JP3617702B2 - 冷蔵庫における冷気供給構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵庫における冷気供給構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の冷蔵庫における冷気供給構造の一例を図9によって説明する。被冷蔵物を収容する冷蔵室61の側方には仕切壁62を介して冷却室63が設けられ、冷却室63内には、冷却器64とその上方にファン65が装備されている。仕切壁62の上端側には吹出口66が開口されているとともに、その仕切壁62の冷蔵室61側の面には、ダクト67が上記の吹出口66を覆って仕切壁62の略全高さ範囲に設けられ、そのダクト67の全面に多数の吐出口68が形成されている。すなわち、冷蔵室61の空気が仕切壁62の下端側に設けられた吸込口69から冷却室63内に取り込まれると、冷却器64を介して冷気に変換され、その冷気がファン65により吹き上げられて吹出口66からダクト67内に吹き出され、各吐出口68から冷蔵室61に向けて吐出されることで、冷蔵室61が冷却されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで従来の構造においては、ダクト67の上方側に配された吐出口68には、冷気がファン65による吹き上げ方向に沿って供給され、かつ吹出口66に近いことから、吹出口66から吐出口68に到るまでにさほどの圧力降下は生じず、高い吐出圧が維持されて多量の冷気が吐出される一方、ダクト67の下方側に配された吐出口68には、冷気がファン65による吹き上げ方向とは逆方向に向けて回され、また吹出口66からの距離が次第に遠くなるために、途中で流下抵抗を受けて吐出圧が降下し、そのため冷気の吐出量が少量に留まる。したがって冷蔵室61の上部側と下部側とでは冷気の吐出量の差に伴って温度差ができて、被冷蔵物を均等に冷蔵できない欠点があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、冷蔵室内を全域にわたって均等に冷却できるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、冷蔵室の側方には、冷却器とファンとを装備した冷却室が仕切壁を介して設けられ、この仕切壁の一部には前記ファンの吹出口が開口されるとともに、この吹出口を含む前記仕切壁の表面を広範囲に覆うようにしてダクトが配設されて、このダクトのほぼ全域に前記冷蔵室を向いた多数の吐出口が開口されており、前記冷却器で生成された冷気をファンにより前記吹出口から前記ダクト内に回して前記各吐出口から冷蔵室に向けて吐出するようにした冷蔵庫において、前記ダクトの吐出口は、各吐出口に向かう冷気が、前記吹出口からの吹出方向に沿って供給されるか或いは吹出方向から曲がって回されるか、また前記吹出口からの距離等の送風条件に基づき、前記吹出口からの冷気がそれらの吐出口に送給された場合の圧力降下の程度が同等であるもの同士がまとまった複数の組に分けられる一方、前記吹出口がガイドにより複数の領域に仕切られて、各領域からそれぞれ前記吐出口のいずれかの組に向かう通風路が個別に形成され、前記ファンは各通風路に対して、圧力降下の程度の大きい吐出口の組に対応する通風路ほど送風量が大となるような配置で設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ダクト内には、前記各吐出口の組ごとの間を仕切る仕切板が設けられている構成としたところに特徴を有する。
【0005】
【作用】
請求項1の発明では、ファンからの冷気は、途中の圧力降下が大きい吐出口の組と対応する通風路ほど大きな送風量すなわち高圧で送り込まれ、逆に圧力降下の小さい吐出口の組と対応する通風路ほど小さな送風量すなわち低圧で送り込まれる。すなわち圧力降下の大きい側の吐出口では、その圧力降下の分を見越して冷気が予め高圧で供給されているため、低圧で供給されている圧力降下の小さい方の吐出口と吐出圧はほぼ等しくなる。そのため各吐出口からはほぼ同じ量で冷気が吐出される。
請求項2の発明では、各吐出口の組に対して、冷気がより確実に区分されて送り込まれる。
【0006】
【発明の効果】
すなわち請求項1の発明によれば、冷蔵室の全域にわたって均等に冷気が吐出されることで冷蔵室内が均等に冷却され、すべての被冷蔵物を良好に冷蔵することができる効果がある。
請求項2の発明によれば、上記の効果に加え、冷蔵室内を全域にわたってより均等に冷却することができる効果が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を温冷配膳車に適用した実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1ないし図5は、本発明の第1実施形態を示す。まず本実施形態に係る温冷配膳車の構造の概要を図1によって説明する。この温冷配膳車1は、全体として矩形箱状に構成された保温室本体2を備えており、上面に機械室11が、底部に移動用の複数個のキャスタ3がそれぞれ設けられているとともに、側面にハンドル4が設けられている。保温室本体2は前後両面が開放されているとともに、天井壁、底壁並びに左右の側壁内に発泡ウレタン等の断熱材を充填した断熱箱体として構成されている。保温室本体2の中央部には中空の中間壁5が設けられ、これにより内部に左右2室のワゴン収容室6が区画形成され、各ワゴン収容室6の前面及び背面には扉8が開閉可能に設けられている。
【0008】
各ワゴン収容室6は左右対称的に設けられており、上記した中間壁5内には、詳しくは後記するように冷却室21が形成され、そこで生成された冷気が各ワゴン収容室6における中間壁5に近い方の領域に循環供給されるようになっている。一方、左右のワゴン収容室6の外側の位置には図示しない加熱室が設けられ、その中に収容された加熱体で生成された温風が、ファンにより各ワゴン収容室6における左右の側壁に近い方の領域に循環供給されるようになっている。
【0009】
各ワゴン収容室6内には、食品が載置されるプラスチック製等のトレイ12を上下多段に収容する棚15を設けたワゴン13が、車輪17を介して引き出し可能に収容されている。トレイ12は横長の矩形状に形成され、横幅の略中央に設けられた境界部12aを挟んだ一側に冷たい状態で供される食品が、他側に温かい状態で供される食品がそれぞれ載置される。ワゴン13にはそれを左右に仕切るようにして断熱壁16が設けられており、各トレイ12は、その境界部12aを断熱壁16に設けられた隙間16aに挿入しつつ棚15上に載せられようになっている。そして上記のように断熱壁16の設けられたワゴン13がワゴン収容室6に収容された場合に、右側のワゴン収容室6では、左側に冷蔵室18が、右側に温蔵室19がそれぞれ構成され、一方の左側のワゴン収容室6では、右側に冷蔵室18が、左側に温蔵室19がそれぞれ構成される。したがって、一つのトレイ12に載せられた冷食は冷蔵室18で、温食は温蔵室19でそれぞれ保温されることとなる。
【0010】
続いて、冷蔵室18への冷気供給部分の構造を詳細に説明する。図2〜図4に示すように、上記した中間壁5内には冷却室21が形成され、その側壁22の両側に冷蔵室18が構成されている。冷却室21内には、その中央高さよりも少し下方位置に冷却器24が設置されている。この冷却器24は、冷却室21の奥行き方向に細長い形状であって、奥行き方向の中央部に設置されており、図示しない冷凍ユニットと接続されて冷凍サイクルの一部を構成し、内部で液冷媒を気化させて周囲の空気を冷却する周知のものである。
【0011】
冷却器24の上方には、3個のファン25が、その冷却器24の上面の全面を覆うようにして奥行き方向に並んで設置されている。また、冷却室21の左右の側壁22の上端部には、それぞれ吹出口27が開口されている。この吹出口27は、図3に示すように正面方形をなしていて、その前後の側縁(図3では左右の側縁)が、前後両側のファン25a、25cの略中心の位置と対応している。なお左右の側壁22の下端部には、その前後両端部に一対ずつの吸込口28が開口されている。
【0012】
冷却室21の左右の側壁22の間には、図3、4に示すように、前後のファン25a、25cの外側から吹出口27の上縁の外側を囲むようにして、門形をなす枠体30が設けられている。この枠体30内には、一対ずつの第1ガイド板31と、第2ガイド板32とが設けられている。第1ガイド板31は、図3に示すように、中央のファン25bにおける前後方向に3分割された2位置から、それぞれ吹出口27の中央高さよりも少し上方位置まで垂直に立上り、その上端がそれぞれ緩やかな上り勾配となった傾斜姿勢で枠体30の前後の側板まで延出されている。一方の第2ガイド板32は、中央のファン25bと前後のファン25a、25cの境となる2位置から、それぞれ吹出口27の略1/3高さの位置まで垂直に立上り、その上端がそれぞれ水平姿勢で枠体30の前後の側板まで延出されている。
【0013】
上記のガイド板31、32を設けたことにより、両第1ガイド板31の間に第1通風路34が、第1ガイド板31と第2ガイド板32の間に2本の第2通風路35が、また第2ガイド板32の外側に2本の第3通風路36がそれぞれ形成されている。第1通風路34は、その入り口が中央のファン25bの中心部と対応しており、そこからの送風が主に吹出口27の上端側の領域に供給されるようになっている。各第2通風路35は、それぞれの入り口が中央のファン25bの前後両端部と対応しており、そこからの送風がそれぞれ吹出口27の中央高さの領域に供給されるようになっている。また、各第3通風路36は、それぞれの入り口が前側または後側のファン25a、25cの上面全面に開口しており、そこからの送風がそれぞれ吹出口27の下端部に供給されるようになっている。
【0014】
冷却室21の側壁22の外側の面には、図5にも示すように、それぞれダクト38が取り付けられている。このダクト38は、内面側が開放された縦長の偏平な箱状に形成されていて、図3の破線に示すように、冷却室21の側壁22すなわち各冷蔵室18の側面の略全高さにわたる高さを有しているとともに、上記した吹出口27を覆うことができ、かつ両吸込口28の内側にあってそれを覆うことのない横幅を有している。各ダクト38の表面には、前後方向に4個ずつ並んだ吐出口39が、一定の間隔を開けて上下6段にわたって形成されている。
【0015】
これらの吐出口39は、図2に示すように、最上段の吐出口39については吹出口27の上端部と対応し、上から2段目の吐出口39は吹出口27の中央高さ位置と対応し、同3段目の吐出口39は吹出口27の下端部と対応しており、4段目から最下段までの吐出口39は、吹出口27よりも下方に位置している。また各ダクト38内には、最上段と2段目の吐出口39の間、および2段目と3段目の吐出口39の間に、それらの間をそれぞれ仕切る仕切板40が設けられている。
【0016】
本実施形態は上記のような構造であって、続いてその作動を説明する。
冷却器24ならびにファン25a〜25cが起動されると、冷蔵室18の空気が吸込口28を通して冷却室21内に取り込まれ、冷却器24を介して冷気に変換されて、その冷気が各ファン25a〜25cにより吹き上げられる。このとき、中央のファン25bの中央部から吹き上げられた冷気は、図3に示すように、第1通風路34を通って主に吹出口27の上端部からダクト38内に吹き出され、図2に示すように、最上段の吐出口39から冷蔵室18内に吐出される。中央のファン25bの両端部から吹き上げられた冷気は、両第2通風路35を通って主に吹出口27の中央高さの領域からダクト38内に吹き出され、2段目の吐出口39から吐出される。また、前側および後側のファン25a、25cから吹き上げられた冷気は、それぞれ対応する第3通風路36を通って吹出口27の下端部からダクト38内に吹き出されて、3段目の吐出口39を設けた位置から下端にわたって回され、3段目から最下段の吐出口39により吐出される。このとき、ダクト38内には仕切板40が設けられていることで、冷気がダクト38内に上段、中段および下段に分けて吹き出されたのちは、それらが混じることが阻止される。
【0017】
すなわちダクト38に設けられた6段の吐出口39のうち、最上段の吐出口39と2段目の吐出口39については、中央の1個のファン25bを共有して冷気の送風が賄われ、ともに小さい風量すなわち低圧で冷気が供給される。一方、3段目以降の吐出口39については、前後2個のファン25a、25cからの送風をともに受け入れて、大きい風量すなわち高圧で冷気が供給される。
【0018】
ここで、ダクト38の下方側に配置された3段目以降の吐出口39には、冷気がファン25による吹き上げ方向とは逆方向に向けて回され、また吹出口27からの距離が次第に遠くなるために、途中で流下抵抗を受けて吐出圧が下がり、一方、最上段と2段目の吐出口39では、冷気が吹き上げ方向に沿って供給され、かつ吹出口27の近傍にあるために圧力降下はさほど生じないという事情がある。そこで上記のように、3段目以降の吐出口39に対しては、途中の圧力降下を見越して冷気が高圧で供給されていることから、予め低圧で供給されている上2段の吐出口39と冷気の吐出圧はほぼ等しくなる。そのため各段の吐出口39からはほぼ同じ量で冷気が吐出される。それにより、冷蔵室18内が上下方向の領域のすべてにわたってほぼ均等に冷却され、収容した被冷蔵物をほぼ均等に冷蔵することができる。
【0019】
続いて、冷気の分配供給構造に変更を加えた数々の実施形態を例示する。
<第2実施形態>
図6は本発明の第2実施形態を示す。この第2実施形態では、左右の吹出口27の間において、その吹出口27の下端部における一隅に鈎形をなすガイド板42が配設されている。これにより、そのガイド板42の垂直部の一側に第1通風路43が、他側に第2通風路44が形成されており、第1通風路43は送風を主に吹出口27の上端部から中央部の領域にわたって供給し、第2通風路44は、送風を吹出口27の下端部に供給し得るようになっている。そして、ファンとしては、容量の小さいファン45と大きいファン46の2個が備えられ、第1通風路43の入り口に容量の小さい方のファン45が配設され、一方の第2通風路44の入り口に容量の大きい方のファン46が配設されている。
【0020】
これにより、上記の第1実施形態で例示したダクト38の6段の吐出口39のうちで、圧力降下の小さい上2段の吐出口39には、第1通風路43を通して小風量で冷気が供給され、圧力降下の大きい下4段の吐出口39には、第2通風路44を通して予め大風量で冷気が供給され、もって各段の吐出口39からほぼ均等な量の冷気を吐出することが可能となる。
【0021】
<第3実施形態>
図7は本発明の第3実施形態を示す。この第3実施形態では、同じく左右の吹出口27の間において、その吹出口27の略1/3高さの位置に水平姿勢のガイド板47が配設されている。これにより、ガイド板47の上側に、送風を吹出口27の上端部から中央部の領域にわたって供給し得る第1通風路48が形成され、下側に、送風を吹出口27の下端部に供給し得る第2通風路49が形成されている。そして、第1通風路48には容量の小さいファン50が、第2通風路49には容量の大きいファン51が配設されている。
これにより、上記の第2実施形態と同様に、圧力降下の小さい上2段の吐出口39には、第1通風路48を通して小風量で冷気が供給され、圧力降下の大きい下4段の吐出口39には、第2通風路49を通して予め大風量で冷気が供給され、各段の吐出口39からほぼ均等な量の冷気が吐出される。
【0022】
<第4実施形態>
図8は本発明の第4実施形態を示す。この第4実施形態では、左右の吹出口27の間において、その吹出口27の下端部における一隅に鈎形をなすガイド板53が配設され、そのガイド板53の垂直部の一側に、送風を主に吹出口27の上端部から中央部の領域にわたって供給し得る第1通風路54が、他側に、送風を吹出口27の下端部に供給し得る第2通風路55が形成されている。そしてファンは1個だけ備えられていて、そのファン56は、直径の略1/3に相当する部分が第1通風路54の入り口に臨み、残りの部分が第2通風路55の入り口に臨むようにして配設されている。
これにより、上記の第2、第3実施形態と同様に、圧力降下の小さい上2段の吐出口39には、第1通風路54を通して小風量で冷気が供給され、圧力降下の大きい下4段の吐出口39には、第2通風路55を通して予め大風量で冷気が供給され、同様に各段の吐出口39からほぼ均等な量の冷気が吐出される。
【0023】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)ダクトに設けられた吐出口を分割する組は4以上としてもよく、分割された組の数が多くなるほど、より均等に冷気を吐出することが可能となる。
(2)本発明は、上記実施形態に例示した温冷配膳車に限らず、冷蔵庫全般に広く適用することが可能である。
(3)また、冷却室が冷蔵室の横に設けてあるものに限らず、上面あるいは下面に設けてあるものについても同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る温冷配膳車の外観斜視図である。
【図2】冷却室部分の断面図である。
【図3】冷却室の一側壁を外した正面図である。
【図4】その斜視図である。
【図5】ダクトの取付構造を示す分解斜視図である。
【図6】第2実施形態に係るガイド板とファンの配設構造を示す概略正面図である。
【図7】第3実施形態に係るガイド板とファンの配設構造を示す概略正面図である。
【図8】第4実施形態に係るガイド板とファンの配設構造を示す概略正面図である。
【図9】従来の冷気供給構造を示す断面図である。
【符号の説明】
18…冷蔵室 21…冷却室 22…側壁 24…冷却器 25a〜25c…ファン 27…吹出口 31…第1ガイド板 32…第2ガイド板 34…第1通風路 35…第2通風路 36…第3通風路 38…ダクト 39…吐出口 40…仕切板 42…ガイド板 43…第1通風路 44…第2通風路 45…(小容量の)ファン 46…(大容量の)ファン 47…ガイド板 48…第1通風路 49…第2通風路 50…(小容量の)ファン 51…(大容量の)ファン 53…ガイド板 54…第1通風路 55…第2通風路 56…ファン

Claims (2)

  1. 冷蔵室の側方には、冷却器とファンとを装備した冷却室が仕切壁を介して設けられ、この仕切壁の一部には前記ファンの吹出口が開口されるとともに、この吹出口を含む前記仕切壁の表面を広範囲に覆うようにしてダクトが配設されて、このダクトのほぼ全域に前記冷蔵室を向いた多数の吐出口が開口されており、前記冷却器で生成された冷気をファンにより前記吹出口から前記ダクト内に回して前記各吐出口から冷蔵室に向けて吐出するようにした冷蔵庫において、
    前記ダクトの吐出口は、各吐出口に向かう冷気が、前記吹出口からの吹出方向に沿って供給されるか或いは吹出方向から曲がって回されるか、また前記吹出口からの距離等の送風条件に基づき、前記吹出口からの冷気がそれらの吐出口に送給された場合の圧力降下の程度が同等であるもの同士がまとまった複数の組に分けられる一方、
    前記吹出口がガイドにより複数の領域に仕切られて、各領域からそれぞれ前記吐出口のいずれかの組に向かう通風路が個別に形成され、
    前記ファンは各通風路に対して、圧力降下の程度の大きい吐出口の組に対応する通風路ほど送風量が大となるような配置で設けられていることを特徴とする冷蔵庫における冷気供給構造。
  2. 前記ダクト内には、前記各吐出口の組ごとの間を仕切る仕切板が設けられていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫における冷気供給構造。
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