JP2014020685A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】貯蔵室内を流れる冷気と断熱キャビネットの特に底壁部との間で行われる熱交換量を減らすことができて、庫外から庫内への熱の侵入量を抑える冷蔵庫を提供する。
【解決手段】貯蔵室の底部を構成する断熱キャビネット1の底壁部1aが、屈曲部25を有するとともに内部に真空断熱パネルが設けられたものにおいて、貯蔵室内の冷却後の冷気を吸い込む冷気吸込み口38を、断熱キャビネット1の底壁部における屈曲部25より上方でかつ貯蔵容器9より上方に設ける。これにより、貯蔵容器内を流れた冷気は当該貯蔵容器の上方に存する冷気吸込み口から吸い込まれる。
【選択図】図2
【解決手段】貯蔵室の底部を構成する断熱キャビネット1の底壁部1aが、屈曲部25を有するとともに内部に真空断熱パネルが設けられたものにおいて、貯蔵室内の冷却後の冷気を吸い込む冷気吸込み口38を、断熱キャビネット1の底壁部における屈曲部25より上方でかつ貯蔵容器9より上方に設ける。これにより、貯蔵容器内を流れた冷気は当該貯蔵容器の上方に存する冷気吸込み口から吸い込まれる。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
家庭用の冷凍冷蔵庫において、貯蔵室である冷凍室を、断熱キャビネットの下部に設けた構成のものがある。その冷凍室は、引出し式の扉を設けるとともに、その扉の裏側に貯蔵容器を設けた構成が一般的である。また、断熱キャビネットの後部の底部には、冷凍サイクルの圧縮機等を配設するための機械室が設けられていて、断熱キャビネットの底壁部には、段状の屈曲部が設けられている。そして、冷却器により冷却された冷気を吹き出す冷気吹出し口は、冷凍室の奥において貯蔵容器の上方に対応させて設け、冷却後の冷気を前記冷却器側へ戻すための冷気吸込み口は、冷凍室の奥の下部に設けられている。
このような構成のものでは、冷気吹出し口から吹き出された冷気は、対応する貯蔵容器内に供給される。この後、冷気は、貯蔵容器から溢れ出た後、貯蔵容器の外面と、冷凍室を構成する断熱キャビネットの側面や底面との間の隙間を通った後、冷凍室奥の下部の前記冷気吸込み口から吸い込まれて冷却器側へ戻され、再度冷却器により冷却された後、冷凍室に供給されるように循環する。
一方、近年では、冷蔵庫の断熱キャビネットの断熱材として、断熱性能に優れた真空断熱パネルを用いることが提案されている。この場合、断熱キャビネットにおける底壁部は、前述したように機械室を形成するために段状の屈曲部を形成する必要がある。また、真空断熱パネルは、製造上、屈曲した形状のものを製造することが難しく、平板状のものが一般的である。このため、断熱キャビネットにおいて、上記屈曲部を有する底壁部を形成する場合、平板状の真空断熱パネルを複数枚組み合わせて配置することが考えられている。
しかしながら、冷凍室内の冷気の流れが上記したような流れとなっていた場合、貯蔵容器から溢れ出た冷気が、貯蔵容器の外面と、断熱キャビネットの側面や底面との間の隙間を通過する際に、流速が大きくなり、貯蔵室内の冷気と断熱キャビネットの壁、特に底壁部との間で熱交換が激しく行われることになる。特に断熱キャビネットの底壁部には真空断熱パネルが配置されているが、上記屈曲部の関係で真空断熱パネルが複数枚に分けられているため、その屈曲部の部分での断熱性能が低下しやすいため、これが、庫外から庫内への熱の侵入量を増大させる要因の一つとなってしまう。
そこで、貯蔵室の底部を構成する断熱キャビネットの底壁部が、屈曲部を有するとともに内部に真空断熱パネルが設けられたものにおいて、貯蔵室内を流れる冷気と断熱キャビネットの特に底壁部との間で行われる熱交換量を減らすことができて、庫外から庫内への熱の侵入量を抑えることが期待できる冷蔵庫を提供する。
本実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室の底部を構成する断熱キャビネットの底壁部が、屈曲部を有するとともに内部に真空断熱パネルが設けられた構成とされ、貯蔵室の前面に設けられた引出し式の扉の裏側に前記貯蔵室内に収容される貯蔵容器が設けられ、前記貯蔵室の奥側に設けられた冷気吹出し口から前記貯蔵容器内に冷気を供給して当該貯蔵容器内の貯蔵物を冷却する構成である。そして、前記貯蔵室内の冷却後の冷気を吸い込む冷気吸込み口を、前記屈曲部より上方でかつ前記貯蔵容器より上方に設けたことを特徴とする。
以下、複数の実施形態による冷蔵庫を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態について実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態について図1〜図6を参照して説明する。まず、図1には、家庭用の冷蔵庫を正面から見た図が示されている。この図1において、冷蔵庫の断熱キャビネット1は、前面が開口した矩形箱状をなしている。この断熱キャビネット1には、上部に冷蔵温度帯の貯蔵部2が設けられ、下部に冷凍温度帯の貯蔵部3が設けられている。このうち、冷蔵温度帯の貯蔵部2は、上部の冷蔵室4と下部の野菜室5とに分けられている。冷蔵室4の前面には、観音開き式の2枚の扉4a,4bが図示しないヒンジ軸を中心にして左右方向に回動可能に設けられている。野菜室5の前面には、引出し式の扉5aが前後方向へ移動可能に設けられていて、その扉5aの裏側に、図示はしないが野菜などを収納する貯蔵容器が設けられている。
(第1実施形態)
第1実施形態について図1〜図6を参照して説明する。まず、図1には、家庭用の冷蔵庫を正面から見た図が示されている。この図1において、冷蔵庫の断熱キャビネット1は、前面が開口した矩形箱状をなしている。この断熱キャビネット1には、上部に冷蔵温度帯の貯蔵部2が設けられ、下部に冷凍温度帯の貯蔵部3が設けられている。このうち、冷蔵温度帯の貯蔵部2は、上部の冷蔵室4と下部の野菜室5とに分けられている。冷蔵室4の前面には、観音開き式の2枚の扉4a,4bが図示しないヒンジ軸を中心にして左右方向に回動可能に設けられている。野菜室5の前面には、引出し式の扉5aが前後方向へ移動可能に設けられていて、その扉5aの裏側に、図示はしないが野菜などを収納する貯蔵容器が設けられている。
下部の冷凍温度帯の貯蔵部3は、この場合、下部の主冷凍室6(貯蔵室に相当)と、上部左の製氷室7(上貯蔵室に相当)と、上部右の小冷凍室8(上貯蔵室に相当)とに分けられている。主冷凍室6の前面には、引出し式の扉6aが前後方向へ移動可能に設けられていて、その扉6aの裏側に、図2に示すように、上下2段の貯蔵容器9,10が設けられている。上下2段の貯蔵容器9,10のうち、上段の貯蔵容器9は、下段の貯蔵容器10よりも浅く、かつ前後方向の長さが短く形成されていて、下段の貯蔵容器10の上部に配置されている。下段の貯蔵容器10の後部壁10aの上部には切欠き部11が形成されていて、その切欠き部11が形成された部分の後部壁10aの上端は、当該貯蔵容器10の周囲の壁の上端より低く形成されている。切欠き部11の深さは、上段の貯蔵容器9の底面よりも下方となるように形成されていて、その切欠き部11の下縁部と貯蔵容器9の底面との間には空間部が形成されている。
製氷室7の扉7aの裏側には、貯氷用の貯蔵容器12(図3参照)が設けられている。また、小冷凍室8の扉8aの裏側にも、貯蔵容器13(図2、図3参照)が設けられている。なお、製氷室7内には、図示はしないが周知構成の自動製氷装置が設けられている。
ここで、断熱キャビネット1は、基本的には、図2に示すように、鋼板製の外箱15と合成樹脂製の内箱16との間に断熱材として複数枚の真空断熱パネル17を設けて構成されている。真空断熱パネル17は、周知のように、グラスウール等でマット状にしたコア材を、ガスバリア性に優れた袋内に収容し、その袋内を真空引きした後、袋の周囲を封止することにより形成されたもので、平坦なパネル状のものが一般的である。
そして、この断熱キャビネット1には、前記冷蔵温度帯の貯蔵部2の下部側の野菜室5と、冷凍温度帯の貯蔵部3の上部側の製氷室7および小冷凍室8との間には、断熱性を有する断熱仕切壁18(図2、図3参照)が設けられていて、この断熱仕切壁18により冷蔵温度帯の貯蔵部2と冷凍温度帯の貯蔵部3とが上下に仕切られている。断熱仕切壁18の内部にも、断熱材として真空断熱パネル17が設けられている。
冷蔵温度帯の貯蔵部2の前部には、上部の冷蔵室4と下部の野菜室5との間を仕切る前仕切部が設けられていて、この前仕切部の後部側に、図示はしないが仕切板が設けられている。なお、各貯蔵部2,3の扉4a,4b,5a〜8aも断熱性を有する構造となっている。
冷凍温度帯の貯蔵部3の前部には、下部の主冷凍室6と上部の製氷室7および小冷凍室8との間を仕切る横仕切部20(図2、図3参照)が設けられているとともに、製氷室7と小冷凍室8との間を左右に仕切る縦仕切部21(図3参照)が設けられている。横仕切部20は、前方から見て左右方向に延びている。縦仕切部21は、上下方向に延びている。横仕切部20の後方は空間部となっていて、下部の主冷凍室6と上部の製氷室7および小冷凍室8とは連通状態となっている。
断熱キャビネット1の後部の底部には、主冷凍室6の後方下部に位置させて機械室22が設けられていて、この機械室22内に、冷凍サイクルの圧縮機22aなどが配設されている。本実施形態においては、冷蔵温度帯の貯蔵部2(冷蔵室4、野菜室5)を冷却するための冷蔵用冷却器および冷気循環用のファンは、ともに図示はしないが、冷蔵温度帯の貯蔵部2の奥側に設けられ、また、冷凍温度帯の貯蔵部3(主冷凍室6、製氷室7、小冷凍室8)を冷却するための冷凍用冷却器23および冷気循環用のファン24(図2参照)は、冷凍温度帯の貯蔵部3の奥側に設けられている。この場合、冷凍サイクルの圧縮機22aは、冷蔵用冷却器と冷凍用冷却器23に共通であり、圧縮機22aから吐出される冷媒を、図示しない切替弁により冷蔵用冷却器側へ流す場合と冷凍用冷却器23側へ流す場合とを切り替えることにより、冷蔵温度帯の貯蔵部2と冷凍温度帯の貯蔵部3を交互に冷却する構成となっている。
断熱キャビネット1の底壁部1aには、前記機械室22を形成する部分に2段の屈曲部25が設けられていて、その底壁部1aとしては、ほぼZ状をなしている。その底壁部1aの内部に配設された真空断熱パネル17は、その屈曲部25に沿って折り曲げられている。具体的には、真空断熱パネル17は、底壁部1aに配置する前は平板状をなしていて、屈曲部25の内側に対応する部位に位置させて凹み部17aを形成しておく。そして、真空断熱パネル17は、底壁部1aに配置する際に、凹み部17aを利用して屈曲部25に沿って折り曲げることによって、底壁部1a内に配設するようにしている。この場合、底壁部1aの真空断熱パネル17は、1枚を折り曲げて配置する構成としたが、直線部ごとに複数枚、例えば3枚に分けて配置することもできる。断熱キャビネット1の底壁部1aは、主冷凍室6の底部を構成している。
次に、冷凍温度帯の貯蔵部3を冷却する構造について説明する。冷凍温度帯の貯蔵部3の奥部には、前記底壁部1aの上部の段部1bの上方に位置させて前記冷凍用冷却器23が配設されている。この冷凍用冷却器23の前面側には冷却器カバー26が設けられていて、この冷却器カバー26により、冷凍用冷却器23は前方から覆われている。冷凍用冷却器23は、周知のように冷媒が通る冷媒管が蛇行状をなすように配置されているとともに、その冷媒管が貫通する多数枚のフィンが設けられた構成となっている。
冷却器カバー26の上部には、図5にも示すように、前方から見て冷凍用冷却器23の左右方向の中央付近の上方に位置させて前記ファン24が配設されている。冷却器カバー26には、そのファン24に対応する部分に円形の送風口27が形成されている。冷却器カバー26には、冷凍用冷却器23の下部の左右方向の中央部に対応する部位に位置させて冷気導入口28が形成されている。この冷気導入口28は、前方から見て左右方向に長い長孔状をなしている。
冷却器カバー26の前面側には、吹出しダクト30と吸込みダクト31とが設けられている。吹出しダクト30は、前記送風口27を前方から覆うように設けられた横長な送風口覆い部32と、この送風口覆い部32の下部の左右方向の中央部から下方へ延びるように設けられた下部ダクト部33とを一体に有している。送風口覆い部32には、上部の左側に横長な第1冷気吹出し口34が設けられているとともに、上部の右部に横長な第2冷気吹出し口35が設けられている。
図3に示すように、第1冷気吹出し口34は、前記製氷室7の貯蔵容器12に対応して当該貯蔵容器12の後部上面に上方から臨んでいる。第2冷気吹出し口35は、前記小冷凍室8の貯蔵容器13に対応して当該貯蔵容器13の後部上面に上方から臨んでいる。下部ダクト部33には、上部に横長な第3冷気吹出し口36が設けられているとともに、下部にも横長な第4冷気吹出し口37が設けられている。これら第3冷気吹出し口36および第4冷気吹出し口37は、前方へやや突出している。第3冷気吹出し口36は、前記主冷凍室6における上段の貯蔵容器9に対応して当該貯蔵容器9の後部上面に上方から臨んでいる。第4冷気吹出し口37は、主冷凍室6における下段の貯蔵容器10に対応して当該貯蔵容器10の後部に切欠き部11を通して上方から臨んでいる。
前記吸込みダクト31は、前方から見て左右に配置された2個の冷気吸込み口38,39と、これら2個の冷気吸込み口38,39間の下部に配置された合流部40と、この合流部40の左右両端部と冷気吸込み口38,39を接続する接続部41,41を一体に有している。2個の冷気吸込み口38,39は、それぞれ扁平な矩形筒状をなし、前後方向に延びている。合流部40は、左右方向に延びている。左右の接続部41は、上下方向に延びていて、合流部40と各冷気吸込み口38,39を連通状態で接続している。この場合、各冷気吸込み口38,39の前端部は、各貯蔵容器9,10,12,13の前後方向の中央部よりも前方に位置していて、より詳細には、主冷凍室6の上段の貯蔵容器9の前端部よりよりはやや後に位置している(図2参照)。吸込みダクト31は、合流部40にて前記冷却器カバー26の冷気導入口28を前方から覆う状態で、当該冷却器カバー26の前面下部に配置されている。合流部40と冷気導入口28とは連通状態となっている。
吸込みダクト31を冷却器カバー26の前面下部に配置した状態で、左右2個の冷気吸込み口38,39が、前記吹出しダクト30の下部ダクト部33における上部の第3冷気吹出し口36の左右両側に位置している(図3、図6参照)。したがって、下部ダクト部33における第3冷気吹出し口36および第4冷気吹出し口37は、左右2個の冷気吸込み口38,39間に配置されている。また、吸込みダクト31における合流部40は、冷却器カバー26の前面と吹出しダクト30における下部ダクト部33の後面により前後から挟まれるように配置されており(図2、図6参照)、したがって、吸込みダクト31における合流部40の中央部は、吹出しダクト30の一部である下部ダクト部33と前記冷凍用冷却器23により前後から挟まれるように配置されている。合流部40の内部には、冷気導入口28の近傍に位置させて温度センサ42(図2参照)が配設されている。
ここで、図3に示すように、左右の冷気吸込み口38,39のうち左側の冷気吸込み口38は、横仕切部20の後方に位置させて、製氷室7の貯蔵容器12と、主冷凍室6における上段の貯蔵容器9との間に配置されている。また、右側の冷気吸込み口39は、同じく横仕切部20の後方に位置させて、小冷凍室8の貯蔵容器13と、主冷凍室6における上段の貯蔵容器9との間に配置されている。したがって、左右の両冷気吸込み口38,39は、底壁部1aにおける2箇所の屈曲部25より上方で、かつ主冷凍室6における上下の貯蔵容器9,10よりも上方に配置されている。またこの場合、主冷凍室6における上段の貯蔵容器9に対応する第3冷気吹出し口36は、左右の冷気吸込み口38,39と高さ方向(上下方向)でラップしている。
図4に示すように、小冷凍室8の貯蔵容器13における前部壁13aの上部には、前後方向に開通した開口部43が設けられている。また、その貯蔵容器13における前部壁13aの前部には、上部から下方に向けて延びる立下がり壁44が設けられている。この立下がり壁44の上端は開口部43よりも上方に位置していて、立下がり壁44は、開口部43の前方に位置している。立下がり壁44の内面と前部壁13aの前面との間には、下面が開口した空間部45が形成されている。この立下がり壁44と前部壁13aにより、貯蔵容器13の前部にダクト46を形成している。このダクト46の空間部45は、開口部43を通して貯蔵容器13内と連通している。なお、図示はしないが、製氷室7側の貯蔵容器12における前部にも、前記貯蔵容器13と同様な構成の開口部43およびダクト46が設けられている。
次に上記構成の作用を説明する。ここでは、主に冷凍温度帯の貯蔵部3を冷却する場合について説明する。冷凍用冷却器23に冷媒が供給された状態でファン24が駆動されると、冷凍用冷却器23により冷却された冷気が、送風口27から吹出しダクト30の送風口覆い部32側に吹き出される。
送風口覆い部32側に吹き出された冷気の一部は、第3冷気吹出し口36から主冷凍室6の上段の貯蔵容器9内に供給される(図2の矢印A1参照)とともに、第4冷気吹出し口37から下段の貯蔵容器10内にも供給される(図2の矢印A2参照)。このうち、上段の貯蔵容器9内に供給された冷気は、当該貯蔵容器9内を前方に向けて流れながら貯蔵物を冷却した後、貯蔵容器9の前部上面から溢れ出て、当該貯蔵容器9の上方に存する左右の冷気吸込み口38,39から吸込みダクト31内に入り、後方に向けて流れる(矢印B参照)。また、下段の貯蔵容器10内に供給された冷気は、当該貯蔵容器10内を前方に向けて流れながら貯蔵物を冷却した後、貯蔵容器10の前部上面から溢れ出て、貯蔵容器9の前方を上に向けて流れ、貯蔵容器9から出た冷気と合流して、貯蔵容器9の上方に存する左右の冷気吸込み口38,39から吸込みダクト31内に入り、後方に向けて流れる(矢印B参照)。
また、送風口覆い部32側に吹き出された冷気の一部は、第2冷気吹出し口35から小冷凍室8の貯蔵容器13内に供給される(図2、図6の矢印A3参照)とともに、第1冷気吹出し口34から製氷室7内の貯蔵容器12内にも供給される(図6の矢印A4参照)。このうち、小冷凍室8の貯蔵容器13内に供給された冷気は、当該貯蔵容器13内を前方に向けて流れながら貯蔵物を冷却した後、貯蔵容器13の前部の開口部43から前部のダクト46内へ出る(図2、図4の矢印参照)。ダクト46内へ出た冷気は、そのダクト46に沿って下方へ流れた後、主冷凍室6の貯蔵容器9,10から出た冷気と合流して、主に貯蔵容器13の下方に存する右側の冷気吸込み口39から吸込みダクト31内に入り、後方に向けて流れる(矢印B参照)。さらに、製氷室7内の貯蔵容器12内に供給された供給された冷気は、当該貯蔵容器12内を前方に向けて流れながら貯蔵物を冷却した後、貯蔵容器13の場合と同様に、貯蔵容器12の前部の開口部43から前部のダクト46内へ出る。ダクト46内へ出た冷気は、そのダクト46に沿って下方へ流れた後、主冷凍室6の貯蔵容器9,10から出た冷気と合流して、主に貯蔵容器12の下方に存する左側の冷気吸込み口38から吸込みダクト31内に入り、後方に向けて流れる。
そして、左右の冷気吸込み口38,39から吸込みダクト31内に入った冷気は、合流部40で左右から合流し、冷気導入口28から冷凍用冷却器23側へ戻される(図2の矢印C参照)。冷凍用冷却器23側へ戻された冷気は、当該冷凍用冷却器23を通過する過程で再度冷却された後、ファン24側へ流れ、送風口27から送風口覆い部32側へ吹き出されるようになる。このようにして冷気が循環し、その冷気により、主冷凍室6の貯蔵容器9,10、小冷凍室8の貯蔵容器13、製氷室7の貯蔵容器12内の貯蔵物が冷却される。
上記した実施形態においては、次のような作用効果を得ることができる。
冷凍温度帯の貯蔵部3のうち主冷凍室6においては、当該主冷凍室6の奥部に第3冷気吹出し口36および第4冷気吹出し口37が設けられていて、これら第3および第4冷気吹出し口36,37から上下2段の貯蔵容器9,10内へ冷気が供給される。そして、冷気は、これら貯蔵容器9,10内を前方に流れた後、当該貯蔵容器9,10の上方に存する冷気吸込み口38,39から吸い込まれるようになっている。このため、貯蔵容器9,10から溢れ出た冷気が、下段の貯蔵容器10の外面と特に断熱キャビネット1における底壁部1aとの間の隙間G(図2参照)に沿って流れることを極力防止することができる。
冷凍温度帯の貯蔵部3のうち主冷凍室6においては、当該主冷凍室6の奥部に第3冷気吹出し口36および第4冷気吹出し口37が設けられていて、これら第3および第4冷気吹出し口36,37から上下2段の貯蔵容器9,10内へ冷気が供給される。そして、冷気は、これら貯蔵容器9,10内を前方に流れた後、当該貯蔵容器9,10の上方に存する冷気吸込み口38,39から吸い込まれるようになっている。このため、貯蔵容器9,10から溢れ出た冷気が、下段の貯蔵容器10の外面と特に断熱キャビネット1における底壁部1aとの間の隙間G(図2参照)に沿って流れることを極力防止することができる。
この場合、底壁部1aの内部には、断熱性能に優れた真空断熱パネル17を配置しているが、底壁部1aには2箇所に屈曲部25があり、真空断熱パネル17には、その屈曲部25に対応して凹み部17aが形成されている。底壁部1aとしては(真空断熱パネル17としては)その凹み部17aで断熱性能が低下することが避けられないため、仮に、主冷凍室6内の冷気が、下段の貯蔵容器10の外面と断熱キャビネット1における底壁部1aとの間の隙間Gに沿って流れた場合には、屈曲部25に相当する部分で庫内と庫外との間での熱交換量が増え、庫外の熱が庫内に入り込み易くなるおそれがある。
この点、本実施形態によれば、主冷凍室6内の冷気が、下段の貯蔵容器10の外面と断熱キャビネット1における底壁部1aとの間の隙間Gに沿って流れることを極力少なくすることができるから、屈曲部25に相当する部分で庫内と庫外との間での熱交換量が増えることを抑えることができ、庫外から庫内への熱の侵入量を抑えることが期待できる。
冷気吸込み口38,39の上方に主冷凍室6と連通する製氷室7と小冷凍室8が設けられ、これら製氷室7および小冷凍室8には貯蔵容器12,13がそれぞれ設けられていて、それら貯蔵容器12,13に対応してそれぞれ第1冷気吹出し口34、第2冷気吹出し口35が設けられている。そして、前記冷気吸込み口38,39は、主冷凍室6とそれら製氷室7および小冷凍室8とに共用となっている。このため、第1および第2冷気吹出し口34,35から対応する貯蔵容器12,13に供給された冷気も、主冷凍室6の上部に存する冷気吸込み口38,39から吸い込まれるようになるので、これによっても庫内と庫外との間での熱交換量が増えることを抑えることができ、庫外の熱が庫内に入り込み難くできる。
しかも、冷気吸込み口38,39は、製氷室7および小冷凍室8の貯蔵容器12,13に対応するように左右の2箇所に配置しているので、それら貯蔵容器12,13および主冷凍室6の貯蔵容器9,10に対する冷気の流れを良好にでき、それら各貯蔵容器9,10,12,13を効率良く冷却することができる。
冷凍温度帯の貯蔵部3の前部には、下段の主冷凍室6と上段の製氷室7および小冷凍室8との間に位置させて、左右方向に延びる横仕切部20が設けられていて、左右2箇所の冷気吸込み口38,39は前記横仕切部20の後方に配置されている。これによれば、横仕切部20の後方は、貯蔵物を配置することができない、いわゆるデッドスペースとなるところであり、そのデッドスペースを有効に利用することができる。
下段の主冷凍室6には貯蔵容器9,10が上下2段に配置されていて、その上下2段の貯蔵容器9,10のうちの上段の貯蔵容器9に対応する第3冷気吹出し口36は、冷気吸込み口38,39と高さ方向でラップしている。これによっても、横仕切部20の後方のデッドスペースを一層有効に利用することができる。
冷凍用冷却器23は冷凍温度帯の貯蔵部3の奥に配置されているとともに、冷気循環用のファン24は前方から見て冷凍用冷却器23の左右方向の中央付近の上部に配置されている。そして、左右2箇所の冷気吸込み口38,39を有する吸込みダクト31は、左右2箇所の冷気吸込み口38,39から吸い込んだ冷気が冷凍用冷却器23の下部中央部で合流して冷気導入口28から冷凍用冷却器23側へ流れる構成となっている。この場合、冷凍用冷却器23への冷気の入口となる冷気導入口28は、左右の両端部が冷気の風量が多くなる構造となるが、吸込み用のファン24は、冷凍用冷却器23の左右方向の中央付近の上部に配置されているので、冷凍用冷却器23の左右方向の中央部付近から多くの風を吸い込もうとするため、結果的に冷凍用冷却器23全体をほぼ満遍なく風が通るようになり、冷気の冷却効率の向上を図ることができる。
下段の主冷凍室6の貯蔵容器9,10に対応する第3および第4冷気吹出し口36,37は、左右2箇所の冷気吸込み口38,39間に配置され、その2箇所の冷気吸込み口38,39を有する吸込みダクト31の合流部40は、吹出しダクト30の一部である下部ダクト部33と冷凍用冷却器23により前後から挟まれるように配置されている。これによれば、冷凍用冷却器23への冷気の入口となる冷気導入口28を冷凍用冷却器23の左右方向の中央部に配置しながらも、主冷凍室6の貯蔵容器9,10に対応する第3および第4冷気吹出し口36,37を左右方向の中央部に配置することができ、冷気吹出し口が左右に分割されている場合よりも、各貯蔵容器9,10内の温度分布を極力均一にすることが可能となる。
吸込みダクト31における合流部40内に温度センサ42を設けている。これによれば、冷気吸込み口38,39から温度センサ42までの経路を長く確保でき、その温度センサ42により合流後の平均的な温度の検知が可能となり、この温度センサ42の検知温度を利用することで、冷凍温度帯の貯蔵部3の一層適切な温度制御が可能となる。
上段の左右の貯蔵容器12,13に対応する第1および第2冷気吹出し口34,35は、対応する貯蔵容器12,13の奥側上部に配置され、第1、第2冷気吹出し口34,35から対応する貯蔵容器12,13に対して冷気を奥から流して当該貯蔵容器12,13の手前から溢れさせ当該貯蔵容器12,13の下側に存する冷気吸込み口38,39から吸い込む構成とされている。そして、上段の左右の各貯蔵容器12,13の前部には、当該貯蔵容器12,13の前部の開口部43から溢れた冷気を前記冷気吸込み口38,39側へ案内するダクト46を備えている。これによれば、貯蔵容器12,13の前部から出た冷気を、対応する扉7a,8aにほとんど接触させずに、下方の冷気吸込み口38,39へ流すことが可能となり、庫外から庫内への熱の侵入量を一層抑えることが期待できる。
この場合、ダクト46を形成する立下がり壁44は、貯蔵容器12,13に一体に設けることに限られず、貯蔵容器12,13とは別部材で構成することもできる。また、その立下がり壁44を、対応する扉7a,8aの裏側に設けることも可能である。
(第2実施形態)
図7および図8は第2実施形態を示す。この第2実施形態は、上記した第1実施形態とは次の点が異なっている。断熱キャビネット1において、この場合機械室22の高さが抑えられ、底壁部1aにおける屈曲部25,25間の高さが抑えられている。冷却器カバー26の前面上部に配置された吹出しダクト30における下部ダクト部33の後面には壁はなく開放されていて、当該下部ダクト部33の後面は、冷却器カバー26の前面に臨んでいる。下部ダクト部33の下端部は、冷却器カバー26の前面において冷気導入口28より上方に位置している。冷気導入口28は、冷却器カバー26において冷凍用冷却器23の下端付近に形成されている。
図7および図8は第2実施形態を示す。この第2実施形態は、上記した第1実施形態とは次の点が異なっている。断熱キャビネット1において、この場合機械室22の高さが抑えられ、底壁部1aにおける屈曲部25,25間の高さが抑えられている。冷却器カバー26の前面上部に配置された吹出しダクト30における下部ダクト部33の後面には壁はなく開放されていて、当該下部ダクト部33の後面は、冷却器カバー26の前面に臨んでいる。下部ダクト部33の下端部は、冷却器カバー26の前面において冷気導入口28より上方に位置している。冷気導入口28は、冷却器カバー26において冷凍用冷却器23の下端付近に形成されている。
冷却器カバー26の前面に設けられた吸込みダクト31において、左右の冷気吸込み口38,39と合流部40とを接続する接続部50は、上下方向の長さが、前記接続部41よりも長く設定されている。これに伴い、吸込みダクト31において、冷気吸込み口38,39と合流部40との高さ方向の距離が、第1実施形態の場合よりも大きくなっている。そして、吸込みダクト31は、下部ダクト部33の下方において合流部40にて冷気導入口28を前方から覆う状態で、冷却器カバー26の前面に配置されている。したがってこの場合、吸込みダクト31の合流部40は、吹出しダクト30の下部ダクト部33の下方に配置されている。
上記した実施形態においては、吹出しダクト30における最下部の第4冷気吹出し口37が、冷却器23の最下部より上にあり、その第4冷気吹出し口37の下方に、吸込みダクト31における合流部40を配置するスペースが確保できる。このような場合には、その合流部40は、吹出しダクト30の下部ダクト部33と前後方向で重ねる必要がなく、下部ダクト部33の下方に配置することが可能になる。これによれば、下部ダクト部33の前方への突出量を抑えることが可能になる。
このような実施形態においても、基本的に第1実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
このような実施形態においても、基本的に第1実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
主冷凍室6における貯蔵容器は、上下2段ではなく1段のみでもよい。
断熱キャビネット1における底壁部1aの断熱材としては、真空断熱パネル17と、他の断熱材、例えば発泡断熱材とを併用したものでもよい。
冷却器は、冷蔵温度帯の貯蔵部2と冷凍温度帯の貯蔵部3とに共用のものでもよい。
主冷凍室6における貯蔵容器は、上下2段ではなく1段のみでもよい。
断熱キャビネット1における底壁部1aの断熱材としては、真空断熱パネル17と、他の断熱材、例えば発泡断熱材とを併用したものでもよい。
冷却器は、冷蔵温度帯の貯蔵部2と冷凍温度帯の貯蔵部3とに共用のものでもよい。
以上のように本実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室の底部を構成する断熱キャビネットの底壁部が、屈曲部を有するとともに内部に真空断熱パネルが設けられた構成とされ、前記貯蔵室の前面に設けられた引出し式の扉の裏側に前記貯蔵室内に収容される貯蔵容器が設けられ、前記貯蔵室の奥側に設けられた冷気吹出し口から前記貯蔵容器内に冷気を供給して当該貯蔵容器内の貯蔵物を冷却する構成のものを対象としている。そして、貯蔵室内の冷却後の冷気を吸い込む冷気吸込み口を、前記屈曲部より上方でかつ前記貯蔵容器より上方に設けたことにより、貯蔵容器内を流れた冷気は当該貯蔵容器の上方に存する冷気吸込み口から吸い込まれる構成となる。これにより、貯蔵容器内を流れた冷気が、貯蔵容器の外面と断熱キャビネットにおける底壁部との間の隙間を通ることを極力抑えることができ、前記底壁部の特に屈曲部に相当する部分で庫内と庫外との間での熱交換量が増えることを抑えることができ、庫外から庫内への熱の侵入量を抑えることが期待できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は断熱キャビネット、1aは底壁部、2は冷蔵温度帯の貯蔵部、3は冷凍温度帯の貯蔵部、4は冷蔵室、5は野菜室、6は主冷凍室(貯蔵室)、7は製氷室(上貯蔵室)、8は小冷凍室(上貯蔵室)、4a,4b,5a〜8aは扉、9,10,12,13は貯蔵容器、20は横仕切部、21は縦仕切部、23は冷凍用冷却器(冷却器)、24はファン、25は屈曲部、26は冷却器カバー、27は送風口、28は冷気導入口、30は吹出しダクト、31は吸込みダクト、33は下部ダクト部、34は第1冷気吹出し口、35は第2冷気吹出し口、36は第3冷気吹出し口、37は第4冷気吹出し口、38,39は冷気吸込み口、40は合流部、41は接続部、42は温度センサ、50は接続部を示す。
Claims (8)
- 貯蔵室の底部を構成する断熱キャビネットの底壁部が、屈曲部を有するとともに内部に真空断熱パネルが設けられた構成とされ、前記貯蔵室の前面に設けられた引出し式の扉の裏側に前記貯蔵室内に収容される貯蔵容器が設けられ、前記貯蔵室の奥側に設けられた冷気吹出し口から前記貯蔵容器内に冷気を供給して当該貯蔵容器内の貯蔵物を冷却する構成の冷蔵庫において、
前記貯蔵室内の冷却後の冷気を吸い込む冷気吸込み口を、前記屈曲部より上方でかつ前記貯蔵容器より上方に設けたことを特徴とする冷蔵庫。 - 前記冷気吸込み口の上方に、前記貯蔵室と連通する上貯蔵室が設けられているとともに前記上貯蔵室用の冷気吹出し口が設けられていて、前記冷気吸込み口は、前記貯蔵室と前記上貯蔵室とに共用であることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記冷気吸込み口の上方に前記貯蔵室と連通する上貯蔵室が設けられ、前記上貯蔵室の前面には前方から見て左右に分割された2個の引出し式の扉が設けられているとともに、それら2個の扉の裏側には前記上貯蔵室内に収容される貯蔵容器がそれぞれ設けられていて、前記上貯蔵室の2個の貯蔵容器に対応してそれぞれ冷気吹出し口が設けられ、前記冷気吸込み口は、前記貯蔵室と前記上貯蔵室とに共用であり、前記貯蔵室の貯蔵容器と前記上貯蔵室の2個の各貯蔵容器との間に位置させて左右2箇所に設けられていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記貯蔵室と前記上貯蔵室との間の前部には前方から見て左右方向に延びる横仕切部が設けられていて、前記左右2箇所の冷気吸込み口は前記横仕切部の後方に配置されていることを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
- 前記貯蔵室の扉の裏側には前記貯蔵容器が上下2段に配置されていて、その上下2段の貯蔵容器のうちの上段の貯蔵容器に対応する冷気吹出し口は、前記冷気吸込み口と高さ方向でラップしていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記貯蔵室および前記上貯蔵室を冷却するための冷却器は前記貯蔵室の奥に配置されているとともに、冷気循環用のファンは前記冷却器の左右方向の中央付近の上部に配置されていて、前記2箇所の冷気吸込み口を有する吸込みダクトは、前記2箇所の冷気吸込み口から吸い込んだ冷気が前記冷却器の下部中央部で合流して前記冷却器側へ流れる構成となっていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記貯蔵室の貯蔵容器に対応する冷気吹出し口は、左右2箇所の前記冷気吸込み口間に配置され、前記2箇所の冷気吸込み口を有する吸込みダクトの合流部は、前記冷気吹出し口を有する吹出しダクトの一部と前記冷却器により前後から挟まれるように配置されていることを特徴とする請求項6記載の冷蔵庫。
- 前記貯蔵室の貯蔵容器に対応する冷気吹出し口は、左右2箇所の前記冷気吸込み口間に配置され、前記2箇所の冷気吸込み口を有する吸込みダクトの合流部は、前記冷気吹出し口を有する吹出しダクトの下方に配置されていることを特徴とする請求項6記載の冷蔵庫。
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