JP2515975Y2 - 保冷車 - Google Patents

保冷車

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JP2515975Y2
JP2515975Y2 JP9492190U JP9492190U JP2515975Y2 JP 2515975 Y2 JP2515975 Y2 JP 2515975Y2 JP 9492190 U JP9492190 U JP 9492190U JP 9492190 U JP9492190 U JP 9492190U JP 2515975 Y2 JP2515975 Y2 JP 2515975Y2
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JP
Japan
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closed
cold storage
cooling unit
opened
air
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JP9492190U
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JPH0451839U (ja
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武 釜風呂
昌三 高木
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、例えば冷凍車、冷蔵車等の保冷車に関す
る。
(従来の技術) 近年、流通改革が進み、生鮮物や冷凍冷蔵物の運搬
に、大型、中型だけでなく軽四輪等の小型の保冷車も広
く利用されている。
通常、保冷車は、開口部が扉体により開閉される保冷
庫内に冷却ユニットを配置した構成となっている。
従来、この種小型の保冷車においては、保冷庫内の空
気を抜くための空気抜き構造を備えていない。
したがって、従来の小型の保冷庫においては、扉体を
閉じる際に保冷庫内の空気が抜けずに籠ってしまい通常
の力では閉じることができず、大きな力を必要とする。
また、逆に、扉体を開く際にも外部から空気が保冷庫内
に入りずらく大きな力を必要とするといった問題があっ
た。
(考案が解決しようとする課題) このように、従来の保冷車においては、保冷庫内の空
気を十分に抜くための空気抜き構造を備えていないた
め、扉体を開閉する際に大きな力を必要とし使用上大変
不便であるといった問題があった。
本考案は、前記事情に基づきなされたもので、その目
的とするところは、扉体の開閉がスムースで極めて使い
易く、しかも、保冷機能を損なったり、使用者に不快感
を与えることの無い保冷車を提供しようとするものであ
る。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、課題を解決するための手段として、開口部
が扉体により開閉される保冷庫内に冷却ユニットを配置
してなる保冷車において、前記冷却ユニットの配置位置
の裏側に形成され前記扉体の開閉時に前記保冷庫と運転
席との間の空気の流れを可能とする通気路と、この通気
路の前記運転席側の開口端部を覆うカバーと、前記通気
路を閉塞する状態に設けられた脱臭機能を有するフィル
タとを具備してなる構成としたものである。
(作用) すなわち、本考案は、開口部が扉体により開閉される
保冷庫内に冷却ユニットを配置してなる保冷車におい
て、前記扉体の開閉時に保冷庫と前記運転席との間の空
気の流れを可能とする通気路を形成したから、扉体を閉
じる際に保冷庫内の空気が速やかに抜けスムースに閉じ
ることができるとともに、逆に、扉体を開く際にも外部
から空気が保冷庫内に速やかに入り、スムースに開ける
ことが可能となる。
また、通気路を冷却ユニットの配置位置の裏側に形成
したから、庫内の外観を損なうことがない。
また、通気路を閉塞する状態に脱臭機能を有するフィ
ルタを設けるとともに通気路の運転席側の開口端部を覆
うカバーを設けたから、保冷運転時の不必要な通気を防
止して保冷機能を損なうことがないとともに、防臭、防
音効果が得られて使用者に不快感を与えることが無い。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は保冷車1の全体構成を示すもので、この保冷
車1は、大別して運転席2と、この運転席2の後側に形
成され内部が冷凍あるいは冷蔵等の保冷庫3となる保冷
ボックス4とを有する。
保冷ボックス4は、第2図にも示すように、その後面
側が扉体5で構成されており、この扉体5をヒンジ手段
6を回動支点として開くことにより保冷庫3の開口部7
を解放できるようになっている。
また、保冷庫3の奥壁面の上部には、冷凍サイクルの
エバポレータ8および送風ファン9を収容してなる冷却
ユニット10が配置されており、冷気を第1図の破線矢印
で示すように循環送風できるようになっている。
また、第3図ないし第5図にも示すように、保冷庫3
と運転席2とを仕切る仕切壁部11には、冷却ユニット10
により目隠しされる位置、すなわち、冷却ユニット10の
配置位置の裏側に対応して開口部からなる通気路12が形
成されていて、前記扉体5の開閉時に前記保冷庫3と運
転席2との間の空気の流れを可能とする空気抜き構造を
構成している。
冷却ユニット10と仕切壁部11との間には、隙間Gが形
成されていて、通気路12への通気性を損なわないように
なっている。
また、通気路12の前記運転席2側の開口端側は、脱臭
機能を有するフィルタ13で閉塞されているとともに、さ
らに、カバー14により覆われた状態となっている。
前記フィルタ13は、図示しない保持手段により着脱可
能に保持され、適宜交換できる構成となっている。
また、カバー14は、冷凍サイクルの外部ユニット(図
示しない)と前記冷却ユニット10のエバポレータ9とを
連通する配管15,15を囲繞するダクト16の上端部に一体
的に形成され、その上端側が開口した状態となってい
る。
しかして、この様に構成された保冷車1にあっては、
保冷庫3の奥壁面の上部に配置された冷却ユニット10に
より、冷気が第1図の破線矢印で示すように循環送風さ
れ、これにより保冷庫3内に収納された図示しない被保
冷物を冷すことになる。
この保冷運転時には、通気路12を閉塞する状態に脱臭
機能を有するフィルタ13を設けるとともに通気路12の運
転席側の開口端部を覆うカバー14を設けたから、保冷運
転時の不必要な通気を防止して保冷機能を損なうことが
ないとともに、防臭、防音効果が得られて使用者に不快
感を与えることが無い。
また、扉体5を閉じる時に保冷庫3内の一部の空気が
第1図の実線矢印で示すように通気路12を介して運転席
2側に速やかに抜けて籠るようなことがない。このた
め、扉体5を通常の力でスムースに閉じることができ
る。
また、逆に、扉体5を開く際には、第1図の実線矢印
とは反対方向に外部から空気が保冷庫3内に速やかに入
り、スムースに開けることが可能となる。
また、通気路12を冷却ユニット10の配置位置の裏側に
形成したから、保冷庫3内の外観を損なうことがない。
その他、本考案は上記一実施例に限らず、要旨を変え
ない範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、扉体の開閉が
スムースで極めて使い易く、しかも、保冷機能を損なっ
たり、使用者に不快感を与えることの無い保冷車を提供
できるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は保冷車
の全体構造を示す概略的構成図、第2図は扉体を開いた
状態を示す後側の概略的斜視図、第3図は要部の縦断側
面図、第4図は要部を運転席側から見た正面図、第5図
は要部の横断平面図である。 1……保冷車、2……運転席、3……保冷庫、5……扉
体、7……開口部、10……冷却ユニット、12……通気
路、13……フィルタ、14……カバー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部が扉体により開閉される保冷庫内に
    冷却ユニットを配置してなる保冷車において、 前記冷却ユニットの配置位置の裏側に形成され前記扉体
    の開閉時に前記保冷庫と運転席との間の空気の流れを可
    能とする通気路と、 この通気路の前記運転席側の開口端部を覆うカバーと、 前記通気路を閉塞する状態に設けられた脱臭機能を有す
    るフィルタと を具備してなる保冷車。
JP9492190U 1990-09-10 1990-09-10 保冷車 Expired - Lifetime JP2515975Y2 (ja)

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JPH0451839U JPH0451839U (ja) 1992-04-30
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