JP6330140B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は冷蔵庫の冷蔵室に設けた低温室構成に関するものである。
一般に家庭用冷蔵庫は、冷蔵室、野菜室、冷凍室等の複数の貯蔵室を備え、更に前記貯蔵室のうち冷蔵室内には当該冷蔵室よりも低温に冷却されるチルド室あるいはパーシャル室等と称される低温室を設けたものが見られる。(例えば、特許文献1参照)。
図16は特許文献1記載の冷蔵庫を示し、この冷蔵庫は冷蔵室101の下部に低温室102を設け、この低温室102はその上面をトレー103で覆って構成してある。そして上記低温室102内には前記冷蔵室101の背面に設けた冷気供給ダクト104から冷気を供給して冷却する。
この冷気の供給は一般的には低温室101の背面壁にあけた冷気供給孔から直接供給するが、この特許文献1の冷蔵庫では、低温室101はその上面を覆うトレー103内に形成したダクト空間105を介してその前端に設けた吹出し口106より供給するようになっている。すなわち、前記トレー103は食品等を載置する金属製のトレー板107と樹脂製のトレー底板108とを組み合わせて構成し、このトレー板107とトレー底板108との間にダクト空間105を形成して、当該ダクト空間105を前記冷蔵室101の背面に形成した冷気供給ダクト104に連通させ、ダクト空間105の前方部に設けた吹出し口106から低温室102内に冷気を供給するようになっている。
特開2001−280775号公報
上記特許文献1に記載されている低温室構成によれば、冷蔵室101下部に設けた低温室102は低温室専用の冷気を供給して冷蔵室101より低温に冷却でき、例えば半冷凍食品を良好に冷却保存できる利点がある。
しかしながら、上記低温室102はそのトレー103がダクト空間105を有しているなどのことから冷蔵室101より取り外すことができない構成としてあり、トレー103の上面、すなわちトレー板107の上面が食品等によって汚れた場合等これを取り外して掃除することができなかった。その結果、トレー103の冷蔵室側壁面と接する両端部分の汚れをきれいに掃除することができないという結果を招いていた。
また、上記低温室102はその上面を覆うトレー103の上面に食品等を設置されるため当該食品が重い、例えば当該食品が籠に入れたビール缶群等であるような場合にたわみ変形しやすくて幅広の大きなものにし難いとともに、低温室102と貯蔵室101との間の温度差が大きいため、トレー103の上面を構成するトレー板107の表面に結露が生じ食品等がべとつく等、幾つかの改良すべき点があるものであった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、特に低温室上面の棚を着脱自在として使い勝手のよい冷蔵庫を提供することを主目的としたものである。
本発明は、上記目的を達成するために、冷蔵室の最下部の棚の下部に冷蔵室より低い温度の低温室を配置し、前記棚は低温室の天井面を形成し、かつ冷蔵室背面の冷気通路部と連通する冷気導入口と冷気通路と冷気吹出口を備えた冷蔵庫において、前記棚は冷蔵室に対し着脱自在に組み込んで、前記低温室はその前面側に前記棚の前部を支持するアーチ部を有するとともに、前記棚は前記アーチ部へ載置する載置部より冷気導入口側部分の厚み寸法を大きくして当該部分に前記冷気通路を設け、かつ、前記棚はその載置部を前記アーチ部に載置した状態で前記冷蔵室背面の前記冷気通路部側に移動可能な構成としてある。
これにより、冷蔵室背面の冷気通路部からの冷気を低温室に供給して低温室を冷蔵室温度よりも低温に冷却することができると同時に、低温室の棚が汚れたときなどにはこれを冷蔵室から取り外してその汚れをきれいに掃除することができる。
本発明の冷蔵庫は、上記構成により、低温室の棚の着脱性と低温室への冷気供給性を両立させた使い勝手の良い冷蔵庫とすることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 同実施の形態1における冷蔵庫の扉を開いた時の正面図 同実施の形態1における冷蔵庫を示す図2のA−A断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れを説明するための概略断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れを説明する概略正面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷却室部分の冷気流れを説明する背面斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室下部に設けた低温室の断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の低温室部分を示す斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の低温室部分から棚を取り外した時の斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の低温室部分の正面図 (a)(b)(c)同実施の形態1における冷蔵庫の低温室部分の棚取付け手順を示す説明図 同実施の形態1における冷蔵庫の低温室部分に設けたアーチ部の斜視図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の冷蔵室下部に設けた低温室の断面図 同実施の形態2における冷蔵庫の冷蔵室下部に設けた低温室の要部拡大断面図 同実施の形態2における冷蔵庫の低温室部分に設けたアーチ部の半裁斜視図 従来の冷蔵庫の低温室部分を示す概略断面図
第1の発明は、冷蔵室の最下部の棚の下部に冷蔵室より低い温度の低温室を配置し、前記棚は低温室の天井面を形成し、かつ冷蔵室背面の冷気通路部と連通する冷気導入口と冷気通路と冷気吹出口を備えた冷蔵庫において、前記棚は冷蔵室に対し着脱自在に組み込んで、前記低温室はその前面側に棚の前部を支持するアーチ部を設けるとともに、棚は前記アーチ部へ載置する載置部より冷気導入口側部分の厚み寸法を大きくして当該部分に冷気通路を設け、かつ、前記棚はその載置部を前記アーチ部に載置した状態で冷蔵室背面の冷気通路部側に移動可能な構成としてある。
これにより、冷蔵室背面の冷気通路部からの冷気を低温室に供給して低温室を冷蔵室温度よりも低温に冷却することができると同場に、低温室の棚が汚れたときなどにはこれを冷蔵室から取り外してその汚れをきれいに掃除することができ、棚の着脱性と低温室への冷気供給性を両立させた使い勝手の良い冷蔵庫とすることができ、また棚のたわみ変形を防止できて低温室を幅広なものとすることができると同時にアーチ部に載置した棚の上面高さも低く抑えつつ冷気通路を形成でき、しかも冷蔵室への棚の着脱も容易に行えるようになって利便性が向上する。すなわち、棚の前部をアーチ部によって支持することにより食材等の重量をアーチ部で支持して棚のたわみ変形を防止でき低温室の幅広大型化が可能となるとともに、厚み寸法が大きくなりがちな冷気通路形成部分は棚のアーチ部への載置部分より後方部分に形成しているから、載置部の厚み寸法を小さくしてアーチ部に載置したときの棚上面の高さを低く抑え冷蔵室の容積低下等を防止することができる。そして、棚の載置部の厚み寸法を薄くしたことによってその後方部分の厚み寸法が厚くなっていて前部にアーチ部が存在していても、棚は低温室の上方から下方に移動させて棚の載置部をアーチ部に当接させた後、そのまま後方、すなわち冷蔵室背面の冷気通路部側に移動させれば、その冷気導入口が冷気通路部に接続されてスムーズに冷蔵室に装着でき、また、逆の動作をすることによってスムーズに取り外すことができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記棚は、上面板と下面板との間に断熱材を組み込んで形成するとともに、この断熱材が前記上面板と冷気通路との間に位置する構成とし
てある。
これにより、低温室と冷蔵室との間の温度差が大きくても低温室から冷蔵室への低温伝導を断熱材で抑制することができ、棚の表面に結露が生じ食品等がべとつくのを防止できる。
の発明は、第1〜第の発明において、前記断熱材は上下或いは左右一対の断熱部材からなり、前記一対の断熱部材を組み合わせてこれらの間に冷気通路を形成した構成としてある。
これにより、冷気通路は冷気通路用凹部を形成した一対の断熱部材を組み合わせることによって容易に形成でき、一つの断熱部材の中をくりぬいて冷気通路を形成する場合に比べその生産性が向上すると同時に、冷気通路形状の自由度も向上し、低温室全体を効率よく冷却するのに最適な冷気通路とすることができる。
の発明は、第1〜第の発明において、前記冷気吹出口は棚下面に複数形成した構成としてある。
これにより、低温室全体を効率よくかつ均一に冷却することができ、低温室冷却性能のさらな向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は同実施の形態1における冷蔵庫の扉を開いた時の正面図、図3は同実施の形態1における冷蔵庫を示す図2のA−A断面図、図4は同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れを説明するための概略断面図、図5は同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れを説明する概略正面図、図6は同実施の形態1における冷蔵庫の冷却室部分の冷気流れを説明する背面斜視図、図7は同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室下部に設けた低温室の断面図、図8は同実施の形態1にお
ける冷蔵庫の低温室部分を示す斜視図、図9は同実施の形態1における冷蔵庫の低温室部分から棚を取り外した時の斜視図、図10は同実施の形態1における冷蔵庫の低温室部分の正面図、図11(a)(b)(c)は同実施の形態1における冷蔵庫の低温室部分の棚取付け手順を示す説明図、図12は同実施の形態1における冷蔵庫の低温室部分に設けたアーチ部の半裁斜視図である。
まず、冷蔵庫の全体構成について説明する。
<冷蔵庫本体構成>
図1〜図6において、本実施の形態に係る冷蔵庫は、前方を開口した冷蔵庫本体1を備え、この冷蔵庫本体1は、図3等に示すように主に鋼板を用いた外箱2と、ABSなどの硬質樹脂で成型された内箱3と、前記外箱2と内箱3との間に充填された硬質発泡ウレタン等の発泡断熱材4とから構成されている。冷蔵庫本体1は、仕切板5.6によって複数の貯蔵室に区分されており、冷蔵庫本体1の最上部には冷蔵室7、その冷蔵室7の下部に野菜室8、そして最下部に冷凍室9が配置されていて、真ん中野菜室タイプの冷蔵庫となっている。前記各貯蔵室の前面開口部は、扉10、扉11、扉12によって開閉可能に閉塞されている。
冷蔵庫本体1の上部後方領域には機械室14が設けられており、圧縮機15、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収容されている。
また、冷蔵庫本体1の背面には冷気を生成する冷却室16が設けられている。この冷却室16は冷凍室9の背面から野菜室8の下部背面に渡って形成されており、野菜室8との間は発泡スチロール等によって断熱性を持たせた奥面仕切壁体17を設けて断熱仕切りされている。
冷却室16内には冷却器18が配設されており、冷却器18の上部には冷却ファン19が配置されている。前記冷却ファン19は、冷却器18により冷却された冷気を冷蔵室7、野菜室8、冷凍室9に強制循環させて各室を冷却するものである。例えば、冷蔵室7は冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1℃〜5℃に冷却し、最下部の野菜室8は冷蔵室7と同等もしくは若干高い温度設定の2℃〜7℃としている。また、冷凍室9は冷凍温度帯に設定されており、冷凍保存のために通常−22℃〜−15℃で設定されるが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。
また、前記冷却器18の下部空間には、図4等に示すように冷却器18やその周辺に付着する霜や氷を除霜する除霜ヒータ20が配置されている。除霜ヒータ20の下部には除霜時に生じる除霜水を受けるためのドレンパン21が配置され、除霜水はドレンパン21の最深部から図示しないドレンチューブを介して庫外の蒸発皿に排出するようになっている。
次に冷気循環構成について説明する。
<冷気循環通路構成>
冷気を生成する冷却室16は、図3、図4に示すように前記した奥面仕切壁体17と冷蔵庫本体1との間に形成されている冷却室冷気搬送路30に冷却ファン19の下流が開口しており、この冷却室冷気搬送路30を介して各室に冷気を送風する。
冷却室冷気搬送路30の上部は図5に示すように冷蔵室ダンパ31を介して冷蔵室7の背面略中央部に形成されている冷蔵冷気往き通路32と連通している。冷蔵冷気往き通路32の側方には冷蔵室7からの冷蔵冷気戻り通路33が隣接設置されていて、その下部は
野菜室8、冷却室16に連通している。
冷蔵室7にはその奥壁上部適所に冷蔵冷気往き通路32の冷蔵冷気入口35が設けてあり、同奥壁下部適所には前記冷蔵冷気戻り通路33へ開口する冷蔵冷気戻り口36が設けられていて、冷却室16からの冷気は冷蔵室ダンパ31を介して冷蔵冷気往き通路32に供給され、その冷蔵冷気入口35から冷蔵室7に供給される。一方、冷蔵室冷却後の冷気は冷蔵冷気戻り口36から冷蔵冷気戻り通路33を介して野菜室8に供給され、かつ冷却室16へと循環する。
また、この冷蔵室7には後述するようにその下部に低温室が設けられていて、当該低温室には図6にも示すように低温室ダンパ31a、低温室冷気往き通路32a、低温室冷気入口36aを介して供給されるようになっている。
この実施の形態では、同図6から明らかなように、前記奥面仕切壁体17と仕切板6の背面に、前記冷却室冷気搬送路30と冷蔵冷気往き通路32及び低温室冷気往き通路32aとを連絡する往き通路37と、冷蔵冷気戻り通路33と野菜室8、冷却室16とを連絡する戻り通路38が形成されていて、前記冷蔵室ダンパ31、低温室冷気往き通路32aはこの往き通路37に設けられている。
そして、前記冷蔵冷気往き通路32と冷蔵冷気戻り通路33との間に連通路39が形成されていて、冷蔵冷気往き通路32を流れる低温冷気の一部が冷蔵冷気戻り通路33に混入するように構成されている。
また、冷凍室9の背面には図6に示すように前記冷却室16の冷却器18側方を下向きに延びる冷気戻りダクト40が設けられており、この冷気戻りダクト40の上部が上記戻り通路38を介して野菜室8に連通するとともにその下部が冷却室16の下部近傍に開口していて、前記野菜室8冷却後の冷気が冷気戻りダクト40を介してその下部開口から冷却室16へと循環するように構成されている。
一方、冷凍室9は図3、図4に示すようにその背面壁体41の上部に前記奥面仕切壁体17背面の冷却室冷気搬送路30下部に連通する冷凍冷気入口42が、下部に前記冷却室16の下部に開口する冷凍冷気戻り口43が形成されていて、冷却室16からの冷気が冷却室冷気搬送路30下部から冷凍冷気入口42を介して供給され、冷凍室冷却後の冷気が冷凍冷気戻り口43を介して冷却室16へと循環するようになっている。
次に冷蔵庫、野菜室、冷凍室の構成について説明する。
<冷蔵室構成>
冷蔵室7は既に述べたように冷蔵冷気入口35及び冷蔵冷気戻り口36が設けられており、図3等に示すように内部には複数の棚44が設けてある。この冷蔵室の下部、すなわち、最下段の棚45の下部には本発明の一実施形態として示す低温室46が配置されている。
上記低温室46は冷蔵室7より低い温度、例えば−3℃程度の温度に冷却されるもので、その前面部には略四角門型のアーチ部48を立設して、前記棚45の前端部分を支持させてあり、図2、図8等から明らかなように製氷用の貯水タンク設置スペース47を除き冷蔵室7の横幅ほぼ一杯に形成してある。そしてこの低温室46内には図7に示すように出し入れ自在な低温室容器49が設けてあり、その前面開口は前記低温室容器49の出し入れによって開閉する蓋50によって覆われている。
また、上記低温室46の天井面ともなる棚45は、棚45の後端面に形成した係合片(図示せず)を前記冷却室背面の低温室冷気入口36aの両側に設けた係合受け部52(図9参照)に係合させて着脱自在に取り付けてあり、この状態で前記棚45の両側縁は冷蔵室両側壁部分に設けた段状レール部53に支持され、かつ前端部は前記アーチ部48に支持されて所定位置に固定保持されている。
さらにまた、前記棚45は図7に示すように上面板54と下面板55との間に発泡スチロール等の断熱材56を組み込んで形成してあり、この断熱材56に前記冷蔵室背面の低温室冷気往き通路(連通路部)32aに形成されている低温室冷気入口36aからの冷気が供給される冷気通路57が形成してある。
この実施の形態の断熱材56は、冷気通路用凹部を有する上下一対の断熱部材56a、56bからなっていて、これらを組み合わせて冷気通路57を形成しており、その後方の冷気導入口58は棚45を冷蔵室7へ取り付けることによって前記冷蔵室背面の低温室冷気入口36aにパッキン36bを介して接続されるようになっている。そして前記棚45の冷気通路57は棚45の略全面にわたり幅広く形成してその下面に複数の冷気吹出口59が形成してあり、低温室46内に万遍なく冷気を供給するように構成してある。
また、この棚45は図7からも明らかなように低温室冷気往き通路32aの低温室冷気入口36aに接続する冷気導入口58部分は低温室冷気入口36aに接続するため上下方向の厚み寸法が大きくなるが、その前方側の冷気通路57部分は当該冷気通路57を薄くしてこの部分の厚み寸法が小さくなるように形成してある。さらにその上で、前記冷気通路57は前記棚45の前端部分、すなわちアーチ部48への載置部45aには設けずその載置部分の厚み寸法をさらに小さく設定してある。
また、前記アーチ部48の下面には図12に示すように前記低温室46内を照射するLED等からなる照明装置60が棚載置部分の横幅略全域にわたって組み込んである。
なお、冷蔵室7の側壁適所には各室の庫内温度設定や製氷および急速冷却などの設定を行う操作部62(図3参照)が配置されている。
<野菜室構成>
野菜室8は、図3等に示すように野菜室容器63が配置されており、この野菜室容器63は扉11の内面に取り付けたレール状の支持部材に嵌め込んで扉11の開閉に伴い野菜室8から出し入れされるようになっている。なお、 野菜室容器63は下段容器64とその上面開口に載置した上段容器65とからなる。
また、上記野菜室8は上記野菜室容器63とその下の仕切板6及び野菜室8の内周壁面との間に空間が設けられ、当該空間は冷気が流れる風路を構成している。
<冷凍室構成>
冷凍室9は既に図3を用いて述べたようにその奥壁上部に前記奥面仕切壁体17背面の冷却室冷気搬送路30下部と連通する冷凍冷気入口42が形成され、さらに奥壁下部に前記冷凍室9に連通する冷凍冷気戻り口43が形成されている。そして構造図には図示していないが、冷却室16から冷凍室9への通路の適所にも冷凍室ダンパが組み込まれている。なお、この冷凍室9にも、図3等に示すようにその扉12のフレームに載置された冷凍室容器66が設けられており、更にその冷凍室容器66の上部には製氷装置67が組み込まれている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷凍サイクルの動作について説明する。
庫内の設定された温度に応じて冷凍サイクルが動作し冷却運転が行われる。圧縮機15の動作により吐出された高温高圧の冷媒は、凝縮器(図示せず)である程度凝縮液化し、さらに冷蔵庫の側面や背面、また冷蔵庫の前面間口に配設された冷媒配管(図示せず)などを経由し冷蔵庫の結露を防止しながら凝縮液化し、キャピラリーチューブ(図示せず)に至る。その後、キャピラリーチューブでは圧縮機15への吸入管(図示せず)と熱交換しながら減圧されて低温低圧の液冷媒となって冷却室の冷却器18に至る。ここで、前記冷却器18内の冷媒は蒸発気化し、当該冷却器18を有する冷却室16で各貯蔵室を冷却するための冷気が生成される。
次に冷気循環による冷却動作について説明する。
冷却室16内で生成された低温の冷気は、冷却ファン19によって、冷却室冷気搬送路30から冷蔵室7と冷凍室9に送られ、冷蔵室7に供給された冷気は冷蔵室7を冷却した後、野菜室8に供給され、それぞれの室が設定温度に冷却される。そして、各室を冷却したのちの冷気は、再び冷却室16に戻って冷却器18により冷却され、冷却ファン19で各室に循環していく。また、上記各室への冷気供給は、冷蔵室温度検知手段や冷凍室温度検知手段(いずれも図示せず)の検出温度に基づき圧縮機15と冷却ファン19を運転/停止、及び冷蔵室ダンパ31、低温室ダンパ31a、冷凍室ダンパを開・閉制御され、それぞれの室が設定温度帯に維持されるようになっている。
次に本発明の特徴である低温室の冷却とその作用効果について説明する。
まずこの低温室46は、冷却室背面の低温室冷気往き通路32aに形成されている低温室冷気入口36aから冷気が供給され冷却される。この冷気は低温室46の天井面を構成する棚45の冷気通路57を流れてその下面に設けた複数の冷気吹出口59より低温室46内に吹出すから、低温室46を冷蔵室7よりも低温の温度にむらなく均一に冷却することができる。
ここで、上記低温室46はその天井面となる棚45の前端の載置部45aをアーチ部48に載置して支持させてあるから、棚45の上に例えば籠に入れたビール缶群等の重量食材を載置しても棚45のたわみ変形等を防止することができる。したがって、低温室46をこの実施の形態で示すように幅広な大型のものとすることができると同時に、幅広な棚であってもこれのひずみ変形等を防止でき、信頼性の高いものとすることができる。
また、前記棚45は上面板54と下面板55との間に断熱材56を組み込んで構成してあるから、低温室46及び冷気通路57から冷蔵室7への低温伝導を断熱材56で抑制することができ、低温室46及び冷気通路57と冷蔵室7との間の温度差が大きくても棚45の表面に結露が生じ食品等がべとつくのを防止することができる。
また、 前記棚45は冷気通路用凹部を形成した一対の断熱部材56a、56bを組み合わせることによって冷気通路57を形成しているから、冷気通路57を容易に形成でき、一つの断熱部材の中をくりぬいて空気通路を形成する場合に比べその生産性が向上すると同時に、冷気通路形状の自由度も向上し、低温室全体を効率よく冷却するのに最適な冷気通路を形成することができる。
しかもこの棚45は前記アーチ部48へ載置する載置部45aより後方の冷気導入口側部分に冷気通路57を設けて載置部45aには冷気通路を設けていないので、冷気通路5
7を有していて厚さ寸法が大きくなりがちな棚であっても、棚45の載置部45aの厚み寸法を小さくしてアーチ部48に載置したときの棚上面の高さ(冷蔵室への食い込み代寸法)を低く抑え冷蔵室7の容積低下を抑制することができる。これと同時にさらに上記構成としたことによって、棚45の載置部45a+アーム部48の合計厚み寸法と、厚み寸法が大きくなりがちな冷気通路形成部分の厚み寸法とを、近似させることができて冷気通路形成部分の低温室内への下向き出代寸法も小さくでき、アーチ部48によって規制される低温室46の室内高さを減少、換言すると容積を減少させるようなことも極小化して低温室46の大型化に貢献することができる。
加えて、上記棚45を構成する断熱材56は前記した如く上下二層の断熱部材56a、56bで構成し、棚の載置部45a部分は一層の断熱部材56aのみとするとともに載置部45aより後方部分は二層断熱部材56a、56bとして冷気通路57を形成した構成としたことにより、断熱部材56の使い分けだけで棚45の厚み寸法を変えアーチ部48へ載置する前端の載置部45aは薄く冷気通路部分は厚くして冷気通路57を形成することができ、冷蔵室容積低減防止と低温室容積確保を簡単に達成することができる。
また、上記棚45はその後端面に形成した係合片を前記冷却室背面の低温室冷気入口36aの両側に設けた係合受け部52に係合させて着脱自在に取り付けてあるから、棚45の上面が汚れたような場合には冷蔵室7から取り外して汚れをきれいに掃除することができ、長期間使用していても衛生的に維持することができる。
この棚45の着脱は、載置部45aより後方部分の厚み寸法が冷気通路57の存在によって大きくなっていて棚後端部の冷気導入口58を冷蔵室背面の低温室冷気入口36aに合わせて前方から後方に向け水平に移動させる場合に、この厚くなっている後方部分がアーチ部48に当たってしまう。しかしながらこの棚45は前端部が厚みの小さい載置部45aとしてあるから、次のようにすれば容易に着脱できる。すなわち、装着は、まず図11の(a)に示すように低温室46の上方から下方に移動させて棚45の載置部45aをアーチ部48に当接させ、その後、同図(b)で示すようにそのまま後方、すなわち冷蔵室背面側に移動させれば、同図(c)に示すようにその冷気導入口58が冷蔵室背面に開口している低温室冷気入口36aに圧接接続されてスムーズに冷蔵室7に装着できる。また、逆の動作をすることによってスムーズに取り外すことができる。
また、この実施の形態の低温室46は上記棚45の載置部45aを支持するアーチ部48に照明装置60を組み込んであるから、低温室内の食材を前方側から照射するようになり、内部の食材を視認しやすくなる。しかも、この照明装置60は冷蔵室7に取り付け固定して取り外す必要のないアーチ部48に装着してあるから、棚自体の下面に照明装置を取り付けて当該棚を取り外せるようにした場合に必要となるリード線の着脱構成を必要とせず簡素な配線構造を採用できると同時に、リード線着脱を使用者に行わせないようにすべく棚45を固定方式とする必要もなくなり、低温室内の視認性向上と棚着脱可能化による清掃性の両立を図ることができる。
(実施の形態2)
図13は実施の形態2における低温室46の断面図、図14は同低温室46の要部拡大断面図、図15は同実施の形態2における冷蔵庫の低温室部分に設けたアーチ部の半裁斜視図である。
この実施の形態2に示す低温室46の棚45はその載置部45aを上面板54のみで構成したものである。すなわち、上面板54の直下に位置する上断熱部材56aの前方部分は切除し、冷気通路57を形成するのに必要な後方部分のみとしたものである。
これにより、アーチ部48に棚45を載置したときの棚上面までの高さを上断熱部材56aの板厚分だけさらに低くすることができ、冷蔵室7の容積減をさらに低減することができる。すなわち、断熱性とたわみ変形耐力を持つようにするための断熱材追加とアーチ部追加によって生じる冷蔵室7の容積減を極力少ないものとすることができ、断熱性向上による棚表面でのべとつき防止やたわみ変形耐力向上による低温室の幅広化の効果を最大限発揮させて低温室46の大容量化を実現できる。
また、前記棚45を支持するアーム部48は上下二層構造として棚45の載置部45aと接する上部に断熱材61を設けるとともに、下層に照明装置60を組み込んだ構成としてある。これにより、上面板54のみで構成される載置部45aの断熱をこれと接するアーム部48の断熱材61で行うことができ、しかもアーチ部48へ載置する前端の載置部45aはより薄くできる。したがって、載置部上面での結露を防止して食品等がべとつくのを防止できると同時に、冷蔵室容積低減抑制と低温室容積確保をより効果的に達成することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態で説明した構成は本発明を実施する一例として示したものであり、本発明の目的を達成する範囲で種々変更可能なことは言うまでもない。
例えば、この実施の形態では棚45を構成する断熱部材56は上下に分割した断熱部材56a、56bを例示したが、これは左右に分割したものであってもよい。
また、冷気通路57は一対の断熱部材間に形成したものを例示したが、これは上側の断熱部材57aの下に下面板55を直接重合させて当該下面板55と上側断熱部材57aとで形成してもよく、少なくとも冷気通路57の冷蔵室側が断熱材56で覆われる構成にすればどのように構成してもよいものである。
本発明にかかる冷蔵庫は、低温室の棚が汚れたときなどにはこれを冷蔵室から取り外してその汚れをきれいに掃除することができると同時に、冷蔵室背面の冷気通路部からの冷気を低温室に供給して低温室を冷蔵室温度よりも低温に冷却することができ、低温室の棚の着脱性と低温室への冷気供給性を両立させた使い勝手の良い冷蔵庫とすることができる。よって、家庭用はもちろん業務用冷蔵庫にも幅広く適用することができる。
1 冷蔵庫本体
5,6 仕切板
7 冷蔵室
8 野菜室
9 冷凍室
10,11,12 扉
14 機械室
15 圧縮機
16 冷却室
17 奥面仕切壁体
18 冷却器
19 冷却ファン
20 除霜ヒータ
21 ドレンパン
30 冷却室冷気搬送路
31 冷蔵室ダンパ
31a 低温室ダンパ
32 冷蔵冷気往き通路
32a 低温室冷気往き通路(冷気通路部)
33 冷蔵冷気戻り通路
34 冷凍室ダンパ
35 冷蔵冷気入口
36 冷蔵冷気戻り口
36a 低温室冷気入口
37 往き通路
38 戻り通路
39 連通路
40 冷気戻りダクト
41 背面壁体
42 冷凍冷気入口
43 冷凍冷気戻り口
44 棚
45 棚
45a 載置部
46 低温室
47 貯水タンク設置スペース
48 アーチ部
49 低温室容器
50 蓋
52 係合受け部
53 段状レール部
54 上面板
55 下面板
56 断熱材
57 冷気通路
58 冷気導入口
59 冷気吹出口
60 照明装置
61 アーチ部用断熱材
62 操作部
63 野菜室容器
64 下段容器
65 上段容器
66 冷凍室容器
67 製氷装置

Claims (4)

  1. 冷蔵室の最下部の棚の下部に冷蔵室より低い温度の低温室を配置し、前記棚は低温室の天井面を形成し、かつ冷蔵室背面の冷気通路部と連通する冷気導入口と冷気通路と冷気吹出口を備えた冷蔵庫において、前記棚は冷蔵室に対し着脱自在とし、前記低温室はその前面側に前記棚の前部を支持するアーチ部を有するとともに、前記棚は前記アーチ部へ載置する載置部より冷気導入口側部分の厚み寸法を大きくして当該部分に前記冷気通路を設け、かつ、前記棚はその載置部を前記アーチ部に載置した状態で前記冷蔵室背面の前記冷気通路部側に移動可能な構成とした冷蔵庫。
  2. 棚は、上面板と下面板との間に断熱材を組み込んで形成するとともに、この断熱材が前記上面板と冷気通路との間に位置する構成とした請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 断熱材は上下或いは左右一対の断熱部材からなり、前記一対の断熱部材を組み合わせてこれらの間に冷気通路を形成した請求項1または2のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  4. 冷気吹出口は棚下面に複数形成した請求項1〜のいずれか1項記載の冷蔵庫。
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