JP2017141975A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Takuya Akatsuka
拓也 赤塚
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    • F25D19/00Arrangement or mounting of refrigeration units with respect to devices or objects to be refrigerated, e.g. infrared detectors

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Abstract

【課題】コンパクトで凝縮器と圧縮機を効率よく冷却できる冷蔵庫の提供。
【解決手段】冷蔵庫本体底部の機械室15に凝縮器17、圧縮機16とともに冷却ファン18を設け、前記機械室の前面に設けた空気吸入口部と空気吐出口部から吸排気して前記凝縮器と圧縮機を冷却するようにした冷蔵庫において、前記機械室に容器状の風洞部53を設けて凝縮器17を設置するとともに、風洞部の幅方向中心部寄り側部分の後方に記圧縮機16をオーバーラップさせて配置し、かつ、前記圧縮機と記凝縮器との間に前記冷却ファン18を設け、前記冷却ファンは前記圧縮機に向かって送風するように配置した構成としてある。これにより、冷却用の空気が機械室内を整然と流れ、しかも圧縮機には勢いよく吹き付けてこれを強力に冷却するので、機械室をコンパクト化し、かつ、圧縮機等を効率よく冷却することができる冷蔵庫とすることができる。
【選択図】図6

Description

本発明はシステムキッチン等にビルトインして使用されるのに好適な冷蔵庫に関するものである。
一般に冷蔵庫は本体底部の機械室に圧縮機や凝縮器等とともに冷却ファンを設け、機械室内に設けた圧縮機や凝縮器等を機械室前面から吸排気する空気により冷却するが、システムキッチン等にビルトインされて使用されるアンダーカウンター式の冷蔵庫は、機械室の両側部及び後面部が隙間なく完全に覆われてしまうことになるため、冷却ファンによりできる限り効率よく冷却する必要がある。
この機械室前面部から吸排気して機械室内の圧縮機や凝縮器を冷却する冷蔵庫は、機械室内を仕切板により圧縮機側と凝縮器側に区画し冷却するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図12は上記特許文献1に記載された冷蔵庫を示し、この冷蔵庫はアンダーカウンター式の冷蔵庫ではないが、機械室100内を仕切板101によって凝縮器室102と圧縮機室103に区画してあり、凝縮器室102に凝縮器104と蒸発皿105を組み込み、圧縮機室103に圧縮機106が組み込んである。そして、前記仕切板101に冷却ファン107が設けてある。
上記構成により、この冷蔵庫は、冷却ファン107が凝縮器室102側の機械室前面に設けた空気吸入口部108から空気を吸引し、凝縮器室102内の凝縮器104を冷却した後、圧縮機室103内の圧縮機106を冷却し、圧縮機室103側の機械室前面に設けた空気吐出口部109から排気する。
特開2003−56970号公報
上記特許文献1記載の冷蔵庫は、機械室100内を仕切板101によって凝縮器室102と圧縮機室103に区画してあるので、冷却ファン107で取り込んだ空気を凝縮器室102から圧縮機室103へと整然と循環させることができ、凝縮器104と圧縮機106を効率よく冷却することができる。
しかしながら、機械室100内を仕切板101によって凝縮器室102と圧縮機室103に区画しているため、仕切板101によって区切られる左右の凝縮器室102と圧縮機室103は、それぞれ凝縮器104や圧縮機106を設置可能なだけの寸法が必要となり、システムキッチン等にビルトインして使用されるアンダーカウンター式の冷蔵庫としては大型化しすぎて適用しがたい、という課題があった。
また、凝縮器104の後方であって圧縮機106の側方に蒸発皿105を設置、即ち冷却ファン107の上流側に凝縮器104とともに蒸発皿105までもが位置しているため、冷却ファン107が吸引する空気は凝縮器104に加え蒸発皿105によっても抵抗を受けることになる。したがって、その分冷却ファン107が吸引して圧縮機106に流す
空気量が少なく勢いの弱い流れとなり、圧縮機106の冷却が今一歩という面があった。
そのため、圧縮機106から熱が放散されて機械室100内の雰囲気温度が高めとなりやすく、冷蔵庫本体底部の断熱壁厚を厚くせざるを得ず、貯蔵室容量に影響を与える、という課題もあった。
さらに、前記の如く凝縮器室102と圧縮機室103が凝縮器104や蒸発皿105及び圧縮機106を設置可能とするだけの寸法を必要とするところから、機械室の横幅は、少なくとも幅方向に並ぶことになる圧縮機103と蒸発皿105の合算幅寸法以下にすることができず、システムキッチン等にビルトインする際に必要とされる15インチ幅の小型の冷蔵庫として提供することができない、という課題もあった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、コンパクトにすることができ、かつ、機械室内の凝縮器と圧縮機を効率よく冷却できる冷蔵庫の提供を目的としたものである。
本発明は上記目的を達成するため、冷蔵庫本体底部の機械室に凝縮器、圧縮機とともに冷却ファンを設け、前記冷却ファンにより前記機械室の前面に設けた空気吸入口部と空気吐出口部から空気を吸排気して前記凝縮器と圧縮機を冷却するようにした冷蔵庫において、前記機械室には前記空気吸入口部側を開放した風洞部を前後方向に設けて当該風洞部に前記凝縮器を設置し、前記風洞部の幅方向中心部寄り側部分の後方に前記圧縮機をオーバーラップさせて配置するとともに、前記圧縮機の上部に蒸発皿を設置し、かつ、前記圧縮機と前記凝縮器との間に位置してこれら両者を区画する部分に前記冷却ファンを設け、前記冷却ファンは前記圧縮機に向かって送風するように配置した構成としてある。
これにより、機械室前面の空気吸入口部から吸引された空気は風洞部内を流れて凝縮器を冷却した後、圧縮機に吹き付けてこれを冷却し、前記風洞部で囲まれた部分以外の機械室の残りのスペースを流れて機械室前面の空気吐出口部から排気することになる。したがって、空気は機械室内を整然と流れて効果的に凝縮器と圧縮機を冷却するとともに、冷却ファンから圧縮機に吹き付ける空気も量が多くかつ勢いの強い流れとなって圧縮機を強力に冷却し、機械室の温度を効率よく低下させることができる。しかも、上記凝縮器と圧縮機はその一部がオーバーラップしており、かつ、蒸発皿は圧縮機の上部に設置しているので、各部品の合算幅寸法を必要とせず機械室の横幅を大幅に短縮して小型化することができる。そして、上記圧縮機から機械室前面の空気吐出口部までのスペースを蒸発皿が存在しない空間とすることができるので、前記蒸発皿が存在しない空間スペース部分の幅寸法を削減して、凝縮器、圧縮機の配置を共通化した状態のまま横幅の異なる数種類の機械室を持つ本体、即ち大小サイズの異なる本体を提供することができるようになる。
本発明は、上記構成によって、機械室をコンパクト化して15インチ幅にも対応可能とすることができ、かつ、コンパクトでありながら凝縮器と圧縮機を効率よく冷却できて機械室温度を低下させ冷蔵庫本体底部の断熱壁厚の薄型化を図り貯蔵室容量を増大させることもでき、アンダーカウンター式の冷蔵庫として好適な冷蔵庫とすることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図 同冷蔵庫の半裁斜視図 同冷蔵庫の断面図 同冷蔵庫の背面図 同冷蔵庫を底面側から見た斜視図 同冷蔵庫の機械室を示す平面図 同冷蔵庫の凝縮器部分の構成を示す斜視図 同冷蔵庫の冷気流れを説明する拡大断面図 同冷蔵庫の風路ユニットと冷却器を冷却室側から見た斜視図 (a)同冷蔵庫の風路ユニットを構成する前側風路形成板の貯蔵室側斜視図、(b)同前側風路形成体板の冷却室側斜視図 (a)同冷蔵庫の風路ユニットを構成する後側風路形成板の貯蔵室側斜視図、(b)同後側風路形成体板の冷却室側斜視図 従来の冷蔵庫の機械室を示す平面図
第1の発明は、冷蔵庫本体底部の機械室に凝縮器、圧縮機とともに冷却ファンを設け、前記冷却ファンにより前記機械室の前面に設けた空気吸入口部と空気吐出口部から空気を吸排気して前記凝縮器と圧縮機を冷却するようにした冷蔵庫において、前記機械室には前記空気吸入口部側を開放した風洞部を前後方向に形成して当該風洞部内に前記凝縮器を設置し、前記風洞部の幅方向中心部寄り側部分の後方に前記圧縮機をオーバーラップさせて配置するとともに、前記圧縮機の上部に蒸発皿を設置し、かつ、前記圧縮機と前記凝縮器との間に位置してこれら両者を区画する部分に前記冷却ファンを設け、前記冷却ファンは前記圧縮機に向かって送風するように配置した構成としてある。
これにより、機械室前面の空気吸入口部から吸引された空気は風洞部内を流れて凝縮器を冷却した後、圧縮機に吹き付けてこれを冷却し、前記風洞部で囲まれた部分以外の機械室の残りのスペースを流れて機械室前面の空気吐出口部から排気することになる。したがって、空気は機械室内を整然と流れて効果的に凝縮器と圧縮機を冷却するとともに、冷却ファンから圧縮機に吹き付ける空気が量も多くかつ勢いの強い流れとなって圧縮機を強力に冷却し、機械室の温度を低下させることができる。しかも、上記凝縮器と圧縮機はその一部がオーバーラップしており、かつ、蒸発皿は圧縮機の上部に設置しているので、各部品の合算幅寸法を必要とせず機械室の横幅を大幅に短縮して小型化することができる。そして、上記圧縮機から機械室前面の空気吐出口部までのスペースを蒸発皿が存在しない空間とすることができるので、前記蒸発皿が存在しない空間スペース部分の幅寸法を削減して、凝縮器、圧縮機の配置を共通化した状態のまま横幅の異なる数種類の機械室を持つ本体、即ち大小サイズの異なる本体を提供することができるようになる。
第2の発明は、第1の発明において、前記冷却ファンは圧縮機に向けて傾斜させて設置した構成としてある。
これにより、冷却ファンからの空気は円滑に圧縮機に向かって吹き付けるようになり、空気が機械室の後面壁に衝突し向きを変えて圧縮機に吹き付ける場合に比べ圧縮機への空気の吹き付け流速が早くなって、より効率よく圧縮機を冷却し機械室温度を低下させることができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記圧縮機の下流側のスペースに圧縮機の運転を制御する制御装置を設置した構成としてある。
これにより、制御装置を高温になりやすいインバータ方式の制御装置としても効率よく冷却して機械室の温度を低く維持することができ、制御装置のインバータ化による貯蔵室のきめ細かい冷却制御を実現しつつ冷蔵庫の貯蔵室容積の確保も実現することができる。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、前記風洞部は機械室内に空気吸入口部側を開放した容器を配置して形成するとともに、凝縮器と冷却ファンは前記容器に一体にユニ
ット化した構成としてある。
これにより、風洞部を形成する容器を機械室に組み込むだけで凝縮器と冷却ファンを機械室に組み込むことができ、本体底部の狭い機械室内に凝縮器や冷却ファンを別々に組み付ける場合に比べ組み立て工数を大幅に削減でき、コストダウンを図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、ワイン保存に好適なアンダーカウンター式の冷蔵庫を例にして図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図、図2は同冷蔵庫の半裁斜視図、図3は同冷蔵庫の断面図である。
図1〜図3において、この実施の形態で示す冷蔵庫は、冷蔵庫本体1内にガラス板等からなる簡易な仕切板2によって上下に区画した二つの貯蔵室3、4が設けてあり、更にこの各貯蔵室3、4内にはガラス製の棚板5が配置してある。
上記冷蔵庫本体1は、図2に示すように、前方に開口する金属製(例えば鉄板)の外箱6と、硬質樹脂製(例えばABS製)の内箱7と、これら外箱6と内箱7との間に発泡充填した硬質ウレタン等の発泡断熱材(図示せず)とで構成してある。
また、前記冷蔵庫本体1の各貯蔵室3、4の前面は、回動自在な扉9によって開閉可能としてある。そして、上記扉9はこの例では二重のガラス板の間にアルゴンガス等を封入して構成してあり、断熱扉として作用しつつ貯蔵室3,4内を外部から目視できるようにしてある。
さらに、前記仕切板2の前端部には前記各貯蔵室3、4の温度の設定と表示を行う操作表示部ユニット10が設けてあり、操作は扉9を開いて行い、表示内容はガラス板を通して視認できるようになっている。
また、前記操作表示部ユニット10の前端下縁部には柔軟な帯状ヒレ(図示せず)が設けてあり、内側のガラス板と密接することにより上下各貯蔵室3、4を気密状態に仕切るようにしてある。
また、上記冷蔵庫本体1の背面には冷却室11が設けてあり、この冷却室11には冷却器12と送風ファン14とが配置してある。前記冷却器12は冷却室11の下部に配置し、送風ファン14は冷却器12の上方であって、前記上側の貯蔵室3(以下、上側貯蔵室と称す)の背面部分に当該上側貯蔵室3と対向する如く配置してある。
また前記冷却器12は、冷蔵庫本体1底部の機械室15に組み込んだ圧縮機16と、凝縮器17(図6参照)と、放熱パイプ(図示せず)と、キャピラリーチューブ(図示せず)、冷却器12とで冷凍サイクルを構成し、圧縮された冷媒の蒸発により冷却室11内で冷気を生成するようになっている。
そして、上記機械室15には図6に示すように冷却ファン18が設けてあり、前記機械室前面左側の空気吸入口部19から空気を吸い込んで前記凝縮器17、圧縮機16を冷却し、その後、更に機械室コーナ部に設けた本体制御装置20をも冷却し、機械室前面右側の空気吐出口部21より前方に向けて排気するようになっている。
以下、上記機械室15の冷却構成について図4〜図7を用いて詳しく説明する。
図4は冷蔵庫の背面図、図5は同冷蔵庫を底面側から見た斜視図、図6は同冷蔵庫の機械室を示す平面図、図7は同冷蔵庫の凝縮器部分の構成を示す斜視図である。
図4〜図7において、機械室15はその前面部にスリット状の空気吸入口部19と空気吐出口部21を形成した前板飾り51が設けてあり、背面部は蓋板52を装着して閉塞してある。そして、上記機械室15には前記空気吸入口部19と対向する部分に前記空気吸入口部19側を開放した容器53aを前後方向に配置して風洞部53が形成してあり、凝縮器17はこの風洞部53内に設置してある。
上記風洞部53を形成する容器53aは図7に示すように凝縮器17を囲む略四角箱状に形成してあり、凝縮器17の背丈より高い側面壁53bと後面壁53cを備えていて凝縮器17を機械室15内の他の空間部分から区画する形となっている。
また、前記容器53aによって形成した風洞部53の幅方向中心部寄り側部分の後方には、図6に示すように、風洞部53の横幅方向に圧縮機16がオーバーラップ(L)するように配置してあり、更にこの圧縮機16の上部に蒸発皿54(図2〜図4参照)が設置してある。そして、前記凝縮器17と圧縮機16との間に位置してこれら両者の間を区画することになる部分、すなわち前記容器53aの後面壁53cに記冷却ファン18が設けてある。
前記冷却ファン18は前記容器53aの後面壁53cの一部を傾斜させて装着し、圧縮機16に対し傾斜状態になるように設置してある。そして更に、前記冷却ファン18はその吹出し側を圧縮機16側に位置させ、圧縮機16に向かって送風するように配置してある。
また、前記圧縮機16の下流側となるスペース55の後コーナ部には前記圧縮機16や冷却ファン18を制御する本体制御装置20が組み込んである。そして、前記スペース55は蒸発皿54等が存在しない単なる空間のままとしてあり、スペース55の下方は開放状態てなっている。
なお、この冷蔵庫は容器53aを設けることにより風洞部53を形成して機械室15内を区画したような形としてあるので、冷蔵庫本体1の機械室15下面は底板を必要とすることなく図5に示すように開放状態のままとなっていて前補強梁56と後補強梁57とで補強されており、前記風洞部53を形成する容器53aはその前後を前記前補強梁56と後補強梁57に固定し、圧縮機16は後補強梁57に載置して固定してある。
上記構成において、次に機械室15内の凝縮器17と圧縮機16の冷却についてその作用効果を説明する。
貯蔵室3、4のいずれかもしくはその両方を冷却すべく圧縮機16が駆動されると、冷却ファン18が回転し、機械室15前面の空気吸入口部19から空気を吸引する。吸引した空気は空気吸入口部19に対向して位置している風洞部53内を流れ、風洞部53内に設置した凝縮器17を冷却する。凝縮器17を冷却した後の冷気は冷却ファン18に吸引され圧縮機16に向かって吹き付け、圧縮機16を冷却する。圧縮機16を冷却した後の冷気は圧縮機16下流側のスペース55の後コーナ部に設けた本体制御装置20に向かって流れ、これを冷却した後、前記スペース55を通って機械室15前面の空気吐出口部21より吐出する。
ここで、上記風洞部53は凝縮器17を囲む略四角箱状の容器53aを設けることにより形成していて、凝縮器17の背丈より高い側面壁53aと後面壁53bを備え凝縮器17を機械室15内の他の部分から区画する形となっているから、空気吸入口部19から吸引された空気は図6の各矢印で示す如く機械室15内を整然と流れ、凝縮器17、圧縮機16、本体制御装置20を冷却していく。したがって、凝縮器17、圧縮機16、本体制御装置20を効率よく冷却することができる。
また、冷却ファン18の上流側には凝縮器17のみが位置する形となっているから、冷却ファン18は従来のように蒸発皿による抵抗を受けることがなくなる。したがって、冷却ファン18は多量の空気を吸引することができるようになり、冷却ファン18から圧縮機16に吹き付ける空気はその量も多くかつ勢いの強い流れとなって、圧縮機16を強力に冷却することができる。
よって、圧縮機16はその温度が大きく低下して機械室15の温度も下がり、冷蔵庫本体1底部の断熱壁厚を薄くして下方の貯蔵室4の容量を増大させることができる。
例えば、図2の破線で示すように下方の貯蔵室4の棚板5より下方の空間を増大させて飲みかけの缶ジュース等を立てて仮収納しておくようなことができるようになり、使い勝手が向上する。
一方、上記機械室15に設置した凝縮器17と圧縮機16は、その一部がオーバーラップ(L)しており、かつ、蒸発皿54は圧縮機16の上部に設置しているので、凝縮器17と圧縮機16をオーバーラップ(L)させた分だけ機械室15の横幅を小さくすることができる。すなわち、この場合、機械室15は凝縮器17と圧縮機16の合算幅寸法を必要とせず、機械室15の幅寸法を大幅に短縮して小型化することができる。
そして、上記圧縮機16から機械室15前面の空気吐出口部21までのスペース55を蒸発皿54が存在しない空間とすることができるので、凝縮器17、圧縮機16の配置を共通化した状態で前記スペース55の幅寸法を削減して、横幅の異なる数種類の機械室15を持つ本体、即ち大小サイズの異なる本体を提供することができるようになる。例えば、システムキッチンのビルトイン幅の規格である15インチや13インチに容易に設計変更して対応できる。
また、これと同時に、圧縮機16から機械室前面の空気吐出口部21までのスペース55を蒸発皿54が存在しない通気抵抗の少ない排気路とすることができるので、冷却空気の流れを円滑化させより効率の良い冷却を可能とすることができる。
また、この実施の形態の冷却ファン18は圧縮機16に向けて傾斜させて設置してあるから、冷却ファン18からの空気は直接圧縮機16に向かって吹き付けるようになり、空気が機械室15の後面壁に衝突し向きを変えて圧縮機16に吹き付ける場合に比べ圧縮機16への空気の吹き付け流速が早くなって、より効率よく圧縮機16を冷却し機械室温度を低下させることができる。
更に、前記圧縮機16の下流側のスペース55には圧縮機16の運転を制御する本体制御装置20を設置しているので、圧縮機冷却後の空気によってこの本体制御装置20も冷却することができる。したがって、本体制御装置20を高温になりやすいインバータ方式の制御装置としても効率よく冷却することができ、各貯蔵室3、4のきめ細かい冷却制御を実現しつつ、機械室15の温度低減を促進し、冷蔵庫の貯蔵室容積を確保することができる。
また、この実施の形態で示す凝縮器17と冷却ファン18は風洞部53を形成する容器53aに一体にユニット化してあるから、容器53aを機械室15に組み込むだけで凝縮器17と冷却ファン18も機械室15に組み込むことができ、本体底部の狭い機械室15内に凝縮器17や冷却ファン18を別々に組み付ける場合に比べ組み立て工数を大幅に削減することができる。したがって大幅なコストダウンも可能となる。
しかも上記容器53aにより風洞部53を形成しているので、冷蔵庫本体1の機械室15下面は底板を必要とすることなく開放状態のままとすることができ、底板部材削減によるコストダウンも可能となる。
また、スペース55の下方も開放状態となっており、底板部材削減によるコストダウンも可能となる。
以上のようにこの冷蔵庫は、機械室15をコンパクトにしつつ凝縮器17や圧縮機16を効率よく冷却することができるが、更に冒頭で述べた通りワイン保存に好適な冷蔵庫ともしているので、その構成についても説明しておく。
この冷蔵庫は各貯蔵室3、4と冷却室11との間に風路ユニット22を設け、この風路ユニット22を介して図8の矢印で示すように前記各貯蔵室3、4に冷気を供給し、その後冷却室11に回収して再び各貯蔵室3、4へと循環させるように構成してある。
上記風路ユニット22は図8〜図11に示すように構成されており、以下その構成を説明する。
図8は冷蔵庫の冷気流れを説明する拡大断面図、図9は同冷蔵庫の風路ユニットと冷却器を冷却室側から見た斜視図、図10(a)は同冷蔵庫の風路ユニットを構成する前側風路形成板の貯蔵室側斜視図、(b)は同前側風路形成体板の冷却室側斜視図、図11(a)は同冷蔵庫の風路ユニットを構成する後側風路形成板の貯蔵室側斜視図、(b)は同後側風路形成体板の冷却室側斜視図である。
図8〜図11において、風路ユニット22は、前記各貯蔵室3,4に面する前側風路形成板23と冷却室11に面する後側風路形成板24とを嵌め合い嵌合させて構成してある。
前記前側風路形成板23は、図10に示すように、上側貯蔵室3と対向する部分に上吹出し口25と上戻り口26が、下側の貯蔵室4(以下、下側貯蔵室と称す)と対向する部分に下吹出し口27と下戻り口28が形成してある。そして、上記前側風路形成板23には、更にその内面に上記上下各吹出し口25、27を囲むように前側吹き出し風路形成用リブ29、及び上下各戻り口26、28を囲むように前側戻り風路形成用リブ30が設けてある。
一方、後側風路形成板24は、図11に示すように、前記前側風路形成板23の前側吹き出し風路形成用リブ29に嵌り合う後側吹き出し風路形成用リブ31と、前側戻り風路形成用リブ30に嵌り合う後側戻り風路形成用リブ32と、前記前側風路形成板23の下戻り口28と対向する切欠き開口33が形成してある。
そして、上記前側風路形成板23と後側風路形成板24はこれを嵌め合い嵌合させることにより、前記前側風路形成板23の前側吹き出し風路形成用リブ29と後側風路形成板24の後側吹き出し風路形成用リブ31とが嵌り合って往き風路34を形成し、かつ、前側風路形成板23の前側戻り風路形成用リブ30と後側風路形成板24の後側戻り風路形
成用リブ32とが嵌り合って戻り風路35を区画形成している。
また、前記後側風路形成板24はその前記上吹出し口25と対向する部分の略中央部分にファン装着用開口36が設けてあり、このファン装着用開口36に前記送風ファン14が装着してある。この送風ファン14は前記ファン装着用開口36への装着によって後側風路形成板24に一体にユニット化され、前側風路形成板23の上吹出し口25部分に面して前記上側貯蔵室3の背面に対向するようになっている。
また、前記前側風路形成板23と後側風路形成板24との間に形成した往き風路34の下吹出し口27とつながる往き風路延長部分34aは、前記上戻り口26の左右略中央部分上下方向に延びるように形成してあり、前記上戻り口26が左右略均等に分散するように設定してある。
また、前記のようにして構成した風路ユニット22にはその下側貯蔵室4へとつながる往き風路34の途中にダンパ37が組み込んである。詳述すると、風路ユニット22を構成する後側風路形成板24の後側吹き出し風路形成用リブ31部分と下吹出し口27への風路を構成する後側戻り風路形成用リブ32部分とが連結する部分に、冷却室11側に向かって窪む凹部38を形成し、この凹部38にダンパ37を設けて下側貯蔵室4への冷気量を制御可能としてある。このダンパ37は前記前側風路形成板23と後側風路形成板24とによって挟持される形となっており、送風ファン14とともに風路ユニット22に一体にユニット化してある。
更に、前記ダンパ37によって冷気量を制御可能とした下側貯蔵室4は、その底面にヒータ等からなる加温手段39(図3参照)が設けてあり、ダンパ37によって冷気量を制限しているときでも更に温度が低くなるようなときには加温して下側貯蔵室4の温度が所定温度になるようにしてある。
また前記風路ユニット22は、その前側風路形成板23及び後側風路形成板24の上部両側に配線接続用開口40が設けてある。そして、この配線接続用開口40には、前側風路形成板23の内面に設けた上側貯蔵室温度検出手段41及び下側貯蔵室温度検出手段42からのリード線43のコネクタ44を臨ませるともに、後側風路形成板24に装着した送風ファン14とダンパ37からのリード線45(図9参照)のコネクタ46を臨ませてあり、これら上側貯蔵室温度検出手段41、下側貯蔵室温度検出手段42を送風ファン14及びダンパ37とともに風路ユニット22に一体にユニット化した形としてある。
そして、上記風路ユニット22は、前側風路形成板23と後側風路形成板24とを嵌め合わせて組み立てた形で前側風路形成板23の下端に設けた爪片47を冷蔵庫本体1の下側貯蔵室4の後コーナ部に設けた係合孔(図示せず)に嵌合させ、上部両側をビス48により上側貯蔵室3の上コーナ部にビス止め固定して冷蔵庫本体1に組み込んである。
また、前記風路ユニット22はその上部両側の配線接続用開口40に臨ませた各コネクタ44、46を冷蔵庫本体1の内箱7から導出した前記本体制御装置20からのリード線のコネクタ(図示せず)と接続し、前記配線接続用開口40に設けた開閉自在な蓋板49によって前記ビス48の頭部とともに覆い隠してある。
なお、上記送風ファン14、ダンパ37、上下各貯蔵室温度検出手段41、42を接続した前記本体制御装置20は、上貯蔵室温度検出手段41で検出した上側貯蔵室3の温度が所定温度以上になると圧縮機16と送風ファン14を駆動して冷却動作を行い、所定温度以下になると冷却動作を停止させる。
更にこの本体制御装置20は、下側貯蔵室4の設定温度を高め、例えば赤ワイン保存等に適した18℃に設定した場合、下側貯蔵室温度検出手段42が検出する温度が18℃以下になるとまずダンパ37を閉じ、それでも更に温度が低下するような低外気温の場合には加温手段39を駆動して下側貯蔵室4を加温し所定温度に維持するように構成してある。
上記のように構成した冷蔵庫の冷気は、圧縮機16の駆動により冷却器12を設けた冷却室11内で生成される。冷却室11で生成した冷気は送風ファン14に吸引されて往き風路34に供給され、往き風路34上部に開口する上吹出し口25から上側貯蔵室3に供給されるとともに、往き風路延長部分34aを介して下吹出し口27から下側貯蔵室4に供給され、これら各貯蔵室3、4を冷却する。そして、上側貯蔵室3を冷却した後の冷気は貯蔵室3の下部に開口する上戻り口26から、また下側貯蔵室4を冷却した後の冷気は下戻り口28から戻り風路35に吸い込まれ、合流して切欠き開口33より冷却室11へと回収され、再び上記動作を繰り返して各貯蔵室3、4を所定温度に冷却する。
ここで、この冷蔵庫は一つの冷却室11で生成した冷気を二つの貯蔵室3、4に供給するが、下側貯蔵室4への冷気の往き風路34にはダンパ37を設けて、当該ダンパ37を開閉制御することにより下側貯蔵室4への冷気量を制限することができる。
これにより、上側貯蔵室3と下側貯蔵室4はその温度帯域を異ならせることができ、送風ファン14からの冷気の全量が供給される上側貯蔵室3は低温貯蔵室(以下、上側貯蔵室を低温貯蔵室と称する場合もあり)、そして冷気量を制限して少なくすることができる下側貯蔵室4は高温貯蔵室(以下、下側貯蔵室を高温貯蔵室と称する場合もあり)とすることができる。
したがって、上側貯蔵室3の設定温度を例えば4℃、下側貯蔵室3の設定温度を例えば14℃とすれば、上側貯蔵室4は普通の冷凍冷蔵庫と同様の冷蔵室として使用でき、下側貯蔵室4はワイン等を保存するワイン貯蔵室として使用することができる。
また、上記各貯蔵室3,4の設定温度は操作表示部ユニット10によって任意に設定できるので、上側貯蔵室3の設定温度を例えば7℃程度に設定すれば、上側貯蔵室3を飲用直前のワイン貯蔵室として利用できる。
これにより、下側貯蔵室4に保存していたワインを飲用前に上側貯蔵室3へと移動させておく必要がなくなり、取り出し機会の多い飲み頃温度のワイン等の出し入れがしやすいものとなって使い勝手の良い冷蔵庫とすることができる。
また、上側貯蔵室3の設定温度を例えば白ワイン保存に適した14℃程度に設定し、下側貯蔵室4を赤ワイン保存に適した18℃程度に設定すれば、上側貯蔵室3は白ワイン専用の貯蔵室、下側貯蔵室4は赤ワイン専用の貯蔵室として使用することもできる。
このようにこの実施の形態の冷蔵庫は、上下各貯蔵室3、4の設定温度を変更することによって種々の使いわけが可能となる。
そして上記温度設定は上下各貯蔵室3、4の間を仕切る仕切板2の前端部に設けた操作表示部ユニット10によって簡単に行うことができ、しかもその設定温度状況は扉9を構成するガラス板を通して外部より確認することができるので、使い勝手も良いものとなる。
さらに、前記上側貯蔵室3を低温貯蔵室、下側貯蔵室4は高温貯蔵室とすることは、ダ
ンパ37を一つ設けるだけで行うことができるので、コストダウンを図り、安価に提供することができる。
しかも、上記ダンパ37を設けた部分の往き風路34とつながる高温貯蔵室4は、ダンパ37によって冷気供給量を制限可能に構成すると同時に加温手段39を設けてあるから、前記高温貯蔵室4の温度が所定の設定温度以下になるとダンパ37を閉じ冷気の供給を停止して高温貯蔵室4の温度が低下するのを防止し、それでも更に温度が低下する低空気温時等には加温手段39を作動させて加温することができる。
したがって、高温貯蔵室4を赤ワイン保存に適する18℃程度の比較的高い温度に設定していて、かつ、外気温が低い場合であっても、高温貯蔵室4を赤ワイン保存に適した18℃程度に確実に維持することができる。よって、外気温が極端に低くても確実に赤ワインを良好な状態で保存することができる。
また、これと同時に外気温が低くて高温貯蔵室4を所定の温度に維持できないような低外気温時等のとき以外はダンパ37を閉じるだけで所定温度にすることができるので、電力消費を抑えることができ、省エネ性を向上させることもできる。
更に、前記風路ユニット22は、前記低温貯蔵室3の上吹出し口25に面して送風ファン14を配置しているので、低温貯蔵室3には最短距離で効果的に冷気を供給することができる。しかも、前記低温貯蔵室3に開口した戻り風路35への上戻り口26はその左右略中央部分上下方向に高温貯蔵室4に供給する往き風路34の下吹出し口27とつながる往き風路延長部分34aを位置させてあるから、上戻り口26が低温貯蔵室3の左右両側に分散位置することになり、低温貯蔵室3に供給された冷気は冷却室内左右両側に広く拡散する形となる。
したがって、低温貯蔵室3は、前記冷気の最短距離による供給作用と上戻り口26の左右分散配置による拡散作用によって、効率よく、かつ、ムラなく均一に冷却することができ、収納食品を良好に冷却保存することができる。
一方、上記のように動作するこの実施の形態の冷蔵庫は、一つの冷却室11で生成した冷気を複数の貯蔵室に供給するものであってもその各貯蔵室の温度帯域を異なるものとするための風路は、既述した構成の説明からも明らかなように冷蔵庫本体1に風路ユニット22を組み込むだけで簡単に形成することができ、安価に提供できる。
すなわち、上側貯蔵室3及び下側貯蔵室4につながる冷気の往き風路34と戻り風路35は、風路ユニット22を構成する前側風路形成板23及び後側風路形成板24を嵌め合い嵌合させるだけで形成でき、冷蔵庫本体1の各貯蔵室3、4背部に直接往き風路及び戻り風路を形成するものに比べ極めて簡単かつ容易に風路構成を形成することができる。
しかも、上記風路ユニット22は冷蔵庫本体1とは別個に組み立てて冷蔵庫本体1に組み込むだけで良いので、冷蔵庫本体内の奥まった部分で組み立てるような必要がなくなり、極めて簡単かつ容易に風路構成を形成することができるのである。
しかも更に、上記風路ユニット22の冷蔵庫本体1への組み込みは、下端部に設けた爪片47を冷蔵庫本体1の下側貯蔵室4の後コーナ部に設けた係合孔(図示せず)に嵌合させ、上部両側をビス48によって上側貯蔵室3の上コーナ部にビス止め固定するだけで行うことができるので、風路ユニット22の冷蔵庫本体1への組み込み作業自体も容易に行うことができる。
また、この実施の形態では、上記風路ユニット22に送風ファン14はもちろん、ダンパ37、上側貯蔵室温度検出手段41、下側貯蔵室温度検出手段42等をも組み込んでユニット化してあるから、風路ユニット22を冷蔵庫本体1に組み込むだけでこれら各部品の組み込みも完了し、生産性が向上する。
さらに、前記各部品のコネクタ44、46は風路ユニット22の上部両側に設けた配線接続用開口40に臨ませてあるから、当該配線接続用開口40部分で前記冷蔵庫本体1の内外箱間から引き出した本体制御装置20からのリード線との接続を集中的に行うことができ、さらに生産性が向上する。そして、上記配線接続用開口40は各コネクタ44、46及び風路ユニット取付け用のビス48とともに蓋板49によって覆い隠すことができるので、貯蔵室内面をすっきりとしたものとすることができる。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、上記実施の形態を用いて説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の目的を達成する範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えばこの実施の形態の冷蔵庫はシステムキッチン等にビルトインされて使用されるアンダーカウンター式の冷蔵庫としたが、ビルトインされることなく使用される普通の冷蔵庫であってもよく、またワイン保存に適した冷蔵庫として示したが、食材を冷却保存する普通の冷蔵庫であってもよいものである。
また、機械室に空気吸入口部側を開放した容器を設置して風洞部を設ける構成としたが、これは単なる仕切板を配置して風洞部を形成するようにしてもよいものである。
以上のように、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上のように本発明は、機械室をコンパクト化して15インチ幅にも対応可能とすることができ、かつ、コンパクトでありながら凝縮器と圧縮機を効率よく冷却できて機械室温度を低下させ冷蔵庫本体底部の断熱壁厚の薄型化を図り貯蔵室容量を増大させることもでき、アンダーカウンター式の冷蔵庫はもちろん、一般用及び業務用の冷蔵庫に幅広く適用できる。
1 冷蔵庫本体
2 仕切板
3 貯蔵室(上側貯蔵室、低温貯蔵室)
4 貯蔵室(下側貯蔵室、高温貯蔵室)
5 棚板
11 冷却室
12 冷却器
14 送風ファン
15 機械室
16 圧縮機
17 凝縮器
18 冷却ファン
19 空気吸入口部
20 本体制御装置
21 空気吐出口部
49 蓋板
51 前板飾り
52 蓋板
53 風洞部
54 蒸発皿
55 スペース
56 前補強梁
57 後補強梁

Claims (4)

  1. 冷蔵庫本体底部の機械室に凝縮器、圧縮機とともに冷却ファンを設け、前記冷却ファンにより前記機械室の前面に設けた空気吸入口部と空気吐出口部から空気を吸排気して前記凝縮器と圧縮機を冷却するようにした冷蔵庫において、前記機械室には前記空気吸入口部側を開放した風洞部を設けて当該風洞部内に前記凝縮器を設置し、前記風洞部の幅方向中心部寄り側部分の後方に前記圧縮機をオーバーラップさせて配置するとともに、前記圧縮機の上部に蒸発皿を設置し、かつ、前記圧縮機と前記凝縮器との間に位置してこれら両者を区画する前記風洞部の後面壁に前記冷却ファンを設け、前記冷却ファンは前記圧縮機に向かって送風するように配置した冷蔵庫。
  2. 冷却ファンは圧縮機に向けて傾斜させて設置した請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 圧縮機の下流側のスペースに圧縮機の運転を制御する制御装置を設置した請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 風洞部は機械室内に空気吸入口部側を開放した容器を配置して形成するとともに、凝縮器と冷却ファンは前記容器に一体にユニット化した請求項1〜3のいずれか1項記載の冷蔵庫。
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