JPS6250576B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6250576B2
JPS6250576B2 JP54501780A JP50178079A JPS6250576B2 JP S6250576 B2 JPS6250576 B2 JP S6250576B2 JP 54501780 A JP54501780 A JP 54501780A JP 50178079 A JP50178079 A JP 50178079A JP S6250576 B2 JPS6250576 B2 JP S6250576B2
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JP
Japan
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flat
flats
webs
cylinder
duct
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Expired
Application number
JP54501780A
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JPS55500874A (ja
Inventor
Rooberuto Demuuto
Anton Uyuesuto
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Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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Publication date
Application filed by Maschinenfabrik Rieter AG filed Critical Maschinenfabrik Rieter AG
Publication of JPS55500874A publication Critical patent/JPS55500874A/ja
Publication of JPS6250576B2 publication Critical patent/JPS6250576B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G15/00Carding machines or accessories; Card clothing; Burr-crushing or removing arrangements associated with carding or other preliminary-treatment machines
    • D01G15/76Stripping or cleaning carding surfaces; Maintaining cleanliness of carding area
    • D01G15/78Arrangements for stripping flats
    • D01G15/785Arrangements for stripping flats by suction or blowing

Description

請求の範囲 1 循環するフラツト組を備えたカード用のフラ
ツト掃除機構であつて、フラツト組の互いに接触
しない個々のフラツト12,12a,12b,…
…がT形状から成り、該T形材の両側の脚16,
16aが作業面に針布11を保持しかつT形材の
ウエブ18a,18b,……が、前記フラツト組
によつて形成されるフラツト室15の内部へ向つ
て方向づけられており、かつ又、シリンダ1側に
位置するフラツト作業区分21がカードのシリン
ダ1の表面に沿つてガイドされ、かつ又、フラツ
ト作業区分21の範囲でその都度2つの隣り合つ
たフラツト12,12a;12,12b……のウ
エブ18,18a,……間のスペースが1つの密
閉部材30によつて通路34,35,47を形成
すると共に実質的に気密にかつフラツト12,1
2,……の全長にわたつて密閉可能でありかつ前
記通路34,35,47には、空気流を発生させ
る手段36,37が配設されている形式のものに
おいて、通路34,35,47がフラツト12,
12a,12b,……の運行によつて一時的に密
閉可能であり、かつ密閉部材30が、フラツトの
運動方向で見て実質的にフラツト軌道の曲率に従
つた曲面を有する定置のエレメント31,38か
ら成り、該エレメントに沿つて各ウエブ18a,
18b,……の自由端がシール部を形成しつつ擦
過移動することを特徴とするカード用のフラツト
掃除機構。
2 密閉部材30が多数の隣り合つたフラツト1
2,12a,……にわたつて延在している実質的
に剛性のプレート31であることを特徴とする請
求の範囲第1項記載のフラツト掃除機構。
3 密閉部材30が、ウエブ18a,18b,…
…の上位で該ウエブに支えられる定置のフレキシ
ブルバンド38であることを特徴とする請求の範
囲第1項記載のフラツト掃除機構。
4 フレキシブルバンド38が実質的に、シリン
ダ1に沿つて位置する全フラツト12,12a,
……にわたつて延在していることを特徴とする請
求の範囲第3項記載のフラツト掃除機構。
5 フレキシブルバンド38がプラスチツクバン
ドから成ることを特徴とする請求の範囲第3項記
載のフラツト掃除機構。
6 フレキシブルバンド38がウエブ側に、静電
荷を帯電しにくい低摩擦係数の表面を有している
ことを特徴とする請求の範囲第3項記載のフラツ
ト掃除機構。
7 フレキシブルバンド38がフラツト反転ガイ
ド部23,24にアンカー止めされていることを
特徴とする請求の範囲第3項記載のフラツト掃除
機構。
8 密閉部材30が、フラツト12,12a,…
…のウエブ18,18a,……に沿つて摺動又は
転動する部材41,45から成つていることを特
徴とする請求の範囲第1項記載のフラツト掃除機
構。
9 摺動する部材が、2つの回転可能に軸支され
たローラ42,43に支承された1つの循環ベル
ト41であり、該循環ベルトの下側ベルト区分4
4がフラツト12,12a,……のウエブ18,
18a,……の自由端上に支持されていることを
特徴とする請求の範囲第8項記載のフラツト掃除
機構。
10 空気流を発生させる手段に通じる吸気導管
36が通路34,35,47の端面側で開口して
いることを特徴とする請求の範囲第1項記載のフ
ラツト掃除機構。
明細書 本発明は、循環するフラツト組を備えたカード
用のフラツト掃除機構であつて、フラツト組の互
いに接触しない個々のフラツトがT形材から成
り、該T形状の両側の脚が作業面に針布を保持し
かつT形状のウエブが、前記フラツト組によつて
形成されるフラツト室の内部へ向つて方向づけら
れており、かつ又、シリンダ側に位置するフラツ
ト作業側区分がカードのシリンダの表面に沿つて
ガイドされる形式のものに関する。
前記フラツト組を備えたカードでは、微小及び
極微の繊維並びにダスト粒子が、殊にシリンダに
沿つて位置するフラツト作業側区分において、隣
り合つたフラツト間に存在するギヤツプを通つ
て、フラツト組によつて形成されたフラツト室の
内部へ侵入し該フラツト室で集まつて煩わしい危
険な繊維集塊乃至ダスト集塊を形成することがあ
り、これらが特にフラツト組の反転する変向ガイ
ド部では繊維ロールの形をとるという問題が存在
している。
この問題を解決するための第1の提案(ドイツ
連邦共和国特許出願公告第1118662号)によれ
ば、2つの定置のフラツト間のギヤツプを通つて
の繊維フライ及びダスト粒子の侵入は、前記ギヤ
ツプに、気密に密閉するパツキンを備えることに
よつて防止されている。しかしながら斯かる解決
策には事実上大きな欠点が附随している。それと
いうのは、全長にわたつてシールせねばならない
ような長い真直ぐなパツキンは製造の点から見て
も保守の点から見ても極めて問題を孕んでいるか
らである。
別の公知なフラツト掃除機構(ドイツ連邦共和
国特許第1292551号)では空気流が一方の側でフ
ラツト室内へ、しかも両フラツト側区分間へ吹込
まれ、かつ他方の対向側で、空気流によつて捕集
された繊維フライ及びダスト粒子と一緒に吸引ポ
ートを介して吸出されるようになつている。しか
しながら、この機構は種々の重大な欠点を有して
いる。例えば、吹込まれる空気流の到達距離が、
開放室として働くフラツト室の全幅に及んでいる
場合に限り前記空気流の有効性が保証されている
ので、高い動力消費量が必要になる。更に又、こ
のような強い吹込み流は、フラツト室内に軽度と
は云え、顕著な正圧を生ぜしめるので、構造上の
理由から周辺に対して完全には気密にシールでき
ないフラツト室から、繊維フライ及びダスト粒子
を連行する空気が周辺へ吹出されることになる。
しかも、これによつて生じる空気汚染化は、カー
デイング業界において空気を清浄に維持しようと
する最近の要望に反するものである。それのみな
らずフラツト室内における斯かる強い集中的な空
気流は、局所的な空気渦流形成と無効区域を生ぜ
しめ、この無効区域では繊維フライとダストが依
然として集積することになる。
本発明のフラツト掃除機構の課題は、冒頭で述
べた形式の公知装置の前記欠点を排除し、かつ (イ) 空気渦流と無効区域の形成を避けると共にフ
ラツト室を僅かな動力消費量で効果的に掃除
し、 (ロ) フラツト室を常時わずかな負圧下に保ちかつ
周辺への繊維フライ及びダスト粒子の流出を絶
対に阻止するような、 フラツト掃除機構を提供することである。
この課題は、冒頭で述べた形式のフラツト掃除
機構において、フラツト作業側区分に沿つて2つ
の隣り合つたフラツトのウエブ間のスペースが密
閉部材によつて通路を形成すると共に実質的に気
密にかつフラツトの全長にわたつて、しかもフラ
ツトの運行によつて一時的に密閉可能でありかつ
前記通路には、空気流を発生させる手段が所属し
ていることによつて解決される。
2つの隣り合つたフラツトの脚とウエブによつ
て、かつ密閉部材によつて閉じられる通路を一時
的に形成することによつて、通路空間内に充分な
空気流を発生させる限り、この空間内に位置する
繊維フライ及びダスト粒子を除去するための最良
の条件が得られるのであり、前記空気流は、通路
寸法がフラツト室全体に比して小さいので、比較
的小さな動力で保証されるのである。形成通路が
フラツト室に対して実質的に気密に密閉されてい
ることによつて、通路内で作用する空気流が、フ
ラツト室内に存在する他の空気にいかなる影響も
及ぼすことはなく、特にフラツト室内に正圧を発
生させることもない。従つてフラツト室を慣用の
手段で軽度の負圧に保ち、ひいては所望の環境条
件を満たすことも可能である。
また本発明の機構の1実施態様によれば密閉部
材は、多数の隣り合つたフラツトにわたつて延在
している。この機構の特に有利な実施態様では密
閉部材は実質的に、シリンダに沿つて位置する全
フラツトにわたつて延在している。
また密閉部材は、フラツトの運動方向でのフラ
ツト軌道の曲率に従つた実質的に剛性の定置プレ
ートから成り、該プレートに沿つてウエブの自由
端がシール部を形成しつつ移動して行くようにす
るか、あるいは別の実施態様によれば、ウエブを
介して支持される定置のフレキシブルバンドから
成ることもできる。
本発明の機構の実施態様では、通路内に空気流
を発生させる手段は、前記通路の端面側で開口す
る吸気導管を含んでいる。
次に若干の図示の実施例につき本発明を詳説す
る。
第1図はカードの最も主要な作業部材並びに本
発明のフラツト掃除機構の略示横断面図、第2図
は第1図の−線に沿つたカード断面図、第3
図は第1図の部分的拡大詳細図、第4図は本発明
のフラツト掃除機構の変化実施例を第1図に相応
して示した図、第5図は本発明の機構の異なつた
変化実施例を示し、しかもフラツト組とカードシ
リンダの一部のみの略示図、第6図はフラツト組
の一部分のみを示したにすぎない本発明の更に別
の実施例の略示図である。
第1図において1は所謂回転式フラツトカード
のシリンダ、2はテーカイン、3はドツフア、4
はフイードローラである。これら4つのローラは
両側で軸受(図示せず)を介して、略示したにす
ぎないカードフレーム5,5a(第2図参照)に
定置に回転可能に軸支されておりかつ回転部材に
よつて所定の相互回転速度比と所定の回転方向で
回転駆動され、前記回転部材については第2図で
はシリンダ1用のベルトプリー6だけが示されて
いるにすぎない。ラツプ層状の繊維材料はこの場
合、デイツシユ型フイードプレート7を介して、
矢印Eの方向に回転するフイードローラ4に供給
され、テーカイン2の針布8の針頭で捕捉されか
つ矢印Fの方向に搬出される。シリンダ1もやは
り針布9を有し、該針布は、殊にシリンダ円周細
部を拡大して示す第3図から判る通りである。シ
リンダ1の針布の針頭はテーカインの針布8から
繊維つまり繊維群を受取りかつ矢印Gの方向での
シリンダ1の回転に従つて該シリンダの引渡し部
位まで、つまりシリンダ針布9とドツフア3の針
布10との接触部位に至るまで搬送する。前記ド
ツフア自体は矢印Hの方向に回転する。前記引渡
し部位で繊維つまり繊維群はドツフア3に引渡さ
れかつカードの進出機構(図示せず)へ導かれ
る。
テーカイン2からシリンダ1への受渡し部位と
シリンダ1からドツフア3への受渡し部位との間
に在るシリンダ1の区域において繊維材料の本来
のカーデイングが行なわれ、その場合シリンダ針
布9(第3図)の表面に位置する繊維はシリンダ
針布9と、緩速度で動くカードフラツト12(並
びに12a,12b……)の針布11(第2図及
び第3図)との間を引き通される。この場合カー
ドフラツト12,12a,12b……は、フラツ
ト両端に位置するチエーン又は連結子14,14
a(第2図)によつて互いに連結されて、緩速循
環する1つのフラツト組13を形成しているの
で、これらのカードフラツトは1つの閉じた構造
体を成し、該構造体の内室は、本明細書では、フ
ラツト組13によつて形成されたフラツト室15
と呼ばれる。
フラツト12,12a,12b……はT形材か
ら成り、該T形材の両側の脚16と16a(第3
図)は作業面17に針布11を保持しかつ前記T
形材のウエブ18は前記フラツト室15の内部へ
向つて方向づけられている。フラツトT形材は、
第2図に示したようにシリンダ1の全幅にわたつ
て延びておりかつ、カードフレーム5,5aの壁
によつて形成された円弧状の、しかもシリンダ1
に対して実質的に同心的なガイドレール20,2
0a上を、両側に設けた滑りシユー19,19a
を介してシリンダ1の表面に沿つてガイドされ
る。
フラツト組13は実質的に2つのフラツト側区
分つまり、シリンダ1に沿つた作業側区分21と
戻り側区分22、並びに2つのフラツト反転部2
3,24から成つている。その構成は実地に基づ
いて公知であるので、その詳説はここでは省く。
フラツトが作業位置にあるフラツト作業側区分2
1に沿つてフラツト12,12a,12b……
は、第3図に示したように、互いに並んで配列さ
れている。この場合、隣り合つたフラツト12,
12aの脚16,16bは互いに近接してはいる
が、しかしながら脚16と16bとの間に相互気
密性のシールは設けられていず、つまりフラツト
12,12a,12b……が互いに接し合うこと
はない。従つてフラツト間には細長いギヤツプ2
5が生じ、これらのギヤツプを通つて短繊維又は
小繊維塊(ネツプ)がシリンダからフラツト室1
5内へ侵入することができかつ殊に、隣り合つた
2つのフラツトウエブ18と18a間に形成され
た空間内でフラツトの内面側に付着する。
また第2図から判るようにフラツト12,12
a,12b……はフラツト戻り側区分22に沿つ
ても円弧状のガイド部材26,26aによつて、
やはり事実上シリンダ1に対して同心的にガイド
され、しかも本実施例ではやはり滑りシユー1
9,19aが使用されている。前記ガイド部材2
6,26aはカードフレーム5,5aに固定され
た支持体27,27aによつて形成される。
更に又、フラツト組13の全占有空間は周辺に
対してフード28によつてカバーされており、該
フード28は、周辺に対して実質的にシールする
ように構成され(シール手段は図示せず)、前記
フードの内室29は、外部の真空源に接続するこ
とによつて負圧に維持され、その場合負圧は数mm
水柱の大きさを有していなければならない。この
ような負圧は、繊維がフード28から周辺へ進出
するのを防止するためのものであつて、ギヤツプ
25,25a,25b……(第3図)を通つてフ
ラツト室15内に侵入した短繊維及びネツプがフ
ラツト12,12a,12b……に付着するのを
効果的に阻止するためのものではない。ところ
で、この付着阻止のために本発明のフラツト掃除
機構が役立つのであり、この場合第1図乃至第3
図に示した実施例ではフラツトのウエブ18,1
8a,18b……の上位に定置の密閉部材30が
設けられており、該密閉部材に沿つて(第3図参
照)ウエブ18,18a,18b……の自由端は
シール部を形成しつつ移動して行くのである。こ
の場合、密閉部材30(第3図)は、フラツトの
湾曲軌道の曲率に従つた形状のプレート31によ
つて形成されており、該プレートは、場合によつ
てはリブ(図示せず)によつて一層強固にされ、
これによつて、ウエブ18,18a,18b……
に面した方の表面32は前記ウエブに事実上接触
なしにかつフラツト12の全幅にわたつて実質的
に気密に前記ウエブ18,18a,18b……に
対して位置することができる。前記プレート31
は両側で耳状片33,33aによつて固定手段
(図示せず)を用いて支持体27,27aに固定
される。
第3図では3つの隣り合つたフラツト12,1
2a,12bにわたつて延在する密閉部材30に
よつて、2つの隣り合つたフラツト12aと12
のウエブ18aと18の間並びに2つの隣り合つ
たフラツト12と12bのウエブ18と18bの
間には、2つの縦通路34及び35が形成され、
該縦通路を通つて空気流が流動する。
該空気流は例えば、密閉部材30の範囲内のフ
ラツト12,12a,12b……の端面側に、つ
まり縦通路34,35の端面側に吸引導管36
(第2図)を開口させることによつて発生せしめ
られる。第1図乃至第3図において37は吸引導
管36の端面側開口である。吸引導管36は吸引
手段(図示せず)に接続されており、従つて縦通
路34,35内には、第2図に矢印fで示した吸
引流が発生せしめられ、該吸引流によつて、縦通
路34,35内に堆積した短繊維、ネツプ及び不
純物が導出される。第3図に示したように吸引導
管36の端面側開口37は、2つの隣り合つた縦
通路34と35に跨るような幅に選ばれており、
従つて前記開口は両縦通路34,35内に同時に
1つの空気流を生ぜしめることになる。しかし前
記開口37の幅は、2つのフラツトウエブ間のた
だ1つの縦通路内にだけ1つの空気流を発生させ
るように選ばれてもよい。すでに述べたようにフ
ラツト組は緩速度で移動するので(この場合この
移動方向は重要なことではない)、各フラツト1
2,12a,12b……は時折前記密閉部材30
の下に位置することにより、従つて各フラツトは
隣りのフラツトと協働して一時的に1つの縦通路
を形成し、該縦通路内に掃除空気流が働くことに
なる。この場合密閉部材30は、第1図及び第3
図に示したように多数のフラツト12,12a,
12b……にわたつて延在する必要はない。つま
り密閉部材30は、気密な縦通路34を一時的に
形成するために、2つの隣り合つたフラツト12
と12aの2つのウエブ18,18aにわたつて
延在すれば充分である。しかしながら形状安定性
という点から考えれば、多数のフラツトにわたつ
て延在する密閉部材30を使用するのが望まし
い。
各フラツトはその移動時に密閉部材30及至プ
レート31の下へ達しかつ吸引流は縦通路を通流
して所期の掃除効果を生ぜしめる。なお念のため
に付記しておくが、全吸引流によつてフード28
の内室29全体を所望の軽度の負圧下において、
これによつて周辺空気に対する前記の好ましい条
件をつくることも可能である。しかし場合によつ
ては又、固有の吸引導管(図示せず)にフード2
8を接続しておくことも可能である。重要な点
は、フラツトのウエブ18,18a,18b……
間に狭く密封された縦通路34,35を形成した
ことに基づいて、フラツト室15全体を確実に綺
麗に掃除するためには比較的弱い吸引流の作用で
充分であり、しかも(先行技術に基づいて公知に
なつているフラツト掃除機構の場合のように、フ
ラツト室15内に正圧と渦流形成を生ぜしめる)
吹込流に頼る必要がないということである。
第1図乃至第3図に示した実施例に等しい機素
には同じ符号を付した第4図では密閉部材30は
実質的に、シリンダ1に沿つて位置するフラツト
作業側区分21の全フラツト12,12a,12
b……にわたつて延在しかつ定置のフレキシブル
なバンド38から成つており、該バンドはフラツ
ト12,12a,12b……のウエブ18,18
a,18b……を介して支持されてフラツト反転
部23,24において、図示しなかつた手段によ
つてアンカー止めされている。殊に有利にはプラ
スチツクバンドから成る前記フレキシブルバンド
38によつて、フラツト作業側区分21のフラツ
ト12,12a,12b……のウエブ間のすべて
の空間が、閉じた縦通路にされるにも拘らず、本
発明の空気流は1つの縦通路においてだけ、ある
いは、吸引導管(図示せず)の端面開口37の範
囲内に位置する複数の縦通路において作用するに
すぎず、これによつて本実施例でも吸引効率は、
僅かな空気量(従つて僅かなエネルギ消費量)に
も拘らず保証される。本実施例で示した解決手段
は、第1図乃至第3図の実施例に比して次の利点
を有している。すなわち、フラツト室15を、事
実上仕切られた2つの室、つまりフレキシブルバ
ンド38の上位と下位の室に分割することが可能
になり、これによつてフラツト12,12a,1
2b……間のギヤツプ25,25a,25b……
に基づく作用、つまり第1図乃至第3図の解決手
段では場合によつては小さな妨害通気を生ぜしめ
るような作用が本実施例では完全に阻止される。
また第4図に示した解決手段はシール技術上の利
点も有している。それというのは、フレキシブル
バンド38によるウエブ18,18a,18b…
…におけるシール作用が、フラツト12,12
a,12b……間の縦通路内の負圧の作用を受け
て、いわば自動的に調整され、これによつて、ウ
エブ18,18a,18b及び(又は)密閉部材
30における高価な加工作業の必要がなくなる。
更に第4図では、第1図乃至第3図に示したガイ
ド部材26,26aの代りにフラツト組13のフ
ラツト戻り側区分22のために2つの支持ローラ
39,40が使用されている。この支持ローラの
使用によつて、場合によつては構造費を安くする
ことが可能になる。
プラスチツク製のフレキシブルバンド38は薄
肉のバンドとして選ばれるのが有利であり、該バ
ンドのウエブ側つまり、ウエブ18,18a(第
3図参照)の自由端に向いた方の側は、静電荷を
帯電しにくい低摩擦係数の表面を有している。従
つてフラツト組13の駆動装置の滑り摩擦は減少
しかつフレキシブルバンド38の滑り面に繊維が
帯電によつて付着する事態も阻止される。フレキ
シブルバンド38としては例えばジーグリング社
(D−3000ハノーバー1、私書箱第5346号)製の
PVCでコーテイングの施されたトランシロン
E2/1−UO/V2型のポリエステルバンドを使用
することが可能である。
第5図に示した本発明によるフラツト掃除機構
の変化実施例は、これまで説明した第1図乃至第
4図の実施例とは次の点で異なつている。すなわ
ち本実施例の密閉部材30は、前記実施例の場合
のように定置ではなく、ウエブ18,18a……
に沿つて移動する部材が使用されるのである。第
5図では例えば密閉部材30として循環ベルト4
1が使用されており、該循環ベルトは、2つの回
転可能に軸支されたローラ42と43の間に張設
されておりかつ循環ベルトの下側ベルト区分44
がフラツト12,12a……のウエブ18,18
a……自由端上に支持されている。
従つて循環ベルト41は、例えば矢印Iの方向
でのフラツト組13の移動に、殊に有利には等速
度で追従し(この場合フラツト反転部23のロー
ラは、矢印Lで示したように逆時計回り方向に回
転し)、つまり循環ベルトはローラ42と43を
めぐつて矢張り逆時計回り方向に(ローラ42に
おける矢印Mの方向に)走行する。この場合循環
ベルト41は固有の駆動装置(図示せず)を装備
することができ、あるいはフラツト12,12a
……のウエブ18,18a……による摩擦のみに
よつて連行されてもよい。循環ベルト41は勿
論、フラツト12,12a……の全幅にわたつて
延びておりかつベルト両側面は、図示しなかつた
手段によつてそれ相応にシールされ、かつ(又
は)ガイドされる。
この解決手段においても側面に端面側開口37
が設けられており、該開口は、前記実施例の場合
のように、フラツト12,12a……間に密封さ
れた単数又は複数の縦通路内に吸引流を形成する
ために吸引源(図示せず)と連絡されている(本
実施例では循環ベルト41は4つの縦通路を形成
する)。
第5図の変化実施例は、2つの隣り合つたフラ
ツトのウエブ18,18a……間の空間を気密に
密閉することが摩擦なく保証されているという利
点を有する。
第6図に示した本発明によるフラツト掃除機構
の別の変化実施例では密閉部材30は、第5図の
実施例の密閉部材のように、やはりウエブ18,
18a……に沿つて移動する部材として構成され
ており、これによつて前記と同じような利点が得
られる。しかし第6図では密閉部材30はロール
45として構成されており、該ロールは2つのサ
イド軸受46(図面では1つしか図示されていな
い)内でシリンダ1の表面に対して半径方向に可
動にガイドされかつ円筒形表面によつて2つの隣
り合つたカードフラツト12,12aのウエブ1
8と18aの上に一時的に支持されて、両ウエブ
18と18aの間で本発明の縦通路47を密閉す
る訳である。
例えば矢印Iの方向にフラツト組13を移動さ
せることによつてロール45は逆時計回り(矢印
Nの)方向に回転せしめられ、その際ロール45
は鉛直方向の運動も行ないかつ一時的に例えば1
つのウエブ18aの上に支持される。必要に応じ
て又は所望に応じて縦通路47の密閉時間を引延
ばすために種々の手段を講じることが可能であ
り、このために例えばロール45に軟質被覆層
(図示せず)を設けたり、あるいはロール45
に、フラツト移動方向つまり矢印Iの方向への或
る程度の運動自由性を与えるようにすることが可
能である。
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