JPS6250598B2 - - Google Patents

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JPS6250598B2
JPS6250598B2 JP57173795A JP17379582A JPS6250598B2 JP S6250598 B2 JPS6250598 B2 JP S6250598B2 JP 57173795 A JP57173795 A JP 57173795A JP 17379582 A JP17379582 A JP 17379582A JP S6250598 B2 JPS6250598 B2 JP S6250598B2
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JP
Japan
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acid
polyester
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water
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JP57173795A
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JPS5962640A (ja
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Shigenori Fukuoka
Takashi Harada
Kazuo Yasuda
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は繊維製品の処理方法に関するものであ
り、更に詳しくは繊維製品に汚れ除去性、親水制
電性を付与すると共に繊維のスリツプ防止性(滑
脱抵抗性)を改善し特殊風合を付与する処理方法
に関する。 従来、疎水性繊維製品の表面改質、特に親水、
制電性等を改良する試みも数多く提案されてい
る。たとえば、ポリエステル繊維を芳香族ポリエ
ステルセグメントと水和性ポリオキシアルキレン
セグメントからなる、いわゆるポリエステルポリ
エーテルブロツク共重合体の水性分散体で処理す
る方法が特公昭45−1317号公報、特公昭46−
13197号公報等により既に公知である。該処理方
法は提案されている多くの加工法の中でも最も耐
久性に富むすぐれた加工方法の1つであることが
認識されている。しかしながら、該加工剤も分散
性、加工性、汚れ除去性等の効果を高めようとす
ればするほどポリマーに占めるポリオキシアルキ
レンセグメントの重量分率を高めることが必要と
なり、耐久性が低下すること、滑り性が向上して
繊維製品においてはスリツプ(糸目ずれ)が生じ
易くなること等の欠点を生じる。 本発明者等は親水、制電性はもちろんのこと、
すぐれた分散性、加工性、汚れ除去性を有すると
共に、繊維製品のスリツプ防止性、風合を改良す
る処理剤および処理方法につき鋭意研究の結果、
本発明の方法に到達した。すなわち、本発明は芳
香族ポリエステルセグメントと分子量が600以上
のポリオキシアルキレンセグメントからなるポリ
エステルポリエーテルブロツク共重合体(a)と全酸
成分に対しスルホン酸金属塩基含有エステル形成
性化合物を7.5〜60モル%を含む水分散性ポリエ
ステル(b)および/または該ポリエステルを使用し
たポリウレタン(c)を繊維製品に対し、(a):(b)+(c)
=5:95〜95:5重量百分比で、かつ(a)+(b)+(c)
合計で少くとも0.05重量%付与することを特徴と
する。 本発明の方法によるときは、すぐれた親水、制
電効果が得られるのはもちろんのこと、油性汚
れ、水性汚れの両者に対する汚れ除去性がすぐれ
ること、繊維製品に対してスリツプ防止性を改善
した特有の風合を付与すること等の多くの特長が
得られる。 本発明の処理方法を更に詳しく説明する。本発
明において用いるポリエステルポリエーテルブロ
ツク共重合体(a)としては、アルキレンテレフタレ
ート繰返し単位を主体とする芳香族ポリエステル
セグメントとポリオキシアルキレンセグメントと
からなるポリエステルポリエーテルブロツク共重
合体である。芳香族ポリエステルセグメントはア
ルキレンテレフタレート繰返し単位を主体とする
が、場合により共重合する酸成分としてはイソフ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸、β−オキシエ
トキシ安息香酸、ジフエニルジカルボン酸、アジ
ピン酸、セバシン酸、アゼライン酸等が例示され
る。一方、グリコール成分としてはエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサン
ジメタノール等が例示される。これらの酸成分、
グリコール成分は夫々単独または2種以上の組合
せで用いることもできる。ポリオキシアルキレン
セグメントは一般式RO(CnH2nO)lH〔但しR
は水素またはアルキル基、アリール基、シクロア
ルキル基であり、nは2〜4の正の整数、lは分
子量によつて決まる正の整数である〕で表わされ
るポリオキシアルキレングリコールまたはそのモ
ノエーテルから構成されるのが好ましい。ポリオ
キシアルキレン単位は単一成分からなつてもよ
く、異種のオキシアルキレンの共重合単位でもよ
く、分子量は通常600〜10000であり、好ましくは
1000〜4000である。またポリオールとアルキレン
オキシドの付加体であつてもよい。また共重合体
に占めるポリオキシアルキレン成分の重量割合は
通常20〜90%であり、好ましくは50〜80%であ
る。また共重合体はテトラクロロエタン/フエノ
ール混合溶媒(40/60重量比)中30℃、1%溶液
で測定した相対粘度が通常1.1〜3.0であり、好ま
しくは1.2〜2.0である。また分子量は3000〜
50000程度、好ましくは5000〜20000である。軟化
温度は通常40〜200℃程度が好ましい。共重合体
(a)は通常分散剤なしで水分散可能であるが、組成
によつては少量の分散助剤を用いて安定な水分散
液とすることができる。 本発明において用いられる特定の水分散性ポリ
エステル(b)としては、テレフタル酸、イソフタル
酸、オルソフタル酸、2・6−ナフタレンジカル
ボン酸のような芳香族ジカルボン酸、コハク酸、
アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、マレイ
ン酸、フマル酸、ドデカンジオン酸、ダイマー
酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル
酸、ヘキサヒドロテレフタル酸のような脂肪族ま
たは脂環族ジカルボン酸、オキシ安息香酸、オキ
シエトキシ安息香酸、オキシビバリン酸、ε−カ
プロラクトンのようなオキシ酸等またはそれらの
エステル形成性誘導体を酸成分とし、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、ペンタンジオー
ル、ヘキサンジオールのような脂肪族グリコー
ル、シクロヘキサンジメタノールのような脂環族
グリコール等またはそれらのエステル形成性誘導
体をグリコール成分とするポリエステルの製造に
おいてスルホン酸金属塩基含有エステル形成性成
分、たとえばスルホコハク酸、スルホテレフタル
酸、5−スルホイソフタル酸、4−スルホイソフ
タル酸、4−スルホナフタレン−2・7−ジカル
ボン酸、5〔4−スルホフエノキシ〕イソフタル
酸のようなジカルボン酸のほかスルホン酸金属塩
基含有オキシカルボン酸、スルホン酸金属塩基含
有グリコール等を共重合して得られる通常軟化点
が40〜200℃で実質的に非晶性であり、かつ全酸
成分に対しスルホン酸金属塩基含有エステル形成
性化合物を7.5〜60モル%、好ましくは8〜50モ
ル%含有する共重合ポリエステルが挙げられる。
軟化点が40℃未満になると耐久性が低下し、200
℃を越えると水分散性が困難となるばかりか水系
溶液から形成される皮膜の皮膜性、加工性が悪化
する欠点を有する。また、スルホン酸金属塩基含
有エステル形成性化合物が7.5モル%以下ではポ
リエステル自体の水分散性が困難となり水系処理
液の安定性が損われるし、60モル%を越えると皮
膜の形成性、耐久性、耐候性が著しく低下する欠
点を生じる。なお、ポリエステル(b)の分子量は
1000〜50000程度、特に5000〜25000が好ましい。 上記ポリエステルの製造において水分散性を損
なわない程度の架橋成分、たとえばトリメツト
酸、ピロメリツト酸、トリメチロールプロパン、
トリメチロールエタン、ペンタエリスリトール等
の3官能以上の化合物を共重合してもよく、また
耐水性、耐候性を損なわない程度、通常グリコー
ル成分に対し好ましくは5重量%以下のポリアル
キレングリコール、たとえば好ましくは分子量
106〜500のポリエチレングリコール等を使用して
もよい。金属塩としては、Li、K、Na等の塩が
挙げられるが、特に好ましいのはNa塩である。
ポリエステル(b)の酸成分として芳香族ジカルボン
酸が全酸成分の30〜100モル%、好ましくは30〜
70モル%であり、スルホン酸金属塩基をもつ芳香
族カルボン酸含有量が7.5〜60モル%であるもの
が耐久性、スリツプ防止性、風合から特に好まし
い。ポリエステル(b)は容易に水に分散または溶解
することができるが、溶解促進のため水溶性有機
溶剤、たとえば低級アルコール類、グリコール
類、セロソルブ類、環状エーテル類、ケトン類、
可溶化促進する界面活性剤類、保護コロイド等を
使用してもよい。 水溶性有機溶剤としては20℃の水1に対する
溶解度が20g以上で沸点が50〜200℃のものが好
ましい。特に好ましいのはエチルセロソルブ、n
−ブチルセロソルブ、イソプロパノールである。 また、本発明において用いられる特定の水分散
性ポリウレタン(c)としては、上記のポリエステル
(b)の製造と同様にして得られた好ましくは分子量
が500〜5000のスルホン酸金属塩基含有ポリエス
テル(b′)に有機ジイソシアネートおよび所望に
より低分子鎖伸長剤を作用させて得られるポリウ
レタンが挙げられる。有機ジイソシアネートとし
てはヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、m−またはp−フエニレン
ジイソシアネート、トルイレン−2・4−または
2・6−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネート、4・4′−ジフエニルメタ
ンジイソシアネート等が例示される。また低分子
鎖伸長剤としてはエチレングリコール、ブタンジ
オール、水、エチレンジアミン、プロピレンジア
ミン、モノエタノールアミン、ヒドラジン、カー
ボジヒドラジツド等が例示される。スルホン酸金
属塩基含有ポリエステル(b′)に比較的多量のス
ルホン酸金属塩基を含有せしめ、ポリウレタン製
造時にスルホン酸金属塩基非含有の、好ましくは
軟化点が40〜200℃のポリエステルを共重合させ
てもよい。またポリエステル以外にポリアルキレ
ングリコールのような高分子量2官能性化合物を
共重合させることも出来る。いずれにしてもポリ
ウレタン(c)中のポリエステルにおける全酸成分に
対しスルホン酸金属塩基含有成分を7.5〜60モル
%、特に好ましくは8〜50モル%およびポリエス
テル成分を主体に存在させることが必要である。
ポリウレタン(c)の軟化点は40〜200℃が好まし
い。なお、ポリウレタン製造に用いるポリエステ
ルは酸価が20当量/106g以下のものが好まし
い。ポリウレタン(c)の分子量は2000〜100000程度
が好ましい。ポリウレタン(c)の分散もポリエステ
ル(b)とほぼ同様にして行うことができる。 本発明におけるポリエステルポリエーテルブロ
ツク共重合体(a)とポリエステル(b)および/または
ポリウレタン(c)との配合割合は通常(a):(b)+(c)=
5:95〜95:5重量比である。(a)の配合割合がこ
れ以下になると制電性、親水性、汚れ防止性、汚
れ除去性等が低下し、(a)の配合割合が過大になる
と耐久性が低下すると共に処理対象が繊維製品で
はスリツプ現象(糸目ずれ)を生じる欠点を有し
ている。(a):(b)+(c)の好ましい配合割合は処理対
象、処理目的によつても異なるが、表面処理剤と
して使用するときは(a):(b)+(c)=30:70〜90:10
重量比であり、接着剤、風合(硬目風合)改良剤
として使用するときは(a):(b)+(c)=10:90〜50:
50重量比が特に好ましい。 また、本発明の処理には所望により架橋剤を併
用することにより洗濯耐久性、耐水性等を向上さ
せることができる。使用し得る架橋剤としてはポ
リエポキシ化合物、エチレン尿素化合物、メチロ
ール架橋剤、ブロツクドポリイソシアネート、イ
ソシアネート基をブロツクしたウレタンプレポリ
マー、ポリオキシアルキレン鎖をもつポリアクリ
レート類等が挙げられるが、特にポリエポキシ化
合物が好ましい。ポリエポキシ化合物としてはグ
リセリンのジまたはトリグリシジルエーテル、エ
チレングリコールジグリシジルエーテル、トリグ
リシジルイソシアヌレート、アリルグリシジルエ
ーテルのオリゴマー等も挙げられるが、ポリアル
キレングリコールまたはポリオキシアルキレン鎖
をもつポリオールのポリグリシジルエーテルが特
に好ましい。ポリオキシアルキレン鎖は通常オキ
シアルキレン単位の繰返し数が2〜20程度、特に
6〜12程度が好ましい。架橋剤は通常前記処理剤
組成物に配合するが、処理剤組成物と別浴で被処
理品に付与することもできる。上記処理剤(a)+(b)
+(c)と架橋剤との併用割合は架橋剤の種類、処理
目的によつても異なるが、通常2:98〜90:10程
度が好ましい。架橋剤を併用するときはまた硬化
触媒を同浴または別浴で併用するのが好ましい。
触媒としては通常公知のものが広く挙げられる
が、架橋剤の種類によつても異なり、たとえばポ
リエポキシ化合物の場合硼弗化亜鉛、硼弗化マグ
ネシウム、硝酸亜鉛、塩化アルミニウム、過塩素
酸マグネシウムのような潜在性酸触媒の他アミン
触媒、チオシアン酸塩、ポリカルボン酸等が例示
されるが、特に潜在性酸触媒が好ましい。 以下、処理剤組成物を用いる処理方法について
説明する。繊維製品の表面処理剤または接着剤と
して有用である。また繊維製品としてはわた状、
フイラメント状、トウ状、不織布、織編物、合成
紙、敷物、縫製品等が例示される。繊維断面は中
実型、中空型、異形のいずれであつてもよく、加
工糸であつてもよい。 処理剤の付与量は処理対象物、処理の目的によ
つても異なるが、(a)+(b)+(c)合計で表面改質では
通常0.05〜20%owf、好ましくは0.1〜5%owfま
たは0.1〜20g/m2程度で充分であり、接着用途
においては更に多量に用いることもできる。 処理方法としては高分子成形品にパツド法、ス
プレー法、塗布法、コーテイング法、転写法等の
任意の方法によつて通常水性処理液を付与し、通
常乾燥した後、好ましくは熱処理される。熱処理
温度は100〜200℃が好ましく、湿熱、乾熱いずれ
でもよい。なお、処理液中に架橋剤を含有しない
場合でも水溶性塩類特にMg、Ca、Znのようなア
ルカリ土類金属のハロゲン化物、NH4Cl、
(NH42SO4のような強酸の弱塩基塩、酸発生剤等
を添加して処理成形品との接着性を一層改良する
ことができる。処理対象が繊維製品等のときは処
理後必要に応じて洗浄して固着が不充分な処理
剤、触媒等を除去する。 また、処理剤を含有する水性液中で高温加熱処
理し、吸尽処理することもできる。そのような場
合にもパツド法と同様塩析効果を有する水溶性塩
類、酸類、酸発生剤等を添加して処理効果を改良
することができる。処理温度は通常50℃以上であ
り、好ましくは70〜130℃である。処理後は乾燥
し、所望により熱処理される。架橋剤および架橋
剤用触媒は後処理で施すのが好ましい。 本発明の処理においては、処理剤(a)と(b)および
または(c)は同浴または別浴で施すこともできる
が、通常同浴で用いるのが好ましい。処理液には
更に所望により酸化劣化防止剤、耐光剤、防黴
剤、ポリオキシアルキレン基含有弗素系撥油剤、
ポリオキシアルキレン、ジオルガノポリシロキサ
ンブロツク共重合体、コロイダルシリカ、アルミ
ナ、その他仕上剤、柔軟剤、風合調節剤、膨潤剤
等を適宜の割合で併用することもできるし、場合
により本発明の処理前または処理後に別工程で該
処理剤を付与することもできる。また処理前に高
分子成形品をアルカリ処理、膨潤処理することに
より処理効果を改善または異なつた風合を付与す
ることができる。本発明の処理液を付与した後塩
類、特に多価金属塩類で処理しいくらか異つた風
合を付与することもできる。 以下、実施例により本発明を説明する。なお、
実施例中、単に部および%とあるのは、ことわら
ない限り重量部および重量%を示す。種々の特性
の評価は下記の方法に従つた。 (1) 分子量:分子量測定装置(日立製作所製115
形)を使用し測定した。 (2) 軟化点:全自動融点測定装置(METTLER
社製MODEL FP−1)を使用し測定した。 (3) 吸水性能:ウイツキングテスト (4) 制電性能:クリンジングテストにおいて摩擦
布の帯電圧をフアラデーケージで測定。摩擦
布:ナイロンタフタ、雰囲気40%RH、20℃。 (5) スリツプ防止性(滑脱抵抗、mm) JIS−
L1096−1979(6・21・B法) (6) 洗濯:家庭洗濯機を用い40℃、10分間洗濯、
流水10分間水洗。 実施例 1 ポリエステル短繊維(以下ESS)100%平織物
(40′s×40′s/130×70)を下記の第1表
に示す水系処理液 にて、130℃×30分処理をした後、湯洗、水洗を
行い、仕上げセツト(170℃×20″)を行つた。得
られた処理布の吸水性、制電性、スリツプ防止性
(滑脱抵抗)を第2表に示した。
【表】
【表】 実施例 2 ESS100%の綾織物(40′s×40′s/106×9
02/2ツイ ル)を下記の第3表の水系処理液でパツド(絞り
率62%)、乾燥、熱処理(160℃×2分)し、ノニ
オン活性剤0.2g/を含む液でソーピングを行
つた後、脱水、乾燥、仕上げセツト(170℃×20
秒)を行つた。得られた処理布の吸水性と滑脱抵
抗を第4表に示した。
【表】
【表】 なお、No.6〜8、10の風合はヌメリ感が少しで
サラツとしたクールな風合となるのに対して、No.
9はヌメリが強く着心地が不良であつた。 実施例 3 実施例2と同様の処理液によりパツドした後ス
チーム処理(100℃×10分)し、ソーピング、仕
上セツトした処理布も実施例2と同等またはいく
らかすぐれた吸水性能を与えると共に同等の滑脱
抵抗を示した。 実施例 4 たてエステルステープル紡績糸(40′S)、よこ
エステルフイラメント(75d)の平織物(密度た
て110本/インチ、よこ86本/インチ)を下記の
第5表の水系処理液でパツド(絞り率60%)、乾
燥、熱処理(160℃×2分)し、ノニオン活性剤
0.2g/を含む液でソーピングを行つた後、脱
水、乾燥、仕上げセツト(170℃×20秒)を行つ
た。得られた処理布の吸水性と滑脱抵抗を第6表
に示した。
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 芳香族ポリエステルセグメントと分子量が
    600以上のポリオキシアルキレンセグメントから
    なるポリエステルポリエーテルブロツク共重合体
    (a)と全酸成分に対しスルホン酸金属塩基含有エス
    テル形成性化合物7.5〜60モル%を含む水分散性
    ポリエステル(b)および/または該ポリエステルを
    使用したポリウレタン(c)を高分子成形品に対し、
    (a):(b)+(c)=5:95〜95:5重量百分比で、かつ
    (a)+(b)+(c)合計で少くとも0.05重量%付与するこ
    とを特徴とする繊維製品の処理方法。 2 繊維製品に対し、(a):(b)+(c)=50:50〜90:
    10重量比で、かつ(a)+(b)+(c)合計で0.1〜10重量
    %付与することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の繊維製品の処理方法。
JP57173795A 1982-10-01 1982-10-01 高分子成形品の処理方法 Granted JPS5962640A (ja)

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