JPS625369Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS625369Y2
JPS625369Y2 JP1982190800U JP19080082U JPS625369Y2 JP S625369 Y2 JPS625369 Y2 JP S625369Y2 JP 1982190800 U JP1982190800 U JP 1982190800U JP 19080082 U JP19080082 U JP 19080082U JP S625369 Y2 JPS625369 Y2 JP S625369Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold air
floor
vehicle
damper
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982190800U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5993913U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19080082U priority Critical patent/JPS5993913U/ja
Publication of JPS5993913U publication Critical patent/JPS5993913U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS625369Y2 publication Critical patent/JPS625369Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダブルデツカバス車両のごとく2階構
造の車室を持つ車両に用いられる空調装置に関す
るもので、その目的とするところは、2階構造の
車室を持つ車両において、車両走行用メインエン
ジンの走行性能に何ら支障をきたすことなく、1
階の車室および2階の車室を良好に空調できる空
調装置を提供することにある。
以下本考案を図示の実施例について説明する。
第1図および第2図において、1は2階構造の車
室を持つダブルデツカバスの車両全体を示し、2
はその1階の車室で、3は2階の車室である。4
は1階の床面で、5は2階の床面である。6は2
階に上がるための階段で、1階の車室2の後方側
に位置している。7はこの階段6の更に後方側に
位置する荷物室、8はこの荷物室7内に設置され
ている冷房装置本体で、全部の機器が1つの共通
の架台上に載置されて1ユニツト型に構成されて
いる。この本体8は、冷房用補助エンジン8a、
この補助エンジン8aにより駆動される圧縮機8
b、凝縮器とラジエータと過冷却器のユニツト8
c、冷却用フアン8d、蒸発器ユニツト8e等を
有している。蒸発器ユニツト8eはその上面に2
階から車室内空気を吸入する吸入口8fを有して
おり、この吸入口8fから吸入された空気はユニ
ツト8e内の蒸発器(図示せず)によつて冷却さ
れて冷風となり、しかる後補助エンジン8aによ
り駆動される送風フアン(シロツコフアン)8g
によつて接続ダクト9側へ送風されるようになつ
ている。荷物室7の後方側には車両走行用メイン
エンジン20が設けられている。
10は1階の車室天井部に配設された第1の冷
風ダクトで、本例では1階の車室天井部の右側角
部のみに車両前後方向に沿つて配設さている。1
1は2階の車室天井部に配設された第2の冷風ダ
クトで、本例では2階の車室天井部の左右両側の
角部に車両前後方向に沿つて配設されている。こ
の第1、第2の冷風ダクト10,11にはそれぞ
れ多数の冷風吹出口10a,11aが備えられて
いる。前記接続ダクト9は第1の冷風ダクト10
に連通しているとともに、第2の冷風ダクト11
にも立上りダクト9a,9bを介して連通してい
る。12は第1、第2の冷風ダクト10,11へ
の風量割合を調整するダンパで、本例では第3図
に詳示するように第1の冷風ダクト10の冷風入
口部に設置され、第1の冷風ダクト10への冷風
流入量を調整するようになつている。このダンパ
12の側端には第4図に示す操作ピン12aが設
けられ、このピン12aにはコントロールワイヤ
13の一端が連結され、このワイヤ13の他端は
手動操作される操作レバー14に連結されてい
る。このレバー14は第1図、第2図に示すよう
に1階の車室2前方部にある運転席に隣接して設
けられた空調制御箱15に配設されている。
従つて、運転者はレバー14を容易に手動操作
でき、これによりコントロールワイヤ13を介し
てダンパ12を開閉して、第1、第2の冷風ダク
ト10,11への風量割合を自由に調整できる。
本例のダンパ12の配置形態では、2階側の第2
の冷風ダクト11に優先的に冷風が流れ、1階側
の第1の冷風ダクト10に流入する冷風量がダン
パ12の開閉位置によつて広範囲に調整される。
第3図において、12bはダンパ12の操作ピン
12aの回動範囲を規制する円弧溝である。
第5図は他の実施例を示すもので、ダンパ12
の操作ピン12aを電磁ソレノイド16により駆
動するようにし、この電磁ソレノイド16を前記
制御箱15に設けた手動スイツチ17により制御
するようにしたものである。
なお、上記実施例はいずれもダンパ12を手動
操作するようにしているが、1階の車室2と2階
の車室3の温度を検出し、その検出温度に応じて
両車室23の温度がバランスするようにダンパ開
度を自動制御してもよい。
以上述べたように本考案によれば、冷房装置本
体8を補助エンジン8aにより駆動しているか
ら、車両の走行性能に何ら影響を与えることがな
く、しかも1ユニツト型の冷房装置本体8にて1
階、2階両方の車室2,3を冷房することがで
き、全体構成が簡潔であるという効果がある。
更に、2階構造のバス車両では視野の広い2階
の車室に乗客が乗り、1階の車室は予備スペース
として取り扱われるので、1階の車室に対する空
調の必要性が少ないという事情がある。本考案で
はこの点に注目して、1階用の第1の冷風ダクト
の入口部に風量調整用のダンパを設置し、第1の
冷風ダクトへの冷風流入量を調整するようにして
いるから、1階の車室の空調の必要性に応じて上
記ダンパの開度を調整することにより、1階の車
室への冷風量を容易に調整できるとともに、2階
の車室への冷風分配を直接多くして、2階の冷房
能力を向上できるという効果が大である。
従つて、本考案によれば、2階側を優先した冷
房機能を得ることができ、1階側の乗客数が極端
に少ない場合とか、1階側に乗客がいない場合で
も冷房装置本体の冷房能力を2階側の冷房のため
に有効活用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示すバス車両
の側面断面図、第2図は第1図図示のバス車両の
1階部分の平面図、第3図は第1図のダンパ12
部の拡大図、第4図は第3図のダンパ12の操作
機構図、第5図は本考案の他の実施例を示すダン
パ操作機構図である。 2……1階の車室、3……2階の車室、8……
冷房装置本体、9……接続ダクト、10,11…
…第1、第2の冷風ダクト、12……ダンパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2階構造の車室を持つ車両に用いられる空調装
    置であつて、 冷房用の補助エンジンによつて駆動される1ユ
    ニツト型の冷房装置本体と、 1階の車室天井部および2階の車室天井部にそ
    れぞれ独立に配設された第1、第2の冷風ダクト
    と、 前記冷房装置本体で冷却された冷風を前記第
    1、第2の冷風ダクトに供給する接続ダクトと、 前記第1の冷風ダクトの入口部に設けられ、第
    1の冷風ダクトへの冷風流入量を調整するダンパ
    とを具備する車両用空調装置。
JP19080082U 1982-12-16 1982-12-16 車両用空調装置 Granted JPS5993913U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19080082U JPS5993913U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 車両用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19080082U JPS5993913U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 車両用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5993913U JPS5993913U (ja) 1984-06-26
JPS625369Y2 true JPS625369Y2 (ja) 1987-02-06

Family

ID=30411020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19080082U Granted JPS5993913U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 車両用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5993913U (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831214A (ja) * 1971-08-25 1973-04-24
JPS50376A (ja) * 1973-05-09 1975-01-06
JPS50377A (ja) * 1973-05-07 1975-01-06
JPS5513128U (ja) * 1978-07-13 1980-01-28

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338286Y2 (ja) * 1973-11-29 1978-09-16
JPS56152242U (ja) * 1980-04-15 1981-11-14
JPS6137531Y2 (ja) * 1981-03-23 1986-10-30
JPS615290Y2 (ja) * 1981-05-27 1986-02-18

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831214A (ja) * 1971-08-25 1973-04-24
JPS50377A (ja) * 1973-05-07 1975-01-06
JPS50376A (ja) * 1973-05-09 1975-01-06
JPS5513128U (ja) * 1978-07-13 1980-01-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5993913U (ja) 1984-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5673964A (en) Integral center-mounted airhandling system with integral instrument panel air-conditioning duct and structural beam
US5220808A (en) Air conditioning unit for motor vehicle, particularly omnibuses
JPH06156049A (ja) 自動車の車室用の暖房・換気・空調装置
JP2003002035A (ja) 自動車の空調装置
JPS601018A (ja) 自動車用空気調和装置
JP3630022B2 (ja) 車両用空気調和装置
JPS625369Y2 (ja)
JPH0550848A (ja) 車両用空調装置
JP2001171333A (ja) 車両用空調装置
JPS602007Y2 (ja) 特殊車輛用空気調和装置
JPS6317107A (ja) 自動車用空調装置
JP3301178B2 (ja) 車両用空気調和装置
JPH027693Y2 (ja)
JPH0880726A (ja) バス用空調装置
JP2553193Y2 (ja) 車両用空調装置
JP2770531B2 (ja) バス用空調ダクト
JPH04119265U (ja) 車両用空調装置
JPS5941135Y2 (ja) バンタイプ車両用空調装置
JPS6225366Y2 (ja)
JP2598089Y2 (ja) 車両用デフロスタ装置
JPS5930732Y2 (ja) 空気調和装置付き車両
JP3482655B2 (ja) 車両用空調装置
JPS602970Y2 (ja) 車輛用空気調和装置
JPS623285Y2 (ja)
JPH10109523A (ja) 車両後席用空調装置