JPH10310987A - 染色方法 - Google Patents

染色方法

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JPH10310987A
JPH10310987A JP9112423A JP11242397A JPH10310987A JP H10310987 A JPH10310987 A JP H10310987A JP 9112423 A JP9112423 A JP 9112423A JP 11242397 A JP11242397 A JP 11242397A JP H10310987 A JPH10310987 A JP H10310987A
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JP
Japan
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dyeing
cloth
dyed
dye
treatment
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JP9112423A
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Seiichiro Takahashi
誠一郎 高橋
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TANAKATADASHI SENRIYOUTEN KK
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TANAKATADASHI SENRIYOUTEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 意図通りの濃淡のぼかし染色や異色のぼかし
染を可能にした染色方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 被染色物を絞り防染し、カチオン化剤1
3でカチオン化処理した後、洗浄し絞り防染を取り去
り、被染色物を汚染しないアニオン染料14,15でぼ
かし染色する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は染色方法に関し、特
に意図通りの濃淡のぼかし染色や異色のぼかし染を可能
にしたものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、被染色物である布の所定部分を絞った状態で、浸染
法または染料液を注ぎかける方法で染色する方法が行わ
れている。
【0003】しかしながら、被染色物である布は、シワ
やヒダが強い状態で染色するため、均一に染まりにくい
という、問題がある。また、無地染めまたはランダムな
多色染めしかできない、という問題がある。また、絞り
染めの染料としては、短時間で染められ、絞り防染内部
へ浸透しにくい染料が要求され、染色時間が長く必要な
染料や、絞り防染内部に浸透しやすい染料は適さない、
という問題がある。
【0004】無水芒硝(硫酸ナトリウム10水塩)やソ
ーダ灰(無水炭酸ナトリウム)等のような助剤が必要で
ある。
【0005】また、ほとんどの染料が加熱して染色する
ので、多くのものが室温染色ができない、という問題が
ある。また、室温染色できた場合でも長時間を要すると
いう問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の染色方法は、被染色物を絞り防染し、カチオ
ン化処理した後、洗浄し絞り防染を取り去り、被染色物
を汚染しない染料で染色することを特徴とする。
【0007】また、上記染色方法において、上記アニオ
ン染料での染色がぼかし染色であることを特徴とする。
さらに、上記染色方法において、染色後、マスキング処
理することを特徴とする。
【0008】本発明の第2の染色方法は、被染色物をカ
チオン化処理し、絞り防染した後、アニオン染色をし、
アニオン染色後の残カチオン化剤を封鎖するためにマス
キング処理し、洗浄して絞りを取り去り、布を広げ染色
することを特徴とする。
【0009】本発明の第3の染色方法は、被染色物を第
1の絞り方で絞り防染し、カチオン化処理した後、洗浄
し第1の絞り防染を取り去り、次に第2の絞り方で絞り
防染し、被染色物を汚染しないアニオン染料で第1回の
染色をし、第1回の染色の残カチオン化剤を封鎖するた
めにマスキング処理し、洗浄して絞りを取り去り、布を
広げ第2回の染色することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0011】本発明の第1の染色方法は、被染色物を絞
り防染し、カチオン化処理した後、洗浄し絞り防染を取
り去り、被染色物を汚染しない染料でぼかし染色するも
のである。すなわち、本発明の第1の染色方法は、被染
色物を絞り防染し、カチオン化処理し、洗浄し、絞り防
染を取り去り、洗浄し、室温で例えば2色(朱色と緑
色)のぼかし染色をし、洗浄するものである。
【0012】上記染色方法において、上記染色後、該染
色に用いた染料の残カチオン化剤を封鎖するためにマス
キング処理するようにしてもよい。
【0013】また、第2の染色方法は、被染色物をカチ
オン化処理し、絞り防染した後、アニオン染色をし、ア
ニオン染色後の残カチオン化剤を封鎖するためにマスキ
ング処理し、洗浄して絞りを取り去り、布を広げ染色す
ることを特徴とするものである。すなわち、本発明の第
2の染色方法は、被染色物をカチオン化処理し、洗浄
し、絞り防染し、室温で朱色の染色をし、洗浄し、マス
キング処理し、洗浄し、絞り防染を取り去る。次いで、
室温で例えば2色(青色と緑色)のぼかし染色をし、洗
浄するものである。なお、ぼかし染めは、布を拡げて染
めるか、もみ込むようにして染める。
【0014】また、第3の染色方法は、被染色物を第1
の絞り方で絞り防染し、カチオン化処理した後、洗浄し
第1の絞り防染を取り去り、次に第2の絞り方で絞り防
染し、被染色物を汚染しないアニオン染料で第1回の染
色をし、第1回の染色の残カチオン化剤を封鎖するため
にマスキング処理し、洗浄して絞りを取り去り、布を広
げ第2回の染色することを特徴とするものである。すな
わち、本発明の第3の染色方法は、被染色物を絞り防染
し、カチオン化処理し、洗浄し、絞り防染を取り去り、
洗浄し、例えば対角線に沿って半分を絞り防染し、室温
染色し半分を第1の染色として例えば朱色に染色し、洗
浄する。次いで、マスキング処理し、洗浄し、絞り防染
を取り去り、室温で例えば2色(青色と緑色)のぼかし
染色をし、洗浄するものである。よって、第3の方法に
よれば、布をもう一度別な形に絞りなおしてある色に染
色し、染色した部分に残っているカチオン基をアニオン
活性剤で封鎖したのち、布を広げ、セルロース系繊維に
親和性のない染料で、浸染で染め重ねれば、先に染めた
部分を汚染することなく自由な色で染色することが可能
となる。
【0015】本発明で絞り染めにおいて絞った状態とす
るには、糸で縫って引き締める方法、紐,ゴム等で縛る
方法、板で挟んで縛るなどの方法を挙げることができ
る。
【0016】本発明におけるカチオン処理とは、カチオ
ン化剤を浸染法で吸収固着させるか、カチオン化剤を粉
霧し、乾燥後、蒸熱固着することで、被染色物である布
に防染部分以外の箇所にカチオン化剤を固定する方法を
いう。布をカチオン化処理した後は、絞りの糸,紐,板
等を取り去り、被染色物である布を広げ、よく洗浄し、
絞り模様の部分以外の部分をカチオン化処理した被染色
物を得る。
【0017】本発明のカチオン化剤とは、アルカリを併
用したセルロースと反応する種類のカチオン化剤が優れ
ている。なお、吸着型のカチオン化剤でも使用できる。
カチオン化処理すると繊維がカチオン性(+)になり、
アニオン(−)染料を引きつけ、確実に染色することと
なる。染料の吸収が良くなり、濃く染めることができる
ので「濃染処理剤」とも称せられている。カチオン化処
理した被染色物は、染料の種類を選ばず、助剤も不要
であり、水でも染められると共に、短時間で染めら
れるという利点がある。
【0018】以下に、カチオン化剤の一例を例示する。
【化1】
【0019】
【化2】
【0020】本発明の被染色物である繊維としては、木
綿,麻,レーヨン等のセルロース系繊維が好ましい。
【0021】本発明の染料としては、従来のアニオン系
の染料が使用できるが、木綿,麻,レーヨン等のセルロ
ース系繊維に親和性のある染料では、濃淡染め分けにな
り、親和性のないものでは、カチオン化してない部分は
白残しになる。また、木綿,麻,レーヨン等のセルロー
ス系繊維に親和性のある染料でも、親和性のない、また
はごく低い染色条件で染色すれば、カチオン化していな
い部分は白残しになる。
【0022】本発明によれば、被染色物である布を広げ
て染色できるため、浸染でぼかし染めが可能となる。ま
た、浸染以外に刷毛染め、筆書き染め、捺染等で多種類
の染色方法に応用することが可能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の効果を示す実施例を説明す
る。
【0024】〔実施例1〕 <第1工程>布の一部をつまんで糸で絞ってツノ状部1
1を有する絞り布12とし(図1(a)参照)、その後
水に浸け、絞り内部に水を含ませ、内部にカチオン化剤
が侵入しないよう前処理する。 <第2工程>次に、該絞り布12を、カチオン化剤
(「株式会社田中直染料店製『KLC−1』(商品
名)」、以下同じ。)13とアルカリ( カセイソーダ)
との混合液(80℃) に30分間浸漬し、カチオン化処
理を行う(図1(b)参照)。 <第3工程>水で洗浄後、絞り糸14を取り去り(図1
(c)参照)、布を広げる。 <第4工程>布を広げたまま、布の一方の半分の部分を
第1の染料液(例えば緑色:「株式会社田中直染料店製
『ハンノールグリーンGF』(商品名)」、以下同
じ。)14に浸け、布の一方の半分の部分(図中下半
分)12−1を染める(図1(d)参照)。 <第5工程>水で洗浄後、残った他方の半分の部分12
−2を第2の染料液(例えば朱色:「株式会社田中直染
料店製『ハンノールスカーレット2GF』(商品名)、
以下同じ。)15に浸け、他方の部分染める(図1
(e)参照)。少しずつ、引き上げながら、染めるとぼ
かし状となる。水で洗浄した後には、図2(b)に示す
ような、緑と朱との二色でその中央分がきれいにぼかし
染色することができた。
【0025】別の態様として、上記第4工程において、
布12を適当にひだ状に束ねて、布の下半分の部分12
−1を染色するようにしてもよい(図2(a)参照)。
【0026】実施例1の方法は、布を拡げて染色するた
め、従来のような絞り防染→染色の方法と同等の模様が
均一に染められ、意図通りのぼかし染色が可能となっ
た。
【0027】〔実施例2〕 <第1工程>布21を糸で絞らない拡げたままでカチオ
ン化剤22でカチオン化処理を行う(図3(a)参
照)。 <第2工程>洗浄後、糸(ゴム)23等で絞りを形成す
る(図3(b)参照)。 <第3工程>水で濡らしてから、絞った状態の布を第1
の染料液(例えば朱色)24に浸け、染色する(図3
(c)参照)。 <第4工程>洗浄後、アニオン系のマスキング剤(「株
式会社田中直染料店製『カチオン封鎖剤N』(商品名)
以下同じ)25でマスキング処理し、残っているカチオ
ン基を封鎖する(図3(d)参照)。 <第5工程>糸23等を取り去り、布を拡げる。絞った
部分は、第1の染料24には染色されずに白く残ってい
る(図4(a)参照)。 <第6工程>次に、布21を広げたまま、布の一方の下
半分の三角部分21−1を第2の染料液(例えば青色:
「株式会社田中直染料店製『ハンノールブルーLB』
(商品名)、以下同じ。))25に浸け、当該三角部分
を染める(図4(b)参照)。 <第7工程>水で洗浄後、残った他方の三角部分を第3
の染料液(例えば緑色)26に浸け、他方の部分染め
る。少しずつ、引き上げながら、染めるとぼかし状とな
る(図3(c)参照)。なお、第2の染料と第3の染料
とはいずれを先にしてもよい。水で洗浄した後には、図
4(d)に示すような、朱をベースにした同心円の内部
に緑と青との二色で両者の堺の部分がきれいにぼかし染
色することができた。
【0028】なお、従来の方法では、絞り防染した部分
を白でなく色にするには、染色(ぼかし)→洗浄→絞り
防染→脱色→洗浄→染色の工程で染めていた。配色によ
っては、脱色の工程を省き、直接色を染め重ねるだけで
よいが、たいていは脱色が必要な為脱色できる染料で染
めておく必要があった。これに対し、第2の実施例で
は、まず全体をカチオン化し、絞り防染後に、染色し、
着色した部分に残っているカチオン基を封鎖するため、
染め重ねた染料は未着色部分にのみ染まり、すでに染ま
っている部分は汚染しないので、色相,濃度に左右され
ずに、好みの色を染め重ねることが可能となった。
【0029】〔実施例3〕第3の実施例は、上述した第
1の実施例と第2の実施例と組み合わせて、さらに多色
のぼかし染色を可能としたものである。 <第1工程>布の一部をつまみ糸で絞ってツノ状部31
を有する絞り布32とした後に水に浸け、絞り内部に水
を含ませ、内部にカチオン化剤が侵入しないようにす
る。次いで、ツノ状部31を有する絞り布32をカチオ
ン化剤33でカチオン化処理を行う(図5(a)参
照)。 <第2工程>洗浄後、糸34を取り去り、布32を拡げ
る(図5(b)参照)。 <第3工程>布32を拡げ対角線の角部をあわせて三角
形に折る(図5(c)参照)。 <第4工程>三角形の図中の破線に沿って、ひだをと
り、布の中央部分で糸34等を用いて強く絞る。また、
破線の図中左側の布部分が染まらないように、ポリエチ
レン等の耐水性の包装材料35等で包む(図5(d)参
照)。 <第5工程>水で濡らしてから、包装材料35で包まれ
ていない部分32−1を第1の染料液(例えば朱色)3
6に浸け、当該部分を染める(図6(a)参照)。 <第6工程>水で洗浄後、マスキング剤37でマスキン
グ処理し、第1の染色において残っているカチオン基を
封鎖する(図6(b)参照)。 <第7工程>糸等の絞り34を取り去り、布32を拡げ
る。三角分32−1は第1の染料の朱に染色され、一方
のカチオン化処理をし、絞ってポリエチレンで包んだ三
角部分(1/2部分)32−2側は、白く残っている
(図6(c)参照)。 <第8工程>次に、第3の工程とは別の角部をあわせて
布32を三角形に折る(図6(d)参照)。 <第9工程>三角形の図中の破線に沿って、ひだをと
り、手で布を絞る。(図6(e)参照)。 <第10工程> 水で濡らしてから、一方の1/4の三角部分32−
2aを第2の染料液(例えば緑色)38に浸け、該部分
を境目をぼかすように徐々に引き上げて染める(図7
(a)参照)。 <第11工程>洗浄し、布を拡げると布の三角部分(1/
2部分)32−2のその半分の部分(1/4部分)32
−2aが第2の染料の緑によって染色されている(図7
(b)参照)。
【0030】ここで、第5工程で染色した布の三角部分
32−1は、すでに第6工程において、マスキング処理
されているので、第2の染料38によって、汚染されな
い。次いで、布32を第8工程と同じ角部をあわせて三
角形におり、同様にして、三角部分32−2の他の半分
部分(1/4部分)32−2bを第3の染料(例えば青
色)39で染める(図7(c)参照)。少しずつ、引き
上げながら、染めるとぼかし状となる(図7(d)参
照)。また、第2の染色後、マスキングはしてないの
で、第3の染料は重ねられるので、第3の染料液39を
用いて、意図的な染め分けができ、さらに、徐々にぼか
しが移った良好なぼかし染色が可能となる。
【0031】本実施例では、第4の工程で布の1/2部
分を糸で強く絞って絞り染めをしているので、境目部分
はシャープに染め分けられ、また、第9工程及び第11
工程では、手で絞ってぼかし染色をおこなっているの
で、ゆるやかなぼかし染め分けが可能となり、一枚の布
で異なったぼかし状態を表現することが可能となる。ま
た、色と色との境目をシャープに表現したい場合には、
糸,ゴムできつく縛ったり又は板等で挟んでぼかし染色
することでシャープな染め分けが可能となり、一方手で
絞った場合には、ゆるやかなぼかし染め分けが可能とな
る。
【0032】本実施例では、染料を三種類用いて行った
が、必要に応じてさらに多くの染料を用いてぼかし染色
をすることができる。例えば、ツノ状部ごとに染料を変
えることで、異なるぼかし染色が可能となる。
【0033】〔比較例1〕 布を絞ってツノ状部01を有する絞り布02とした後
防染し、該防染した絞り布02を水に浸け、絞り内部に
水を含ませ、内部に染料液が浸らないようにする。 次に、絞り布02を、第1の染料液(例えば緑色)
03に浸け、布の一方の半分の部分02−1を染める
(図8(a)参照)。 水で洗浄後、残った他方の半分の部分02−2を第
2の染料液(例えば朱色)04に浸け、他方の部分染め
る(図8(b)参照)。 染色後、布02を引き上げ(図8(c)参照)、絞
りを解く。
【0034】得られた布は、第1の染料の色と第2の染
料の色との堺は、きれいにぼかし状に染め分けることが
できなかった。また、絞ったツノ状の部分の意図的な染
め分けもできない。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、以下の効果を奏する。 被染色物である布を絞った状態又は広げた状態のいず
れでも可能であり、常温でしかも助剤を必要とすること
なく、ムラガなく均一に染色することができる。 絞りを外し、布を広げて染色できるため、均一に染色
することが可能となる。 意図的なぼかし染めや、異色の染料による染め分けが
可能となる。 アニオン系染料であれば、すべて使用できるので、染
料の選択の幅が広がる。 染料を吸収や固着をさせるため、助剤は不要である。 室温で染色ができるため、加熱手段が不要となり、染
色が簡略化される。 従来不可能であった模様の内部にぼかし染色が可能と
なり、染色のバリエーションが拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかる工程図(その
1)である。
【図2】本発明の第1の実施例にかかる工程図(その
2)である。
【図3】本発明の第2の実施例にかかる工程図(その
1)である。
【図4】本発明の第2の実施例にかかる工程図(その
2)である。
【図5】本発明の第3の実施例にかかる工程図(その
1)である。
【図6】本発明の第3の実施例にかかる工程図(その
2)である。
【図7】本発明の第3の実施例にかかる工程図(その
3)である。
【図8】比較例にかかる工程図である。
【符号の説明】
11 ツノ状部 12 絞り布 13 カチオン化剤 14 第1の染料液(例えば緑色) 15 第2の染料液(例えば朱色) 21 布 22 カチオン化剤 23 絞り 24 第1の染料液(例えば朱色) 25 マスキング剤 26 第2の染料液(例えば緑色) 31 ツノ状部 32 絞り布 33 カチオン化剤 34 糸 35 ポリエチレン 36 第1の染料液(例えば朱色) 37 マスキング剤 38 第2の染料液(例えば緑色) 39 第3の染料液(例えば青色) 01 ツノ状部 02 絞り布 03 第1の染料液(例えば緑色) 04 第2の染料液(例えば朱色)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被染色物を絞り防染し、カチオン化処理
    した後、洗浄し絞り防染を取り去り、被染色物を汚染し
    ないアニオン染料で染色することを特徴とする染色方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の染色方法において、 上記アニオン染料での染色がぼかし染色であることを特
    徴とする染色方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の染色方法において、 ぼかし染色後、マスキング処理することを特徴とする染
    色方法。
  4. 【請求項4】 被染色物をカチオン化処理し、絞り防染
    した後、アニオン染色をし、アニオン染色後の残カチオ
    ン化剤を封鎖するためにマスキング処理し、洗浄して絞
    りを取り去り、布を広げ染色することを特徴とする染色
    方法。
  5. 【請求項5】 被染色物を第1の絞り方で絞り防染し、
    カチオン化処理した後、洗浄し第1の絞り防染を取り去
    り、次に第2の絞り方で絞り防染し、被染色物を汚染し
    ないアニオン染料で第1回の染色をし、第1回の染色の
    残カチオン化剤を封鎖するためにマスキング処理し、洗
    浄して絞りを取り去り、布を広げ第2回の染色すること
    を特徴とする染色方法。
JP9112423A 1997-04-30 1997-04-30 染色方法 Withdrawn JPH10310987A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1295391C (zh) * 2005-07-29 2007-01-17 于浩淼 多色一次性扎、夹染方法
JP2012233277A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Artnature Co Ltd かつら用毛髪の染色方法、及び、かつらの製造方法
CN103774466A (zh) * 2014-01-22 2014-05-07 东华大学 一种卷压染方法
JP2015145555A (ja) * 2015-05-08 2015-08-13 株式会社アートネイチャー かつら用毛髪の染色方法、及び、かつらの製造方法

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