JPH0514885Y2 - - Google Patents

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JPH0514885Y2
JPH0514885Y2 JP11952086U JP11952086U JPH0514885Y2 JP H0514885 Y2 JPH0514885 Y2 JP H0514885Y2 JP 11952086 U JP11952086 U JP 11952086U JP 11952086 U JP11952086 U JP 11952086U JP H0514885 Y2 JPH0514885 Y2 JP H0514885Y2
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JP
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door
cooling air
opening
cool box
passage
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車用空気調和装置のクールボツク
ス構造に関する。
従来の技術 自動車用空気調和装置のクールボツクスは、例
えば昭和57年9月 日産自動車(株)発行サービ
ス周報第462号134頁に示されているように、エバ
ポレータ下流の車室内冷却風通路に部分的にバイ
パスして配設してある。
考案が解決しようとする問題点 クールボツクスを車室内冷却風通路にバイパス
配置してあるため、クールボツクス内の収納物品
の多、小によつてクールボツクス側へのバイパス
風量が変化して冷却性能が不安定になつてしまう
ばかりでなく、クールボツクス内で収納物品と熱
交換した冷却風が合流して車室内に吹出されるた
め、車室内の冷房効果を損なつてしまう。
そこで、本考案はクールボツクス内の収納物品
の冷却効果および車室内の冷房効果を損なうこと
がなく、しかも、物品の出入れが容易な自動車用
空気調和装置のクールボツクス構造を提供するも
のである。
問題点を解決するための手段 エバボレータ下流の冷却風通路を上下2段に隔
成して、上側の通路を車室内冷却風通路とし、下
側の通路に部分的にクールボツクス部を形成して
あり、かつ、このクールボツクス部の冷却風排出
口をブロアのインレツトに連絡してある。車室内
冷却風通路とクールボツクス部との隔壁に物品出
入れ用の第1開口部を、および車室内冷却風通路
の側壁に物品出入れ用の第2開口部をそれぞれ形
成すると共に、第1開口部を閉塞する第1ドアと
第2開口部を閉塞する第2ドアとを、前記隔壁と
側壁との開き角度に合わせて一体に成形して、第
1ドアと第2ドアとが同時に開、閉動し、かつ、
第1ドア、第2ドアを開動した際に第1ドアで第
2開口部を閉塞し得るようにこれら隔壁と側壁と
の隅部に軸支し、そして、前記第1ドアの面内に
小ドアを開閉自在に設けてある。
作 用 エバポレータを通過した冷却風は上側の車室内
冷却風通路と下側のクールボツクス部を形成した
通路とに2分されて流れ、車室内を冷房すると共
にクールボツクス部の収納物品を冷却する。クー
ルボツクス部を通過した冷却風は再びブロアのイ
ンレツトに戻される。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面と共に詳述す
る。
第1〜3図において、1はブロア2、エバポレ
ータ3を内蔵したユニツトケーシングで、このユ
ニツトケーシング1の前記エバポレータ3下流の
冷却風通路4を上下2段に隔成して、上側の通路
を車室内の図外の吹出口に連絡する車室内冷却風
通路5としてある。また、下側の通路6の略後半
部には格子20等によつて仕切られたクールボツ
クス部7を形成してあり、このクールボツクス部
7の後部下壁に形成した冷却風排出口8を通路9
を介してブロア2のインレツト10に連通、接続
してある。車室内冷却風通路5とクールボツクス
部7との隔壁11および車室内冷却風通路5の側
壁には物品出入れ用の第1開口部12、第2開口
部13を形成してある。14は第1開口部12を
閉塞する第1ドアで、その面内の中央部に小ドア
15を開閉自在に装着してある。この小ドア15
はスプリング16によつて閉方向に付勢されてい
る。17は前記第2開口部13を閉塞する第2ド
アで、前記第1のドア14と略90°の開き角度で
一体成形してあつて、第1ドア14と第2ドア1
7とが同時に開、閉動し、かつ、第1ドア14、
第2ドア17を開動した際に第1ドア14で第2
開口部13を閉塞し得るように、第1、第2ドア
14,17の連設基部を隔壁11と、車室内冷却
風通路5の側壁との隅部に開閉自在に軸支してあ
る。ドア17の自由端部外面には把手18を一体
成形してあつて、この把手18を介して第1、第
2ドア17,14の開、閉を行えるようになつて
いる。また、前記通路9の底部にはドレーン部2
1を形成して、通路9底部に滞溜する水を外部へ
排出できるようになつている。
以上の実施例構造によれば、エバポレータ3を
通過した冷却風は上下に分流し、一方は車室内冷
却風通路5を通つて車室内に吹出されて車室内を
冷房する。また、他方は下側の通路6のクールボ
ツクス部7に導入され、該クールボツクス部7に
収納した物品Mを冷却する。この物品Mと熱交換
した冷却風は冷却風排出口8より通路9を通つて
ブロア2のインレツト10に戻されて再びブロア
2よりエバポレータ3に導びかれる。物品Mの冷
却により、該物品Mの表面に結露が生じると、冷
却風排出口8から通路9に流下するが、この通路
9に流下した水はドレーン部21より外部に排出
されて通路9内に滞溜することはない。
次に物品Mの出入れに際しては、第2ドア17
をその把手18を介して下方に開動すると、第1
ドア14も一体に開動して第1開口部12を開放
するが、第2開口部13はこの第1ドア14によ
り裏側より閉塞されるため、車室内冷却風通路5
から冷却風が外部に漏出するのを回避でき、物品
Mはこの第1ドア14の小ドア15を押動、開蓋
することによつて容易に出入れすることができ
る。また、第2ドア17は開蓋した状態では略水
平となるので、物品Mを載置するトレーとして有
効利用することができる。
なお、前記実施例ではユニツトケーシング1内
のブロア2下流にエバポレータ3を配設したクー
リングユニツトのみを示したが、ヒータコアを内
蔵したヒータユニツトを連接したものにも適用で
きることは勿論である。
考案の効果 以上のように本考案によれば、車室内冷却風通
路とクールボツクス部とは冷却風通路を上下2段
に隔成してあるため、冷却風はエバポレータを通
過した直後から完全に分流され、従つて、クール
ボツクス内には冷却風が押込まれるため、収納物
品の多、小によつて風量が著しく変化することは
なく、物品の冷却性能を高めることができる。ま
た、前述のように冷却風は完全に分流され、クー
ルボツクス部を通過した冷却風はブロアのインレ
ツトに戻されるため、クールボツクス部で収納物
品と熱交換した冷却風が車室内に吹出される冷却
風と合流することがなく、従つて、車室内の冷房
効果を損なうこともない。更に、物品出入れ用の
第1開口部、第2開口部を閉塞する第1、第2ド
アは一体成形されて開閉自在となつているため、
第2開口部を閉塞する第2ドアを開塞しても、第
1開口部を閉塞する第1ドアでこの第2開口部を
閉じるので、車室内冷却風通路内の冷却風が外部
に漏れることはなく、しかも、第1ドアには小ド
アを設けてあるので、この小ドアを開いて物品を
自由に出入れすることができると共に、第2ドア
をトレーとして有効利用することもできるという
実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す略示的透視斜
視図、第2図は第1図の−線に沿う断面図、
第3図は第1図の−線に沿う断面図である。 1……ユニツトケーシング、2……ブロア、3
……エバポレータ、4……冷却風通路、5……車
室内冷却風通路、6……下側の通路、7……クー
ルボツクス部、8……冷却風排出口、9……通
路、10……ブロアのインレツト、11……隔
壁、12……第1開口部、13……第2開口部、
14……第1ドア、15……小ドア、17……第
2ドア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エバポレータの下流の冷却風通路を上下2段に
    隔成して、上側の通路を車室内冷却風通路とし、
    かつ、下側の通路に部分的にクールボツクス部を
    形成すると共に、該クールボツクス部に形成した
    冷却風排出口をブロアのインレツトに連絡する一
    方、車室内冷却風通路とクールボツクス部との隔
    壁に物品出入れ用の第1開口部を、および車室内
    冷却風通路の側壁に物品出入れ用の第2開口部を
    それぞれ形成すると共に、第1開口部を閉塞する
    第1ドアと第2開口部を閉塞する第2ドアとを、
    前記隔壁と側壁との開き角度に合わせて一体に成
    形して、第1ドアと第2ドアとが同時に開、閉動
    し、かつ、第1ドア、第2ドアを開動した際に第
    1ドアで第2開口部を閉塞し得るようにこれら隔
    壁と側壁との隅部に軸支し、そして、前記第1ド
    アの面内に小ドアを開閉自在に設けたことを特徴
    とする自動車用空気調和装置のクールボツクス構
    造。
JP11952086U 1986-08-04 1986-08-04 Expired - Lifetime JPH0514885Y2 (ja)

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JP11952086U JPH0514885Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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JP11952086U JPH0514885Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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Publication Number Publication Date
JPS6325613U JPS6325613U (ja) 1988-02-19
JPH0514885Y2 true JPH0514885Y2 (ja) 1993-04-20

Family

ID=31006969

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JP11952086U Expired - Lifetime JPH0514885Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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JPS6325613U (ja) 1988-02-19

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