JPS5811243Y2 - レイトウレイゾウシヨ−ケ−ス - Google Patents
レイトウレイゾウシヨ−ケ−スInfo
- Publication number
- JPS5811243Y2 JPS5811243Y2 JP1975056580U JP5658075U JPS5811243Y2 JP S5811243 Y2 JPS5811243 Y2 JP S5811243Y2 JP 1975056580 U JP1975056580 U JP 1975056580U JP 5658075 U JP5658075 U JP 5658075U JP S5811243 Y2 JPS5811243 Y2 JP S5811243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cold air
- passage
- discharge port
- showcase
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は送風ファンを設けた冷気循環型の冷凍、冷蔵シ
ョーケースに係るもので、ショーケース本体の前面に形
成するエアーカーテンと室内空気との境界面に霧が生じ
るのを防止することを目的としたものである。
ョーケースに係るもので、ショーケース本体の前面に形
成するエアーカーテンと室内空気との境界面に霧が生じ
るのを防止することを目的としたものである。
一般に、ショーケース本体の前面開口部にエアーカーテ
ンを形成する冷凍、冷蔵ショーケースでは、夏季等の高
温時に於いて相対湿度が上昇してくると露点温度も同時
に上昇し、前記エアーカーテンと室内空気との境界面で
霧が発生することにより展示効果が低下するという欠点
が有った。
ンを形成する冷凍、冷蔵ショーケースでは、夏季等の高
温時に於いて相対湿度が上昇してくると露点温度も同時
に上昇し、前記エアーカーテンと室内空気との境界面で
霧が発生することにより展示効果が低下するという欠点
が有った。
又、この欠点を解消するために従来では２重或いは３重
のエアーカーテンを形成するものが有ったが、此の種の
ものではエアーカーテンの通風路を夫々別回路として複
数個設けていたから庫内容積が小さくなると共に冷風通
路の構造が複雑となりコストアップを生じるという欠点
が有った。
のエアーカーテンを形成するものが有ったが、此の種の
ものではエアーカーテンの通風路を夫々別回路として複
数個設けていたから庫内容積が小さくなると共に冷風通
路の構造が複雑となりコストアップを生じるという欠点
が有った。
本考案は上述欠点を除去すべく考案されたもので、ショ
ーケース本体の上部に形成した吐出口内に仕切板を設け
て冷気吐出通路を複数個に分割すると共に、該複数個の
吐出通路の内最外郭通路内に冷風を加熱するヒーターを
設けることにより、エアーカーテンと室内空気との境界
面に霧の発生するのを防止せんとしたものである。
ーケース本体の上部に形成した吐出口内に仕切板を設け
て冷気吐出通路を複数個に分割すると共に、該複数個の
吐出通路の内最外郭通路内に冷風を加熱するヒーターを
設けることにより、エアーカーテンと室内空気との境界
面に霧の発生するのを防止せんとしたものである。
以下図示の一実施例により詳細に説明すると、１は前面
に開口部２を有するショーケース本体にして、外壁３と
内壁４との間に断熱材５を介挿してなり、この内部には
後面に複数個の通気口６を形成し且つ該通気口６の上方
に陳列棚７を装着した内筐体８を内装している。
に開口部２を有するショーケース本体にして、外壁３と
内壁４との間に断熱材５を介挿してなり、この内部には
後面に複数個の通気口６を形成し且つ該通気口６の上方
に陳列棚７を装着した内筐体８を内装している。
９はショーケース本体１の内壁４と内筐体８との間に形
成される冷風通路にして、断面路［状をなしこの下部に
（よ吸込口１０を又その上部には吐出口１１を形成して
なり該吐出口１１より吸込口１０に向けて冷風を強制循
環させることによりショーケース本体１の前面開口部２
にエアーカーテンを形成するものである。
成される冷風通路にして、断面路［状をなしこの下部に
（よ吸込口１０を又その上部には吐出口１１を形成して
なり該吐出口１１より吸込口１０に向けて冷風を強制循
環させることによりショーケース本体１の前面開口部２
にエアーカーテンを形成するものである。
１２は冷風通路９の下部に内設された送風ファンにして
、吸込口１０からの空気を冷却器１３を通して冷風通路
９内に強制送風させるものである。
、吸込口１０からの空気を冷却器１３を通して冷風通路
９内に強制送風させるものである。
１４はショーケース本体１の内壁４の上下方向に取り付
けられた複数個の「型邪魔板にして、冷風通路９内の上
部と下部との圧力延いては上、下部の通気口６からの冷
気吐出量が略均−となるように設けられたもので、上方
に行くに従って間隙が狭くなるよう設定されている。
けられた複数個の「型邪魔板にして、冷風通路９内の上
部と下部との圧力延いては上、下部の通気口６からの冷
気吐出量が略均−となるように設けられたもので、上方
に行くに従って間隙が狭くなるよう設定されている。
このような邪魔板１４を設けることにより上、下部の通
気口６からの冷気吐出量が略均−となるため庫内の上、
下部に於いて温度差を生じることがなくなる。
気口６からの冷気吐出量が略均−となるため庫内の上、
下部に於いて温度差を生じることがなくなる。
１５は冷風通路９の吐出口１１部に内設された仕切板に
して、吐出通路を２通路に分割するものである。
して、吐出通路を２通路に分割するものである。
１６は２通路に分割された吐出通路のうち外側の吐出通
路内に設置されたヒーターにして、外側の吐出通路を通
過する冷気を加熱することによってエアーカーテンと室
内空気との境界面に生じる温度差を少なくし霧の発生を
防止するものである。
路内に設置されたヒーターにして、外側の吐出通路を通
過する冷気を加熱することによってエアーカーテンと室
内空気との境界面に生じる温度差を少なくし霧の発生を
防止するものである。
これについて詳述すると、外側の吐出通路を通過する冷
気はヒーター１６によって加熱され温度が上昇すると同
時に相対湿度が減少し、室内空気に対して露点温度が低
下する。
気はヒーター１６によって加熱され温度が上昇すると同
時に相対湿度が減少し、室内空気に対して露点温度が低
下する。
このため、エアーカーテン用冷気と室内の空気との境界
面に露が発生することがなくなるものである。
面に露が発生することがなくなるものである。
今、冷凍サイクルを運転し、送風ファン１２を駆動する
と、吸込口１０より吸い込まれた比較的温かい空気は冷
却器１３を通過する際吸熱され冷風となって冷風通路９
内に流れる。
と、吸込口１０より吸い込まれた比較的温かい空気は冷
却器１３を通過する際吸熱され冷風となって冷風通路９
内に流れる。
そして、冷風通路９内を通過する途中冷気の一部は内筐
体８の後面に穿設された複数個の通気口６を通って庫内
に流入しショーケース本体１内を冷却する。
体８の後面に穿設された複数個の通気口６を通って庫内
に流入しショーケース本体１内を冷却する。
この時の通気口６からの冷風吐出量は邪魔板１４によっ
て略均−となっているのでショーケース本体１内の上、
下部に於いて温度差を生じることがない。
て略均−となっているのでショーケース本体１内の上、
下部に於いて温度差を生じることがない。
一方、冷風通路９の上方に流れた冷風は仕切板１５によ
って２通路に分割された吐出通路を通って吐出口１１よ
り吸込口１０に向けて吐出され、ショーケース本体１の
前面開口部２にエアーカーテンを形成する。
って２通路に分割された吐出通路を通って吐出口１１よ
り吸込口１０に向けて吐出され、ショーケース本体１の
前面開口部２にエアーカーテンを形成する。
この場合、仕切板１５にて仕切られた外側の吐出通路よ
り吐出される空気はヒーター１６によって加熱されてい
るので温度が比較的高く相対湿度が低下した状態にある
。
り吐出される空気はヒーター１６によって加熱されてい
るので温度が比較的高く相対湿度が低下した状態にある
。
従って、エアーカーテンの外側の空気流は室内空気に対
して露点温度が低下することとなり、この結果エアーカ
ーテンと室内空気との境界面に霧が発生しなくなる。
して露点温度が低下することとなり、この結果エアーカ
ーテンと室内空気との境界面に霧が発生しなくなる。
本考案は、以上の如く構成せられるから夏季等に於いて
室内空気（環境空気）の温度が上がってきてもエアーカ
ーテンと室内空気との境界面に霧が発生するのを防止す
ることができ、展示効果を低下させることがないのみな
らず、その構造に於いても吐出口部に仕切板を設けて吐
出通路を複数個に分割し、その最外郭吐出通路内にヒー
ターを設置するだけで良いので極めて構造簡単且つ安価
に製作することができ、又冷風通路のショーケース本体
後壁に位置する部分には、吐出口部に近づくにつれて通
路を順次狭くする複数個の邪魔板を上下に適宜間隔を以
って装設しているため、冷風通路内を通過する冷気は内
筐体の後面に穿設された複数個の通気口を通って均一に
庫内に流れショーケース本体内の温度ムラをなくすこと
ができるという顕著な効果を奏し得るものである。
室内空気（環境空気）の温度が上がってきてもエアーカ
ーテンと室内空気との境界面に霧が発生するのを防止す
ることができ、展示効果を低下させることがないのみな
らず、その構造に於いても吐出口部に仕切板を設けて吐
出通路を複数個に分割し、その最外郭吐出通路内にヒー
ターを設置するだけで良いので極めて構造簡単且つ安価
に製作することができ、又冷風通路のショーケース本体
後壁に位置する部分には、吐出口部に近づくにつれて通
路を順次狭くする複数個の邪魔板を上下に適宜間隔を以
って装設しているため、冷風通路内を通過する冷気は内
筐体の後面に穿設された複数個の通気口を通って均一に
庫内に流れショーケース本体内の温度ムラをなくすこと
ができるという顕著な効果を奏し得るものである。
図面は本考案の冷凍、冷蔵ショーケースの側面断面図を
示す。
示す。
Claims (1)
- ショーケース本体の内壁と複数個の通気口を有する内筐
体との間に冷却器で冷却された冷風を通過せしめる冷風
通路を形成し、この冷風通路の下端部に吸込口を又その
上部に吐出口を設け、該吐出口部より吸込側に向けて冷
風を強制循環させることによりショーケース本体の前面
開口部にエアーカーテンを形成する冷凍、冷蔵ショーケ
ースに於いて、前記吐出口内に仕切板を設けて吐出通路
の一部を複数個に分割すると共に、該複数個の吐出通路
の内最外郭通路内に冷風を加熱するヒーターを設け、上
記冷風通路のショーケース本体後壁に位置する部分には
吐出口部に近づくにつれて通路を順次狭くする複数個の
邪魔板を上下に適宜間隔を以って装設した事を特徴とし
てなる冷凍、玲蔵ショーケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975056580U JPS5811243Y2 (ja) | 1975-04-24 | 1975-04-24 | レイトウレイゾウシヨ−ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975056580U JPS5811243Y2 (ja) | 1975-04-24 | 1975-04-24 | レイトウレイゾウシヨ−ケ−ス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51135868U JPS51135868U (ja) | 1976-11-02 |
| JPS5811243Y2 true JPS5811243Y2 (ja) | 1983-03-02 |
Family
ID=28211026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975056580U Expired JPS5811243Y2 (ja) | 1975-04-24 | 1975-04-24 | レイトウレイゾウシヨ−ケ−ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5811243Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5818148Y2 (ja) * | 1978-05-19 | 1983-04-12 | 松下冷機株式会社 | エアカ−テン式ショ−ケ−スの吹出口構造 |
| DE102013217058B4 (de) * | 2013-08-27 | 2017-03-09 | bonotos Kältetechnik GmbH | Kühlmöbel |
| TR202010014A2 (ja) * | 2020-06-25 | 2020-07-21 | Evinoks Servis Ekipmanlari Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB992490A (en) * | 1962-03-09 | 1965-05-19 | Frank Gilbert Lamb | Upright refrigerator showcase |
-
1975
- 1975-04-24 JP JP1975056580U patent/JPS5811243Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB992490A (en) * | 1962-03-09 | 1965-05-19 | Frank Gilbert Lamb | Upright refrigerator showcase |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51135868U (ja) | 1976-11-02 |
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