JPH0552456A - 冷凍冷蔵シヨ−ケ−ス - Google Patents
冷凍冷蔵シヨ−ケ−スInfo
- Publication number
- JPH0552456A JPH0552456A JP3233706A JP23370691A JPH0552456A JP H0552456 A JPH0552456 A JP H0552456A JP 3233706 A JP3233706 A JP 3233706A JP 23370691 A JP23370691 A JP 23370691A JP H0552456 A JPH0552456 A JP H0552456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cold air
- lower storage
- cooler
- temperature
- storage room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D11/00—Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators
- F25D11/02—Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators with cooling compartments at different temperatures
- F25D11/022—Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators with cooling compartments at different temperatures with two or more evaporators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B5/00—Compression machines, plants or systems, with several evaporator circuits, e.g. for varying refrigerating capacity
- F25B5/02—Compression machines, plants or systems, with several evaporator circuits, e.g. for varying refrigerating capacity arranged in parallel
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製作コスト安価にして、且つ上部と下部の各
貯蔵室を独立して温度制御可能として、良好な冷却を行
える冷凍冷蔵ショーケースを提供する。 【構成】 一体型の発泡体構造の上部貯蔵室３と下部貯
蔵室４と、それぞれの冷気循環路１０，１１と冷却器１
５，１６と共用の冷気循環ファン１２およびそれぞれの
循環冷気の温度を検出する温度センサ３０，３１を備
え、また上部貯蔵室３からの戻り冷気は、冷却器１５の
両側に形設した吸込ダクトを介して戻させる。そして各
温度センサ３０，３１の検出温度に応じる冷媒流量制御
信号にて、各冷却器１５，１６へ流通冷媒量を調整し
て、貯蔵室３，４の温度制御を別個に行う。
貯蔵室を独立して温度制御可能として、良好な冷却を行
える冷凍冷蔵ショーケースを提供する。 【構成】 一体型の発泡体構造の上部貯蔵室３と下部貯
蔵室４と、それぞれの冷気循環路１０，１１と冷却器１
５，１６と共用の冷気循環ファン１２およびそれぞれの
循環冷気の温度を検出する温度センサ３０，３１を備
え、また上部貯蔵室３からの戻り冷気は、冷却器１５の
両側に形設した吸込ダクトを介して戻させる。そして各
温度センサ３０，３１の検出温度に応じる冷媒流量制御
信号にて、各冷却器１５，１６へ流通冷媒量を調整し
て、貯蔵室３，４の温度制御を別個に行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、上部と下部にそれぞれ
貯蔵室を有した構造の冷凍冷蔵ショーケースに関する。
貯蔵室を有した構造の冷凍冷蔵ショーケースに関する。
【０００２】
【従来の技術】上下に貯蔵室を備えたこの種の冷凍冷蔵
ショーケースには、上部貯蔵室と下部貯蔵室とがそれぞ
れ別体形成され、その両貯蔵室を上下に結合してショー
ケース本体を構成するものと、上部貯蔵室と下部貯蔵室
とが一体化形成されているショーケース本体となってい
るタイプのものとがある。
ショーケースには、上部貯蔵室と下部貯蔵室とがそれぞ
れ別体形成され、その両貯蔵室を上下に結合してショー
ケース本体を構成するものと、上部貯蔵室と下部貯蔵室
とが一体化形成されているショーケース本体となってい
るタイプのものとがある。
【０００３】今、実開昭６２−１３２３８５号公報を見
るに、前者のものは同公報の第２図に、また後者のもの
は第１図にそれぞれ開示されている。
るに、前者のものは同公報の第２図に、また後者のもの
は第１図にそれぞれ開示されている。
【０００４】そして、別体形成タイプ（図２）では、そ
れぞれの貯蔵室に専用の冷却器を配し、冷気循環路もそ
れぞれの貯蔵室に対応して独立して形成されている。そ
れ故、各貯蔵室の温度制御を適切に行える有利性がある
が、反面、冷却器が２台要ることや、貯蔵室を２つ作ら
ねばならないこと、又２台を上下に組立る作業等、製作
コストが高くつく。
れぞれの貯蔵室に専用の冷却器を配し、冷気循環路もそ
れぞれの貯蔵室に対応して独立して形成されている。そ
れ故、各貯蔵室の温度制御を適切に行える有利性がある
が、反面、冷却器が２台要ることや、貯蔵室を２つ作ら
ねばならないこと、又２台を上下に組立る作業等、製作
コストが高くつく。
【０００５】これに対して、一体型タイプ（図１）では
冷気循環路及び冷却器が共用され、又二つの貯蔵室を同
時に作れること等から製作コストが安くなる。しかし、
冷却器により熱交換された冷気を上部貯蔵室を循環させ
た後、下部貯蔵室に吹出している為、上下各貯蔵室の庫
内温度を適切にコントロールすることが困難である。そ
して下部の貯蔵室がオープンとなっている関係からして
も、上部貯蔵室が低めで、下部貯蔵室が高めとなる温度
差が現われてしまい、貯蔵品例えばアイスクリームがと
けるなどの問題が生じ、冷却が不十分となる恐れがあ
る。
冷気循環路及び冷却器が共用され、又二つの貯蔵室を同
時に作れること等から製作コストが安くなる。しかし、
冷却器により熱交換された冷気を上部貯蔵室を循環させ
た後、下部貯蔵室に吹出している為、上下各貯蔵室の庫
内温度を適切にコントロールすることが困難である。そ
して下部の貯蔵室がオープンとなっている関係からして
も、上部貯蔵室が低めで、下部貯蔵室が高めとなる温度
差が現われてしまい、貯蔵品例えばアイスクリームがと
けるなどの問題が生じ、冷却が不十分となる恐れがあ
る。
【０００６】また、上部貯蔵室の扉を開けて、貯蔵商品
を取る場合外気が上部貯蔵室に侵入するが、この影響を
下部貯蔵室が直接受けることなどから下部貯蔵室を適温
にコントロ−ルすることは困難である。
を取る場合外気が上部貯蔵室に侵入するが、この影響を
下部貯蔵室が直接受けることなどから下部貯蔵室を適温
にコントロ−ルすることは困難である。
【０００７】そこで、本発明は、製作コストの面で有利
であるこの一体型の冷凍冷蔵ショーケースであっても、
それぞれの貯蔵室を独自に温度制御できるように構造を
改良し、良好な冷却作用を発揮できるようにした冷凍冷
蔵ショーケースを提供することを目的とする。
であるこの一体型の冷凍冷蔵ショーケースであっても、
それぞれの貯蔵室を独自に温度制御できるように構造を
改良し、良好な冷却作用を発揮できるようにした冷凍冷
蔵ショーケースを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は前面の開口部に
扉を備えている上部貯蔵室と、上面の開口部にエアーカ
ーテンが形成される開放型の下部貯蔵室とから成り、前
記上部貯蔵室と下部貯蔵室の断熱外壁を一体化発泡によ
り形成して、ショーケース本体を構成して成る冷凍冷蔵
ショーケースにおいて、上部貯蔵室に対する冷気循環路
と、下部貯蔵室に対する冷気循環路とを夫々設けると共
に、下部貯蔵室の背部空間に、前側に下部貯蔵室用の冷
却器を、後側に上部貯蔵室用の冷却器を仕切って配置
し、前記上部貯蔵室用の冷却器の左右両側には、上部貯
蔵室からの戻り冷気を吸込む吸込ダクトを形設し、この
吸込ダクトからの前記戻り冷気と前記下部貯蔵室からの
戻り冷気とを合流させて吸い込み前記両方の冷却器へと
送風し循環させる共用の冷気循環ファンを設け、上部貯
蔵室および下部貯蔵室の循環冷気温度を検出し、その検
出温度に基づく冷媒流量制御信号を出力して、各冷却器
への供給冷媒量を可変とする温度センサを設けたもので
ある。
扉を備えている上部貯蔵室と、上面の開口部にエアーカ
ーテンが形成される開放型の下部貯蔵室とから成り、前
記上部貯蔵室と下部貯蔵室の断熱外壁を一体化発泡によ
り形成して、ショーケース本体を構成して成る冷凍冷蔵
ショーケースにおいて、上部貯蔵室に対する冷気循環路
と、下部貯蔵室に対する冷気循環路とを夫々設けると共
に、下部貯蔵室の背部空間に、前側に下部貯蔵室用の冷
却器を、後側に上部貯蔵室用の冷却器を仕切って配置
し、前記上部貯蔵室用の冷却器の左右両側には、上部貯
蔵室からの戻り冷気を吸込む吸込ダクトを形設し、この
吸込ダクトからの前記戻り冷気と前記下部貯蔵室からの
戻り冷気とを合流させて吸い込み前記両方の冷却器へと
送風し循環させる共用の冷気循環ファンを設け、上部貯
蔵室および下部貯蔵室の循環冷気温度を検出し、その検
出温度に基づく冷媒流量制御信号を出力して、各冷却器
への供給冷媒量を可変とする温度センサを設けたもので
ある。
【０００９】
【作用】上部貯蔵室用、下部貯蔵室用としての冷気循環
路が形成され、そしてそれぞれの冷気循環路に冷却器が
配されて、共用の冷気循環ファンにて冷気が別個に循環
して効率の良い冷却が行なわれる。
路が形成され、そしてそれぞれの冷気循環路に冷却器が
配されて、共用の冷気循環ファンにて冷気が別個に循環
して効率の良い冷却が行なわれる。
【００１０】各貯蔵室の温度制御は、それぞれの循環冷
気温度を検出する温度センサにより、検出温度に応ずる
冷媒流量制御信号が出力されて、冷媒流量が調整される
ことで独自に、かつまた的確に行なわれる。
気温度を検出する温度センサにより、検出温度に応ずる
冷媒流量制御信号が出力されて、冷媒流量が調整される
ことで独自に、かつまた的確に行なわれる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１２】１は発泡ウレタンから成る断熱壁２にて形
成された冷凍冷蔵ショーケースＡの本体にして、この本
体１には、上部貯蔵室３と下部貯蔵室４とが一体に形成
して設けられている。上部貯蔵室３は前面を開口され、
この前面開口部５に透明な扉体６が開閉自在に設けら
れ、一方下部貯蔵室４は上方を開口され、この上面開口
部７は貯蔵品の出し入れ口となっている。８は上部貯蔵
室３内に配した商品棚である。９は上部貯蔵室３と下部
貯蔵室４との仕切壁部で、上部貯蔵室３の底部壁ともな
っている。
成された冷凍冷蔵ショーケースＡの本体にして、この本
体１には、上部貯蔵室３と下部貯蔵室４とが一体に形成
して設けられている。上部貯蔵室３は前面を開口され、
この前面開口部５に透明な扉体６が開閉自在に設けら
れ、一方下部貯蔵室４は上方を開口され、この上面開口
部７は貯蔵品の出し入れ口となっている。８は上部貯蔵
室３内に配した商品棚である。９は上部貯蔵室３と下部
貯蔵室４との仕切壁部で、上部貯蔵室３の底部壁ともな
っている。
【００１３】ところで、上部貯蔵室３と下部貯蔵室４に
は、それぞれの貯蔵室３，４に対応して別々に、上部貯
蔵室用の冷気循環路１０と下部貯蔵室用の冷気循環路１
１とが形成されている。上部貯蔵室用の冷気ａは、冷気
循環路１０を実線矢印のように循環し、また下部貯蔵室
専用の冷気ｂは、冷気循環路１１を点線矢印のように循
環して、それぞれの貯蔵室１３，１４を冷却する。これ
ら冷気ａおよび冷気ｂの循環は、冷気循環路１１の底部
通路１１ｃに設けた共用の冷気循環ファン１２で行う。
は、それぞれの貯蔵室３，４に対応して別々に、上部貯
蔵室用の冷気循環路１０と下部貯蔵室用の冷気循環路１
１とが形成されている。上部貯蔵室用の冷気ａは、冷気
循環路１０を実線矢印のように循環し、また下部貯蔵室
専用の冷気ｂは、冷気循環路１１を点線矢印のように循
環して、それぞれの貯蔵室１３，１４を冷却する。これ
ら冷気ａおよび冷気ｂの循環は、冷気循環路１１の底部
通路１１ｃに設けた共用の冷気循環ファン１２で行う。
【００１４】１５と１６は、下部貯蔵室４の背部区域
に、前後に並設設置された二台の冷却器で、間に仕切壁
１３を配されて仕切配置されている。前方の冷却器１６
が冷気ｂの熱交換用であり、後方の冷却器１５が冷気ａ
の熱交換用となる。
に、前後に並設設置された二台の冷却器で、間に仕切壁
１３を配されて仕切配置されている。前方の冷却器１６
が冷気ｂの熱交換用であり、後方の冷却器１５が冷気ａ
の熱交換用となる。
【００１５】下部貯蔵室４においては、吸込ダクト１７
より戻る冷気ｂは共用の冷気循環ファン１２を装着して
いるファンケース１８の内部空間に入り込んだ後、その
まま冷却器１６を上方へと通過し、熱交換されて温度の
低い冷気として再生されて吹出ダクト１９より出て行
く。そして、冷気吹出口１９ａから冷気吸込口１７ａに
向って冷気が流れ、上面開口部７にエアーカーテンが形
成されて、外部空気の侵入を阻止し、下部貯蔵室４を冷
却する。一方上部貯蔵室３においては、上部貯蔵室３の
底部通路１０ｂより戻る冷気ａは、図３に示すように、
冷却器１５の両サイドに別途形設した吸込ダクト２０，
２０より吸込まれ、戻される。
より戻る冷気ｂは共用の冷気循環ファン１２を装着して
いるファンケース１８の内部空間に入り込んだ後、その
まま冷却器１６を上方へと通過し、熱交換されて温度の
低い冷気として再生されて吹出ダクト１９より出て行
く。そして、冷気吹出口１９ａから冷気吸込口１７ａに
向って冷気が流れ、上面開口部７にエアーカーテンが形
成されて、外部空気の侵入を阻止し、下部貯蔵室４を冷
却する。一方上部貯蔵室３においては、上部貯蔵室３の
底部通路１０ｂより戻る冷気ａは、図３に示すように、
冷却器１５の両サイドに別途形設した吸込ダクト２０，
２０より吸込まれ、戻される。
【００１６】吸込ダクト２０，２０の先は、前記冷気循
環路１１の底部通路１１ｃに連通しており、従って図３
の実線矢印に示すように、戻り冷気ａは、この底部通路
１１ｃに一旦入り、冷気ｂと合流して、冷気循環ファン
１２によりファンケース１８の内部空間に吸い込まれそ
の後、冷却器１５を上方へ通り抜けて、熱交換されて再
び温度の低い冷気ａとして再生されて、上部貯蔵室３へ
と送り込まれる。冷気吹出ダクト２１の冷気吹出口２１
ａより出た冷気は前面開口部５にエアーカーテンを形成
する。
環路１１の底部通路１１ｃに連通しており、従って図３
の実線矢印に示すように、戻り冷気ａは、この底部通路
１１ｃに一旦入り、冷気ｂと合流して、冷気循環ファン
１２によりファンケース１８の内部空間に吸い込まれそ
の後、冷却器１５を上方へ通り抜けて、熱交換されて再
び温度の低い冷気ａとして再生されて、上部貯蔵室３へ
と送り込まれる。冷気吹出ダクト２１の冷気吹出口２１
ａより出た冷気は前面開口部５にエアーカーテンを形成
する。
【００１７】冷却器１５，１６には、図２に示すよう
に、分岐管２２，２３を介して冷媒が流出入し、圧縮機
２４凝縮器２５等と配管接続されて、冷媒回路を形成し
ている。冷媒流入側にある分岐管２２，２３には、それ
ぞれ膨張弁２６，２７と電磁弁２８，２９とが直列に配
設されており、この各電磁弁２８，２９の開閉制御を成
すことで、各冷却器１５，１６に流れる冷媒の量が調整
され、各貯蔵室３，４の温度コントロールが可能とな
る。そこで、上部貯蔵室３内の冷却温度を検知するため
に、温度センサ３０が冷気吹出ダクト２１の冷気吹出口
２１ａに設けられ、この温度センサ３０が、所定の設定
温度より高く検出する時、電磁弁２９を開き、低く検出
する時、閉めるように作用する弁開閉信号を出力するよ
うになっている。
に、分岐管２２，２３を介して冷媒が流出入し、圧縮機
２４凝縮器２５等と配管接続されて、冷媒回路を形成し
ている。冷媒流入側にある分岐管２２，２３には、それ
ぞれ膨張弁２６，２７と電磁弁２８，２９とが直列に配
設されており、この各電磁弁２８，２９の開閉制御を成
すことで、各冷却器１５，１６に流れる冷媒の量が調整
され、各貯蔵室３，４の温度コントロールが可能とな
る。そこで、上部貯蔵室３内の冷却温度を検知するため
に、温度センサ３０が冷気吹出ダクト２１の冷気吹出口
２１ａに設けられ、この温度センサ３０が、所定の設定
温度より高く検出する時、電磁弁２９を開き、低く検出
する時、閉めるように作用する弁開閉信号を出力するよ
うになっている。
【００１８】同様に、下部貯蔵室４内の冷却温度を検知
するために、温度センサ３１が冷気吹出ダクト１９の冷
気吹出口１９ａに設けられて、この温度センサ３１が検
出する温度が、所定の設定温度より高く検出する時、電
磁弁２８を開き、低く検出する時、閉めるように作用す
る弁開閉信号を出力するようになっている。
するために、温度センサ３１が冷気吹出ダクト１９の冷
気吹出口１９ａに設けられて、この温度センサ３１が検
出する温度が、所定の設定温度より高く検出する時、電
磁弁２８を開き、低く検出する時、閉めるように作用す
る弁開閉信号を出力するようになっている。
【００１９】上述の構成となっており、冷気循環ファン
１２が回転すると、それぞれ上部貯蔵室３と下部貯蔵室
４を独自に循環する冷気ａ、冷気ｂの流れが生じる。
１２が回転すると、それぞれ上部貯蔵室３と下部貯蔵室
４を独自に循環する冷気ａ、冷気ｂの流れが生じる。
【００２０】それぞれの冷気ａ，ｂの温度は、温度セン
サ３０，３１で検出されて、その検出温度に応じて電磁
弁２８，２９が開閉制御されて、各貯蔵室３，４の庫内
温度が別個に温度制御されて、適切な温度とされる。
サ３０，３１で検出されて、その検出温度に応じて電磁
弁２８，２９が開閉制御されて、各貯蔵室３，４の庫内
温度が別個に温度制御されて、適切な温度とされる。
【００２１】冷却器は、上部貯蔵室３用と下部貯蔵室４
用とそれぞれ専用の冷却器１５，１６が設けられて、冷
気の熱交換を効果的に成し、また冷却器１５，１６を前
後に重ねて下部貯蔵室４の背部区域に配するようにし
て、大きなスペースを要さずとも収納できるようにして
いる。
用とそれぞれ専用の冷却器１５，１６が設けられて、冷
気の熱交換を効果的に成し、また冷却器１５，１６を前
後に重ねて下部貯蔵室４の背部区域に配するようにし
て、大きなスペースを要さずとも収納できるようにして
いる。
【００２２】更に、上部貯蔵室３の戻り冷気の吸込ダク
ト２０，２０を冷却器１５の両サイドに設ける巧妙な構
造により、上部貯蔵室の冷気循環路１０を形成すること
を可能としている。
ト２０，２０を冷却器１５の両サイドに設ける巧妙な構
造により、上部貯蔵室の冷気循環路１０を形成すること
を可能としている。
【００２３】上述した構成は、二台の冷却器を使用し、
それぞれの冷却器に流す冷媒流量を制御することで、各
貯蔵室の温度制御を行っているが、次に説明する実施例
は一台の共用される冷却器を使って、それぞれの貯蔵室
を温度制御できるようにしたものである。
それぞれの冷却器に流す冷媒流量を制御することで、各
貯蔵室の温度制御を行っているが、次に説明する実施例
は一台の共用される冷却器を使って、それぞれの貯蔵室
を温度制御できるようにしたものである。
【００２４】図４に示すように、下部貯蔵室４の背部通
路３４には、冷却器３５が１台配設されている。そし
て、上部貯蔵室用の冷気循環路１０にも、冷気循環ファ
ン３６が配設され、下部貯蔵室用の冷気循環路１１に
は、前実施例と同様の作用をする冷気循環ファン１２が
設けられている。
路３４には、冷却器３５が１台配設されている。そし
て、上部貯蔵室用の冷気循環路１０にも、冷気循環ファ
ン３６が配設され、下部貯蔵室用の冷気循環路１１に
は、前実施例と同様の作用をする冷気循環ファン１２が
設けられている。
【００２５】そして、冷気ｂに関して、その戻り冷気
は、前実施例と同様に、冷却器３５の後部半分側の両サ
イドに対応して形設している吸込みダクト（図示せず）
により戻し、冷気循環路１１の底部通路１１ｃ→ファン
ケース１８の内部空間→冷却器３５と流れるようにして
いる。
は、前実施例と同様に、冷却器３５の後部半分側の両サ
イドに対応して形設している吸込みダクト（図示せず）
により戻し、冷気循環路１１の底部通路１１ｃ→ファン
ケース１８の内部空間→冷却器３５と流れるようにして
いる。
【００２６】上部貯蔵室３に設けられる温度センサ３０
は、前記冷気循環ファン３６の回転スピードの増加減制
御に関与する。
は、前記冷気循環ファン３６の回転スピードの増加減制
御に関与する。
【００２７】すなわち、温度センサ３０の検出温度が所
定の設定温度より高ければ、ファン３６回転数を上げ強
い冷気流を作り、低ければファン回転数を下げて弱い冷
気流とするように、回転スピード制御信号を出力させ
る。
定の設定温度より高ければ、ファン３６回転数を上げ強
い冷気流を作り、低ければファン回転数を下げて弱い冷
気流とするように、回転スピード制御信号を出力させ
る。
【００２８】上部貯蔵室３の温度は、この冷気流の強弱
によって温度制御が可能となる。又、必要に応じて冷気
循環ファン３６のＯＮ−ＯＦＦ制御も行なわれる。同様
に、下部貯蔵室４に設けられる温度センサ３１は、冷気
循環ファン１２の回転スピードの増加減制御に関与し、
検出温度と所定の設定温度との比較により、ファン１２
回転数の上げ下げを行って、強い冷気流、弱い冷気流を
生じさせるようにする回転スピード制御信号を出力させ
る。下部貯蔵室４の温度も、この冷気流の強弱によって
温度制御が可能となる。
によって温度制御が可能となる。又、必要に応じて冷気
循環ファン３６のＯＮ−ＯＦＦ制御も行なわれる。同様
に、下部貯蔵室４に設けられる温度センサ３１は、冷気
循環ファン１２の回転スピードの増加減制御に関与し、
検出温度と所定の設定温度との比較により、ファン１２
回転数の上げ下げを行って、強い冷気流、弱い冷気流を
生じさせるようにする回転スピード制御信号を出力させ
る。下部貯蔵室４の温度も、この冷気流の強弱によって
温度制御が可能となる。
【００２９】共用の冷却器３５によって熱交換された冷
気は、仕切壁１３の存在によって、上部貯蔵室３側と下
部貯蔵室４側へとほぼ二分される形て送り込まれ循環す
る。
気は、仕切壁１３の存在によって、上部貯蔵室３側と下
部貯蔵室４側へとほぼ二分される形て送り込まれ循環す
る。
【００３０】上記の構成で、冷却時にはそれぞれの冷気
循環ファン１２，３６が回転し、下部貯蔵室４には冷気
ｂが点線矢印に示すように循環し、また上部貯蔵室３に
は、冷気ａが実線矢印に示すように循環する。上部貯蔵
室３の循環冷気の温度が温度センサ３０により検出され
てその検出温度に応じて、冷気循環ファン３６のＯＮ−
ＯＦＦ制御及び回転数制御が成されて、所定の設定温度
となるように温度制御される。
循環ファン１２，３６が回転し、下部貯蔵室４には冷気
ｂが点線矢印に示すように循環し、また上部貯蔵室３に
は、冷気ａが実線矢印に示すように循環する。上部貯蔵
室３の循環冷気の温度が温度センサ３０により検出され
てその検出温度に応じて、冷気循環ファン３６のＯＮ−
ＯＦＦ制御及び回転数制御が成されて、所定の設定温度
となるように温度制御される。
【００３１】同様に、下部貯蔵室４の循環冷気の温度が
温度センサ３１により検出されて、その検出温度に応じ
て冷気循環ファン１２の回転数制御が成されて、所定の
設定温度になるように制御される。
温度センサ３１により検出されて、その検出温度に応じ
て冷気循環ファン１２の回転数制御が成されて、所定の
設定温度になるように制御される。
【００３２】この構成の場合は、冷却器３５が１台なの
で、冷媒回路の配管構成などが簡易となる利点がある。
で、冷媒回路の配管構成などが簡易となる利点がある。
【００３３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上部貯蔵
室と下部貯蔵室を一体化形成することによる製作コスト
の安価とできる利点を有した上に、各貯蔵室専用の冷気
循環路を設け、そして各貯蔵室に対応して冷却器を配し
た構成の場合は各貯蔵室に配した温度センサによる庫内
検出温度に応じて、冷却器への供給冷媒流量を制御する
ことで、各貯蔵室を独立して的確かつ良好な温度制御が
できる。
室と下部貯蔵室を一体化形成することによる製作コスト
の安価とできる利点を有した上に、各貯蔵室専用の冷気
循環路を設け、そして各貯蔵室に対応して冷却器を配し
た構成の場合は各貯蔵室に配した温度センサによる庫内
検出温度に応じて、冷却器への供給冷媒流量を制御する
ことで、各貯蔵室を独立して的確かつ良好な温度制御が
できる。
【００３４】また、冷却器を共用して夫々の冷気循環路
に冷気循環ファンを配した構成の場合には、温度センサ
によって夫々の冷気循環ファンの回転制御を行うこと
で、同様に各貯蔵室の独立的温度制御が行える上に、冷
却器が１台なので、冷媒回路が簡易化される効果をも生
む。
に冷気循環ファンを配した構成の場合には、温度センサ
によって夫々の冷気循環ファンの回転制御を行うこと
で、同様に各貯蔵室の独立的温度制御が行える上に、冷
却器が１台なので、冷媒回路が簡易化される効果をも生
む。
【図１】本発明の一実施例を示す冷凍冷蔵ショーケース
の縦断側面図
の縦断側面図
【図２】本発明に用いられる冷却器の構造斜視図
【図３】冷却器と冷気循環ファン及び冷気の通るダクト
との関係構造を示す要部構造斜視図
との関係構造を示す要部構造斜視図
【図４】他の実施例を示す冷凍，冷蔵ショーケースの縦
断側面図
断側面図
１ 本体 ３ 上部貯蔵室 ４ 下部貯蔵室 １０，１１ 冷気循環路 １５，１６ 冷却器 １８ 冷気循環ファン ３０，３１ 温度センサ Ａ 冷凍冷蔵ショーケース
Claims (2)
- 【請求項１】 前面の開口部に扉を備えている上部貯蔵
室と、上面の開口部にエアーカーテンが形成される開放
型の下部貯蔵室とから成り、前記上部貯蔵室と下部貯蔵
室の断熱外壁を一体化発泡により形成して、上部貯蔵室
と下部貯蔵室とが一体形成されている構成のショーケー
ス本体として成る冷凍冷蔵ショーケースにおいて、 上部貯蔵室に対する冷気循環路と、下部貯蔵室に対する
冷気循環路とを夫々設けると共に、下部貯蔵室の背部空
間に、前側に下部貯蔵室用の冷却器を、後側に上部貯蔵
室用の冷却器を仕切って配置し、前記上部貯蔵室用の冷
却器の左右両側には、上部貯蔵室からの戻り冷気を吸込
む吸込ダクトを形設し、この吸込ダクトからの前記戻り
冷気と前記下部貯蔵室からの戻り冷気とを合流させて吸
い込み前記両方の冷却器へと送風し循環させる共用の冷
気循環ファンを設け、上部貯蔵室および下部貯蔵室の循
環冷気温度を検出し、その検出温度に基づく冷媒流量制
御信号を出力して、各冷却器への供給冷媒量を可変とす
る温度センサをそれぞれ有することを特徴とする冷凍冷
蔵ショーケース。 - 【請求項２】 前面の開口部に扉を備えている上部貯蔵
室と、上面の開口部にエア−カ−テンが形成される開放
型の下部貯蔵室とから成り、前記上部貯蔵室と下部貯蔵
室の断熱外壁を一体化発泡により形成して、上部貯蔵室
と下部貯蔵室とが一体形成されているショ−ケ−ス本体
として成る冷凍冷蔵ショ−ケ−スにおいて、 上部貯蔵室に対する冷気循環路と、下部貯蔵室に対する
冷気循環路とを夫々設けると共に、前記各冷気循環路
に、夫々冷気循環ファンを設け、上部貯蔵室からの戻り
冷気と下部貯蔵室からの戻り冷気とが合流して通る前記
下部貯蔵室背部の共通冷気路に共用の冷却器を配し、上
部貯蔵室及び下部貯蔵室の循環冷気温度を検出し、その
検出温度に基づいて夫々の冷気循環ファンに対する回転
制御信号を出力する温度センサを夫々有することを特徴
とする冷凍冷蔵ショ−ケ−ス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3233706A JPH0552456A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 冷凍冷蔵シヨ−ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3233706A JPH0552456A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 冷凍冷蔵シヨ−ケ−ス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552456A true JPH0552456A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16959278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3233706A Pending JPH0552456A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 冷凍冷蔵シヨ−ケ−ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0552456A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001258695A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-25 | Sanyo Electric Co Ltd | ショーケース |
| JP2005061827A (ja) * | 2004-10-13 | 2005-03-10 | Hoshizaki Electric Co Ltd | ショーケース付冷蔵庫 |
| JP2013145082A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍冷蔵庫 |
| JP2018130182A (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-23 | 株式会社オカムラ | ショーケース |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP3233706A patent/JPH0552456A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001258695A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-25 | Sanyo Electric Co Ltd | ショーケース |
| JP2005061827A (ja) * | 2004-10-13 | 2005-03-10 | Hoshizaki Electric Co Ltd | ショーケース付冷蔵庫 |
| JP2013145082A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍冷蔵庫 |
| JP2018130182A (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-23 | 株式会社オカムラ | ショーケース |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2018121592A1 (zh) | 恒温冰箱及其控制方法 | |
| US5433086A (en) | Refrigerator having independent temperature control of plural compartments | |
| WO2018040442A1 (zh) | 冰箱 | |
| JP4833337B2 (ja) | 温度制御室を有する冷蔵庫 | |
| JPH04295580A (ja) | 冷蔵庫野菜ボックスの冷却装置 | |
| KR20100056127A (ko) | 바텀프리져타입 냉장고 및 그 제어방법 | |
| KR101872607B1 (ko) | 냉장고 | |
| WO2018040441A1 (zh) | 冰箱 | |
| KR20100059442A (ko) | 냉장고 및 그 제어방법 | |
| JP3227924B2 (ja) | 冷気循環形冷蔵ショーケース | |
| JPS6246126Y2 (ja) | ||
| JP4180720B2 (ja) | ショーケース | |
| JPH0552456A (ja) | 冷凍冷蔵シヨ−ケ−ス | |
| JP2531843B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| JPH1089832A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP5931329B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP2772173B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| JPH11270956A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP2744145B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| JPH10332248A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP2004003710A (ja) | 冷蔵庫 | |
| TWI822165B (zh) | 冰箱 | |
| JP2575915B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| JPH0571850A (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
| JP2001280795A (ja) | 冷蔵庫 |