JPS625394A - プレイバツクミシンにおける定寸縫い装置 - Google Patents

プレイバツクミシンにおける定寸縫い装置

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JPS625394A
JPS625394A JP14362985A JP14362985A JPS625394A JP S625394 A JPS625394 A JP S625394A JP 14362985 A JP14362985 A JP 14362985A JP 14362985 A JP14362985 A JP 14362985A JP S625394 A JPS625394 A JP S625394A
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sewing
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sewing machine
pitch
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仙田 豊
克彦 佐藤
小沢 哲男
悦造 野村
康男 榊原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は試縫作業時に記憶した縫製データに基づいて
再生縫いを実行するプレイバックミシンに係り、詳しく
は再生縫い時における少なくとも最終針縫いを縮小され
た布送りピッチにより実行し、その縫い長さを試縫時に
おける縫い長さと一致させるように構成した定寸縫い装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の定寸縫い装置としては、再生縫い時の計
数が試縫時における針数と一致したときにミシン主軸を
停止させて定寸縫いを行うように構成したものが知られ
ている。
(−明が解決しようとする問題点) ところが、この従来の定寸縫いVt置によると、再生縫
い時の高速運転に伴い布送り機構部における各部品相互
間の応答性が慣性により低下して縫目ピッチに伸びが生
じたり、えり端等の市原が大きい部分を縫製する際に縫
い詰まりが発生して布送りが一時的に停止されたり、作
業者の布押え力等の外力により加工布に伸びが生じたり
した場合には、送り歯による実際の布送り量が正しく検
出されず、再生縫い時における計数が試縫データ中の計
数と一致したとしても、再生縫い時の実際の縫い長さが
試縫時の縫い長さと正確に一致しないという問題点があ
った。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は前記した問題点を解決するためになされたも
のであり、その解決手段は第1図に示すように、ミシン
主軸2の回転に伴って上下動される針5を含む縫目形成
機構と、四送り運動に伴って加工布を間欠的に移送する
送り歯10と、加工布の移送に伴って回転される検出軸
4−2と、その検出軸42の回転に同期した信号を発生
する信号発生器44と、縫製途中において布送りピッチ
を縮小変更可能なピッチ変更手段38と、試聴作業に伴
い縫始めからの前記信号発生器44の信号を加算して一
時的に記憶設定する記憶手段53と、その記憶設定され
た信号と再生縫い作業に伴い信号発生器44が出力した
信号とを比較演算し双方の差異が一定の値に達したとき
に前記ピッチ変更手段38を作動させ少なくとも最終針
縫いが縮小された布送りピッチにより実行されるように
制御する制御手段46とから構成されている。
(作用) 従って、この発明のプレイバックミシンにおける定寸縫
い装置によれば、検出軸42の回転に伴い前記信号発生
器44から実際の布送り量に極めて正確に対応する信号
が出力され、再生縫い時にその信号が所定の値に達した
ときに前記ピッチ変更手段38が作動されて少なくとも
最終針の布送りピッチが縮小され、再生縫い時の縫い長
さが試縫時の縫い長さと一致したときにミシン主軸2が
停止される。
(第1実施例) 以下、この発明の第1実施例を図面に従って説明する。
第1図に示すようにミシン機枠1のアーム部りa内には
ミシン主軸2が回転可能に支持され、その右端にはプー
リ3が取着されている。ミシン機枠1のアーム部1aに
は針棒4が上下動可能に支承され、その下端には針5が
取付けられている。
又、加工布支持面を構成するミシン機枠1のベッド部1
bの下方にはモータ13が設置され、ベルト15を介し
て前記プーリ3に連結されている。
そして、モータ15の駆動によるミシン主軸2の回転に
伴い、第5図において前記針5がベッド部1b上の加工
布Wを貫通して上下動され、ベッド部1b内に設けられ
た図示しない糸輪捕捉器どの協働により加工布Wに本縫
縫目が形成されるようになっている。従って、前記針5
及び糸輪捕捉器等により縫目形成機構が構成されている
第2図に示すように前記ミシン機枠1のベッド部1b内
には左右方向へ互いに平行に延びる水平送り軸6と垂直
送り軸7とがそれぞれ回動可能に支持されている。水平
送り軸6の左端には送り台8が支持アーム9を介して回
動可能に支持され、その上面にはベッド部1bの上面よ
り出没し得る送り歯10が取着されている。前記垂直送
り軸7の左端には二叉アーム11が取付けられ、送り台
8前端の係合部8aに係合している。そして、前記ミシ
ン主軸2の回転に伴い水平送り軸6及び垂直送り軸7が
往復回動されることにより、前記送り歯10が四送り運
動されてベッド部1b上の加工布Wに水平方向の間欠的
な送りが付与されるようになっている。
すなわち、前記ミシン主軸2には第3図に示すように水
平送り用の偏心カム12が装着され、その偏心カム12
にはクランクロッド14がその上端において嵌合してい
る。クランクロッド14の下端に対応してミシン機枠1
のベッド部1b内には送り切換器16が支軸17にて回
動可能に支持されている。送り切換器16の後端部間に
は回動レバー18が支持ビン19にて回動可能に支持さ
れ、その前端が連結ビン20により前記クランクロッド
14の下端に回動可能に連結されている。
送り切換器16の後方において前記水平送り軸6上には
連結アーム21が固定され、その上端と前記回動レバー
18の前端との間には連結杆22が軸23及び前記連結
ビン20にて介装されている。
そして、前記送り切換器16の回動調産により支持ビン
19を所定位置に設定配置した状態で前記水平送り用の
偏心カム12が回転されることにより、クランクロッド
14を介して回動レバー18が支持ビン19を中心に上
下方向へ往復回動され、それにともない支持ビン19の
設定位置に応じて連結杆22を介し連結アーム21に前
後方向への回動力が付与され、水平送り軸6が所定範囲
で揺動される。従って、前記水平送り軸6の揺動に伴い
前記送り歯10に水平方向の運動が付与されるようにな
っている。
なお、前記ミシン主軸2には図示しない垂直送り用の偏
心カムが装着され、その偏心カムと前記垂直送り軸7と
の間には垂直送り用のクランクロッドが連結されている
。そして、垂直送り用の前記偏心カムの回転に伴いクラ
ンクロッドを介して垂直送り軸7が所定範囲で往復回動
されることにより、前記送り台8を介して送り歯10に
垂直方向の運動が付与されるようになっている。
第4図に示すように、ミシン機枠1のアーム部りa内に
は送り調節部材25が支軸26により回動可能に支持さ
れ、図示しないばねの作用により同図の時計方向に回動
付勢されるとともに、その館側部にはV字状の送り制御
カム27が形成されている。送り調節部材25の後側部
には連結杆28が上端においてねじ29により回動可能
に取着され、その下端は第2.3図に示すように前記送
り切換器16上の支持ビン19に回動可能に連結されて
いる。又、第4図に示すように前記送り調節部材25の
前方においてミシン機枠1のアーム部1aには手動操作
部材30が螺合され、その内方端には送り調節部材25
の送り制御カム27に係合して、その送り調節部材25
を前記ばねの作用に抗して所定位置に規制保持するため
の保持部32が設けられている。
そして、常には前記ばねの作用により送り調節部材25
が第4図に実線で示す位置に配置され、かつ連結杆28
が押し下げられて第3図(a )に示すように前記送り
切換器16が布送りピッチの大きな下方の回動位置に配
置されている。従って、この状態において前記手動操作
部材30の回動操作により送り調節部材25がばねの作
用に抗して第4図に鎖線で示すように反時計方向に回動
されたときには、前記連結杆28の上昇を介して送り切
換器16が第3図<a >の時計方向に回動され、第3
図(b )に示すように送り切換器16上の支持ビン1
9の軸芯が連結ビン2oと軸23の軸芯とを結ぶ直線L
−Lに近づくほど布送りビッヂが小さくなり、第5図(
C)に示すように支持ビン19の軸芯がL−Lを越えて
上方に移動した状態で布送り方向が反転されるようにな
っている。
第2図に示すように前記送り切換器16の上方を左右に
延びるように、4.82機枠1のアーム部りa内には作
動軸34が回動可能に支持され、その右端にはアーム部
1aの外部に露出する操作レバー37が取着されている
。又、作動軸34の左端には作動アーム35が固定され
、その後端がねじ36により前記連結杆28の中間部に
回動可能に連結されている。そして、操作レバー37の
押圧操作により作動軸34が第2図の時計方向に回動さ
れたときには、作動アーム35及び連結杆28を介して
前記送り切換器16が第3図(C)に示すように反転位
置まで回動されて、布送り方向が反転されるようになっ
ている。
さらに、作動軸34の後方においてミシン機枠1のアー
ム部りa内にはサーボソレノイド38が配設され、その
アーマチャ39の前端は連結体40を介して作動軸34
に作動連結されている。そして、このサーボソレノイド
38によりこの実施例におけるピッチ変更手段が構成さ
れ、アーマチャ39の前方への突出移動に伴い作動軸3
4が第2図の時計方向へ所定B回動されたときには、作
動アーム35及び連結杆28を介して送り切換器16が
第3図(b )に示すように布送り(至)の減少方向に
回動されて布送りピッチが縮小補正されるようになって
いる。
一方、第5,6図に示すように、アーム部1aの左側面
下端部には支持板33が取着され、その下端部に設けら
れたばね軸41には周面が凹凸状の磁性体よりなる検出
軸42が回転可能に支持されている。そして、この検出
軸42は前記ばね輪41の付勢力によってベッド部1b
上の加工布Wに圧接された状態で加工布Wの移送に伴っ
て追従回転されるようになっている。nη記検検出42
に上方から対向するように支持板33には、磁気センサ
43を備えた信号発生器44が装着され、検出軸42の
凹凸の回転に同期したパルスを出力するようになってい
る。なお、第5図に示す24は押え足、第6図に示す3
1は釘板である。
次に、第7図に基づきこの実施例におけるミシンの制御
回路について説明する。制御手段としての中央処理装置
(CPU)46には入力インターフェイス47を介して
スタートスイッチ48、前記信号発生器44、ミシン主
軸2の回転に関連して針5の計上位置と針下位置とを検
出可能な別位置検出器50.及び操作パネル45上に設
けられた記憶キー49と再生キー51とがそれぞ接続さ
れている。そして、試縫時及び再生縫い時においては、
縫始めから前記信号発生器44が出力したパルス数がC
PtJ46により加算されるようになっている。
又、出力インターフェイス52には前記モータ13とミ
シン主軸2との間の駆動伝達系内に設けられたクラッチ
機構を連結・解離動作させるための駆動用ソレノイド5
5が接続されるとともに、布送りピッチ変更用の前記サ
ーボソレノイド38が接続されている。
さらに、CPU46には記憶手段としてのランダムアク
セスメモリ(RAM)53及びリードオンリーメモリ(
ROM)54が接続されている。
そして、試縫時において1パターンの縫製が終了し前記
記憶キー49が操作されたときには、CPtJ46は信
号発生器44からのパルス数の加filを試縫時の縫い
長さデータとしてRAM53に記憶設定するようになっ
ている。又、前記再生キー51が操作されたときには再
生縫いモードが設定され、CPU46は再生縫い作業に
伴い信号発生器44が出力したパルス数とRAM53に
記憶設定されたパルス数とを比較演算し、双方の差異が
一定の値に達したときに前記サーボソレノイド38に駆
動信号を出力した後、前記駆動用ソレノイド55に駆動
停止信号を出力するようになっている。なお、ROM5
4にはプレイバックミシン全体を制御するプログラムが
内装されている。
次に、第8図に基づきこのプレイバックミシンの作用に
ついて説明すると、ステップS1では前記再生キー51
の操作により再生縫いモードが設定されたか否かが判断
される。そして、再生キー51が操作されていない場合
、すなわち試縫いモードが設定された場合においてステ
ップS2でスタートスイッチ48の操作が確認されると
、針5による縫製が行われるとともに、送り歯10によ
る布送りが実行され、ステップS3において布送り量に
対応する前記信号発生器44がらのパルス数が加算され
る。そして、ステップS4で1パターンの縫−製が完了
し、ステップS5で前記記憶キー49の操作が確認され
ると、ステップs6において前記ステップS3にて加算
された試縫時の縫い長さに対応するパルス数がRAM5
3に記憶設定された後、ステップS1へ復帰する。
次いで、ステップS1において再生キー51の操作によ
り再生縫いモードが設定され、かつステップ$7でスタ
ートスイッチ48の操作が確認されると、再生縫いが開
始される。そして、ステップS8では前記針位置検出器
50からの針上信号と次の針上信号との間に信号発生器
44が出力したパルス数に基づいて、1布送りピッチ当
りのパルス数(第9図のBに相当)が検出され、その値
がRAM53に記憶される。続いて、ステップS9では
前記記憶パルス数より再生縫いに伴う布送り母に、対応
したパルス数が減篩され、ステップS10ではその演算
動作に伴い針位置検出器5oからの針下信号に基づいて
針5の針下位置が確認される。
ステップ811では、前記ステップS9で減算された後
の残りのパルス数が1布送りピッチ当りの前記パルス数
B以下であるか否かが判別され、否であればステップS
9に復帰して前記演算及び針下位置の確認が繰返される
。次いで、ステップ812にて前記残りのパルス数が1
布送りピッチ当りのパルス数Bと一致するか否かが判断
され、一致すればステップS13に進みそれまでと同一
の布送りピッチにより最終針の縫製が実行された模、糸
切りが行われ、ステップ814にて前記駆動用ソレノイ
ド55に駆動停止信号が出力されてミシン主軸2の回転
が停止される。
一方、前記残りのパルス数が1布送りピッチ当りのパル
ス数8未満であれば、ステップS15に進み残りのパル
ス数に基づいた駆動信号により前記サーボソレノイド3
8のアーマチャ39が突出駆動され、作動軸34、作動
アーム35、連結杆28等を介して送り切換器16が第
3図(b )に示すように布送り量の減少方向に回動さ
れて布送りピッチが縮小される。続いて、ステップ81
3で加工布Wに縮小された布送りピッチ(第7図の81
による最終針縫いが実行された後、糸切りが行われ、ス
テップ314にてミシン主軸2の回転が停止される。
ところで、この実施例のミシンにおいては検出軸42が
加工布Wの送りに伴って追従回転され、信号発生器44
がその検出軸42の回転に同期した信号を出力するため
、再生縫い時にミシンが高速運転されて縫目ピッチが伸
びたり、縫詰まりによって布送りが一時的に停止された
り、あるいは外力によって加工布Wが伸張されたりした
場合でも、信号発生器44が出力したパルス数と実際の
布送りmとの間にほぼ一対一の応答性が得られ、信号発
生器44からのパルス数に基づき送り歯10による実際
の布送り量を正確に検出することができる。しかも、最
終針縫いが縮小された布送りピッチにより実行されるた
め、試縫時の縫い終り位置と比較して過不足がない正確
な位置で再生縫を終了することができる。なお、前記作
用説明においては、残りパルス数が1ピツチに相当する
パルス数8未満に達したときにサーボソレノイド38が
作動されるが、その比較基準となるピッチ数を2ピツチ
、3ピツチ、4ピツチと大きく設定する程、縮小される
縫目の数が多くなって縫い終り部分が美しい定寸縫いを
行うことができる。
(第2実施例) 次に、この発明を具体化した第2実施例を第10〜12
図に基づいて説明する。この第2実施例は最終針の布送
りビッヂを変更する構成のみが前記第1実施例と相違し
ている。
すなわち、第10図に示すように、前記垂直送り軸7に
固定された二叉アーム11には軸56を介して「状の回
動レバー57が支持されていて、その一端の二叉部59
は前記送り台8の系合部8aに嵌合されるとともに、(
l!!端にはビン60によりリンク61の一端が軸着さ
れている。又、ミシン機枠1のベッド部1b内に固設さ
れた支軸62には作動レバー64がその中間部にて回動
可能に支持され、ばね63により常に同図の反時計方向
に付勢されている。この作動レバー64の上端にはビン
65を介して前記リンク61の他端が連結されるととも
に、下端は前記ばね63の作用によってベッド部1b内
に設置された送り停止ソレノイド58のアーマチャ66
に圧接している。
そして、常には前記送り停止ソレノイド58のアーマチ
ャ66が没入位置にあり、この状態でミシン主軸2に連
動して垂直送り軸7が往復回動されたときには、回動レ
バー57が二叉アーム11に対する定角度位置において
上下に揺動されることにより、送り台8を介して送り歯
10がベッド部1b上面より出没され、この出没動作と
、前記水平送り@6の往復回動に伴う送り歯1oの水平
方向の運動との協働により加工布Wが間欠的に移送され
る。又、前記信号発生器44が出力したパルス数が設定
線長さに相当するパルス数に達したときには、第11図
に示すように、CPU46から前記送り停止ソレノイド
58に駆動信号が出力されてそのアーマチャ66が突出
され、作動レバー64の第8図における時計方向への回
動に伴いリンク61を介して回動レバー57が反時計方
向へ回動されることにより、送り台8の係合部8aが押
し下げられて送り歯10がベッド部1bの上面より沈下
され、その送り歯10の前記布送り作用が無効化されて
加工布Wの送りがただちに停止されるようになっている
次に、第12図に基づきこの第2実施例におけるプレイ
バックミシンの作用について説明する。
ステップ821〜ステツプS26において、前記第1実
施例と同様にして試縫作業に伴う縫製データが記憶され
る。次いで、ステップ321にて再生キー51の操作に
より再生縫いモードが設定され、かつステップ327で
スタートスイッチ48の操作が確認されると、再生縫い
が開始され、ステップS28でその再生縫いに伴い信号
発生器44が出力したパルスが前記設定線い長さに相当
する記憶パルス数より減算される。そして、ステップS
29では減算後の残りパルス数が0となったか否かが確
認され、残りパルス数が0になると、ステップS30に
て前記送り停止ソレノイド58に駆動信号が出力され、
送り歯10が沈下して加工布Wの送りがただちに停止さ
れる。続いて、ステップS31で前記針位置検出器50
により針5の針下位置が確認されると、ステップS32
にて糸切りが実行された後、前記駆動用ソレノイド55
に駆動停止信号が出力されてミシン主軸2の回転が停止
される。
従って、この第2実施例においても前記第1実施例と同
様に信号発生器44が出力した布送り量とほぼ一対−で
対応する信号に基づいて再生縫い時の縫長さが正確に検
出されるため、その縫長さが試縫時に設定した縫長さと
一致したときに送り歯10による布送りをただちに停止
させ、第9図に示すように線絡りの加工布W上に縮小さ
れたピッチB′の縫目を形成して過不足がない縫長さの
再生縫を実行することができる。
なお、この発明は前記実施例の構成のみに限定されるも
のではなく、例えば信号発生器を多数のスリットを有す
る検出軸と、これに対応するホトインタラプタとにより
構成したりするなど、この発明の趣旨を逸脱しない範囲
で各部の構成を任意に変更して具体化することも可能で
ある。
発明の効果 以上詳述したようにこの発明によれば、検出軸の回転に
伴い信号発生器から実際の布送り量に一対一で対応する
信号が出力され、その信号に基づき再生縫い時の少なく
とも最終針の布送りピッチを縮小して、試縫時に設定し
たN長さと正確に一致する縫長さにより再生縫いを行う
ことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のプレイバックミシンの構成説明図で
ある。第2〜9図はこの発明を具体化した第1実施例を
示し、第2図は水平送り機構の斜視図、第3図(a )
、  (b )、  (0)は布送り但の調節機構を示
す要部断面図、第4図はミシンの側断面図、第5図は信
号発生器を示すミシンの左側面図、第6図は要部の平断
面図、第7図は制御回路図、第8図はフローチャート図
、第9図は縫目を示す平面図である。第10〜12図は
この発明の第2実施例を示し、第10図はピッチ変更機
構部の斜視図、第11図は要部の制御回路図、第12固
縛フローチャート図である。 図において、1はミシン機枠、1bは加工布支持面を構
成するベッド部、2はミシン主軸、5は針、6は水平送
り軸、7は垂直送り軸、8は送り台、10は送り歯、1
3はモータ、38はピッチ変更手段を構成するサーボソ
レノイド、42は検出軸、44は信号発生器、46は制
御手段としてのCPU、53は記憶手段としてのRAM
、49は記憶キー、51は再生キー、58はピッチ変更
手段を構成する送り停止ソレノイドである。 特許出願人   ブラザー工業株式会社代 理 人  
 弁理士  恩1)博宜第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ミシン主軸(2)の回転に伴い加工布支持面(1b
    )を横切って上下動される針(5)を含み、加工布支持
    面(1b)上の加工布(W)に縫目を形成する縫目形成
    機構と、 前記ミシン主軸(2)の回転に伴い加工布(W)を間欠
    的に移送する送り歯(10)と、 その送り歯(10)の近傍において前記加工布(W)に
    接触し、加工布(W)の移送に伴って回転される検出輪
    (42)と、 その検出輪(42)の回転に同期した信号を発生する信
    号発生器(44)と、 縫製途中において前記送り歯(10)による布送りピッ
    チを縮小変更可能なピッチ変更手段(38、58)と、 試縫作業に伴い縫始めからの前記信号発生器(44)の
    信号を加算して一時的に記憶設定する記憶手段(53)
    と、 その記憶設定された信号と、再生縫作業に伴い前記信号
    発生器(44)が出力した信号とを比較演算し、双方の
    差異が一定の値に達したとき前記ピッチ変更手段(38
    、58)を作動させ、少なくとも最終針縫が縮小された
    布送りピッチにより実行されるように制御する制御手段
    (46)とから構成したことを特徴とするプレイバック
    ミシンにおける定寸縫い装置。
JP14362985A 1985-06-29 1985-06-29 プレイバツクミシンにおける定寸縫い装置 Expired - Lifetime JPH0613075B2 (ja)

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JPS625394A true JPS625394A (ja) 1987-01-12
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104278447A (zh) * 2014-10-07 2015-01-14 杰克缝纫机股份有限公司 缝纫机针距电子显示装置

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JPH0613075B2 (ja) 1994-02-23

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