JPH0295554A - 内面研削条件設定方法 - Google Patents

内面研削条件設定方法

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JPH0295554A
JPH0295554A JP63246173A JP24617388A JPH0295554A JP H0295554 A JPH0295554 A JP H0295554A JP 63246173 A JP63246173 A JP 63246173A JP 24617388 A JP24617388 A JP 24617388A JP H0295554 A JPH0295554 A JP H0295554A
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grinding
cutting speed
speed
cutting
initial
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Ichiro Inazaki
一郎 稲崎
Takeshi Nishimura
健 西村
Naoki Yamamoto
直樹 山本
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OKAMOTO KOSAKU KIKAI SEISAKUSHO KK
Okamoto Machine Tool Works Ltd
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OKAMOTO KOSAKU KIKAI SEISAKUSHO KK
Okamoto Machine Tool Works Ltd
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、内面研削条件設定方法に関する。
従来の技術 一般に、内面研削盤においては、円筒形のワークに砥石
を挿入するために砥石軸は細長く、かつ、剛性が低い。
これにより、研削時に砥石軸の弾性変形を無視すること
ができず、設定された切り込み速度(切り込み量)と実
際の切り込み速度(切り込み量)との差が生じる。この
ため、実際の切り込み速度は、砥石とワークとが接触し
た瞬間から次第に増加する状態を経である時間経過した
時点で設定された切り込み速度に等しくなる状態となる
そこで、第14図に示すように、縦軸に切り込み量をと
り横軸に時間をとり、点線Aで示すように切り込み速度
を設定し、研削工程を粗研削と精研削とに分け、粗研削
においては実線Bで示すように速い切り込み速度でワー
クを研削して加工精度を重視せずに研削能率を高め、そ
の後に切り込み速度を遅くして加工精度を高め、さらに
、零研削と称して切り込み量を零にし研削面を整えてい
る。
また、特公昭62−19986号公報に記載されている
ように、間歇的に測定されたワークの寸法と、切込台の
位置とにより、切り込み速度を補正する発明が存する。
発明が解決しようとする問題点 ワークへの砥石の切り込みにより砥石軸が変形するため
、第14図に実線Bで示すように、粗研削と精研削との
初期においては実際の切り込み速度が遅い状態から定常
状態に移行する過渡状態がある。また、正確な寸法精度
を得るには複数回研削工程を経なければならず、さらに
、精研削においては切り込み速度が遅くワークに砥石を
接触させるまでに空研削の時間が存在し、しかも、零研
削工程を経なければならないので、研削時間が長くなる
また、特公昭62−19986号公報に記載された発明
は、ワークの寸法を測定し切込台の位置を検出し切り込
み速度を補正する制御を常時骨なわなければならない。
問題点を解決するための手段 砥石軸モータに連結された砥石とモータに連結された円
筒形のワークとの一方を両者の軸心と直交する方向に切
り込み用モータにより変位させて内面研削を行う内面研
削盤において、最終的なワークの真円度及び表面粗さに
対応する粗研削仮切り込み速度Vcrと粗研削仮切り込
み速度Vcfと精研削取り代Xfとを仮設定し、前記粗
研削仮切り込み速度Vcrをもって前記切り込み用モー
タを駆動して粗研削作業を開始し、実際に回転する前記
主軸の切り込み速度Vcsと実際に研削される前記ワー
クの実切り込み速度Vasとを所定のサイクルをもって
測定し、これらの主軸の切り込み速度■csと実切り込
み速度Vasとの比率により粗研削に必要な切れ味評価
基準として有用なパラメータとしての時定数Tを演算し
、前記切り込み速度Vcsの初期速度Vc 1nitと
前記実切り込み速度Vasの初期速度Va 1nitと
を演算し、これらの初期速度Vc 1nitと初期速度
Va 1nitの差ΔVinitが一定値以上の期間は
前記時定数Tに基づいて前記ワークに対する前記砥石の
切り込み量を大きく補正し、この補正された研削データ
を記憶し、この研削データにより粗研削を遂行し、この
粗研削作業の終了後に前記精研削板切り込み速度Vcf
をもって前記切り込み用モータを駆動して精研削作業を
開始し、実際に回転する前記主軸の切り込み速度Vcs
と実際に研削される前記ワークの実切り込み速度Vas
とを所定のサイクルをもって測定し、これらの主軸の切
り込み速度Vcsと実切り込み速度Vasとの比率によ
り研削に必要な切れ味評価基準として有用なパラメータ
としての時定数Tを演算し、前記切り込み速度Vcsの
初期速度Vc 1nitと前記実切り込み速度Vasの
初期速度Va 1nitとを演算し、これらの初期速度
Vc 1nitと初期速度Va 1nitの差ΔVin
itが一定値以上の期間は前記時定数Tに基づいて前記
ワークに対する前記砥石の切り込み量を大きく補正し、
この補正された研削データを記憶し、二の研削データに
より精研削を遂行し、二度目からは研削経過中に記憶し
た前記研削データを呼び出してこの研削データにより粗
研削と精研削とを行うようにした。
作用 研削は粗研削と精研削とに分けて行い、この時に、粗研
削及び精研削において、切り込み用モータの主軸の切り
込み速度Vcsとワークに対する実切り込み速度Vas
とを測定し、両者の比率により研削に必要な切れ味評価
基準として有用なパラメータとしての時定数Tとし、主
軸の切り込み速度Vcsの初期速度Vc 1nitとワ
ークと実切り込み速度Vasの初期速度Va 1nit
とを演算し、これらの初期速度Vc 1nitと初期速
度Va 1nitとの差Δ■1nitが一定値以上の期
間は前記時定数Tに基づく切り込み速度を補正すること
ができ、これにより、粗研削及び精研削においては急速
切り込み量を調整して過渡状態の発生を抑制することが
でき、また、精研削時の切り込み速度を高めるとともに
ワークに対する実切り込み量と精研削取り代とが一致し
た状態を検出して精研削を中止することができ、これに
より、精研削の時間を短縮するとともに従来行われてい
た零研削を省略することができ。
さらに、二度目からは研削経過中に記憶した研削データ
を呼び出してこの研削データにより粗研削と精研削とを
行うことができ、これにより、研削時間を大幅に短縮す
ることができる。
実施例 本発明の一実施例を第1図ないし第13図に基づいて説
明する。まず、第12図に内面研削盤の構造を示す。1
はワーク取付台で、このワーク取付台lにはモータ(図
示せず)に駆動されるチャック2が回転自在に保持され
ている。このチャック2は円筒形のワーク3を保持する
ものである。
また、切り込み用モータ4に直結されたスクリュー5が
前記ワーク取付台1の一部に螺合されている。切り込み
用モータ4はACサーボモータが使用され、この切り込
み用モータ4の主軸の回転角を検出するエンコーダ6は
増幅器7とA/Dコンバータ8とを介してマイクロコン
ピュータ9に接続されている。砥石1oが取付けられた
砥石軸11を駆動する砥石軸モータ12はトランスデユ
ーサ13とパワーモニタ14とを介して前記A/Dコン
バータ8に接続されている。内径測定器15は前記ワー
ク3の内周面に接触する一対の測定子16とこれらの測
定子16の機械的変位動作を電気信号に変換する検出器
(図示せず)とを有し、その出力側が増幅器17を介し
て前記A/Dコンバータ8に接続されている。
したがって、チャック2によりワーク3を回転させ、砥
石軸モータ12により砥石10を回転させ、切り込み用
モータ4を回転させてワーク取付台1を砥石軸11の軸
心と直交する方向に移動させることにより、ワーク3の
内周面に砥石10が切り込まれる。この時、エンコーダ
6は切り込み用モータ4の主軸の回転角を検出し、この
検出信号はA/Dコンバータ8によりデジタル信号に変
換されてマイクロコンピュータ9に入力され切り込み用
モータの主軸の切り込み速度Vcsとして測定される。
また、ワーク3の寸法の変化は測定子16の動きとして
検出され、この測定子16の機械的変位量はA/Dコン
バータ8によりデジタル信号に変換されてマイクロコン
ピュータ9に入力される。これにより、ワーク3の寸法
及びワーク3に対する砥石10の実際の切り込み速度V
asが測定される。さらに、砥石軸モータ12は負荷に
より電圧及び電流が変化するが、この変化する出力はト
ランスデユーサ13に変換されてパワーモニタ14に検
出される。
ここで、第1図のフローチャートを参照して内面研削条
件設定の手順を示す。まず、第1ステツプの研削準備に
おいて、研削データベースから。
切り込み用モータ4の主軸の精研削仮切り込み速度Vc
fと精研削仮切り込み速度Vcrと精研削取り代Xfと
を設定する。この第1図における第1ステツプのサブル
ーチンを第2図及び第3図に示す。
第2図では、ワーク3の最終的な真円度R及び表面粗さ
Rmaxとをマイクロコンピュータ9に人力し、研削デ
ータベースを元に精研削仮切り込み速度Vcfと消費電
力限界とを設定し、消費電力の限界を越えない範囲で最
高速度の精研削仮切り込み速度Vcrを設定する。第3
図では、設定した精研削仮切り込み速度Vcrに対応す
る最大表面粗さR”max rと、設定した精研削仮切
り込み速度Vcfに対応する最大表面粗さR’maxf
とを研削データベースから予想し、設定した精研削仮切
り込み速度Vcrに対応する真円度R’rと、設定した
精研削仮切り込み速度Vcfに対応する真円度R’fと
を研削データベースから予想し、 ΔR’max= R’max r −R’max f並
びにΔR’=R″r−R’f を演算し、ΔR“wax≦ΔR′ならば精研削取り代X
f =ΔR°とし、ΔR’ max)ΔR゛ならばXf
 =ΔR’ maxとする。
このようにして研削準備を完了したら、切り込み用モー
タ4の主軸を精研削仮切り込み速度Vcrをもって駆動
し、第1図の第2ステツプに示すように、粗研削実行に
移行し、続いて、第3ステツプに示すように、切り込み
用モータ4の主軸の実際の切り込み速度Vcsとワーク
3に対する砥石10の実切り込み速度Vasとを測定す
る。この第3ステツプの主軸の実際の切り込み速度Vc
sを測定するサブルーチンを第4図に示し、ワーク3に
対する砥石10の実切り込み速度Vasを測定するサブ
ルーチンを第5図に示す。第4図のサブルーチンでは、
切り込み用モータ4の主軸の回転により出力されるエン
コーダ6のパルスを主軸位置のデータとして変換し、こ
の主軸位置のアナログ信号を0.1秒毎にサンプリング
しA/Dコンバータ8によりデジタル信号に変換し、こ
れを主軸の切り込み量Icの時系列データとしてマイク
ロコンピュータ9のメモリに記憶し、この切り込み量I
Cを差分することにより変換された主軸の切り込み速度
Vcを記憶し、この切り込み速度Vcにデジタルフィル
タをかけることにより、平滑された主軸切り込み速度V
csを求め、このVcsを主軸の切り込みデータとして
マイクロコンピュータ9のメモリに記憶する。第5図の
サブルーチンでは、内径測定器15から出力された信号
をO,1秒毎にサンプリングしA/Dコンバータ8によ
りデジタル信号に変換し、このデジタル信号をワーク3
に対する砥石10の実切り込み量Iaの時系列データと
してマイクロコンピュータ9のメモリに記憶し、この砥
石10の実切り込み量Iaを差分することにより変換さ
れた実切り込み速度Vaを記憶し、このVaにデジタル
フィルタをかけることにより、平滑された実切り込み速
度Vasを求め、このVasをマイクロコンピュータ9
のメモリに記憶する。
このように、第1図の第3ステツプにおいて、切り込み
用モータ4の主軸の実際の切り込み速度Vcsとワーク
3に対する砥石10の実切り込み速度Vasとを測定し
た後に、求められたこれらの切り込み速度Vcsと実切
り込み速度Vasとに基づき第4ステツプにおいて時定
数Tを演算する。この時定数Tは、前記切り込み速度V
csと前記実切り込み速度Vasとの比率により研削に
必要な切れ味評価基準として有用なパラメータを示すも
ので、この時定数Tを求めるサブルーチンを第6図に示
す。まず、マイクロコンピュータ9のメモリから主軸の
切り込み速度Vcsと実切り込み速度Vasとを呼び出
し、VcsとVasとが一致しない過渡状態の研削時間
の開始時間tsと終了時間teとを推定し、この過渡状
態の期間におけるVcsとVasとの差の対数計算を行
い、ここで計算された時系列の対数値を直線回帰して傾
きBを計算し、この傾きBの逆数を時定数Tとし、この
時定数Tをマイクロコンピュータ9のメモリに記憶する
。ここで、過渡状態の研削時間の開始時間tsと終了時
間teとを推定するサブルーチンを第7図に示す。すな
わち、マイクロコンピュータ9のカウンタにに=lOを
セットし、一定の期間に毎にVas/Vcsを計算する
。ここでは、kの値1は0.1秒に相当する。Vasは
過渡状態の初期はVcsに対して極めて小さいが次第に
近づく。その比率が99%未満の期間と99%に等しく
なった期間とでそれぞれkに1を加算し、99%を越え
た時点をもって過渡状態の終了時間teとする。遡って
Vas/Vcsを計算し、その比率が4%以上の時に期
間毎にkから1を引き4%未満になった時点をもって過
渡状態の開始時間tsとする。第8図は過渡状態の期間
における対数計算のサブルーチンを示すもので、このサ
ブルーチンでは、過渡状態の開始時間から終了時間まで
、期間毎に 1ogV(k)=  log(Vas(k)−Vcs(
k))を計算する。
このように、第1図の第3,4ステツプにおいて、実際
に回転する主軸の切り込み速度Vcsと実際に研削され
るワーク3の実切り込み速度Vasとを0.1秒のサイ
クルをもって測定し両データに基づき時定数Tを演算す
るが、これとは平行して次の動作が行われる。すなわち
、第5ステツプにおいて、測定された前記切り込み速度
Vcsの初期速度Vc 1nit及び前記実切り込み速
度Vasの初期速度Va 1nitとを演算し、この初
期速度Vc 1nitに対する初期速度Va 1nit
の差ΔVinitを演算する。この差は時間の経過とと
もに減少する筈である。この演算は第9図のサブルーチ
ンで示すように、研削開始信号により研削開始時間tb
を決定し、マイクロコンピュータ9のメモリから主軸の
実際の切り込み速度Vcsとワーク3の実切り込み速度
Vasとを呼び出し、研削開始時間tbがら1秒間にお
ける切り込み速度Vcsの平均及び実切り込み速度Va
sの平均を、それぞれ切り込み速度■csの初期速度V
c 1nit及び実切り込み速度Vasの初期速度Va
 1nitとし、 研削初期速度差ΔVinit=Vc 1nit−Va 
1nitを演算し、この研削初期速度差ΔVinitを
マイクロコンピュータ9のメモリに記憶する。
第1図の第6ステツプでは、ΔVinitに応じて急速
切り込み量に対する補正の有無を判断する。
この判断のサブルーチンを第10図に示す。すなわち、
マイクロコンピュータ9のメモリから、切り込み速度V
csの初期速度Vc 1nit及び研削初期速度差ΔV
initを呼び出し、 を計算し、P=10%以上ならば補正し、否ならば補正
しない。
第1図の第7ステツプでは、切り込み速度Vcsの初期
速度Vc 1nitに対する実切り込み速度Vasの初
期速度Va 1nitの差ΔVinitに応じ前記時定
数Tに基づいてワーク3に対する砥石10の切り込み量
を大きく補正する。すなわち、第6ステツプで補正する
との判断がなされた時は、マイクロコンピュータ9のメ
モリから、時定数Tと研削初期速度差ΔV 1nitと
を呼び出し、前の切り込み量RiにTとΔV 1nit
との積を加えた値を切り込み量Riとする。この第1図
における第7ステツプの動作は、第11図に示すサブル
ーチンにより実行される。
第1図の第6ステツプで急速切り込み量の補正の必要な
しと判断された時は粗研削が終了する。
続いて、前記切り込み用モータ4の主軸を精研削板切り
込み速度Vcfをもって回転させ、第1図の第8ステツ
プに示すように、精研削実行に移行し、続いて、第9ス
テツプに示すように、切り込み用モータ4の主軸の実際
の切り込み速度Vcsとワーク3に対する砥石10の実
切り込み速度Vasとを測定した後に、求められたこれ
らの切り込み速度Vcsと実切り込み速度Va5とに基
づき第10ステツプにおいて時定数Tを演算するが、こ
れとは平行して次の動作が行われる。すなわち、第11
ステツプにおいて、測定された前記切り込み速度Vcs
の初期速度Vc 1nit及び前記実切り込み速度Va
sの初期速度Va 1nitとを演算し、この初期速度
Vc 1nitに対する初期速度Va 1nitの差Δ
Vinitを演算する。続いて、第12ステツプでは、
ΔV 1nitに応じて急速切り込み量に対する補正の
有無を判断し、 を計算し、P=10%以上ならば急速切り込み量の補正
要として判断する。この時は、第13ステツプにおいて
、前の切り込み量RiにTとΔVinitとの積を加え
た値を切り込み量Riとし、第12ステツプで補正の必
要なしと判断した時は精研削作業を終了する。なお、第
1図において粗研削に伴う第3ステツプないし第7ステ
ツプの動作と、精研削に伴う第9ステツプないし第13
ステツプの動作とは同一であるので説明を省略する。
以上のように、研削は粗研削と精研削とに分けて行われ
るが、このダイヤグラムを第13図に示す。図中、点線
Cは切り込み用モータ4の主軸の切り込み速度、すなわ
ち指令値で、実線りはワーク3に対する砥石1oの実切
り込み速度である。
発明の効果 本発明は上述のように構成したので、粗研削及び精研削
において、切り込み用モータの主軸の切り込み速度Vc
sとワークに対する実切り込み速度Vasとを測定し、
両者の比率により研削に必要な切れ味評価基準として有
用なパラメータとしての時定数Tとし、主軸の切り込み
速度Vcsの初期速度Vc 1nitとワークと実切り
込み速度Vasの初期速度Va 1nitとを演算し、
これらの初期速度Vcinitと初期速度Va 1ni
tとの差ΔV 1nitが一定値以上の期間は前記時定
数Tに基づく切り込み速度を補正することができ、これ
により、粗研削及び精研削においては急速切り込み量を
調整して過渡状態の発生を抑制することができ、また、
精研削時の切り込み速度を高めるとともにワークに対す
る実切り込み量と精研削取り代とが一致した状態を検出
して精研削を中止することができ、これにより、精研削
の時間を短縮するとともに従来行われていた零研削を省
略することができ、さらに、二度目からは研削経過中に
記憶した研削データを呼び出してこの研削データにより
粗研削と精研削とを行うことができ、これにより、研削
時間を大幅に短縮することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はメイン
のフローチャート、第2図ないし第11図はサブルーチ
ンを示すフローチャート、第12図はブロック図、第1
3図は切り込み量と研削時間との関係を示すグラフ、第
14図は従来の切り込み量と研削時間との関係を示すグ
ラフである。 3・・・ワーク、4・・・切り込み用モータ、10・・
・砥石、12・・・砥石軸モータ 出願人  株式会社 開本工作機械製作所C][]二つ 」 U図 −尾 こ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 砥石軸モータに連結された砥石とモータに連結された円
    筒形のワークとの一方を両者の軸心と直交する方向に切
    り込み用モータにより変位させて内面研削を行う内面研
    削盤において、最終的なワークの真円度及び表面粗さに
    対応する粗研削仮切り込み速度V_c_rと精研削仮切
    り込み速度V_c_fと精研削取り代X_fとを仮設定
    し、前記粗研削仮切り込み速度V_c_rをもつて前記
    切り込み用モータを駆動して粗研削作業を開始し、実際
    に回転する前記主軸の切り込み速度V_c_sと実際に
    研削される前記ワークの実切り込み速度V_a_sとを
    所定のサイクルをもつて測定し、これらの主軸の切り込
    み速度V_c_sと実切り込み速度V_a_sとの比率
    により粗研削に必要な切れ味評価基準として有用なパラ
    メータとしての時定数Tを演算し、前記切り込み速度V
    _c_sの初期速度V_c_i_n_i_tと前記実切
    り込み速度V_a_sの初期速度V_ainitとを演
    算し、これらの初期速度V_c_i_n_i_tと初期
    速度V_a_i_n_i_tの差ΔV_i_n_i_t
    が一定値以上の期間は前記時定数Tに基づいて前記ワー
    クに対する前記砥石の切り込み量を大きく補正し、この
    補正された研削データを記憶し、この研削データにより
    粗研削を遂行し、この粗研削作業の終了後に前記精研削
    仮切り込み速度V_c_fをもつて前記切り込み用モー
    タを駆動して精研削作業を開始し、実際に回転する前記
    主軸の切り込み速度V_c_sと実際に研削される前記
    ワークの実切り込み速度V_a_sとを所定のサイクル
    をもつて測定し、これらの主軸の切り込み速度V_c_
    sと実切り込み速度V_a_sとの比率により研削に必
    要な切れ味評価基準として有用なパラメータとしての時
    定数Tを演算し、前記切り込み速度V_c_sの初期速
    度V_c_i_n_i_tと前記実切り込み速度V_a
    _sの初期速度V_a_i_n_i_tとを演算し、こ
    れらの初期速度V_c_i_n_i_tと初期速度V_
    a_i_n_i_tの差ΔV_i_n_i_tが一定値
    以上の期間は前記時定数Tに基づいて前記ワークに対す
    る前記砥石の切り込み量を大きく補正し、この補正され
    た研削データを記憶し、この研削データにより精研削を
    遂行し、二度目からは研削経過中に記憶した前記研削デ
    ータを呼び出してこの研削データにより粗研削と精研削
    とを行うようにしたことを特徴とする内面研削条件設定
    方法。
JP63246173A 1988-09-30 1988-09-30 内面研削条件設定方法 Expired - Lifetime JPH0622787B2 (ja)

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CN106041737A (zh) * 2016-05-27 2016-10-26 上海理工大学 平面磨削有效切深在线测量方法

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JPH0622787B2 (ja) 1994-03-30

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