JPH10160313A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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Publication number
JPH10160313A
JPH10160313A JP32770096A JP32770096A JPH10160313A JP H10160313 A JPH10160313 A JP H10160313A JP 32770096 A JP32770096 A JP 32770096A JP 32770096 A JP32770096 A JP 32770096A JP H10160313 A JPH10160313 A JP H10160313A
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JP
Japan
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cooler
refrigerant
temperature
compressor
supplies
Prior art date
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Application number
JP32770096A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Tanaka
努 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10160313A publication Critical patent/JPH10160313A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/22Refrigeration systems for supermarkets

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被冷却空間の温度変動を効果的に抑制すると
共に、省エネルギーにも寄与することができる冷却装置
を提供する。 【解決手段】 ダクト16に第一の冷却器30と第二の
冷却器31を設ける。吐出冷気温度を検出する制御セン
サー45を設ける。第一の冷却器30を常時冷却ON
し、制御センサー45が検出する温度に基づいて第二の
冷却器31の運転を上限値と下限値の間で冷却ON・O
FF制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、循環冷気流中に設
けた冷却器により被冷却空間を冷却して成る冷却装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりコンビニエンスストアなどの店
舗内には、アイスクリームや冷凍食品、及び、精肉や鮮
魚などの冷蔵食品を陳列保存する低温(冷蔵・冷凍)シ
ョーケース(オープンショーケース)が設置されてい
る。これら低温ショーケースには冷却装置を構成する冷
却器が取り付けられ、この冷却器と熱交換した冷気によ
り、貯蔵室内を所定の冷蔵・冷凍温度に冷却している。
【0003】即ち、低温ショーケース内には貯蔵室と区
画してダクトが形成され、冷却器はこのダクト内に取り
付けられる。そして、冷却器と熱交換して冷却された冷
気は、同じくダクト内に取り付けられた送風機により、
開口上縁部に形成された吐出口から対向する開口下縁部
の吸込口に向けて吐出される。これによって、貯蔵室の
開口部にエアーカーテンを形成し、外気が貯蔵室内に侵
入することを抑制すると共に、冷気の一部を貯蔵室に循
環させて貯蔵室内を冷却していた。
【0004】この場合の温度制御は、例えばダクトから
吐出される冷気の温度を検出(測定)する制御センサー
を設け、図6に示す如く、この制御センサーが測定した
温度(図中破線で示す)が予め設定した上限値に達する
と、例えば冷却装置の圧縮機を起動し、冷却能力100
%(下方の斜線部分)で冷却を開始する。その後、制御
センサーが測定する温度が予め設定した下限値に達する
と、圧縮機を停止する。この圧縮機の停止により制御セ
ンサー測定温度が上昇して行き、前述の上限値に達する
と再度圧縮機を起動する方式が採られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷却さ
れる貯蔵室の温度、即ち、図中の冷却空気温度は、制御
センサーが測定する温度とは同一とならず、特に、貯蔵
室内の負荷が小さい場合には圧縮機の起動により急速に
低下して行き、逆に、負荷が大きい場合(外気温が高い
など)には、圧縮機の停止後、冷却空気温度は急速に上
昇して行く。
【0006】即ち、このような単純な上限値と下限値に
よる温度制御の場合、制御センサーにて圧縮機を制御す
る制御温度巾に対して、実際の貯蔵室内の空気の温度変
動巾は極めて大きくなってしまい(図6参照)、温度変
動による貯蔵室の物品の品質劣化が問題となる。更に、
圧縮機が頻繁に運転・停止されると経年劣化が著しくな
ると共に、起動電流による消費電力の増加も問題とな
る。
【0007】また、上記冷却器に着霜が成長して冷気の
流路が閉ざされると(霜閉塞)、冷却器と循環空気との
熱交換、及び、冷気の循環量が減少してしまうため、貯
蔵室の冷却性能が著しく低下する問題もある。これを解
決するために、ダクト内に二つの冷却器を設置し、冷気
上流の冷却器のフィンピッチを荒く、下流の冷却器のフ
ィンピッチを細かくすることが考えられるが、これでは
冷却装置の運転率が小さくなると下流の冷却器に多く着
霜し、高い場合は上流の冷却器への着霜が多くなる。更
に、上流の冷却器にのみ蒸発圧力調整弁を取り付けてこ
の冷却器の温度を高くして着霜を均一化する方法もある
が、弁による圧力損失が大きくなると共に、調整が面倒
となる問題もある。
【0008】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、被冷却空間の温度変動を
効果的に抑制すると共に、省エネルギーにも寄与するこ
とができる冷却装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
冷却装置は、被冷却空間に循環される冷気流中に設けら
れた第一及び第二の冷却器と、被冷却空間、若しくは、
循環冷気の温度を検出する温度検出器と、この温度検出
器が検出する温度に基づいて両冷却器への冷媒供給、若
しくは、両冷却器に冷媒を供給する圧縮機の運転を制御
する制御装置を備えたものであって、この制御装置は、
一方の冷却器に連続的に冷媒を供給し、或いは、この冷
却器に冷媒を供給する圧縮機を連続的に運転すると共
に、温度検出器が検出する温度が予め設定された上限値
に達した場合には、他方の冷却器への冷媒供給を開始
し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を起動
し、温度検出器が検出する温度が予め設定された下限値
に達した場合には、他方の冷却器への冷媒供給を停止
し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を停止
するものである。
【0010】また、請求項2の発明の冷却装置は、被冷
却空間に循環される冷気の上流側に設けられた第一の冷
却器と、この第一の冷却器の下流側に設けられた第二の
冷却器と、被冷却空間、若しくは、循環冷気の温度を検
出する温度検出器と、この温度検出器が検出する温度に
基づいて両冷却器への冷媒供給、若しくは、両冷却器に
冷媒を供給する圧縮機の運転を制御する制御装置を備え
たものであって、この制御装置は、温度検出器が検出す
る温度が予め設定された第一の上限値に達した場合、第
一の冷却器への冷媒供給を開始し、或いは、この冷却器
に冷媒を供給する圧縮機を起動し、温度検出器が検出す
る温度が予め設定された第一の上限値よりも高い第二の
上限値に達した場合には、第二の冷却器への冷媒供給を
開始し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を
起動すると共に、温度検出器が検出する温度が予め設定
された第一の下限値に達した場合、第二の冷却器への冷
媒供給を停止し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する
圧縮機を停止し、温度検出器が検出する温度が予め設定
された第一の下限値よりも低い第二の下限値に達した場
合には、第一の冷却器への冷媒供給を停止し、或いは、
この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を停止するものであ
る。
【0011】更に、請求項3の発明の冷却装置は、被冷
却空間に循環される冷気の上流側に設けられた冷却能力
の比較的小さい第一の冷却器と、この第一の冷却器の下
流側に設けられた冷却能力の比較的大なる第二の冷却器
と、被冷却空間、若しくは、循環冷気の温度を検出する
温度検出器と、この温度検出器が検出する温度に基づい
て両冷却器への冷媒供給、若しくは、両冷却器に冷媒を
供給する圧縮機の運転を制御する制御装置を備えたもの
であって、この制御装置は、温度検出器が検出する温度
が予め設定された第一の上限値に達した場合、第二の冷
却器への冷媒供給を開始し、或いは、この冷却器に冷媒
を供給する圧縮機を起動し、温度検出器が検出する温度
が予め設定された第一の上限値よりも高い第二の上限値
に達した場合には、第一の冷却器への冷媒供給を開始
し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を起動
すると共に、温度検出器が検出する温度が予め設定され
た第一の下限値に達した場合、第一の冷却器への冷媒供
給を停止し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮
機を停止し、温度検出器が検出する温度が予め設定され
た第一の下限値よりも低い第二の下限値に達した場合に
は、第二の冷却器への冷媒供給を停止し、或いは、この
冷却器に冷媒を供給する圧縮機を停止するものである。
【0012】更にまた、請求項4の発明の冷却装置は、
被冷却空間に循環される冷気流中に設けられた第一及び
第二の冷却器と、被冷却空間、若しくは、循環冷気の温
度を検出する第一の温度検出器と、外気温度を検出する
第二の温度検出器と、これら温度検出器が検出する温度
に基づいて両冷却器への冷媒供給、若しくは、両冷却器
に冷媒を供給する圧縮機の運転を制御する制御装置を備
えたものであって、この制御装置は、第二の温度検出器
が検出する外気温度が所定の値より高い状態において、
第一の温度検出器が検出する温度が予め設定された上限
値に達した場合、両冷却器への冷媒供給を開始し、或い
は、これらの冷却器に冷媒を供給する圧縮機を起動し、
第一の温度検出器が検出する温度が予め設定された下限
値に達した場合は、両冷却器への冷媒供給を停止し、或
いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を停止すると
共に、第二の温度検出器が検出する外気温度が所定の値
以下の状態では、第一の温度検出器が検出する温度に係
わらず、一方の冷却器への冷媒供給を強制的に停止し、
或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を強制的に
停止するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
の形態を詳述する。図1は本発明を適用した実施例とし
てのオープンショーケース10の縦断側面図、図2は本
発明の冷却装置11の冷媒回路図、図3は本発明の冷却
装置11のもう一つの冷媒回路図、図4は本発明の冷却
装置11のサーモサイクルを示す図、図5は本発明のも
う一つの冷却装置11のサーモサイクルを示す図であ
る。
【0014】実施例のオープンショーケース10は、例
えばスーパーマーケットなどの店舗内に複数台据え付け
られる縦型の冷凍タイプの低温ショーケースである。こ
のオープンショーケース10は、断面略コ字状の断熱壁
12と、据え付け現場において断熱壁12の両側に取り
付けられた側板(図示せず)とから構成されている。こ
の断熱壁12の内側には仕切板14、15が取り付けら
れており、内側の仕切板14と外側の仕切板15との間
を内層ダクト16、外側の仕切板15と断熱壁12との
間を外層ダクト17とされている。
【0015】そして、背部の内層ダクト16内には第一
の冷却器30が縦設されると共に、この第一の冷却器3
0の上側、即ち、冷気の下流側には第二の冷却器31が
縦設されている。
【0016】また、内側の仕切板14を構成する背部仕
切板14Aの下端前方には、デックパンと称される底板
18が断熱壁12の底壁12Aとの間にダクト用の間隔
を存して取り付けられており、これら仕切板14及び底
板18の内側を被冷却空間としての貯蔵室19としてい
る。貯蔵室19内には複数段の商品陳列棚13・・・が
所定の間隔で架設されている。
【0017】前記断熱壁12の前面開口20の上縁には
それぞれハニカム材21、22が取り付けられた内層吐
出口23及び外層吐出口24が並設されており、これら
内層吐出口23及び外層吐出口24は、内層ダクト16
及び外層ダクト17にそれぞれ連通している。そして、
ハニカム材21近傍の内層ダクト16内には温度検出器
としての制御センサー45が設けられており、この制御
センサー45により貯蔵室19内に吐出される循環冷気
の温度を測定している。
【0018】また、断熱壁12の前面開口20の下縁に
は、内層吸込口25と外層吸込口26が並設されると共
に、前記底板18下方の空間は区画部材29によって上
下二つのダクト16、17に区画されている。該底板1
8下方の内層ダクト16内には内層ダクト16用の吸引
型の送風機27が取り付けられており、外層ダクト17
内には外層ダクト17用の吸引型の送風機28が取り付
けられている。係る内層吸込口25は底板18下方の内
層ダクト16に、前記外層吸込口26は底板18下方の
外層ダクト17にそれぞれ連通している。
【0019】そして、前記内層用の送風機27が運転さ
れると第一の冷却器30と熱交換して冷却された冷気
は、内層ダクト16内を上昇し、次ぎに第二の冷却器3
1と熱交換して更に冷却され、内層吐出口23より下方
の内層吸込口25に向かって吐出される。
【0020】そして、内層吸込口25から吸い込まれた
冷気は再び送風機27によって加速され、冷却器30、
31と順に熱交換が行われる循環を行う。また、前記外
層用の送風機28が運転されると外層ダクト17内の空
気は上昇して、外層吐出口24より下方の外層吸込口2
6に向かって吐出される。そして、外層吸込口26から
吸い込まれた空気は再び送風機28によって加速され
る。これによって、貯蔵室19の前面開口20には前後
二重のエアーカーテンが形成されると共に、内側の冷気
エアーカーテンの一部が貯蔵室19内に循環して貯蔵室
19内は冷却されることになる。
【0021】一方、冷却装置11は圧縮機32等から構
成された冷媒回路と制御装置48とから構成されてい
る。冷媒回路は図2に示す如き構成である。即ち、圧縮
機32の吐出側配管32Aは凝縮器33、受液器34、
第一分岐管35に順次接続されている。そして、第一分
岐管35は第一の電磁弁36、及び、膨張弁37を介し
て前記第一の冷却器30に接続される。第一の冷却器3
0の出口側の配管30Aは第二分岐管44、アキューム
レータ43を介して圧縮機32の吸込側配管32Bに接
続され、これによって、環状の冷媒回路を構成してい
る。
【0022】また、第一分岐管35の他方の出口は第二
の電磁弁39、膨張弁40、前記第二の冷却器31に配
管接続され、この第二の冷却器31の出口側の配管31
Aは第二分岐管44に合流している。尚、42は両冷却
器30、31を出た低温の冷媒と受液器34を出た冷媒
を熱交換させる熱交換部、38、41は各膨張弁37、
40の感温筒で、各配管30A、31Aの温度をそれぞ
れ検出し、この検出温度に基づいて各膨張弁37、40
は弁開度を調整する。
【0023】前記両冷却器30、31は何れも蛇行状の
冷媒配管に熱交換フィンを取り付けて構成された所謂プ
レートフィン型の冷却器であり、フィンピッチが同等と
されて冷却能力も略同等とされている。
【0024】そして、圧縮機32が運転されている状態
で電磁弁36が開けば第一の冷却器30に凝縮器33で
凝縮された冷媒が減圧後供給されて蒸発し、第一の冷却
器30が冷却作用を発揮する。以下これを第一の冷却器
30の冷却ONとする。また、電磁弁36が閉じれば第
一の冷却器30への冷媒供給は停止し、第一の冷却器3
0の冷却OFFとなる。
【0025】他方、電磁弁39が開けば第二の冷却器3
1に凝縮器33で凝縮された冷媒が減圧後供給されて蒸
発し、第二の冷却器31が冷却作用を発揮する。以下こ
れを第二の冷却器31の冷却ONとする。また、電磁弁
39が閉じれば第二の冷却器31への冷媒供給は停止
し、第二の冷却器31の冷却OFFとなる。尚、上記各
電磁弁36、39は制御装置48により制御される。ま
た、圧縮機32の起動・停止は図示しない低圧スイッチ
にて行われ、何れかの電磁弁36、39が開けば起動さ
れ、双方とも閉じた時点で停止される。
【0026】次に、図3に冷却装置11のもう一つの冷
媒回路図を示す。この場合、冷却装置11は、二台の圧
縮機32、52等から構成された二つの独立した冷媒回
路と制御装置48とから構成されている。即ち、圧縮機
32の出口側配管32Aは凝縮器33、受液器34及び
膨張弁37を介して、第一の冷却器30に順次配管接続
された後、アキュームレータ43を介して圧縮機32の
吸込側配管32Bに戻る環状の冷媒回路を構成している
(図3下)。
【0027】そして、もう一つの冷媒回路では、圧縮機
52の出口側配管52Aは凝縮器53、受液器54及び
膨張弁57を介して、第二の冷却器31に順次配管接続
された後、アキュームレータ55を介して圧縮機52の
吸込側配管52Bに戻る環状の冷媒回路を構成している
(図3上)。尚、両冷却器30、31の冷却能力は前述
同様略同様である。また、42、56は前述同様の熱交
換部、38、41は各膨張弁37、40の感温筒で、各
配管30A、31Aの温度を検出する。
【0028】そして、圧縮機32が運転されると第一の
冷却器30に凝縮器33で凝縮した冷媒が減圧された後
供給されて蒸発し、第一の冷却器30が冷却作用を発揮
する。以下これを前述同様第一の冷却器30の冷却ON
とする。また、圧縮機32が停止すれば第一の冷却器3
0への冷媒供給は停止し、第一の冷却器30の冷却OF
Fとなる。
【0029】他方、圧縮機52が運転されると第二の冷
却器31に凝縮器53で凝縮した冷媒が減圧された後供
給されて蒸発し、第二の冷却器31が冷却作用を発揮す
る。以下これを第二の冷却器31の冷却ONとする。ま
た、圧縮機52が停止すれば第二の冷却器31への冷媒
供給は停止し、第二の冷却器31の冷却OFFとなる。
尚、各圧縮機32、52の運転は制御装置48により制
御される。
【0030】以上の構成で次ぎに図4を参照しながら制
御装置48の制御動作を説明する。尚、冷却装置11の
冷媒回路は前記図2或いは図3の何れでも良く、以下の
説明では前記冷却ON、冷却OFFにて各冷却器30、
31への電磁弁36、39による冷媒供給・停止、或い
は、各冷却器30、31に冷媒を供給する圧縮機32、
52の運転・停止を示すものとする。
【0031】先ず、制御装置48は冷気の上流側に位置
する第一の冷却器30を連続的に冷却ONする。一方、
下流側の第二の冷却器31に関しては制御センサー45
の測定する温度に基づき、例えば−4℃などの上限値に
達したら第二の冷却器31を冷却ONとし、−6℃など
の下限値に達したら第二の冷却器31を冷却OFFす
る。この場合の冷却能力は図4の下に示す如きとなる。
【0032】このように制御することにより、冷却ON
・OFFされる第二の冷却器31への着霜量を削減しつ
つ、第一の冷却器30に常時冷却能力を発揮させ、第二
の冷却器31を冷却OFFした際の急激な温度上昇を抑
制することができるようになる。これにより、図4に示
す如く貯蔵室19の温度変動を抑制し、貯蔵室19を平
均−5℃程の安定した温度に冷却維持することができる
ようになる。
【0033】また、常時第一の冷却器30を冷却ONし
ているので、圧縮機32、52の起動電流の削減し、省
エネルギーに寄与することもできるようになる。尚、各
冷却器30、31の冷却能力は上記の如く貯蔵室19の
温度を維持できる値に設定して置くものとする。
【0034】次ぎに、制御装置48のもう一つの制御動
作を図5を参照しながら説明する。この場合、制御装置
48には二つの上限値と、二つの下限値が設定されてお
り、低い方の第一の上限値としては例えば−3℃が、高
い方の第二の上限値としては例えば−1℃が設定され、
高い方の第一の下限値としては例えば−4℃が、低い方
の第二の下限値としては例えば−7℃がそれぞれ設定さ
れている。
【0035】そして、制御装置48は制御センサー45
の測定する温度に基づき、第一の下限値である−4℃に
達したら下流側の第二の冷却器31を冷却OFFとし、
更に降下して第二の下限値である−7℃に達したら上流
側の第一の冷却器30も冷却OFFする。また、温度が
上昇して第一の上限値である−3℃に達したら第一の冷
却器30を冷却ONとし、更に上昇して第二の上限値で
ある−1℃に達したら第二の冷却器31も冷却ONす
る。この場合の冷却能力は図5の下に示す如きとなる。
【0036】このように制御することにより、前述の如
く両冷却器30、31の冷却能力が同等である場合に、
着霜し易い上流側の第一の冷却器30への着霜量を削減
しつつ、緩やかな冷却ON・OFFのサイクルを実現す
ることができる。例えば冷却器として所謂ハイカラーフ
ィンを用いた場合の如くフィンピッチが変更し難いもの
では極めて有効となる。これにより、図5に示す如く貯
蔵室19の温度変動を抑制し、貯蔵室19を安定した温
度に冷却維持することができるようになる。
【0037】ここで、両冷却器30、31の冷却能力が
異なる場合、例えば第一の冷却器30のフィンピッチよ
り第二の冷却器31のフィンピッチが小さく、冷却能力
が第一の冷却器30より第二の冷却器31の方が大きく
なる場合には以下の如き制御を行う。尚、この場合の上
限値及び下限値は前述同様二つずつ設定されているもの
とする。
【0038】即ち、係る場合には制御装置48は制御セ
ンサー45の測定する温度に基づき、第一の下限値であ
る−4℃に達したら上流側の第一の冷却器30を冷却O
FFとし、更に降下して第二の下限値である−7℃に達
したら下流側の第二の冷却器31も冷却OFFする。ま
た、温度が上昇して第一の上限値である−3℃に達した
ら第二の冷却器31を冷却ONとし、更に上昇して第二
の上限値である−1℃に達したら第一の冷却器30も冷
却ONする。この場合の冷却能力は図5の下の破線の如
くなる。
【0039】このように制御することにより、上流側に
ある第一の冷却器30に着霜を集中させつつ、冷却能力
の大成る第二の冷却器31を有効に活用し、緩やかな冷
却ON・OFFのサイクルを実現して、同様に貯蔵室1
9の温度変動を抑制し、貯蔵室19を安定した温度に冷
却維持することができるようになる。
【0040】次に、外気温度による制御装置48の制御
動作を説明する。この場合も前述同様、第一の温度検出
器としての制御センサー45が設けられているが、外気
の温度を検出する第二の温度検出器としての外気温度セ
ンサー46がオープンショーケースの外(この場合断熱
壁12の上)に設けられている。他の構造は前述同様で
あるものとする。
【0041】この場合、制御装置48は、外気温度セン
サー46が検出する外気温度が例えば+15℃などの所
定の値より高い状態では、制御センサー45の測定温度
が、前記−4℃の上限値に達すると、第一の冷却器30
と第二の冷却器31の双方を冷却ONする。そして、前
記−6℃の下限値に達した場合は両冷却器30、31を
冷却OFFする。
【0042】一方、外気温度センサー46が検出する外
気温度が+15℃以下の状態では、第一の冷却器30或
いは第二の冷却器31の何れか一方(以下の説明では第
一の冷却器30とする)を強制的に冷却OFFとし、制
御センサー45の測定温度が、前記−4℃の上限値に達
すると、第二の冷却器31のみを冷却ONする。そし
て、前記−6℃の下限値に達した場合は冷却器31を冷
却OFFする。
【0043】このように制御することにより、外気負荷
が小さくなった場合には、冷却能力を低下させて冷却O
N・OFF時の急激な温度変動を抑制することができ
る。これにより、係る状況下における貯蔵室19の温度
変動を抑制し、貯蔵室19を安定した温度に冷却維持す
ることができるようになる。また、外気負荷が小さくな
った場合には消費電力も削減されるので、省エネルギー
にも寄与することができるようになる。
【0044】尚、上記各実施例では制御センサー45を
内層吐出口23近傍のダクト16内に設けたが、それに
限らず、貯蔵室19上部に設けて貯蔵室19内の冷却空
気温度を測定させても良く、内層吸込口25近傍のダク
ト16内に設けて帰還冷気の温度を測定させても良い。
【0045】また、実施例ではオープンショーケースに
本発明を適用したが、それに限らず、クローズドタイプ
の低温ショーケースや家庭用冷蔵庫などに適用しても有
効である。
【0046】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、被冷却空間に循環される冷気流中に設けられた第一
及び第二の冷却器と、被冷却空間、若しくは、循環冷気
の温度を検出する温度検出器と、この温度検出器が検出
する温度に基づいて両冷却器への冷媒供給、若しくは、
両冷却器に冷媒を供給する圧縮機の運転を制御する制御
装置を備えた冷却装置において、この制御装置は、一方
の冷却器に連続的に冷媒を供給し、或いは、この冷却器
に冷媒を供給する圧縮機を連続的に運転すると共に、温
度検出器が検出する温度が予め設定された上限値に達し
た場合には、他方の冷却器への冷媒供給を開始し、或い
は、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を起動し、温度
検出器が検出する温度が予め設定された下限値に達した
場合には、他方の冷却器への冷媒供給を停止し、或い
は、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を停止する構成
としたので、他方の冷却器への着霜量を削減しつつ、一
方の冷却器に常時冷却能力を発揮させ、他方の冷却器へ
の冷媒供給を停止し、或いは、この冷却器に冷媒を供給
する圧縮機を停止した際の急激な温度上昇を抑制するこ
とができる。これにより、被冷却空間の温度変動を抑制
し、被冷却空間を安定した温度に冷却維持することがで
きるようになる。
【0047】また、常時一方の冷却器に冷媒を供給し、
或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を常時運転
するので、起動電流を削減し、省エネルギーに寄与する
こともできるようになるものである。
【0048】請求項2の発明によれば、被冷却空間に循
環される冷気の上流側に設けられた第一の冷却器と、こ
の第一の冷却器の下流側に設けられた第二の冷却器と、
被冷却空間、若しくは、循環冷気の温度を検出する温度
検出器と、この温度検出器が検出する温度に基づいて両
冷却器への冷媒供給、若しくは、両冷却器に冷媒を供給
する圧縮機の運転を制御する制御装置を備えた冷却装置
において、この制御装置は、温度検出器が検出する温度
が予め設定された第一の上限値に達した場合、第一の冷
却器への冷媒供給を開始し、或いは、この冷却器に冷媒
を供給する圧縮機を起動し、温度検出器が検出する温度
が予め設定された第一の上限値よりも高い第二の上限値
に達した場合には、第二の冷却器への冷媒供給を開始
し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を起動
すると共に、温度検出器が検出する温度が予め設定され
た第一の下限値に達した場合、第二の冷却器への冷媒供
給を停止し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮
機を停止し、温度検出器が検出する温度が予め設定され
た第一の下限値よりも低い第二の下限値に達した場合に
は、第一の冷却器への冷媒供給を停止し、或いは、この
冷却器に冷媒を供給する圧縮機を停止する構成としたの
で、特に両冷却器の冷却能力が同等である場合に、着霜
し易い第一の冷却器の着霜量を削減しつつ、緩やかな冷
媒供給・停止、或いは、圧縮機の起動・停止のサイクル
を実現することができる。これにより、被冷却空間の温
度変動を抑制し、被冷却空間を安定した温度に冷却維持
することができるようになる。
【0049】請求項3の発明によれば、被冷却空間に循
環される冷気の上流側に設けられた冷却能力の比較的小
さい第一の冷却器と、この第一の冷却器の下流側に設け
られた冷却能力の比較的大なる第二の冷却器と、被冷却
空間、若しくは、循環冷気の温度を検出する温度検出器
と、この温度検出器が検出する温度に基づいて両冷却器
への冷媒供給、若しくは、両冷却器に冷媒を供給する圧
縮機の運転を制御する制御装置を備えた冷却装置におい
て、この制御装置は、温度検出器が検出する温度が予め
設定された第一の上限値に達した場合、第二の冷却器へ
の冷媒供給を開始し、或いは、この冷却器に冷媒を供給
する圧縮機を起動し、温度検出器が検出する温度が予め
設定された第一の上限値よりも高い第二の上限値に達し
た場合には、第一の冷却器への冷媒供給を開始し、或い
は、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を起動すると共
に、温度検出器が検出する温度が予め設定された第一の
下限値に達した場合、第一の冷却器への冷媒供給を停止
し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を停止
し、温度検出器が検出する温度が予め設定された第一の
下限値よりも低い第二の下限値に達した場合には、第二
の冷却器への冷媒供給を停止し、或いは、この冷却器に
冷媒を供給する圧縮機を停止する構成としたので、上流
側にある第一の冷却器に着霜を集中させつつ、冷却能力
の大成る第二の冷却器を有効に活用し、緩やかな冷媒供
給・停止、或いは、圧縮機の起動・停止のサイクルを実
現して、被冷却空間の温度変動を抑制し、被冷却空間を
安定した温度に冷却維持することができるようになる。
【0050】請求項4の発明によれば、被冷却空間に循
環される冷気流中に設けられた第一及び第二の冷却器
と、被冷却空間、若しくは、循環冷気の温度を検出する
第一の温度検出器と、外気温度を検出する第二の温度検
出器と、これら温度検出器が検出する温度に基づいて両
冷却器への冷媒供給、若しくは、両冷却器に冷媒を供給
する圧縮機の運転を制御する制御装置を備えた冷却装置
において、この制御装置は、第二の温度検出器が検出す
る外気温度が所定の値より高い状態において、第一の温
度検出器が検出する温度が予め設定された上限値に達し
た場合、両冷却器への冷媒供給を開始し、或いは、これ
らの冷却器に冷媒を供給する圧縮機を起動し、第一の温
度検出器が検出する温度が予め設定された下限値に達し
た場合は、両冷却器への冷媒供給を停止し、或いは、こ
の冷却器に冷媒を供給する圧縮機を停止すると共に、第
二の温度検出器が検出する外気温度が前記所定の値以下
の状態では、第一の温度検出器が検出する温度に係わら
ず、一方の冷却器への冷媒供給を強制的に停止し、或い
は、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を強制的に停止
する構成としたので、外気負荷が小さくなった場合に
は、冷却能力を低下させて冷媒供給・停止、或いは、圧
縮機の起動・停止時の急激な温度変動を抑制することが
できる。これにより、係る状況下における被冷却空間の
温度変動を抑制し、被冷却空間を安定した温度に冷却維
持することができるようになる。
【0051】また、外気負荷が小さくなった場合には消
費電力も削減されるので、省エネルギーにも寄与するこ
とができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したオープンショーケースの縦断
側面図である。
【図2】本発明の冷却装置の冷媒回路図である。
【図3】本発明の冷却装置のもう一つの冷媒回路図であ
る。
【図4】本発明の冷却装置のサーモサイクルを示す図で
ある。
【図5】本発明のもう一つの冷却装置のサーモサイクル
を示す図である。
【図6】従来の冷却装置のサーモサイクルを示す図であ
る。
【符号の説明】
10 オープンショーケース 11 冷却装置 12 断熱壁 16 内層ダクト 17 外層ダクト 19 貯蔵室 27 送風機 28 送風機 30 第一の冷却器 31 第二の冷却器 32 圧縮機 33 凝縮器 35 第一分岐管 36 第一電磁弁 39 第二電磁弁 44 第二分岐管 45 制御センサー 46 外気温度センサー 48 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被冷却空間に循環される冷気流中に設け
    られた第一及び第二の冷却器と、前記被冷却空間、若し
    くは、循環冷気の温度を検出する温度検出器と、この温
    度検出器が検出する温度に基づいて前記両冷却器への冷
    媒供給、若しくは、両冷却器に冷媒を供給する圧縮機の
    運転を制御する制御装置を備えた冷却装置において、 この制御装置は、一方の前記冷却器に連続的に冷媒を供
    給し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を連
    続的に運転すると共に、前記温度検出器が検出する温度
    が予め設定された上限値に達した場合には、他方の前記
    冷却器への冷媒供給を開始し、或いは、この冷却器に冷
    媒を供給する圧縮機を起動し、前記温度検出器が検出す
    る温度が予め設定された下限値に達した場合には、前記
    他方の冷却器への冷媒供給を停止し、或いは、この冷却
    器に冷媒を供給する圧縮機を停止することを特徴とする
    冷却装置。
  2. 【請求項2】 被冷却空間に循環される冷気の上流側に
    設けられた第一の冷却器と、この第一の冷却器の下流側
    に設けられた第二の冷却器と、前記被冷却空間、若しく
    は、循環冷気の温度を検出する温度検出器と、この温度
    検出器が検出する温度に基づいて前記両冷却器への冷媒
    供給、若しくは、両冷却器に冷媒を供給する圧縮機の運
    転を制御する制御装置を備えた冷却装置において、 この制御装置は、前記温度検出器が検出する温度が予め
    設定された第一の上限値に達した場合、前記第一の冷却
    器への冷媒供給を開始し、或いは、この冷却器に冷媒を
    供給する圧縮機を起動し、前記温度検出器が検出する温
    度が予め設定された前記第一の上限値よりも高い第二の
    上限値に達した場合には、前記第二の冷却器への冷媒供
    給を開始し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮
    機を起動すると共に、前記温度検出器が検出する温度が
    予め設定された第一の下限値に達した場合、前記第二の
    冷却器への冷媒供給を停止し、或いは、この冷却器に冷
    媒を供給する圧縮機を停止し、前記温度検出器が検出す
    る温度が予め設定された前記第一の下限値よりも低い第
    二の下限値に達した場合には、前記第一の冷却器への冷
    媒供給を停止し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する
    圧縮機を停止することを特徴とする冷却装置。
  3. 【請求項3】 被冷却空間に循環される冷気の上流側に
    設けられた冷却能力の比較的小さい第一の冷却器と、こ
    の第一の冷却器の下流側に設けられた冷却能力の比較的
    大なる第二の冷却器と、前記被冷却空間、若しくは、循
    環冷気の温度を検出する温度検出器と、この温度検出器
    が検出する温度に基づいて前記両冷却器への冷媒供給、
    若しくは、両冷却器に冷媒を供給する圧縮機の運転を制
    御する制御装置を備えた冷却装置において、 この制御装置は、前記温度検出器が検出する温度が予め
    設定された第一の上限値に達した場合、前記第二の冷却
    器への冷媒供給を開始し、或いは、この冷却器に冷媒を
    供給する圧縮機を起動し、前記温度検出器が検出する温
    度が予め設定された前記第一の上限値よりも高い第二の
    上限値に達した場合には、前記第一の冷却器への冷媒供
    給を開始し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮
    機を起動すると共に、前記温度検出器が検出する温度が
    予め設定された第一の下限値に達した場合、前記第一の
    冷却器への冷媒供給を停止し、或いは、この冷却器に冷
    媒を供給する圧縮機を停止し、前記温度検出器が検出す
    る温度が予め設定された前記第一の下限値よりも低い第
    二の下限値に達した場合には、前記第二の冷却器への冷
    媒供給を停止し、或いは、この冷却器に冷媒を供給する
    圧縮機を停止することを特徴とする冷却装置。
  4. 【請求項4】 被冷却空間に循環される冷気流中に設け
    られた第一及び第二の冷却器と、前記被冷却空間、若し
    くは、循環冷気の温度を検出する第一の温度検出器と、
    外気温度を検出する第二の温度検出器と、これら温度検
    出器が検出する温度に基づいて前記両冷却器への冷媒供
    給、若しくは、両冷却器に冷媒を供給する圧縮機の運転
    を制御する制御装置を備えた冷却装置において、 この制御装置は、前記第二の温度検出器が検出する外気
    温度が所定の値より高い状態において、前記第一の温度
    検出器が検出する温度が予め設定された上限値に達した
    場合、前記両冷却器への冷媒供給を開始し、或いは、こ
    れらの冷却器に冷媒を供給する圧縮機を起動し、前記第
    一の温度検出器が検出する温度が予め設定された下限値
    に達した場合は、前記両冷却器への冷媒供給を停止し、
    或いは、この冷却器に冷媒を供給する圧縮機を停止する
    と共に、前記第二の温度検出器が検出する外気温度が前
    記所定の値以下の状態では、前記第一の温度検出器が検
    出する温度に係わらず、一方の前記冷却器への冷媒供給
    を強制的に停止し、或いは、この冷却器に冷媒を供給す
    る圧縮機を強制的に停止することを特徴とする冷却装
    置。
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