JPS6253297B2 - - Google Patents
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- JPS6253297B2 JPS6253297B2 JP13084783A JP13084783A JPS6253297B2 JP S6253297 B2 JPS6253297 B2 JP S6253297B2 JP 13084783 A JP13084783 A JP 13084783A JP 13084783 A JP13084783 A JP 13084783A JP S6253297 B2 JPS6253297 B2 JP S6253297B2
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- Japan
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- pallet
- stand
- machine
- stator
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 22
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q7/00—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
- B23Q7/14—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines
- B23Q7/1426—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices
- B23Q7/1431—Work holder changers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Special Conveying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は機台の両端にパレツトの取付、取外
し装置を有する工作機械に関するものである。
し装置を有する工作機械に関するものである。
従来、加工済ワークが取付けられているパレツ
トと、未加工ワークの取付けられているパレツト
とを自動的に交換できるようにした所謂APC
(Automatic Pallet CHanger)(パレツト自動交
換装置)型工作機械で、テーブルが直線的に動く
ものは、例えば実開昭57−23951号公報に示され
ている様に工具ヘツドの下方に設けた機台上を、
パレツトが一個装着されるテーブルが移動できる
ようになつており、該テーブルは機台に対して直
交する方向に並行して設けられた2個のパレツト
載置部の一つの前まで工具ヘツドの下から移動し
て行き、パレツト載置部に加工済ワークが取付け
られているパレツトを収め、テーブルは逆に移動
して他のパレツト載置部の前まで行き、そこに用
意してある未加工ワークが取付けられているパレ
ツトをテブル上に取入れ、再び工具ヘツドの下ま
で移動するようにしたものなので構成が複雑で高
価につき、作動も複雑なため作業効率が落ちる欠
点があつた。この発明は叙上の欠点を除去でき
た、機台の両端にパレツトの取付、取外し装置を
有する工作機械を提供するのをその目的とする。
トと、未加工ワークの取付けられているパレツト
とを自動的に交換できるようにした所謂APC
(Automatic Pallet CHanger)(パレツト自動交
換装置)型工作機械で、テーブルが直線的に動く
ものは、例えば実開昭57−23951号公報に示され
ている様に工具ヘツドの下方に設けた機台上を、
パレツトが一個装着されるテーブルが移動できる
ようになつており、該テーブルは機台に対して直
交する方向に並行して設けられた2個のパレツト
載置部の一つの前まで工具ヘツドの下から移動し
て行き、パレツト載置部に加工済ワークが取付け
られているパレツトを収め、テーブルは逆に移動
して他のパレツト載置部の前まで行き、そこに用
意してある未加工ワークが取付けられているパレ
ツトをテブル上に取入れ、再び工具ヘツドの下ま
で移動するようにしたものなので構成が複雑で高
価につき、作動も複雑なため作業効率が落ちる欠
点があつた。この発明は叙上の欠点を除去でき
た、機台の両端にパレツトの取付、取外し装置を
有する工作機械を提供するのをその目的とする。
図示の第1図、第2図、第3図、第4図及び第
5図に示す一実施例に基づき、この発明に係る、
機台の両端にパレツトの取付、取外し装置を有す
る工作機械の構成を詳細に説明すると、第1図に
示すように、工具ヘツドA(この実施例ではドリ
ル、リーマー、タツプ等の支持ヘツド)の下方に
おいて、該工具ヘツドAを中心として左右に、水
平に伸びている機台B上に、該機台Bの長手方向
に水平移動できるテーブルCを設け、該テーブル
Cの両端側には、上面にワークWの取付用パレツ
トDを装着できるパレツト台E,Eを夫々設け、
該パレツト台Eには、第3図に示すように、該パ
レツトDのパレツト台Eに対する位置決め用ピン
1と、該パレツトDをパレツト台Eに固定する固
定子2の昇降装置b1とを設け、別に第1図及び第
2図に示すように、前記機台Bの両端寄りで、該
機台Bの長手方向の両側に1対のパレツト支持枠
F1,F2を対設し、該パレツト支持枠F1,F2には
該パレツトDをパレツト台Eより離して上方に支
持するパレツト扛上保持装置cを設けたもので、
なおこの実施例における前記パレツトDのパレツ
ト台Eに対する位置決め用ピン1を昇降する装置
a1、該パレツトDをパレツト台Eに固定する固定
子2の昇降装置b1及びパレツトDをパレツト台E
より離して上方に支持するパレツト扛上保持装置
cは下記のように構成されている。即ち、 Γ パレツトDのパレツト台Eに対する位置決め
用ピン1の昇降装置a1とその作動用流体駆動シ
リンダー装置a2との関係構造 第3図に示すように、パレツトDの下面にはピ
ン1が嵌入する孔1′があり、該孔1′は、第4図
イ、第5図に示すように、パレツトDの中央部に
例えば一列に2個穿設されており、ピン1(第4
図における下方のもの)の昇降装置a1は別にパレ
ツト支持枠F1に設けられた流体駆動シリンダー
装置a2のピストン杆3に設けた上向き鈎状係合部
3′と、下向き鈎状係合部4′で係合する作動杆4
の一端に孔4″を設け、パレツト台Eに作動杆4
に直交して軸受けされたカム杆5の中央に設けた
第1カム5′を前記孔4″に係合させ、該カム杆5
の両端に固定された第2カム5″を前記ピン1の
下部の孔6に係合させた構成にしてある。
5図に示す一実施例に基づき、この発明に係る、
機台の両端にパレツトの取付、取外し装置を有す
る工作機械の構成を詳細に説明すると、第1図に
示すように、工具ヘツドA(この実施例ではドリ
ル、リーマー、タツプ等の支持ヘツド)の下方に
おいて、該工具ヘツドAを中心として左右に、水
平に伸びている機台B上に、該機台Bの長手方向
に水平移動できるテーブルCを設け、該テーブル
Cの両端側には、上面にワークWの取付用パレツ
トDを装着できるパレツト台E,Eを夫々設け、
該パレツト台Eには、第3図に示すように、該パ
レツトDのパレツト台Eに対する位置決め用ピン
1と、該パレツトDをパレツト台Eに固定する固
定子2の昇降装置b1とを設け、別に第1図及び第
2図に示すように、前記機台Bの両端寄りで、該
機台Bの長手方向の両側に1対のパレツト支持枠
F1,F2を対設し、該パレツト支持枠F1,F2には
該パレツトDをパレツト台Eより離して上方に支
持するパレツト扛上保持装置cを設けたもので、
なおこの実施例における前記パレツトDのパレツ
ト台Eに対する位置決め用ピン1を昇降する装置
a1、該パレツトDをパレツト台Eに固定する固定
子2の昇降装置b1及びパレツトDをパレツト台E
より離して上方に支持するパレツト扛上保持装置
cは下記のように構成されている。即ち、 Γ パレツトDのパレツト台Eに対する位置決め
用ピン1の昇降装置a1とその作動用流体駆動シ
リンダー装置a2との関係構造 第3図に示すように、パレツトDの下面にはピ
ン1が嵌入する孔1′があり、該孔1′は、第4図
イ、第5図に示すように、パレツトDの中央部に
例えば一列に2個穿設されており、ピン1(第4
図における下方のもの)の昇降装置a1は別にパレ
ツト支持枠F1に設けられた流体駆動シリンダー
装置a2のピストン杆3に設けた上向き鈎状係合部
3′と、下向き鈎状係合部4′で係合する作動杆4
の一端に孔4″を設け、パレツト台Eに作動杆4
に直交して軸受けされたカム杆5の中央に設けた
第1カム5′を前記孔4″に係合させ、該カム杆5
の両端に固定された第2カム5″を前記ピン1の
下部の孔6に係合させた構成にしてある。
なお、テーブルCが工具ヘツドAの方に移動す
べく、パレツト台Eがパレツト支持枠F1,F2間
を離れる時、作動杆4とピストンロツド3との係
合は該鈎状係合部3′,4′で係合が解かれ、再び
テーブルCが移動して来てパレツト台Eがパレツ
ト支持枠F1,F2間に進入して来る時、該係合部
3′,4′は係合し、流体駆動シリンダー装置a2の
ピストンロツド3の動きが作動杆4に伝わる様に
なつている。
べく、パレツト台Eがパレツト支持枠F1,F2間
を離れる時、作動杆4とピストンロツド3との係
合は該鈎状係合部3′,4′で係合が解かれ、再び
テーブルCが移動して来てパレツト台Eがパレツ
ト支持枠F1,F2間に進入して来る時、該係合部
3′,4′は係合し、流体駆動シリンダー装置a2の
ピストンロツド3の動きが作動杆4に伝わる様に
なつている。
Γ パレツトDをパレツト台Eに固定する固定子
2の昇降装置b1とその作動用流体駆動シリンダ
ー装置b2との関係構造 第4図イに示すように、パレツトDの、前記テ
ーブルCの移動方向の両側寄りの下面に、一側端
面D1から他側端面D2に貫通して穿設した断面T
字状溝12,12(第4図参照)に嵌合できる、
頭部がT字状をなす固定子2をパレツト台Eに縦
に昇降自在に設け、(第3図参照)該固定子2の
下端に固定したワツシヤー13とパレツト台Eの
一部14との間に皿バネ15を介在させ、該固定
子2の下端16は、別に該パレツト台Eに水平移
動自在に設け、且つ一部に深い部分171と浅い
部分172とを有するカム面17を有する固定子
作動棒18の該カム面17に当接させ、該カム面
17は、第4図イ,ロに示すように、固定子作動
棒18の両端部に夫々設け、該固定子作動棒18
は2本平行に設け、パレツト台Eの4隅に設けた
4個の固定子2を該カム面17で作動するように
し、前記2本の固定子作動棒18は連結材19′
で連結し、該連結材19′の中央に突設した杆2
0((第4図ロ参照))の一端に設けた下向き鈎状
係合部20′をパレツト支持枠F1に設けた流体駆
動用シリンダーb2のピストンロツド21の一端
に、上向きに設けた鈎状係合部21′に係合さ
せ、テーブルCが移動する時、該係合部20′,
21′で係合が解かれる様にしたものである。な
お前記パレツトDの固定子2及び固定子昇降装置
b1はパレツト台Eの4箇処にあるが何れもその構
造は同じであるので一々の説明は省略する。
2の昇降装置b1とその作動用流体駆動シリンダ
ー装置b2との関係構造 第4図イに示すように、パレツトDの、前記テ
ーブルCの移動方向の両側寄りの下面に、一側端
面D1から他側端面D2に貫通して穿設した断面T
字状溝12,12(第4図参照)に嵌合できる、
頭部がT字状をなす固定子2をパレツト台Eに縦
に昇降自在に設け、(第3図参照)該固定子2の
下端に固定したワツシヤー13とパレツト台Eの
一部14との間に皿バネ15を介在させ、該固定
子2の下端16は、別に該パレツト台Eに水平移
動自在に設け、且つ一部に深い部分171と浅い
部分172とを有するカム面17を有する固定子
作動棒18の該カム面17に当接させ、該カム面
17は、第4図イ,ロに示すように、固定子作動
棒18の両端部に夫々設け、該固定子作動棒18
は2本平行に設け、パレツト台Eの4隅に設けた
4個の固定子2を該カム面17で作動するように
し、前記2本の固定子作動棒18は連結材19′
で連結し、該連結材19′の中央に突設した杆2
0((第4図ロ参照))の一端に設けた下向き鈎状
係合部20′をパレツト支持枠F1に設けた流体駆
動用シリンダーb2のピストンロツド21の一端
に、上向きに設けた鈎状係合部21′に係合さ
せ、テーブルCが移動する時、該係合部20′,
21′で係合が解かれる様にしたものである。な
お前記パレツトDの固定子2及び固定子昇降装置
b1はパレツト台Eの4箇処にあるが何れもその構
造は同じであるので一々の説明は省略する。
又パレツトDに対しパレツト台Eが相対的に移
動する時、固定子2のT字状頭部はパレツトDの
端面から前記断面T字状溝12に出入するように
なつている。
動する時、固定子2のT字状頭部はパレツトDの
端面から前記断面T字状溝12に出入するように
なつている。
Γ パレツトDをパレツト台Eより離して上方に
支持するパレツト扛上保持装置C このパレツト扛上保持装置Cは1対のパレツト
支持枠F1,F2に夫々設けられているが、同一構
造であるので今パレツト支持枠F1側のもののみ
について説明すると、第4図イに示すように、パ
レツト支持枠F1には、該パレツト支持枠F1に設
けられた流体駆動シリンダーc1により作動するピ
ストンロツド22で、カムと孔との機構で往復回
動するようにした、前記ピストンロツド22と直
交する横棒23を設け、該横棒23の両端に設け
たカム24′,24″によつて水平に移動できる水
平ピン25′,25″(第3図参照)を設け、パレ
ツトDの側面には該水平ピン25′,25″の嵌入
できる孔26′,26″を設け、前記水平ピンと孔
との位置関係は、パレツトDがパレツト台E上に
密接固定されている時は、第3図に示すように、
孔26′の中心O1−O1と水平ピン25′の中心O2
−O2とは距離mだけずれていて、水平ピン2
5′が孔26′の方に進む時、水平ピン25′の先
端のテーパー部27で孔26′の口縁の上部のテ
ーパー部28と係合し、パレツトDをパレツト台
Eより離して扛上した位置に保持するようにした
ものである。ピン25″と孔26″の関係も同じで
ある。
支持するパレツト扛上保持装置C このパレツト扛上保持装置Cは1対のパレツト
支持枠F1,F2に夫々設けられているが、同一構
造であるので今パレツト支持枠F1側のもののみ
について説明すると、第4図イに示すように、パ
レツト支持枠F1には、該パレツト支持枠F1に設
けられた流体駆動シリンダーc1により作動するピ
ストンロツド22で、カムと孔との機構で往復回
動するようにした、前記ピストンロツド22と直
交する横棒23を設け、該横棒23の両端に設け
たカム24′,24″によつて水平に移動できる水
平ピン25′,25″(第3図参照)を設け、パレ
ツトDの側面には該水平ピン25′,25″の嵌入
できる孔26′,26″を設け、前記水平ピンと孔
との位置関係は、パレツトDがパレツト台E上に
密接固定されている時は、第3図に示すように、
孔26′の中心O1−O1と水平ピン25′の中心O2
−O2とは距離mだけずれていて、水平ピン2
5′が孔26′の方に進む時、水平ピン25′の先
端のテーパー部27で孔26′の口縁の上部のテ
ーパー部28と係合し、パレツトDをパレツト台
Eより離して扛上した位置に保持するようにした
ものである。ピン25″と孔26″の関係も同じで
ある。
なおパレツトDが1対のパレツト支持枠F1,
F2のパレツト扛上保持装置Cでパレツト台Eよ
り離されて扛上位置に保持されている時は、ピン
1の頭部10はパレツトDの孔1′より抜け出て
いる位置にあるものである。
F2のパレツト扛上保持装置Cでパレツト台Eよ
り離されて扛上位置に保持されている時は、ピン
1の頭部10はパレツトDの孔1′より抜け出て
いる位置にあるものである。
なお又、第9図及び第10図に示すものは他の
実施例を示し、パレツトDをパレツト台Eに固定
する固定子2の昇降装置は、固定子2はパレツト
Dの裏面中央に、一側端面D1から他側端面D2に
貫通させて穿設した扁平T字状溝32に嵌合する
平盤33と該平盤の裏面中央に垂設した棒杆34
とより構成させ、該棒杆34の下端はピストン3
5に形成し、パレツト台Eの中央に縦に設けた流
体駆動シリンダー36のピストンとし、該流体駆
動シリンダー36に流体を供給し、該平盤33の
裏面を扁平T字状溝32の肩部31に係合させて
パレツト台Eに固定するようにしたものである。
実施例を示し、パレツトDをパレツト台Eに固定
する固定子2の昇降装置は、固定子2はパレツト
Dの裏面中央に、一側端面D1から他側端面D2に
貫通させて穿設した扁平T字状溝32に嵌合する
平盤33と該平盤の裏面中央に垂設した棒杆34
とより構成させ、該棒杆34の下端はピストン3
5に形成し、パレツト台Eの中央に縦に設けた流
体駆動シリンダー36のピストンとし、該流体駆
動シリンダー36に流体を供給し、該平盤33の
裏面を扁平T字状溝32の肩部31に係合させて
パレツト台Eに固定するようにしたものである。
又パレツト台Dのパレツト台Eに対する位置決
め用ピン1は、パレツト台Eの4箇所に突設し、
パレツト台Dの裏面の対応位置に穿設した孔37
と係合するようにしたものである。
め用ピン1は、パレツト台Eの4箇所に突設し、
パレツト台Dの裏面の対応位置に穿設した孔37
と係合するようにしたものである。
更に又、パレツトDをパレツト台Eより離して
上方に支持するパレツト扛上保持装置cは、1対
のパレツト支持枠F1,F2にテーブルCに平行し
て夫々1本の軸38,38を回動自在に軸受し、
該軸38の両端には槓杆39、腕40を設け、該
槓杆39、腕40の、該パレツト支持枠F1,F2
の相対する内側より突出する部分の一端の上面に
はパレツト台Dの裏面に穿設した孔41に係合す
る突起42を設け、前記槓杆39の他端にはパレ
ツト支持枠F1,F2内に縦に設けた流体駆動シリ
ンダー43のピストンロツド44の一端を連結
し、該流体駆動シリンダー43に流体を供給し、
槓杆39、腕40を回動してパレツトDをパレツ
ト台Eより扛上できるようにしたものである。
上方に支持するパレツト扛上保持装置cは、1対
のパレツト支持枠F1,F2にテーブルCに平行し
て夫々1本の軸38,38を回動自在に軸受し、
該軸38の両端には槓杆39、腕40を設け、該
槓杆39、腕40の、該パレツト支持枠F1,F2
の相対する内側より突出する部分の一端の上面に
はパレツト台Dの裏面に穿設した孔41に係合す
る突起42を設け、前記槓杆39の他端にはパレ
ツト支持枠F1,F2内に縦に設けた流体駆動シリ
ンダー43のピストンロツド44の一端を連結
し、該流体駆動シリンダー43に流体を供給し、
槓杆39、腕40を回動してパレツトDをパレツ
ト台Eより扛上できるようにしたものである。
この実施例は叙上のような構成を有するから、
第1図に示すように、テーブルC上のパレツト台
EにパレツトDが固定されている場合は、第3図
において、パレツト支持枠F1中の流体駆動シリ
ンダー装置a2により作動杆4が牽引されたまゝの
状態にあり第1カム5′、第2カム5″によりピン
1の頭部10はパレツトDの孔1′に挿入されて
位置決めされており、固定子作動杆18もパレツ
ト支持枠F1中の流体駆動シリンダーb2により牽
引されたまゝの状態にあり、作動杆18は、第3
図に示すように、往復動の右限にあり、固定子2
の下端16はカム面の深い部分171の上方にあ
つて深い部分171には接触せず、皿バネ15の
強い弾発力によりパレツトDのT字状溝12の肩
部12に固定子2のT字状頭部下面を押圧してパ
レツトDをパレツト台Eに固定している。
第1図に示すように、テーブルC上のパレツト台
EにパレツトDが固定されている場合は、第3図
において、パレツト支持枠F1中の流体駆動シリ
ンダー装置a2により作動杆4が牽引されたまゝの
状態にあり第1カム5′、第2カム5″によりピン
1の頭部10はパレツトDの孔1′に挿入されて
位置決めされており、固定子作動杆18もパレツ
ト支持枠F1中の流体駆動シリンダーb2により牽
引されたまゝの状態にあり、作動杆18は、第3
図に示すように、往復動の右限にあり、固定子2
の下端16はカム面の深い部分171の上方にあ
つて深い部分171には接触せず、皿バネ15の
強い弾発力によりパレツトDのT字状溝12の肩
部12に固定子2のT字状頭部下面を押圧してパ
レツトDをパレツト台Eに固定している。
今第6図イに示すように、テーブルC上の左の
パレツト台E1上にワークWを取付けたパレツト
Dが取付けられており、今加工ヘツドAによる加
工が終了したとすると、テーブルCを左方に動か
し、左方の一対のパレツト支持枠F1,F2(F2は
見えず)間に進入させると、パレツト支持枠Fに
設置されている流体シリンダー装置a2及び流体駆
動シリンダー装置b2のピストンロツド3,21の
鈎状係合部3′,21′は夫々作動杆4及び固定子
作動棒18の係合部4′,21′と係合し、先づ流
体駆動シリンダーa2を作動すると、第4図イにお
いて、作動杆4、第1カム5′、カム杆5、第2
カム5″の機構によりピン1,1はパレツトDの
下面の孔1′,1′より抜け出し、流流体駆動シリ
ンダー装置b2を作動すると、第4図ロに示すよう
に、ピストンロツド21、杆20、連結材19′
により2本の各固定子作動棒18の4個所のカム
面17により固定子2は皿バネ15(第3図参
照)の弾発力を抗して持上げられ、固定子2のT
字状頭部によるクランプ作用が解除される。そこ
で各パレツト支持枠F1,F2の各流体シリンダー
c1,c1を作動すると、第4図イに示すように、ピ
ストンロツド22、横棒23、カム24′,2
4″の機構により各水平ピン25′,25″(全部
で4個)はクランプDの孔26′,26″(全部で
4個)中に進入し、パレツトDをパレツト台E1
より上方に扛上し、パレツト台E1との係合を解
除して第6図ロに示す状態となる。なおその間に
右方のパレツトDは右方の1対のパレツト支持枠
F1,F2上に保持され、未加工ワークW0が取付け
られているものとする。
パレツト台E1上にワークWを取付けたパレツト
Dが取付けられており、今加工ヘツドAによる加
工が終了したとすると、テーブルCを左方に動か
し、左方の一対のパレツト支持枠F1,F2(F2は
見えず)間に進入させると、パレツト支持枠Fに
設置されている流体シリンダー装置a2及び流体駆
動シリンダー装置b2のピストンロツド3,21の
鈎状係合部3′,21′は夫々作動杆4及び固定子
作動棒18の係合部4′,21′と係合し、先づ流
体駆動シリンダーa2を作動すると、第4図イにお
いて、作動杆4、第1カム5′、カム杆5、第2
カム5″の機構によりピン1,1はパレツトDの
下面の孔1′,1′より抜け出し、流流体駆動シリ
ンダー装置b2を作動すると、第4図ロに示すよう
に、ピストンロツド21、杆20、連結材19′
により2本の各固定子作動棒18の4個所のカム
面17により固定子2は皿バネ15(第3図参
照)の弾発力を抗して持上げられ、固定子2のT
字状頭部によるクランプ作用が解除される。そこ
で各パレツト支持枠F1,F2の各流体シリンダー
c1,c1を作動すると、第4図イに示すように、ピ
ストンロツド22、横棒23、カム24′,2
4″の機構により各水平ピン25′,25″(全部
で4個)はクランプDの孔26′,26″(全部で
4個)中に進入し、パレツトDをパレツト台E1
より上方に扛上し、パレツト台E1との係合を解
除して第6図ロに示す状態となる。なおその間に
右方のパレツトDは右方の1対のパレツト支持枠
F1,F2上に保持され、未加工ワークW0が取付け
られているものとする。
又パレツト台E1より離されたパレツトDから
は加工済のワークW1を取除き、未加工ワークが
取付けられる作業が行われるものとする。
は加工済のワークW1を取除き、未加工ワークが
取付けられる作業が行われるものとする。
そこでテーブルCを右方に移動し、右方のパレ
ツト台E2を、右方の一対のパレツト支持枠F1,
F2(F2は見えず)間に挿入し、既に該パレツト
支持枠F1,F2間に未加工ワークW0を取付けて保
持されているパレツト台D2の下方に位置させ、
各流体作動シリンダー装置c1,c1を作動して水平
ピン25′,25″をパレツトDより引出し、流体
作動シリンダー装置a2を作動してピン1をパレツ
トDの孔1′に挿入し、各流体作動シリンダーb2
を作動し、又流体駆動シリンダーb2を作動して固
定子作動杆18を動かし、各固定子2の下端16
が固定子作動棒18のカム面17の深い部分17
1の上に位置させ、皿バネ15の強い弾発力によ
りパレツト2をパレツト台E2に固定し、第6図
ハの状態とする。
ツト台E2を、右方の一対のパレツト支持枠F1,
F2(F2は見えず)間に挿入し、既に該パレツト
支持枠F1,F2間に未加工ワークW0を取付けて保
持されているパレツト台D2の下方に位置させ、
各流体作動シリンダー装置c1,c1を作動して水平
ピン25′,25″をパレツトDより引出し、流体
作動シリンダー装置a2を作動してピン1をパレツ
トDの孔1′に挿入し、各流体作動シリンダーb2
を作動し、又流体駆動シリンダーb2を作動して固
定子作動杆18を動かし、各固定子2の下端16
が固定子作動棒18のカム面17の深い部分17
1の上に位置させ、皿バネ15の強い弾発力によ
りパレツト2をパレツト台E2に固定し、第6図
ハの状態とする。
そこでテーブルCを戻し、パレツト台E2上の
未加工ワークW0を工具ヘツドAの下方に位置さ
せ加工を始めさせる((第6図ニ参照))。
未加工ワークW0を工具ヘツドAの下方に位置さ
せ加工を始めさせる((第6図ニ参照))。
上記加工の間にも、機台Bの左方の1対のパレ
ツト支持枠F1,F2上に保持したパレツトDには
加工済ワークを取除き未加工ワークを取付ける作
業が行われる。
ツト支持枠F1,F2上に保持したパレツトDには
加工済ワークを取除き未加工ワークを取付ける作
業が行われる。
右方のパレツト台E2上のパレツトDのワーク
の加工が終了した時は、右方にテーブルを動かし
右方の1対のパレツト支持枠F1,F2間でパレツ
トDの取外しを行い、((第6図ホ参照))直ちに
テーブルCを左方に移動し、左右の1対のパレツ
ト支持枠F1,F2間で左方のパレツト台E1上にパ
レツトDを取付け((第6図ヘ参照))左方のパレ
ツト台Eを工具ヘツドAの下方に移動させて加工
を始め加工終了後は上述の順序を繰返ものとす
る。第7図は上述のテーブルCの動き、ワークの
取外し、取付期間、加工期間を線図的に示したも
のである。
の加工が終了した時は、右方にテーブルを動かし
右方の1対のパレツト支持枠F1,F2間でパレツ
トDの取外しを行い、((第6図ホ参照))直ちに
テーブルCを左方に移動し、左右の1対のパレツ
ト支持枠F1,F2間で左方のパレツト台E1上にパ
レツトDを取付け((第6図ヘ参照))左方のパレ
ツト台Eを工具ヘツドAの下方に移動させて加工
を始め加工終了後は上述の順序を繰返ものとす
る。第7図は上述のテーブルCの動き、ワークの
取外し、取付期間、加工期間を線図的に示したも
のである。
この発明は叙上のような構成、作用を有し、工
具ヘツドAの下方において、該工具ヘツドAを中
心として左右に水平に伸びている機台B上に該機
台の長手方向に水平移動できるテーブルCを設
け、該テーブルCの両端側には、上面にワークW
の取付用パレツトDを装着できるパレツト台Eを
夫々設け、別に前記機台Bの両端寄りで該機台B
の長手方向の両側に1対のパレツト支持枠F1,
F2を対設し、このパレツト支持枠F1,F2の部分
でパレツトDをパレツト台Eに対し僅かに上下す
ることによりパレツトDの取外し、取付けを行え
るようにしたので、従来のものに比し構成が著し
く簡単なばかりでなく、正味の加工時間を延長し
て稼動率を高めることができ、而も安価に提供で
き、テーブルが一方向にのみ移動する標準的工作
機を簡単にこの発明機械に改良できる。
具ヘツドAの下方において、該工具ヘツドAを中
心として左右に水平に伸びている機台B上に該機
台の長手方向に水平移動できるテーブルCを設
け、該テーブルCの両端側には、上面にワークW
の取付用パレツトDを装着できるパレツト台Eを
夫々設け、別に前記機台Bの両端寄りで該機台B
の長手方向の両側に1対のパレツト支持枠F1,
F2を対設し、このパレツト支持枠F1,F2の部分
でパレツトDをパレツト台Eに対し僅かに上下す
ることによりパレツトDの取外し、取付けを行え
るようにしたので、従来のものに比し構成が著し
く簡単なばかりでなく、正味の加工時間を延長し
て稼動率を高めることができ、而も安価に提供で
き、テーブルが一方向にのみ移動する標準的工作
機を簡単にこの発明機械に改良できる。
なおこの発明装置によると第8図に示すような
長尺物の加工も容易に行うことができる顕著な効
果を有する。
長尺物の加工も容易に行うことができる顕著な効
果を有する。
第1図はこの発明に係る機台の両端にパレツト
の取付、取外し装置を有する工作機械の概念的正
面図、第2図はその平面図、第3図は要部の縦断
正面図、第4図イはパレツト支持枠部分の平面
図、第4図ロは各固定子を一個の流体駆動シリン
ダーb2で作動させる機構の斜視図、第5図は第4
図イの平面図、第6図はパレツトの取外し取付け
の操作の説明図、第7図はテーブル操作の説明
図、第8図はこの発明機械の一つの使い方の説明
図、第9図は他の実施例の縦断正面図、第10図
はその平面図を夫々示し、Aは工具ヘツド、Bは
機台、Cはテーブル、Dはワークの取付用パレツ
ト、Eはパレツト台、F1,F2はパレツト支持
枠、b1は固定子の昇降装置、cはパレツト扛上保
持装置、1は位置決め用ピン、2は固定子を夫々
示す。
の取付、取外し装置を有する工作機械の概念的正
面図、第2図はその平面図、第3図は要部の縦断
正面図、第4図イはパレツト支持枠部分の平面
図、第4図ロは各固定子を一個の流体駆動シリン
ダーb2で作動させる機構の斜視図、第5図は第4
図イの平面図、第6図はパレツトの取外し取付け
の操作の説明図、第7図はテーブル操作の説明
図、第8図はこの発明機械の一つの使い方の説明
図、第9図は他の実施例の縦断正面図、第10図
はその平面図を夫々示し、Aは工具ヘツド、Bは
機台、Cはテーブル、Dはワークの取付用パレツ
ト、Eはパレツト台、F1,F2はパレツト支持
枠、b1は固定子の昇降装置、cはパレツト扛上保
持装置、1は位置決め用ピン、2は固定子を夫々
示す。
Claims (1)
- 1 工具ヘツドAの下方において、該工具ヘツド
Aを中心として左右に、水平に伸びている機台B
上に、該機台Bの長手方向に水平移動できるテー
ブルCを設け、該テーブルCの両端側には、上面
にワークWの取付用パレツトDを装着できるパレ
ツト台Eを夫々設け、該パレツト台Eには、該パ
レツトDのパレツト台Eに対する位置決め用ピン
1と、該パレツトDをパレツト台Eに固定する固
定子2の昇降装置b1とを設け、別に前記機台Bの
両端寄りで、該機台Bの長手方向の両側には1対
のパレツト支持枠F1,F2を対設し、該パレツト
支持枠F1,F2には、該パレツトDをパレツト台
Eより離して上方に支持するパレツト扛上保持装
置cを設けたことを特徴とする、機台の両端にパ
レツトの取付、取外し装置を有する工作機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13084783A JPS6025635A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 機台の両端にパレツトの取付、取外し装置を有する工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13084783A JPS6025635A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 機台の両端にパレツトの取付、取外し装置を有する工作機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6025635A JPS6025635A (ja) | 1985-02-08 |
JPS6253297B2 true JPS6253297B2 (ja) | 1987-11-10 |
Family
ID=15044078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13084783A Granted JPS6025635A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 機台の両端にパレツトの取付、取外し装置を有する工作機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025635A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62121038U (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-31 | ||
JPS63180599U (ja) * | 1987-05-11 | 1988-11-22 |
-
1983
- 1983-07-20 JP JP13084783A patent/JPS6025635A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6025635A (ja) | 1985-02-08 |
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