JP2001349656A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2001349656A
JP2001349656A JP2000174050A JP2000174050A JP2001349656A JP 2001349656 A JP2001349656 A JP 2001349656A JP 2000174050 A JP2000174050 A JP 2000174050A JP 2000174050 A JP2000174050 A JP 2000174050A JP 2001349656 A JP2001349656 A JP 2001349656A
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chamber
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Yoshihide Sato
義英 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 庫内に縦方向の断熱仕切壁(19)を設けること
なく、冷却室をコンパクトにして庫内容積を大きくした
冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 外箱(3)、内箱(4)および断熱材(5)で本
体(2)を構成し、この本体(2)を仕切壁(6B)で上下に仕切
って冷凍温度帯室(9)および冷蔵温度帯室(7,8)を形成
し、冷凍温度帯室(9)の後方に冷却室(17)を設置し、こ
の冷却室(17)に冷却器(35)、送風機(21)を備えた冷蔵庫
において、送風機(21)を、軸流ファンにて構成し、この
送風機(21)を冷気冷却器(35)の上方に略水平に配置し、
上に向けて冷気を送風することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に関し、特に
冷却室の構造とその部品の配置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の冷蔵庫の一例を示す要部縦
断面図である。
【0003】この冷蔵庫(1)の本体(2)は、前方に開口す
る鋼板製の外箱(3)と、この外箱(3)内に間隔を持たせて
組み込まれた前方に開口する合成樹脂製の内箱(4)と、
これら外箱(3)と内箱(4)間に充填発泡された発泡ポリウ
レタン断熱材(5)とから構成されている。
【0004】内箱(4)は、上下の仕切壁(6A,6B)にて上中
下に区画され、上から順に、冷蔵室(7)、野菜室(8)、冷
凍室(9)が形成されている。この冷凍室(9)は上下二段の
引き出し式になっている。
【0005】本体(2)の後下部には、機械室(18)が設け
られ、この機械室(18)内には周知の冷凍サイクルを構成
する圧縮機(38)が設置されている。機械室(18)の前部お
よび上部には機械室仕切板(37)が設けられ、その上方に
冷却室(17)が設けられている。
【0006】冷却室(17)は、冷凍室(9)とその冷凍室(9)
上部に位置する野菜室(8)との後方に跨って配設されて
おり、冷却室(17)内には冷却器(35)が縦設され、冷却器
(35)の上方には前方にファンが取り付けられたモータか
らなる送風機(61)、さらに上方には冷気ダクト(20)が設
けられている。
【0007】ところで、野菜室(8)は冷凍室(9)と温度帯
が異なるので、冷凍室(9)との間に厚めの断熱層を有す
る下仕切壁(6B)を設けなくて成らない。さらに、野菜室
(8)は、野菜室(8)の後方の冷却室(17)との間にも下仕切
壁(6B)に連接する縦断熱仕切壁部(19)を設けて、冷凍室
(9)および冷却室(17)の冷気を断熱するようにしてい
る。
【0008】しかしながら、本体の限られたスペースの
中で、厚めの断熱層を有する縦断熱仕切壁部(19)を配置
すると、庫内容積を大幅に減少させるという問題があっ
た。
【0009】又、従来から、送風機として軸流ファンを
用いて、冷却室をコンパクト化することも提案(特開平1
1-118316号公報参照)されているが、複数の温度帯の室
に効率よく冷気を循環させることまでは言及されていな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、庫
内に縦方向の断熱仕切壁(19)を設けることなく、冷却室
をコンパクトにして庫内容積を大きくした冷蔵庫を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、外箱(3)、内
箱(4)および断熱材(5)で本体(2)を構成し、この本体(2)
を仕切壁(6B)で上下に仕切って冷凍温度帯室(9)および
冷蔵温度帯室(7,8)を形成し、この冷凍温度帯室(9)の後
方に冷却室(17)を設置し、この冷却室(17)に冷却器(3
5)、送風機(21)を備えた冷蔵庫において、送風機(21)
を、軸流ファンにて構成し、この送風機(21)を冷気冷却
器(35)の上方に略水平に配置し、上に向けて冷気を送風
することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、仕切壁(6B)を略水平に形
成するとともに、この仕切壁(6B)内に冷蔵温度帯室(7,
8)用の送風ダクト(33,34)の一部が設けられ、この送風
ダクト(33,34)の下端が前記冷却室(17)に臨んでいるこ
とを特徴とする特徴とする。
【0013】また、本発明は、送風機(21)が前記送風ダ
クト(33,34)の下方に配置され、上に向けて冷気を送風
することを特徴とする。
【0014】また、本発明は、冷却室(17)の上部で前記
仕切壁(6B)の下面に前記送風機(21)からの冷気の風向を
前記冷凍温度帯室(9)の方向に向けるための傾斜面(32a)
を設けたことを特徴とする。
【0015】また、本発明は、冷却室(17)の上部で仕切
壁(6B)の下面に凹み部(55)を設けたことを特徴とする。
【0016】また、本発明は、冷却室(17)の上部からの
冷気を冷凍温度帯室(9)のに吹出すために、上吐出口(2
2)である切欠を設けたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照しつつ、
本発明の第1の実施形態を説明する。
【0018】図1は、本願の冷蔵庫の縦断面図である。
なお、図8と同一の構成要素には同一の符号を付してい
る。
【0019】この冷蔵庫(1)の本体(2)は、前方に開口す
る鋼板製の外箱(3)と、この外箱(3)内に間隔を持たせて
組み込まれた前方に開口する合成樹脂製の内箱(4)と、
これら外箱(3)と内箱(4)間に充填発泡された発泡ポリウ
レタン断熱材(5)とから構成されている。
【0020】冷蔵庫本体(2)は、内箱(4)内を上下に略水
平に仕切る仕切壁(6A,6B)によって上下三室に区画さ
れ、上から順に、冷蔵室(7)、野菜室(8)、冷凍室(9)が
形成されている。尚、冷蔵室(7)の下部には、氷温室(7
a)が設けられている。
【0021】冷蔵室(7)と野菜室(8)とが冷蔵温度帯室で
あり、冷凍室(9)が冷凍温度帯室である。
【0022】冷蔵室(7)の前面開口は開閉式扉(12)で、
野菜室(8)の前面開口は引き出し式扉(13)で、同じく冷
凍室(9)の前面開口は二段の引き出し式扉(14A,14B)で開
閉自在に密閉されるようになっている。冷凍室(9)は上
下二段になっている。
【0023】冷凍室(9)の後方には、冷却室(17)が設け
られ、この冷却室(17)の下部には機械室(18)が設けられ
ている。
【0024】冷凍室(9)の後部上から中央にかけては、
冷凍室仕切板(15)にて前後に区画され、冷凍室仕切板(1
5)の上部にはスリット状の上吐出口(22)が開口してい
る。
【0025】中央ダクト(23)は冷凍室(9)の下引出し空
間の上部に配設され、下側に吐出口(25,25)が複数形成
されている。
【0026】下ダクト(24)は、冷凍室(9)の下引出し空
間の後方に延出し、その先端には吐出口(26)が形成され
ている。
【0027】下ダクト(24)の下方には、冷凍室(9)で循
環した冷気を吸い込む冷凍室吸込口(27)が設けられ、こ
の冷凍室吸込口(27)は冷却室(17)の下端部に連通してい
る。
【0028】冷凍室(9)の後方下部には、機械室仕切板
(37)が設けられ、この機械室仕切板(37)の後方には機械
室(18)が設けられている。この機械室(18)内に冷却器(3
5)を冷却する圧縮機(38)が設置されている。
【0029】この圧縮機(38)及び送風機(21)は、冷凍室
(9)内の後方の所定位置、例えば冷凍室仕切板(15)上部
に設けられたサーミスタ等の冷凍室温度センサ(図示せ
ず)により検知される庫内温度に基づき、図示しない制
御部によりオン/オフ制御されるようになっている。
【0030】図2は、図1の冷却室付近の断面図であ
る。
【0031】図1及び図2の両方を参照しつつ、冷却室
付近を説明する。
【0032】冷凍室仕切板(15)の後方は、冷却器前板(1
6)にて前後に区画され、冷却器前板(16)の後側には冷却
室(17)が区画形成されている。
【0033】この冷却室(17)内に冷却器(35)が縦設さ
れ、冷却器(35)の上方には、上方に送風する送風機(21)
が設けられている。この送風機(21)は、軸流ファンで形
成されている。
【0034】送風機(21)の上部は、下仕切壁(6B)で、下
仕切壁(6B)と内箱(4)の背面とが交わり、これらの接合
する部分には傾斜面(32a)が設けられている。
【0035】この傾斜面(32a)によって下方から吹き付
けられた送風機(21)の風向が前方の冷凍室(9)に導かれ
るようになっている。この傾斜面(32a)を有する傾斜部
(32)の略中央部には、通風孔(30,31)が設けられ、この
通風孔(30,31)に連通して冷蔵室ダクト(33)と氷温室ダ
クト(34)とが臨んで設けられている。
【0036】図3は、図1のF−F線に沿う平断面図で
あり、引出扉(14A)は図示省略したる。図4は、冷却器
前板の後方を見た正面図である。
【0037】冷凍室(9)の後方には、図3に示すよう
に、冷却室(17)が設けられ、中央部に冷却器(35)、その
上の中央部に送風機(21)が設けられ、冷却器(35)および
送風機(21)の左側に帰還ダクト(36)が設けられている。
【0038】送風機(21)の上方には、上下の仕切壁(6B)
内に挿入された成形断熱材(5)の後部を上下に貫通する
形で、図4に示すように、冷蔵室ダクト(33)と氷温室ダ
クト(34)が形成されている。
【0039】そして、これらのダクト(33,34)の入口付
近であり且つ、仕切壁(6B)内の位置にはそれぞれ冷蔵室
用バッフル(52)、氷温室用バッフル(53)が配置される。
【0040】各バッフル(52,53)は、この各バッフルの
開閉状態を制御するダンパモータ(図示せず)により駆動
される。
【0041】また、冷却器(35)および送風機(21)の左側
に設けられた帰還ダクト(36)が上下方向に延びている。
【0042】図5は、図1のR−R線に沿う平断面図であ
り、冷蔵室を上から見た図である。
【0043】冷蔵室(7)の後部には、内箱(4)の面と間隔
を存して冷蔵室背面板(42)が取り付けられてる。
【0044】この冷蔵室背面板(42)と内箱(4)間に上下
に延在し、前記冷却室(17)から延出された冷蔵室ダクト
(33)が形成されている。
【0045】冷蔵室ダクト(33)は、冷蔵室背面板(42)の
前面に複数形成された冷蔵室吐出口(43)にて開口してい
る。また、冷蔵室(7)内には冷蔵室吐出口(43)ごとに庫
内棚(44)が複数段架設されている。冷蔵室(7)下部の上
仕切壁(6A)の前部中央部には冷蔵室吸込口(45)が形成さ
れ、野菜室に連通されている。
【0046】なお、冷蔵室背面板(42)の上部には冷蔵室
(7)内の温度を検出する冷蔵室温度センサ(図示せず)が
取り付けられている。
【0047】図6は、図1のV−V線に沿う平断面図で
あり、野菜室を上から見た図である。
【0048】野菜室(8)の後部には内箱(4)背面と間隔を
存して野菜室背面部(47)が取り付けられており、この野
菜背面部(47)と内箱(4)間には前記冷却室から延出され
た冷蔵室ダクト(33)と氷温室ダクト(34)が配設されてい
る。
【0049】野菜室(8)の底面の左後部には帰還ダクト
(36)の吸込口が形成され、この野菜室を循環した冷気
は、帰還ダクト(36)を通して冷却室の下端に戻る。
【0050】次に、冷蔵庫の冷気の流れについて説明す
る。
【0051】圧縮機(38)及び送風機(21)が運転される
と、送風機(21)は上に向かって冷気を噴出す。この冷気
の内の一部は、傾斜面(32a)に当たり、その方向を前方
向に変え、冷凍室(9)の各吐出口(22,25,26)より冷凍室
(9)内に吹き出される。
【0052】そして、冷凍室(9)内の容器内を循環して
冷却した後、冷気は下部の冷凍室吸込口(27)から冷却室
(17)に帰還する。
【0053】これによって、冷凍室(9)は所定の冷凍温
度(-20℃程)に維持される。なお、圧縮機(38)及び送風
機(21)の運転は冷凍室(9)内の温度を検出する冷凍室温
度センサ(図示せず)に基づいて制御される。
【0054】また、冷却器(35)にて冷却された冷却室(1
7)内の冷気は送風機(21)のファンにより上方に吸い上げ
られ、この送風機(21)より吹き出された冷気の一部は傾
斜部(32)の通風孔(30,31)から通風ダクト(34,33)に流入
する。
【0055】冷蔵室ダクト(33)の冷気は、冷蔵室用バッ
フル(52)を経て冷蔵室(7)に流入する。この冷蔵室ダク
ト(33)に流入した冷気は、冷蔵室吐出口(43・・・)から
冷蔵室(7)内に吹き出され、各庫内棚(44,・・)を循環し
て冷却した後、冷蔵室吸込口(45)に流入する。
【0056】冷蔵室温度センサ(図示せず)で検知される
庫内温度に基づいて制御部(図示せず)でダンパモータを
制御し、冷蔵室用バッフル(52)を開閉して冷気の量が調
節されることによって冷蔵室(7)内を冷蔵温度に維持さ
れる。
【0057】この冷蔵室吸込口(45)に流入した冷気は、
そのまま野菜室(8)に流入する。
【0058】また、氷温室ダクト(34)の冷気は、氷温室
用バッフル(53)を経て氷温室(7a)に流入する。この冷気
は、氷温室(7a)内を循環して冷却した後、この氷温室(7
a)から溢れ、冷蔵室(7)の冷蔵室吸込口(45)に流入す
る。
【0059】なお、氷温室ダクト(34)に流入する冷気
は、氷温室温度センサ(図示せず)で検知される温度に基
づいて制御部で氷温室用バッフル(53)を開閉して温度に
維持する。
【0060】これら野菜室(8)に流入した冷気は、野菜
室(8)内を循環し、容器内を冷却した後、野菜室帰還ダ
クト(36)を経て冷却室(17)に帰還する。
【0061】以上、一本実施形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0062】図7は本発明の冷蔵庫に係る別の実施形態
の冷却室付近を示す断面図である。
【0063】冷蔵庫の機種によっては、冷却室(17)の上
部位置が冷凍室の上部位置より高くなることがある。こ
の場合、冷却器(35)、送風機(21)および仕切壁(6B)のそ
れぞれの間隔を無理に小さくして配置すると、例えば、
冷却器(35)の幅に対し送風機(21)の間隔が近すぎると、
冷却器(35)で冷やされた冷気が、流路断面積の急激な変
化によって風量の損失を大きくして冷却効率が大幅に減
少することになる。
【0064】そこで、冷却室(17)の上部位置が冷凍室の
上部位置より少し高いときには、冷却器(35)、送風機(2
1)および仕切壁(6B)のそれぞれの間隔を適切にするため
に冷却室(17)の上部の仕切壁(6B)に段差部(凹み)(55)を
設けたものである。
【0065】仕切壁(6B)に段差部(55)を設け、この段差
部(55)を冷凍室(9)へ冷気が導かれるように成形するこ
とによって、送風機(21)の風を冷凍室(9)に導くととも
に、送風機(21)の風をバッフル(52,53)を有するダクト
(33,34)に向けて送り、冷気を効率良く冷蔵室(7)、野菜
室(8)に分配することができる。
【0066】本実施形態によれば、送風機(21)を横吹出
方向の取付から上吹出方向の取付に変えたことにより、
従来、冷凍室(9)と野菜室(8)とに跨って配置されていた
冷却室(17)の高さ寸法を抑え、冷却室(17)の高さ位置を
冷凍室(9)の高さ位置とほぼ同じにしたことによって、
野菜室(8)の背面に設けられていた厚みある縦断熱仕切
壁部(19)が不要となり、仕切壁(6B)を略水平にして野菜
室(8)の内容積の拡大が図れる。
【0067】また、本実施形態によれば、送風機(21)の
風を上に吹き出すようにし、冷却室(17)の上部の仕切壁
(6B)に傾斜面(32a)を設けたことにより、送風機(21)の
風を傾斜面(32a)に当て向きを変えて冷凍室(9)に導くこ
とができる。
【0068】さらに、傾斜部(32)の一部に上方の冷蔵温
度帯室(冷蔵室7、野菜室8)に冷気を送るための通気孔(3
0,31)とこの通気孔(30,31)に連通してダクト(33,34)を
設けたことにより、送風機(21)の風が通気孔(30,31)を
通してほぼ真っ直ぐに通るので、冷気を効率良く分配す
ることができる。
【0069】さらに、送風機(21)の上部に通風ダクト
(冷蔵室ダクト33、氷温室ダクト34)がほぼ直線状に設け
らるので、通風抵抗の少ない送風ができるとともにダク
トの簡素化が図れ、省エネ化が図れる。
【0070】また、本実施形態によれば、送風ダクトを
冷蔵室用と氷温室用の2本設けたが、これは、野菜室用
を別に設けるようにしてもよいし、全てを兼用する1本
としても良い。
【0071】また、本実施態様では、バッフル(52,53)
の開閉により、各室(7,7a)の温度を独立して制御した
が、各室(7,7a,8)の温度は、通常、関連性があるので、
ダクトを1本とし、これにバッフルをつけ、代表する室
(通常は冷蔵室7)により、開閉を制御するようにも良
い。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、従来冷凍温度帯
室、冷蔵温度帯室間を仕切る仕切壁に連接し、冷蔵温度
帯室の後方に設けられていた縦断熱仕切壁部が不要とな
り、内容積の拡大が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の第1の実施形態を示す縦
断面図である。
【図2】この第1の実施形態の冷却室付近の要部断面図
である。
【図3】図1のF−F線に沿う平断面図であり、
【図4】第1の実施形態の冷却器前板の後方から見た正
面図である。
【図5】図1のF−F線に沿う平断面図である。
【図6】図1のV−V線に沿う平断面図である。
【図7】本発明の別の実施形態の冷却室付近の要部断面
図である。
【図8】従来の冷蔵庫を示す縦断面図である。
【符号の説明】
(1)・・・・・・・・冷蔵庫 (2)・・・・・・・・本体 (3)・・・・・・・・外箱 (4)・・・・・・・・内箱 (5)・・・・・・・・断熱材 (6B)・・・・・・・下仕切壁(仕切壁) (7)・・・・・・・・冷蔵室(冷蔵温度帯室) (8)・・・・・・・・野菜室(冷蔵温度帯室) (9)・・・・・・・・冷凍室(冷凍温度帯室) (15)・・・・・・・冷凍室仕切板 (16)・・・・・・・冷却器前板 (17)・・・・・・・冷却室 (21)・・・・・・・送風機 (22)・・・・・・・上吐出口(切欠)、 (30,31)・・・・通風孔 (32a)・・・・・・傾斜面 (32)・・・・・・・傾斜部 (33)・・・・・・・冷蔵室ダクト(送風ダクト) (34)・・・・・・・氷温室ダクト(送風ダクト) (35)・・・・・・・冷却器(冷気冷却器) (36)・・・・・・・還ダクト (55)・・・・・・・段差部(凹み部)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱(3)、内箱(4)および断熱材(5)で本
    体(2)を構成し、この本体(2)を仕切壁(6B)で上下に仕切
    って冷凍温度帯室(9)および冷蔵温度帯室(7,8)を形成
    し、この冷凍温度帯室(9)の後方に冷却室(17)を設置
    し、この冷却室(17)に冷却器(35)、送風機(21)を備えた
    冷蔵庫において、 前記送風機(21)を、軸流ファンにて構成し、この送風機
    (21)を前記冷却器(35)の上方に略水平に配置し、上に向
    けて冷気を送風することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記仕切壁(6B)を略水平に形成するとと
    もに、この仕切壁(6B)内に冷蔵温度帯室(7,8)用の送風
    ダクト(33,34)の一部が設けられ、この送風ダクト(33,3
    4)の下端が前記冷却室(17)に臨んでいることを特徴とす
    る請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記送風機(21)が前記送風ダクト(33,3
    4)の下方に配置されることを特徴とする請求項2に記載
    の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記冷却室(17)の上部で前記仕切壁(6B)
    の下面に前記送風機(21)からの冷気の風向を前記冷凍温
    度帯室(9)の方向に向けるための傾斜面(32a)を設けたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記冷却室(17)の上部で仕切壁(6B)の下
    面に凹み部(55)を設けたことを特徴とする請求項2〜4
    のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記冷却室(17)の上部からの冷気を前記
    冷凍温度帯室(9)のに吹出すために、前記冷凍温度帯室
    (9)の後方の仕切板(15)に切欠(22)を設けたことを特徴
    とする請求項4又は5に記載の冷蔵庫。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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