JP2548428Y2 - 食品トレー収納庫 - Google Patents

食品トレー収納庫

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JP2548428Y2
JP2548428Y2 JP2130191U JP2130191U JP2548428Y2 JP 2548428 Y2 JP2548428 Y2 JP 2548428Y2 JP 2130191 U JP2130191 U JP 2130191U JP 2130191 U JP2130191 U JP 2130191U JP 2548428 Y2 JP2548428 Y2 JP 2548428Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は配膳トレー等食品を載置
した各種食品トレーを収納する食品トレー収納庫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】配膳トレー等食品トレーを収納する食品
トレー収納庫のー形式として、食品トレーを収容する庫
本体内が冷却手段により冷却される冷蔵室と加熱手段に
よって加熱される温蔵室に区画されてなるものがある。
しかして、この種形式の食品トレー収納庫においては、
従来、冷却手段にて結露する水を外部に排出するように
構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した食
品トレー収納庫においては、温蔵室に加湿機構を設置す
る場合がある。しかして、従来の加湿機構においては、
温蔵室で加湿のために消費される水を外部から人為的に
補給する構成となっており、煩わしい作業を伴うもので
あった。本考案は、上記した問題に対処すべくなされた
ものであり、温蔵室で加湿のために消費される水を自動
的に補給できるようにした食品トレー収納庫を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本考案においては、食品トレーを収容する庫本
体内が冷却手段により冷却される冷蔵室と加熱手段によ
って加熱される温蔵室に区画されてなる食品トレー収納
庫において、前記冷却手段の下方に同冷却手段にて結露
する水を収容する露受皿を配設し、また前記温蔵室に蒸
発皿を配設して、前記露受皿内の水を前記蒸発皿に導水
手段にて自動的に導くようにした。この場合において、
前記蒸発皿が前記露受皿より下方に配設されるように
し、前記導水手段として熱伝導性の低い素材からなる導
水チューブを採用し、同導水チューブの中間部位に水溜
部を設けて同導水チューブが水溜部に溜まる水により塞
がれるようにするのが望ましい。
【0005】
【考案の作用・効果】本考案においては、冷蔵室の冷却
手段にて結露した水が下方に配設した露受皿に滴下する
と、同水は導水手段を通して温蔵室の蒸発皿に自動的に
導かれ、蒸発皿にて蒸発して温蔵室内を加湿する。した
がって、本考案においては、冷却手段にて結露した水の
外部への排出手段が不要となり、当該食品トレー収納庫
をコンパクトかつ安価に構成することができるととも
に、冷却手段にて結露した水を温蔵室で加湿のために消
費される水として自動的に補給できるため、加湿機構へ
の水補給回数を減ずるまたはゼロとすることができて、
当該食品トレー収納庫の使用性を向上させることができ
る。また、本考案の実施に際して、蒸発皿が露受皿より
下方に配設されるようにし、導水手段として熱伝導性の
低い素材からなる導水チューブを採用し、同導水チュー
ブの中間部位に水溜部を設けて同導水チューブが水溜部
に溜まる水により塞がれるようにすると、冷蔵室と温蔵
室間の導水チューブによる熱伝導を少なくすることがで
きるとともに両室間の空気流通を防止できて、冷蔵室と
温蔵室間の熱移動を防止することができ、熱効率の低下
を防止することができる。
【0006】
【実施例】以下に、本考案のー実施例を図面に基づいて
説明する。図1〜図3は本考案に係る食品トレー収納庫
をー体的に備えた配膳車を示していて、当該配膳車は冷
温蔵用の配膳車であり、その庫本体10はキャスタ11
付の車台12と、車台12上に立設された箱体13と、
箱体13の前後両開口部13a,13bを開閉する複数
の扉14a〜14bにて構成されている。
【0007】箱体13は上下両断熱壁13c,13dお
よび左右両断熱側壁13e,13fにて形成され前後両
側共に開口部13a,13bを備えたもので、両開口部
13a,13bの左右中央部にー対の支柱部15a,1
5bが立設されて上下両断熱壁13c,13dを連結し
ている。各扉14a〜14dのー側縁部は各開口部13
a,13bの各側壁13e,13f、各支柱部15a,
15bのいずれかに前後方向へ回動可能に組付けられて
いて、各扉14a〜14dは各開口部13a,13bを
開閉可能としている。かかる箱体13内には左右ー対の
起立壁20a,20bが立設されていて、両起立壁20
a,20bにて箱体13の内部が左右側部の温蔵室R1
と中央部の冷蔵室R2 とに区画されており、温蔵室R1
と冷蔵室R2 は共に立方体形状に形成されている。
【0008】各起立壁20a,20bは同一の構成のも
ので、支柱21および多数の仕切部材22とからなる。
各支柱21は図2〜図5に示すように左右2枚の板材2
1a,21bからなり、各板材21a,21bは箱体1
3の左右の各側部から内側へ略1/4の部位で、かつ前
後方向の中央部にて上端を箱体13の上壁13cに樹脂
製のブラケット29aを介して支持されまた下端を車台
12の下壁に樹脂製のブラケット29bを介して支持さ
れて立設されている。また各板材21a,21bは左右
方向にて所定間隔Aを保持して互いに対向して起立して
いて、同間隔Aは複数の仕切部材22により覆蓋されて
いる。これらの各板材21a,21bには、上下方向に
て所定間隔でー方の開口部13a側へ突出する多数の取
付部21cと他方の開口部13b側へ突出する多数の取
付部21dが板面に沿って一体的に形成されていて、各
取付部21c,21dを用いて各仕切部材22が取付け
られている。
【0009】各仕切部材22は図4〜図6および図9に
示すように、起立壁部22aおよび平板状支持部22b
からなる。これら両部22a,22bは樹脂にてー体成
形された中空状のもので、起立壁部22aは上下方向お
よび前後方向に所定の長さを有し、上端および前端が閉
塞されかつ下端および後端が開放されている。起立壁部
22aの上端面22cは左右方向に所定幅(支柱21と
略同じ幅)の平坦面に形成されている。支持部22bは
起立壁部22aの左右各側部における上端面22cより
わずかに下方の部位に位置し、左右方向および前後方向
に所定の長さを有する。かかる仕切部材22において
は、起立壁部22aの後端開口部分が両板材21a,2
1bの両取付部21cまたは21dに嵌合されてビス止
めされており、かかる状態にて各仕切部材22は上下方
向に直列して多数配列されて、箱体13の各開口部13
a,13bのいずれかー方側に延びている。
【0010】また仕切部材22には図4および図6に示
すように、起立壁部22a内に配設した保持部材22d
の下端部側にトレー用の案内機構23が配設されてい
る。案内機構23は、断面コ字状の保持部材22d内に
て同保持部材22dおよび起立壁部22aの側壁に所定
量上下動可能に組付けられた可動ケース23aと、同ケ
ース23aの前後端部にて回転可能に支持したー対のロ
ーラ23bに懸装された無端ベルト23cと、保持部材
22dと可動ケース23a間に介装されて同ケース23
aを下方へ付勢する板バネ23dとにより構成されてい
る。無端ベルト23cは可撓性でかつ平滑性に富んだ合
成樹脂製のもので、同無端ベルト23cの下面は板バネ
23dの作用により、下方に組付けられた仕切部材22
の起立壁部22aにおける上端面22cに弾撥的に当接
し、両起立壁部22aの上下端間に形成され隙間を弾撥
的に閉塞して温蔵室R1 と冷蔵室R2 間の連通を遮断し
ているとともに、上端面22cと無端ベルト23c間に
開閉可能なスリット状の挿通路を形成している。また、
この状態においては各仕切部材22の内部と支柱21の
内部とが連通していて、温蔵室R1 と冷蔵室R2 間に断
熱空気層を形成している。
【0011】なお、起立壁20a,20bを構成する各
仕切部材22のうち、上端のものは図7に示すように仕
切部材22の略上半分を切断したものであり、かつ下端
のものは図8に示すように仕切部材22の略下半分を切
断したものであって、上端の切断仕切部材は取付ブラケ
ット24aを用いて箱体13の上壁13cに貼着した天
井板(温蔵室R1 側に設けられるものと冷蔵室R2 側に
設けられるものとは別個に構成されていて、両者間には
スリットが形成されている)に固定され、また下端の切
断仕切部材は取付ブラケット24bを用いて箱体13の
下壁13dに貼着した床板(これも温蔵室R1 側に設け
られるものと冷蔵室R2 側に設けられるものとは別個に
構成されていて、両者間にはスリットが形成されてい
る)に固定されている。
【0012】かかる構成の配膳車においては、箱体13
の各開口部13a,13bから左右に並列して上下に多
段に食品トレー31〜34を箱体13内へ収納し、かつ
同箱体13から取出すことが可能であり、冷蔵室R2
両トレー31,32および33,34の共通の冷蔵室と
なっている。また、各トレー31〜34は配膳トレーで
あり、図1、図2および図9に示すように左右方向に、
同方向の中央部の前後方向へ延びる区画部31a〜34
aにて区画された第1凹所31b〜34bと第2凹所3
1c〜34cを備えている。本実施例に採用したトレー
31〜34においては、第1凹所31b〜34bに温蔵
用食品が載置され、かつ第2凹所31c〜34cに冷蔵
用食品が載置される。しかして、当該配膳車において、
各トレー31〜34の区画部を各仕切部材22における
起立壁部22aの上端面22cと無端ベルト23c間の
挿通路に挿入することにより、各トレー31〜34を箱
体13内へ収納することができる。
【0013】しかして、本実施例においては、図10及
び図11にて示したように、各温蔵室R1 を形成する箱
体13の各側壁13e,13fに上端から下端に至る所
定幅の凹所Bがそれぞれ設けられていて、各凹所Bがイ
ンナパネル16aにて覆われることによりダクトCが形
成されており、同ダクトCの上部所定位置には電熱ヒー
タ16b(図10には示されているが、図11では省略
されている)が配設されている(電熱ヒータ16bの配
設位置は各温蔵室R1 内の温度分布を調べる実験により
求められたものであり、形状の異なる温蔵室に実施する
場合には、連通空間S1 内に配設したほうが良いことも
ある)。
【0014】各インナパネル16aは、ステンレス製で
あってそれ自体放熱板としても機能するものであり、多
段に配設される各トレー31,33または32,34間
に対応して横長なスリット状供給口16a1が設けられ
るとともに、下端に空気溜まりが形成されないようにす
るための供給切欠16a2が設けられており、各供給口
16a1 の温蔵室R1 側には空気流を各トレー31,3
3または32,34の上面に導くルーバ16a3 が一体
的に形成されている(図12参照)。
【0015】また、各温蔵室R1 を形成する上壁13c
に各温蔵室R1 に開口する排出口16cと同排出口16
cをダクトCに連通させる連通空間S1 が設けられてい
て、排出口16cには空気循環ファン16dが設けられ
ている。なお、各電熱ヒータ16bへの通電は各温蔵室
1 に配設した図示しない温度センサーに基づいて制御
されるようになっていて、各温蔵室R1 内がそれぞれ設
定温度に維持されるように構成されている。
【0016】一方冷蔵室R2 には、図10,図11及び
図13にて示したように、箱体13の上壁13cに形成
した連通空間S2 内に一対の冷却器(エバポレータ)1
7aが設けられていて、冷却器17aにて冷やされた空
気が箱体13の上壁13cに設けた一対の供給口17b
とこれに取付けられて冷蔵室R2 内に所定量突出する送
風筒17cを通して導入されかつ箱体13の上壁13c
に設けた一対の排出口17dを通して排出されて各排出
口17dに設けた空気循環ファン17eにて循環するよ
うに構成されていて、冷蔵室R2 室に配設した図示しな
い温度センサーにて両冷却器17aに冷媒を循環供給す
る冷凍ユニット17fの作動を制御することにより、冷
蔵室R2 内が設定温度に維持されるように構成されてい
る。
【0017】ところで、本実施例においては、各温蔵室
1 側にて空気循環ファン16dとヒータ16bの作動
により加熱されて循環する空気がダクトCを形成するイ
ンナパネル16aの各供給口16a1 から各温蔵室R1
内に流入し、各温蔵室R1 内に多段に配設されている各
トレー31,33または32,34間に向けて流れて、
各トレー31,33または32,34により案内されて
各トレー31,33または32,34の周縁に至り、同
周縁から上方に流れて排出口16cから連通空間S1
流入する。したがって、各供給口16a1 から排出口1
6cに流れる空気がその途中にて各トレー31,33ま
たは32,34により各温蔵室R1 全体に万遍なく分散
され、インナパネル16aからの放熱効果との相乗効果
により各温蔵室R1 内の温度分布が略均一とされる。
【0018】また、本実施例においては、各供給口16
1 の温蔵室R1 側に空気流を各トレー31,33また
は32,34の上面に導くルーバ16a3 がそれぞれ設
けられているため、ダクトC内での空気の円滑な流動を
保証しながら各トレー31,33または32,34上に
空気を的確に導くことができて、各トレー31,33ま
たは32,34上に載せられる食品の雰囲気温度を効率
よく均一化することができるとともに、空気が食品を温
めた後に各起立壁20a,20bに到達するようにでき
て、各起立壁20a,20bに到達する空気の温度を低
くすることができ、各起立壁20a,20b両側の温度
差を小さくできて熱効率を向上させる(各温蔵室R1
冷蔵室R2 間の熱交換を少なくする)ことができる。
【0019】更に、本実施例においては、各温蔵室R1
を形成する一側壁13e,13fに設けた所定幅の凹所
Bと同凹所Bを覆うインナパネル16aによってダクト
Cが形成されていて、インナパネル16aの内面を各側
壁13e,13fの内面に一致させることにより、同側
壁13e,13fの配設スペース内にダクトCを配設す
ることができ、各温蔵室R1 内の空間を有効に利用する
ことができる。
【0020】また、本実施例においては、平面視で各ト
レー31〜34間に形成される十字状通路Pにおける一
方の直線状通路Paの両端部に対応して一対の供給口1
7bが設けられるととも、十字状通路Pにおける他方の
直線状通路Pbの両端部に対応して一対の排出口17d
が設けられているため、両供給口17bから冷蔵室R2
内に流入する空気が、一方の直線状通路Paの両端部に
て下壁に向けて流れる課程において順次拡散されて一方
の直線状通路Paの両端に多段に配設されている各トレ
ー31〜34間に形成される空間に流入し、更に各トレ
ー31〜34に沿って図11の破線にて示したように他
方の直線状通路Pbに向けて流れ、他方の直線状通路P
bにてその両側に設けた両排出口17dへと導かれる。
したがって、両供給口17bから両排出口17dに流れ
る空気が冷蔵室R2 全体に万遍なく分散され、冷蔵室R
2 内の温度分布が略均一とされる。また、冷蔵室R2
に多段に配設されている各トレー31〜34を空気流を
案内するガイドとして有効に利用していて、冷蔵室R2
内にダクトを配設することなく実施でき、冷蔵室R2
の空間を有効に利用することができる。また、本実施例
においては、冷蔵室R2 内に所定量突出する送風筒17
cを供給口17bに取付けるようにしたため、冷蔵室R
2 内での空気の分散を最適に設定する(例えば、送風筒
17cを長くすることにより下方に流れる空気量を多く
して下方の温度分布を下げる)ことができ、冷蔵室R2
内の温度分布を最適とすることができる。
【0021】また、本実施例においては、図10〜図1
3にて示したように、各冷却器17aの下方に同冷却器
17aにて結露する水を収容する露受皿18aがそれぞ
れ配設されるとともに、各温蔵室R1 のダクトC下部に
蒸発皿18bがそれぞれ配設されていて、各露受皿18
a内の水が各蒸発皿18bに各導水チューブ18cにて
自動的に導かれるようになっている。各蒸発皿18b
は、図10及び図12にて示したように、温蔵室R1
に取っ手18b1 を有しかつ背部の二箇所に板ばね18
2 (空気の下方への流れを可能とする機能がある)を
有していて、各インナパネル16aに抜き差し可能に取
付けられかつ下方に配設したホルダ19a(側壁13
e,13fに固着されていてインナパネル16aを支持
する機能もある)にて支持されるようになっており、水
を注入または排出したり洗浄することができるようにな
っている。各導水チューブ18cは、ゴム,ビニール等
の熱伝導性の低い素材からなり、中間部位に一部分を旋
回させることにより形成した水溜部18c1 を備えてい
て、同水溜部18c1 に溜まる水により塞がれるように
なっている。なお、水溜部18c1 の形状は、図12に
示したようにクランプ19b,19cによって固定保持
されているが、U字状トラップでも実施可能である。
【0022】このため、本実施例においては、各冷却器
17aにて結露した水が下方に配設した各露受皿18a
に滴下すると、同水は各導水チューブ18cを通して各
蒸発皿18bに自動的に導かれ、各蒸発皿18bにて蒸
発して各供給口16a1 から各温蔵室R1 に供給されて
各温蔵室R1 を加湿する。したがって、本実施例におい
ては、各冷却器17aにて結露した水の外部への排出手
段が不要となり、当該配膳車をコンパクトかつ安価に構
成することができるとともに、各冷却器17aにて結露
した水を各温蔵室R1 で加湿のために消費される水とし
て自動的に補給できるため、加湿機構への水補給回数を
少なくまたはゼロとすることができて、当該配膳車の使
用性を向上させることができる。また、本実施例におい
ては、ゴム,ビニール等の熱伝導性の低い素材からなる
各導水チューブ18cがその中間部位に水溜部18c1
を備えていて、同水溜部18c1 に溜まる水により各導
水チューブ18cが塞がれるようになっているため、冷
蔵室R2 と温蔵室R1 間の各導水チューブ18cによる
熱伝導を少なくすることができるとともに両室R1,R2
間の空気流通を防止できて、冷蔵室R2 と温蔵室R1
間の熱移動を防止することができ、熱効率の低下を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のー実施例に係る食品トレー収納庫を
一体的に備えた配膳車の扉を省略した正面図である。
【図2】 図1のZ−Z断面図である。
【図3】 図1に示した配膳車の側面図である。
【図4】 図1に示した配膳車の起立壁の部分側面図で
ある。
【図5】 起立壁を構成する仕切部材の平面図である。
【図6】 仕切部材の縦断正面図である。
【図7】 仕切部材の上端の固定構造を示す縦断面図で
ある。
【図8】 仕切部材の下端の固定構造を示す縦断面図で
ある。
【図9】 仕切部材間にトレーを挿通した状態の正面図
である。
【図10】 温蔵室及び冷蔵室内の空気の流れと露受
皿,蒸発皿,導水チューブ等の関係を概略的に示す正面
図である。
【図11】 図10のY−Y断面図(但し、ヒータは省
略)である。
【図12】 温蔵室側からインナパネル側を見た部分破
断図である。
【図13】 図10のX−X断面図である。
【符号の説明】
10…庫本体、16b…ヒータ(加熱手段)、17a…
冷却器(手段)、31〜34…トレー、R1 …温蔵室、
2 …冷蔵室、18a…露受皿、18b…蒸発皿、18
c…導水チューブ(手段)、18c1 …水溜部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品トレーを収容する庫本体内が冷却手
    段により冷却される冷蔵室と加熱手段によって加熱され
    る温蔵室に区画されてなる食品トレー収納庫において、
    前記冷却手段の下方に同冷却手段にて結露する水を収容
    する露受皿を配設し、また前記温蔵室に蒸発皿を配設し
    て、前記露受皿内の水を前記蒸発皿に導水手段にて自動
    的に導くようにしたことを特徴とする食品トレー収納
    庫。
  2. 【請求項2】 前記蒸発皿が前記露受皿より下方に配設
    されるようにし、前記導水手段として熱伝導性の低い素
    材からなる導水チューブを採用し、同導水チューブの中
    間部位に水溜部を設けて同導水チューブが水溜部に溜ま
    る水により塞がれるようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の食品トレー収納庫。
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配膳車の審査はA47B31/00です。該分野でも引例はなし

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