JPS6253637B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6253637B2
JPS6253637B2 JP60062989A JP6298985A JPS6253637B2 JP S6253637 B2 JPS6253637 B2 JP S6253637B2 JP 60062989 A JP60062989 A JP 60062989A JP 6298985 A JP6298985 A JP 6298985A JP S6253637 B2 JPS6253637 B2 JP S6253637B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dyed
yellow
dyeing
safflower
red
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP60062989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61225384A (ja
Inventor
Kazuo Abe
Takeshi Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamagata Prefecture
Original Assignee
Yamagata Prefecture
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamagata Prefecture filed Critical Yamagata Prefecture
Priority to JP60062989A priority Critical patent/JPS61225384A/ja
Publication of JPS61225384A publication Critical patent/JPS61225384A/ja
Publication of JPS6253637B2 publication Critical patent/JPS6253637B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は絹を紅花より抽出した紅色染液で染色
し、それを部分脱色することによつて紅花が本来
有している紅色と黄色の二色を発色させる紅花に
よる絹の染色方法に関するものである。 (従来の技術) 従来絹を紅花で染色する場合、紅花の中には紅
色素(カルタミン+サフロールイエロー)と、黄
色素(サフロールイエロー)の二成分を含んでい
るため、鮮やかな紅色に染色するには黄色の色素
を除去した染液で染色する必要がある。 従つて一般の紅花染めでは、紅色と黄色を別々
に染色するか、紅色と黄色の色素配分バランスを
変化させて染色するのが通例である。 (発明が解決しようとする問題点) そのため、一回の染色に約2時間も要し、しか
も濃色を得るためには4〜5回の重ね染を必要と
するなどの欠点があつた。 また、染料は植物性であるため、染色した色の
竪ろう度が弱いといつた欠点もある。 本発明は上記従来の欠点に鑑み、一回の染色に
よつて短時間で濃色染色ができ、且つ本来紅花が
含有する紅色と黄色の色素を二色とも発色させる
ことができる紅花による絹の染色方法を提供する
ことを目的としたものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明はあらかじめ絹にカチオン基を導入して
おくことにより、紅花色素の紅色と黄色を同時に
染着させることができるもので、染着したものを
還元性の漂自剤、例えばハイドロサルフアイトを
適量添加し、脱色処理をすると、最初紅色が消失
し、次いで黄色が消失する。 この現象を応用すると、部分的な脱色処理、す
なわち脱色の際に黄色が現出した時点で脱色を停
止することによつて、紅色と黄色の二色の染着効
果を得ることが可能となる。 したがつて、従来は一つの柄に紅色と黄色を染
色する場合には各色毎に別々に染色していたが、
本発明方法では、絹にあらかじめカチオン基を導
入することによつてその必要がなくなり、一回の
染色によつて紅色と黄色の二色に染色することが
できるものである。 すなわち、本発明によつて従来の紅花染色方法
を改良した点は、あらかじめカチオン基を絹に導
入することによつて、短時間で濃色染色が可能と
なり、染色後紅色の脱色処理を部分的に施こすこ
とによつて、紅色と黄色の二色の染着効果を得る
ことができることを特徴とする紅花による絹の染
色方法である。 本発明において、絹の蛋白分子にカチオン基を
導入する薬品としては、以下に挙げるものが効果
的である。 すなわち、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、グリシジ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、3−クロ
ロ−2−ヒドロキシプロピルジメチルドデシルア
ンモニウムクロライド、3−クロロ−2−ヒドロ
キシプロピル−2−ヒドロキシエチルジメチルア
ンモニウムクロライド等があり、中でも3−クロ
ロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニ
ウムクロライドが最も効果的である。 これらの薬品により、絹繊維にカチオン基を導
入したものを被染体とし、これを紅花よりアルカ
リ抽出した紅色によつて染色することにより、従
来の紅花染法では不可能であつた紅花の紅色と黄
色の染め分けを一回の染色と脱色の組み合わせに
よつて得ることができる。 例えば、カチオン基を導入しない絹繊維に対し
ては、従来染法に同一処方の脱色処理を組み合わ
せても、染着した紅色の退色を起すのみで、何等
の変化も見られない。 本発明のごとく、絹に事前にカチオン基導入の
前処理をすることによつて、紅色として染着した
ものが還元漂白処理で紅色色素が分解消失し、そ
のあとに黄色が現出してくる。すなわち絹を紅色
と黄色の色素で別々に染色し、これを適量のハイ
ドロサルフアイトにより同一条件で両者を漂白処
理すると、黄色色素よりも紅色色素中のカルタミ
ン成分が早く消失する。これは黄色色素が還元漂
白に対して竪ろうであるためであり、この原理を
応用すれば紅花からアルカリで抽出した紅色で染
色したものは、これを部分的に還元漂白すること
により一柄に紅色と黄色の二色を現出させること
が可能となる。 即ち絹の蛋白分子に導入されたカチオン基の存
在は、アニオン系と思われる紅花の二つの色素の
吸着座席となるため、未処理の蛋白繊維に対する
染着機構とは違つた染着挙動を示すものと考えら
れる。 この結果、以下の実施例のように一回の染色で
一柄の中に紅色と黄色の二色を表現させることが
できる。 例えば、絞り柄の中に紅花の二色、すなわち紅
色と黄色の発色を作意的に容易に表現できる。 次に本発明方法の実施例を述べるが、本発明は
これに限定されるものではない。 実施例 1 絹繊維100%の織物を、3−クロロ−2−ヒド
ロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライ
ド5%溶液、NaOH12g/、浴比1:20、温度
80℃、60分にて処理し、水洗後、酢酸1ml/、
常温で10分間浸漬し、湯洗いの後水洗いした。 この場合、若干の黄変を除去するためにハイド
ロサルフアイト1g/、80℃、10分程度にて処
理し、十分湯洗い水洗して乾燥後これを被染体と
した。 この被染体1を、第1図に示すように布を絞り
染めする前に糸2aで根巻きし、円形の部分括り
部1a−1を形成した。 次に紅花液を調整した。 日本薬局方、紅花30gを流水に浸し、黄水が出
なくなるまで洗い、次に水を切り、ソーダ灰溶液
900ml(ソーダ灰2.4g/900ml)で30分間色素を
抽出した。 上記抽出した液に、クエン酸3gを加えて酸性
にし、この中に被染体1の部分括りをした部分1
a−1を入れ、該部分1a−1を染液で30℃から
50℃まで5分で昇温染色し、水洗いした。 乾燥後、染色部分1a−2を糸2bで第2図の
ように巻絞り処理を行つた。 つぎに、余分な染色部分の脱色と黄色を現出さ
せるため、前記染色部分1a−2をハイドロサル
フアイト2g/、90℃で15分間処理し、水洗、
脱水した。 次に、布全体1を染色するために、藍染液を調
整した。 インド藍10g、ハイドロサルフアイト5g、
NaOH2.5gを溶解し、2とし、20〜30℃の染
液に絞つた布全体1を2分間浸した後、空気酸化
した。 これを3回繰り返し、最後に酢酸溶液(20ml/
)に5分間浸し、中和した後、ソーピング、水
洗いした。 この布1を乾燥した後、前記染色部分1a−2
の糸2a,2bを抜糸をすると、第3図に示すよ
うに、絞り部分1aの柄の中に紅色色素3と黄色
色素4が点在し、更に藍染めによつて黄色色素4
と藍の混色により緑色の部分5と藍色の部分6の
合計で4色の色柄が得られた。 実施例 2 絹繊維100%の織物を3−クロロ−2−ヒドロ
キシプロピルトリメチルアンモニウムクロライド
5%溶液、NaOH12g/、浴比1:20、80℃、
60分にて処理し、水洗後、酢酸1ml/、常温で
10分浸漬し、湯洗いの後水洗いした。 この場合、若干の黄変を除去するために、ハイ
ドロサルフアイト1g/、80℃、10分程度処理
し、十分湯洗い水洗して乾燥後、これを被染体と
した。 <染液の調整> 日本薬局方、紅花30gを流水に浸し、黄水が出
なくなるまで洗い、次に水を切り、ソーダ灰溶液
900ml(ソーダ灰2.4g/900ml)で30分間色素を
抽出した。抽出した液にクエン酸3gを加え、酸
性にした。 この染液を用いて、(1)絹繊維100%の織物と、
(2)本発明方法による上記処理を行つた被染体の両
者を各々同一染液で染色した。 すなわち、(1)の試料を従来法として一般的に行
なわれている染浴比1:120、常温で30分、5分
で50℃まで昇温し、更に30分染色した後、取り出
して酢酸処理(0.5ml/)を常温で20分間行
い、水洗する方法を2〜4回繰り返し、重ね染め
を施した。 次に、(2)の試料を用いて、浴比1:120、常温
から染色し、10分で50℃まで昇温・水洗し染色を
完了した。 これら(1)及び(2)両者の染色結果を、スガ試験機
株式会社製のSMカラーコンピユーターSM3−
SCH型を用いてJIS Z 8729 Lab表色系により
測定し、染着物の明度としてLの値を用いて第1
表にした。
【表】 この染色結果から、従来法と本発明法とを比較
すると、本発明法は従来法よりも短時間にしかも
濃色に染着した。 従つて濃色を得るための重ね染めは必要なく、
一回の染色で従来法の少なくとも4回重ね染め以
上の染色結果が得られた。 実施例 3 絹繊維100%の織物を3−クロロ−2−ヒドロ
キシプロピルトリメチルアンモニウムクロライド
5%溶液、NaOH12g/、浴比1:20、80℃、
60分にて処理し、水洗後、酢酸1ml/、常温で
10分浸漬し、湯洗いの後水洗いした。 この場合若干の黄変を除去するために、ハイド
ロサルフアイト1g/、80℃、10分処理し、十
分湯洗い水洗して乾燥後これを被染体とした。 <染液の調整> 日本薬局方、紅花50gを流水で軽く水洗いした
後、2の水につけ、3時間後に浸出した黄色色
素(サフロールイエロー)を採つた。 この液を黄色染色液として用いるため、クエ
ン酸5%O.W.F.を加えて染液として採取し
た。 次に紅花全体を流水の中に入れて24時間放置
した後水を切り、ソーダ灰溶液900ml(ソーダ
灰4g/1.5)で30分間色素の抽出を行つ
た。 この抽出液にクエン酸5gを加えて中和し、
紅色の染液とした。 次に純粋の赤色色素(カルタミン)を抽出す
るため、紅色染液830mlに綿のガーゼを浸して
赤色色素のみを吸着させ、水洗後、ソーダ灰
(4g/1.5)溶液830mlを用いて30分間浸漬
し、赤色色素の抽出を行つた。この液にクエン
酸4gを加えて中和し、染液とした。 <染色条件> 〜の各々の染液を用いて、次の条件で染色
した。 (1) 前処理した被染体を、上記〜で作成した
染液を用い、浴比1:120、常温で3分浸漬し
た後5分で50℃まで昇温し、取り出して水洗し
た。 (2) 絹繊維100%の布を〜の染液で各々浴比
1:120、常温で60分染色し、50℃まで10分で
昇温し、50℃で60分染色後、酢酸(0.5ml/
)液1の中に入れ、常温で40分処理し水洗
した。 <還元脱色処理> 染色物の脱色条件として、上記(1)(2)の染色布を
各々ハイドロサルフアイト(1g/)、1で
80℃、15秒処理した。 以上の染色結果をマンセル値で表示するため、
JIS Z 8721に基づき、スガ試験機株式会社製
SMカラーコンピユーターSM3−SCH型を用いて
X,Y,Z値を測定し、その値からマンセル値を
計算すると第2表のようになる。
【表】 第2表より、本発明方法で染色した紅色の染色
布は、赤色のカルタミンと紅花に残留している黄
色のサフロールイエローの混合色素の染液で染色
されており、ハイドロサルフアイトで処理するこ
とによつて赤色色素のカルタミンが消失し、黄色
色素のサフロールイエローが現出したことがみと
められる。 何故ならば、本発明方法により赤色色素のみで
染色後還元脱色したものは、赤色色素が分解消失
しており、マンセル値が明度8.67、彩度1.06と殆
ど白色になつているのに対して、黄色色素のみで
染色したものは脱色後も退色が少なく、黄色色素
が残つていることがわかり、このことから、本発
明によつて紅色染色後にハイドロサルフアイト処
理で黄色が現出したのは、赤色色素が消失して黄
色色素が残つているためと考えられ、そのマンセ
ル値も従来法の黄色色素による染色布のマンセル
値とほゞ一致している。 しかし、従来の方法で染色した赤色、黄色、紅
色は、ハイドロサルフアイト処理しても退色する
のみで、何ら変化は見られなかつた。 第5図は、紅花から取り出した赤色と黄色の色
素による絹の従来染法染色物の基本反射率曲線で
あり、7は赤色色素(カルタミン)、8は黄色色
素(サフロールイエロー)による夫々の反射率曲
線である。 第6図は、本発明による被染体に対して紅色を
染色した場合の反射率曲線9と、それを還元脱色
した場合の黄色色素の現出が見られる反射率曲線
10の例である。 また第7図は、従来法の紅色染色物の紅花染着
曲線11と、紅色染色物に対して還元脱色処理を
行つた場合の反射率曲線12であるが、第6図と
比べると脱色のみでほとんど変化が見られない。 従つて第6図からも明らかなように、本発明法
による効果が極めて顕著であることがわかる。 第6図の黄色の反射率曲線10と、第5図の黄
色色素の反射率曲線8がほとんど類似しているこ
とから、サフロールイエローの現出していること
がみとめられる。 従つて本発明方法を応用することにより、実施
例1の絞り染めのように、紅花の有する紅及び黄
色色素の二色を一柄の中に一回の染色と脱色処理
によつて表現することが可能となつた。 次に実施例4でその応用例を示す。 実施例 4 絹繊維100%の織物を前処理として3−クロロ
−2−ヒドロキシプロピルジメチルドデシルアン
モニウムクロライド10%溶液を、5%NaOにてPH
11に調整し、浴比1:20、80℃、60分処理し、水
洗後、酢酸1ml/、常温で10分浸漬し、湯洗い
の後水洗いする。この場合若干の黄変を除去する
ために、ハイドロサルフアイト1g/、80℃、
10分程度処理し、十分湯洗い水洗乾燥してこれを
被染体とした。 <紅花染液の調整> 日本薬局方、紅花50gを流水で軽く水洗い後、
更に流水中に紅花を24時間入れ黄色色素を流出さ
せた後水を切り、ソーダ灰溶液900ml(ソーダ灰
4g/1.5)で30分間赤色色素の抽出を行い、
抽出液にクエン酸5gを加え、中和したものを染
液とした。 <染 色> 前処理した被染体を、浴比1:150、常温で3
分浸漬後5分で50℃まで昇温し、取り出して水洗
乾燥した。 <抜染糊の調整> 次に捺染用型紙を用いて抜染処理するため、次
の処方で糊を調整した。 (1) Meyhall社製Meypro Gum CR neu3.6g
と、ハイドロサルフアイト5gに水91.4gを入
れ、抜染糊とした。 (2) Meyhall社製Meypro Gum CR neu3.6g
と、ロンガリツト20gに水76.4gを入れ、抜染
糊とした。 <抜染処理> 上記(1)(2)の各々の抜染糊で型紙を用いて被染体
を処理した後、風乾1時間後、当て布を柄模様部
分に当て、スチームアイロンで140℃、30秒加熱
したあと水洗乾燥した。 この結果、第4図のように、抜染糊で処理した
部分の柄模様部分は鮮やかな黄色色素4が残り、
抜染糊にあずからない部分の紅色3と抜染部分の
黄色4の二色の発色による柄模様が得られた。 特に(2)のロンガリツト抜染糊を使用した方は、
比較的鮮明な抜染効果が得られた。 また参考として、この抜染糊を従来染法により
紅花で染色した絹繊維100%のものに対して上記
(1)(2)処方と同様の抜染処理を試みたが、紅色を抜
染した部分は紅色の退色のみにすぎず、鮮やかな
黄色は現出しなかつた。 (発明の効果) 以上述べたように、本発明によれば絹繊維にあ
らかじめカチオン基を導入することによつて、短
時間に濃色染色が可能であり、染色後紅色の脱色
を部分的に施すことによつて紅色と黄色の二色を
同時に発色させることのでき、実用的にもきわめ
て有用な方法である。 従つて、この方法を活かすことによつて織物、
特に絹織物における紅花染、紅花と草木染の併用
による着尺、ネクタイ、マフラー、小物入れ等に
二色発色作用や濃色化を利用すれば、他に類例の
ない商品造りができるといつた顕著な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は被染体を糸で括り、紅花染色を施こす
図、第2図は染色した後脱色処理を行う前の巻絞
り処理を行つた図、第3図は実施例1による絞り
柄を示す図、第4図は実施例4による柄模様を示
す図、第5図は従来染法による紅花染色布の基本
反射率曲線、第6図は本発明法による紅花染色布
の反射率曲線、第7図は従来法による紅花染色布
の反射率曲線を示す図である。 1……被染体、1a−1……部分括り部分、1
a−2……紅花染色部分、2a,2b……糸、3
……紅色、4……黄色、5……緑色、6……藍
色、7……赤色色素(カルタミン)による反射率
曲線、8……黄色色素(サフロールイエロー)に
よる反射率曲線、9……本発明法によ紅花染着曲
線、10……本発明染色物のハイドロサルフアイ
ト処理後の反射率曲線、11……従来法による紅
花染着曲線、12……従来法染色物のハイドロサ
ルフアイト処理後の反射率曲線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 絹を紅花で染色するに際して、あらかじめ絹
    にカチオン基を導入し、しかる後にこれを紅花か
    ら抽出した紅色染液で染色し、染色したものを部
    分的に脱色処理を施こすことにより、絹に紅色と
    黄色の二色を現出させることを特徴とする紅花に
    よる絹の染色方法。
JP60062989A 1985-03-27 1985-03-27 紅花による絹の染色方法 Granted JPS61225384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60062989A JPS61225384A (ja) 1985-03-27 1985-03-27 紅花による絹の染色方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60062989A JPS61225384A (ja) 1985-03-27 1985-03-27 紅花による絹の染色方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61225384A JPS61225384A (ja) 1986-10-07
JPS6253637B2 true JPS6253637B2 (ja) 1987-11-11

Family

ID=13216282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60062989A Granted JPS61225384A (ja) 1985-03-27 1985-03-27 紅花による絹の染色方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61225384A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018003600A1 (ja) * 2016-06-27 2018-01-04 三菱商事ファッション株式会社 藍染め方法及び藍染め製品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61225384A (ja) 1986-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7235110B2 (en) Method for dyeing fabric materials with indigo, other vat dyes, and sulfur dyes
US5019131A (en) Redyeing suppressed bleached fabric
DE10349435A1 (de) Verfahren zur kontinuierlichen Färbung von Geweben aus cellulosischen Fasern und Mischgeweben enthaltend cellulosische Fasern
JPH04281079A (ja) 糸と織物の染色方法
JPS6253637B2 (ja)
WO2006032623A1 (de) Verfahren zur ringfärbung von textilen flächengebilden aus cellulosischen fasern und mischmaterialien enthaltend cellulosische fasern
EP1905888A1 (en) Printing process on textile products made of cotton, other natural cellulosic fibers and mixed thereof, and textile products thus obtained
DE1012583B (de) Verfahren zur Erhoehung der Anfaerbbarkeit von Faeden, Fasern oder Erzeugnissen hieraus aus Polyacrylnitril oder dieses enthaltenden Mischpolymerisaten
JP3265329B2 (ja) 蛋白繊維製品の加工方法
JPH08100374A (ja) セルロース系繊維布帛の退色化加工方法
RU2142031C1 (ru) Способ колорирования по окрашенному фону текстильного материала
JP3692475B2 (ja) 繊維製品の斑染め染色方法
JPH0571083A (ja) 絹織物の新規な絞り染め方法
RU1775522C (ru) Способ получени окислительной вытравки на окрашенном хлопчатобумажном материале
Gahlot et al. Eco-friendly printing of silk fabric with natural dye (Rubia cordifolia) and starch (Mango kernel)
JPH10310987A (ja) 染色方法
SU1157153A1 (ru) Способ колорировани текстильных материалов из триацетатных волокон
JPS6034687A (ja) 染色加工法
JP3223442B2 (ja) 氷を利用した新規な染色方法
JP2006097195A (ja) 浴用タオル布帛の染色方法及び色むらを有する浴用タオルの製造方法
JPS58152059A (ja) セルロ−ス系繊維の不均一捺染法
JPH01111083A (ja) 染色布地の色抜き方法
JPH0369682A (ja) セルロース系繊維構造物の染色方法
JPH0782674A (ja) アセテートとセルロースを含む繊維製品の捺染方法
HU181059B (en) Method for producing figuredly creped cotton fabric