JP2005061827A - ショーケース付冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱性能を低下させることなく排水管を配管すると共に、該排水管の交換や清掃等のメンテナンスを容易化する。
【解決手段】断熱箱体16における長手方向一方の外部側方に機械室23が画成され、該機械室23に冷凍機構24が収納される。冷蔵庫本体11の上面にショーケース12が配置される。ショーケース12の収納室で発生した結露水等の排水を排出するための排水ホース67は、その一端部が収納室内で開口するよう連通接続される。この排水ホース67は、機械室23の排熱用空間66内を配管された後に機外に導出される。
【選択図】図1

Description

この発明は、冷蔵庫本体の上面にショーケースを設置したショーケース付冷蔵庫に関するものである。
飲食店等の厨房で使用される冷蔵庫の上面に、寿司ネタや野菜等の食材を保冷するショーケースを設置したものとして、例えば特許文献1に記載のものが存在する。この特許文献1に記載のショーケース付冷蔵庫は、該冷蔵庫を構成する断熱箱体の内部に冷蔵室が画成され、圧縮機や凝縮器と共に冷凍機構を構成する冷却器により冷却された冷気を、冷蔵室内に庫内ファンによって送り込むことで、該冷蔵室を冷却するよう構成されている。また、断熱箱体の上面に配置される断熱構造のショーケースの底部には、断熱箱体の天井部に開設された開口部に対応する位置に開口部が設けられ、冷蔵室内の冷気を両開口部を介してショーケース内に画成した収納室に導入することにより、該収納室を冷却するようになっている。
特開平11−294925号公報
前述したショーケース付冷蔵庫では、ショーケース内で発生する結露水等の排水を機外に排出するための排水ホースが、該ショーケースに接続されている。この排水ホースは、前記断熱箱体の内部に配管されたり、あるいは断熱箱体の外面に凹設した凹部に配管している。しかるにこの場合は、断熱箱体の容積が減少したり、凹部での断熱材の厚みが薄くなって断熱性能が低下する問題がある。また、排水ホースの交換や清掃等のメンテナンスが煩雑になると共に、断熱箱体に複雑な加工が必要となってコストが嵩む問題も指摘される。
本発明は、前述した欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、断熱性能を低下させることなく排水管を配管すると共に、該排水管の交換や清掃等のメンテナンスが容易なショーケース付冷蔵庫を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため本発明は、
冷蔵庫本体に内部画成した機械室に冷凍機構が収納されると共に、該冷蔵庫本体の上面にショーケースが配置されたショーケース付冷蔵庫において、
前記ショーケースに接続する排水管を、前記機械室における排熱用空間に配置したことを特徴とする。
本発明に係るショーケース付冷蔵庫によれば、ショーケースに接続する排水管を機械室の排熱用空間に配置するよう構成したので、冷蔵庫本体の断熱性能を低下させることなく、しかも該排水管の交換や清掃等のメンテナンスを容易に行なうことができる。また、排熱用空間に排水管を配置したことで、該空間内の排熱により結露や氷結の発生を抑制し得る。
更に、排水管を断熱箱体の内部や外面側に配管しないから、断熱箱体の容積が減少したり断熱材が薄くなって断熱能力が低下するのを防止し得る。しかも、断熱箱体に複雑な加工を施す必要もないので、コストの上昇を抑えることができる。
次に、本発明に係るショーケース付冷蔵庫につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
図1〜図3は、実施例に係るショーケース付冷蔵庫10を示すものであって、該冷蔵庫10は、下側に配置される冷蔵庫本体11と、上側に配置されるショーケース12とから基本的に構成される。
前記冷蔵庫本体11では、図1に示す如く、外箱13と、この外箱13の内部に所要の空間を存して設けられた内箱14と、両箱13,14間に充填したウレタン等の断熱材15とから断熱箱体16が構成され、該箱体16内に食品や飲料品等の冷蔵品を収納する冷蔵室17が画成される。この断熱箱体16の前部には、前方に開放する取出口として用いられる矩形状の開口部16aが形成され、該開口部16aは断熱扉18によって開閉されるようになっている(図2参照)。また、断熱箱体16の上面に天板19が配設され、該天板19上が調理台として使用可能に構成される。
前記断熱箱体16における天板19が張出す長手方向一方の外部側方(図1の左側部)には、該天板19の張出し部の下方に、複数のパネル20,21およびベース22を介して機械室23が画成され、この機械室23に冷凍機構24(後述)が収納される。また機械室23の上部を画成する天板19には、その下面から機械室23の中間位置程度の高さまで垂下する冷却器用収納部25が配設される。この冷却器用収納部25の内部には、前記冷蔵室17と連通する冷却器室26が画成され、該冷却器室26に、冷凍機構24の冷却器27および庫内ファン28が収納されており、該冷却器27に冷媒を循環供給することにより冷却された冷気を、庫内ファン28の運転によって冷蔵室17に強制的に対流させることで該冷蔵室17を冷却するよう構成してある。
前記断熱箱体16の機械室23と対向する左側壁には、冷却器室26と対応する位置に冷気吹出口29が開設され、冷却器室26で冷却された冷気は、庫内ファン28の運転により冷気吹出口29を介して冷蔵室17に吹出されるようになっている。また断熱箱体16の左側壁には、冷気吹出口29の下方に冷気吸込み用ダクト30が配設され、該ダクト30を介して冷蔵室17の空気が冷却器室26に吸込まれるよう構成される。なお、冷気吹出口29には、冷気を冷蔵室17の上部側へ案内する冷気案内板31が配設されている。また前記冷却器27に近接して、冷蔵室17の温度を検知するための第1温度センサ32が配設され、該センサ32の検知温度に基づいて、後述する冷蔵室用電磁弁54が開閉制御されるよう設定してある。
前記機械室23に収納されて前側からの出し入れが可能に構成されたベース板33に、冷凍機構24を構成する凝縮器34、凝縮器用ファン35(図4参照)、圧縮機36等の部品が、前面側からこの順で取付けられている。なお、機械室23を画成するフロントパネル20に外部空気の吸込口20aが多数開設されると共に、サイドパネル21に内部空気の吹出口(図示せず)が多数開設されている。また機械室23には、前記サイドパネル21と、冷却器用収納部25および冷凍機構24との間に排熱用空間66が画成され、凝縮器用ファン35の運転により吸込口20aから吸込んだ外部空気によって凝縮器34や圧縮機36を空冷し、その熱交換後の空気が排熱用空間66を流れて吹出口から排出されるよう構成される。
前記断熱箱体16の上面における後部側に配置されるショーケース12は、図3に示す如く、外箱37と、この外箱37の内部に所要の空間を存して設けられた内箱38と、両箱37,38間に充填したウレタン等の断熱材39とから構成され、その上部にのみ取出口として機能する開口部12aが設けられている。すなわち、外箱37および内箱38は、何れも底面部、前面部、後面部および両側面部から上方に開放する箱状に形成され、外箱37の内部に収納された内箱38の上部開口が開口部12aになると共に、該内箱38内に食材等を収納する収納室40が画成されるようになっている。また内箱38の底面部は、後端から前端に向けて下方傾斜するよう設定されると共に、寿司ネタ等の食材が入ったトレー等の容器41が、スノコ42を介して前方傾斜した状態で載置されるよう構成される。
前記外箱37と内箱38との前後の上端部間にレール部材43,44が長手方向(図1の左右方向)の全長に亘って配設され、両レール部材43,44間には、ガラスや樹脂等の透明な材料で断面略コ字状に形成された複数のスライド扉(扉)45の夫々が、着脱可能でかつ長手方向にスライド可能に配設されている。図3に示す如く、前レール部材43に対して後レール部材44は所定寸法だけ高くなるよう位置決めされ、両レール部材43,44間に載置されるスライド扉45は、その平坦面が前方傾斜するよう設定される。これにより、前記収納室40に収納されている食材等は、該スライド扉45を介してショーケース付冷蔵庫10の前側から容易に視認し得るようになっている。なお、図2において符号46は、外箱37の長手方向両端部に配設されるサイドカバーを示す。
図3に示す如く、前記内箱38の底面部および後面部における断熱材側の外面には、前記冷凍機構24に接続する冷却パイプ47が接触する状態で蛇行状に配設され、冷凍機構24から供給される冷媒の循環により内箱38の全体を冷却するよう構成される。すなわち、前記収納室40は、内箱38により冷却された冷気の自然対流により冷却されるようになっている。なお内箱38は、熱伝導性の良好な材料で形成され、収納室40の効率的な冷却を行ない得るよう構成してある。
前記内箱38の外面には、収納室40の温度を検知するための第2温度センサ48が配設され、該センサ48の検知温度に基づいて、後述する収納室用電磁弁56が開閉制御されるよう設定してある。この場合、内箱38自体は前述したように、熱伝導性の良好な材料で形成されているが、第2温度センサ48は収納室40内の温度を直接検知するものではないので、収納室40の室内温度と第2温度センサ48での検知温度とに差異を生ずるため、この温度差を電子制御で補正することが推奨される。なお、第2温度センサ48を収納室40の内部に配設し、室内温度を直接検知して収納室用電磁弁56の開閉制御を行なうようにすることも可能である。
図5は、実施例に係るショーケース付冷蔵庫10における冷凍機構24の概略構成を示すものであって、該冷凍機構24では、圧縮機36の冷媒吐出側から導出した吐出管49が凝縮器34の冷媒入口側に接続され、圧縮機36で圧縮された高圧・高温の気化冷媒を凝縮器34に供給して凝縮するよう構成してある。この凝縮器34の冷媒出口側から導出した冷媒管50は、ドライヤ51およびストレーナ52を介して第1チーズ53の第1接続口53aに接続されている。この第1チーズ53の第2接続口53bに、冷蔵室用電磁弁54を介して第1キャピラリーチューブ55が接続され、該第1キャピラリーチューブ55は前記冷却器27の冷媒入口側に接続される。また第1チーズ53の第3接続口53cに、収納室用電磁弁(切換え手段)56を介して第2キャピラリーチューブ57が接続され、該第2キャピラリーチューブ57は前記冷却パイプ47の冷媒入口側に接続される。すなわち、凝縮器34で凝縮された液化冷媒の一部が第1キャピラリーチューブ55を介して冷却器27に分岐供給され、該冷却器27において第1キャピラリーチューブ55を経て減圧された液化冷媒が膨張気化することで熱交換がなされ、該冷却器27により冷却された冷気によって冷蔵室17を冷却するようになっている。また凝縮器34で凝縮された液化冷媒の一部が第2キャピラリーチューブ57を介して冷却パイプ47にも分岐供給され、該冷却パイプ47において第2キャピラリーチューブ57を経て減圧された液化冷媒が膨張気化することで熱交換がなされ、該冷却パイプ47により冷却される内箱38を介して収納室40を冷却するよう構成してある。
前記圧縮機36の冷媒吸入側に吸入管58が接続されており、該吸入管58に、冷却器27の冷媒出口側から導出した第1帰還管59および冷却パイプ47の冷媒出口側から導出した第2帰還管60が第2チーズ61を介して接続され、冷却器27および冷却パイプ47で熱交換して温度上昇した気化冷媒は、対応する第1帰還管59と第2帰還管60および吸入管58を介して圧縮機36に帰還するよう構成される。そして、圧縮機36に帰還した冷媒は、高圧・高温に圧縮した後に再循環に供される。
前記冷凍機構24では、図5に示すように、第1キャピラリーチューブ55の一部を、前記第1帰還管59と並列に沿うようハンダ等で接続した第1熱交換部62を設け、該交換部62において第1キャピラリーチューブ55を流通する液化冷媒と、冷却器27から導出する第1帰還管59を流通する気化冷媒とを熱交換して、該液化冷媒を過冷却するよう構成している。また、第2キャピラリーチューブ57の一部を、前記第2帰還管60と並列に沿うようハンダ等で接続した第2熱交換部63を設け、該交換部63において第2キャピラリーチューブ57を流通する液化冷媒と、冷却パイプ47から導出する第2帰還管60を流通する気化冷媒とを熱交換して、該液化冷媒を過冷却するよう構成している。
前記ショーケース12の前面には、図1および図2に示す如く、前記収納室用電磁弁56と電源とを遮断して、前記冷却パイプ47による収納室40の冷却を停止するための停止手段としての電源スイッチ64が配設されている。すなわち、電源スイッチ64をON状態とすることで、収納室用電磁弁56と電源とを継なぎ、この状態では該電磁弁56は前記第2温度センサ48の検知温度に基づいて開閉制御されるよう設定される。また電源スイッチ64をOFF状態に切換えることで、収納室用電磁弁56と電源とが遮断され、この状態では該電磁弁56は冷却パイプ47に冷媒が供給されるのを停止する閉状態に維持されるよう設定される。なお、電源スイッチ64がOFF状態となっても、前記冷却器27による冷蔵室17の冷却は継続されるようになっている。図1および図2において符号65は、電源スイッチ64のON状態を表示する運転ランプを示す。
前記冷却パイプ47と収納室用電磁弁56を接続する第2キャピラリーチューブ57および冷却パイプ47と第2チーズ61を接続する第2帰還管60等の冷凍配管は、図1および図4に示す如く、前記機械室23の排熱用空間66に配置されている。また、前記収納室40で発生した結露水等の排水を排出するための排水ホース(排水管)67は、その一端部が収納室40内で開口するよう連通接続される。この排水ホース67は、図1および図4に示すように、冷凍配管57,60と同様に前記排熱用空間66内を配管された後に機外に導出されるよう構成されている。
(実施例の作用)
次に、実施例に係るショーケース付冷蔵庫の作用につき、以下説明する。なお、前記電源スイッチ64はON状態となっており、前記ショーケース12の収納室40は冷却可能となっている。
前記ショーケース付冷蔵庫10の冷凍機構24では、前記圧縮機36で圧縮された気化冷媒は、吐出管49を経て凝縮器34で空冷されて凝縮し、この液化冷媒は前記冷媒管50が接続する第1チーズ53を介して第1キャピラリーチューブ55および第2キャピラリーチューブ57に分岐供給される。そして、第1キャピラリーチューブ55を流通する液化冷媒は、前記第1熱交換部62において前記冷却器27の第1帰還管59を流通する気化冷媒との間で熱交換して過冷却された後に、冷却器27中で一挙に膨張して蒸発することにより、該冷却器27に接触する冷却器室26内の空気と熱交換して冷却する。
前記冷却器27により冷却された冷気は、前記庫内ファン28の運転により冷気吹出口29から冷蔵室17に向けて吹出され、この冷気が冷蔵室17を循環することにより該冷蔵室17が冷却される(図1参照)。そして、冷蔵室17で熱交換した冷気は、冷気吸込み用ダクト30を介して冷却器室26に吸込まれ、再び冷却器27との間で熱交換されて冷却された後に再び冷蔵室17に吹出される。すなわち、ショーケース付冷蔵庫10における冷蔵庫本体11では、前記冷蔵室17は冷気の強制対流方式により効率的に冷却される。
また、前記第2キャピラリーチューブ57を流通する液化冷媒は、前記第2熱交換部63において前記冷却パイプ47の第2帰還管60との間で熱交換して過冷却された後に、冷却パイプ47中で一挙に膨張して蒸発することにより、前記内箱38と熱交換を行なって冷却させている。内箱38は熱伝導性の良好な材料で形成されているから、該内箱38の底面部、前面部、後面部および両側面部が効率的に冷却され、前記収納室40内において内箱38に接触する空気が冷却され、この冷気が自然対流することで収納室40が冷却される。すなわち、ショーケース12においては、収納室40は冷気の自然対流方式により冷却されているから、該収納室40に収納されている食材等が冷気の流れによって乾燥するおそれはない。
前記第1帰還管59、第2帰還管60および吸入管58を介して圧縮機36に帰還した冷媒は、高圧・高温に圧縮した後に再循環に供される。このような冷凍運転では、前記第1温度センサ32による冷蔵室17の検知温度に基づいて、前記冷蔵室用電磁弁54が開閉制御されることで、前記冷却器27への冷媒の供給と停止とが反復され、冷蔵室17は予め設定された温度に維持される。またショーケース12においても同様に、前記第2温度センサ48による収納室40の検知温度に基づいて、前記収納室用電磁弁56が開閉制御されることで、前記冷却パイプ47への冷媒の供給と停止とが反復され、収納室40は予め設定された温度に維持される。
前記食材等を収納室40に対して出し入れする前記開口部12aは、前述したように、前記ショーケース12の上部にのみ開設されているから、前記スライド扉45をスライドして開口部12aを開放しても、収納室40内で冷却された重い冷気は、上部の開口部12aを介して室外に殆ど流出しない。また冷気が室外に流出しないから、室外の湿った軽い暖気も開口部12aを介して室内に殆ど流入しなくなる結果として、収納室40の温度変化は殆どなく、食材の劣化を抑制して鮮度を維持することができる。しかも、ショーケース12は、その内箱38の底面部、前面部、後面部および両側面部の全てが断熱材39で覆われており、かつ冷却パイプ47が接触する内箱38を熱伝導性の良好な材料で形成しているから、断熱性能が良好で、内箱38の全体を均一かつ効率的に冷却し、これによって収納室40内で温度ムラが生ずるのを抑制し得る。
前記収納室40内で発生した結露水等の排水は、前記排水ホース67を介して機外に排出される。この場合に排水ホース67は、前記断熱箱体16の内部や外面側に配管されることなく、前記機械室23の排熱用空間66に配置されているから、断熱箱体16の容積が減少したり断熱材15が薄くなって断熱性能が低下することはなく、また断熱箱体16に複雑な加工を施す必要もないのでコストの上昇を抑えることができる。しかも、排熱用空間66には凝縮器32や圧縮機36と熱交換して温度上昇した空気が流れているため、排水ホース67が暖められて結露や氷結の発生を抑制し得る。更に、排水ホース67は断熱箱体16の内部に配管されていないから、該排水ホース67の交換や清掃等のメンテナンスを容易に行なうこともできる。
なお、実施例では前記排熱用空間66に、ショーケース12の冷却パイプ47と機械室内の冷凍機構24とを連通接続する第2キャピラリーチューブ57や第2帰還管60等の冷凍配管を配置している。従って、前述した排水ホース67の場合と同様に、(1)断熱箱体16の容積の減少防止、(2)断熱箱体16の断熱性能の低下防止、(3)断熱箱体16のコスト上昇の防止、(4)結露や氷結の発生防止、および(5)冷凍配管の修理等のメンテナンスの容易化、等の作用効果を奏する。また排水ホース67および冷凍配管57,60を断熱箱体16に配設しない構成により、冷蔵庫本体11からショーケース12を容易に分離することができると共に、冷凍機構24の機械室23からの引出しに支障を来たすこともない。
次に、営業時間の終了後、前記ショーケース12における収納室40の食材等を前記冷蔵室17に移し換え、該ショーケース12を使用しない場合は、前記電源スイッチ64をOFF状態に切換える。これにより、前記収納室用電磁弁56は電源から遮断され、該電磁弁56は冷却パイプ47に冷媒が供給されるのを停止する閉状態に維持される。すなわち、前記凝縮器34から第1チーズ53に供給された全ての冷媒が、前記第1キャピラリーチューブ55を介して冷却器27に供給され、前記冷蔵室17の効率的な冷却が達成される。しかも、前記冷蔵庫本体11とショーケース12とは断熱的に完全に遮断されているから、圧縮機負荷を小さくすることができ、該圧縮機36の寿命を延ばし得ると共に、消費電力を小さくしてランニングコストを低廉に抑えることができる。
また、前記ショーケース12の収納室40を清掃する場合、前記冷蔵室17の冷却を継続した状態で、前記電源スイッチ64をOFF状態とすることで、該収納室40の除霜処置を行なってから清掃することができ、清掃性が良い。
本発明の好適な実施例に係るショーケース付冷蔵庫の縦断正面図である。 実施例に係るショーケース付冷蔵庫の概略斜視図である。 実施例に係るショーケース付冷蔵庫の要部縦断側面図である。 実施例に係るショーケース付冷蔵庫の冷凍機構を示す側面図である。 実施例に係るショーケース付冷蔵庫の冷凍機構を示す概略構成図である。
符号の説明
11 冷蔵庫本体,12 ショーケース,16 断熱箱体,17 冷蔵室
23 機械室,24 冷凍機構,66 排熱用空間,67 排水ホース(排水管)

Claims (2)

  1. 冷蔵庫本体(11)に内部画成した機械室(23)に冷凍機構(24)が収納されると共に、該冷蔵庫本体(11)の上面にショーケース(12)が配置されたショーケース付冷蔵庫において、
    前記ショーケース(12)に接続する排水管(67)を、前記機械室(23)における排熱用空間(66)に配置した
    ことを特徴とするショーケース付冷蔵庫。
  2. 前記機械室(23)は、冷蔵室(17)が画成された断熱箱体(16)の外部側方に隣接して設けられる請求項1記載のショーケース付冷蔵庫。
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