JPS6250581B2 - - Google Patents
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- JPS6250581B2 JPS6250581B2 JP16007481A JP16007481A JPS6250581B2 JP S6250581 B2 JPS6250581 B2 JP S6250581B2 JP 16007481 A JP16007481 A JP 16007481A JP 16007481 A JP16007481 A JP 16007481A JP S6250581 B2 JPS6250581 B2 JP S6250581B2
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
本発明は高度な捲縮性能を有し、編成した場合
に外観上の斑がない３〜６フイラメントからなる
熱可塑性合成繊維マルチフイラメント仮撚加工糸
を安定且つ容易に製造する方法も係るものであ
る。 従来、ストレツチホージヤリーヤーンとして大
量に用いられている３〜６フイラメント数の仮撚
加工糸は延伸と同時に仮撚加工を行なうインドロ
ー加工や延伸に引き続き仮撚加工を行なうアウト
ドロー加工といつたDTY（ドローテキスチヤー
ドヤーン）として、また延伸を施し一旦パツケー
ジに巻取つた延伸糸に仮燃加工を施すことにより
生産されている。 しかしながら、これら従来の仮撚加工糸におい
ては、ストレツチホージヤリー、特にパンテイー
ストツキングに編成したとき、部分的に異様な光
沢を示す光沢斑、筋状の淡染部が混在する淡染筋
斑、捲縮異常に見える部分が存在するコース斑と
呼ばれる外観上の編地欠陥が多発するという問題
があつた。 本発明者は、これらの編地欠陥を解消すべく、
種々の解析を行なつた。まず、丸断面フイラメン
トからなる糸条において、フイラメント数３〜６
本の仮撚加工糸では、前記編地欠陥が多発するに
もかかわらず、フイラメント数２本又は７本の仮
撚加工糸では編地欠陥がほとんど発生しないとい
う事実があることから、この点の解析を行なつ
た。 第１図は、従来用いられている丸断面フイラメ
ント２〜７本からなる糸条の仮撚加工前後の集束
状態（充填状態）及び断面形状を示したものであ
る。この図からも明らかなように、編地欠陥が生
じないフイラメント数２本又は７本の糸条は、仮
撚加工後の断面形状が楕円形又は四角形、六角形
となるのに対し、編地欠陥が生じるフイラメント
数３〜６本の糸条では、仮撚加工後のフイラメン
トに、必ず断面形状が三角形のものが含まれてい
る。このことから、仮撚加工後のフイラメントの
断面形状が三角形であることが、編地欠陥の原因
となつているものと推定することができる。 次に、パンテイーストツキングの編地欠陥を示
す部分を解編し、糸条を観察すると糸条集束性の
良悪の混在、すなわち大半が集束度の高い糸条の
中に部分的に集束度の低い糸条が混在したり、大
半が集束性の低い糸条の中に部分的に集束度の高
い糸条が混在したりしているのが認められる。 以上の解析結果から、編地欠陥が仮撚加工糸の
断面形状と集束状態に起因すると推定し次の(1)〜
(3)の試みを行なつた。 (1) 均一に集束性を高める為の追撚 (2) 均一に集束性を低める為の擦過開繊 (3) 仮撚加工後のフイラメント断面形状が三角形
とならないようにするための加工前のフイラメ
ント断面形状の多角形化 得られた仮撚加工糸を編成し染色した場合、い
ずれも該編地欠陥は見られなかつた。しかしなが
ら追撚や擦過開繊は生産工程を複雑にし製造コス
トを上昇させる結果となり、安易な多角形化は編
地の風合、光沢に微妙な違和感を与える。 そこで、本発明者は、追撚や開繊などの特別な
工程を附加することなく、しかも、仮撚加工後の
フイラメント断面形状を三角形のままとし、従来
の編地と風合、光沢に差異が生じないようにし
て、編地欠陥を解消すべく鋭意検討を重ねた結
果、特定の三角形の断面形状に有するフイラメン
トからなる糸条を仮撚加工すればよいことを見出
し、本発明に到達した。 即ち、本発明は、横断面形状が実質的に二等辺
三角形であり、その二等辺交角θ（度）が ３６０／フイラメント数≧θ≧３６０／フイラメント数
−60、θ≧ 45であるフイラメント、３〜６本からなる熱可塑
性合成繊維マルチフイラメント糸条を仮撚加工す
ることを特徴とする仮撚加工の製造方法である。 本発明において用いる熱可塑性合成繊維として
は、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維等を挙げ
ることができる。また、熱可塑性合成繊維マルチ
フイラメント糸条の繊度は５〜30デニールが望ま
しい。本発明は、フイラメント数が３〜６本のマ
ルチフイラメント糸条に適用されるものであつ
て、フイラメント数２本以下あるいは７本以上の
マルチフイラメント糸条にあつては、仮撚加工糸
に編地欠陥が発生しないので、本発明を適用する
必要がない。 本発明において最も重要な点は、フイラメント
の断面形状を二等辺三角形とし、二等辺によつて
はさまれる角即ち二等辺交角θ（度）を ３６０／フイラメント数≧θ≧３６０／フイラメント数
−60、θ≧ 45とする点にある。このように特定の二等辺交角
（θ）を有するフイラメントは、マルチフイラメ
ント糸条にして集束した場合、第２図ａに示す如
く、相互に嵌合しあつて集束性が高くなり、仮撚
加工中にも、フイラメント相互の移動即ちフイラ
メントのマイグレーシヨンが起りにくく、第２図
ｃに示す如く仮撚加工糸の長さ方向に沿つて、集
束度の高い状態が均一に維持され、編地とした場
合にも欠陥が生じないのである。しかも仮撚加工
されたフイラメントの横断面形状は第２図ｂに示
す如く、従来の丸断面フイラメント糸条を仮撚加
工したものと同様に三角形の断面を有しており、
風合、光沢の点で従来の仮撚加工糸とほとんど差
異のないものが得られる。尚、二等辺交角θは、
すべてのフイラメントが同一の角度である必要は
なく、本発明の範囲内の角度であれば個々に異な
る角度をとつてもさしつかえない。 一方、横断面形状が丸の場合又は三角形でも本
発明で特定した範囲外の三角形である場合は、各
フイラメントが第３図ａに示す如く互いに嵌合せ
ず相互に移動し易い状態にあるため、仮撚加工し
た場合、第３図ｃに示すように仮撚加工糸の長さ
方向に部分的に集束度の高い部分と低い部分が発
生し、編地欠陥発生の原因となる。尚、仮撚加工
されたフイラメントの横断面形状は、第３図ｂに
示すように三角形となる。 本発明における仮撚加工は、通常採用されてい
る条件で行なえばよく、インドロー加工、アウト
ドロー加工をも含むものである。 以上の如く、本発明によれば、追撚や開繊の特
別な工程を必要とせず、更には、仮撚加工糸の横
断面形状を従来の仮撚加工糸とほぼ同等として、
風合、光沢に実質的な変化が生じないようにしな
がら、編地とした場合の光沢斑、淡染筋斑、コー
ス斑等の編地欠陥の発生を防止することができる
という顕著な効果を奏し得たものである。 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 １ 横断面形状が二等辺三角形であり、その二等辺
交角（θ）が60゜であるフイラメント４本からな
る46デニールのナイロン６マルチフイラメント未
延伸糸条を3.3倍に延伸した後引き続き7200T／
ｍの仮撚りを施し熱セツトし14デニール４フイラ
メントの仮撚加工糸を得た。 得られた仮撚加工糸は第２図ｂに示す断面形状
を有し、糸条の集束性は高いところで均一化され
ていた。この加工糸を永田精機(株)製KT400編機
にて編立て染色した結果、光沢斑、淡染筋斑と称
する編地欠陥は、まつたく発生しなかつた。 一方、比較のため、横断面形状が丸形であるナ
イロン６マルチフイラメント糸条を用い、その他
の条件は同一にして仮撚加工、編立てを行なつ
た。 得られた仮撚加工糸は、第３図ｃに示す如く、
高集束部と低集束部が混在し、編地欠陥が多数発
生した。 尚、三角断面糸を用いた場合も丸断面糸を用い
た場合も、仮撚加工されたフイラメントの断面形
状はいずれも三角形となり（第２図ｂ、第３図
ｂ）、編地とした場合の風合、光沢には、両者間
に実質的な差異はなかつた。 実施例 ２ 横断面形状が二等辺三角形であり、その二等辺
交角（θ）が70゜であるフイラメント５本からな
る39デニールのナイロン６マルチフイラメント未
延伸糸条を3.25部に延伸した後、引き続き
7800T／ｍの仮撚りを施し熱セツトし12デニール
５フイラメントの仮撚加工糸を得た。 一方、比較のために、41デニール５フイラメン
トの丸断面ナイロン６マルチフイラメント未延伸
糸条を3.4倍に延伸した後、同じ様に仮撚加工し
た。両糸条の仮撚加工前後の横断面形状は、第４
図に示す通りであつた。 これらの加工糸を永田精機KT400にて編立て
染色した結果、前者は編地欠陥が目立つのに対し
後者は編地欠陥がまつたく目立たず、風合、光沢
の点では、両者間に実質的な差異は認められなか
つた。 実施例 ３ 全デニールが18デニールであり、フイラメント
横断面形状が二等辺三角形であるナイロン６延伸
糸について、フイラメント数及び二等辺交角
（θ）を種々変更したものを用いて6400T／ｍの
仮撚りを施し熱セツトして仮撚加工糸を得た。得
られた仮撚加工糸を実施例１と同様にして編地に
編立て染色して、編地欠陥を評価した結果は次表
の通りであつた。
に外観上の斑がない３〜６フイラメントからなる
熱可塑性合成繊維マルチフイラメント仮撚加工糸
を安定且つ容易に製造する方法も係るものであ
る。 従来、ストレツチホージヤリーヤーンとして大
量に用いられている３〜６フイラメント数の仮撚
加工糸は延伸と同時に仮撚加工を行なうインドロ
ー加工や延伸に引き続き仮撚加工を行なうアウト
ドロー加工といつたDTY（ドローテキスチヤー
ドヤーン）として、また延伸を施し一旦パツケー
ジに巻取つた延伸糸に仮燃加工を施すことにより
生産されている。 しかしながら、これら従来の仮撚加工糸におい
ては、ストレツチホージヤリー、特にパンテイー
ストツキングに編成したとき、部分的に異様な光
沢を示す光沢斑、筋状の淡染部が混在する淡染筋
斑、捲縮異常に見える部分が存在するコース斑と
呼ばれる外観上の編地欠陥が多発するという問題
があつた。 本発明者は、これらの編地欠陥を解消すべく、
種々の解析を行なつた。まず、丸断面フイラメン
トからなる糸条において、フイラメント数３〜６
本の仮撚加工糸では、前記編地欠陥が多発するに
もかかわらず、フイラメント数２本又は７本の仮
撚加工糸では編地欠陥がほとんど発生しないとい
う事実があることから、この点の解析を行なつ
た。 第１図は、従来用いられている丸断面フイラメ
ント２〜７本からなる糸条の仮撚加工前後の集束
状態（充填状態）及び断面形状を示したものであ
る。この図からも明らかなように、編地欠陥が生
じないフイラメント数２本又は７本の糸条は、仮
撚加工後の断面形状が楕円形又は四角形、六角形
となるのに対し、編地欠陥が生じるフイラメント
数３〜６本の糸条では、仮撚加工後のフイラメン
トに、必ず断面形状が三角形のものが含まれてい
る。このことから、仮撚加工後のフイラメントの
断面形状が三角形であることが、編地欠陥の原因
となつているものと推定することができる。 次に、パンテイーストツキングの編地欠陥を示
す部分を解編し、糸条を観察すると糸条集束性の
良悪の混在、すなわち大半が集束度の高い糸条の
中に部分的に集束度の低い糸条が混在したり、大
半が集束性の低い糸条の中に部分的に集束度の高
い糸条が混在したりしているのが認められる。 以上の解析結果から、編地欠陥が仮撚加工糸の
断面形状と集束状態に起因すると推定し次の(1)〜
(3)の試みを行なつた。 (1) 均一に集束性を高める為の追撚 (2) 均一に集束性を低める為の擦過開繊 (3) 仮撚加工後のフイラメント断面形状が三角形
とならないようにするための加工前のフイラメ
ント断面形状の多角形化 得られた仮撚加工糸を編成し染色した場合、い
ずれも該編地欠陥は見られなかつた。しかしなが
ら追撚や擦過開繊は生産工程を複雑にし製造コス
トを上昇させる結果となり、安易な多角形化は編
地の風合、光沢に微妙な違和感を与える。 そこで、本発明者は、追撚や開繊などの特別な
工程を附加することなく、しかも、仮撚加工後の
フイラメント断面形状を三角形のままとし、従来
の編地と風合、光沢に差異が生じないようにし
て、編地欠陥を解消すべく鋭意検討を重ねた結
果、特定の三角形の断面形状に有するフイラメン
トからなる糸条を仮撚加工すればよいことを見出
し、本発明に到達した。 即ち、本発明は、横断面形状が実質的に二等辺
三角形であり、その二等辺交角θ（度）が ３６０／フイラメント数≧θ≧３６０／フイラメント数
−60、θ≧ 45であるフイラメント、３〜６本からなる熱可塑
性合成繊維マルチフイラメント糸条を仮撚加工す
ることを特徴とする仮撚加工の製造方法である。 本発明において用いる熱可塑性合成繊維として
は、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維等を挙げ
ることができる。また、熱可塑性合成繊維マルチ
フイラメント糸条の繊度は５〜30デニールが望ま
しい。本発明は、フイラメント数が３〜６本のマ
ルチフイラメント糸条に適用されるものであつ
て、フイラメント数２本以下あるいは７本以上の
マルチフイラメント糸条にあつては、仮撚加工糸
に編地欠陥が発生しないので、本発明を適用する
必要がない。 本発明において最も重要な点は、フイラメント
の断面形状を二等辺三角形とし、二等辺によつて
はさまれる角即ち二等辺交角θ（度）を ３６０／フイラメント数≧θ≧３６０／フイラメント数
−60、θ≧ 45とする点にある。このように特定の二等辺交角
（θ）を有するフイラメントは、マルチフイラメ
ント糸条にして集束した場合、第２図ａに示す如
く、相互に嵌合しあつて集束性が高くなり、仮撚
加工中にも、フイラメント相互の移動即ちフイラ
メントのマイグレーシヨンが起りにくく、第２図
ｃに示す如く仮撚加工糸の長さ方向に沿つて、集
束度の高い状態が均一に維持され、編地とした場
合にも欠陥が生じないのである。しかも仮撚加工
されたフイラメントの横断面形状は第２図ｂに示
す如く、従来の丸断面フイラメント糸条を仮撚加
工したものと同様に三角形の断面を有しており、
風合、光沢の点で従来の仮撚加工糸とほとんど差
異のないものが得られる。尚、二等辺交角θは、
すべてのフイラメントが同一の角度である必要は
なく、本発明の範囲内の角度であれば個々に異な
る角度をとつてもさしつかえない。 一方、横断面形状が丸の場合又は三角形でも本
発明で特定した範囲外の三角形である場合は、各
フイラメントが第３図ａに示す如く互いに嵌合せ
ず相互に移動し易い状態にあるため、仮撚加工し
た場合、第３図ｃに示すように仮撚加工糸の長さ
方向に部分的に集束度の高い部分と低い部分が発
生し、編地欠陥発生の原因となる。尚、仮撚加工
されたフイラメントの横断面形状は、第３図ｂに
示すように三角形となる。 本発明における仮撚加工は、通常採用されてい
る条件で行なえばよく、インドロー加工、アウト
ドロー加工をも含むものである。 以上の如く、本発明によれば、追撚や開繊の特
別な工程を必要とせず、更には、仮撚加工糸の横
断面形状を従来の仮撚加工糸とほぼ同等として、
風合、光沢に実質的な変化が生じないようにしな
がら、編地とした場合の光沢斑、淡染筋斑、コー
ス斑等の編地欠陥の発生を防止することができる
という顕著な効果を奏し得たものである。 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 １ 横断面形状が二等辺三角形であり、その二等辺
交角（θ）が60゜であるフイラメント４本からな
る46デニールのナイロン６マルチフイラメント未
延伸糸条を3.3倍に延伸した後引き続き7200T／
ｍの仮撚りを施し熱セツトし14デニール４フイラ
メントの仮撚加工糸を得た。 得られた仮撚加工糸は第２図ｂに示す断面形状
を有し、糸条の集束性は高いところで均一化され
ていた。この加工糸を永田精機(株)製KT400編機
にて編立て染色した結果、光沢斑、淡染筋斑と称
する編地欠陥は、まつたく発生しなかつた。 一方、比較のため、横断面形状が丸形であるナ
イロン６マルチフイラメント糸条を用い、その他
の条件は同一にして仮撚加工、編立てを行なつ
た。 得られた仮撚加工糸は、第３図ｃに示す如く、
高集束部と低集束部が混在し、編地欠陥が多数発
生した。 尚、三角断面糸を用いた場合も丸断面糸を用い
た場合も、仮撚加工されたフイラメントの断面形
状はいずれも三角形となり（第２図ｂ、第３図
ｂ）、編地とした場合の風合、光沢には、両者間
に実質的な差異はなかつた。 実施例 ２ 横断面形状が二等辺三角形であり、その二等辺
交角（θ）が70゜であるフイラメント５本からな
る39デニールのナイロン６マルチフイラメント未
延伸糸条を3.25部に延伸した後、引き続き
7800T／ｍの仮撚りを施し熱セツトし12デニール
５フイラメントの仮撚加工糸を得た。 一方、比較のために、41デニール５フイラメン
トの丸断面ナイロン６マルチフイラメント未延伸
糸条を3.4倍に延伸した後、同じ様に仮撚加工し
た。両糸条の仮撚加工前後の横断面形状は、第４
図に示す通りであつた。 これらの加工糸を永田精機KT400にて編立て
染色した結果、前者は編地欠陥が目立つのに対し
後者は編地欠陥がまつたく目立たず、風合、光沢
の点では、両者間に実質的な差異は認められなか
つた。 実施例 ３ 全デニールが18デニールであり、フイラメント
横断面形状が二等辺三角形であるナイロン６延伸
糸について、フイラメント数及び二等辺交角
（θ）を種々変更したものを用いて6400T／ｍの
仮撚りを施し熱セツトして仮撚加工糸を得た。得
られた仮撚加工糸を実施例１と同様にして編地に
編立て染色して、編地欠陥を評価した結果は次表
の通りであつた。
【表】
表の結果からも明らかなように、二等辺交角θ
（度）が ３６０／フイラメント数≧θ≧３６０／フイラメント数
−60、θ≧ 45なる条件を満足する場合は、編地欠陥が発生せ
ず良好であるが、該条件を満足しない場合は編地
欠陥が多発する。
（度）が ３６０／フイラメント数≧θ≧３６０／フイラメント数
−60、θ≧ 45なる条件を満足する場合は、編地欠陥が発生せ
ず良好であるが、該条件を満足しない場合は編地
欠陥が多発する。
第１図は、従来の丸断面フイラメント糸条の仮
撚加工前後の横断面形状及び集束状態を示す横断
面図、第２図は、本発明による場合の仮撚加工前
後のフイラメント糸条横断面及び仮撚加工後の集
束状態を示す概略側面図、第３図は、従来法によ
る場合の仮撚加工前後のフイラメント糸条横断面
図及び仮撚加工後の集束状態を示す概略側面図、
第４図は、本発明及び従来法による場合の仮撚加
工前後のフイラメント糸条横断面形状の一例を示
す横断面図である。
撚加工前後の横断面形状及び集束状態を示す横断
面図、第２図は、本発明による場合の仮撚加工前
後のフイラメント糸条横断面及び仮撚加工後の集
束状態を示す概略側面図、第３図は、従来法によ
る場合の仮撚加工前後のフイラメント糸条横断面
図及び仮撚加工後の集束状態を示す概略側面図、
第４図は、本発明及び従来法による場合の仮撚加
工前後のフイラメント糸条横断面形状の一例を示
す横断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 横断面形状が実質的に二等辺三角形でありそ
の二等辺交角θ（度）が ３６０／フイラメント数≧θ≧３６０／フイラメント数
−60 θ≧45 であるフイラメント３〜６本からなる熱可塑性合
成繊維マルチフイラメント糸条を仮撚加工するこ
とを特徴とする仮撚加工糸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16007481A JPS5865018A (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 仮撚加工糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16007481A JPS5865018A (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 仮撚加工糸の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5865018A JPS5865018A (ja) | 1983-04-18 |
| JPS6250581B2 true JPS6250581B2 (ja) | 1987-10-26 |
Family
ID=15707315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16007481A Granted JPS5865018A (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 仮撚加工糸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5865018A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62170543A (ja) * | 1986-01-21 | 1987-07-27 | 旭化成株式会社 | ストツキング用仮撚加工糸 |
-
1981
- 1981-10-09 JP JP16007481A patent/JPS5865018A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5865018A (ja) | 1983-04-18 |
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