトする。この送りは定量
戻しであるためステツプ104の条件を満足せ
ず、ステツプ113の条件を満足してステツプに
進み、ここでといし台送りかどうかテストされた
後、ステツプ116にて現在位置カウンタRPC
(レスト用)の内容を送り量カウンタMにセツト
し、そしてステツプ106に進んでパルス発振の
スタート信号を出力する。尚、この現在位置カウ
ンタには前進時の総移動量がカウントされてお
り、この内容を送り量カウンタMCにセツトする
ことによりといし台12をその前進量と同量だけ
後退することができる。前記スタート信号により
パルスモータ25にパルスが投与され、レスト装
置23の接触子37,38は工作物Wより後退さ
れる。このパルスモータ25にパルスが投与され
る毎にステツプ107,108,109が前記と
同様にして繰返し実行され、そして送り量カウン
タMCの内容が“0”になると、ステツプ110
に進み、パルス発振の停止信号が出力される。こ
れによりパルスモータ25へパルスが送出されな
くなりレスト装置23の接触子37,38は定量
すなわち前記レスト装置23が研削加工時に前進
した量と同じ量だけ後退して停止する。尚、この
といし台12の油圧戻しとレスト装置23の定量
戻しのための処理動作は、順序的に説明されてい
るが、この処理時間は短く、実際上といし台12
とレスト装置23の接触子37,38は同時に後
退する。
テツプ119の条件が満足され、ステツプ110
に進んでパルス発振の停止信号を出力する。続い
てステツプ11によつてステツプカウンタSCの
内容が+1され、再びステツプ112を経てステ
ツプ100に戻つてシーケンスNo.7の送りモード
がテストされる。この送りモードはといし台の油
圧戻しを意味し、ステツプ101においてといし
送りフラツグがセツトされる。また油圧戻しであ
るためステツプ104,113,117の条件を
満足せず、油圧戻し指令が出力され、この信号に
より前記といし台油圧送り装置が作動され、とい
し台12は第3図に示すように早送りで油圧戻し
される。一方演算処理ユニツト50ではレスト装
置23の定量戻しの処理を継続すべくステツプ1
11を実行し、ステツプカウンタSCの内容が+
1され、再びステツプ112を経てステツプ10
0に戻つてシーケンスNo.8の送りモードがテスト
される。この送りモードはレストの定量戻しを意
味し、ステツプ102においてレスト送りフラツ
グがセツトされ、さらにステツプ103において
定量戻し速度F6をセツトする。この送りは定量
戻しであるためステツプ104の条件を満足せ
ず、ステツプ113の条件を満足してステツプに
進み、ここでといし台送りかどうかテストされた
後、ステツプ116にて現在位置カウンタRPC
(レスト用)の内容を送り量カウンタMにセツト
し、そしてステツプ106に進んでパルス発振の
スタート信号を出力する。尚、この現在位置カウ
ンタには前進時の総移動量がカウントされてお
り、この内容を送り量カウンタMCにセツトする
ことによりといし台12をその前進量と同量だけ
後退することができる。前記スタート信号により
パルスモータ25にパルスが投与され、レスト装
置23の接触子37,38は工作物Wより後退さ
れる。このパルスモータ25にパルスが投与され
る毎にステツプ107,108,109が前記と
同様にして繰返し実行され、そして送り量カウン
タMCの内容が“0”になると、ステツプ110
に進み、パルス発振の停止信号が出力される。こ
れによりパルスモータ25へパルスが送出されな
くなりレスト装置23の接触子37,38は定量
すなわち前記レスト装置23が研削加工時に前進
した量と同じ量だけ後退して停止する。尚、この
といし台12の油圧戻しとレスト装置23の定量
戻しのための処理動作は、順序的に説明されてい
るが、この処理時間は短く、実際上といし台12
とレスト装置23の接触子37,38は同時に後
退する。
このレスト装置23の定量戻しが終了すると同
時にステツプ110からステツプ111へと進ん
でステツプカウンタSCの内容を+1し、再びス
テツプ112を経たのちステツプ100に戻つて
シーケンスNo.9の送りモードがテストされる。こ
の送りモードはレスト装置23の油圧戻しを意味
し、ステツプ102においてレスト送りフラツグ
がセツトされる。また油圧戻しであるため、ステ
ツプ104,113,117の条件を満足せず、
ステツプ120において油圧戻し指令が出力さ
れ、この信号により前記レスト装置23の油圧送
り装置が作動され、レスト装置23は第3図に示
すように早送りで油圧戻しされる。一方演算処理
ユニツト50ではステツプ111を実行し、ステ
ツプカウンタSCの内容を+1し、再びステツプ
112を経たのちステツプ110に戻つてシーケ
ンスNo.10の送りモードをテストする。この送りモ
ードはといし台12の定量戻しを意味し、ステツ
プ101においてフラツグをセツトし、さらにス
テツプ103において定量戻し速度F7をセツト
する。この送りはレストの定量戻しであるためス
テツプ104の条件を満足せず、ステツプ113
の条件を満足してステツプ114に進み、ここで
といし台送りかどうかテストされたのちステツプ
115にて現在位置カウンタGPC(といし台
用)の内容を送り量カウンタMCにセツトし、そ
してステツプ106に進んでパルス発振のスター
ト信号を出力する。これによりパルスモータ19
にパルスが投与され、といし台12は後退され
る。このパルスモータ19にパルスが投与される
毎にステツプ107〜109が前記と同様にして
繰返し実行され、そして送り量カウンタMCの内
容が0になるとステツプ110に進み、パルス発
振の停止信号が出力される。これによりパルスモ
ータ19へパルスが送出されなくなりといし台1
2は定量すなわちといし台12が研削加工中に前
進した量と同じ量だけ後退して停止する。続いて
ステツプ111に進みステツプカウンタSCの内
容を+1し、再びステツプ112においてシーケ
ンスNo.11の送りモードをテストする。このモード
は処理動作の終了を意味し、一連の処理動作は停
止する。
時にステツプ110からステツプ111へと進ん
でステツプカウンタSCの内容を+1し、再びス
テツプ112を経たのちステツプ100に戻つて
シーケンスNo.9の送りモードがテストされる。こ
の送りモードはレスト装置23の油圧戻しを意味
し、ステツプ102においてレスト送りフラツグ
がセツトされる。また油圧戻しであるため、ステ
ツプ104,113,117の条件を満足せず、
ステツプ120において油圧戻し指令が出力さ
れ、この信号により前記レスト装置23の油圧送
り装置が作動され、レスト装置23は第3図に示
すように早送りで油圧戻しされる。一方演算処理
ユニツト50ではステツプ111を実行し、ステ
ツプカウンタSCの内容を+1し、再びステツプ
112を経たのちステツプ110に戻つてシーケ
ンスNo.10の送りモードをテストする。この送りモ
ードはといし台12の定量戻しを意味し、ステツ
プ101においてフラツグをセツトし、さらにス
テツプ103において定量戻し速度F7をセツト
する。この送りはレストの定量戻しであるためス
テツプ104の条件を満足せず、ステツプ113
の条件を満足してステツプ114に進み、ここで
といし台送りかどうかテストされたのちステツプ
115にて現在位置カウンタGPC(といし台
用)の内容を送り量カウンタMCにセツトし、そ
してステツプ106に進んでパルス発振のスター
ト信号を出力する。これによりパルスモータ19
にパルスが投与され、といし台12は後退され
る。このパルスモータ19にパルスが投与される
毎にステツプ107〜109が前記と同様にして
繰返し実行され、そして送り量カウンタMCの内
容が0になるとステツプ110に進み、パルス発
振の停止信号が出力される。これによりパルスモ
ータ19へパルスが送出されなくなりといし台1
2は定量すなわちといし台12が研削加工中に前
進した量と同じ量だけ後退して停止する。続いて
ステツプ111に進みステツプカウンタSCの内
容を+1し、再びステツプ112においてシーケ
ンスNo.11の送りモードをテストする。このモード
は処理動作の終了を意味し、一連の処理動作は停
止する。
前記したように本発明装置は、定寸装置に工作
物の加工径信号の急激な変化から工作物と接触子
との接触を検出して変曲点信号を出力する制御信
号出力装置を接続したので、接触子の押込みに際
し、定寸装置から出力される加工径信号を常時監
視し、この加工径の変化率が急激に変化したかど
うかを検出することでレスト装置の接触子と工作
物との接触を確実に検出することができ、しかも
この接触は定寸装置から出力される加工径信号を
利用しているため、接触検知のために特別な装置
を付加することなく、プログラムの作成あるいは
変更するだけの簡単な対応でもつて工作物に対す
る接触子の係合不良を未然に防止することができ
る利点を有する。
物の加工径信号の急激な変化から工作物と接触子
との接触を検出して変曲点信号を出力する制御信
号出力装置を接続したので、接触子の押込みに際
し、定寸装置から出力される加工径信号を常時監
視し、この加工径の変化率が急激に変化したかど
うかを検出することでレスト装置の接触子と工作
物との接触を確実に検出することができ、しかも
この接触は定寸装置から出力される加工径信号を
利用しているため、接触検知のために特別な装置
を付加することなく、プログラムの作成あるいは
変更するだけの簡単な対応でもつて工作物に対す
る接触子の係合不良を未然に防止することができ
る利点を有する。
また本発明は、接触子送り装置に前記変曲点信
号が出力された位置より接触子を定量送りしてこ
の接触子に係合する工作物の中心をセンタ中心よ
りといし側に一定量偏心した位置へ変位させる送
り制御装置を接続したので、接触子が工作物に接
触した瞬間より接触子を定量送りすることにより
工作物はその中心がセンタ中心よりさらにといし
側に一定量偏心した位置まで短時間で確実に押込
むことができ、しかる状態より精研削を開始する
ことによりその加工径が減少し、そして工作物の
中心とセンタ中心とを完了に一致した状態すなわ
ち全くたわみがない状態で精研削を終了すること
でき、一々加工の途中に待ち時間を設けることな
く、通常の送り動作中において工作物の芯振れを
防止することができる利点を有する。
号が出力された位置より接触子を定量送りしてこ
の接触子に係合する工作物の中心をセンタ中心よ
りといし側に一定量偏心した位置へ変位させる送
り制御装置を接続したので、接触子が工作物に接
触した瞬間より接触子を定量送りすることにより
工作物はその中心がセンタ中心よりさらにといし
側に一定量偏心した位置まで短時間で確実に押込
むことができ、しかる状態より精研削を開始する
ことによりその加工径が減少し、そして工作物の
中心とセンタ中心とを完了に一致した状態すなわ
ち全くたわみがない状態で精研削を終了すること
でき、一々加工の途中に待ち時間を設けることな
く、通常の送り動作中において工作物の芯振れを
防止することができる利点を有する。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明
の構成を示すブロツク図、第2図は本発明装置の
各種動作とそのシーケンステーブルを示す図、第
3図は本発明装置のサイクル線図、第4図は送り
制御装置の動作を示すフローチヤート、第5図は
制御信号出力装置の動作を示すフローチヤートで
ある。 W……工作物、G……といし、12……といし
台、17……といし台送り用油圧シリンダ、23
……レスト装置、39…定寸装置、42……制御
信号出力装置、49……送り制御装置。
の構成を示すブロツク図、第2図は本発明装置の
各種動作とそのシーケンステーブルを示す図、第
3図は本発明装置のサイクル線図、第4図は送り
制御装置の動作を示すフローチヤート、第5図は
制御信号出力装置の動作を示すフローチヤートで
ある。 W……工作物、G……といし、12……といし
台、17……といし台送り用油圧シリンダ、23
……レスト装置、39…定寸装置、42……制御
信号出力装置、49……送り制御装置。
Claims (1)
- 1 工作物を回転可能に支持する装置と、この工
作物を研削するといしを有するといし台と、この
といし台を前記工作物に向つて相対的に進退させ
るといし台送り装置と、前記といしに対し前記工
作物を挟んで対向して設けられ研削中前記工作物
を係合支持する接触子を有するレスト装置と、こ
のレスト装置の接触子を前記工作物に向つて進退
させる接触子送り装置と、工作物の加工個所に係
合して工作物の加工径を測定する定寸装置とを備
え、かつ前記といし台送り装置にてといしを送り
前進、途中停止、送り再開の順で送り動作させる
とともにこのといしの途中停止中に前記接触子送
り装置による接触子の押込みを行うようにした研
削盤において、前記定寸装置に対し上記接触子の
押込み時における工作物の加工径信号の急激な変
化から工作物と接触子との接触を検出して変曲点
信号を出力する制御信号出力装置を接続し、前記
接触子送り装置に対し前記変曲点信号が出力され
た位置より接触子を定量送りしてこの接触子に係
合する工作物の中心をセンタ中心よりといし側に
一定量偏心した位置へ変位させる送り制御装置を
接続したことを特徴とするレスト装置を具備する
研削盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15599978A JPS5583563A (en) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | Grinder with rest device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15599978A JPS5583563A (en) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | Grinder with rest device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5583563A JPS5583563A (en) | 1980-06-24 |
JPS625751B2 true JPS625751B2 (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=15618118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15599978A Granted JPS5583563A (en) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | Grinder with rest device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5583563A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4036283A1 (de) * | 1990-11-05 | 1992-05-21 | Toshiba Machine Co Ltd | Verfahren und vorrichtung zur steuerung von zylinderschleifmaschinen |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62107949A (ja) * | 1985-11-04 | 1987-05-19 | Toyoda Mach Works Ltd | 振れ止め装置を備えた研削盤 |
JP6560947B2 (ja) * | 2015-10-02 | 2019-08-14 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ボールねじ軸の製造方法 |
-
1978
- 1978-12-15 JP JP15599978A patent/JPS5583563A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4036283A1 (de) * | 1990-11-05 | 1992-05-21 | Toshiba Machine Co Ltd | Verfahren und vorrichtung zur steuerung von zylinderschleifmaschinen |
DE4036283C2 (de) * | 1990-11-05 | 1994-11-03 | Toshiba Machine Co Ltd | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung von Zylinderschleifmaschinen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5583563A (en) | 1980-06-24 |
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