JPS6144899Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6144899Y2
JPS6144899Y2 JP14866482U JP14866482U JPS6144899Y2 JP S6144899 Y2 JPS6144899 Y2 JP S6144899Y2 JP 14866482 U JP14866482 U JP 14866482U JP 14866482 U JP14866482 U JP 14866482U JP S6144899 Y2 JPS6144899 Y2 JP S6144899Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cooling unit
evaporator
automobile
blow
blower
Prior art date
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Expired
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JP14866482U
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English (en)
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JPS5953113U (ja
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Publication date
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Priority to JP14866482U priority Critical patent/JPS5953113U/ja
Publication of JPS5953113U publication Critical patent/JPS5953113U/ja
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車の天井に設けられる形式の
自動車用クーリングユニツトに関するものであ
る。
この種のクーリングユニツトとして、例えば実
開昭52−43241号公報に示されているように、送
風機とエバポレータとをケースに収納してクーリ
ングユニツト本体を構成し、該クーリングユニツ
ト本体を自動車の前部に設けるようにしたものが
すでに公知となつている。しかしながら、従来公
知のクーリングユニツト本体は、方形状など一般
的な形状をなしているにすぎないので、例えばワ
ンボツクスカーやマイクロバスにあつては、運転
席又は助手席に坐る者の視界を狭くして安全運転
上好ましくなかつたり、その頭上空間を狭くして
圧迫感を与えるなどの欠点があつた。
この考案は、上述したクーリングユニツト本体
の形状に起因する従来の欠点を解消し、運転席と
助手席とに坐る者の視界を確保すると共に、頭上
の圧迫感を与えない自動車用クーリングユニツト
を提供することを課題とする。しかして、この考
案の最も特徴とするところは、クーリングユニツ
ト本体を自動車の運転席と助手席とに坐る者の視
界及び頭上空間を避けるように自動車の進行方向
から後方へ向かつて末広がりとなる形状にしたこ
とにある。したがつて、運転席と助手席とに坐る
者の視界を妨げる物がなくなるし、頭上空間も十
分確保できるので、上記課題を達成することがで
きるものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図において、この考案に係るクーリングユ
ニツト1は、自動車2の天井3の前部に取付けら
れており、自動車2としては、ワンボツクスカ
ー、マイクロバス、ワゴン車、ライトバン、RV
(リクリエーシヨナブルビークル)等が好適であ
り、この実施例ではそれらのハイルーフ車に適用
してある。上記クーリングユニツト1は、クーリ
ングユニツト本体4がパイプフレーム5を介して
自動車2の車体に取付けられていると共に、該ク
ーリングユニツト本体4の下方がカバー6で覆わ
れて構成されている。クーリングユニツト本体4
は、自動車2の運転席と助手席とに坐る者の視界
及び頭上空間を避けるように自動車2の進行方向
から後方へ向つて末広がりとなる形状にしてあ
る。
即ち、第2図乃至第4図に示すように、クーリ
ングユニツト本体4は、送風機7とエバポレータ
8とがそれぞれケース9の送風機収納部10とエ
バポレータ収納部11に収納され、送風機7が自
動車2の前端付近のほぼ中央に、エバポレータ8
がその長手方向を自動車2の幅方向に一致するよ
う送風機7の後方にそれぞれ配置され、さらにエ
バポレータ8の後方には吹出通路部12が自動車
2の車幅近くまで広げられて設けられている。し
たがつて、自動車と助手席に坐る者は、第4図2
点鎖点で囲まれた部分A,Bに示すように、クー
リングユニツト本体4の左右に位置するので、そ
の視界及び頭上空間が十分確保されるものであ
る。
前記送風機7は例えばシロツコフアンで、送風
機7の下方でケース9に形成された吸込口13及
びカバー6に形成された空気取入口14を介して
ケース9内に車室内空気を吸込み、後方のエバポ
レータ8に送るようになつている。一方、エバポ
レータ8は、ケース9から突出した冷媒出入口パ
イプ15a,15bを介して循環される冷媒を蒸
発し、送風機7から送られた空気を冷却する。さ
らに吹出通路部12は、上記エバポレータ8で冷
却された空気が通過する部分で、該吹出通路部1
2の後端に吹出口16a,16bが左右に分かれ
て形成されている。該吹出口16a,16bに
は、カバー6を介してグリル17a,17bが取
付けられ、後部席に向かつて開口している。ま
た、該吹出口16a,16bの間の吹出通路部1
2に下記する冷蔵室18が設けられている。尚、
吹出口16a,16bは他の実施例として3個以
上設けることもできる。
冷蔵室18は、エバポレータ8の直後に設けら
れ、ケース9に形成された開口部19を有し、こ
の開口部19がカバー6に設けられた蓋体21に
より閉鎖されている。この蓋体21は、ケース9
の開口部20に対して開閉自在であるようヒンジ
部22a,22bを介して設けられ、開閉するた
めの摘み23を備えている。また、この冷蔵室1
8のエバポレータ8側の3方は網24により囲ま
れており、エバポレータ8により冷却された空気
が流通し、エバポレータ8の直後に設けられてい
ることと相まつて該冷蔵室18内の内容物を良く
冷却できるようになつている。しかもこの冷蔵室
18の蓋体21が後部席に向けられているので、
後部席に坐る者にとつては内容物の収納、取出し
が容易である。
前記パイプフレーム5は、天井3の横断面形状
に沿つた横架部25と、天井3の縦断面形状及び
クーリングユニツト本体4の外側面形状に沿う縦
架部26a,26bとが容接等により固定され、
さらに縦架部26a,26bがその先端付近で補
強フレーム27を介して連結されている。このパ
イプフレーム5は、自動車2の車体に対しては、
横架部25及び縦架部26a,26bの先端にそ
れぞれ設けられたフランジ部28で固定されてい
る。一方、クーリングユニツト本体4に対して
は、それぞれ適当な場所に設けられたパイプフレ
ーム5側のブラケツト29aとクーリングユニツ
ト本体4側のブラケツト29bとがボルト等を介
して固定されている。したがつて、この実施例に
あつては、クーリングユニツト本体4がパイプフ
レーム5を介して自動車2の車体に取付ける構成
となつているので、その固定が強固であると共
に、既存の自動車にも美感を損なわずして容易に
取付けることができる利点がある。
以上述べたように、この考案によれば、クーリ
ングユニツト本体の形状及び位置に改善を加えた
ので、運転席及び助手席に坐る者の視界が十分に
確保されるので、安全運転に寄与できると共に、
頭上空間も十分であるから圧迫感を与えず、スペ
ースの有効利用となる。また、複数の吹出口を有
する吹出通路部を自動車の車幅近くまで広げてあ
るので、特に後部席空間の冷房を効果的に行なう
ことができる。さらに冷蔵室をエバポレータの後
方で複数の吹出口の間に設けたので、冷蔵室の冷
却が良く行なわれる等の効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図はクー
リングユニツトを自動車に取付けた状態を示す斜
視図、第2図は同上の断面図、第3図はクーリン
グユニツトの分解斜視図、第4図はクーリングユ
ニツト本体の平面図である。 1……クーリングユニツト、2……自動車、3
……天井、4……クーリングユニツト本体、5…
…パイプフレーム、7……送風機、8……エバポ
レータ、9……ケース、12……吹出通路部、1
6a,16b……吹出口、18……冷蔵室、24
……網。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 送風機とエバポレータとをケースに収納して
    クーリングユニツト本体を構成し、該クーリン
    グユニツト本体を自動車の天井に取付ける形式
    の自動車用のクーリングユニツトにおいて、前
    記クーリングユニツト本体を自動車の運転席と
    助手席とに坐る者の視界及び頭上空間を避ける
    ように自動車の前方から後方へ向かつて末広が
    りとなる形状にし、前記送風機をクーリングユ
    ニツトの前端付近に、前記エバポレータを前記
    送風機の後方にそれぞれ配置すると共に、前記
    エバポレータの後方に吹出通路部を自動車の車
    幅近くまで広げて設け、更にこの吹出通路部に
    吹出口を設けたことを特徴とする自動車用クー
    リングユニツト。 2 クーリングユニツト本体はパイプフレームを
    介して自動車の車体に取付けられたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の自
    動車用クーリングユニツト。 3 吹出通路部に冷蔵室を設けたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動車
    用クーリングユニツト。 4 冷蔵室はエバポレータ側の三方が網で囲まれ
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    3項記載の自動車用クーリングユニツト。
JP14866482U 1982-09-30 1982-09-30 自動車用ク−リングユニツト Granted JPS5953113U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14866482U JPS5953113U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 自動車用ク−リングユニツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14866482U JPS5953113U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 自動車用ク−リングユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5953113U JPS5953113U (ja) 1984-04-07
JPS6144899Y2 true JPS6144899Y2 (ja) 1986-12-17

Family

ID=30330228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14866482U Granted JPS5953113U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 自動車用ク−リングユニツト

Country Status (1)

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JP (1) JPS5953113U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5953113U (ja) 1984-04-07

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