JPS6052472B2 - 領域情報処理装置 - Google Patents

領域情報処理装置

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JPS6052472B2
JPS6052472B2 JP52072978A JP7297877A JPS6052472B2 JP S6052472 B2 JPS6052472 B2 JP S6052472B2 JP 52072978 A JP52072978 A JP 52072978A JP 7297877 A JP7297877 A JP 7297877A JP S6052472 B2 JPS6052472 B2 JP S6052472B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Geometry (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Processing Or Creating Images (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は領域情報の処理装置に関する。
ここで、領域とは、例えば或る広がりを持つ空間の中
で、或る共通の属性を有し、他(ここで問題としている
領域以外の部分)と区別して認識することができる部分
を意味する。例えば、グラフィックディスプレイにおい
ては、その最終出力としては画面全体も一つの領域(出
力領域)と考えられるが、この画面が背景の山、近景の
木、動いている自動車等の図形で構成されているとき、
山、木、自動車等のそれぞれが画面上で占める部分も領
域である。これは画面制作者の意図により他と区別して
設定されたものであり、それぞれ色、大きさ、位置等の
情報が付されている。情報領域とは、このような領域の
色、大きさ、位置等に関する情報である。従来から用い
られている領域情報の処理方式には、能率の向上に限界
があり、処理の対象となる領域の数の増加、領域相互の
関係の複雑さ、要求される処理の速さに充分対応できな
いという問題があつた。
例えば上記のグラフイツクデイスプレイにおいて、自動
車が動くにつれ、遠景の山のうち自動車に隠れる部分は
刻々変化し、一方、自動車が近景の木の向こうを通ると
すれば、自動車が前部から次第に木に隠れ、再び現われ
てくる。また自動車が動くにつれてその向きが変れば、
画面上の形状も変る。さらにクローズアツプ等により、
画面を構成するすべての部分が変化することもある。こ
のような画像表示を行ないつつ、自動車の数、出の数、
木の数または個々の自動車の動き等を任意に変化させよ
うと意図したときに、従来のデータ処理方式では、その
原理上これらの要求に十分に応えることができず、また
装置の小型化を実現することができなかつた。本発明は
このような問題に対する解決を与えようとするものであ
。以下、詳細に説明するが、本発明はグラフイツクデイ
スプレイに限らず、パターン認識、データの統計処理等
広く適用できるものであるので、以下の説明ではそのよ
うな広い適用性を持つものとして述べる。
現在、電子計算機により処理されている業務の中には画
像情報処理、グラフイツクデイスプレイ装置に対する画
像情報生成処理、ある空間に分布しているデータの統計
処理、パターン認識の問題等の多次元的な拡がりを持つ
た対象、つまり領域としての問題を扱つたものがある。
しかしながら、電子計算機は元来四則演算をその基本機
能としているため、本来幾何学的処理が適当な問題にあ
つても、これを数値解析的手順の連鎖で解決するように
処理方法を設定せざるを得ない。このため、処理手段と
しては回り道を余儀なくされることが多く、その結果と
して処理速度や単位時間内の処理量といつた面で良好な
効率を期待できないのが実情である。また、即時性の高
い処理に直面した場合、高速計算機による並行処理等に
よつて問題を解決しなければならず、巨大な機器構成を
必要とするためその実施には多大の困難を伴う。このよ
うに、手段を要求する問題提起側と手段を提供する問題
解決側との間にあるギヤツプが存在し、今後も避けるこ
とができないが、少くとも領域情報の問題については現
に回り道的要素がある。よつて、この発明は上述の事情
に鑑み回り道的要素を省いてより直接的な手段を採用し
、上記ギヤツプを縮める領域情報の処理方式を提供する
ことを目的としている。以下にこの発明を説明する。
ところで、ある領域を構成するデータが処理の対象であ
る場合、これを一まとまりのデータとするよりも、一般
にその情報の要素の性格により分割して扱う方が能率の
向上となり、また必須の事項であることが多い。
たとえば原データの種類に応じてそれぞれ固有の座標系
で定義するとか、又は同じ座標系ではあるがその属性を
支配するものが異なるので形式上別個の座標系とするな
どである。このように分割する一方、これらの綜合的な
状態がそもそも処理の対象であるから、各々の座標系の
対応関係が別途に定義されている必要がある。このため
には装置全体として基準となる座標系を設定し、各座標
系と基準座標系との関連を定めておけば異なる座標系に
ある2点の位置関係は一義的に定まる。このように分割
された情報を、以下「領域情報単位」と呼ぶ。情報の基
本単位を以上のように設定したのでこれらの情報の処理
とは、たとえば複数個の領域の重なり具合を調べたり、
特定の領域が重なり合つている部分については属性値を
調べたり、あるいは特定の属性を有する領域を探したり
することであり、したがつて、ここでは、(1)領域相
互の位置関係の情報を得ること、(2)特定の座標の属
性を参照すること、といつた手順をその基本に置いてい
る。かかる基本手順により、複数の領域に関する情報を
綜合することによつて、少なくとも1つの新たな領域(
合成領域)に関する情報を形成することとしている。即
ち、複数の領域の各々に対応して複数の領域情報単位処
理部を設け、各領域情報単位処理部から、対応する領域
の情報を供給させ、これを共通の綜合処理部で処理する
、綜合処理部は、座標値データをタイミング信号ととも
に順次発生することによつて各座標値に対応する位置を
順次指定(走査)する走査制御部を備えている。走査の
範囲、様式(線状、弧状等の別、分解能、速さ等)は外
部より設定される。各領域情報単位処理部は、対応する
領域の指定されている位置に関するデータ(局部データ
)を発生する。
これに際し、必要に応じて座標変換を行なう。即ち走査
制御部から与えられる基準座標系の座標値を、各領域情
報単位の定義のために用いられているる座標系の対応す
る座標値への変換を行なう。このような座標変換を行な
うため、基準座標系と各領域情報単位処理部が用いてい
る座,標系との間の座標変換情報(パラメータ)を保有
する。これは線形変換の場合には両座標系の単位長の比
、原点の位置関係、軸の傾きで表現される。座標変換の
形態としては、線形変換以外の特殊な変換も可能である
。当然のことながら、基準座標系と同一の座標系によつ
て領域情報単位を定義している領域情報単位処理部にお
いては、この座標変換は行なう必要がない。領域情報単
位処理部が供給する局部データには、指定されている位
置が各領域の内側にあるか;どうかを示す領域内外デー
タが含まれ、さらに、場合によつては、領域内に分布す
る属性値を示す属性データが含まれる。
この分布属性の中には、領域全体について均等である属
性の含まれる。領域内外データは、例えば、領域の形状
に関するデ;ータに基いて生成される。各領域情報や座
標変換情報は、領域情報処理装置の内部で、また外部か
ら更新、参照が可能である。綜合処理部は、上記の走査
制御部のほか、情報処理部を含む。
この情報処理部は、領域情報単位.処理部から、それぞ
れの領域の指定されている位置に関する局部データを受
け、また走査制御部から座標値を受け、これに基づいて
合成領域の指定されている位置に関する局部データを生
成する。この局部データには、指定されている位置が合
成.領域の内側にあるかどうかを示す領域内外データが
含まれ、さらに場合によつては合成領域の分布属性デー
タが含まれる。合成領域の局部データ(その総体、また
はそれを集約したものが合成領域の領域情報となる)の
生成のための、処理法は予め用意された回路構成によつ
て、または予め記憶されているプログラムによつて定ま
る。領域情報単位処理部の中には、綜合処理部で生成さ
れた合成領域に関する情報を受けて、それに;り保有す
る(記憶している)領域情報を更新7、それを綜合処理
部に供給するものもある。
以上、領域情報単位処理部及び綜合処理部の各2能につ
いて述べたが、次にその構成例を説明す5。員域情報単
位処理部の構成 下記A−Dの4形式が考えられる。
′.:機械的走査により領域情報を参照する場合例一ー
機械的形状として領域情報を保有する場 合 凹凸を
有する型板の表面パターン、つ まり凹凸の程度が領
域情報を形成してい る場合である。
したがつて、基準座標の 動き(走査)に従つて上記板
上に測定子 を走らせれば、この変移量がそれぞれの
座標点での属性情報となる。
座標変換は 型板と測定子運動部の相互関係を変位さ
せることにより行われる。
例二ー光学的記録として領域情報を保有する場 合
例一と異なるのは主として測定子の構 造であり、輝度
、色度等を検出し得るも のとする。
例三一直接空間情報を参照する場合 レーダアンテナ、ソナ一等を機械的に 運動させ
て走査を行う。
}:電子的走査により領域情報を参照する場合例一ーテ
レビカメラにより光学的領域情報を参 照する。
例二ーレーダビーム、ソナービーム等を電子回 路によ
り制御し走査を行う。
S:電子論理回路により走査が行われ、電子論理情報と
して保有されている領域情報を参照する場合情報は記憶
回路に置かれる。
領域形状情報は、領域を再構成するのに充分と考えられ
る数の境界上の点の座標値で与えられる。
これを線分の群として整理し、走査線の位置が示された
時点で両者の交点を演算し、これを走査方向に順に配置
し、走査座標がこれに重なる(又は通過する)度に信号
を出力する。これが領域の内外の別を表わす情報となる
。また、領域に均一な属性データは同様に記憶回路に置
かれる。しかして、分布属性情報もまた記憶回路に置か
れるがこの場合、座標値と記憶番地とが対応づけられて
いる。したがつて、走査座標値に応じてその座標値に対
応する位置の局部データ即ち領域内外データ(信号)お
よび分布属性データ(情報)が読出される。この場合、
領域外を示す符号(属性データの一部)が領域内の符号
と区別して設定可能であれば、これを形状に関する情報
と兼用することができる。逆に均一属性のみの場合、分
布属性情報の読出を省くことができる。
D:領域情報の参照が外部の装置により行われる場合
信号授受のための所定の様式を有する中継装置が置かれ
る。
なお、上記各形式が1つの装置中に混在することは可能
である。
綜合処理部の構成 a走査制御部: 基準座標系において走査する範囲が外部から設定される
また、その走査の方向、粗さ、速さ、繰返周期等も外部
から指示される。以上の設定条件の下に、座標値信号に
所定の変化を与えながら所定の間隔で送出する。b
情報処理部: 目的別固定方式と汎用方式とに大別され、前者は装置の
使用目的が専用的な場合に固定の論理回路で構成される
ものてある。
また、汎用方式の場合には各領域の内外の別、属性値の
とる範囲等にそれぞれ対応して選択されるべき演算回路
又は他の処理回路の組合わせを1つのデータとし、これ
を処理に必要な数だけ記憶回路に置く。しかして、走査
出力毎に各領域情報単位処理部からのデータと記憶回路
から読出されたデータとの照合が行われ、最終的に特定
の演算一回路又は他の処理回路が選択されて処理が行わ
れる。ここで、上述した領域情報単位処理部の構成A〜
Dのうち、領域情報を電子論理情報として保有する場合
Cの例を挙げて詳述すると、第1図に示−す如き座標系
を考え得る。
図に示すように、データ固有の座標系x−yを基準座標
系X−Yの上に重ねるに際し、先すX..y両軸の単位
長を所定の倍率に従いα、βとし、その原点を基準座標
系X−Yの点X。,YOに置き、最後に0だけ回転させ
る。なお、ここでは0は反時計方向を正とする。ここで
、図示の点Pの本来の座標値がX,.yであつたとすれ
ば、基準座標系X−Yにおける座標値X,.Yは下記の
(1}式のようになる。ここにおいて、虫等′り=−(
Y−YO)、V→Q=x−為であるので、ある状態から
ΔDOOだけ回転角が変化した場合、X..Yの変化分
ΔX1ΔYはとなる。
ただし、Δ0く1である。したがつて、初期値X−XO
=αX,.Y−YO=βYlO=0として上記{2)式
による演算をθ=0となるまで繰返せばX..Yが求ま
る。また、初期値をX一為=K,.Y−YO=0とすれ
ばKcOsθ、Ksinθがそれぞれ求まる。一方、領
域形状は、境界線てある線分の両端の点の座標(X。、
Y。)、(XL.YL)を各線分について指定すればよ
い。第1図のTl,T2のようにY=1に相当するX変
化を計算しておけば、XL(又はXOのいずれか一方)
、ΔXY,.Yu,.YLでも線分は定まる。
Yu=YしのときはΔXYの計算はできないが、走査に
平行な線は省いてもよいので影響はない。しかして、領
域境界を構成する線分から走査座標に平行なものを除い
たものにつき、それぞれXLlΔX7、Yu,.YL及
び時々刻々の走査線位置Y,に対応して変化するデータ
XBを用意しておく。データXI3には初期値XL(本
記述は下から走査する場合であり、逆の場合はXu)を
セツトしておく。Y,がΔYsだけ変化して新らしいx
方向の線走査に入る前にY,と各データ中のYu,.Y
Lをそれぞれ比較し、前回はx方向の線走査の対象とな
つていたがここでYsがYuを超えたデータは対象外と
して外し、新たにYsがYLを超えたものがあればこれ
を対象に加える。以上につき各々のXBに対応するYの
値と新らしいYsの値の差をΔY,″としたとき、ΔY
,″×ΔXYをXBに加える。さらに、これをXBの大
きさ順(X9の走査方向に揃えて、たとえばX,が増す
方向に走査するときは小→大の順)に並べる。ただし、
複数の領域を同時に定義した場合は、先ず各個にXBで
整列を行ない、次にこれを2データで1組とし、その各
組のXBの最初の方のみを比較して再び全体について整
列を行なう。第2図の例で説明すれば最初は11、12
、13、14、15、L6の順に並ぶが、次はL11、
13、15で比較jするので(11、12)、(15、
16)、(13、14)と並ぶことになる。
以下、X3の増加する方向に走査が行われる場合につい
て説明する。X方向の線走査が始まると領域状態=「外
」とし、先ずl11のXBをとり、Xsと比較する。X
,≧XB(11)となつた時点で領域状態=「内」と反
転し、l11に代つて12が比較の対象になる。しかし
て、Xs>.XB(12)で「外」となる。続く15、
16はいずれも既;に通り過ぎているので、Xs≧XB
の条件は直ちに満足されてしまうので「内」←「外」と
2回反転し、結局変化なしである。13、14もL 1、12と同様である。
この15〜] 6間を「外」として処理したい場合は、
先の整列操作を全体のついて1回のみ行えばよい。なお
、領域の端部座標値がX3の初期値以下であつて走査の
範囲外にある場合は、領域座標最外点からX,の初期値
までの一括チエツクをX方向の線走査開始前に行う。第
2図のような複雑な形状の場合は分布属性を定義せず、
別の領域に定義して綜合処理部て複合する。分布属性を
有する領域の形状は矩形で、その辺はX.y軸に平行と
限定される。これは記憶番地への換算を便利にするため
である。ここで第1図の領域N灯℃を拡大して第3図に
示す。これは分布属性を有する領域の例である。第3図
のようにX1、y1、X2、Y2で領域の大きさが定ま
り、これをMxn個の記憶対応小領域に分けると共に、
その小領域を代表するデータがそれ゜れ記憶されている
とする。Mxnのデータは記憶番Jll!EOより連続
的に格納されているとし、領域内での小領域は列番地p
と、行番地qとで示される。しかして、左側の列番地を
P1とし右方向へhまで、下端の行番地をq1とし上方
向へQ2とすると、である。
また、境界線上でY,が1変化した場合の行列アドレス
の変化分ΔPYlΔQYを求めておく必要がある。ここ
で、ACを例にととると、であり、この両者でYの大き
い方をU1他をLとしてサフイツクスを付せば
)の組合せとなり、 力城立つ。
なお、ACの場合はΔPY=0であり、一般に必らず一
方は0である。また、P..qは本来整数値のみに意味
があるが、このΔPY等走査の過程に応じて変化するデ
ータについては、処理の中間て端数(小数点以下)を付
しておく。これにより連続してかかる数値を加算して行
く場合の誤差を小さくすることができる。次に、走査線
上でのΔXs=1に対応するPlqの変化分ΔPXlΔ
Qxを求めておく。
これは上記ΔPYlΔQYが各境界線毎に定義されたの
とは異なり、1組のみである。つまり、1つの座標変換
に固有のものである。ここで、第1図及び第3・図から
が成立ち、 表わしたが、分布属性を扱う場合はさらにこれにpし、
qし(又はPu..quの何れか1組)、ΔPYlΔQ
Yを付加させる。
その他XBに対応するPB、QBが必要であり、XBの
更新の際に同様の手順により更新される。さらに、領域
は全体としてΔp、、ΔQxのデータを有し、X,がX
Bを越え領域内に入つた時点から走査線に沿つたアドレ
ス変数P8″、QB″(初期値PB,.qB)に対して
ΔX,分の進行に応じて、ΔX3×ΔPXlΔXs×Δ
Qxを加算する。しかして、記憶番地Eと列、行番地P
lqとの関係は種々の方式で表わし得るが、一例として
を挙げる。
ここに、0く〔q−qし〕くNlOく〔p−pし〕くm
であり〔 〕内はガウス信号を表わす。以上のような処
理機能を実現する装置として、第4図に示す如き回路系
を考え得る。
図において、記憶制御装置1は領域情報記憶装置10及
び領域属性情報記憶装置20に記憶されているデータに
ついての更新及び参照の依頼に対応するものである。ま
た、この装置1は共通記憶部アクセスについての制御も
行い、高速化のための一括読出しも制御する。領域情報
記憶装置10は、{1)境界線の両端座標の組(X..
y)を表わす領域形状情報、(2)倍率α、β、回転角
Δ、原点位置X。..YOを表わす座標変換情報、{3
)2次元記憶番地の大きさM..nl先頭番地EO、情
報の大きさ(ビツト数)あるいはΔPXlΔQx又はこ
れに代る分布情.報アクセス用のデータ、(4)共通領
域属性情報をそれぞれ記憶する。また、上記各情報のう
ち他の単位処理部と共有した方が便利な場合には、これ
を共通記憶部15に置き間接的にアクセスする。この場
合、領域情報記憶装置10には共通記憶部15内の概当
データへのポインタ及びデータに対する補正量(これは
ある情報を部分的に共有する場合に対してであり、補正
しない場合もある)を記憶する。さらに、領域属性情報
記憶装置20は2次元情報を1次元に配列し直して記憶
するもので1ある。ところで、座標変換制御装置30は
内部に加算回路、乗除算回路を有し、領域情報記憶装置
10のX..yデータを逐次読出して前記(1)及び(
3}式の演算を行い、これをデータ記憶装置40に格納
するものである。
ただし、SinO、COsOを得るための回路を別途設
ける必要がある。座標回転に前記{2)式を用いる場合
は第5図の回路によつてSine,.cOsθは不要と
なる。すなわち、0..X−、Y−YOのそれぞれの初
期値0、αX1βyをレジスタ101,106,107
にセツトし、Oの最終目標値0fもレジスタ104にセ
ツトする。
また、Oの場合、Δフθはθの最終値と初期値との関係
で正負の方向が、必要な精度でその大きさが定まり、レ
ジスタ102に設定されている。加算器103において
レジスタ101,102間の加算操作を行い、レジスタ
101に戻す。同時に、比較器105でそ・の時点での
0と最終目標値0fが比較される。以上の操作を繰返し
、0が目標値に達した時に操作が打切られる。この間、
レジスタ106,102のデータは乗算器108によつ
て乗ぜられ、次にレジスタ107の値に加算器109で
加えられてレジスタ107に入れられる。同時に、レジ
スタ107,102間の乗算が乗算器110で行われ、
加算器111によりレジスタ106の値から減算され、
結果がレジスタ106に入る。加算器109,111の
出力がその段階でのY−YOlX−為であり、比較器1
05より終了指令が発せられた時に最終値に達する。こ
の例では次の回でα、β、X.yl・・・・・に変化が
なければその時点のX一為、Y−YO、eを起点として
遠算が可能であり、少しづつ回転してゆくような系につ
いては高速化が期待できる。なお、前記(9)式につい
ても同様に構成し得る。また、データ記憶装置40は領
域境界の各線分につきそれぞれXし、ΔXY.,Yu.
.Yし、XB,.Pし)qし〜ΔPY〜ΔQY)PB〜
QBのデータを記憶する。
ただし、PL以降については分布属性情報がある場合に
のみ必要であり、その場合は矩形領域に限定したので4
辺分記載できる容量があればよい。分布属性が定義され
ていない場合、その形状は自由であり、このデータ記憶
装置40が大きいほど複雑な領域を表現することができ
る。さらに、データ記憶装置40内のデータは走査中又
は走査問合にXBの大きさの順に参照されるので、この
ため整列制御装置50がデータ記憶装置40のデータ自
体の配列を変えることを制御する。一例としてはデータ
記憶装置40をシフトレジスタで構成し、相隣り合う2
つのデータを比較しつつシフトし、目的と異なる関係が
生じたときにそのデータを一旦退避し、次にシフトを続
け、目的の関係が生じる位置に挿入する。この操作を繰
辺してデータの最初から最後まで全てのデータ条件を満
足した時に終了とする。この他、ポインタを変更する制
御、あるいは走査線上のxの各点について交点の有無を
記憶する回路を中間に置く等の例も考えられる。いずれ
にしても整列制御装置50は各線走査においてX方向の
走査の進行に応じて順次に領域の内外反転に関する情報
が出力されるべく機能する。しかして、走査制御装置6
0では、綜合処理部よりの指令入力に応じて線走査を必
要回数繰返す制御を行う。以下は基準座標のX方向(X
s)の線状走査をY方向(Ys)にずらせて、ある面を
覆う場合についての記述である。この走査制御装置60
による走査制御は、一般に指示されている走査座標に対
して先行させ、属性情報アクセス制御装置70内のバツ
フア回路を利用して高速走査時の処理時間による遅れ又
はばらつきを吸収する。また、ΔPXlΔQxについて
は領域情報記憶装置10からデータを得る。X,が領域
の内か外かの判定結果は領域フラグ回路90にセツトし
、分布情報が定義されている場合は列、行番地PB″、
QB″を属性情報アクセス制御装置70へ渡す。属性情
報アクセス制御装置70は、先す領域情報記憶装置10
内の共通領域属性情報を綜合処理部に対して出力する。
次に、分布属性情報については、これが定義されていな
い場合はその旨の符号が出力され、定義されている場合
はP8、QB″及び領域情報記憶装置10内の分布情報
アクセス用データより記憶番地を組立て、これにより記
憶制御装置1経由で情報を読出し、綜合処理部に送出す
る。内部にバツフア回路を有し、内部の走査座標が指示
された走査座標に対して進んでいる場合は一旦これに格
納し、一致するまで待つ。バツフア回路に余地がない場
合は内部の先行走査を一時待たせ、逆に遅れた場合はそ
の旨の信号を出力する。インターフエイス80は、走査
中、情報を参照したい領域中の点の基準座標値(X,、
Y,)及び補助情報(1つの線走査が終了した時点ては
次の走査の開始点を示す等)たる基準座標値を得、また
、走査上、必要なタイミングを得るための走査基準信号
を得る。また、領域フラグ回路90は領域の内外の別を
示す領域フラグ信号(領域内外データ)を形成し、綜合
処理部に送る。このような構成において、領域情報記憶
装置10、共通記憶部15及び領域属性情報記憶装置2
0は分担する領域の情報及び基準座標との対応関係の情
報を保有し、一方、データ記憶装置40は走査を高速に
行うため領域境界に関するデータを走査の進行に応じて
動的に整列し、出力し易い形で記憶する。
また、座標変換制御装置30は領域情報記憶装置10及
び共通記憶部15のデータを記憶制御装置1を介して取
得し、データ記憶装置40の作業用データを形成する。
さらに整列制御装置50は各線走査毎にデータ記憶装置
40内のデータの配列を制御し、走査制御装置60は綜
合処理部よりの指令をインターフエイス80で受取り、
これに応じてデータ記憶装置40のデータを参照し、指
令された座標が自己の領域の内外の何れであるかを判定
し、また領域の内であれば属性情報読出しに必要なデー
タを整える。属性情報アクセス制御装置70は領域属性
情報記憶装置20より属性情報を得、綜合処理部に送る
。また、領域の内外の判定結果を領域フラグ回路90よ
り綜合処理部へ送る。ところで、この発明をグラフイツ
クデイスプレイに応用する場合には、第6図に示す如く
CRTを主出力装置とし、直接視覚情報を形成するか若
しくは一旦記録した後に当該記録を利用するという形態
(COMlフイルムプロツタ等)で用いられる。
目的とする画像を表示意図の上から独立に管理すべき最
小単位(表示単位)に分割し、これにそれぞれ領域情報
単位処理部を割当てて必要な常数を与える。また、この
うち動的な表示単位についてはその単位情報の何れが、
何の制御を受けるかの対応を定めておく。また、ITV
等による画像を複合して表示する場合には前述領域情報
単位処理部の構成のBで説明した形式を供設する。次に
、上述グラフイツクデイスプレイの実用例・を挙げる。
今、ある形状の図形をCRT上のある一定領域の中での
み表示したいとする。しかして、この図形の大きさ、方
向、位置はそれぞれ外部の特定の信号によつて変化させ
たいとする。ただし、形状自体は一定である。この場合
の分割は先ず図形自体を1つの表示単位とし、この座標
変換情報が外部の制御を受けるとする。また、CRT上
で表示を限定すべき領域についてはこれを別の表示単位
とし、両領域共「内側」のときに前記の領域内属性に基
づいてCRT輝度、色度等の出力を定める。また、後者
の領域は形状情報のみが必要であるので、属性情報を省
くことのできる例である。因に、線、点は領域の特殊例
として取扱う。綜合処理部においては画像生成処理特有
の機能として表示単位の重ね合せを制御する。これは各
表示単位の重ね合せの際、これを加色法によるか又は減
色法によるかの別に従つて異なる処理を行う。特に後者
においては紙の上に図形を形成してゆく過程を模擬でき
るよう各表示単位の上下関係を定義し、その特定のもの
に不透明的特性を与えるようにする。なお、処理内容に
高度の数値処理を必要とする場合、電子計算機を補助演
算装置として用いる。以上のようにこの発明の処理装置
によれば、領域情報を情報要素の性格に対応して分割し
て処理するようにしているので、領域情報の効率的かつ
迅速的な処理を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明の一実施例の処理を説明する
ための図、第4図及び第5図はこの発明を適用した装置
例を示す図、第6図はこの発明をグラフイツクデイスプ
レイに応用した場合の構成図である。 1・・・・・・記憶制御装置、10・・・・・領域情報
記憶装置、15・・・・・・共通記憶部、20・・・・
・領域属性情報記憶装置、30・・・・・・座標変換制
御装置、40・・データ記憶装置、50・・・・・・整
列制御装置、60・・・・・走査制御装置、70・・・
・・・属性情報アクセス制御装置、80・・・・・・イ
ンターフエイス、90・・・・・・領域フラグ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の領域に関する情報を綜合することによつて少
    なくとも1つの合成領域に関する情報を形成する領域情
    報処理装置であつて、走査制御部と情報処理部とを備え
    た綜合処理部と、それぞれ前記複数の領域の各々に対応
    して設けられた複数の領域情報単位処理部とを備え、前
    記走査制御部は、座標値データを順時発生することによ
    つて各座標値に対応する位置を順次指定し、前記領域情
    報単位処理部は、対応する領域の指定されている位置に
    関する局部データを発生し、前記綜合処理部の情報処理
    部は、前記領域情報単位処理部から、それぞれの領域の
    指定されている位置に関する局部データを受け、これに
    基いて前記合成領域の指定されている位置に関する局部
    データを生成し、前記領域情報単位処理部から供給され
    る局部データおよび前記綜合処理部の情報処理部が生成
    する局部データは、それぞれ指定されている位置が各領
    域の内側にあるかどうかを示す領域内外データを含むこ
    とを特徴とする領域情報処理装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の装置において、前記領
    域情報単位処理部から供給される局部データがさらにそ
    れぞれ対応する領域の指定されている位置に関する属性
    データを含むことを特徴とする装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の装置において、前記綜
    合処理部の情報処理部が生成する局部データがさらに前
    記合成領域の指定されている位置に関する属性データを
    含むことを特徴とする装置。 4 特許請求の範囲第1項記載の装置において、前記領
    域情報単位処理部の少なくとも1つが、前記綜合処理部
    の情報処理部が生成する前記合成領域に関する局部デー
    タを受けて、領域に関する情報として、前記綜合処理部
    に供給することを特徴とする装置。 5 特許請求の範囲第1項記載の装置において、前記領
    域情報単位処理部の少くとも1つが、領域の境界の位置
    を示す領域境界位置データを記憶し、前記走査制御部か
    らの座標値によつて指定されている位置が領域の内側に
    あるかどうかを判定して、領域内外データを生成するこ
    とを特徴とする装置。
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