JPS6250692B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6250692B2 JPS6250692B2 JP56141951A JP14195181A JPS6250692B2 JP S6250692 B2 JPS6250692 B2 JP S6250692B2 JP 56141951 A JP56141951 A JP 56141951A JP 14195181 A JP14195181 A JP 14195181A JP S6250692 B2 JPS6250692 B2 JP S6250692B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring gear
- ball
- gear
- planetary
- support base
- Prior art date
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 22
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H35/00—Gearings or mechanisms with other special functional features
- F16H35/10—Arrangements or devices for absorbing overload or preventing damage by overload
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01B—SOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
- A01B33/00—Tilling implements with rotary driven tools, e.g. in combination with fertiliser distributors or seeders, with grubbing chains, with sloping axles, with driven discs
- A01B33/08—Tools; Details, e.g. adaptations of transmissions or gearings
- A01B33/082—Transmissions; Gearings; Power distribution
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01B—SOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
- A01B61/00—Devices for, or parts of, agricultural machines or implements for preventing overstrain
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、遊星減速装置におけるトルクリミツ
ターに関する。
ターに関する。
例えば、小型歩行型農機等においては、エンジ
ンのクランク軸に遊星減速装置を直結し、大巾な
減速を行うことにより、出来るだけコンパクトな
構造でもつて走行或いは作業装置を駆動するよう
にされている。
ンのクランク軸に遊星減速装置を直結し、大巾な
減速を行うことにより、出来るだけコンパクトな
構造でもつて走行或いは作業装置を駆動するよう
にされている。
このような構造の場合に、車輪或いは駆動作業
装置からの大きな負荷や衝撃的な負荷、即ち過負
荷がエンジンのクランク軸に伝わると、エンスト
は勿論のこと、急激な負荷であると内蔵するギヤ
や伝動軸等の損傷を招く恐れがあつた。
装置からの大きな負荷や衝撃的な負荷、即ち過負
荷がエンジンのクランク軸に伝わると、エンスト
は勿論のこと、急激な負荷であると内蔵するギヤ
や伝動軸等の損傷を招く恐れがあつた。
本発明は、こうした事態において、未然に事故
を防ぐことのできる遊星減速装置におけるトルク
リミツターを精度良く、また、遊星減速装置も簡
単に組付けることができるものを提供することを
目的とする。
を防ぐことのできる遊星減速装置におけるトルク
リミツターを精度良く、また、遊星減速装置も簡
単に組付けることができるものを提供することを
目的とする。
上記目的を達成するための本発明の特徴とする
構成は、入力軸に設けた太陽ギヤと伝動ケース側
に固定のリングギヤとに咬合する遊星ギヤをキヤ
リアに遊転自在に保持させて設け、前記キヤリア
に出力軸を連動連結した遊星減速装置におけるト
ルクリミツターにあつて、前記リングギヤの外周
面に対して周方向での複数箇所で接当するボール
と、このボールを半径方向中心側へ付勢するバネ
とから構成された付勢機構を備えるとともに、こ
の付勢機構を、前記リングギヤの中心が遊星ギヤ
の公転軸芯と合致するように前記バネの付勢方向
ならびに付勢力を設定して配置し、前記伝動ケー
スには、前記リングギヤの軸芯方向の一側面を固
定支持する支持台と、その支持台と協働して前記
ボールがリングギヤの板面に沿つた半径方向で移
動することを許しながら、軸芯方向での移動を規
制するガイド部を形成し、さらに、前記リングギ
ヤには、その円周状の外周面の複数箇所に前記ボ
ールの一部を係入する凹部を形成し、前記凹部内
でのボールとリングギヤとの接触点が、ボールの
球心よりも前記支持台側に偏して位置されるよう
に、前記ボールとリングギヤとの位置関係を設定
して配設してある点にあり、かかる構成から、次
の作用ならびに効果を奏する。
構成は、入力軸に設けた太陽ギヤと伝動ケース側
に固定のリングギヤとに咬合する遊星ギヤをキヤ
リアに遊転自在に保持させて設け、前記キヤリア
に出力軸を連動連結した遊星減速装置におけるト
ルクリミツターにあつて、前記リングギヤの外周
面に対して周方向での複数箇所で接当するボール
と、このボールを半径方向中心側へ付勢するバネ
とから構成された付勢機構を備えるとともに、こ
の付勢機構を、前記リングギヤの中心が遊星ギヤ
の公転軸芯と合致するように前記バネの付勢方向
ならびに付勢力を設定して配置し、前記伝動ケー
スには、前記リングギヤの軸芯方向の一側面を固
定支持する支持台と、その支持台と協働して前記
ボールがリングギヤの板面に沿つた半径方向で移
動することを許しながら、軸芯方向での移動を規
制するガイド部を形成し、さらに、前記リングギ
ヤには、その円周状の外周面の複数箇所に前記ボ
ールの一部を係入する凹部を形成し、前記凹部内
でのボールとリングギヤとの接触点が、ボールの
球心よりも前記支持台側に偏して位置されるよう
に、前記ボールとリングギヤとの位置関係を設定
して配設してある点にあり、かかる構成から、次
の作用ならびに効果を奏する。
即ち、遊星減速装置の固定のリングギヤを利用
し、これを衝撃（過負荷）を受けたときに逃がし
て回転できるようにすることによつて、動力伝達
を中断させることができ、以て、トルクリミツタ
ーの機能を発揮させることができるものであり乍
ら、リングギヤを周方向複数箇所で、ボールスト
ツパーにより構成される付勢機構で支持してある
から、そのボールストツパーの各付勢力を調節す
ることで、遊星ギヤの寸法精度のバラツキに伴う
太陽ギヤに対するリングギヤの芯ズレを調節し
て、遊星減速装置を精度良く組付けられる。
し、これを衝撃（過負荷）を受けたときに逃がし
て回転できるようにすることによつて、動力伝達
を中断させることができ、以て、トルクリミツタ
ーの機能を発揮させることができるものであり乍
ら、リングギヤを周方向複数箇所で、ボールスト
ツパーにより構成される付勢機構で支持してある
から、そのボールストツパーの各付勢力を調節す
ることで、遊星ギヤの寸法精度のバラツキに伴う
太陽ギヤに対するリングギヤの芯ズレを調節し
て、遊星減速装置を精度良く組付けられる。
従つて、トルクリミツター及び遊星減速装置を
簡単に精度良く組付けられる利点がある。
簡単に精度良く組付けられる利点がある。
また、前記付勢機構としてのボールストツパー
と、リングギヤとの関連構造を前記特徴構成の如
く構成したことにより、前記付勢機構に、前記リ
ングギヤを支持台側に押圧付勢する傾向を持たせ
て設置したものであるから、トルクリミツターと
して必要な付勢機構の付勢力を、前記リングギヤ
が支持台から離れる側に移動することを阻止する
手段としても利用することができる。
と、リングギヤとの関連構造を前記特徴構成の如
く構成したことにより、前記付勢機構に、前記リ
ングギヤを支持台側に押圧付勢する傾向を持たせ
て設置したものであるから、トルクリミツターと
して必要な付勢機構の付勢力を、前記リングギヤ
が支持台から離れる側に移動することを阻止する
手段としても利用することができる。
これによつて、前記リングギヤが支持台から離
れる側へ移動することを阻止する為の移動阻止具
を別途設ける必要がなく、遊星減速装置の組付作
業の簡略化並びに構造の簡素化をはかれる利点が
ある。
れる側へ移動することを阻止する為の移動阻止具
を別途設ける必要がなく、遊星減速装置の組付作
業の簡略化並びに構造の簡素化をはかれる利点が
ある。
以下に、本発明の一実施例を、歩行型耕耘機に
適用した場合を例として図面に基づいて説明す
る。
適用した場合を例として図面に基づいて説明す
る。
第１図に示すように、エンジン１、その下部に
遊星歯車式伝動装置８（以下、遊星減速装置と呼
称する。）を介して連設した伝動ケース２、バン
パー３、及び、フエンダー４等から成る機体の下
部から後方に操縦ハンドル５を延出させ、前記伝
動ケース２の下部の左右の耕耘ローター６を駆動
自在に取付けると共に、前記ハンドル５の基部
に、抵抗棒７を取外し自在に付設し、もつて、前
記ローター６により機体走行させながら作業する
歩行型耕耘機を構成してある。
遊星歯車式伝動装置８（以下、遊星減速装置と呼
称する。）を介して連設した伝動ケース２、バン
パー３、及び、フエンダー４等から成る機体の下
部から後方に操縦ハンドル５を延出させ、前記伝
動ケース２の下部の左右の耕耘ローター６を駆動
自在に取付けると共に、前記ハンドル５の基部
に、抵抗棒７を取外し自在に付設し、もつて、前
記ローター６により機体走行させながら作業する
歩行型耕耘機を構成してある。
前記ローター６に対するエンジン出力の伝動構
造を次の如く構成してある。
造を次の如く構成してある。
第２図及び第３図に示すように、エンジンのク
ランク軸である入力軸１０の軸端に一体形成した
太陽ギヤ１０′に前記遊星減速装置８の３個の遊
星ギヤ９が咬合され、その外周に前記遊星ギヤ９
に咬合するリングギヤ１１が前記伝動ケース２内
に設けられた支持台２Ａ上に固定配備されてい
る。このリングギヤ１１は、その外周縁の４箇所
に凹部１２を備えていて、これら凹部１２には、
リングギヤ１１の厚みの２倍程度の径を有するボ
ール１３が、支持台２Ａと略同一面上に設けられ
ていて、リングギヤ１１の半径方向中心側へ向う
孔の中に挿入のバネ１４にて半径方向内方側へ押
圧付勢され、これらボール１３とバネ１４による
付勢機構２３にて、前記リングギヤ１１を支持台
２Ａ側に押圧付勢すべく構成してある。つまり、
前記ボール１３と前記リングギヤ１１との接触点
が、ボール１３の球心よりも支持台２Ａ側へ偏し
て位置するように、ボール１３とリングギヤ１１
との相対位置関係を定め、これによつて前記リン
グギヤ１１を伝動ケース２に固定的に保持してい
る。前記バネ１４は所定の強さをもち、大きな回
転圧力が前記リングギヤ１１に加わると、前記ボ
ール１３を介して圧縮され、前記ボール１３が前
記凹部１２から脱するのを許すものであり、前記
伝動ケース２に形成されたリングギヤ半径方向で
の貫通孔をガイド２Ｂとし、ボール１３とともに
ガイド２Ｂに内装されている。そして、前記バネ
１４は、前記ガイド２Ｂを構成する貫通孔の外端
部に螺着されたボルト２４にて付勢力が調節さ
れ、遊星ギヤ９の寸法精度のバラツキに伴う太陽
ギヤ１０′に対するリングギヤ１１の芯ズレを調
節することができる。前記ガイド２Ｂは、前記バ
ネ１４を内装するものであるとともに、前記ボー
ル１３がリングギヤ１１の板面に沿う半径方向で
移動することを案内し、かつ、リングギヤ１１の
軸芯方向で移動することを規制する手段として構
成されている。１５は、前記３個の遊星ギヤ９を
遊転自在に保持し、その公転を出力として取り出
すキヤリアであつて、その中心部に筒状部１５ａ
を有する。前記筒状部１５ａにはボール孔１５ｂ
が形成されるとともに、その孔内には、前記リン
グギヤ１１に対するボール１３とは別のボール１
５ｃが嵌入されている。１６は、出力軸としての
伝動中間軸であつて、前記入力軸１０と同芯に突
き合せ状態に設けられ、その一端側のスプライン
を形成したところに前記ボール１５ｃが半分嵌入
できる凹部１６ａを設けてある。１７は、前記筒
状部１５ａに摺動自在に外嵌されたクラツチ操作
部材であり、これと前記キヤリア１５の一部との
間に圧縮バネ１８が介在されるとともに、その内
周には前記ボール１５ｃの嵌入できる凹部１７ａ
とボール規制部１７ｂとが形成され、常時は前記
ボール規制部１７ｂが前記ボール１５ｃを前記ボ
ール孔１５ｂと凹部１６ａとに嵌入した状態とし
ている。
ランク軸である入力軸１０の軸端に一体形成した
太陽ギヤ１０′に前記遊星減速装置８の３個の遊
星ギヤ９が咬合され、その外周に前記遊星ギヤ９
に咬合するリングギヤ１１が前記伝動ケース２内
に設けられた支持台２Ａ上に固定配備されてい
る。このリングギヤ１１は、その外周縁の４箇所
に凹部１２を備えていて、これら凹部１２には、
リングギヤ１１の厚みの２倍程度の径を有するボ
ール１３が、支持台２Ａと略同一面上に設けられ
ていて、リングギヤ１１の半径方向中心側へ向う
孔の中に挿入のバネ１４にて半径方向内方側へ押
圧付勢され、これらボール１３とバネ１４による
付勢機構２３にて、前記リングギヤ１１を支持台
２Ａ側に押圧付勢すべく構成してある。つまり、
前記ボール１３と前記リングギヤ１１との接触点
が、ボール１３の球心よりも支持台２Ａ側へ偏し
て位置するように、ボール１３とリングギヤ１１
との相対位置関係を定め、これによつて前記リン
グギヤ１１を伝動ケース２に固定的に保持してい
る。前記バネ１４は所定の強さをもち、大きな回
転圧力が前記リングギヤ１１に加わると、前記ボ
ール１３を介して圧縮され、前記ボール１３が前
記凹部１２から脱するのを許すものであり、前記
伝動ケース２に形成されたリングギヤ半径方向で
の貫通孔をガイド２Ｂとし、ボール１３とともに
ガイド２Ｂに内装されている。そして、前記バネ
１４は、前記ガイド２Ｂを構成する貫通孔の外端
部に螺着されたボルト２４にて付勢力が調節さ
れ、遊星ギヤ９の寸法精度のバラツキに伴う太陽
ギヤ１０′に対するリングギヤ１１の芯ズレを調
節することができる。前記ガイド２Ｂは、前記バ
ネ１４を内装するものであるとともに、前記ボー
ル１３がリングギヤ１１の板面に沿う半径方向で
移動することを案内し、かつ、リングギヤ１１の
軸芯方向で移動することを規制する手段として構
成されている。１５は、前記３個の遊星ギヤ９を
遊転自在に保持し、その公転を出力として取り出
すキヤリアであつて、その中心部に筒状部１５ａ
を有する。前記筒状部１５ａにはボール孔１５ｂ
が形成されるとともに、その孔内には、前記リン
グギヤ１１に対するボール１３とは別のボール１
５ｃが嵌入されている。１６は、出力軸としての
伝動中間軸であつて、前記入力軸１０と同芯に突
き合せ状態に設けられ、その一端側のスプライン
を形成したところに前記ボール１５ｃが半分嵌入
できる凹部１６ａを設けてある。１７は、前記筒
状部１５ａに摺動自在に外嵌されたクラツチ操作
部材であり、これと前記キヤリア１５の一部との
間に圧縮バネ１８が介在されるとともに、その内
周には前記ボール１５ｃの嵌入できる凹部１７ａ
とボール規制部１７ｂとが形成され、常時は前記
ボール規制部１７ｂが前記ボール１５ｃを前記ボ
ール孔１５ｂと凹部１６ａとに嵌入した状態とし
ている。
従つて、前記クラツチ操作部材１７をバネ１８
に抗して摺動させると、前記凹部１７ａがボール
１５ｃの位置に移動して、このボール１５ｃの凹
部１７ａ内への逃げを許し、前記中間伝動軸１６
とキヤリア１５との伝動が断たれる。前記中間伝
動軸１６の他端にはネジ孔が形成され、これに伝
動軸１９の一端が嵌入螺合されており、この伝動
軸１９の他端にはベベルギヤ２０が固定されてい
る。２１は車軸であつて、前記伝動ケース２の下
端部に軸架されるとともに前記ベベルギヤ２０に
咬合するもう一方のベベルギヤ２２を有する。前
記車軸２１には第１図で示す如く、ローター６が
取付けられている。
に抗して摺動させると、前記凹部１７ａがボール
１５ｃの位置に移動して、このボール１５ｃの凹
部１７ａ内への逃げを許し、前記中間伝動軸１６
とキヤリア１５との伝動が断たれる。前記中間伝
動軸１６の他端にはネジ孔が形成され、これに伝
動軸１９の一端が嵌入螺合されており、この伝動
軸１９の他端にはベベルギヤ２０が固定されてい
る。２１は車軸であつて、前記伝動ケース２の下
端部に軸架されるとともに前記ベベルギヤ２０に
咬合するもう一方のベベルギヤ２２を有する。前
記車軸２１には第１図で示す如く、ローター６が
取付けられている。
上述の如き構成であるので、作業中にローター
６に過負荷がかかると、それが直接に前記キヤリ
ア１５に伝播され、キヤリア１５の遊星ギヤ９と
咬合している前記リングギヤ１１に衝撃的に伝わ
る。
６に過負荷がかかると、それが直接に前記キヤリ
ア１５に伝播され、キヤリア１５の遊星ギヤ９と
咬合している前記リングギヤ１１に衝撃的に伝わ
る。
しかし、大きな回転反力が前記リングギヤ１１
に加わると、前記ボール１３を介してバネ１４を
押圧し、ボール１３が凹部１２から逃げることを
許し前記リングギヤ１１の固定状態を解除して、
前記出力軸１０と中間伝動軸１６との間に剛体連
結をなくし、トルクリミツターの機能を発揮す
る。
に加わると、前記ボール１３を介してバネ１４を
押圧し、ボール１３が凹部１２から逃げることを
許し前記リングギヤ１１の固定状態を解除して、
前記出力軸１０と中間伝動軸１６との間に剛体連
結をなくし、トルクリミツターの機能を発揮す
る。
そして、ローター６側の過負荷が解除されれ
ば、前記リングギヤ１１が所定の回転をした後、
再び前記ボール１３と凹部１２との嵌着状態に戻
る。
ば、前記リングギヤ１１が所定の回転をした後、
再び前記ボール１３と凹部１２との嵌着状態に戻
る。
尚、前記ローター６は通常の車輪であつてもよ
く、また、本発明は遊星減速装置を用いたどのよ
うな伝動系においても応用できるものである。
く、また、本発明は遊星減速装置を用いたどのよ
うな伝動系においても応用できるものである。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
図面は本発明に係る遊星減速装置におけるトル
クリミツターの実施例を示し、第１図は本発明を
適用した歩行型移動農機の全体側面図、第２図は
要部の縦断側面図、第３図は第２図の−線矢
視図である。 ２Ａ……支持台、２Ｂ……ガイド、９……遊星
ギヤ、１０……入力軸、１０′……太陽ギヤ、１
１……リングギヤ、１２……凹部、１３……ボー
ル、１４……バネ、１５……キヤリア、１６……
出力軸、２３……付勢機構。
クリミツターの実施例を示し、第１図は本発明を
適用した歩行型移動農機の全体側面図、第２図は
要部の縦断側面図、第３図は第２図の−線矢
視図である。 ２Ａ……支持台、２Ｂ……ガイド、９……遊星
ギヤ、１０……入力軸、１０′……太陽ギヤ、１
１……リングギヤ、１２……凹部、１３……ボー
ル、１４……バネ、１５……キヤリア、１６……
出力軸、２３……付勢機構。
Claims (1)
- １ 入力軸１０に設けた太陽ギヤ１０′と伝動ケ
ース２側に固定のリングギヤ１１とに咬合する遊
星ギヤ９をキヤリア１５に遊転自在に保持させて
設け、前記キヤリア１５に出力軸１６を連動連結
した遊星減速装置におけるトルクリミツターであ
つて、前記リングギヤ１１の外周面に対して周方
向での複数箇所で接当するボール１３…と、この
ボール１３…を半径方向中心側へ付勢するバネ１
４とから構成された付勢機構２３を備えるととも
に、この付勢機構２３を、前記リングギヤ１１の
中心が遊星ギヤ９の公転軸芯と合致するように前
記バネ１４の付勢方向ならびに付勢力を設定して
配置し、前記伝動ケース２には、前記リングギヤ
１１の軸芯方向の一側面を固定支持する支持台２
Ａと、その支持台２Ａと協働して前記ボール１３
がリングギヤ１１の板面に沿つた半径方向で移動
することを許しながら、軸芯方向での移動を規制
するガイド部２Ｂを形成し、さらに、前記リング
ギヤ１１には、その円周状の外周面の複数箇所に
前記ボール１３の一部を係入する凹部１２を形成
し、前記凹部１２内でのボール１３とリングギヤ
１１との接触点が、ボール１３の球心よりも前記
支持台２Ａ側に偏して位置されるように、前記ボ
ール１３とリングギヤ１１との位置関係を設定し
て配設してあることを特徴とする遊星減速装置に
おけるトルクリミツター。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14195181A JPS5842858A (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 遊星減速装置におけるトルクリミツタ− |
| FR8209401A FR2512512B1 (fr) | 1981-09-08 | 1982-05-28 | Limiteur de couple pour engrenage de reduction a planetaires |
| NL8202371A NL8202371A (nl) | 1981-09-08 | 1982-06-11 | Koppelbegrenzer in een planetair reductiedrijfwerk. |
| DE19823222098 DE3222098A1 (de) | 1981-09-08 | 1982-06-11 | Drehmomentbegrenzer in einem planetenuntersetzungsgetriebe |
| GB08217359A GB2105815B (en) | 1981-09-08 | 1982-06-15 | Planetary reduction gearing provided with a torque limiter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14195181A JPS5842858A (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 遊星減速装置におけるトルクリミツタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5842858A JPS5842858A (ja) | 1983-03-12 |
| JPS6250692B2 true JPS6250692B2 (ja) | 1987-10-26 |
Family
ID=15303917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14195181A Granted JPS5842858A (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 遊星減速装置におけるトルクリミツタ− |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842858A (ja) |
| DE (1) | DE3222098A1 (ja) |
| FR (1) | FR2512512B1 (ja) |
| GB (1) | GB2105815B (ja) |
| NL (1) | NL8202371A (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2122303B (en) * | 1982-04-26 | 1985-08-14 | Kubota Ltd | Safety mechanism for reduction gearing |
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| JPH0674835B2 (ja) * | 1986-03-27 | 1994-09-21 | マテックス株式会社 | 遊星歯車装置のケーシング取付構造 |
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