JPS6255165B2 - - Google Patents

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JPS6255165B2
JPS6255165B2 JP53062220A JP6222078A JPS6255165B2 JP S6255165 B2 JPS6255165 B2 JP S6255165B2 JP 53062220 A JP53062220 A JP 53062220A JP 6222078 A JP6222078 A JP 6222078A JP S6255165 B2 JPS6255165 B2 JP S6255165B2
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JP
Japan
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voltage
reactive power
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JP53062220A
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English (en)
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JPS54154068A (en
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Toshiaki Okuyama
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6222078A priority Critical patent/JPS54154068A/ja
Publication of JPS54154068A publication Critical patent/JPS54154068A/ja
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインバータ(逆変換器)で誘導電動機
を駆動する際における電源力率の改善、特に軽負
荷時における電源電圧の上昇を防止する力率自動
調整装置に関する。
〔従来の技術〕
良く知られているように、インバータ駆動電動
機装置は、交流電源に接続された順変換器と、こ
の順変換器に直流回路で結合された逆変換器、及
び逆変換器より駆動される誘導電動機から構成さ
れる。かかるインバータ駆動電動装置における電
力は、交流電源より順変換器、逆変換器を経て誘
導電動機に供給される。この際、順変換器は交流
電源より有効電力と同時に無効電力を取り込むた
め交流電源に力率改善用コンデンサを接続し力率
補償を行つている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、力率改善用コンデンサの容量は一般
に誘導電動機の定格負荷時において順変換器が取
り込む無効電力を補償するように選定される。順
変換器を取り込む無効電力の大きさは負荷状態に
応じて変動する。軽負荷時には力率改善用コンデ
ンサによよる力率補償が過多となり電源電圧が平
常時より上昇する不具合が起る。これを防止する
ため、従来では、軽負荷時にはコンタクタを用い
て力率改善用コンデンサを電源から切離すように
していたが、コンタクタの接点寿命に問題があ
る。
本発明の目的は、この課題に対処して成された
もので、軽負荷時において力率補償が過多となる
ことを防止するための力率自動調整装置を提供す
るにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は順変換器が交流電源から取り込む無効
電力を検出し、無効電力検出値が設定値となるよ
うに誘導電動機に加える電圧対周波数比(V/
F)を制御する。
〔作用〕 V/F値を小さくすると、順変換器の直流出力
電圧が低下するが、電動機速度を維持するために
直流電流が増加する。直流電流が増加すると順変
換器の交流入力電流も増加することになり、順変
換器力率が低下する。無効電力検出値が設定値よ
り小さくなつた際にはV/F値を小さくする。
V/F値を小さくすると順変換器の入力無効電力
が増加する。設定値は例えば力率改善用コンデン
サの取り込み無効電力(進み無効電力)とほぼ等
しい値に選定される。したがつて、軽負荷時に力
率補償過多となるのをコンタクタを入切すること
なく防止できる。
〔実施例〕
以下、本発明を図に示す一実施例において詳細
に説明する。図において、1は順変換器、2は直
流リアクトル、3は逆変換器、4は誘導電動機、
5は電動機4の1次電圧の大きさを指令する電圧
指令信号と周波数を指令する周波数指令信号を出
力する周波数指令回路で、電圧指令信号と周波数
指令信号の比は一定値である。6は1次電圧の大
きさを検出する電圧検出器、7は電圧偏差増巾
器、8は順変換器1の入力電流の大きさを検出す
る電流検出器、9は電流偏差増巾器、10は電流
偏差増巾器9の出力信号(位相制御信号)に応じ
て順変換器1の点弧位相(制御遅れ角)を制御す
る自動パルス移相器、11は周波数指令回路5か
らの周波数指令信号に比例した周波数の信号を発
生する電圧―周波数(V―F)発振器、12は発
振器11の信号に基づいて逆変換器3の出力周波
数を制御する点弧制御回路である。13は交流電
源ACに接続された力率改善用コンデンサ、14
はコンデンサ13に直列接続されたリアクトル、
15は順変換器1が電源ACから取り込む無効電
力(遅れ無効電力)の大きさを検出する無効電力
検出器、16は順変換器1が取り込む無効電力の
大きさを設定する無効電力設定回路で、設定値は
コンデンサ13が取に込む無効電力(進み無効電
力)とほぼ等しい値に選定されている。17は無
効電力設定値と無効電力検出値の偏差を増巾し、
電圧偏差増巾器7に加える無効電力偏差増巾器で
ある。
次に動作を説明する。
自動パルス移相器10は順変換器1の点弧位相
を制御することより、誘導電動機4の1次電圧を
電圧偏差増巾器7の出力信号に比例して所定値に
制御する。一方、点弧制御回路12は逆変換器3
の出力周波数を周波数指令信号に比例する如く制
御する。以上のようにして、1次電圧の大きさと
周波数は互いに比例するように制御される。この
ような動作は良く知られていることである。
さて、コンデンサ13の容量は一般に定格負荷
時において順変換器1が取り込む無効電力をほぼ
補償しうるような値に選ばれている。軽負荷時に
おいて順変換器1が取り込む無効電力が減少する
とコンデンサ13が交流電源ACに供給する無効
電力の方が大となる。したがつて、交流電源AC
に進電流が流れるようになつて電源電圧が平常よ
り上昇することになる。このことを本発明におい
ては次のようにして防止する。
まず、無効電力検出器15により順変換器1が
取り込んでいる無効電力を検出し無効電力偏差増
巾器17に加える。無効電力検出値は無効電力設
定回路16で設定する設定値と電圧偏差増巾器1
7で突き合わされる。無効電力偏差増巾器17は
無効電力検出値が設定値より小さいときに無効電
力偏差量に応じた電圧補正信号を電圧指令信号を
小さくする極性で電圧偏差増巾器7に加える。逆
に無効電力検出値が設定値より大きい場合には電
圧補正信号を電圧指令信号を大きくする極性で電
圧偏差増巾器7に加える。いま、無効電力検出値
が設定値より小さくなると周波数指令回路5の指
令する電圧指令信号を無効電力偏差量に応じて減
少させる。その結果、順変換器1の出力電圧(誘
導電動機4の1次電圧)を電圧指令信号より小と
なるように制御される。一方、逆変換器3の出力
周波数指令回路5の指令する周波数指令信号とな
るように制御される。したがつて、誘導電動機4
の1次電圧と1次周波数の比であるV/F値は小
さくなる。V/F値を小さくすると後述するよう
に順変換器1の取り込む無効電力が増加し設定値
に一致する。このようにして、順変換器1の取り
込む無効電力を負荷の大小に拘らず設定値に制御
できる。その結果、軽負荷時に電源電圧が上昇す
るのを防止できる。
次に、V/F値を制御することにより順変換器
1の取り込む無効電力を制御できることについて
説明する。
逆変換器3の入力電力Piは直流入力電圧を
Vd、直流入力電流をIdとすると次式で表わされ
る。
Pi=Vd・Id ……(1) 一方、逆変換器3の出力電力Poは誘導電動機
4の1次電圧をEM,1次電流をIMとすると次式
で表わされる。
Po=√3EMMcos ……(2) cosφ:誘導電動機4の力率 逆変換器3の損失を無視すればPi=Poであり
次式が導かれる。
Vd・Id=√3EMMcos ……(3) ところで、順変換器1と逆変換器3を直流リア
クトルを介して線接続した、いわゆる電流形イン
バータにおいては直流電流Idと1次電流IMは比
例する。電流IdとIMの関係は次式で表わされ
る。
直流電圧Vdと1次電圧EMの関係を求めるため
(3)式に(4)式を代入すると次式のようになる。
(5)式から明らかなように、V/F値つまり1次
電圧EMを変化させると直流電圧Vdは電圧EM
応じて変化する。
さて、本発明のようにして順変換器1が取り込
む無効電力を制御する際にも電動機速度frを所定
値に維持する必要がある。電動機速度frを所定値
に維持するには次式に示すトルクτを一定にす
る。
τ=Pi/fr ……(6) ところで、直流電流Idは次式で示される。
Id=Pi/Vd=(Pi/fr)fr/Vd=τfr
/Vd……(7) 誘導電動機4のすべりは小さいので無視すると
回転速度frと1次周波数がほぼ等しくなるの
で(7)式は(8)式のように表わすことができる。
Id=τ/Vd ……(8) (8)式から明らかなように直流電流Idは1次周波
に比例し、直流電圧Vdに反比例する。し
たがつて、直流電流Idは電圧Vdを減少させると
増加し、また1次周波数を増加させると増加
する。
さて、順変換器1が電圧Vd,電流Idを出力す
るための交流入力電流Isは次式のように表わされ
る。
また、交流入力電圧Esと直流電圧Vdの関係は
次式のようになる。
cosθ:順変換器1の力率 いま、1次電圧EMを減少させると直流電圧Vd
は(5)式の関係によつて減少し、逆に電圧EMを増
加させると増加する。一方、直流電流Idは(7)式の
関係から直流電圧Vdと逆に増加あるいは減少す
る。また、順変換器1の交流入力電流Isは(9)式か
ら明らかなように1次電圧EMを減少させると増
加し、1次電圧EMを増加させると減少する。結
局、順変換器1の力率cosθは(10)式から明らかな
ように、1次電圧EMを減少させると低下し、電
圧EMを増加させると上昇することになる。この
ように、1次電圧EMを変化させることにより順
変換器1が取り込む無効電力を制御することがで
きる。
以上は1次電圧EMを変化させた場合である
が、1次周波数(逆変換器4の出力周波数)
を変化させても同様に無効電力を制御できる。(8)
式より明らかなように直流電流Idは1次周波数
を増加させると増加し、減少させると減少す
る。直流電流Idが増加(また減少)すると交流入
力電流Isも(9)式の関係から増加(減少)する。し
たがつて、例え直流電圧Vdと順変流器力率cosθ
が一定であつても無効電力Is sinθは変化する。
その結果、1次周波数を変えることによつて
順変換器1の取り込む無効電力を制御できる。
ここで、以上の実施例においては、順変換器1
の入力無効電力を検出し、それが一定に保たれる
如く制御したが、それに代つて順変換器1とコン
デンサ13の両方が取り込む無効電力を検出し、
それが所定値(例えば零)となるようにV/F値
を制御しても同様の効果が得られる。また、無効
電力を検出する代りに無効電流を検出し、同様の
制御を行つても同様の効果が得られる。
さらに、自動パルス移相器10の制御入力信号
Ecは順変換器1の出率と略比例関係があるか
ら、下式の関係に従い順変換器1の無効電力Qを
間接的ではあるが検出でき、前述と同様の制御を
行わせることができる。
Q∝Is・√1−()2 ……(11) ここに、Ecoは順変換器1の点弧位相αが0度
となるときの制御入力電圧である。
さらに本発明の他の変形例として、上述の如く
無効電力を検出する代りに、電源電圧の大きさを
検出し、それに応じてV/F値を制御しても同様
の効果が得られる。なぜなら電源電圧は、電源
ACが供給する無効電力に応じて変化するから、
電源電圧との設定値の偏差に応じてV/F値を制
御することにより電源電圧を所定値に保つことが
できるからである。なお電源電圧の設定値として
は、電源系統において種々変換器の影響を受け難
い個所の電圧を検出して用いることもできる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、軽負荷時におい
て力率補償が過多となることを新たな装置を附加
することなく簡単に防止できる。
なお、上述の実施例におけるコンデンサは力率
改善用コンデンサに限らず、高調波除去用で力率
改善を兼ねるものであつても本発明を適用して同
様の効果が得られることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示す構成図である。 1……順変換器、3……逆変換器、4……誘導
電動機、5……周波数指令回路、6……電圧検出
器、7……電圧偏差増巾器、8……電流検出器、
9……電流偏差増巾器、10……自動パズル移相
器、11……V―F発信器、12……点弧制御回
路、13……力率改善用コンデンサ、15……無
効電力検出器、16……無効電力指令回路、17
……無効電力偏差増巾器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流を直流に変換し逆変流器の直流入力電流
    を制御する順変換器と、該順変換器の交流側に接
    続された力率改善用のコンデンサと、前記順変換
    器の直流出力を交流に変換する逆変換器と、該逆
    変換器により駆動される誘導電動機と、前記順変
    換器の出力電圧を制御する電圧制御手段と、前記
    逆変換器の出力周波数を制御する周波数制御手段
    と、前記順変換器の入力無効電力を検出する無効
    電力検出手段とを有し、該無効電力検出手段で検
    出した無効電力検出値が設定値より小さくなつた
    際には前記順変換器の出力電圧を変化させ前記誘
    導電動機に加える電圧とその周波数の比を小さく
    するようにしたことを特徴する力率自動調整装
    置。
JP6222078A 1978-05-26 1978-05-26 Automatic power factor controller Granted JPS54154068A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6222078A JPS54154068A (en) 1978-05-26 1978-05-26 Automatic power factor controller

Applications Claiming Priority (1)

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JP6222078A JPS54154068A (en) 1978-05-26 1978-05-26 Automatic power factor controller

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Publication Number Publication Date
JPS54154068A JPS54154068A (en) 1979-12-04
JPS6255165B2 true JPS6255165B2 (ja) 1987-11-18

Family

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JP6222078A Granted JPS54154068A (en) 1978-05-26 1978-05-26 Automatic power factor controller

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