JP3620571B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、野菜室を設けた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の冷蔵庫は、特開平7−190588号公報に開示されているように、低温室に3区画以上に形成された区画と、冷気の吹き出し口と連通し、前記各区画へ冷気を導くように冷気を振り分ける冷却ダクトとを備えてなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記、特開平7−190588号公報に開示されている冷蔵庫では、冷却ダクトの形成および固定方式や、上記冷却ダクトと冷気の吹き出し口との連通方式が複雑で、実用性や量産性に欠けコスト的にも割高で、また、冷却ダクトの冷気の吹き出し口近傍は、場合により、貯蔵物(特に野菜類)が冷え過ぎ凍結するという課題がある。しかも、冷却ダクトによる冷気の各所への引き回しにより通風抵抗が増し、庫内の冷却に必要な庫内送風機による当室内の負圧がいっそう増し、扉等の隙間からの外気の入り込み量が増し冷却効率が低下し、扉を開くときの開放力が増加するという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の冷蔵庫は上記のような課題を解決したものであり、
冷却器で冷却された冷気を送風機により圧力室へ送り、前記圧力室から冷気分配室を通り冷蔵室冷気分配通路を経て冷蔵室に冷気を送る冷蔵庫であって、
前記野菜室に野菜ケースを設置し、前記野菜ケースには隔壁にて各々独立した独立部屋を設け、前記冷蔵室の冷蔵室冷気戻り口に連通する野菜室冷気吐き出しを前記野菜室のコーナ部またはその近くの上方に設け、前記野菜室冷気吐き出し口を設けた側と同じ側の前記野菜室のコーナ部またはその近くの下方に野菜室冷気戻り口を設け、
前記野菜室冷気吹き出し口と前記野菜室冷気戻り口とは前記野菜ケースの上方に設けた野菜カバーを隔てて互いに近づけて設けられ、
前記冷蔵室の冷蔵室冷気戻り口近くまたは前記冷蔵室冷気戻り口に通じる冷気通路またはその出口近くに、前記冷気分配室の冷気量を制御する切り替え手段と同期して作動する循環送風機を設けたことを特徴としている。
この構成により、野菜室の各々独立した部屋へ異なる量の冷気を簡単な構造にて容易に供給でき、各部屋を低温から比較的に高温にまで広範囲に異なる温度に効率よく安価に設定できる実用性に富んだ野菜室をもつ冷蔵庫が得られるとともに、温度の低い独立部屋には野菜以外の例えばビール等の貯蔵にも適した低温部屋を野菜室にもつ冷蔵庫が得られる。
【0005】
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記野菜室冷気戻り口に通じるとともに前記野菜室冷気戻り口よりも下方に延びる野菜室戻りダクトを前記野菜室冷気戻り口と同じ側に設け、前記野菜室戻りダクトを介して冷気が前記冷却器の下方へ戻ることを特徴としている。
【0006】
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記野菜室冷気吐き出し口の下方には、冷気を案内するガイド板を設けたことを特徴としている。この構成によると、野菜室冷気吐き出し口からでた冷気の流れの方向を効率よくかえることができるとともに、野菜室冷気吐き出し口からでた冷気が野菜室冷気戻り口に直接流れ込むことを防止することができる。
【0008】
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記野菜室は前記冷蔵室の下に隣り合って設けられ、前記冷蔵室冷気戻り口は、前記野菜室冷気吐き出し口を設けた側と同じ側に偏った側の前記冷蔵室の下方に設けことを特徴としている。この構成によると、冷蔵室冷気戻り口から野菜室冷気吐き出し口までの通路の長さが短くなり、その通路の通風抵抗が減ることにより送風効率が向上するとともに、冷蔵庫の外部から上記通路を通る冷気への熱の侵入量が減り野菜室の冷却効率の向上した冷蔵庫が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の冷蔵庫の実施の形態を図面とともに説明する。
【0010】
図1は本発明による冷蔵庫の本体の側面から見た要部断面図、図2は図1に示す野菜室付近のA−A線の要部断面図である。
【0011】
図1において、1は冷蔵庫本体、2は冷蔵室、3は野菜室、4は前記冷蔵室2の下部に設けられた隔離室、5は上記冷蔵室2と野菜室3との間に設けた仕切部である。6は前面仕切部、7は隔離室4に納まるケースである。7aは前記ケース7の側面外側に設けられたケースガイドであり点線で描いている。8は隔離室4の天井の働きをするケース棚である。
【0012】
9aおよび9bは、隔離室側壁9に各々設けられた側壁ガイドで、ケースガイド7aを上下より挟み込んでおり、9aは側壁ガイドウエ、9bは側壁ガイドシタで、各々を2点鎖線で描いている。なお、ケースガイド7a,側壁ガイドウエ9a,側壁ガイドシタ9bはケース7を前後方向に移動可能にし、その動きを導いている。
【0013】
また、10は略小判状の穴をもつ冷蔵室冷気戻り口である。11は前記冷蔵室冷気戻り口10の後方に設けられた循環ファン11aを一体にもつ循環送風機である。12は野菜室3に冷気を吐き出すための野菜室冷気吐き出し口、13はケース7内に冷気を吐き出すためのケース冷気吐き出し口、14は冷蔵室内に冷気を吐き出すための冷蔵室冷気吐き出し口である。
【0014】
15は冷気量を制御する切り換え手段であるダンパーを備えた冷気分配室で、循環送風機11の下方斜め左側に断熱材を挟んで設けられており点線で描いている。16は冷気分配室15から吐き出された冷気を冷蔵室2および隔離室4に送るための冷蔵室冷気分配通路16aと断熱のための通路断熱16bと保護カバーの通路カバー16cをもつ冷蔵室通路組品で、ケース冷気吐き出し口13、冷蔵室冷気吐き出し口14、および冷蔵室冷気戻り口10をもっている。
【0015】
なお、野菜室冷気吐き出し口12は冷蔵室冷気戻り口10に通じており、10を通り循環送風機11の循環ファン11aにより送り出された冷蔵室2の戻り冷気が野菜室3に送られようになっている。また、17は野菜室冷気吐き出し口12から吐き出された冷気を略水平方向に導くガイド板である。
【0016】
18は冷蔵室扉であり、冷蔵室扉18の扉背面部19にドアポケット20・20aをもっている。21は野菜室扉、22は野菜ケースでドアアングル(図示せず)にて野菜室扉21に取り付けられている。23は小物ケースで、野菜ケース22の上部に取り付けられている。
【0017】
24は野菜ケース22を複数個の独立部屋に分割するための隔壁で、小物ケース23があるので確実に各部屋を仕切るため略L字型にしてある。野菜ケース22の前方の一段下げてある所には、背の高い野菜やボトルを立てて収納できるようにしてある。
【0018】
25は野菜室カバーで、野菜ケース22および小物ケース23の上方に位置し、野菜ケース22および小物ケース23を所定の湿度に保つように配慮されている。なお、26は冷却器、27はファン28をもつ送風機組品で、29は冷気分配室15に通じる圧力室である。
【0019】
冷却器26で冷却された冷気は、送風機27のファン28で圧力室29に送られる。その後、圧力室29から冷凍室(図示せず)に冷気が送り込まれる。また、冷蔵室2に設けられた温度感知部(図示せず)にて冷蔵室2の室温を感知し、室温が所定の温度より高くなったとき冷気分配室15のダンパー(図示せず)が開き、圧力室29から冷気分配室15へ入った冷気は冷蔵室冷気分配通路16aへ送られる。このとき、ダンパーの開閉動作に同期している循環送風機11も同時に運転される。
【0020】
その後、冷気は冷蔵室冷気分配通路16aを冷蔵室2の上方へ昇り、その後反転して冷蔵室冷気分配通路16aの別通路を下方へ降りながら、複数個の冷蔵室冷気吐き出し口14から冷蔵室2に吐き出され、残りの冷気はケース冷気吐き出し口13からケース7に送り込まれる。
【0021】
ケース7に送り込まれた冷気はケース7内の貯蔵物を冷却し、その前方上端とケース棚8との間の隙間から冷蔵室2へ流れ出す。その後、隙間から流れ出た冷気は冷蔵室2の上方から降りて来る比較的暖かい冷気と混ざり合い、ケース7の底面外側と仕切部5の間の空間を通り、冷蔵室冷気戻り口10へ導かれる。ケース冷気吐き出し口13からケース7に送り込まれる冷気の量は、ケース7内の温度が冷蔵室2より低い温度に保たれるように、各々の吐き出し口の開口面積等で調整されている。
【0022】
冷蔵室冷気戻り口10へ導かれた冷気は循環送風機11の循環ファン11aにて野菜室冷気吐き出し口12を通り、ガイド板17に導かれて方向をかえながら野菜室3に流れ込む。その後、冷気は仕切部5と野菜室カバー25で形成された冷気通路を通り、野菜ケース22と野菜室扉21の扉背面部との間を通った後、野菜ケース22の底面外側へ達する。そして冷気は野菜ケース22の底面外側を通り野菜室3の野菜室冷気戻り口30からダクト(図示せず)にて冷却器26の下方へ戻る。なお、図中矢印は冷気の流れをあらわす。
【0023】
野菜室3は隔離室4を下部にもつ冷蔵室2のすぐ下にあり、冷蔵室冷気戻り口10は、野菜室冷気吐き出し口12を設けた側と同じ側の冷蔵室2の下方にあるため、冷蔵室冷気戻り口10から野菜室冷気吐き出し口12までの通路の長さがたいへん短くなり、その通路の通風抵抗が減ることにより送風効率が向上するとともに、冷蔵庫本体1の外部から上記通路を通る冷気への熱の侵入量が減り野菜室3の冷却効率が向上する。
【0024】
また、野菜室冷気吐き出し口12の下方にガイド板17があるため、野菜室冷気吐き出し口12からでた冷気の流れの方向を効率よく略水平方向にかえることができるとともに、野菜室カバー25の野菜室冷気戻り口30側の端に冷気が直接当たらないため、野菜室カバー25とその付近の壁面とのシール性が不足していても、冷気が野菜室カバー25のこの付近の下方に漏れず、野菜室冷気戻り口30に野菜室冷気吐き出し口12からでた冷気が直接流れ込むことを防止することができる。特に野菜室カバー25がない構造の場合は、いっそうその効果が得られる。
【0025】
さらに、野菜室冷気吐き出し口12と野菜室冷気戻り口30は野菜室カバー25を間に挟んで互いに近づけて設けてあるため、野菜室冷気吐き出し口12からでた冷気が野菜室冷気戻り口30に直接流れ込むことなく、野菜ケース22周辺の上下方向およびその前後方向で広範囲に冷気が回り、野菜ケース22内の貯蔵物を間接的に効率よく冷却できる。
【0026】
また、循環送風機11の運転により冷蔵室2から野菜室3へ冷気を送り込むため、循環送風機11による正圧が野菜室3に加わり、野菜室3内全体の負圧が和らぎ、外気が野菜室扉21にあるドアパッキン21aとそれに接する対向面の本体外面との間から野菜室3にいっそう入りにくくなり冷却効率が向上するとともに、野菜室扉21を開けるときの力が少なくてすみ野菜室扉21の開放がより容易となる。
【0027】
上記の効果は、野菜室3の野菜室冷気吐き出し口12や野菜室冷気戻り口30の位置が野菜室3のどこであっても、冷却器26で冷却された冷気を送風機27にて圧力室29に送り、圧力室29から冷気分配室15を通り、冷蔵室冷気分配通路16aを経て冷蔵室2に冷気が送られ冷蔵室2を冷却し、その後、冷蔵室2の冷気が冷蔵室冷気戻り口10を通り、野菜室冷気吐き出し口12から野菜室3に、循環送風機11にて送り込まれる場合であれば同様の効果となる。
【0028】
また、野菜室3に送り込まれる冷蔵室2の冷気が、冷蔵室2に送り込まれる冷気の全てであってもその一部であっても、また、野菜室3に異なる冷気回路(例えば冷気分配室15を通り野菜室3に直接冷気が送り込まれる冷気回路)から一部追加の冷気が送り込まれても、上記野菜室3への循環送風機11を含む冷気回路があれば上記効果と類似の効果が得られる。
【0029】
さらに、本図においては、循環送風機11は冷蔵室冷気戻り口10の後方に設けられているが、冷蔵室冷気戻り口10を含むその周辺や冷蔵室冷気戻り口10に通じる冷気通路または野菜室冷気吐き出し口12を含むその周辺のいずれかに循環送風機11をもうけても上記同様の効果が得られる。
【0030】
なお、室内温度にあまり差のない冷蔵室2と野菜室3が上下に隣り合って設けられているため、仕切部5の断熱層の厚さは薄くてもよく、室内容積の有効利用のため仕切部5は上に凹の形状にしてある。
【0031】
また、冷気分配室15の通路はダンパーの大きさの関係から、左右方向の巾はあまり大きくとれず、通風面積を確保するため前後方向で大きく巾を取っている。そのため、冷気分配室15からでた直後の冷蔵室冷気分配通路16aも通風効率を下げないために、前後方向で同様の巾を取る必要があり、冷蔵室冷気分配通路16aの前面は前方へ出た所に位置することになる。
【0032】
そして、ケース冷気吐き出し口13は冷気分配室15から離れた所の冷蔵室冷気分配通路16aにあり、その付近の冷蔵室冷気分配通路16aは左右方向の通路巾が大きくとれ、前後方向には巾が少なくてもよく、ケース冷気吐き出し口13は後方に位置でき、冷蔵室冷気分配通路16aはこの冷気分配室15付近からケース冷気吐き出し口13付近までは上方にいくほど後方へ退くように傾斜している。
【0033】
そしてまた、冷蔵室冷気戻り口10は冷蔵室2の下方に位置し、循環送風機11はその冷蔵室冷気戻り口10の近くの後方に設けられており、その構造上から冷気分配室15からでた直後の冷蔵室冷気分配通路16aの傾斜面近くに並んで位置することになる。そのため、循環送風機11の冷気吐き出し方向は通風側である下方へ傾くため、循環送風機11の冷気吐き出し方向の距離をあまり大きく取らなくても、効率よく通風方向が下方へ変化し、場所を取らない効率のよい循環送風機構が得られる。
【0034】
なお、上記循環送風機11はプロペラファンである循環ファン11aを一体にもつ循環送風機であり、この送風機の吸い込み側はケース7の底面外側と仕切部5の間の空間を通り冷蔵室冷気戻り口10へ導かれる戻り冷気の流れ状態からみて、そのオリフィスの吸い込み側の全周周辺から循環ファン11aの回転中心方向に向かって冷気を吸い込むこととなり、循環ファン11aの遠心方向を充分あけることが重要であり、循環送風機11の冷気吐き出し方向が通風側の下方に傾くことは、循環送風機11の吸い込み側の効率にあまり影響しない。
【0035】
なお、上記循環ファン11を遠心ファンまたは斜流ファンを用いた送風機とし、吐き出し方向を下方に向けたものを用いてもよい。また、野菜室カバー25に調湿効果をもつ調湿材やエチレンガス吸収材や活性炭等の臭気吸着材を着脱自在に設けると、野菜ケース22の内部を適度に調湿したり野菜を長持ちさせたり異臭を軽減できたりすることは明白である。
【0036】
そして、本図は、構造の説明上、送風機27に設けられたファン28の回転中心を切断し、その後、右方向に移動して野菜室冷気戻り口30および野菜室冷気吐き出し口12を切断し、循環送風機11に一体に設けられた循環ファン11aの回転中心近くを切断した後、循環送風機11の上方のケース冷気吐き出し口13および冷蔵室冷気吐き出し口14を切断したものである。ただし、野菜ケース22付近の切断はファン28の切断部より右の位置となっている。
【0037】
さらに、本文での左右方向とは、冷蔵庫を正面から見て左右の方向を意味し、前後方向とは、冷蔵庫を正面から見て前後の方向を意味する。また、図2は図1に示す野菜室付近のA−A線の要部断面図であるが、矢印で示された冷気流は、野菜室3を正面から見たときの野菜室3の内部全体での冷気流を示している。
【0038】
そして、野菜室冷気吐き出し口12を通ってガイド板17に導かれながら野菜室3に送られた冷気は、野菜室カバー25と野菜ケース22とで囲まれた貯蔵部周辺を、矢印が示すように分散して流れ、野菜室冷気戻り口30から野菜室戻りダクト31を通り冷却器26の下方へ戻る。
【0039】
この間、冷気は仕切部5の下にある野菜室カバー25の上部を低温部屋22aの外側周辺にかなり多く集中するように流れ、その後その多くの冷気は低温部屋22a外側前方および下方を通り野菜室冷気戻り口30へ戻るため、低温部屋22aの外側周辺には大変多くの冷気が流れこの部屋を間接的に低温に保つ。
【0040】
なお、野菜ケース22の周辺の冷気流の少ない側の部屋の高温部屋22bが比較的温度の高い部屋となることは明白である。また、低温部屋22aと高温部屋22bの外側周辺の冷気流量の差が大きいため、各々の部屋の温度差は隔壁24の断熱性を上げるとかなり大きく設定できることになる。
【0041】
そして、低温部屋22aと高温部屋22bの温度差の調整は、野菜室冷気吐き出し口12や野菜室カバー25に風向板を設け野菜室カバー25の上部の冷気を適度に分散させて流すことや、低温部屋22aの上方となる野菜室カバー25に開閉自在な冷気取り入れ口を設けることにより可能となる。
【0042】
また、野菜室3全体の冷却が不足のときは冷気分配室15から直接野菜室3に必要なだけ冷気を送り込んでもよく、逆に、野菜室3全体が冷え過ぎるときは冷蔵室冷気戻り口10を通る冷蔵室2の戻り冷気の一部を戻りダクト31に直接送り込むようにしてその冷気を冷却器26の下方へ戻し、残りの冷気を野菜室冷気吐き出し口12から野菜室3へ送り込むようにしてもよい。
【0043】
そして、小物ケース23内は低温部屋22aや高温部屋22bとは異なる温度となる。小物ケース23に上記同様の隔壁を設けると小物ケース23も高温・低温の各部屋をもつことになる。ここで、隔壁24は2重構造にしてあり、断熱効果をあげている。場合によっては、隔壁24内に断熱材をいれてもよい。また、隔壁24は野菜ケース22と一体に形成してもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明の冷蔵庫は上記のような構成であるから、野菜室の各々独立した部屋へ異なる量の冷気を簡単な構造にて容易に供給でき、各部屋を低温から比較的に高温にまで広範囲に異なる温度に効率よく安価に設定できる実用性に富んだ野菜室をもつ冷蔵庫が得られるとともに、温度の低い独立部屋には野菜以外の例えばビール等の貯蔵にも適した低温部屋を野菜室にもつ冷蔵庫が得られる。
【0045】
また、本発明によれば、野菜室冷気吐き出し口と野菜室冷気戻り口とを互いに近づけても、野菜室冷気吐き出し口からでた冷気が野菜室冷気戻り口に直接流れ込むことなく、野菜ケース周辺の上下方向およびその前後方向で広範囲に冷気が回り、野菜ケース内の貯蔵物を間接的に効率よく冷却できる野菜室をもつ冷蔵庫が得られる。
【0046】
また、本発明によれば、野菜室冷気吐き出し口からでた冷気の流れの方向を効率よくかえることができるとともに、野菜室冷気吐き出し口からでた冷気が野菜室冷気戻り口に直接流れ込むことを確実に防止することができる。
【0047】
また、本発明によれば、循環送風機の運転により冷蔵室から野菜室へ冷気を送り込むため、循環送風機による正圧が野菜室に加わり、野菜室全体の負圧が和らぎ、外気がドアパッキンと本体外面との間からいっそう入りにくくなり冷却効果が向上するとともに、野菜室扉の開放が容易な野菜室をもつ冷蔵庫が得られる。
【0048】
また、本発明によれば、冷蔵室冷気戻り口から野菜室冷気吐き出し口までの通路の長さが短くなり、その通路の通風抵抗が減ることにより送風効率が向上するとともに、冷蔵庫の外部から上記通路を通る冷気への熱の侵入量が減り野菜室の冷却効率の向上した冷蔵庫が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の本体の側面から見た要部断面図である。
【図2】図1に示す野菜室付近のA−A線の要部断面図である。
【符号の説明】
2 冷蔵室
3 野菜室
10 冷蔵室冷気戻り口
11 循環送風機
12 野菜室冷気吐き出し口
17 ガイド板
22 野菜ケース
24 隔壁
25 野菜カバー
30 野菜室冷気戻り口
Claims (4)
- 冷却器で冷却された冷気を送風機により圧力室へ送り、前記圧力室から冷気分配室を通り冷蔵室冷気分配通路を経て冷蔵室に冷気を送る冷蔵庫であって、
前記野菜室に野菜ケースを設置し、前記野菜ケースには隔壁にて各々独立した独立部屋を設け、前記冷蔵室の冷蔵室冷気戻り口に連通する野菜室冷気吐き出しを前記野菜室のコーナ部またはその近くの上方に設け、前記野菜室冷気吐き出し口を設けた側と同じ側の前記野菜室のコーナ部またはその近くの下方に野菜室冷気戻り口を設け、
前記野菜室冷気吹き出し口と前記野菜室冷気戻り口とは前記野菜ケースの上方に設けた野菜カバーを隔てて互いに近づけて設けられ、
前記冷蔵室の冷蔵室冷気戻り口近くまたは前記冷蔵室冷気戻り口に通じる冷気通路またはその出口近くに、前記冷気分配室の冷気量を制御する切り替え手段と同期して作動する循環送風機を設けたことを特徴とする冷蔵庫。 - 前記野菜室冷気戻り口に通じるとともに前記野菜室冷気戻り口よりも下方に延びる野菜室戻りダクトを前記野菜室冷気戻り口と同じ側に設け、前記野菜室戻りダクトを介して冷気が前記冷却器の下方へ戻ることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記野菜室冷気吐き出し口の下方には、冷気を案内するガイド板を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷蔵庫。
- 前記野菜室は前記冷蔵室の下に隣り合って設けられ、前記冷蔵室冷気戻り口は、前記野菜室冷気吐き出し口を設けた側と同じ側に偏った側の前記冷蔵室の下方に設けことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
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