JPH0942819A - 冷蔵庫における冷気供給構造 - Google Patents

冷蔵庫における冷気供給構造

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JPH0942819A
JPH0942819A JP21257595A JP21257595A JPH0942819A JP H0942819 A JPH0942819 A JP H0942819A JP 21257595 A JP21257595 A JP 21257595A JP 21257595 A JP21257595 A JP 21257595A JP H0942819 A JPH0942819 A JP H0942819A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵室内を全域にわたって均等に冷却できる
ようにする。 【解決方法】 冷却室21の側壁22の外側には、吹出
口27と連通したダクト38が略全高さにわたって設け
られており、その全高さに冷蔵室に向けて冷気を吐出す
る多数の吐出口が開口されている。吹出口27の内側に
は、ファン25からの送風を吹出口27の上端部に導く
第1通風路34と、中央部に導く2本の第2通風路35
と、下端部に導く2本の第3通風路36とが形成されて
いる。第1と第2の通風路34、35への送風は、中央
のファン25bを共用して賄われ、第3通風路36へは
前後のファン25a、25cからの送風が供給される。
ダクト38の上方側に設けられた圧力降下の小さい吐出
口へは小風量で冷気が供給され、圧力降下の大きい下方
側の吐出口へは、大風量で冷気が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫における冷
気供給構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫における冷気供給構造の一
例を図9によって説明する。被冷蔵物を収容する冷蔵室
61の側方には仕切壁62を介して冷却室63が設けら
れ、冷却室63内には、冷却器64とその上方にファン
65が装備されている。仕切壁62の上端側には吹出口
66が開口されているとともに、その仕切壁62の冷蔵
室61側の面には、ダクト67が上記の吹出口66を覆
って仕切壁62の略全高さ範囲に設けられ、そのダクト
67の全面に多数の吐出口68が形成されている。すな
わち、冷蔵室61の空気が仕切壁62の下端側に設けら
れた吸込口69から冷却室63内に取り込まれると、冷
却器64を介して冷気に変換され、その冷気がファン6
5により吹き上げられて吹出口66からダクト67内に
吹き出され、各吐出口68から冷蔵室61に向けて吐出
されることで、冷蔵室61が冷却されるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の構造に
おいては、ダクト67の上方側に配された吐出口68に
は、冷気がファン65による吹き上げ方向に沿って供給
され、かつ吹出口66に近いことから、吹出口66から
吐出口68に到るまでにさほどの圧力降下は生じず、高
い吐出圧が維持されて多量の冷気が吐出される一方、ダ
クト67の下方側に配された吐出口68には、冷気がフ
ァン65による吹き上げ方向とは逆方向に向けて回さ
れ、また吹出口66からの距離が次第に遠くなるため
に、途中で流下抵抗を受けて吐出圧が降下し、そのため
冷気の吐出量が少量に留まる。したがって冷蔵室61の
上部側と下部側とでは冷気の吐出量の差に伴って温度差
ができて、被冷蔵物を均等に冷蔵できない欠点があっ
た。本発明は上記のような事情に基づいて完成されたも
のであって、冷蔵室内を全域にわたって均等に冷却でき
るようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、冷蔵室の側方に
は、冷却器とファンとを順次に装備した冷却室が仕切壁
を介して設けられ、その仕切壁には、前記ファンの吹出
口と連通されたダクトが配設されるとともに、そのダク
トには前記冷蔵室を向いた多数の吐出口が長さ方向に沿
って開口されており、前記冷却器で生成された冷気をフ
ァンにより前記ダクト内に回しつつ各吐出口から冷蔵室
に吐出するようにした冷蔵庫において、前記ダクトの各
吐出口は、前記吹出口からの冷気がそれらの吐出口に送
給された場合の圧力降下の程度に応じて複数の組に分割
され、前記吹出口の付近には、前記ファンからの送風を
前記各吐出口の組ごとに分けて向けさせる通風路が形成
されるとともに、前記ファンは各通風路に対して、圧力
降下の程度の大きい吐出口の組に対応する通風路ほど送
風量が大となるような配置で設けられている構成とした
ところに特徴を有する。請求項2の発明は、請求項1の
発明において、前記ダクト内には、前記各吐出口の組ご
との間を仕切る仕切板が設けられている構成としたとこ
ろに特徴を有する。
【0005】
【作用】請求項1の発明では、ファンからの冷気は、途
中の圧力降下が大きい吐出口の組と対応する通風路ほど
大きな送風量すなわち高圧で送り込まれ、逆に圧力降下
の小さい吐出口の組と対応する通風路ほど小さな送風量
すなわち低圧で送り込まれる。すなわち圧力降下の大き
い側の吐出口では、その圧力降下の分を見越して冷気が
予め高圧で供給されているため、低圧で供給されている
圧力降下の小さい方の吐出口と吐出圧はほぼ等しくな
る。そのため各吐出口からはほぼ同じ量で冷気が吐出さ
れる。請求項2の発明では、各吐出口の組に対して、冷
気がより確実に区分されて送り込まれる。
【0006】
【発明の効果】すなわち請求項1の発明によれば、冷蔵
室の全域にわたって均等に冷気が吐出されることで冷蔵
室内が均等に冷却され、すべての被冷蔵物を良好に冷蔵
することができる効果がある。請求項2の発明によれ
ば、上記の効果に加え、冷蔵室内を全域にわたってより
均等に冷却することができる効果が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を温冷配膳車に適用
した実施形態を添付図面に基づいて説明する。 <第1実施形態>図1ないし図5は、本発明の第1実施
形態を示す。まず本実施形態に係る温冷配膳車の構造の
概要を図1によって説明する。この温冷配膳車1は、全
体として矩形箱状に構成された保温室本体2を備えてお
り、上面に機械室11が、底部に移動用の複数個のキャ
スタ3がそれぞれ設けられているとともに、側面にハン
ドル4が設けられている。保温室本体2は前後両面が開
放されているとともに、天井壁、底壁並びに左右の側壁
内に発泡ウレタン等の断熱材を充填した断熱箱体として
構成されている。保温室本体2の中央部には中空の中間
壁5が設けられ、これにより内部に左右2室のワゴン収
容室6が区画形成され、各ワゴン収容室6の前面及び背
面には扉8が開閉可能に設けられている。
【0008】各ワゴン収容室6は左右対称的に設けられ
ており、上記した中間壁5内には、詳しくは後記するよ
うに冷却室21が形成され、そこで生成された冷気が各
ワゴン収容室6における中間壁5に近い方の領域に循環
供給されるようになっている。一方、左右のワゴン収容
室6の外側の位置には図示しない加熱室が設けられ、そ
の中に収容された加熱体で生成された温風が、ファンに
より各ワゴン収容室6における左右の側壁に近い方の領
域に循環供給されるようになっている。
【0009】各ワゴン収容室6内には、食品が載置され
るプラスチック製等のトレイ12を上下多段に収容する
棚15を設けたワゴン13が、車輪17を介して引き出
し可能に収容されている。トレイ12は横長の矩形状に
形成され、横幅の略中央に設けられた境界部12aを挟
んだ一側に冷たい状態で供される食品が、他側に温かい
状態で供される食品がそれぞれ載置される。ワゴン13
にはそれを左右に仕切るようにして断熱壁16が設けら
れており、各トレイ12は、その境界部12aを断熱壁
16に設けられた隙間16aに挿入しつつ棚15上に載
せられようになっている。そして上記のように断熱壁1
6の設けられたワゴン13がワゴン収容室6に収容され
た場合に、右側のワゴン収容室6では、左側に冷蔵室1
8が、右側に温蔵室19がそれぞれ構成され、一方の左
側のワゴン収容室6では、右側に冷蔵室18が、左側に
温蔵室19がそれぞれ構成される。したがって、一つの
トレイ12に載せられた冷食は冷蔵室18で、温食は温
蔵室19でそれぞれ保温されることとなる。
【0010】続いて、冷蔵室18への冷気供給部分の構
造を詳細に説明する。図2〜図4に示すように、上記し
た中間壁5内には冷却室21が形成され、その側壁22
の両側に冷蔵室18が構成されている。冷却室21内に
は、その中央高さよりも少し下方位置に冷却器24が設
置されている。この冷却器24は、冷却室21の奥行き
方向に細長い形状であって、奥行き方向の中央部に設置
されており、図示しない冷凍ユニットと接続されて冷凍
サイクルの一部を構成し、内部で液冷媒を気化させて周
囲の空気を冷却する周知のものである。
【0011】冷却器24の上方には、3個のファン25
が、その冷却器24の上面の全面を覆うようにして奥行
き方向に並んで設置されている。また、冷却室21の左
右の側壁22の上端部には、それぞれ吹出口27が開口
されている。この吹出口27は、図3に示すように正面
方形をなしていて、その前後の側縁(図3では左右の側
縁)が、前後両側のファン25a、25cの略中心の位
置と対応している。なお左右の側壁22の下端部には、
その前後両端部に一対ずつの吸込口28が開口されてい
る。
【0012】冷却室21の左右の側壁22の間には、図
3、4に示すように、前後のファン25a、25cの外
側から吹出口27の上縁の外側を囲むようにして、門形
をなす枠体30が設けられている。この枠体30内に
は、一対ずつの第1ガイド板31と、第2ガイド板32
とが設けられている。第1ガイド板31は、図3に示す
ように、中央のファン25bにおける前後方向に3分割
された2位置から、それぞれ吹出口27の中央高さより
も少し上方位置まで垂直に立上り、その上端がそれぞれ
緩やかな上り勾配となった傾斜姿勢で枠体30の前後の
側板まで延出されている。一方の第2ガイド板32は、
中央のファン25bと前後のファン25a、25cの境
となる2位置から、それぞれ吹出口27の略1/3高さ
の位置まで垂直に立上り、その上端がそれぞれ水平姿勢
で枠体30の前後の側板まで延出されている。
【0013】上記のガイド板31、32を設けたことに
より、両第1ガイド板31の間に第1通風路34が、第
1ガイド板31と第2ガイド板32の間に2本の第2通
風路35が、また第2ガイド板32の外側に2本の第3
通風路36がそれぞれ形成されている。第1通風路34
は、その入り口が中央のファン25bの中心部と対応し
ており、そこからの送風が主に吹出口27の上端側の領
域に供給されるようになっている。各第2通風路35
は、それぞれの入り口が中央のファン25bの前後両端
部と対応しており、そこからの送風がそれぞれ吹出口2
7の中央高さの領域に供給されるようになっている。ま
た、各第3通風路36は、それぞれの入り口が前側また
は後側のファン25a、25cの上面全面に開口してお
り、そこからの送風がそれぞれ吹出口27の下端部に供
給されるようになっている。
【0014】冷却室21の側壁22の外側の面には、図
5にも示すように、それぞれダクト38が取り付けられ
ている。このダクト38は、内面側が開放された縦長の
偏平な箱状に形成されていて、図3の破線に示すよう
に、冷却室21の側壁22すなわち各冷蔵室18の側面
の略全高さにわたる高さを有しているとともに、上記し
た吹出口27を覆うことができ、かつ両吸込口28の内
側にあってそれを覆うことのない横幅を有している。各
ダクト38の表面には、前後方向に4個ずつ並んだ吐出
口39が、一定の間隔を開けて上下6段にわたって形成
されている。
【0015】これらの吐出口39は、図2に示すよう
に、最上段の吐出口39については吹出口27の上端部
と対応し、上から2段目の吐出口39は吹出口27の中
央高さ位置と対応し、同3段目の吐出口39は吹出口2
7の下端部と対応しており、4段目から最下段までの吐
出口39は、吹出口27よりも下方に位置している。ま
た各ダクト38内には、最上段と2段目の吐出口39の
間、および2段目と3段目の吐出口39の間に、それら
の間をそれぞれ仕切る仕切板40が設けられている。
【0016】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作動を説明する。冷却器24ならびにファン
25a〜25cが起動されると、冷蔵室18の空気が吸
込口28を通して冷却室21内に取り込まれ、冷却器2
4を介して冷気に変換されて、その冷気が各ファン25
a〜25cにより吹き上げられる。このとき、中央のフ
ァン25bの中央部から吹き上げられた冷気は、図3に
示すように、第1通風路34を通って主に吹出口27の
上端部からダクト38内に吹き出され、図2に示すよう
に、最上段の吐出口39から冷蔵室18内に吐出され
る。中央のファン25bの両端部から吹き上げられた冷
気は、両第2通風路35を通って主に吹出口27の中央
高さの領域からダクト38内に吹き出され、2段目の吐
出口39から吐出される。また、前側および後側のファ
ン25a、25cから吹き上げられた冷気は、それぞれ
対応する第3通風路36を通って吹出口27の下端部か
らダクト38内に吹き出されて、3段目の吐出口39を
設けた位置から下端にわたって回され、3段目から最下
段の吐出口39により吐出される。このとき、ダクト3
8内には仕切板40が設けられていることで、冷気がダ
クト38内に上段、中段および下段に分けて吹き出され
たのちは、それらが混じることが阻止される。
【0017】すなわちダクト38に設けられた6段の吐
出口39のうち、最上段の吐出口39と2段目の吐出口
39については、中央の1個のファン25bを共有して
冷気の送風が賄われ、ともに小さい風量すなわち低圧で
冷気が供給される。一方、3段目以降の吐出口39につ
いては、前後2個のファン25a、25cからの送風を
ともに受け入れて、大きい風量すなわち高圧で冷気が供
給される。
【0018】ここで、ダクト38の下方側に配置された
3段目以降の吐出口39には、冷気がファン25による
吹き上げ方向とは逆方向に向けて回され、また吹出口2
7からの距離が次第に遠くなるために、途中で流下抵抗
を受けて吐出圧が下がり、一方、最上段と2段目の吐出
口39では、冷気が吹き上げ方向に沿って供給され、か
つ吹出口27の近傍にあるために圧力降下はさほど生じ
ないという事情がある。そこで上記のように、3段目以
降の吐出口39に対しては、途中の圧力降下を見越して
冷気が高圧で供給されていることから、予め低圧で供給
されている上2段の吐出口39と冷気の吐出圧はほぼ等
しくなる。そのため各段の吐出口39からはほぼ同じ量
で冷気が吐出される。それにより、冷蔵室18内が上下
方向の領域のすべてにわたってほぼ均等に冷却され、収
容した被冷蔵物をほぼ均等に冷蔵することができる。
【0019】続いて、冷気の分配供給構造に変更を加え
た数々の実施形態を例示する。 <第2実施形態>図6は本発明の第2実施形態を示す。
この第2実施形態では、左右の吹出口27の間におい
て、その吹出口27の下端部における一隅に鈎形をなす
ガイド板42が配設されている。これにより、そのガイ
ド板42の垂直部の一側に第1通風路43が、他側に第
2通風路44が形成されており、第1通風路43は送風
を主に吹出口27の上端部から中央部の領域にわたって
供給し、第2通風路44は、送風を吹出口27の下端部
に供給し得るようになっている。そして、ファンとして
は、容量の小さいファン45と大きいファン46の2個
が備えられ、第1通風路43の入り口に容量の小さい方
のファン45が配設され、一方の第2通風路44の入り
口に容量の大きい方のファン46が配設されている。
【0020】これにより、上記の第1実施形態で例示し
たダクト38の6段の吐出口39のうちで、圧力降下の
小さい上2段の吐出口39には、第1通風路43を通し
て小風量で冷気が供給され、圧力降下の大きい下4段の
吐出口39には、第2通風路44を通して予め大風量で
冷気が供給され、もって各段の吐出口39からほぼ均等
な量の冷気を吐出することが可能となる。
【0021】<第3実施形態>図7は本発明の第3実施
形態を示す。この第3実施形態では、同じく左右の吹出
口27の間において、その吹出口27の略1/3高さの
位置に水平姿勢のガイド板47が配設されている。これ
により、ガイド板47の上側に、送風を吹出口27の上
端部から中央部の領域にわたって供給し得る第1通風路
48が形成され、下側に、送風を吹出口27の下端部に
供給し得る第2通風路49が形成されている。そして、
第1通風路48には容量の小さいファン50が、第2通
風路49には容量の大きいファン51が配設されてい
る。これにより、上記の第2実施形態と同様に、圧力降
下の小さい上2段の吐出口39には、第1通風路48を
通して小風量で冷気が供給され、圧力降下の大きい下4
段の吐出口39には、第2通風路49を通して予め大風
量で冷気が供給され、各段の吐出口39からほぼ均等な
量の冷気が吐出される。
【0022】<第4実施形態>図8は本発明の第4実施
形態を示す。この第4実施形態では、左右の吹出口27
の間において、その吹出口27の下端部における一隅に
鈎形をなすガイド板53が配設され、そのガイド板53
の垂直部の一側に、送風を主に吹出口27の上端部から
中央部の領域にわたって供給し得る第1通風路54が、
他側に、送風を吹出口27の下端部に供給し得る第2通
風路55が形成されている。そしてファンは1個だけ備
えられていて、そのファン56は、直径の略1/3に相
当する部分が第1通風路54の入り口に臨み、残りの部
分が第2通風路55の入り口に臨むようにして配設され
ている。これにより、上記の第2、第3実施形態と同様
に、圧力降下の小さい上2段の吐出口39には、第1通
風路54を通して小風量で冷気が供給され、圧力降下の
大きい下4段の吐出口39には、第2通風路55を通し
て予め大風量で冷気が供給され、同様に各段の吐出口3
9からほぼ均等な量の冷気が吐出される。
【0023】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)ダクトに設けられた吐出口を分割する組は4以上
としてもよく、分割された組の数が多くなるほど、より
均等に冷気を吐出することが可能となる。 (2)本発明は、上記実施形態に例示した温冷配膳車に
限らず、冷蔵庫全般に広く適用することが可能である。 (3)また、冷却室が冷蔵室の横に設けてあるものに限
らず、上面あるいは下面に設けてあるものについても同
様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る温冷配膳車の外
観斜視図である。
【図2】 冷却室部分の断面図である。
【図3】 冷却室の一側壁を外した正面図である。
【図4】 その斜視図である。
【図5】 ダクトの取付構造を示す分解斜視図である。
【図6】 第2実施形態に係るガイド板とファンの配設
構造を示す概略正面図である。
【図7】 第3実施形態に係るガイド板とファンの配設
構造を示す概略正面図である。
【図8】 第4実施形態に係るガイド板とファンの配設
構造を示す概略正面図である。
【図9】 従来の冷気供給構造を示す断面図である。
【符号の説明】
18…冷蔵室 21…冷却室 22…側壁 24…冷却
器 25a〜25c…ファン 27…吹出口 31…第
1ガイド板 32…第2ガイド板 34…第1通風路
35…第2通風路 36…第3通風路 38…ダクト
39…吐出口 40…仕切板 42…ガイド板 43…第1通風路 4
4…第2通風路 45…(小容量の)ファン 46…
(大容量の)ファン 47…ガイド板 48…第1通風
路 49…第2通風路 50…(小容量の)ファン 5
1…(大容量の)ファン 53…ガイド板 54…第1
通風路 55…第2通風路 56…ファン
フロントページの続き (72)発明者 神野 洋彰 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵室の側方には、冷却器とファンとを
    順次に装備した冷却室が仕切壁を介して設けられ、その
    仕切壁には、前記ファンの吹出口と連通されたダクトが
    配設されるとともに、そのダクトには前記冷蔵室を向い
    た多数の吐出口が長さ方向に沿って開口されており、前
    記冷却器で生成された冷気をファンにより前記ダクト内
    に回しつつ各吐出口から冷蔵室に吐出するようにした冷
    蔵庫において、 前記ダクトの各吐出口は、前記吹出口からの冷気がそれ
    らの吐出口に送給された場合の圧力降下の程度に応じて
    複数の組に分割され、前記吹出口の付近には、前記ファ
    ンからの送風を前記各吐出口の組ごとに分けて向けさせ
    る通風路が形成されるとともに、前記ファンは各通風路
    に対して、圧力降下の程度の大きい吐出口の組に対応す
    る通風路ほど送風量が大となるような配置で設けられて
    いることを特徴とする冷蔵庫における冷気供給構造。
  2. 【請求項2】 前記ダクト内には、前記各吐出口の組ご
    との間を仕切る仕切板が設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の冷蔵庫における冷気供給構造。
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