JP2002267325A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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知仁 野村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵室の温度分布の均一化を図る。 【解決手段】 仕切壁16の内部に、吸込路36と吹出
路38,38が画成される。吸込路36内の上部位置
に、冷却器40が配設される。仕切壁16の上方に、3
基のファン44が前後方向に並列に配設される。吸込路
36には、冷却器40の下端から下方に所定高さだけ離
間する位置にドレンパン60が配設される。ドレンパン
60と冷却器40との間で、冷蔵室22の高さ方向の略
中間部分に臨む仕切壁16の両側壁50,50に、吸込
路36と対応する位置に複数の吸込口62が形成され
る。そして、ファン44を運転した際には、冷蔵室22
の中間部分の室内空気が、各吸込口62から吸込路36
内に吸込まれて上昇し、冷却器40との間で熱交換して
冷気とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、本体内部に画成
した冷蔵室に冷気を循環させることで、該冷蔵室を冷却
する冷却貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば病院やホテル等では、本体内部に
温蔵室と冷蔵室とを隣接して画成した配膳車が好適に利
用されている。この配膳車の冷蔵室では、その内部に上
下方向に延在するようダクトが配設され、該ダクト内が
2つの仕切板により2つの冷風吹出通路と1つの冷風戻
り通路に仕切られている。またダクトには、各通路に対
応して複数の吹出口または吸込口が形成されると共に、
各通路は本体上部に配設されている冷却ユニットに連通
するよう構成される。そして、冷却ユニットのファンを
運転することで、冷蔵室から各吸込口を介して冷風戻り
通路内に吸込んだ室内空気を、該冷却ユニットの冷却器
と熱交換して冷風とした後に冷風吹出通路内に送り込
み、この冷風を各吹出口から冷蔵室に吹出して循環させ
ることで、該冷蔵室を冷却するよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記冷蔵室では下部側
に冷気が溜まり易く、該下部側は早く冷却されるが、高
さ方向の中間部分や上部側に関しては冷却され難い傾向
にある。しかるに、前記冷風戻り通路に対応するダクト
に形成される複数の吸気口は、該ダクトの上下方向に等
間隔で形成されているため、冷蔵室内の上下位置で室温
のバラツキを生じていた。
【0004】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、冷蔵室の温度分布の均一化を図
り得る冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る冷却貯
蔵庫は、本体の内部に画成した冷蔵室に、冷却器で冷却
した冷気をファンの運転により循環するよう構成した冷
却貯蔵庫において、前記本体の内部に配設したダクトの
内部上方に前記冷却器を配設すると共に、該冷却器の下
方にドレンパンを配設し、前記冷却器とドレンパンとの
間で、前記冷蔵室の高さ方向の略中間部分に臨むダクト
に、前記冷蔵室内の空気をダクト内に吸込む吸込口を形
成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る冷却貯蔵庫に
つき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら
説明する。なお実施例では、冷却貯蔵庫として病院やホ
テル等で好適に使用されている配膳車を例に挙げて説明
するが、本願はこれに限定されるものでなく、レストラ
ン等の厨房や家庭等で設置されて使用される通常の冷却
貯蔵庫であってもよいことは勿論である。
【0007】図1〜図3は、実施例に係る配膳車の要部
を示し、図4は、配膳車の全体構造を示す。実施例の配
膳車10は、前後両面が開放された全体として矩形箱状
をなす断熱構造の本体12を備え、その底面には複数の
キャスター14が配設されて移動可能に構成されてい
る。この本体12内部の幅方向中央部に、ダクトとして
の仕切壁16が前後方向に設けられ、内部が左右2室に
画成される。更に、各室では、その幅方向の中央部より
も少し仕切壁16側に寄った位置に、断熱性の区画壁1
8が夫々設けられており、これにより区画壁18の外側
(仕切壁16から離間する側)に温蔵室20が画成される
と共に、区画壁18の内側(仕切壁16に近接する側)に
温蔵室20よりも少し間口の狭い冷蔵室22が画成され
るようになっている。また本体12の前後の開口部に
は、4つの室20,20,22,22の夫々に対応して4
枚ずつの扉24が開閉可能に配設してある。
【0008】前記仕切壁16の左右両面には、図4に示
す如く、該仕切壁16を挟んで左右両側に画成されてい
る冷蔵室22,22に向けて水平に突出する複数のトレ
イ受け26が、上下方向に所定間隔離間して配設されて
いる。また各温蔵室20を画成する本体12の内側壁2
8にも、同一高さ位置にトレイ受け26が温蔵室20に
向けて水平に突出するよう配設され、対応するトレイ受
け26,26間に食品が盛り付けられたトレイ30が載
置されるよう構成してある。
【0009】前記仕切壁16は、図1〜図3に示す如
く、上下方向に開放する中空の筒状に形成され、その下
端は本体12の内底面に当接して塞がれている。また仕
切壁16の上端部は、本体12の天井部32に開設され
た貫通孔32aに嵌挿されて、該本体12の外部側に上
部開口16aが臨むよう構成される。なお、天井部32
の上面と、仕切壁16の上端とは同一レベルとなるよう
設定してある。
【0010】前記仕切壁16の内部には、前後方向に離
間する一対の仕切板34,34が上下方向の全長に亘っ
て平行に延在するよう配設され、仕切壁16内に、中央
の吸込路36および該吸込路36を挟む前後の吹出路3
8,38を画成している。そして、前記吸込路36内の
上部位置(本体12の内部位置)に、図示しない冷凍機構
から冷媒が循環供給される冷却器40が配設される。ま
た仕切壁16の上端には、複数のブラケット42を介し
て冷却器40の上端から所定高さだけ離間して本体12
の外部に臨む複数(実施例では3基)のファン44が前後
方向に並列に配設され、各ファン44は冷却器40で冷
却された冷気を上方に吹出すよう構成されている。な
お、各隣り合う両ファン44,44の間には、画壁46
が夫々配設されており、冷却器40とファン群との間の
空間は、ブラケット42および画壁46により該ファン
44の数と対応するよう3つに区分してある(図1参
照)。
【0011】前記天井部32の上面には、本体12の外
部に臨む前記全てのファン44を囲繞するカバー体48
が配設されている。このカバー体48は、天井部32の
貫通孔32aと略同一の開口寸法で下方に開放する箱状
に形成されると共に、該カバー体48を天井部32に配
設した状態で、ファン44の上面とカバー体48の内部
天井面との間に所定の空間を画成し得る寸法に設定され
る。すなわち、ファン44を運転することで該ファン4
4から上方に吹出される冷気は、カバー体48の内部天
井面に当たって偏向された後に、前記各吹出路38に流
入するよう構成される。なお実施例では、図1において
左側から2基目のファン44と、最右側のファン44と
の間に配設された前記画壁46に、カバー体48の内部
天井面に当接するまで延在する仕切片46aが形成され
ており、該仕切片46aを挟んで左側に位置する2基の
ファン44,44から吹出される冷気が左側の吹出路3
8に流入し、右側に位置する1基のファン44から吹出
される冷気が右側の吹出路38に流入するよう構成して
ある。また、前記仕切壁16における左右の冷蔵室2
2,22と対向する左右両側壁50,50の各吹出路38
と対応する位置には、図1および図3に示す如く、上下
方向に離間して複数の吹出口52が形成されており、吹
出路38に流入した冷気は、各吹出口52から前記冷蔵
室22内に吹出されるよう構成される。なお、図2に示
す如く、ファン44とカバー体48の左右側面との間に
は隙間はなく、ファン44から吹出された全ての冷気
は、前後何れかの吹出路38に流入するようになってい
る。
【0012】前記カバー体48は、ビニール樹脂等を材
質とする袋54の内部に断熱材56を充填発泡させるこ
とで、箱状に形成したものであって、前記天井部32の
上面に当接する開放端の全周には、図5(a)に示す弾性
変形可能なパッキン58が配設されている。すなわち、
当該カバー体48を天井部32に配設した状態では、図
5(b)に示すように、前記パッキン58が変形すること
で両者の間に隙間が発生するのを防止し、冷気洩れを防
ぐようにしてある。なお、実施例においてカバー体48
は、図示しないベルトによって本体12にパッキン58
を押付ける状態で取付けられ、ネジやリベット等を不要
として、部品点数が低減されている。
【0013】前記仕切壁16における吸込路36には、
図1に示す如く、前記冷却器40の下端から下方に所定
高さだけ離間する位置に、その内部空間を上下に仕切る
ドレンパン60が配設され、冷却器40から滴下する水
を該ドレンパン60で受容するよう構成される。またド
レンパン60と冷却器40との間で、前記冷蔵室22の
高さ方向の略中間部分に臨む仕切壁16の両側壁50,
50には、吸込路36と対応する位置に複数の吸込口6
2が形成されている。すなわち、前記ファン44を運転
した際には、左右両冷蔵室22,22の中間部分の室内
空気が、各吸込口62から吸込路36内に吸込まれて上
昇し、前記冷却器40との間で熱交換して冷気とされる
ようになっている。なお、ドレンパン60の配設位置よ
り下方の両側壁50,50には複数の通孔64が形成さ
れており、両側の通孔64,64を介して左右の冷蔵室
22,22内における下部側の室内空気が行き来し得る
よう構成してある。
【0014】また、前記吸込路36に臨む各側壁50に
は、図2に示す如く、前記吸込口62の形成領域と冷却
器40との間に、内側(他方の側壁50)に向けて下方傾
斜して前記冷却器40から滴下する水を受け得るドレン
ガイド66が、上下に離間して互い違いに配設されてい
る。そしてこのドレンガイド66は、冷却器40から滴
下する水を傾斜面で受けてその落下速度を低下させ、前
記ドレンパン60上で水が大きく跳ねるのを抑制し、吸
込口62から冷蔵室22へ飛び出すのを防止するべく機
能する。なお、左右のドレンガイド66,66の延出端
は他方の側壁50までは延出しておらず、吸込口62か
ら吸込路36内に吸込まれた室内空気が、両ガイド6
6,66の間から冷却器40に向けて流通するのは許容
されるよう構成してある。
【0015】前記一方の側壁50におけるドレンパン6
0より下方に臨む位置に、図1において左側に偏って第
1の開口部50aが形成されると共に、右側に偏って第
2の開口部50bが形成されている。そして、第1開口
部50aを介してドレンタンク74が吸込路36内に挿
脱可能に収容され、前記ドレンパン60に貯留された水
は、該ドレンパン60に設けたドレンパイプ60aを介
してドレンタンク74に回収されるようになっている。
なお、ドレンタンク74は、側壁50に配設した第1の
磁石76を介して位置決め固定されるよう構成される。
また第2の開口部50bは、蓋部材78によって開閉可
能に閉成されるよう構成される。この蓋部材78も、側
壁50に配設した第2の磁石80を介して位置決め固定
されるようにしてある。なお、蓋部材78には複数の通
孔78aが形成され、該通孔78aを介して左右の冷蔵
室22,22内における下部側の室内空気が行き来し得
るようになっている。
【0016】
【実施例の作用】次に、実施例に係る配膳車の作用につ
き、以下説明する。前記配膳車10の運転を開始する
と、前記冷却器40の上方に配設した3基のファン4
4,44,44が運転され、前記左右の冷蔵室22,22
内における中間部分の室内空気は、複数の吸込口62を
介して前記仕切壁16の吸込路36内に吸込まれる。こ
の吸込路36を上昇する室内空気は、前記冷却器40と
の間で熱交換して冷気とされた後、各ファン44から上
方に向けて吹出される。この冷気は、図1に示す如く、
前記カバー体48の内部天井面に当たって偏向され、前
記各吹出路38に上方から流入する。
【0017】そして、各吹出路38に流入した冷気は、
下降しつつ前記各吹出口52を介して冷蔵室22内に吹
出され、これによって該冷蔵室22は冷却される。この
場合に、前記冷却器40とファン44との間に空間を設
けることで、冷却器40の全体に略均一に空気が流通し
て効率的な冷却が達成される。また、該空間をブラケッ
ト42および画壁46により各ファン毎に区分けしたこ
とで、前記扉24の開閉に伴って冷却器40に霜が付い
た場合においても、空気の流れが偏るのは防止され、冷
却能力の低下を抑制し得る。更に、ファン44から吹出
される冷気は、前記カバー体48の内部天井面に一旦当
たることで流速が低下するから、各吹出路38を下降す
る冷気は冷蔵室22に各吹出口52から略均一に吹出さ
れ、上下位置での室温のバラツキ発生は抑制される。
【0018】また、前記カバー体48と本体12の天井
部32との当接部にはパッキン58が介在して隙間を生
じないよう構成してあるから、前記ファン44から吹出
される冷気が外部に洩れるのは防止され、冷却能力の低
下は抑制される。なお、カバー体48は、前述したよう
に袋54に断熱材56を充填発泡させたものであるの
で、コストを低廉に抑えると共に軽量化を図ることがで
きる。更に、左右の冷蔵室22,22を仕切るための仕
切壁16の内部に冷却器40を配設すると共に、該仕切
壁16から両冷蔵室22,22に冷気を吹出すよう構成
したから、各冷蔵室22毎に冷却器40やファン44等
を配設する場合に比べ、冷蔵室22における容積効率を
高めることができる。また、仕切壁16の内部に冷却器
40を配置することで、前記カバー体48の高さ寸法を
低く抑えることができ、配膳車10自体の高さ寸法を低
くし得る利点がある。
【0019】ここで、前記冷蔵室22では下部側に冷気
が溜まり易く、該下部側は早く冷却されるが、高さ方向
の中間部分に関しては冷却され難い傾向にある。この場
合に実施例では、前記吸込口62を冷蔵室22における
高さ方向の略中間部分に形成してあるから、冷却され難
い中間部分の室内空気を積極的に吸込むことで、該中間
部分での効率的な冷気の循環が達成され、その結果とし
て中間部分も効率的に冷却される。また、冷蔵室22で
は上部側に関しても冷却され難い傾向にあるが、実施例
では冷蔵室22の上部側に前記冷却器40が臨んでいる
ので、該冷却器40による冷却効果が期待できる。すな
わち、冷蔵室22の全体を均一かつ効率的に冷却するこ
とができ、冷蔵室22での室温のバラツキを抑制し得
る。更に、左右両冷蔵室22,22の下部側の室内空気
は、図2に示す如く、仕切壁16の通孔64,64およ
び蓋部材78の通孔78aを介して流通するから、両冷
蔵室22,22間での室温のバラツキも抑制される。
【0020】前記配膳車10では、扉24の開閉により
前記冷却器40に経時的に霜が付き、この霜が配膳車1
0の電源をOFFした際に融けて滴下することがある。
この場合に、冷却器40から滴下する水は、前記吸込口
62の形成領域より上方に位置するドレンガイド66の
傾斜面に当たって流下した後、前記ドレンパン60に受
容される。すなわち、水が直にドレンパン60に滴下す
るのを防ぎ、該水が大きく跳ねて吸込口62から冷蔵室
22内に飛び出るのを防止し、常に衛生的に保つことが
できる。また、ドレンパン60に貯留された水は、前記
ドレンタンク74に回収されるから、該タンク74を仕
切壁16から取外すことで外部に廃棄し得る。
【0021】次に、前記配膳車10では、前記冷蔵室2
2や温蔵室20が汚れると、水洗いを行なう。この場合
に、前記ファン44は本体12の外部に配置してあるか
ら、ホース等を用いて洗浄水により冷蔵室22内を洗浄
する際に、該洗浄水がファン44に掛かることはなく、
該ファン44の駆動部であるファンモータ等が故障した
り作動不良を来たすのを防止し得る。また、冷蔵室22
に収納されている飲料等が零れた際にも、該飲料がファ
ン44に掛かるのも防止される。なお、ファン44を本
体12の外部に設置するから、前記仕切壁16を本体1
2の内部に配設した後に、該ファン44を単独で簡単に
設置することができる。更に、前記ドレンタンク74や
蓋部材78を前記仕切壁16から取外すことで、前記両
開口部50a,50bを介して仕切壁16の内部を清掃
することが可能となる。
【0022】前記カバー体48の開放端に配設されるパ
ッキンの形態としては、実施例に限定されるものでな
く、例えば図6(a)に示す如く、カバー体48の開放端
における幅方向の両端縁部にハ字状となるように一対の
パッキン68,68を配設してもよい。また図6(b)に
示すように、開放端における幅方向中央に山型のパッキ
ン70を1つ配設したり、あるいは図6(c)に示す如
く、幅方向一方の端縁部(天井部32の貫通孔32aか
ら離間する側の縁端部)に外側に向けて傾斜するパッキ
ン72を配設してもよい。
【0023】なお、前述した実施例では、冷却器の上方
に3基のファンを配設した場合で説明したが、該ファン
の数はこれに限定されるものでなく、1基,2基あるい
は4基以上であってもよい。また、ファンを仕切壁にお
ける吹出路の上部に配置した構成を採用することができ
る。更に、実施例では仕切壁を挟む両側に冷蔵室を画成
したが、一方にのみ冷蔵室を画成した構成の冷却貯蔵庫
にも採用可能である。更にまた、ドレンガイドの配設数
は2つに限定されるものでなく、1つまたは3つ以上で
あってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上に述べた如く、本発明に係る冷却貯
蔵庫によれば、冷蔵室内の空気をダクト内に吸込む吸込
口を、冷蔵室における高さ方向の略中間部分に形成する
よう構成したから、冷却され難い中間部分の室内空気を
積極的に吸込むことができ、該中間部分での効率的な冷
気の循環が達成され、その結果として中間部分も効率的
に冷却される。また、冷蔵室の上部側に冷却器が臨んで
いるので、該上部側においては冷却器による冷却効果が
期待できる。すなわち、冷蔵室の全体を均一かつ効率的
に冷却することができ、冷蔵室での室温のバラツキを抑
制し得る。
【0025】前記冷却器から滴下する水を、前記吸込口
の形成領域より上方に位置するドレンガイドで受けた後
にドレンパンに受容するよう構成したから、水が直にド
レンパンに滴下するのを防ぎ、該水が大きく跳ねて吸込
口から冷蔵室内に飛び出るのを防止し、常に衛生的に保
つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る配膳車における冷気の
循環部を示す縦断側面図である。
【図2】 実施例に係る配膳車における冷気の循環部を
示す縦断正面図である。
【図3】 実施例に係る配膳車における冷気の循環部を
示す概略斜視図である。
【図4】 実施例に係る配膳車を示す一部切欠き正面図
である。
【図5】 実施例に係るカバー体の要部を示す断面図で
ある。
【図6】 実施例に係るカバー体の変更例を示す要部断
面図である。
【符号の説明】
12 本体,16 仕切壁(ダクト),22 冷蔵室,40
冷却器,44 ファン 60 ドレンパン,62 吸込口,66 ドレンガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(12)の内部に画成した冷蔵室(22)
    に、冷却器(40)で冷却した冷気をファン(44)の運転によ
    り循環するよう構成した冷却貯蔵庫において、 前記本体(12)の内部に配設したダクト(16)の内部上方に
    前記冷却器(40)を配設すると共に、該冷却器(40)の下方
    にドレンパン(60)を配設し、 前記冷却器(40)とドレンパン(60)との間で、前記冷蔵室
    (22)の高さ方向の略中間部分に臨むダクト(16)に、前記
    冷蔵室(22)内の空気をダクト(16)内に吸込む吸込口(62)
    を形成したことを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記ダクト(16)における吸込口(62)の形
    成領域と冷却器(40)との間に臨む内部に、吸込口(62)か
    ら冷却器(40)への空気の流通を許容し、かつ冷却器(40)
    から滴下する水を受け得るドレンガイド(66)を配設した
    請求項1記載の冷却貯蔵庫。
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