JPH0123103Y2 - - Google Patents

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JPH0123103Y2
JPH0123103Y2 JP1985085929U JP8592985U JPH0123103Y2 JP H0123103 Y2 JPH0123103 Y2 JP H0123103Y2 JP 1985085929 U JP1985085929 U JP 1985085929U JP 8592985 U JP8592985 U JP 8592985U JP H0123103 Y2 JPH0123103 Y2 JP H0123103Y2
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JP
Japan
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cold
air
blower
evaporator
storage compartment
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JP1985085929U
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JPS61203275U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車に搭載される冷温蔵庫に関す
るものである。
(従来の技術) 従来において、例えば特開昭58−19676号公報
に示すように、箱体内に蒸発器を収納し、この蒸
発器に風を送風させる送風機を付設すると共に、
その他方の空間を冷温蔵室として、該送風機から
の風を蒸発器で冷却して冷風とし、該冷温蔵室の
側方から導びいていた。そして、冷風は下部の格
子から再び送風機に吸入され、加圧されて、再び
蒸発器に吹き出され、前記したような循還が行な
われるものである。
(考案が解決しようとする問題点) このような冷温蔵庫においては、風は冷温蔵室
の側方から吹き出されて冷温蔵室の下方に至るも
のであり、該冷温蔵室内に冷す物が収納されてい
る場合には、送風機側に近い方の物を通つて冷風
は流れるために、どうしても手前側が冷え後方側
が冷えないという収納物に温度差が生じる欠点を
有していた。
そこで、この考案においては、冷温蔵庫内の収
納物を均一に冷却又は加温することができる車両
用の冷温蔵庫を提供することを課題とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) しかして、この考案の要旨とするところは、送
風機7と冷温蔵室4を有し、該冷温蔵室4には一
面側に蓋13を持つ冷温蔵庫において、前記送風
機7からの風を前記冷温蔵室4内に側方の吹出口
6aから供給すると共に該風の一部を蓋13を支
えるヒンジ14の中空部14aを介して蓋13の
空間13cまで導びき、該蓋13に形成の上部の
吹出口15から前記冷温蔵室4内に供給するよう
にしたことにある。
(作用) したがつて、冷温蔵室内に風が側方並びに上方
若しくは下方から吹出されるようになり、収納物
に対し均等に供給することができるようになつ
て、収納物をむらなく冷却又は加温できるもの
で、前記課題を達成することができるものであ
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
図において、冷温蔵庫は、二重構造の樹脂壁面
1a,1bで構成された空間内の中央を垂直に設
けられた隔壁2により分割され、その左方に送風
機、熱交換器等が収納されている送風機室3が、
その右方に冷温蔵室4が構成されている。
隔壁2は、その下端を内側の樹脂壁面1bに形
成の凹部5に嵌め入れられ、その上端を冷温蔵庫
の上端付近まで直ぐに延ばして構成されている。
なお、隔壁2は多数の孔が形成され、上方が吹出
口6aに下方が排出口6bとなつている。
送風機室3には、略中央に送風機7が、そして
その右側で前記隔壁2までの間に冷却用のエバポ
レータ8が設けられている。
送風機7は、うず曲状のケース7a内にモータ
により回転されるフアン7bが収納されており、
フアン7bの回転にて空気の吸入口(図示せず)
から空気を吸入し、送出口7cは下記するエバポ
レータ8とヒータコイル20を収納するケース9
に接続されている。
エバポレータ8は、冷温蔵室4の冷却用のもの
で、一端を送風機7の送出口7cと接続した徐々
に広がるケース9内に配されている。また、ヒー
タコイル20は、加温作用を与えるもので、同ケ
ース内のエバポレータ8の風上側に並設されてい
る。このケース9の他方端は、前記した隔壁2に
接続され、上方において、前記隔壁2の上端に水
平方向に固着された分岐板11がその一端を前記
エバポレータ8の略6分の5位置付近に当接され
ている。したがつて、エバポレータ8の下流側
は、該分岐板11にて、上方通路12aと下方通
路12bとに分けられることになる。下方通路1
2bを流れる風は、前記隔壁2に形成の側方の吹
出口6aから前記冷温蔵室4内に吹出される。ま
た、前記上方通路12aを流れる風は、下記する
ように蓋13内の空間13cを介して上方の吹出
口15から該冷温蔵室4内に吹出される。
蓋13は、冷温蔵室4の上方開口部に載置され
たもので、二重構造の上板13aと下板13bと
より成り、内側に空間13cが形成されている。
この蓋13の一端には、ヒンジ14が設けられ、
前記樹脂壁面1a,1bに接続されている。この
ヒンジ14は、軟質の樹脂で構成され、中央が中
空のものであり、したがつて、その中空部14a
を介して、前記上方通路12aと蓋13の空間1
3cとは連通される。即ち、風は上方通路12a
から蓋13の空間13c内に流れる。蓋13の下
板13bには、多数の上方の吹出口15が形成さ
れており、したがつて、空間13c内に供給され
た風は、吹出口15を介して冷温蔵室4内に吹出
される。
冷温蔵室4には、その最下部に製氷用のエバポ
レータ19が設けられると共に、その上方には、
多数の孔18を有する棚板17が設けらている。
さらに、凝縮水排出用のドレン孔16が形成され
ている。冷温蔵室4に吹出口6a,15から吹出
される風は、棚板17の孔18を介して最下部に
ある製氷用エバポレータ19にて冷却され、そし
てその風は排出孔6bを通つて冷温蔵室4から出
て、送風機室3に入り、送風機7の吹入口から吸
入される。
上記構成において、冷蔵庫として使用する場合
には、エバポレータ8及び製氷用19に冷媒を供
給すると共に、送風機7を回転させる。冷温蔵庫
1内の空気は、送風機7の吸入口より吸込まれて
送出口7cからケース9内に送り出され、エバポ
レータ8により冷却された後、分岐板11に分割
され、一方は側方の吹出口6aから、他方は蓋1
3に送られて上部の吹出口15から、それぞれ冷
温蔵室4内に吹出される。そして、吹出された風
は、棚板17の孔18を介して該棚板17の下方
に導かれ、製氷用エバポレータ19により再び冷
却された後、排出口6bを介して送風機室3内に
至り、再び送風機7により吸込まれて前記した如
く循還を繰り返すものである。これにより、冷温
蔵室4内は、側方及び上方からの冷風を収納物
(二点鎖線で図示する)に供給することができ、
該収納物の収納位置により温度差が生じることは
なくなるものである。
また、収納物を温めるには、エバポレータ8と
製氷用エバポレータ19への冷媒の供給を停止す
ると共に、ヒータコイル20を作動させる。これ
により上記機構と同様の空気循還が生じ、均一に
収納物を温めることができるものである。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、冷風又
は温風を側方のみならず上方から吹出すようにし
たので、冷温蔵室内の収納物に均一に風を供給で
きて、収納物は収納位置にかかわらず均一に冷却
又は加温することができるものである。また上方
から吹出す風は中空部を有するヒンジを介して供
給するので、開閉時に従来例(実開昭58−103686
号公報)のような特別な構造は必要としないもの
である。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示す断面図である。 4……冷温蔵室、6a……側方の吹出口、7…
…送風機、15……上方の吹出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 送風機7と冷温蔵室4を有し、該冷温蔵室4に
    は一面側に蓋13を持つ冷温蔵庫において、 前記送風機7からの風を前記冷温蔵室4内に側
    方の吹出口6aから供給すると共に該風の一部を
    蓋13を支えるヒンジ14の中空部14aを介し
    て蓋13の空間13cまで導びき、該蓋13に形
    成の上部の吹出口15から前記冷温蔵室4内に供
    給するようにしたことを特徴とする車両用冷温蔵
    庫。
JP1985085929U 1985-06-07 1985-06-07 Expired JPH0123103Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985085929U JPH0123103Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

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JP1985085929U JPH0123103Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

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Publication Number Publication Date
JPS61203275U JPS61203275U (ja) 1986-12-20
JPH0123103Y2 true JPH0123103Y2 (ja) 1989-07-14

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ID=30636763

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JP1985085929U Expired JPH0123103Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58103686U (ja) * 1982-01-06 1983-07-14 株式会社デンソー 自動車用冷凍冷蔵庫
JPS5957774U (ja) * 1982-10-12 1984-04-14 株式会社富士通ゼネラル 冷蔵庫

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JPS61203275U (ja) 1986-12-20

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