JPS6255767A - 電子カタログ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は大量のカタログ情報の中から所望する情報を容
易に検索できるようにした電子カタログ装置に関する。

従来の技術 近年、情報化社会と呼ばれる中で製品開発技術の向上、
ニーズの細分化等により、製品情報はますます増大して
いっている。このような中で種々の情報の中から、所望
する製品情報を得るために従来よりカタログ本が利用さ
れてきているが、−上記製品の細分化、用途の多様化、
多機能化等により、カタログ本の情報量は一般に非常に
多くなってきており、カタログ本の分冊化、詳細情報の
別冊化等の対応がなされている。そのため、各種ニーズ
を満足した製品情報をカタログ本から得ることは繁雑な
手間と時間を必要とする方向に徐々に向っていると言え
よう。さらに、そうして得られた製品情報がニーズに対
して最適なものであるかどうかは、情報を得ようとする
側がカタログ本を如何に利用するかに依存して判断せざ
るを得ない。

以上のようなカタログ本の大規模化と検索の複雑化に対
して、カタログデータの記憶装置としてフロッピーディ
スク装置を用いたシステ１１を考えてみる。

第４図において、３１はシステム制御装置、３２はフロ
ッピーディスク装置、３３は文字、グラフィックの表示
装置、３４は入力装置、３５は画像処理装置、３６は画
像表示装置である。この第４図のシステムのうち、３１
〜３４については従来のパーソナルコンピュータシステ
ムに見られる構成であり、個々の機能も同様のものであ
るから説明は省略する。画像処理装置３５はフロッピー
ディスク装置３２内の画像データを画像表示装置３６に
表示させるために必要な処理を行なうものであり、一般
にフレームメモリとも言われる。以下に動作を簡単に説
明する。

先ず、システム制御装置３１内の制御情報（以下、プロ
グラムと称す）によって表示装置３３上に表示された選
択情報から入力装置３４を用いて選択すると、プログラ
ムは所望する情報をフロッピーディスク装置３２から出
力し、その情報が文字、グラフィックであれば表示装置
３３に、また画像情報であれば画像処理装置３５を介し
て画像表示装置３６に表示させる。本システムにおいて
は、上記選択情報の設定、例えば条件選択等の工夫によ
り最適情報を容易に得ることが可能である。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら画像データを処理する場合、１画面サイズ
を横５１２ドツト、縦４８０ラインでＲ，Ｇ、Ｂ各８ビ
ットとするとデータ量は約７５０にバイト。

データ圧縮処理を行なって２００にバイトであったとし
ても、１メガバイトフロツピ一１枚で５画面分しか処理
できない。

最近のカタログ本では１文字だけでなく写真が多く使わ
れており、システムとしても大量の画像が扱えることが
必要であるが、上記システムで例えば２００枚の画像を
処理するにはフロッピーディスクが４０枚にもなり、大
量データの検索には非常に繁雑なシステムとなる。デー
タ記録媒体としてフロッピーディスクの代りに固定ディ
スクを用いることも可能であり、ディスク容μを大きく
すればする程、上記大量データ検索の繁雑さは軽減され
るが、装置そのものの大規模化がシステムの簡便性、コ
スト等の面から問題となってくる。

上記の例では、文字９画像のような視覚情報のみを扱っ
たが、フロッピーディスク装置あるいは固定ディスク装
置で音声情報を扱おうとすれば、圧縮データ処理９時間
軸補正等が必要であり、長時間データの処理には制御装
置内メモリ容量の大規模化をともなうことなどから、音
声の実時間再生は困難である。

本発明は大量の文字１画像情報を簡便に検索でき、また
これら視覚手段だけでなく聴覚手段をも用いて、より多
くの情報を得ることができる電子カタログ装置を提供す
ることを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明の電子カタログ装置は１文字情報９画像情報、音
響情報の少なくとも１つの情報と前記情報のアドレスを
管理する管理情報を各々の属性とともに記録した記憶手
段と、この記憶手段のうちの特定情報を指定する人力手
段と、この入力手段により指定された前記特定情報を前
記管理情報を用いて前記記憶手段より出力させる制御手
段と。

記憶手段より出力された前記特定情報をその属性に応じ
て行き先を選択する選択手段と、この選択手段より選択
され前記特定情報をその属性に応じて処理する１つまた
は複数の処理手段と、この処理手段の出力に接続され前
記特定情報を出力する１つまたは複数の出力手段とを設
けたことを特徴とする。

作用 この構成によると、ディジタルデータと属性とを記録手
段に記憶し、特定情報により前記記憶手段から抽出した
ディジタルデータをその属性に応じて選択手段で行き先
を選択して処理するため。

前記記憶手段として例えばディジタル・オーディオ・デ
ィスクを用いると大量の文字２画像処理および実時間音
響処理できる。

実施例 以下、本発明の電子カタログ装置の一実施例を図面を参
照しながら説明する。

第１図は本発明の電子カタログ装置のブロック図で、Ｕ
は制御手段、　１２は記憶手段、　１３は選択手段、１
４Ａ、１４Ｂ、１４Ｃはおのおの第１〜第３の処理手段
、１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｇは第１〜第３の処理手段に対
応する第１〜第３の出力手段、１Ｇは人力手段である。

次に動作に基づいて第１図構成を詳細に説明する。第１
図において、入力手段１６より入力された選択情報によ
り制御手段１１は、記憶手段１２から所望する情報を出
力させ、選択手段１３に入力される。

選択手段１３では、第２図に示したフォーマットの記憶
情報のうちの属性情報により、処理手段１４Ａ〜１４Ｃ
のうちの１つを選択し１選択された処理手段にデータを
送出する。データが入力された処理手段では、その属性
毎の処理を行ない、出力手段１５Ａ−１５Ｃのうちのそ
の処理手段に対応する出力手段に出力される。

以上、その動作を簡単に説明したが、次に第３図の具体
例に基づいて動作を説明する。

第３図において、２０は制御装置２１と文字情報処理装
置２２及びキーボード２３からなるパーソナルコンピュ
ータ、２４はディジタルデータ記憶媒体であるディジタ
ル・オーディオ・ディスクＣ以下、ＤＡＤと称す〕、２
５はＤＡＤ２４を直接制御して記録データを再生するＤ
ＡＤプレーヤ、２５ＡはＤＡＤプレーヤ２５に内蔵され
た選択回路、２６は同じくＤＡＤプレーヤ２５に内蔵さ
れた音響情報処理手段としてのディジタル・アナログ変
換器、２７は画像情報処理手段としてのフレームメモリ
、２８は音響情報出力手段としてのスピーカ、２９は画
像情報出方手段としての画像ディスプレイ、３０は文字
情報出力手段としてのキャラクタディスプレイを示す。

この様に構成された第３図の具体例についてその動作を
説明する。今、ＤＡＤ２４内にはカタログの製品毎に文
字情報２画像情報、音響情報のうち少なくとも１つの情
報が記録されており、又それら製品情報の記録アドレス
及びデータサイズ及び製品毎の分類情報１例えば種別９
価格分類９機能分類等の情報からなる管理情報も記録さ
れているとする。又、制御装置２１にはシステム制御情
報〔以下、プログラムと称す〕が記憶されているとする
。制御装置２１においてプログラムが起動され、キャラ
クタディスプレイ３０に第１の選択情報が表示されると
ころから説明する。第１の選択情報に基づき１次の手順
の指示情報をキーボード２３より入力する。入力された
指示情報に従って制御装置２１は第２の選択情報をキャ
ラクタディスプレイ３０に表示し、順次同様の手順で最
終製品情報をＤＡＤ２４より再生して所望の情報を文字
９画像、音響のうち少なくとも１つの情報を出力するこ
とによって得ることができる。

次に電子カタログとしての動作を説明する。一般にカタ
ログ本の情報の属性としては、文字、写真９表及び索引
に分けられる。今、１）ＡＤ２４内には１つの製品（又
は部品）に対して１文字９画像。

音響の各属性をもった情報が記憶されているとする。又
、各製品情報の記憶アドレスとともに各製品を特徴付け
る情報として１機種分類、性能分類。

価格分類の各情報を管理情報として記憶しておく９例え
ば、機種分類として（Ａ）ＣＢ）（Ｃ）、性能分類とし
て２項目で３種類のＣａｔ）　（ａ２）　（ａ３）　、
　［ｂｌ）　（ｂ２］（ｂ３）、価格分類としてＣＩ）
（ＩＴ）（ｍ）に分類されているとする。

まず、キャラクタディスプレイ３０に示された第１の選
択画面情報により、機種分類（Ａ）ＣＢ）（Ｃ）のうち
の所望の製品に適合する（Ａ）をキーボード２３から入
力する。次に第２の選択画面情報により、２項目の性能
分類の（ａｔ）〜［ａ３）と〔ｂ１〕〜〔ｂ３〕のうち
の所望の製品に適合す・る（ａｔ）と〔ｂ１〕をキーボ
ード２３から入力する。次に第３の選択画面情報により
、価格分類（１）（Ｉｌｌ（ＩＩＩ）のうちの所望の製
品に適合する（１）をキーボード２３から入力する。以
上の人力操作により、制御装置１′１２１はＬ）　Ａ　
Ｄ　２４内の管理情報を検索し、上記条件の機種〔Ａ〕
、性能分類（ａｌ）　（ｂＬ）　、価格分類（１）を満
足する製品の製品情報アドレスを取り込む。所望製品の
製品情報アドレスを取り込んだ制御装置２１はそのアド
レス情報に基づいて所望の製品情報を、文字１画像、音
響の各属性毎に各々の処理手段を介して出力する。

上記条件を満足する製品が複数ある場合には、複数の製
品選択情報を表示することによって特定製品情報を得る
ことが可能である。

以上のように本具体例によれば、文字１画像。

音響などの各属性により、記憶手段１２より出力された
データをそれぞれの処理手段に直接送ることにより最適
処理が可能である。特に音響情報においては、実時間で
出力することが可能である。又、記憶媒体としてＤＡＤ
２４を用いることにより、フロッピーディスクの５００
倍の５００メガバイト以−にのデータを扱うことが可能
であり、さらに管理情報に各情報のデータμを格納して
おくことにより。

文字、音響および種々のサイズの画像情報等を可変長デ
ータとして扱うことが容易に可能となる。

なお、第２図では記憶手段としてＩ）ＡＤ２４とＤＡＣ
プレーヤ２５を用いたが、記憶手段としてはＤＡＤとＣ
ＡＤプレーヤから構成される場合に限定されるものでは
なく、ディジタル情報をその属性とともに記憶でき、ｆ
ｌｌｌｌｌ情報を実時間で出力できるものであれば何で
もよい。例えばディジタル・オーディオ・テープ〔以下
Ｄ　Ａ　Ｔと称す〕とＤＡＴプレーヤを用いることもで
きる。

また、第２図では記憶手段を制御できる制御装置として
パーソナルコンピュータ２０を用いたが、記憶手段を制
御できる装置であれば何でもよい。

更に、入力手段としてキーボード３３を用いたが、タブ
レット、タッチパネル、ジョイスティック等あらゆるも
のを用いることができる。

また、出力手段として、キャラクタディスプレイ、画像
ディスプレイ、スピーカを考えたが、これに限るもので
はない。例えば、文字１画像情報の出力手段としてプリ
ンタを用いることも可能であり、音響情報の出力手段と
して各種録音機を用いることも可能である。

更に、前記具体例では処理方法を前もって記憶しである
各々の処理手段を用いたが、各情報の属性あるいは管理
情報に従って最適の処理方法を記憶手段より読み出して
処理手段に送ることにより、処理可能ならしめることも
可能であって、この場合には同一の電子カタログ装置を
用いて種々の電子カタログを実現することが出来る。

発明の詳細 な説明のように本発明の電子カタログ装置は、記憶手段
に文字１画像、音響の少なくとも１つの情報とその管理
情報を各々の属性とともに記憶しておき、入力手段によ
って出力すべき情報を指定すると、管理情報を用いるこ
とにより、特定情報をその属性とともに出力し、選択手
段を介して属性に応じた最適の処理を処理手段で行うこ
とができ、各処理手段における処理が容易に行なえるよ
うに前処理を施したデータを記憶手段に記憶しておくこ
とが可能であり、各処理手段の構成も簡単になるという
効果が得られる。

前記記憶手段として、音響信号をディジタル信号として
記録でき時間軸とで一定間隔で連続的に出力することの
できる記憶媒体を用いることにより、時間軸補正のため
の記憶回路を必要とすることなく音響情報°を実時間で
長時間再生することができるという効果も得られる。更
に量子化ピッｈ数、サンプリング周波数を低減すること
によって音質を下げる代りに、再生時間の増加をもたら
すことも可能である。

前記記憶手段には、可変長のディジタルデータを記憶し
ておくことが可能であり１例えば画像データを任意の圧
縮処理を施して記憶することも可能である。

更に、管理情報として各種製品の分類情報を任意に設定
しておくことによって、各種の条件から所望する製品情
報を得るような条件検索ができるという効果が得られる
。

前記処理手段における処理情報を記憶媒体に記憶してお
くことにより、同一の電子カタログ装置を用いて種々の
電子カタログを実現することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電子カタログ装置の一実施例のブロッ
ク図、第２図は第１図における各記憶情報のフォーマッ
ト図、第３図は第１図の具体構成図、第４図は従来の構
成図である。 １１・・・制御手段、１２・・・記憶手段、１３・・・
選択手段。 １４Ａ　、　１４　Ｂ　、　１４Ｃ−・処理手段、１５
Ａ　、　１５Ｂ　、　１５Ｃ・・・出力手段、１６・・
・入力手段、２０・・・パーソナルコンピュータ、２３
・・・キーボード、２４・・・ＤＡＤ、２５・・・ＤＡ
Ｄプレーヤ、２６・・・ディジタル・アナログ変換器、
２７・・・フレームメモリ、２８・・・スピーカ、２９
・・・画像ディスプレイ、３０・・・キャラクタディス
プレイ代理人　　　森　　本　　義　　弘 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、文字情報、画像情報、音響情報の少なくとも１つの
   情報と前記情報のアドレスを管理する管理情報を各々の
   属性とともに記録した記憶手段と、この記憶手段のうち
   の特定情報を指定する入力手段と、この入力手段により
   指定された前記特定情報を前記管理情報を用いて前記記
   憶手段より出力させる制御手段と、記憶手段より出力さ
   れた前記特定情報をその属性に応じて行き先を選択する
   選択手段と、この選択手段より選択され前記特定情報を
   その属性に応じて処理する１つまたは複数の処理手段と
   、この処理手段の出力に接続され前記特定情報を出力す
   る１つまたは複数の出力手段とを設けた電子カタログ装
   置。 ２、記憶手段に文字情報、画像情報、音響情報を記憶さ
   せると共に前記文字情報をコード情報として記録し、前
   記文字情報を可変長データとして処理するようにしたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電子カタロ
   グ装置。 ３、文字情報を特定する特定情報として、文字情報のデ
   ータ長を管理情報に付加し、可変長の文字情報を容易に
   処理できるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
   第２項記載の電子カタログ装置。 ４、記憶手段として、音響情報をディジタル信号として
   記録し時間軸上で一定間隔で連続的に出力できる記憶媒
   体を用い、音響情報を記憶できる領域に、文字情報、画
   像情報、音響情報および管理情報をその属性とともに、
   同期信号、アドレス信号を付加して記録したことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の電子カタログ装置。 ５、記憶手段内に記憶しておく文字情報、画像情報、音
   響情報の各々の記憶アドレスを管理する管理情報として
   、アドレスとともに前記文字情報、画像情報、音響情報
   のおのおのの情報を特定する１つまたは複数の特定情報
   を付加したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の電子カタログ装置。 ６、文字情報、画像情報、音響情報の各々の情報をその
   属性に応じて処理する各々の処理手段が、前記各々の情
   報の属性に応じて処理する処理情報を前もって記憶して
   おくことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電子
   カタログ装置。 ７、文字情報、画像情報、音響情報の各々の情報を選択
   的に処理する各々の処理手段の処理情報を、管理情報と
   して記憶手段に記憶しておき、前記処理情報を前記各々
   の処理手段に送って処理可能となることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の電子カタログ装置。