JP2000291763A - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JP2000291763A
JP2000291763A JP11096931A JP9693199A JP2000291763A JP 2000291763 A JP2000291763 A JP 2000291763A JP 11096931 A JP11096931 A JP 11096931A JP 9693199 A JP9693199 A JP 9693199A JP 2000291763 A JP2000291763 A JP 2000291763A
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shaft
actuator
motor
bevel gear
housing
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Yoshihiro Inoguchi
善洋 井野口
Zentaro Yamaguchi
善太郎 山口
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Mitsuba Corp
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Mitsuba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズやコスト増を抑えつつ応急用のバッテ
リーを設ける。 【解決手段】 アクチュエータ10はハウジング11の
シャフト挿通部14に回転自在に支承されたシャフトが
原動側傘歯車46と従動側傘歯車47とを介してウオー
ム歯車減速装置付きモータ60によって正逆回転駆動さ
れるように構成されている。シャフト15の外周の雄ね
じ部16には軸方向に移動する移動筒22を連結された
雌ねじ部材18が進退自在に螺合され、移動筒22の先
端部が負荷に連結される。モータ60はハウジング11
のシャフト挿通部14と反対側に形成されたモータ装着
部13に装着され、ハウジング11のシャフト挿通部1
4の延長上にバッテリー収納部55が形成されている。 【効果】 アクチュエータと別にバッテリーを付帯せず
に済むため、アクチュエータ全体のサイズやコスト増を
抑えつつバッテリーを設けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータに
関し、特に、電動送りねじ式アクチュエータに係り、例
えば、医療用ベッドの寝床を起立させたり倒伏させたり
するのに利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】医療用ベッドにおいては患者の寝食の負
担を軽減するために、ベッドの寝床を電動送りねじ式ア
クチュエータによって起立させたり倒伏させたりするこ
とが実施されている。
【0003】従来のこの種のアクチュエータとして、ハ
ウジングのシャフト挿通部内に挿通されて回転自在に支
承されたシャフトが減速装置を介してモータによって正
逆回転駆動されるように構成されており、このシャフト
の外周に形成された雄ねじ部には軸方向に移動する移動
筒を連結された雌ねじ部材が進退自在に螺合されてお
り、移動筒の前側端部が負荷に連結されるように構成さ
れているものがある。
【0004】このようなアクチュエータが医療用ベッド
に使用された場合においては、停電時に応急的にモータ
をバッテリーによって駆動させる事態を想定する必要が
ある。このため、アクチュエータと別体になったバッテ
リーボックスをアクチュエータに付帯させること、ある
いは、モータハウジングの内部にバッテリーを組み込む
ことが、一般的に考えられる。
【0005】なお、従来のこの種のアクチュエータを述
べてある例としては、特開平6−109094号公報が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アクチュエー
タにバッテリーボックスを付帯させた場合においては、
アクチュエータ内のモータとバッテリーボックス内のバ
ッテリーとを接続するための給電線が別途必要になるた
め、医療用ベッド等のシステム全体としてのコストが増
加してしまう。また、モータハウジング内にバッテリー
を組み込んだ場合には、モータハウジングが大型化して
しまうため、アクチュエータへの組み付けスペースやコ
ストが増加してしまう。
【0007】本発明の目的は、サイズやコストの増加を
抑制しつつ応急用のバッテリーを設けることができるア
クチュエータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアクチュエ
ータは、減速装置を介してモータによって正逆回転駆動
されるシャフトの外周に雄ねじ部が形成されており、こ
の雄ねじ部に雌ねじ部材が軸方向に進退自在に螺合され
ているアクチュエータにおいて、ハウジングの一端部片
側に形成されたシャフト挿通部に前記シャフトが挿通さ
れており、前記ハウジングにおける前記シャフト挿通部
の反対側に形成されたモータ装着部に前記モータが装着
されており、前記ハウジング内の前記シャフト挿通部の
延長上にバッテリー収納部が形成されていることを特徴
とする。
【0009】前記した手段によれば、モータが装着され
シャフトが挿通されたハウジングにバッテリー収納部が
形成されているため、別途、バッテリーボックスを付帯
させなくて済む。また、モータハウジング内にバッテリ
ーを組み込まなくて済むため、モータの仕様変更や改造
を回避することができる。
【0010】モータの回転軸の軸方向端面に摩擦係数の
大きいブレーキ部材を摺接することにより、シャフトが
負荷側からの逆回転作用力によって逆回転されてしまう
現象を阻止することができるため、シャフトへのブレー
キ装置やワンウェイクラッチの介設を省略することによ
ってシャフトの長さを短くすることができ、アクチュエ
ータのハウジング内にバッテリー収納部を確保すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に即して説明する。
【0012】図1に示されているように、本実施形態に
係るアクチュエータは医療用ベッド(以下、ベッドとい
う。)の寝床を起伏させるためのものとして構成されて
いる。すなわち、アクチュエータ10の固定端側になる
ハウジング11はベッド1のフレーム2に枢軸3によっ
て回転自在に枢支されており、アクチュエータ10の自
由端側になる後記する移動筒22の先端は寝床4を起伏
させるためのリンク5に後記する連結ピン30によって
回転自在に連結されている。アクチュエータ10が短縮
した状態で、ベッド1の寝床4は図1(a)に示されて
いるように水平に倒伏されており、アクチュエータ10
が伸長すると、寝床4は図1(b)に示されているよう
に起立されるようになっている。
【0013】図2に示されているように、アクチュエー
タ10はハウジング11を備えており、ハウジング11
は左右で一対のシェル12、12を組み合わされて構成
されている。両シェル12、12は樹脂が用いられて互
いに左右対称形の大略長方形の皿形に形成されており、
最中合わせにされた合わせ面間にモータ装着部13およ
びシャフト挿通部14がそれぞれ形成されている。両シ
ェル12、12は最中合わせに組み付けられた状態でね
じ部材によって締結されているとともに、シャフト挿通
部14の一端(以下、前端とする。)開口の外側に形成
された嵌合部の外周に金属製のバンド12aを嵌着され
ている。バンド12aによって左右のシェル12、12
のシャフト挿通部14における左右方向への開きは防止
されるようになっている。左右のシェル12、12の対
向する位置には後記する支持穴87を露出させるための
一対の窓孔12b、12bが開設されている。
【0014】図3に示されているように、ハウジング1
1のシャフト挿通部14に挿通されたシャフト15の前
側には送り用の雄ねじ部16が形成されており、この雄
ねじ部16には雌ねじ部17が螺合された雌ねじ部材と
してのナット18が進退自在に装着されている。ハウジ
ング11のシャフト挿通部14には支持筒19がナット
18の外側においてシャフト15と同心的に配されて左
右のシェル12、12によって挟持され、固定部20に
よって抜け止めされている。ナット18はこの支持筒1
9に筒心方向に摺動可能に嵌入されている。
【0015】図3および図4に示されているように、ナ
ット18には移動筒22がシャフト15および支持筒1
9と同心に配されてねじ結合部23によって連結されて
おり、移動筒22の前端には連結具24がベッド1の寝
床4に対する連結位置を調節可能に装着されている。す
なわち、移動筒22の前端部の内周のうち前端から連結
具24の長さよりも若干短めに後方に寄った位置には、
位置調節用雌ねじ部25が刻設されており、位置調節用
雌ねじ部25から前端に寄った中央位置には筒心方向に
長い長孔26が一対、互いに対向されて筒心方向に延在
するようにそれぞれ開設されている。つまり、両長孔2
6、26は位置調節用雌ねじ部25には配設されていな
い。したがって、位置調節用雌ねじ部25はバリやねじ
山および谷の精度の低下なく、精密に加工された状態を
維持している。
【0016】一方、連結具24は移動筒22と略等しい
外径の円柱形状に形成されており、一端部外周には位置
調節用雄ねじ部27が刻設されている。連結具24の中
央部には連結ピンを挿通するための連結孔29が軸心と
直交する方向に貫通されて開設されている。すなわち、
連結具24には連結孔29が位置調節用雄ねじ部27か
ら離れた位置に開設されている。したがって、位置調節
用雄ねじ部27はバリやねじ山および谷の精度の低下な
く、精密に加工された状態を維持している。連結具24
の前後両端面にはスパナ等の工具を係合するための工具
係合部28がそれぞれ没設されている。
【0017】連結具24は位置調節用雄ねじ部27を後
方向に向けた状態で移動筒22に挿入され、位置調節用
雌ねじ部25に螺合されている。この状態において連結
具24は移動筒22の前端部に軸心方向の位置を調節可
能に装着された状態になっているとともに、その回転位
置を調節されることによって連結孔29が両長孔26、
26に位置合わせされる状態になっている。
【0018】連結孔29の外径と両方の長孔26、26
の短手方向の幅とは等しく設定されているとともに、連
結ピン30の外径に略等しく設定されている。図4に示
されているように、連結ピン30は長孔26、連結孔2
9に挿通可能に設定されているとともに、ベッドの寝床
側のブラケット31に開設されている連結孔32にも挿
通可能に設定されており、挿通された状態でブラケット
31の外側において鍔部30aおよび割ピン33によっ
て抜け止めされるように構成されている。
【0019】なお、連結具24がベッドの寝床側に連結
されることによって、ナット18および移動筒22は支
持筒19に対して回り止めされた状態となるため、移動
筒22はナット18の回転運動に対して回転を阻止する
状態になり、ナット18の進退運動に伴って支持筒19
に対して直線運動する状態になる。
【0020】図3および図4に示されているように、シ
ャフト15の前端には円筒形状に形成されたナットスト
ッパ35が同軸に配されて固定されており、ナットスト
ッパ35は移動筒22の内周面に滑動自在に支承された
状態になっている。移動筒22の位置調節用雌ねじ部2
5から後端寄りの前端部内周にはダンパを兼ねる位置規
制部材36が位置調節可能に固定されている。すなわ
ち、位置規制部材36はゴムまたは樹脂の弾性材料が用
いられて移動筒22の内径と等しい外径を有する円柱形
状に形成されている。位置規制部材36の中間部にはリ
ベットを挿通するための挿通孔37が軸心と直交する方
向に開設されている。また、位置規制部材36の後端面
にはナットストッパ35から突出したシャフト15の凸
部を逃げるための凹部38が没設されている。他方、移
動筒22の前端部における位置調節用雌ねじ部25から
適当に離れた位置にはリベットを挿通するための挿通孔
39が筒心と直交する方向に貫通するように開設されて
いる。
【0021】そして、連結具24を外された状態で、か
つ、挿通孔37と39とが取付治具(図示せず)によっ
て位置合わせされた状態で、位置規制部材36は移動筒
22内に前端開口から挿入され、双方の挿通孔37と3
9とにリベット40を挿通されてかしめ加工されること
により移動筒22の図3および図4に示されている所望
の調節位置に固定されている。
【0022】図3および図4に示されているように、支
持筒19の前端開口部には前後端に外向き鍔部を有する
円筒形状に形成されたキャップ41が嵌着されており、
キャップ41は後端側の鍔部を支持筒19の内周に没設
された環状溝に係合されて支持筒19に固定されてい
る。キャップ41は内周を移動筒22の外周に摺接する
ことにより、支持筒19の内部をシールするようになっ
ている。
【0023】図3および図4に示されているように、シ
ャフト15の後端部(以下、従動部という。)42には
送り用雄ねじ部16が形成されていない。従動部42の
送り用雄ねじ部16と隣接する部位には段差部43が一
定幅一定深さに没設されており、段差部43の外周には
リング44が嵌合されている。リング44は後記するウ
オーム歯車減速装置付きモータ(以下、モータとい
う。)60のギヤケース63に支持筒19よりも大径に
形成されたシャフト挿通室64に固定されており、リン
グ44の前端面にはシャフト15の雄ねじ部16の段差
後端面が突き当てられている。
【0024】シャフト挿通室64の内部において、従動
部42の中間部外周には面取り部45が形成されてお
り、面取り部45には原動側傘歯車46によって駆動さ
れる従動側傘歯車47が一体回転するように嵌合されて
いる。従動側傘歯車47の外周にはラジアル転がり軸受
48のインナレースが嵌合されており、ラジアル転がり
軸受48のアウタレースはシャフト挿通室64の内周で
固定されている。つまり、シャフト15の後端部である
従動部42はラジアル転がり軸受48を介してモータ6
0のギヤケース63によって回転自在に支承されてい
る。
【0025】従動部42の従動側傘歯車47の後側の外
周には面取り部49が形成されており、面取り部49に
はスラストプレート50が一体回転するように嵌合され
ている。スラストプレート50にはスラスト転がり軸受
51の回転側レースが固定されており、スラスト転がり
軸受51の固定側レースはシャフト挿通室64の後端部
に固定されている。したがって、シャフト15の後端部
である従動部42はスラスト転がり軸受51を介してモ
ータ60のギヤケース63に軸方向の移動を規制された
状態で回転自在に支承されている。
【0026】図3に示されているように、シャフト挿通
室64の後壁には挿通孔52が開設されており、挿通孔
52にはシャフト15の後端部である従動部42が挿通
されている。従動部42の挿通孔52から突出した後端
部の外周には、シャフト15の前進方向への抜けを防止
するストッパ53が嵌合されて止め輪54によって固定
されている。また、ハウジング11のシャフト15の後
端部である従動部42の後方には応急用のバッテリーと
しての乾電池を収納するための乾電池収納室55が、モ
ータ60のヨーク62に隣接する空間を利用して形成さ
れている。なお、ハウジングの支持筒19の上側にはモ
ータ60を駆動するための電力や制御するための制御信
号の経路を構成した組電線56が接続されている。
【0027】図5に示されているように、従動側傘歯車
47には原動側傘歯車46が噛合されており、原動側傘
歯車46はギヤケース63にシャフト挿通室64と直交
するように配されたモータ60の出力軸69に一体回転
するように嵌着されている。つまり、従動側傘歯車47
にはモータ60の回転力が原動側傘歯車46によって直
角に変換されて伝達されるようになっている。図3およ
び図5に示されているように、モータ60はアクチュエ
ータ10のハウジング11におけるモータ装着部13に
収納されており、ハウジング11に相対的に固定されて
いる。
【0028】図3に示されているように、ウオーム歯車
減速装置付きモータ60のモータハウジング61は互い
に直列に連設されたヨーク62とギヤケース63とから
構成されており、アクチュエータ10のハウジング11
のモータ装着部13にギヤケース63を前側にして装着
されている。ギヤケース63はアルミダイカストによっ
て堅牢に一体成形されており、ギヤケース63のシャフ
ト15の後端部が通る位置には前記したシャフト挿通室
64が形成されている。図6(a)に示されているよう
に、モータ60の回転軸65は軸方向の両端部にそれぞ
れ配置されたラジアル軸受66、66と、中間部に配置
されたラジアル軸受66Aとによって回転自在に支承さ
れている。ギヤケース63内に収納された回転軸65の
前端部にはウオーム67が形成されており、ウオーム6
7にはウオームホイール68が噛合されている。図5に
示されているように、ウオームホイール68には出力軸
69が挿通されて固定されており、出力軸69の反対側
端部には原動側傘歯車46が一体回転するように嵌合さ
れている。前述した通り、原動側傘歯車46はシャフト
挿通室64において従動側傘歯車47に噛合されてい
る。
【0029】図6(a)において、回転軸65の軸方向
の両端面には第一ブレーキ部材70および第二ブレーキ
部材80が、ギヤケース63およびヨーク62の間にそ
れぞれ介設されている。第一ブレーキ部材70および第
二ブレーキ部材80は回転軸65に作用する軸方向のス
ラスト力をそれぞれ支承し、かつ、回転軸65に作用す
るトルクに対してブレーキ力を付勢するように構成され
ている。第一ブレーキ部材70および第二ブレーキ部材
80はナイロンやポリイミド樹脂等の摩擦係数が大きく
耐摩耗性および耐熱性を有する樹脂が使用されてそれぞ
れ一体成形されている。
【0030】図6(b)に示されているように、第一ブ
レーキ部材70は小径部71と大径部72とを備えてお
り、大径部72の回転軸65側の端面には円形リング形
状の当接面部73が同心円に突設されている。当接面部
73の外径は回転軸65の外径と略等しく設定されてお
り、当接面部73の端面は回転軸65の端面の外周部に
全周にわたって均一に摺接されている。大径部72の外
周には小判形平盤形状の鍔部74が形成されており、鍔
部74はラジアル軸受66の対向端面に小判形穴形状に
形成された回り止め穴66aに軸方向に摺動自在で回り
止めされた状態に嵌入されている。
【0031】第一ブレーキ部材70の小径部71はゴム
または樹脂が用いられて短尺で肉厚の円筒形状に形成さ
れたクッション部材75の中空部に挿入されており、ク
ッション部材75はギヤケース63の回転軸65の延長
線上に形成された収納穴76に収納されている。クッシ
ョン部材75の外周は中央部が径方向外側に膨出した太
鼓形状に形成されており、クッション部材75がギヤケ
ース63の収納穴76に収納された状態において、その
外周面は収納穴76の内周面に押接した状態になってい
る。クッション部材75は収納穴76に収納された状態
において、第一ブレーキ部材70を回転軸65の方向へ
弾発するように設定されており、この弾発力によって第
一ブレーキ部材70の小判形平盤形状の鍔部74はラジ
アル軸受66の対向端面に形成された回り止め穴66a
に嵌入し回り止めされている。
【0032】そして、回転軸65からのスラスト力が第
一ブレーキ部材70を介してクッション部材75に作用
したときに、クッション部材75は弾性変形することに
よって回転軸65からのスラスト力を吸収するように設
定されている。
【0033】図6(c)に示されているように、第二ブ
レーキ部材80は小径部81と大径部82とを備えてお
り、大径部82の回転軸65と反対側の端面には円形リ
ング形状の当接面部83が同心円に突設されている。当
接面部83の外径は回転軸65の外径と略等しく、か
つ、第一ブレーキ部材70の当接面部73の外径よりも
大きく設定されている。ヨーク62の第二ブレーキ部材
80側端部に円筒形状に形成された収納部84にはスラ
ストプレート85が収納されて固定されており、当接面
部83の端面はスラストプレート85の対向端面に全周
にわたって均一に摺接されている。なお、スラストプレ
ート85を省略して、第一ブレーキ部材70の当接面部
83をヨーク62の収納部84の底面に摺接させてもよ
い。
【0034】第二ブレーキ部材80の小径部81は回転
軸65の第二ブレーキ部材80側端面に穿設された保持
穴86に一体回転するように嵌入されている。小径部8
1が保持穴86に嵌入された状態において、大径部82
の当接面部83と反対側の端面は回転軸65の端面に当
接した状態になっている。回転軸65の反対側に配置さ
れたクッション部材75が回転軸65を弾発する力によ
って、第二ブレーキ部材80の当接面部83はスラスト
プレート85に常時押接されるように設定されている。
【0035】図5に示されているように、アルミダイカ
ストが使用されて堅牢に一体成形されたギヤケース63
のシャフト15の後端部が直交する両側面には、一対の
支持穴87、87が同一軸線上で互いに対向されてそれ
ぞれ開設されており、一対の支持穴87、87にはアク
チュエータ10をベッド1のフレーム2に回転自在に枢
支するための一対の枢軸3、3がそれぞれ嵌入されるよ
うになっている。両支持穴87、87を結ぶ軸線は原動
側傘歯車46と従動側傘歯車47との交点を通るように
設定されており、アクチュエータ10は原動側傘歯車4
6と従動側傘歯車47との交点を中心にして往復回動す
るようになっている。
【0036】以下、作用を説明する。
【0037】予め、アクチュエータ10はベッド1に図
1に示されているように組み付けられる。すなわち、図
5に想像線で示されているように、スルーボルトによっ
て構成された枢軸3、3がベッド1のフレーム2を挿通
されてアクチュエータ10の両側面の支持穴87、87
に両側からねじ込まれることにより、アクチュエータ1
0は一対の枢軸3、3によってベッド1のフレーム2に
枢支される。アクチュエータ10の移動筒22の連結具
24が寝床4側のブラケット31に連結ピン30を挿通
されて連結される。
【0038】アクチュエータ10がベッド1に組み付け
られた後に、図1(a)の状態から、モータ60が正方
向に回転運転されると、回転軸65の駆動力がウオーム
67、ウオームホイール68、出力軸69、原動側傘歯
車46および従動側傘歯車47を介してシャフト15に
伝達される。シャフト15がモータ60によって正回転
されると、ナット18は支持筒19に沿って前進される
状態になるため、ナット18に連結された移動筒22は
支持筒19から押し出されて行く。移動筒22の前進に
よって移動筒22の連結具24に連結されたベッド1の
寝床4が起立されて行く。
【0039】このモータ60の正方向回転駆動に際し
て、図7(a)に示されているように、ウオームホイー
ル68が矢印P方向に回転すると、モータ60の正回転
駆動力は回転軸65に対して第二ブレーキ部材80をス
ラストプレート85に押接させるスラスト力F1 を及ぼ
す。このモータ60からの正回転駆動力は、後述する第
二ブレーキ部材80とスラストプレート85との間の摩
擦力によるブレーキトルクを上回るため、モータ60は
ブレーキトルクに抗してシャフト15を回転させること
ができる。この際、第二ブレーキ部材80は回転軸65
と一体回転してスラストプレート85と擦れ合うため、
摩擦熱が発生する。しかし、スラストプレート85はヨ
ーク62に接し、かつ、外気に接した状態になっている
ため、摩擦熱は効率的に放散される。
【0040】要求する所定のストロークだけ移動筒22
が伸長すると、モータ60の駆動電気回路(図示せず)
に介設された自動停止装置等によってモータ60の運転
が自動的に停止される。
【0041】モータ60の運転が停止されると、ベッド
1の寝床4の荷重(ベッドの自重や患者の体重等)がナ
ット18に後退させる方向の力として移動筒22を介し
て常に作用する状態になる。このため、シャフト15に
は移動筒22すなわち負荷側から逆回転させようとする
負荷側逆回転作用力が、ナット18の雌ねじ部17およ
びシャフト15の送り用雄ねじ部16の作用によって加
わる状態になる。シャフト15に加わった負荷側逆回転
作用力は従動側傘歯車47、原動側傘歯車46、出力軸
69、ウオームホイール68およびウオーム67を介し
て回転軸65に伝達される。
【0042】図7(b)に示されているように、この負
荷側逆回転作用力はウオームホイール68を矢印M方向
に回転させる外力を及ぼすため、第二ブレーキ部材80
をスラストプレート85に押し付けるスラスト力F2
及ぼす状態になる。この際、第二ブレーキ部材80は回
転軸65と一体回転するため、回転軸65は第二ブレー
キ部材80とスラストプレート85との間の摩擦力によ
るブレーキトルクによって逆回転を阻止された状態にな
る。しかも、第二ブレーキ部材80のスラストプレート
85との当接面部83の外径が大きく設定されているた
め、第二ブレーキ部材80とスラストプレート85との
間のブレーキトルクは大きくなり、回転軸65は確実に
逆回転を阻止された状態になる。したがって、アクチュ
エータ10はベッド1の寝床4の荷重を常時確実に支持
することができる。
【0043】次に、モータ60が逆方向に回転運転され
ると、回転軸65の逆回転駆動力はウオーム67、ウオ
ームホイール68、出力軸69、原動側傘歯車46、従
動側傘歯車47を介してシャフト15に伝達される。図
7(c)に示されているように、このモータ60の逆回
転駆動力は回転軸65に対して第二ブレーキ部材80を
スラストプレート85から離反させるスラスト力F3
及ぼす状態になるため、第二ブレーキ部材80とスラス
トプレート85との間の摩擦力によるブレーキトルクは
回転軸65の逆回転駆動を許容する状態になる。つま
り、シャフト15をモータ60の駆動力によって強制的
に逆回転させようとするときのモータ60側からの逆回
転駆動力は、第二ブレーキ部材80とスラストプレート
85との間の摩擦力によるブレーキトルクを上回るた
め、シャフト15は前記とは逆方向に第二ブレーキ部材
80に妨げられることなく効率的に回転することができ
る。そして、この時の回転軸65に作用するスラスト力
は、「F2 −F3 」になるため、モータ60の電流値は
小さくなる。
【0044】このようにしてシャフト15が逆回転駆動
されると、雄ねじ部16に進退自在に螺合されて支持筒
19に回り止めされたナット18は支持筒19に沿って
後退される状態になるため、ナット18に連結された移
動筒22は支持筒19に引き込まれて行く。この移動筒
22の後退によって、移動筒22の連結具24に連結さ
れたベッド1の寝床4が倒伏されて行く。
【0045】寝床4が図1(b)に示されているように
元の位置に倒伏されると、モータ60が自動的に停止さ
れる。そして、ナット18が元の後退位置に戻った状態
において、通常、寝床4はベッド1のフレーム2によっ
て機械的に支持されるため、ベッド1の寝床4すなわち
負荷側からの逆回転力がシャフト15に加わることは無
い。但し、ベッド1の寝床4が倒伏した状態で、負荷側
逆回転作用力がシャフト15に常に加わったとしても、
前述した作用によってシャフト15の逆回転は確実に防
止される。すなわち、第二ブレーキ部材80とスラスト
プレート85との間のブレーキトルクによる逆転防止作
用は、ナット18が雄ねじ部16の途中で停止された場
合でも同様に発現される。
【0046】ところで、直交軸間の回転伝動機構として
の原動側傘歯車46と従動側傘歯車47がシャフト15
の後端部側の支持部よりも外側に配置されている場合に
は、原動側傘歯車46と従動側傘歯車47との交点がア
クチュエータ10をベッド1のフレーム2に回転自在に
枢支するための枢軸3から離れるため、シャフト15の
すりこぎ運動によって音が発生する場合がある。これ
は、原動側傘歯車46と従動側傘歯車47との交点が枢
軸3から離間していると、シャフト15のすりこぎ運動
の変位角度自体が小さくても、原動側傘歯車46と従動
側傘歯車47との交点における変位量は大きくなってし
まうためである。
【0047】本実施形態においては、原動側傘歯車46
と従動側傘歯車47との交点はラジアル転がり軸受48
の前側すなわちシャフト15の一対の支持部間に配置さ
れていることにより、シャフト15にすりこぎ運動によ
る変位角度が発生したとしても、原動側傘歯車46と従
動側傘歯車47との交点における変位量は小さく抑えら
れるため、原動側傘歯車46と従動側傘歯車47との噛
み合いへの影響は小さく抑えられることになり、その結
果、音が発生することは防止される。
【0048】しかも、枢軸3を取り付けるための一対の
支持穴87、87は原動側傘歯車46と従動側傘歯車4
7との交点を通る軸線上に配置されているため、シャフ
ト15のすりこぎ運動の影響はより一層小さく抑制され
る。また、両支持穴87、87および原動側傘歯車46
と従動側傘歯車47とはアルミダイカスト製のギヤケー
ス63に配設されているため、枢軸3や出力軸69およ
びシャフト15の後端部側支持部としてのラジアル転が
り軸受48をがたつきなく堅牢に支持することができ、
その結果、それらの振動による音の発生を防止すること
ができる。また、原動側傘歯車46と従動側傘歯車47
とは共に同一のギヤケース63に設けられているため、
噛合関係を精度よく保つことができる。
【0049】なお、停電等の応急時には乾電池収納部5
5に収納された乾電池によってモータ60が運転される
ことになる。この場合の作動は前述した作動と同様とな
る。乾電池は乾電池収納部55に常時装備しておいても
よいし、必要に応じて装備可能なように準備しておいて
もよい。
【0050】本実施形態によれば、次の効果が得られ
る。 1) 減速装置を介してシャフトを正逆回転駆動しシャフ
ト外周の雄ねじ部に螺合された雌ねじ部材を軸方向に進
退させるモータの回転軸の軸方向端面に摩擦係数の大き
いブレーキ部材を摺接することにより、雌ねじ部材を進
退させようとする大きな力が負荷側から雌ねじ部材に加
わった場合のシャフトへの逆回転作用力が減速装置を経
由してモータの回転軸を強制的に回転させようとする外
力として作用した際に、ブレーキ部材のブレーキトルク
が回転軸を強制的に回転させようとする外力に抗して回
転を阻止するため、回転軸が負荷側からの逆回転作用力
によって回転されるのを防止することができる。したが
って、雌ねじ部材を進退させようとする大きな力が負荷
側から雌ねじ部材に加わった場合であっても、雌ねじ部
材が進退されてしまう現象が発生するのを防止すること
ができる。
【0051】2) しかも、駆動側であるモータから見る
と減速前にブレーキトルクが作用することになり、減速
後には大きなブレーキ力として作用することになるた
め、小さなブレーキ部材であっても負荷側からの逆回転
作用力を効率的に制動することができる。つまり、ブレ
ーキ部材はモータの駆動力の低減を抑制しつつ、負荷側
からの逆回転作用力を効率的に制動することができる。
【0052】3) 負荷側からシャフトに加わる逆回転作
用力に抗するブレーキ部材をモータの回転軸の軸方向端
面に配設することにより、シャフト上のブレーキ装置や
ワンウェイクラッチを省略することができるため、シャ
フトの全長を短縮することができ、アクチュエータのサ
イズや重量を小さく設定することができる。
【0053】4) シャフトの全長を短縮することによ
り、相対的に、アクチュエータのハウジングに空きスペ
ースを設定することができるため、乾電池収納部を設定
することができ、応急用のバッテリーを設けることがで
きる。その結果、応急用のバッテリーをアクチュエータ
と別に付帯させなくて済み、システム全体としてのコス
トの増加を抑制することができる。
【0054】5) シャフトの全長を短縮することによ
り、アクチュエータの全長を短縮することができるた
め、アクチュエータを小型軽量化することができる。
【0055】6) 直交軸間の回転伝動機構としての原動
側傘歯車と従動側傘歯車の交点がラジアル転がり軸受の
前側すなわちシャフトの一対の支持部間に配置されてい
ることにより、シャフトにすりこぎ運動による変位角度
が発生したとしても、原動側傘歯車と従動側傘歯車との
交点における変位量は小さく抑えられるため、原動側傘
歯車と従動側傘歯車との噛み合いへの影響は小さく抑え
られることになり、その結果、音が発生するのを防止す
ることができる。
【0056】7) 枢軸を取り付けるための一対の支持穴
を原動側傘歯車と従動側傘歯車との交点を通る軸線上に
配置することにより、シャフトのすりこぎ運動の影響を
より一層小さく抑制することができる。
【0057】8) 両支持穴および原動側傘歯車と従動側
傘歯車とをアルミダイカスト製のギヤケースに配設する
ことにより、アクチュエータをベッドのフレームに取り
付けるための枢軸やウオーム歯車装置の出力軸およびラ
ジアル転がり軸受をがたつきなく堅牢に支持することが
でき、その結果、それらの振動による音の発生を防止す
ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サイズやコストの増加を抑制しつつ、応急用のバッテリ
ーをアクチュエータに設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるアクチュエータが使
用された医療用ベッドの要部を示す正面図であり、
(a)は倒伏状態を、(b)は起立状態を示している。
【図2】本発明の一実施形態であるアクチュエータを示
しており、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図3】その正面断面図である。
【図4】主要部を示す一部切断一部省略斜視図である。
【図5】図2(b)のV−V線に沿う断面図である。
【図6】モータを示す平面断面図である。
【図7】ブレーキ部材の作用を説明するための説明図で
ある。
【符号の説明】
1…ベッド(医療用ベッド)、2…フレーム、3…枢
軸、4…寝床、5…リンク、10…アクチュエータ、1
1…ハウジング、12…シェル、12a…バンド、12
b…窓孔、13…モータ装着部、14…シャフト挿通
部、15…シャフト、16…送り用雄ねじ部、17…雌
ねじ部、18…送り用ナット(雌ねじ部材)、19…支
持筒、20…固定部、22…移動筒、23…ねじ結合
部、24…連結具、25…位置調節用雌ねじ部、26…
長孔、27…位置調節用雄ねじ部、28…工具係合部、
29…連結孔、30…連結ピン、30a…鍔部、31…
ブラケット、32…連結孔、33…割ピン、35…ナッ
トストッパ、36…位置規制部材、37…挿通孔、38
…凹部、39…挿通孔、40…リベット、41…キャッ
プ、42…従動部(シャフトの後端部)、43…段差
部、44…リング、45…面取り部、46…原動側傘歯
車、47…従動側傘歯車、48…ラジアル転がり軸受、
49…面取り部、50…スラストプレート、51…スラ
スト転がり軸受、52…挿通孔、53…ストッパ、54
…止め輪、55…乾電池収納室(バッテリー収納室)、
56…組電線、60…モータ(ウオーム歯車減速装置付
きモータ)、61…モータハウジング、62…ヨーク、
63…ギヤケース、64…シャフト挿通室、65…回転
軸、66、66A…ラジアル軸受、66a…回り止め
穴、67…ウオーム、68…ウオームホイール、69…
出力軸、70…第一ブレーキ部材、71…小径部、72
…大径部、73…当接面部、74…鍔部、75…クッシ
ョン部材、76…収納穴、80…第二ブレーキ部材、8
1…小径部、82…大径部、83…当接面部、84…収
納部、85…スラストプレート、86…保持穴、87…
支持穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C040 AA05 BB01 BB06 DD04 EE05 5H607 AA12 BB01 CC01 CC03 DD03 DD08 EE06 EE32 EE36 EE52 FF01 GG01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減速装置を介してモータによって正逆回
    転駆動されるシャフトの外周に雄ねじ部が形成されてお
    り、この雄ねじ部に雌ねじ部材が軸方向に進退自在に螺
    合されているアクチュエータにおいて、ハウジングの一
    端部片側に形成されたシャフト挿通部に前記シャフトが
    挿通されており、前記ハウジングにおける前記シャフト
    挿通部の反対側に形成されたモータ装着部に前記モータ
    が装着されており、前記ハウジング内の前記シャフト挿
    通部の延長上にバッテリー収納部が形成されていること
    を特徴とするアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記モータの回転軸の軸方向端面に摩擦
    係数の大きいブレーキ部材が摺接されていることを特徴
    とするアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記雌ねじ部材に前記シャフトに同心に
    配された移動筒が連結されており、この移動筒が医療用
    ベッドの寝床に連携されていることを特徴とする請求項
    1または2に記載のアクチュエータ。
JP11096931A 1999-04-02 1999-04-02 アクチュエータ Pending JP2000291763A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121807A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Aisin Aw Co Ltd シフトバイワイヤ式レンジ切換え装置
CN108468795A (zh) * 2018-06-01 2018-08-31 宁波爱柯迪精密部件有限公司 一种铝压铸件成型转向系统减速箱壳体及其废料分料装置

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