JP2744145B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JP2744145B2 JP2744145B2 JP7461291A JP7461291A JP2744145B2 JP 2744145 B2 JP2744145 B2 JP 2744145B2 JP 7461291 A JP7461291 A JP 7461291A JP 7461291 A JP7461291 A JP 7461291A JP 2744145 B2 JP2744145 B2 JP 2744145B2
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- JP
- Japan
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- compartment
- refrigerator
- vegetable
- room
- cooler
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/065—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return
- F25D2317/0653—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return through the mullion
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【０００１】［発明の目的］
【０００２】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍室より上に冷蔵室、
冷凍室より下に野菜室を形成した冷蔵庫に関する。
冷凍室より下に野菜室を形成した冷蔵庫に関する。
【０００３】
【従来の技術】冷蔵庫は、通常、上から冷凍室、冷蔵
室、および野菜室の順に配列されている。ところが、使
用頻度は冷凍室よりも冷蔵室の方が高いという事情があ
るため、扉の開閉や食品の出し入れのし易さを考慮し
て、最近の大型冷蔵庫では、上から冷蔵室、冷凍室およ
び野菜室の順に配列することが考えられている。
室、および野菜室の順に配列されている。ところが、使
用頻度は冷凍室よりも冷蔵室の方が高いという事情があ
るため、扉の開閉や食品の出し入れのし易さを考慮し
て、最近の大型冷蔵庫では、上から冷蔵室、冷凍室およ
び野菜室の順に配列することが考えられている。
【０００４】一方、いわゆるファンクール式の冷蔵庫で
は、従来より、冷凍室の背部に冷却器を配設し、この冷
却器により冷却された空気を各室に送り、そして各室か
らそれぞれの室専用の復路を介して冷却器に戻すように
している。
は、従来より、冷凍室の背部に冷却器を配設し、この冷
却器により冷却された空気を各室に送り、そして各室か
らそれぞれの室専用の復路を介して冷却器に戻すように
している。
【０００５】この従来技術を踏襲すると、冷凍室の上方
に冷蔵室を形成し、冷凍室の下方に野菜室を形成するも
のにあっては、冷蔵室と野菜室に対しては、冷却器によ
り冷却された冷気を冷蔵室用往路および野菜室用往路を
通じてそれぞれの室に供給し、それぞれの室に供給され
た冷気を冷蔵室用復路および野菜室用復路を通じて冷却
器に戻すように構成される。
に冷蔵室を形成し、冷凍室の下方に野菜室を形成するも
のにあっては、冷蔵室と野菜室に対しては、冷却器によ
り冷却された冷気を冷蔵室用往路および野菜室用往路を
通じてそれぞれの室に供給し、それぞれの室に供給され
た冷気を冷蔵室用復路および野菜室用復路を通じて冷却
器に戻すように構成される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】冷凍室の下方に冷蔵室
と野菜室とを設ける場合には、冷蔵室と野菜室とが共に
冷却器よりも下に位置するので、冷蔵室と野菜室とに冷
気を供給する往路は一部共通化でき、また冷蔵室と野菜
室とに供給された冷気を冷却器に戻す復路も一部共通化
できる。しかしながら、冷凍室よりも上に冷蔵室を設
け、冷凍室よりも下に野菜室を設けると、冷却器を挟ん
で上下に冷蔵室と野菜室とが位置することとなるから、
上述のように冷蔵室と野菜室に対しては、それぞれ専用
の冷気往路および復路を設けなければならなくなる。こ
のため、冷気循環のための通風路の構造が複雑となって
圧力損失が大きくなり勝ちで、ファン装置が大形化した
り、送風音が大きくなったりする。
と野菜室とを設ける場合には、冷蔵室と野菜室とが共に
冷却器よりも下に位置するので、冷蔵室と野菜室とに冷
気を供給する往路は一部共通化でき、また冷蔵室と野菜
室とに供給された冷気を冷却器に戻す復路も一部共通化
できる。しかしながら、冷凍室よりも上に冷蔵室を設
け、冷凍室よりも下に野菜室を設けると、冷却器を挟ん
で上下に冷蔵室と野菜室とが位置することとなるから、
上述のように冷蔵室と野菜室に対しては、それぞれ専用
の冷気往路および復路を設けなければならなくなる。こ
のため、冷気循環のための通風路の構造が複雑となって
圧力損失が大きくなり勝ちで、ファン装置が大形化した
り、送風音が大きくなったりする。
【０００７】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、冷凍室より上に冷蔵室を設け、冷凍室
より下に野菜室を設けたものにおいて、冷蔵室と野菜室
とに冷気を供給する往路および供給した冷気を冷却器に
戻すための復路の簡単化を図ることができる冷蔵庫を提
供するにある。
で、その目的は、冷凍室より上に冷蔵室を設け、冷凍室
より下に野菜室を設けたものにおいて、冷蔵室と野菜室
とに冷気を供給する往路および供給した冷気を冷却器に
戻すための復路の簡単化を図ることができる冷蔵庫を提
供するにある。
【０００８】［発明の構成］
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、冷凍
室より上に冷蔵室を設け、冷凍室より下に野菜室を設け
たものにおいて、冷蔵室用往路を介して冷蔵室に送られ
た冷気を戻すための冷蔵室用復路を野菜室に連通させ、
この冷蔵室用復路を介して野菜室に送られた冷気を野菜
室用復路を介して冷却器に戻すようにすると共に、冷却
器から冷蔵室用往路への冷気供給を制御するダンパ装置
を覆う断熱カバーに、冷蔵室用往路に供給された冷気の
一部を冷蔵室用復路に供給する分流路を形成したことを
特徴とするものである。
室より上に冷蔵室を設け、冷凍室より下に野菜室を設け
たものにおいて、冷蔵室用往路を介して冷蔵室に送られ
た冷気を戻すための冷蔵室用復路を野菜室に連通させ、
この冷蔵室用復路を介して野菜室に送られた冷気を野菜
室用復路を介して冷却器に戻すようにすると共に、冷却
器から冷蔵室用往路への冷気供給を制御するダンパ装置
を覆う断熱カバーに、冷蔵室用往路に供給された冷気の
一部を冷蔵室用復路に供給する分流路を形成したことを
特徴とするものである。
【００１０】
【作用】冷蔵室から冷却器に戻すべき空気は、冷蔵室用
復路から一旦野菜室に吹き出され、その後、野菜室用復
路を通じて冷却器に戻される。しかも、冷蔵室用往路に
供給された冷気の一部は冷蔵室用復路に分流されるの
で、野菜室が冷却不足となることはない。このため、冷
却器により冷却された空気を野菜室に供給するための野
菜室専用の往路は省略できる。
復路から一旦野菜室に吹き出され、その後、野菜室用復
路を通じて冷却器に戻される。しかも、冷蔵室用往路に
供給された冷気の一部は冷蔵室用復路に分流されるの
で、野菜室が冷却不足となることはない。このため、冷
却器により冷却された空気を野菜室に供給するための野
菜室専用の往路は省略できる。
【００１１】また、冷蔵室用往路に供給された冷気の一
部を冷蔵室用復路に流すため分流路をダンパ装置を覆う
断熱カバーに形成したので、分流路を別体のダクトによ
り構成する必要がなくなる。
部を冷蔵室用復路に流すため分流路をダンパ装置を覆う
断熱カバーに形成したので、分流路を別体のダクトによ
り構成する必要がなくなる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明するに、まず図４に示すように、断熱箱体１内には上
下三段に断熱仕切壁２ないし４が設けられ、上段と中段
の両断熱仕切壁２および３間は縦断熱仕切壁５により左
右に仕切られている。そして、これら仕切壁２ないし５
により、主冷凍室６、この主冷凍室６の上段に補助冷凍
室７および製氷室８、その一段上に冷蔵室９、そして主
冷凍室６の下段に野菜室１０が区画形成されている。
明するに、まず図４に示すように、断熱箱体１内には上
下三段に断熱仕切壁２ないし４が設けられ、上段と中段
の両断熱仕切壁２および３間は縦断熱仕切壁５により左
右に仕切られている。そして、これら仕切壁２ないし５
により、主冷凍室６、この主冷凍室６の上段に補助冷凍
室７および製氷室８、その一段上に冷蔵室９、そして主
冷凍室６の下段に野菜室１０が区画形成されている。
【００１３】上記断熱箱体１のうち、主冷凍室６、補助
冷凍室７および製氷室８の背部断熱壁に相当する部分に
は、図１に示すように冷却器室１１が形成されている。
この冷却器室１１内にはファン装置１２および冷却器１
３が上下の位置関係をもって配設されており、ファン装
置１２は冷蔵室９および野菜室１０に対し、冷却器１３
により冷却された空気を以下に述べるような経路を辿っ
て循環させる。なお、主冷凍室６、補助冷凍室７および
製氷室８に対する冷気循環は、冷凍室の背部に相当する
部分に冷却器室を形成した従来の冷蔵庫と同様であり、
また本発明とは直接関係ないので説明を省略する。
冷凍室７および製氷室８の背部断熱壁に相当する部分に
は、図１に示すように冷却器室１１が形成されている。
この冷却器室１１内にはファン装置１２および冷却器１
３が上下の位置関係をもって配設されており、ファン装
置１２は冷蔵室９および野菜室１０に対し、冷却器１３
により冷却された空気を以下に述べるような経路を辿っ
て循環させる。なお、主冷凍室６、補助冷凍室７および
製氷室８に対する冷気循環は、冷凍室の背部に相当する
部分に冷却器室を形成した従来の冷蔵庫と同様であり、
また本発明とは直接関係ないので説明を省略する。
【００１４】すなわち、図１において、主冷凍室６、補
助冷凍室７および製氷室８の背部には化粧カバー１４が
配設されている。この化粧カバー１４の裏側には、第１
ダクト１５が設けられており、この第１ダクト１５によ
り冷却器室１１の前壁部に形成された送風口１６と断熱
箱体１の背部断熱壁に形成された図３に示す第２ダクト
１７の下端入口とが連通されている。従って、冷却器室
１１内の冷気はファン装置１２により送風口１６から第
１ダクト１５を通じて第２ダクト１７に送風されるよう
になっている。そして、第２ダクト１７は上方に延び、
その上端出口は図１に示すように冷蔵室９背部の下端部
分に配設された断熱カバー１８のダンパー室１９内に開
口されている。この断熱カバー１８は例えば発泡プラス
チック製のもので、断熱箱体１側に取り付けられたダン
パー装置２０をダンパー室１９内に収納するようにして
当該ダンパー装置２０を覆っている。このダンパー装置
２０は冷蔵室９内および野菜室１０内の温度を検出する
２個の温度センサ（図示せず）がそれぞれ開設定温度お
よび閉設定温度を検出したときに開動作および閉動作す
るように構成されている。
助冷凍室７および製氷室８の背部には化粧カバー１４が
配設されている。この化粧カバー１４の裏側には、第１
ダクト１５が設けられており、この第１ダクト１５によ
り冷却器室１１の前壁部に形成された送風口１６と断熱
箱体１の背部断熱壁に形成された図３に示す第２ダクト
１７の下端入口とが連通されている。従って、冷却器室
１１内の冷気はファン装置１２により送風口１６から第
１ダクト１５を通じて第２ダクト１７に送風されるよう
になっている。そして、第２ダクト１７は上方に延び、
その上端出口は図１に示すように冷蔵室９背部の下端部
分に配設された断熱カバー１８のダンパー室１９内に開
口されている。この断熱カバー１８は例えば発泡プラス
チック製のもので、断熱箱体１側に取り付けられたダン
パー装置２０をダンパー室１９内に収納するようにして
当該ダンパー装置２０を覆っている。このダンパー装置
２０は冷蔵室９内および野菜室１０内の温度を検出する
２個の温度センサ（図示せず）がそれぞれ開設定温度お
よび閉設定温度を検出したときに開動作および閉動作す
るように構成されている。
【００１５】上記断熱カバー１８の上方には化粧パネル
２１が配設されており、この化粧パネル２１には図２に
示すように上方に延びる第３ダクト２２が設けられてい
る。そして、この第３ダクト２２の下端はダンパー室１
９に連通されていると共に上端は冷蔵室９内に開口する
吹出口２３に連通されており、以上の第１および第２ダ
クト１６および１７、ダンパー室１９、第３ダクト２２
により冷却器室１１内の冷気を冷蔵室９に供給する冷蔵
室用往路２４が構成されている。
２１が配設されており、この化粧パネル２１には図２に
示すように上方に延びる第３ダクト２２が設けられてい
る。そして、この第３ダクト２２の下端はダンパー室１
９に連通されていると共に上端は冷蔵室９内に開口する
吹出口２３に連通されており、以上の第１および第２ダ
クト１６および１７、ダンパー室１９、第３ダクト２２
により冷却器室１１内の冷気を冷蔵室９に供給する冷蔵
室用往路２４が構成されている。
【００１６】一方、冷蔵室９内に供給された冷気は冷蔵
室用復路２５を通じて野菜室１０に送られ、さらに野菜
室１０内に送られた冷気は野菜室用復路２６を通じて冷
却器室１１内に戻されるようになっている。このうち、
冷蔵室用復路２５は、図２に示すように、上段の断熱仕
切壁２にその前部上面の流入口２５ａから後方に向かっ
て延び、さらに断熱箱体１の右側後部において下方に延
びるように設けられ、その下端の流出口２５ｂが野菜室
１０内に開口されている。そして、前記断熱カバー１８
には、図１にも示すようにダンパー室１９から下方に延
びる分流路２７が形成されており、この分流路２７の下
端は冷蔵室用復路２６の途中部分に連通されている。ま
た、野菜室用復路２６は、図２に示すように、下段の断
熱仕切壁４にその前部の流入口２６ａから後方に延びる
ように設けられており、その後部の流出口（図示せず）
は冷却器室１１の下部に連通されている。
室用復路２５を通じて野菜室１０に送られ、さらに野菜
室１０内に送られた冷気は野菜室用復路２６を通じて冷
却器室１１内に戻されるようになっている。このうち、
冷蔵室用復路２５は、図２に示すように、上段の断熱仕
切壁２にその前部上面の流入口２５ａから後方に向かっ
て延び、さらに断熱箱体１の右側後部において下方に延
びるように設けられ、その下端の流出口２５ｂが野菜室
１０内に開口されている。そして、前記断熱カバー１８
には、図１にも示すようにダンパー室１９から下方に延
びる分流路２７が形成されており、この分流路２７の下
端は冷蔵室用復路２６の途中部分に連通されている。ま
た、野菜室用復路２６は、図２に示すように、下段の断
熱仕切壁４にその前部の流入口２６ａから後方に延びる
ように設けられており、その後部の流出口（図示せず）
は冷却器室１１の下部に連通されている。
【００１７】上記構成において、主冷凍室６内の温度が
所定の温度以上になると（このときダンパー装置２０は
開放状態にある）、これを温度センサ（図示せず）が検
出することにより、コンプレッサ（同じく図示せず）お
よびファン装置１２が起動する。すると、冷却器１３に
より冷却された冷気が送風口１６から冷蔵室用往路２４
の第１ダクト１５に送られる。その後、その冷気は第２
ダクト１７を通じてダンパー室１９に送られ、該ダンパ
ー室１９において一部が分流路２７に分流するも、大部
分第３ダクト２２側に流れ、吹出口２３から冷蔵室９内
に供給される。吹出口２３から吹き出した冷気は冷蔵室
９内を冷却した後、冷蔵室用復路２５に流入し分流路２
７から供給される冷気と混合されて野菜室１０内に供給
される。そして、野菜室１０内に供給された冷気は野菜
室用復路２６を通じて冷却器室１１内に戻されて再び冷
却器１３により冷却される、というように循環する。
所定の温度以上になると（このときダンパー装置２０は
開放状態にある）、これを温度センサ（図示せず）が検
出することにより、コンプレッサ（同じく図示せず）お
よびファン装置１２が起動する。すると、冷却器１３に
より冷却された冷気が送風口１６から冷蔵室用往路２４
の第１ダクト１５に送られる。その後、その冷気は第２
ダクト１７を通じてダンパー室１９に送られ、該ダンパ
ー室１９において一部が分流路２７に分流するも、大部
分第３ダクト２２側に流れ、吹出口２３から冷蔵室９内
に供給される。吹出口２３から吹き出した冷気は冷蔵室
９内を冷却した後、冷蔵室用復路２５に流入し分流路２
７から供給される冷気と混合されて野菜室１０内に供給
される。そして、野菜室１０内に供給された冷気は野菜
室用復路２６を通じて冷却器室１１内に戻されて再び冷
却器１３により冷却される、というように循環する。
【００１８】この場合、冷蔵室９から冷蔵室用復路２４
内に流入する冷気は、冷蔵室９内を冷却した後の冷気で
あるから、多少温度上昇しているが、その冷気は分流路
２７からの冷気と混合されること、および野菜室１０は
本来それ程低温度に冷却する必要はないことから、野菜
室１０に対する冷却効果が損なわれることはない。そし
て、以上のように循環する冷気により冷蔵室９および野
菜室１０がそれぞれ所定の閉設定温度まで冷却される
と、ダンパー装置２０が閉動作するため、冷蔵室９およ
び野菜室１０の冷却が停止される。
内に流入する冷気は、冷蔵室９内を冷却した後の冷気で
あるから、多少温度上昇しているが、その冷気は分流路
２７からの冷気と混合されること、および野菜室１０は
本来それ程低温度に冷却する必要はないことから、野菜
室１０に対する冷却効果が損なわれることはない。そし
て、以上のように循環する冷気により冷蔵室９および野
菜室１０がそれぞれ所定の閉設定温度まで冷却される
と、ダンパー装置２０が閉動作するため、冷蔵室９およ
び野菜室１０の冷却が停止される。
【００１９】このように本実施例によれば、冷蔵室９に
送られた冷気を冷蔵室用復路２４により野菜室１０に送
る構成としたことにより、冷却器１３により冷却された
冷気を野菜室１０に送るためのそれ専用の往路が不要と
なる。従って、冷気を循環させるための送風路構成を簡
単化できるため、送風路での圧力損失が軽減され、ファ
ン装置１２の小形化および低騒音化を図ることができ
る。
送られた冷気を冷蔵室用復路２４により野菜室１０に送
る構成としたことにより、冷却器１３により冷却された
冷気を野菜室１０に送るためのそれ専用の往路が不要と
なる。従って、冷気を循環させるための送風路構成を簡
単化できるため、送風路での圧力損失が軽減され、ファ
ン装置１２の小形化および低騒音化を図ることができ
る。
【００２０】また、冷蔵室用往路２４を通る冷気の一部
を冷蔵室用復路２５に分流させる分流路２７を設けたこ
とにより、上述のように冷蔵室９を冷却した後の冷気を
野菜室１０に送るようにしても、野菜室１０を十分に冷
却することができる。しかも、その分流路２７を、ダン
パー装置２０を覆う断熱カバー１８に形成したので、そ
の分流路２７を形成するためのダクトを別部品として製
作する必要がなく、部品点数の増加および組立工数の増
加を防止することができる。
を冷蔵室用復路２５に分流させる分流路２７を設けたこ
とにより、上述のように冷蔵室９を冷却した後の冷気を
野菜室１０に送るようにしても、野菜室１０を十分に冷
却することができる。しかも、その分流路２７を、ダン
パー装置２０を覆う断熱カバー１８に形成したので、そ
の分流路２７を形成するためのダクトを別部品として製
作する必要がなく、部品点数の増加および組立工数の増
加を防止することができる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、冷蔵室に
送られた冷気を戻すための冷蔵室用復路を野菜室に連通
させ、この冷蔵室用復路を介して野菜室に送られた冷気
を野菜室用復路を介して冷却器に戻すようにすると共
に、冷蔵室用往路に供給された冷気の一部を冷蔵室用復
路に供給する分流路を設けたことにより、冷却器により
冷却された冷気を野菜室に供給するための専用の通路が
不要となるので、冷気を循環させるための送風路の構成
が簡単化でき、且つこのように冷蔵室冷却後の冷気を野
菜室に供給するようにしても、該野菜室が冷却不足とな
るおそれはない。
送られた冷気を戻すための冷蔵室用復路を野菜室に連通
させ、この冷蔵室用復路を介して野菜室に送られた冷気
を野菜室用復路を介して冷却器に戻すようにすると共
に、冷蔵室用往路に供給された冷気の一部を冷蔵室用復
路に供給する分流路を設けたことにより、冷却器により
冷却された冷気を野菜室に供給するための専用の通路が
不要となるので、冷気を循環させるための送風路の構成
が簡単化でき、且つこのように冷蔵室冷却後の冷気を野
菜室に供給するようにしても、該野菜室が冷却不足とな
るおそれはない。
【００２２】しかも、上記分流路を、ダンパー装置を覆
う断熱カバーに形成したことにより、分流路を構成する
ためのダクトを別部品として製作する必要がなくなる、
などの優れた効果を奏するものである。
う断熱カバーに形成したことにより、分流路を構成する
ためのダクトを別部品として製作する必要がなくなる、
などの優れた効果を奏するものである。
【図１】本発明の一実施例を示す要部の拡大縦断側面図
【図２】一部断面にて示す冷蔵庫全体の側面図
【図３】送風路の概略構成を示すための冷蔵庫の部分正
面図
面図
【図４】扉を外して示す冷蔵庫全体の概略的な正面図
１は断熱箱体、６は主冷凍室、７は補助冷凍室、８は製
氷室、９は冷蔵室、１０は野菜室、１１は冷却器室、１
２はファン装置、１３は冷却器、１９はダンパー室、２
０はダンパー装置、２４は冷蔵室用往路、２５は冷蔵室
用復路、２６は野菜室用復路、２７は分流路である。
氷室、９は冷蔵室、１０は野菜室、１１は冷却器室、１
２はファン装置、１３は冷却器、１９はダンパー室、２
０はダンパー装置、２４は冷蔵室用往路、２５は冷蔵室
用復路、２６は野菜室用復路、２７は分流路である。
Claims (1)
- 【請求項１】 断熱箱体の内部を断熱仕切壁により仕切
って冷凍室より上に冷蔵室を形成すると共に、冷凍室よ
り下に野菜室を形成し、それら各室を冷却すべく冷却器
により冷却された空気をファン装置により循環させるよ
うにしたものであって、冷蔵室用往路を介して前記冷蔵
室に送られた冷気を戻すための冷蔵室用復路を前記野菜
室に連通させ、この冷蔵室用復路を介して野菜室に送ら
れた冷気を野菜室用復路を介して前記冷却器に戻すよう
にすると共に、前記冷却器から前記冷蔵室用往路への冷
気供給を制御するダンパ装置を覆う断熱カバーに、冷蔵
室用往路に供給された冷気の一部を前記冷蔵室用復路に
供給する分流路を形成したことを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7461291A JP2744145B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7461291A JP2744145B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04288466A JPH04288466A (ja) | 1992-10-13 |
| JP2744145B2 true JP2744145B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=13552174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7461291A Expired - Lifetime JP2744145B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2744145B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5460010A (en) * | 1993-02-23 | 1995-10-24 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Refrigerator |
| JP2885598B2 (ja) * | 1993-03-16 | 1999-04-26 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
| JP3425314B2 (ja) * | 1997-01-20 | 2003-07-14 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
| JP2007071465A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Hitachi Appliances Inc | 冷蔵庫 |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP7461291A patent/JP2744145B2/ja not_active Expired - Lifetime
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