JPS5941135Y2 - バンタイプ車両用空調装置 - Google Patents

バンタイプ車両用空調装置

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JPS5941135Y2
JPS5941135Y2 JP151380U JP151380U JPS5941135Y2 JP S5941135 Y2 JPS5941135 Y2 JP S5941135Y2 JP 151380 U JP151380 U JP 151380U JP 151380 U JP151380 U JP 151380U JP S5941135 Y2 JPS5941135 Y2 JP S5941135Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
vehicle
seat
cooler
passenger
Prior art date
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Expired
Application number
JP151380U
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English (en)
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JPS56102220U (ja
Inventor
光久 永井
武志 桑島
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
Application filed by 株式会社デンソー filed Critical 株式会社デンソー
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両ダッシュパネル近傍に配置した第1のク
ーラーユニットにより車室前方側を冷房し、かつ第2の
クーラーユニットから冷風が送り込まれるL字形ダクト
の天井部分から車室後方に向けて冷風を吹出して、車室
後方の乗員席を冷房するパンタイプ車両用空調装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来のパンタイプ車両用空調装置では、蒸発器、送風機
、およびクーラー吹出口を有するダッシュタイプのクー
ラーユニットを床上に直接つけたり、あるいは取付ステ
ーによって取付たりしていたが、クーラーユニットが乗
員と同じ高さにあり、風の吹出方向、風のまわりなどの
点で問題があり、車室内を均一に冷房できないという不
具合があった。
また、従来の天井吹出タイプのものは、蒸発器、送風機
、吹出口を有するクーラーユニットを直接天井につけた
ものであり、天井からの張出しが大きいので、乗員の頭
部クリアランスが小さくなり、乗員の居住性の点で障害
となり、また運転席からの後方視界の妨げにもなってい
た。
(考案の目的) 本考案は上記点に鑑みてなされたもので、車室前方側の
運転席および助手席を良好に冷房するのみならず、車室
後方側の乗員席に対しても、天井部からの冷風吹出しに
よる良好な冷房効果を発揮できるとともに、天井部から
クーラーユニットを切り離すことにより、天井部分の張
り出しをダクトによる小さなものとなし、居住性の向上
および後方視界の改善を図ることができるパンタイプ車
両用空調装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は上記目的を遠戚するために、車室前方側に運転
席および助手席を備え、かつ車室後方側に乗員席を備え
たパンタイプ車両において、車両ダッシュパネル近傍に
配置され、前記運転席および助手席側に冷風を吹出す第
1のクーラーユニットと、 車室側壁に沿って立上り、かつ単室天井部の左右方向を
横切るように配置されたL字形のダクトと、 このダクトの下端の開口部に空気吐出口が接続され、冷
風を前記ダクトに送り込む第2のクーラーユニットと、 前記ダクトの天井部の部分に設けられ、単室後方側に冷
風を吹出すクーラー吹出口とを具備するものである。
(実施例) 以下本考案を図に示す実施例により詳細に説明する。
第1図乃至第4図において、1はクーラーユニットで、
箱形形状の金属あるいは樹脂製のケース2と、このケー
ス2内に収納した冷凍サイクルの蒸発器3および送風フ
ァン4aとモータ4bとより戊る送風機4で構成しであ
る。
このクーラーユニット1は本考案の第2のクーラーユニ
ットをなすものであって、そのケース2には車室内空気
吸入口2aと空気吐出口2bとが設けてあり、このケー
ス2は本例では運転席5、助手席6に最も近接した乗員
席7の下部において車両の席F上にボルト8で取付けで
ある。
ここで、本考案の適用するパンタイプ車両は、図示する
ように、車室前方側に運転席5および助手席6を備え、
かつ車室後方側に複数(第1図では4個)の乗員席7を
備えてお・す、走行用エンジン(図示せず)は床下に設
置している。
9は樹脂製の横断面丁字形状を有するダクトで、正面形
状は第3,4図のごとくL字形状になっている。
このダクト9は天井部の一端が閉じ、他端すなわち下端
が開口しでおり、その開口端はクーラーユニット1のケ
ース2の空気吐出口2bにビス10を用いて接続しであ
る。
また、ダクト9は車両の前窓11と中窓12との間の車
室側壁13に沿って立上り、かつ車室天井部14の左右
方向を横切るよう配置されており、さらに風洩れ防止お
・よび断熱を兼ねたパツキン(図示しない)を介して側
壁13、天井部14にビス16により取付けである。
ダクト9の天井部分には、車室の前後方向にのびる直線
形状の樹脂製補助ダクト90が風洩れ防止および断熱を
兼ねたパツキンを介してビスにて接続固定しであり、こ
の補助ダクト90は横断面丁字形状を有していて前記ダ
クト9と同じようにして車室天井部14にビス締めによ
り取付けである。
このダクト90と補助ダクト9とにより丁字形状の天井
ダクトを構成している。
15は複数のクーラー吹出口で、ダクト9の天井部14
側においてその後方側すなわち乗員席7側に取付けてあ
り、吹出方向が自在に変更できるようになっている。
また、このクーラー吹出口15は補助ダクト90の左右
両側にも取付けである。
17は運転席5および助手席6の前席側に向くようダッ
シュパネル18に取付けたダッシュ型のクーラーユニッ
トで、本考案の第1のクーラーユニットをなすものであ
る。
この第1のクーラーユニット17および前記第2のクー
ラーユニット1の蒸発器は第5図のごとく冷凍サイクル
において並列に配管してあり、第1のクーラーユニット
17の蒸発器を符号17aで示す。
19は操作スイッチ箱で、運転席5と乗員席7との間に
設置してあり、このスイッチ箱19には第2のクーラー
ユニット1の送風機4のモータ4bの回転スピード制御
ならびに回転のオンオフを行なうスイッチが設けである
なお、このスイッチを操作してモータ4bを回転させる
と第5図の電磁弁20が開いて第2のクーラーユニット
1の蒸発器3に冷媒が流れるように上記スイッチと電磁
弁20とは連動するようになっている。
第5図の圧縮機21は周知のごとく電磁クラッチ(図示
せず)を介して自動車エンジンに連結されており、そし
て、圧縮機21の運転は上記第1のクーラーユニット1
7のクーラースイッチ(図示しない)により上記電磁ク
ラッチの通電を断続しで制御するようになっている。
なお、22は凝縮器、23は受液器である。
上記構成において、第1のクーラーユニット17のクー
ラースイッチを操作して圧縮機21を運転し、かつスイ
ッチ箱19のスイッチを操作して第2のクーラーユニッ
ト1の送風機4を作動させると共に電磁弁20を通電し
てこれを開く。
これにより、単室前方の運転席5および助手席6側は第
1のクーラーユニット17から吹出される冷風により冷
房される。
一方、車室後方の乗員席7側はダクト9および補助ダク
)90を経て車室天井部のクーラー吹出口15より吹出
される冷風により良好に冷房される。
第6図は車両前後方向に配列された3つの乗員席7のう
ち、中央の乗員席7の下部に第2のクーラーユニット1
を配設し、かつダッシュパネル18にダッシュ型の第1
のクーラーユニット17を配設した他の実施例を示して
いる。
(考案の効果) 上述したように本考案によれば、パンタイプ車両におい
て、車室前方側の運転席お・よび助手席をダッシュパネ
ル部に配設した第1のクーラーユニットにより冷房する
とともに、単室側壁に沿って立上るL字形ダクトの天井
部分を、車室天井部の左右方向を横切るように配置し、
この天井部分に設けたクーラー吹出口から車室後方側に
向けて冷風を吹出すことにより車室後方側の乗員の頭部
付近に冷風を導くことができるので、車両後方側も良好
に冷房することができ、従って、パンタイプ車両の車室
前方側のみならず、車室後方側の乗員に対しても快適な
冷房感を与えることができる。
また、上記り字形ダクトに、第1のクーラーユニットと
は別個の第2のクーラーユニットから冷風を送り込むよ
うにしているから、L字形ダクトに対しても充分な量の
冷風を圧送でき、車室後方側の冷房効果を向上できる。
また、第2のクーラーユニットをL字形ダクトの下端開
口部に接続して、車室天井部から切り離しているから、
車室天井部の張り出しをダクトによる小さなものとする
ことができ、従って、乗員の頭部クリアランスを従来よ
り拡大して、居住性を向上できるとともに、運転者の後
方視界を改善できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す模式的な平面図、
第2図は第1図の正面図、第3図は第1図の右側面図、
第4図は第1図乃至第3図にお・ける第2のクーラーユ
ニット1とダクト9の構造を詳細に示す部分断面図、第
5図は本考案装置の冷凍サイクル図、第6図は本考案装
置の他の実施例を示す正面部である。 1・・・・・・第2のクーラーユニット、2・・・・・
・ケース、2b・・・・・・空気吐出口、4・・・・・
・送風機、5・・・・・・運転席、6・・・・・・助手
席、7・・・・・・乗員席、9・・・・・・L字形ダク
ト、13・・・・・・側壁、14・・・・・・天井部、
15・・・・・・クーラー吹出口、17・・・・・・第
1のクーラーユニット、18・・・・・・ダッシュパネ
ル、90・・・・・・補助ダクト。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)車室前方側に運転席および助手席を備え、かつ車
    室後方側に乗員席を備えたパンタイプ車両において、車
    両ダッシュパネル近傍に配置され前記運転席および助手
    席側に向かって冷風を吹出す第1のクーラーユニットと
    、 車室側壁に沿って立上り、かつ車室天井部の左右方向を
    横切るように配置されたL字形のダクトと、 このダクトの下端の開口部に空気吐出口が接続され、冷
    風を前記ダクトに送り込む第2のクーラーユニットと、 前記ダクトの天井部の部分に設けられ、車室後方側に冷
    風を吹出すクーラー吹出口とを具備することを特徴とす
    るパンタイプ車両用空調装置。
  2. (2)前記ダクトの天井部の部分には、車室前方側に冷
    風を吹出すクーラーの吹出口が設けられていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のパンタイ
    プ車両用空調装置。
  3. (3)前記ダクトの天井部の部分には、車室の前後方向
    にのび、かつ、クーラー吹出口を有する補助ダクトが接
    続されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項または第2項記載のパンタイプ車両用空調装置。
  4. (4)前記第2のクーラーユニットが前記車室後方側の
    乗員席下部に配置されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載のパ
    ンタイプ車両用空調装置。
JP151380U 1980-01-09 1980-01-09 バンタイプ車両用空調装置 Expired JPS5941135Y2 (ja)

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JP151380U JPS5941135Y2 (ja) 1980-01-09 1980-01-09 バンタイプ車両用空調装置

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JP151380U JPS5941135Y2 (ja) 1980-01-09 1980-01-09 バンタイプ車両用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56102220U JPS56102220U (ja) 1981-08-11
JPS5941135Y2 true JPS5941135Y2 (ja) 1984-11-26

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ID=29598398

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JP151380U Expired JPS5941135Y2 (ja) 1980-01-09 1980-01-09 バンタイプ車両用空調装置

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