JPS6252175A - 不浸透性炭素系成形体の製造方法 - Google Patents
不浸透性炭素系成形体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6252175A JPS6252175A JP60192448A JP19244885A JPS6252175A JP S6252175 A JPS6252175 A JP S6252175A JP 60192448 A JP60192448 A JP 60192448A JP 19244885 A JP19244885 A JP 19244885A JP S6252175 A JPS6252175 A JP S6252175A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- manufacture
- formed body
- base formed
- carbon base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、有機物を結合材とし2体質材とともに混線
、成形後、炭化焼成処理を施して。
、成形後、炭化焼成処理を施して。
気体、液体の不浸透性に優れた炭素系成形体を製造する
方法に関する。電子部品、電極材料。
方法に関する。電子部品、電極材料。
ガスケット、遮蔽材など1強度並びに寸法精度が不浸透
性とともに要求されるものには特に好適である。
性とともに要求されるものには特に好適である。
(従来の技術)
上記した種の製造方法の一例は特開昭59−49551
4号公報に開示がある。体質材として黒鉛を使用したも
のであり、不浸透性とともに強度も優れた製品を得るこ
とを最たる目的課題として[炭化焼成後て炭素質のうち
黒鉛が5〜50重量%を占め、残部が熱硬化性樹脂の炭
化焼成により形成されたガラス質炭素からなるように熱
硬化性樹脂粉末と黒鉛粉末と熱硬化性樹脂液とからなる
組成物を所要形状に成形し、乾燥し、硬化させた後、非
酸化性雰囲気下に炭化焼成することを特徴」としている
。
4号公報に開示がある。体質材として黒鉛を使用したも
のであり、不浸透性とともに強度も優れた製品を得るこ
とを最たる目的課題として[炭化焼成後て炭素質のうち
黒鉛が5〜50重量%を占め、残部が熱硬化性樹脂の炭
化焼成により形成されたガラス質炭素からなるように熱
硬化性樹脂粉末と黒鉛粉末と熱硬化性樹脂液とからなる
組成物を所要形状に成形し、乾燥し、硬化させた後、非
酸化性雰囲気下に炭化焼成することを特徴」としている
。
(発明が解決しようとする問題点)
黒鉛を使用したときの問題は1寸法精度が不足すること
である。即ち、黒鉛の結晶性は往々にして炭化焼成前の
成形物に配向性を与え、これが、炭化焼成される際の体
積収縮を不均一にするとともに表面肌を悪くしてしまう
。
である。即ち、黒鉛の結晶性は往々にして炭化焼成前の
成形物に配向性を与え、これが、炭化焼成される際の体
積収縮を不均一にするとともに表面肌を悪くしてしまう
。
さりとて、黒鉛以外の体質材を使用することも、その多
くの場合ておいては、一般に強度が良好でなく、また、
不浸透性も十分ではない。
くの場合ておいては、一般に強度が良好でなく、また、
不浸透性も十分ではない。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らが鉛意検肘の結果に知見したのは。
無定形ンリカ粉末を体質材として使用すれば。
例外的に、不浸透性は勿論2強度も寸法精度も良好な製
品が得られることである。参与千牛金−一二1φ― 令〒 以下、詳述する。
品が得られることである。参与千牛金−一二1φ― 令〒 以下、詳述する。
結合材としての有機物の一例は、塩素化ポリ塩化ビニル
、ポリ塩化ビニル、塩化ゴム、ポリ塩化ビニリデン、ビ
、チ、タール、リグニンなどの熱可塑性のもの、フェノ
ール系樹脂、フラン系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ
系樹脂など熱硬化性のものなどである。
、ポリ塩化ビニル、塩化ゴム、ポリ塩化ビニリデン、ビ
、チ、タール、リグニンなどの熱可塑性のもの、フェノ
ール系樹脂、フラン系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ
系樹脂など熱硬化性のものなどである。
これらの1種もしくは2種以上を無定形シリカとともに
混練する。加圧ニーダ−や3本ロールのよ5に高剪断力
を加えられるものを使用するのが好ましい。可塑斉J、
溶剤、熱安定剤、滑剤、硬化剤など通常必要π応じて使
用されるものを併用することもできるし、他の体質材を
併用することもできる。例えば、従来は問題を生じた黒
鉛も使用できる。従って、黒鉛が有する電気良導性など
所望に応じて発揮させることも物理的性質を有するもの
が得られるので適宜使用する。粒径や使用割合も適宜で
あるが、望ましくは1次粒子径が例えば20μmあるい
はそれ以下といったように比較的微小なものを、また。
混練する。加圧ニーダ−や3本ロールのよ5に高剪断力
を加えられるものを使用するのが好ましい。可塑斉J、
溶剤、熱安定剤、滑剤、硬化剤など通常必要π応じて使
用されるものを併用することもできるし、他の体質材を
併用することもできる。例えば、従来は問題を生じた黒
鉛も使用できる。従って、黒鉛が有する電気良導性など
所望に応じて発揮させることも物理的性質を有するもの
が得られるので適宜使用する。粒径や使用割合も適宜で
あるが、望ましくは1次粒子径が例えば20μmあるい
はそれ以下といったように比較的微小なものを、また。
結合材に対して5〜90重量%、より好ましくは50〜
85重量%程度の割合で使用するのがよい。
85重量%程度の割合で使用するのがよい。
混線物を次に成形する。カレンダーロール、押出成形、
射出成形、ラバープレス成形など公知の方法によってシ
ート状、棒状、その他種々形状にすることができる。後
工程で切断などなすこともできるので、必ずしも最終形
状である要はない。
射出成形、ラバープレス成形など公知の方法によってシ
ート状、棒状、その他種々形状にすることができる。後
工程で切断などなすこともできるので、必ずしも最終形
状である要はない。
成形物て、結合材の種類に応じて不融化処理や硬化処理
などの低温処理を随時節こし、非酸化性雰囲気1例えば
、窒素、アルゴン、ヘリウムなど不活性ガスの雰囲気や
密閉容器中で炭化1焼成処理を施して製品を得る。炭化
焼成処理における最高温度は1300℃位までで十分で
ある。
などの低温処理を随時節こし、非酸化性雰囲気1例えば
、窒素、アルゴン、ヘリウムなど不活性ガスの雰囲気や
密閉容器中で炭化1焼成処理を施して製品を得る。炭化
焼成処理における最高温度は1300℃位までで十分で
ある。
より高温で処理することもできるが、無定形シリカが炭
化、窒化といった変成を過度にしないように雰囲気など
を考慮した方がよい。尚、炭化焼成処理を施したものに
気相炭化などの不浸透性を更に高める処理を施したり、
撥水処理を施したりすることも勿論できる。
化、窒化といった変成を過度にしないように雰囲気など
を考慮した方がよい。尚、炭化焼成処理を施したものに
気相炭化などの不浸透性を更に高める処理を施したり、
撥水処理を施したりすることも勿論できる。
(実施例)
以下、単に部とあるのは重量部を示す。
〈実施例1〉
塩素化ポリ塩化ビニル樹脂 50部無定形シリ
カ粉末(徳山曹達■製 30部レしロシールQS
−102) メチルエチルケトン(溶剤) 20部上記材料を
加圧ニーダーで60分間混練後。
カ粉末(徳山曹達■製 30部レしロシールQS
−102) メチルエチルケトン(溶剤) 20部上記材料を
加圧ニーダーで60分間混練後。
カレンダーロールを用いて厚さ3 mmのシート状に成
形した。得られた成形物を空気存在下でを行なった。
形した。得られた成形物を空気存在下でを行なった。
〈実施例2〉
塩化ビニル樹脂 30部フラン樹脂
20部無定形シリカ粉末(徳
山曹達■製 20部レしロシールQS−102) 天然黒鉛粉末 30部上記材料を
加圧ニーダーで30分間混線後。
20部無定形シリカ粉末(徳
山曹達■製 20部レしロシールQS−102) 天然黒鉛粉末 30部上記材料を
加圧ニーダーで30分間混線後。
さらに3本ロールで30分間混練した。この混線物に対
して成形などの後工程は実施例1と同様にした。
して成形などの後工程は実施例1と同様にした。
〈実施例5〉
フラン樹脂 30部フェノール
樹脂 20部無定形シリカ粉末(日
本アエロジル■裂 20部アエロジル300) 天然黒鉛粉末 30部上記材料を
加圧二−グで30分間混練後、さらて3本ロールで30
分間混練したものをカレンダーロールな用℃・て厚さ3
mm のシート状に成形した。得られた成形物を70℃
で72時間乾燥、硬化処理した後、窒素ガス雰囲気中に
おいて1000℃1時間の焼成処理を行なった。
樹脂 20部無定形シリカ粉末(日
本アエロジル■裂 20部アエロジル300) 天然黒鉛粉末 30部上記材料を
加圧二−グで30分間混練後、さらて3本ロールで30
分間混練したものをカレンダーロールな用℃・て厚さ3
mm のシート状に成形した。得られた成形物を70℃
で72時間乾燥、硬化処理した後、窒素ガス雰囲気中に
おいて1000℃1時間の焼成処理を行なった。
〈実施例4〉
7ラン樹脂 30部フェノール
樹脂 20部無定形シリカ粉末(日
本アエロジル■習 4o部アエロジル300) 天然黒鉛粉末 1o部使用する材
料を上記のものと゛した以外、すべて実施例5と同様に
した。
樹脂 20部無定形シリカ粉末(日
本アエロジル■習 4o部アエロジル300) 天然黒鉛粉末 1o部使用する材
料を上記のものと゛した以外、すべて実施例5と同様に
した。
〈実施例5〉
実施例3において、アエロジル300の代りに徳山曹達
0弔製のファインンールX−37を使用した以外、すべ
て実施例5と同様にした。
0弔製のファインンールX−37を使用した以外、すべ
て実施例5と同様にした。
く比較例1〉
実施例2において、無定形シリカ粉末を使用しなかった
以外、すべて実施例2と同様にした。
以外、すべて実施例2と同様にした。
く比較例2〉
実施例4において、無定形シリカ粉末を使用しなかった
以外、すべて実施例4と同様にした。
以外、すべて実施例4と同様にした。
(発明の効果)
以上の実施例及び比較例における試験結果を表−1に示
す。
す。
表−1
(注1) 焼成後の成形体の厚みは10ケ所測定した平
均値である。
均値である。
(注2) 寸法精度はく注1)で測定したときの範囲と
標準偏差である。
標準偏差である。
表−1よr)判るように1本発明によれば、不浸透性2
強度1寸性情度ともに良好な製品を得ることができる。
強度1寸性情度ともに良好な製品を得ることができる。
Claims (1)
- 有機物を結合材とし、体質材とともに混練、成形後、
炭化焼成処理を施して不浸透性炭素系成形体を製造する
にあたり、前記体質材の少くとも一部として無定形シリ
カ微粉を使用することを特徴とする不浸透性炭素系成形
体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60192448A JPS6252175A (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 不浸透性炭素系成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60192448A JPS6252175A (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 不浸透性炭素系成形体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6252175A true JPS6252175A (ja) | 1987-03-06 |
Family
ID=16291470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60192448A Pending JPS6252175A (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 不浸透性炭素系成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6252175A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63123862A (ja) * | 1986-11-10 | 1988-05-27 | 花王株式会社 | ガラス状カ−ボン複合材料およびその製造方法 |
-
1985
- 1985-08-31 JP JP60192448A patent/JPS6252175A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63123862A (ja) * | 1986-11-10 | 1988-05-27 | 花王株式会社 | ガラス状カ−ボン複合材料およびその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004315297A (ja) | ナノカーボンコンポジット材及びその製造方法 | |
CN108610049B (zh) | 各向同性石墨材料,其制造方法及其应用 | |
JP3142587B2 (ja) | 炭素質組成物、燃料電池用炭素材およびその製造方法 | |
US20060125131A1 (en) | Carbonaceous porous material and method of manufacturing same | |
JP3636516B2 (ja) | 合成樹脂組成物及び合成樹脂成形物 | |
EP0424537B1 (en) | Process for preparation of carbonaceous molded body having excellent compressive elasticity | |
EP3687957A2 (de) | Verfahren zur herstellung von komplexen geometrischen bauteilen enthaltend kohlenstoff oder siliziumkarbid | |
JPH0543213A (ja) | 薄膜状炭素材の製造方法 | |
JPS6252175A (ja) | 不浸透性炭素系成形体の製造方法 | |
JPH0578182A (ja) | 多孔質炭素成形品の製法および電極材 | |
US20040232392A1 (en) | Graphite fine powder, and production method and use thereof | |
EP0462274A1 (en) | Production of elastic graphite molding | |
JPH0365505A (ja) | 低密度膨張黒鉛成形体及びその製造法 | |
JPH0234902B2 (ja) | ||
TWI610887B (zh) | 等方向性石墨材料,其製造方法及其應用 | |
JPS62138361A (ja) | 炭素材料よりなる高密度成形体の製造方法 | |
JPS59207873A (ja) | 高密度炭化ケイ素焼結体の製造方法 | |
JPS63151610A (ja) | 大型炭素材製造用原料組成物 | |
JP2536513B2 (ja) | 不透過性炭素材の製造法 | |
KR101883862B1 (ko) | 등방성 흑연 성형체의 제조 방법 및 그에 따라 제조된 고밀도 등방성 흑연 성형체 | |
JP2003165784A (ja) | 炭素質多孔体およびその製造方法 | |
JPH0645189A (ja) | 分極性電極の製造方法 | |
JPS5913614A (ja) | 低弾性炭素材料の製造方法 | |
JPH044242B2 (ja) | ||
JP2004244264A (ja) | 炭素同素体からなる構造体及びその製造方法 |