JPS6253052B2 - - Google Patents

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JPS6253052B2
JPS6253052B2 JP17922081A JP17922081A JPS6253052B2 JP S6253052 B2 JPS6253052 B2 JP S6253052B2 JP 17922081 A JP17922081 A JP 17922081A JP 17922081 A JP17922081 A JP 17922081A JP S6253052 B2 JPS6253052 B2 JP S6253052B2
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JP17922081A
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JPS5880514A (ja
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Naomichi Shimoda
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5880514A publication Critical patent/JPS5880514A/ja
Publication of JPS6253052B2 publication Critical patent/JPS6253052B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/20Instruments for performing navigational calculations
    • G01C21/22Plotting boards

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車載用情報表示装置、詳述するなら車
の走行軌跡を表わす輝点等の走行軌跡情報と地図
情報とを重ね合せて表示するようにした表示装置
で、従来インスツルメントパネルに配置されてい
た計器類の表示情報をも合わせて選択的に表示可
能とした車載用情報表示装置に関し、安価で、ス
ペースフアクターの良い多機能表示装置を提供す
ることを目的とする。
最近マイクロコンピユータが比較的簡単に入手
できるようになり、車の走行ナビゲートシステム
が考慮されるようになつてきた。この種のナビゲ
ートシステムの1つとして、第1,2図に示すよ
うに方向センサ1と車速センサ2との出力を演算
処理するマイクロコンピユータよりなる制御装置
3で、車の走行位置を抽出し、これをブラウン管
デイスプレイよりなる表示器4上に走行軌跡5と
してプロツトすると共に、道路地図を印した透明
なシートよりなる地図シート6を前記表示器4に
対応づけ、前記走行軌跡5が地図シート6上の道
路に沿つて延びてゆくようにしてコースを誘導す
るシステムが本願出願人らによつて開発された。
このシステムにおいて、前記地図シート6は、表
示器4の本体4aと前面ケース4bとの間のスリ
ツト4cに挿入され、シート押え手段4dによつ
て固定されるようになつており、運転者及び助手
席搭乗者が表示器4を可視可能であると共に地図
シート6を入換え可能とするために、表示器4を
ダツシユボード上のフロントテーブル部7におけ
る運転席と助手席との中間位置に設置していた。
上記システムは、運転手以外の搭乗者が表示器
を容易に可視可能である点、ユーザーが地図シー
ト6を場合によつては作成可能である点等のメリ
ツトがあり、この種走行ナビゲートシステムにお
ける表示方法の一つの方向を示している。
しかしながら、反面ブラウン管デイスプレイを
用いているため高価であり、又、地図シート6を
取外して新らたな地図シート6を挿入・位置決
め・固定する作業が煩雑であるという欠点があつ
た。この地図の入換え作業を簡略化するため地図
情報をVTR、ビデオデイスク等に収納し、ブラ
ウン管デイスプレイで直接地図画像を表示する方
法も考えられるが、システム全体が更に高価にな
るものであつた。
又、最近の車のインスツルメントパネルには各
種の計器表示(警報表示も含む)が増設される傾
向にあり、インスツルメントパネルに占める表示
情報は多様化を極め、各種表示計器の配設に苦慮
すると共に、配置スペースにも自ずから限界のあ
るものであつた。従つて、この様な傾向にある車
室内に上述した表示器4が付設されると、車室内
の情報表示スペースがますます増加し、他の必要
機器等の配置スペースを圧迫する上、運転者が多
様な表示情報に気を引かれ易いという問題もあつ
た。
本発明は上記の点に鑑み成されたもので、前記
車の現在位置表示と前記計器類の表示とを、同一
の表示器で必要時に選択的に表示可能とすると共
に、地図の検索が容易で、且つ、地図情報の供給
手段並びに表示器が比較的安価で、スペースフア
クターの良い車載用情報表示装置を提供するもの
で、以下本発明の詳細を第3図〜第13図に示し
た1実施例によつて説明する。
第3図は該実施例による車載用情報装置のブロ
ツク図を示しており、同図において、10は、車
の中の所定の箇所に設置された各種センサから成
るセンサ群で、方角センサ11、車速センサ1
2、液量センサ13、温度センサ14、圧力セン
サ15……等から成る。上記センサは図示の都合
上5個のみを具体的に示してあるが、この外にマ
スタライト、ルームランプ、パーキングライト等
の点滅検出用のスイツチ(センサ)、半ドアウオ
ーニング、バツクドア開閉、フロント又はリアド
ア開閉検出用のセンサ、バツテリ充電状態検出用
センサ等々の各種センサが検出すべき対象と数に
応じて必要なだけ配設されており、車の進行方
向、車速、燃料残量、ウオツシヤ液残量、冷却水
リザーブタンクの水量、エンジンオイル液量、水
温、エンジン・排気系の温度、室温、油圧、その
他各種の計測・警告情報が検出される。上記セン
サ群10の検出信号は、マイクロコンピユータよ
りなる制御装置16に出力され、該制御装置16
の演算処理部17で演算処理される。
上記演算処理部17は、前記方角センサ11と
車速センサ12の出力信号に基づき、例えば一定
走行毎に前の計測点から現在位置の座標を算出
し、基準点(例えば出発点)から現在位置までの
各座標を示すデータを走行軌跡メモリ18に格納
する。この走行軌跡メモリ18の内容は必要に応
じて取出されて、変換処理部19で地図情報の縮
尺率等に応じた変換を施こされた後、表示器駆動
回路20に出力される。又、車速センサ12、液
量センサ13、温度センサ14、圧力センサ15
……等からの出力信号も演算処理部17でデジタ
ル変換した後、適宜演算処理され、表示器駆動回
路20に供給される。
又、前記演算処理部17のカウンタ回路21
は、車速センサ12の出力信号が一定期間連続し
てあるか否か、即ち、車が所定時間停止している
か否かを検出し、この車の停止・走行に応じて表
示モード切換部23に後述する表示モード切換の
ための切換指定信号を与える。同じく、演算処理
部17の異常値検出回路22は、各種センサ1
2,13,14,15……の出力が警告値を越え
るか、或いはセンサ群から警告信号が発せられた
場合に、表示モード切換部23に後述するこの異
常値に対応した各表示モードの切換指定信号を与
える。
24はキー入力手段で、後述する投影スクリー
ン29の近傍に配設され、複数個のキースイツチ
を備えている。該キー入力手段24は、後述する
各種のモード切換指定信号を表示モード切換部2
3に与え投影スクリーン29上に表示される表示
モードの指定を行なう。又、該キー入力手段24
は、前記変換処理部19に後述する走行軌跡の縮
尺率変換指定信号を与え、投影スクリーン29上
に表示される走行軌跡を所望縮尺で表示させる。
前記表示モード切換部23の出力信号は、表示
器駆動回路20並びにフイルム駆動回路25に供
給される。そして、上記フイルム駆動回路25は
表示モード切換部23の出力信号に基づき、プロ
ジエクタ26中のフイルム駆動手段27に駆動信
号を与え、該フイルム駆動手段27をして後述の
フイルム30上の選択されたコマ(1画面)を投
影位置まで移送させる。また、前記表示器駆動回
路20は表示モード切換部23の出力信号に基づ
き、指定された表示モードに対応する情報を表示
器28に表示させるように機能し、走行軌跡表示
指令信号が表示モード切換部23から供給された
場合には、該表示器駆動回路20は前記演算処理
部17、走行軌跡メモリ18、変換処理部19を
介して入力される信号(以後、走行軌跡データ信
号(D1と称す)に基づき表示器28上に走行軌
跡を表示させるための駆動信号を表示器28に出
力する。また、表示モード切換部23から後述す
る走行軌跡表示モード以外の表示モードの1つを
指定する信号が表示器駆動回路20に入力した場
合には、該表示器駆動回路20は、前記演算処理
部17から供給される各センサの計測データに対
応する信号(以後、計器情報中の可変データ用信
号(D2と称す)に基づき、表示器28に所望形
態の計器情報中の可変データ部分を表示させるた
めの駆動信号を出力する。
前記プロジエクタ26は第5,6図のように、
表示器28上に表示された情報と、フイルム30
上の情報とを重ね合せて投影スクリーン29上に
拡大・投影するようになつている。第5図におい
て、28で示した表示器は、透光型で且つドツト
マトリクス表示型の液晶デイスプレイより成つて
いる。31はフイルムカートリツジで、該カート
リツジ31にはフイルム30が巻取り・巻戻し自
在に装填されており、該フイルム30がフイルム
駆動手段27によつて搬送されて、選択されたフ
イルム30上のコマを投影位置(カートリツジ3
1の窓部32)に位置づける。第5,6図におい
ては、表示器28とフイルム30とは図示の都合
上離間して描いてあるが、実際には両者28,3
0は密着して配置されるべきもので、光源33か
ら投射された光(平行光線)が両者28,30を
通過して、拡大・案内手段34を介して投影スク
リーン29上に投影され、表示器28上の情報と
フイルム30上の情報とを重ね合せて投影スクリ
ーン29上に拡大・投影させて、運転者等にこれ
を視覚させるようになつている。即ち、第4図に
示すように、前記投影スクリーン29は車室内の
運転席前方のインスツルメントパネル部35に配
置され、運転者が容易に可視可能なように配置さ
れる。また、投影スクリーン9前面には適宜の反
射防止手段が施こされると共に、日除けフード3
6が設けられ、且つ投影スクリーン29の近傍に
は前記キー入力手段24等の操作部が配置されて
いる。
また、前記フイルム30上の各コマには、大区
分道路地図、中区分道路地図、小区分道路地図、
市街地地図等の各種縮尺率のカラー化された地図
情報が収録されていると共に、各種計器の固定情
報部に見合う計器パターン(警告パターンを含
む)情報、即ち、計器又は警告部の外形(輪
郭)、文字、図柄等を印したカラー化したパター
ン情報が各種表示態様でこれも各コマ毎に収録さ
れている。第5,9図において投影スクリーン2
9上で実線で示したものが上記地図情報37を表
わし、第6,7,10,11,12図において投
影スクリーン29上で実線で示したものが上記計
器パターン情報(警告パターン情報を含む)をそ
れぞれ表わしている。(なお、第5〜12図で投
影スクリーン29上の点線は、表示器28の表示
情報を示している。)そして、前記フイルム30
には図示していないが、バーコード、或いは磁気
ストライプに磁気情報を記録したものが各コマ毎
に対応して設けられ、これを光学的読取り手段或
いは磁気的読取り手段によつて読取り、この読取
り信号を前記フイルム駆動回路が前記表示モード
切換部23からの出力信号と照合することによつ
て、フイルム30の移送方向と移送量とが決定さ
れると共に、所望のコマが前記投影位置に位置付
けられたか否かが確認される。また、前記フイル
ム30の地図情報37を収録した各コマには、各
コマ毎に地図の縮尺率に対応したコード情報も、
前記バーコード或いは磁気ストライプ上の磁気情
報として記録されており、このフイルム30上の
縮尺情報も同じくフイルム駆動手段27で読取ら
れて前記変換処理部19に出力され、該変換処理
部19はこの出力信号に基づき前記走行軌跡メモ
リ18から取込まれたデータに変換を施こす。即
ち、変換処理部19はフイルム30から読取られ
た地図の縮尺情報に基づき、選択されたコマの地
図情報37の縮尺率に応じて、走行軌跡を最適形
態で表示させるべく変換を施こす(例えば、走行
軌跡を形成する各点の間隔長さの変換、抜取りデ
ータ数の調整を行なう)。
該実施例による車載用情報表示装置は概ね上記
構成よりなつており、以下、第5図〜第13図に
よつてその動作を説明する。
いま、前記キー入力手段24による表示モード
の切換え指定がなく、且つ、前記センサ群10か
ら警告を示すデータが出力されていない時には、
車が走行中であるか否かによつて、前記投影スク
リーン29上には第5図又は第6図に示した形態
の表示が択一的になされる。即ち、前記車速セン
サ12の出力に基づき前記演算処理部17が車が
走行中であることを検知した際には(第13図A
の場合)、該演算処理部17の出力信号を受ける
前記表示モード切換部23は、フイルム30上の
通常の計器パターン情報38(第6図参照)を印
したコムを投影位置に位置付けるべく駆動回路2
5を制御する。一方、演算処理されたセンサ群1
0の計測情報(前記可変データ用信号D2を演算
処理部17から供給される表示器駆動回路20
は、上記表示モード切換部23からの通常の計器
情報モード指定信号に基づき、上記演算処理部1
7からの可変データ用信号を適宜抽出・変換処理
し、上記通常の計器情報パターン38中に表示さ
れるべき可変データ部分39、即ち第6図示で点
線で示した情報を表示器28にドツト表示させ
る。この結果、投影スクリーン29上には、表示
器28上の可変データ部分39とフイルム30上
の通常の計器パターン情報38とが重ね合わせて
拡大・投影され、第6図示のような通常の計器情
報が表示される。
また、車速センサ12の出力に基づき演算処理
部17が、車の一定時間以上の停止を検知すると
(第13図Bの場合)、表示モード切換部23は、
現在位置表示モード指定信号を受けて、これに基
づきフイルム駆動回路25並びに表示器駆動回路
20に信号を出力し、予めキー入力手段24によ
つて選択されている地図情報37を印したフイル
ム30上のコマを投影位置に位置付けるべくフイ
ルム駆動回路25を制御すると共に、変換処理部
19から前記走行軌跡データ信号D1を供給され
る表示器駆動回路20をして表示器28に走行軌
跡40をドツト表示させる。この結果、投影スク
リーン29上には表示器28上の走行軌跡40と
フイルム30上の地図情報37とが重ね合せて換
大・投影され、第5図示のような現在位置情報が
表示される。
上述のように車の走行・停止に応じて通常の計
器情報表示と現在位置表示とを切換え表示させる
と、安全走行上有利であるが、場合によつては走
行中に現在位置表示を望む場合や、停止中に通常
の計器情報表示を望む場合も当然生じる。このよ
うな場合には、キー入力手段24によつて表示モ
ード切換部23に通常の計器情報表示指令或いは
現在位置表示指令を与えることによつて、所望す
る表示モードの情報を投影スクリーン29上に直
ちに切換え表示させることができるようになされ
ている。なお、現在位置表示モードにおいて、投
影スクリーン29、換言するなら表示器28上の
走行軌跡40が、その上下、左右の辺部に達する
と自動的に最新の走行軌跡を示す走行軌跡の先端
部分のみが反対の辺部に移動・表示されるように
なつており、これに合わせて搭乗者(オペレー
タ)はキー入力手段24によつて新しい地図を選
択するようになつている。そして、この現在位置
表示モードにおいて最後に選択された地図を印し
たコマナンバーは、フイルム駆動回路25に順次
書換え記憶されるようになつており、表示モード
切換部23が現在位置表示モードを指定する信号
を出力すると、フイルム駆動回路25は上記記憶
された地図を印したコマを直ちに選択することに
なる。
また、前述した走行信号の有無にかかわらず前
記センサ群10からの出力信号に基づき、演算処
理部17が警告情報を検知すると(第13図Cの
場合)、該演算処理部17の出力を受ける表示モ
ード切換部23は、上記警告情報に対応する異常
パターン情報41(警告パターン情報)を印した
フイルム30上のコマを投影位置に位置付けるべ
くフイルム駆動回路25を制御する。従つて、例
えば排気系の温度センサが異常高温を検知する
と、投影スクリーン29上には、第7図のように
オーバーヒートを警告する異常(警告)パターン
情報41が表示される。この際必要に応じて、演
算処理部17並びに表示モード切換部23からの
信号が入力される表示器駆動回路20は、表示器
28上に異常情報の可変データ部分42(数値、
異常箇所等)を表示させ、これが第7図示のよう
に投影スクリーン29上に異常パターン情報41
と合わせて表示されるようになつている。
一方、前記キー入力手段24によつて表示モー
ドの指定がなされた場合には、投影スクリーン2
9上には所望する表示モードに対応する情報が直
ちに表示される。
例えば、キー入力手段24によつて走行軌跡の
みの表示モードを指定すると(第13図Eの場
合)、この指定信号を受けて表示モード切換部2
3は、投影位置にフイルム30のブランクコマを
位置付けるべくフイルム駆動回路25をしてフイ
ルム駆動手段27を制御せしめると共に、表示器
駆動回路20をして表示器28に走行軌跡40を
表示させる。この結果、投影スクリーン29上に
は第8図示のように走行軌跡40のみが表示され
ることになる。この走行軌跡40のみの表示モー
ドは、例えば車の走行軌跡40によつて、特定区
画の外形を推し測る場合等に用いられるもので、
キー入力手段24によつて前記変換処理部19に
所望縮尺を指定することによつて任意の縮尺率の
走行軌跡40の表示が得られる。
また、キー入力手段24によつて地図のみの表
示モードを指定すると(第13図Dの場合)、こ
の指定信号を受けて表示モード切換部23は、投
影位置にフイルム30上の前述した現在位置表示
モード(第13図B)時に記憶された地図を位置
付けるべく、フイルム駆動回路25をしてフイル
ム駆動手段27を制御させる。この結果、投影ス
クリーン29上には第9図のように地図情報のみ
が拡大・投影されることになる。この状態で、キ
ー入力手段24によつて表示モード切換部23を
介して所望する地図を印したコマを選択する信号
をフイルム駆動回路25に与えると、所望する地
図を印したコムが投影位置に順次位置付けられる
ことになる。
また、出発時等にOKモニタ表示モードをキー
入力手段24によつて指定すると(第13図Fの
場合)この指定信号が入力された表示モード切換
部23は、フイルム30中のOKモニタ用の表示
パターン43(第10図参照)を印したコマを投
影位置へ位置付けるべくフイルム駆動回路27を
制御する。一方、表示モード切換部23の出力信
号を受ける表示器駆動回路20は、演算処理部1
7の出力に基づきセンサ群10が異常値、警告値
を検出していない時には、表示器28に車の状態
がOKであることを示す“Y”記号44や残燃料
より演算した走行可能距離45等の情報を表示さ
せる。この結果、投影スクリーン29には第10
図示のような表示がなされることになる。また、
センサ群10の異常値が演算処理部17で検出さ
れた際には、上記した“Y”信号44の箇所に今
度は“N”信号が表示されることになる。そし
て、この異常(警告)検出信号を受けた表示モー
ド切換部23は、引続きフイルム駆動回路25並
びに表示器駆動回路20を制御し、上記した異常
検出信号に対応する異常箇所パターン46(第1
1図参照)を印したフイルム30上のコマを所定
時間後に選択すると共に、必要に応じ表示器28
上に異常情報の可変データ部分47を表示させ、
第11図のような情報を投影スクリーン29上に
表示させる。
該実施例の情報表示装置は、この他にも、フイ
ルム30上に各種パターン情報を収納しておくこ
とによつて種々の表示が可能で、例えば、第6図
示の通常の計器パターン情報の他に第12図のよ
うな変形計器パターン情報48を収納しておけ
ば、このパターン情報に対応した可変データ部分
49を表示器28に表示させるだけで第12図の
ような変形計器情報を投影スクリーン29に表示
させることができ、搭乗者は種々の変化に富んだ
計器表示を楽しめることになる。
なお、上述した実施例では表示器28とフイル
ム30上の情報を共に拡大して投影スクリーン2
9に投影しているが、第14図のようにフイルム
30上の情報を表示器28′に拡大・投影し、表
示器に投影スクリーンの機能を持たせることも可
能であるし、表示器28及びフイルム駆動手段2
7を制御する方法も実施例以外に種々の変形が考
えられるところで、本願発明の精神を逸脱しない
範囲でのこれ等の変形は総べて本願請求の範囲に
属すること勿論である。
本発明は以上詳述したような構成となつてお
り、その利点を列挙すれば次の通りである。
(1) フイルム上の情報を表示面へ拡大・投影する
ので、精密で鮮明な情報を簡単・容易に表示す
ることができ、且つ、ビデオデイスク、VTR
等の記録媒体を使用したものに比し、格段に構
成が簡易で安価である。又、地図情報のように
多数の漢字が混じつた複雑なパターンでも分解
能よく拡大・投影されて識別性が高い。
(2) 精緻で鮮明なフイルム上の情報に、必要箇所
のみ表示器の可変データ情報或いは走行軌跡を
合わせて表示するので、表示器として安価、軽
量、小型の液晶表示素子等を用いることがで
き、情報表示装置全体を小型且つ安価にし得
る。加えて、適宜の反射・回折手段を用いるこ
とにより、表示面と他の部分とを分離可能で、
この点でもスペースフアクターが良い。
(3) 地図と走行軌跡とを合わせた現在位置表示
や、計器情報表示が単一の表示装置で行なえる
ので、表示装置の効率が良い。
(4) フイルム上の情報パターンを種々用意してお
くことによつて、各種表示モードが楽しめ且つ
表示情報が豊富となる上、表示スペースを拡げ
ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の前提となる従来の
車載用現在位置表示装置に係り、第1図は車への
搭載状態を示す斜視図、第2図は表示器の斜視
図、第3図〜13図は本発明の1実施例による車
載用情報表示装置に係り、第3図は全体のブロツ
ク図、第4図は車への投影スクリーンの設置状態
を示す斜視図、第5図は現在位置表示モードにあ
る要部の状態を示す斜視図、第6図は通常の計器
情報表示モードにある要部の状態を示す斜視図、
第7図〜第12図はそれぞれ他の表示モードを示
す説明図、第13図は各表示モードにおけるフイ
ルムと表示器との情報の関係を示す表、第14図
は本発明の他の実施例に係る要部斜視図である。 10……センサ群、16……制御装置、17…
…演算処理部、18……走行軌跡メモリ、19…
…変換処理部、20……表示器駆動回路、23…
…表示モード切換部、24……キー入力手段、2
5……フイルム駆動回路、26……プロジエク
タ、27……フイルム駆動手段、28……表示
器、29……投影スクリーン、30……フイル
ム、37……地図情報、38……通常の計器パタ
ーン情報、39,42,44,45,47,49
……可変データ部分、40……走行軌跡、41,
46……異常パターン情報43……OKモニタ用
のパターン情報、48……変形計器パターン情
報。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 車速センサ、方角センサを含む多数のセ
    ンサ群の出力信号を演算処理する制御装置と、 (b) 上記制御装置の出力信号に基づき車の走行軌
    跡、並びに燃料、油圧、車速等に関する計器情
    報中の可変データ部分が表示可能な表示器と、 (c) 各コマ毎に地図情報、並びに前記計器情報用
    の文字、図柄、輪郭等の計器パターン情報を記
    録したフイルムと、 (d) 前記フイルムにおける選択されたコマ上の情
    報を拡大して前記表示器もしくは投影スクリー
    ン上に投影する拡大・投影手段と、 (e) 前記フイルム上の所望のコマを投影位置に位
    置づけるためのフイルム駆動手段とを備え、現
    在位置表示モードが選択された際には地図情報
    と前記走行軌跡とを重ね合わせて表示させるべ
    く、前記制御装置によつて前記表示器に走行軌
    跡を表示させると共にフイルム駆動手段に地図
    情報を印したコマを選択させ、一方、計器情報
    表示モードが選択された際には計器パターン情
    報と前記可変データ部分とを組合せて表示させ
    るべく、前記制御装置によつて前記表示器に前
    記可変データ部分を表示させると共にフイルム
    駆動手段に計器パターン情報を印したコマを選
    択させるようにしたことを特徴とする車載用情
    報表示装置。
JP17922081A 1981-11-09 1981-11-09 車載用情報表示装置 Granted JPS5880514A (ja)

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