JP2502649Y2 - 冷凍コンテナ等の冷風吹き出しダクト - Google Patents
冷凍コンテナ等の冷風吹き出しダクトInfo
- Publication number
- JP2502649Y2 JP2502649Y2 JP1991087922U JP8792291U JP2502649Y2 JP 2502649 Y2 JP2502649 Y2 JP 2502649Y2 JP 1991087922 U JP1991087922 U JP 1991087922U JP 8792291 U JP8792291 U JP 8792291U JP 2502649 Y2 JP2502649 Y2 JP 2502649Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cold air
- duct
- air blowing
- blowing duct
- evaporator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、バン型冷凍車両や冷
凍コンテナ(以下冷凍コンテナという)の冷風循環方式
が上部吹出し方式で、かつ冷風の吹出し用ダクトが天井
中央下面に設けられている冷凍コンテナの冷風ダクトの
改良に関するものである。
凍コンテナ(以下冷凍コンテナという)の冷風循環方式
が上部吹出し方式で、かつ冷風の吹出し用ダクトが天井
中央下面に設けられている冷凍コンテナの冷風ダクトの
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 一般に冷凍コンテナにおいて、冷風の
循環を上部吹出し方式としたものゝうち、庫内・天井下
面にダクトを設けたものゝ冷風の循環は次のようになっ
ている(図2及び図3参照)。庫内前部に蒸発器aが設
けてあって、その蒸発器aと熱交換された冷風は、強制
ファンbで天井ダクトcを経て吹き出され、貨物の間を
通り下部の床通風レ−ルdを通って蒸発器aに戻り庫内
を所定の設定温度に保つようになっている。
循環を上部吹出し方式としたものゝうち、庫内・天井下
面にダクトを設けたものゝ冷風の循環は次のようになっ
ている(図2及び図3参照)。庫内前部に蒸発器aが設
けてあって、その蒸発器aと熱交換された冷風は、強制
ファンbで天井ダクトcを経て吹き出され、貨物の間を
通り下部の床通風レ−ルdを通って蒸発器aに戻り庫内
を所定の設定温度に保つようになっている。
【0003】ところで上記天井ダクトcの両側面にはそ
の長手方向に多数の孔eが設けてあって、天井ダクトc
の側方及び後方から冷風を吹き出させ、庫内全域に均等
に分配するよう配慮されている。ところが上記のダクト
形状では、冷風の大部分は天井ダクトcの後方出口c′
から吹きだされてしまうので、両側面の孔e(図3)か
らは微量しか吹き出されず、このため側部の孔eの径及
びピッチを変化させたり、後方出口c′の開口面積を縮
少したりして種々試みたが良い結果を得られなかった。
の長手方向に多数の孔eが設けてあって、天井ダクトc
の側方及び後方から冷風を吹き出させ、庫内全域に均等
に分配するよう配慮されている。ところが上記のダクト
形状では、冷風の大部分は天井ダクトcの後方出口c′
から吹きだされてしまうので、両側面の孔e(図3)か
らは微量しか吹き出されず、このため側部の孔eの径及
びピッチを変化させたり、後方出口c′の開口面積を縮
少したりして種々試みたが良い結果を得られなかった。
【0004】
【考案により解決しようとする課題】 本考案は、上記
の従来技術の問題点に鑑みて考案されたもので、前後方
向に延びる冷風吹出用の天井ダクトを改良し、ダクト側
方からの冷風の吹き出し量の増量と均等化を図ることを
目的とする。
の従来技術の問題点に鑑みて考案されたもので、前後方
向に延びる冷風吹出用の天井ダクトを改良し、ダクト側
方からの冷風の吹き出し量の増量と均等化を図ることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 冷凍コンテナにおい
て、蒸発器1と連通し冷凍コンテナの天井中央下面に設
けられ、冷凍コンテナの側壁と平行して設けられ多数の
開孔4・・・を有する左右の側板5,5を備えた水平ダ
クト2の中央部に、該水平ダクト2の入口から後方出口
にわたり後方に向って「八」字形に開く一対の邪魔板
3,3を設けた。
て、蒸発器1と連通し冷凍コンテナの天井中央下面に設
けられ、冷凍コンテナの側壁と平行して設けられ多数の
開孔4・・・を有する左右の側板5,5を備えた水平ダ
クト2の中央部に、該水平ダクト2の入口から後方出口
にわたり後方に向って「八」字形に開く一対の邪魔板
3,3を設けた。
【0006】
【実施例】 図に基いて説明する。図1は本考案に係る
ダクトの構成を示す。図示したように蒸発器1と連通
し、冷凍コンテナの長手方向にのびている水平ダクト2
内に、水平ダクトの入口から後方出口にわたって後方に
向って八字形に広がる一対の邪魔板3をとりつける。こ
れにより、蒸発器1から直線的に流れ出た冷風の流れの
うち邪魔板3の側方に流出した冷風は邪魔板3にあた
り、開孔4が設けられた側板5に向うように付勢される
ので、水平ダクト2の側板5に設けた開孔4から冷風は
冷凍コンテナの側壁に向って安定的且つ均一に吹き出さ
れる。
ダクトの構成を示す。図示したように蒸発器1と連通
し、冷凍コンテナの長手方向にのびている水平ダクト2
内に、水平ダクトの入口から後方出口にわたって後方に
向って八字形に広がる一対の邪魔板3をとりつける。こ
れにより、蒸発器1から直線的に流れ出た冷風の流れの
うち邪魔板3の側方に流出した冷風は邪魔板3にあた
り、開孔4が設けられた側板5に向うように付勢される
ので、水平ダクト2の側板5に設けた開孔4から冷風は
冷凍コンテナの側壁に向って安定的且つ均一に吹き出さ
れる。
【0007】
【効果】 水平ダクト2内の入口から後方出口にわたっ
て長手方向後方に向って八字形に広がる一対の邪魔板3
をとりつけたので、冷風の流れは冷凍コンテナの側壁に
向って外向に指向されると共に、邪魔板3と側板5との
間隔が後方に向って次第に狭まるので、側板5と邪魔板
3間を流れる冷気の圧力は左程低下しないので、水平ダ
クト2の側板5の開孔4からの吹き出し量が水平ダクト
2の長手方向に亘って平均的に吹き出される。従って庫
内の設定温度がコンテナの後部扉側及側部の前後にわた
ってより均一化される。
て長手方向後方に向って八字形に広がる一対の邪魔板3
をとりつけたので、冷風の流れは冷凍コンテナの側壁に
向って外向に指向されると共に、邪魔板3と側板5との
間隔が後方に向って次第に狭まるので、側板5と邪魔板
3間を流れる冷気の圧力は左程低下しないので、水平ダ
クト2の側板5の開孔4からの吹き出し量が水平ダクト
2の長手方向に亘って平均的に吹き出される。従って庫
内の設定温度がコンテナの後部扉側及側部の前後にわた
ってより均一化される。
【図1】 本考案に係る冷風吹出しダクトの斜視図。
【図2】 冷凍コンテナの冷風の循環状態を示す。
【図3】 従来型の冷風吹出ダクトの構成を示す斜視
図。
図。
a 蒸発器 b 強制ファン c 天井ダクト d 通風レ−ル e 孔 1 蒸発器 2 水平ダクト 3 邪魔板 4 孔 5 側板
Claims (1)
- 【請求項1】 冷凍コンテナにおいて、蒸発器(1)と連
通し冷凍コンテナの天井中央下面に設けられ、冷凍コン
テナの側壁と平行して設けられ多数の開孔(4)を有する
左右の側板(5,5)を備えた水平ダクト(2)の中央部
に、該水平ダクト(2)の入口から出口にわたり後方に向
って「八」字形に開く一対の邪魔板(3,3)を設けたこ
とを特徴とする冷凍コンテナ等の冷風吹き出しダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991087922U JP2502649Y2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 冷凍コンテナ等の冷風吹き出しダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991087922U JP2502649Y2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 冷凍コンテナ等の冷風吹き出しダクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532982U JPH0532982U (ja) | 1993-04-30 |
JP2502649Y2 true JP2502649Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=13928417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991087922U Expired - Lifetime JP2502649Y2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 冷凍コンテナ等の冷風吹き出しダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502649Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01193575A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-08-03 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
JPH0216981U (ja) * | 1988-07-15 | 1990-02-02 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP1991087922U patent/JP2502649Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0532982U (ja) | 1993-04-30 |
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