JPS6250540B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6250540B2 JPS6250540B2 JP14874884A JP14874884A JPS6250540B2 JP S6250540 B2 JPS6250540 B2 JP S6250540B2 JP 14874884 A JP14874884 A JP 14874884A JP 14874884 A JP14874884 A JP 14874884A JP S6250540 B2 JPS6250540 B2 JP S6250540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum alloy
- printing plates
- lithographic printing
- thickness
- content
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims description 30
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 claims description 8
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims description 4
- 238000007788 roughening Methods 0.000 description 23
- HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M Sodium hydroxide Chemical compound [OH-].[Na+] HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 15
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 6
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 6
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 4
- 238000007743 anodising Methods 0.000 description 4
- 238000006386 neutralization reaction Methods 0.000 description 4
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 4
- 238000002048 anodisation reaction Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 3
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 3
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 3
- 229910018191 Al—Fe—Si Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910018575 Al—Ti Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000521 B alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 238000000265 homogenisation Methods 0.000 description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 238000011160 research Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005054 agglomeration Methods 0.000 description 1
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 1
- 230000001680 brushing effect Effects 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 238000002203 pretreatment Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005496 tempering Methods 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は平版印刷版用アルミニウム合金に関
し、さらに詳しくは、取扱い性、水濡れ判定性に
優れた平版印刷版用アルミニウム合金に関する。 [従来技術] 従来平版印刷版用アルミニウム板として、ブラ
シ研磨に代表される機械的粗面化法に関しては、
A1050、A1100、A3003に相当するものが用いら
れ、電解粗面化法に関しては、電解粗面化のし易
さからA1050相当材が用いられている。しかしな
がら、近年薄肉化への指向が強くなつてくる中
で、純アルミニウム板を薄肉化すると取扱いの時
に「折れ」、「ペコ」、印刷時の「版の伸び」等の
問題が発生し易くなり、この問題に対して本発明
者は電解粗面化処理するための高強度印刷版用ア
ルミニウム合金を開発して特願昭58−170803号と
して出願を完了している。 そして、この出願済の発明において、高強度化
は充分に達成でき、かつ、版の取扱い易さ、寿命
等の点における問題は少なかつたが、高強度化し
たために含有している成分に起因する電解後の粗
面が微細になり過ぎ、外観色調が灰色となる傾向
が生じ易くなり、さらに、この粗面に印刷特性上
必要な密着性、保水性向上のために陽極酸化処理
を施すと、この灰色の傾向が助長されることが判
明した。 通常、平版印刷版は、粗面化・陽極酸化された
アルミニウム板面に感光性塗料をコートし、フオ
トエツチ処理により必要部分以外を除去し、印刷
時にはこの感光性塗料除去部を水で湿らせて使用
するのである。しかして、陽極酸化後の粗面は水
で湿らせると光の屈折率の関係で灰色が強くな
り、乾燥すると灰色が弱い白つぽい色調となるた
め、通常はこれを利用して水濡れ程度を判定して
いる。従つて、水濡れ判定性のためには陽極酸化
後の粗面色調を白色とすることが必要であり、上
記した高強度材においてはこの点に改善が望まれ
るものである。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記した従来技術における問題点の原
因を究明するため鋭意研究を進めた結果、電解粗
面化法において、現在まで得られていた粗面状況
−色調の考え方に反して、非常に微細な粗面では
灰色色調が強くなることを見出し、さらに、白色
色調に仕上つた電解粗面・ブラシ研磨粗面であつ
ても含有元素の種類、含有量によつては陽極酸化
時の欠陥発生とベース粗面との複合により、灰色
色調を呈し水濡れ判定性を低下させることをも見
出し、これら本発明者の知見に基いてさらに鋭意
研究を重ねた結果、水濡れ判定性に優れ、かつ、
高強度で取扱い性にも優れた平版印刷版用アルミ
ニウム合金の開発に成功したのである。 [問題点を解決するための手段] 本発明に係る平版印刷版用アルミニウム合金
は、 (1) Fe0.05〜0.70wt%、Si0.01〜0.30wt%、Cu≦
0.1wt%、Mn≦0.3wt%、 Mg0.5〜1.5wt%、Ti0.003〜0.05wt% を含有し、かつ、 Si/Fe≦1.0 であり、残部Alおよび不可避不純物からなる
ことを特徴とする平版印刷版用アルミニウム合
金を第1の発明とし、 (2) Fe0.05〜0.70wt%、Si0.01〜0.30wt%、Cu≦
0.1wt%、Mn≦0.3wt%、 Mg0.5〜1.5wt%、Ti0.003〜0.05wt% を含有し、かつ、 Si/Fe≦1.0 であり、残部Alおよび不可避不純物からなる
アルミニウム合金で、冷間圧延後の板厚が0.05
〜0.30mmであり、この板厚で16Kg/mm2以上の耐
力を有し、さらに電解粗面化処理表面であるこ
とを特徴とする平版印刷版用アルミニウム合金
を第2の発明とする2つの発明よりなるもので
ある。 また、平版印刷版用アルミニウム合金は電解
粗面化処理表面において、0.2μm以上の高さ
の山数を60〜150/mm2とするのが好ましい。 本発明に係る平版印刷版用アルミニウム合金に
ついて以下詳細に説明する。 先ず、含有成分、成分割合について説明する。 Feは強度向上、再結晶粒の微細化および晶出
物形成により電解粗面化時のエツチング開始点と
するために含有させる元素であり、含有量が
0.05wt%未満ではこのような効果は少なく、ま
た、0.7wt%を越えて含有されると電解粗面が微
細となり過ぎ灰色色調を呈し易く、さらに、ブラ
シ研磨粗面においても陽極酸化後に灰色色調を呈
し易くなる。よつて、Fe含有量は0.05〜0.70wt%
とする。 SiはAl−Fe−Si系晶出物の形成による電解粗
面化時のエツチング開始点の調整のために含有さ
せる元素であり、含有量が0.01wt%未満ではAl
−Fe系化合物量が多くなり過ぎ、エツチング開
始点が過多となり微細な粗面となり過ぎ、また、
0.30wt%を越える含有量およびSi/Feが1.0以上
ではAl−Fe−Si系の化合物を形成しない固溶Si
が存在し、電解粗面時に未エツチング部が出現し
易く、また、電解粗面化時若しくはブラシ研磨時
に白色であつても陽極酸化後に灰色色調となり易
くなる。よつて、Si含有量は、0.01〜0.30wt%と
し、また、Si/Fe≦1.0とする。 Cuは強度向上およびエツチング効果を高くす
るために有効な元素であり、含有量が0.1wt%を
越えると電解素面が微細となり過ぎ灰色を呈し易
くなる。よつて、Cu含有量は0.1wt%以下とす
る。 Mnは強度向上、取扱い性向上および電解粗面
化時のエツチングの開始点の調整のために有効な
元素であり、含有量が0.3wt%を越えると電解粗
面が微細となり過ぎて灰色を呈し易くなる。よつ
て、Mn含有量は0.3wt%以下とする。 Mgは強度向上および電解粗面の安定化のため
に重要な元素であり、含有量が0.5wt%未満では
この効果は少なく、また、1.5wt%を越えて含有
されると電解粗面化時に粗面が微細となり過ぎて
灰色色調となり易い、よつて、Mg含有量は0.5〜
1.5wt%とする。 鋳塊組織微細化のためのTiの含有は晶出物の
均一分散化のために必要であり、含有量が
0.003wt%以上は必要であり、また、0.05wt%を
越えて含有されると鋳塊微細化の効果が少なくな
り、それ以上の含有は無駄であり、Al−Ti粒子
の凝集を生じ易く、粗面化時に線状欠陥を形成し
易い。よつて、Ti含有量は0.003〜0.05wt%とす
る。なお、Tiに代えてTi−B合金を使用するこ
ともできる。 上記に説明した含有成分および成分割合のアル
ミニウム合金溶湯を鋳造する際して、板における
線状欠陥の発生を防止するためにMgO、Al−Ti
粒子(Ti−B合金を使用した場合にはTi−B粒
子)凝集体をフイルター処理により除去するのが
望ましい。 得られた鋳塊を均質化処理・熱間圧延・冷間圧
延・中間焼鈍等の工程を経て0.05〜0.30mmの板厚
とする。 通常のA1050相当材では製造工程によつては、
電解粗面化時に未エツチング部が残り易いが、本
発明に係る平版印刷版用アルミニウム合金圧延板
では、通常の工業的製造工程ではこのような現象
は認められず、均熱条件として、450〜600℃×1
〜48時間の範囲内では製造工程上の問題も少な
く、また、中間焼鈍条件の影響も少なく、かつ、
取扱い性向上のための冷間圧延により耐力16Kg/
mm2以上とする必要がある。 [実施例] 次に、本発明に係る平版印刷版用アルミニウム
合金の実施例を説明する。 実施例 1 第1表に示す含有成分、成分割合のアルミニウ
ム合金溶湯を通常の方法によりフイルター処理を
行なつた後、300〜600mm厚さの鋳塊に造塊した。
なお、比較例7のみは鋳塊組織を粒状晶組織とし
ていない。 これら鋳塊を面削、均質化加熱、熱間圧延、冷
間圧延、中間焼鈍、冷間圧延を行ない、0.24mm厚
に仕上げた。なお、仕上げ調質はH14〜H18とし
た。 これらのアルミニウム合金板について、電解粗
面化処理またはブラシ粗面化処理、さらに、陽極
酸化処理を行ない性能評価を行なつた。 (1) 電解粗面化処理条件 前処理条件 3%NaOH、50℃×30sec→水洗→30% HNO3、R.T×30sec→水洗 電解条件 1.6%HNO3、20℃ 60A/dm2×20sec(50Hz交流) デスマツト 3%NaOH、50℃×30sec→中和水洗 (2) 陽極酸化処理条件 15%H2SO4、25℃ 6A/dm2×40sec 各段階における色調、電解粗面の形状、総合判
定について第2表に示す。 この第2表から明らかなように、本発明に係る
平版印刷版用アルミニウム合金は比較例に比べて
全べてにおいて優れており、さらに、総合判定に
おいても優れていることがわかる。
し、さらに詳しくは、取扱い性、水濡れ判定性に
優れた平版印刷版用アルミニウム合金に関する。 [従来技術] 従来平版印刷版用アルミニウム板として、ブラ
シ研磨に代表される機械的粗面化法に関しては、
A1050、A1100、A3003に相当するものが用いら
れ、電解粗面化法に関しては、電解粗面化のし易
さからA1050相当材が用いられている。しかしな
がら、近年薄肉化への指向が強くなつてくる中
で、純アルミニウム板を薄肉化すると取扱いの時
に「折れ」、「ペコ」、印刷時の「版の伸び」等の
問題が発生し易くなり、この問題に対して本発明
者は電解粗面化処理するための高強度印刷版用ア
ルミニウム合金を開発して特願昭58−170803号と
して出願を完了している。 そして、この出願済の発明において、高強度化
は充分に達成でき、かつ、版の取扱い易さ、寿命
等の点における問題は少なかつたが、高強度化し
たために含有している成分に起因する電解後の粗
面が微細になり過ぎ、外観色調が灰色となる傾向
が生じ易くなり、さらに、この粗面に印刷特性上
必要な密着性、保水性向上のために陽極酸化処理
を施すと、この灰色の傾向が助長されることが判
明した。 通常、平版印刷版は、粗面化・陽極酸化された
アルミニウム板面に感光性塗料をコートし、フオ
トエツチ処理により必要部分以外を除去し、印刷
時にはこの感光性塗料除去部を水で湿らせて使用
するのである。しかして、陽極酸化後の粗面は水
で湿らせると光の屈折率の関係で灰色が強くな
り、乾燥すると灰色が弱い白つぽい色調となるた
め、通常はこれを利用して水濡れ程度を判定して
いる。従つて、水濡れ判定性のためには陽極酸化
後の粗面色調を白色とすることが必要であり、上
記した高強度材においてはこの点に改善が望まれ
るものである。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記した従来技術における問題点の原
因を究明するため鋭意研究を進めた結果、電解粗
面化法において、現在まで得られていた粗面状況
−色調の考え方に反して、非常に微細な粗面では
灰色色調が強くなることを見出し、さらに、白色
色調に仕上つた電解粗面・ブラシ研磨粗面であつ
ても含有元素の種類、含有量によつては陽極酸化
時の欠陥発生とベース粗面との複合により、灰色
色調を呈し水濡れ判定性を低下させることをも見
出し、これら本発明者の知見に基いてさらに鋭意
研究を重ねた結果、水濡れ判定性に優れ、かつ、
高強度で取扱い性にも優れた平版印刷版用アルミ
ニウム合金の開発に成功したのである。 [問題点を解決するための手段] 本発明に係る平版印刷版用アルミニウム合金
は、 (1) Fe0.05〜0.70wt%、Si0.01〜0.30wt%、Cu≦
0.1wt%、Mn≦0.3wt%、 Mg0.5〜1.5wt%、Ti0.003〜0.05wt% を含有し、かつ、 Si/Fe≦1.0 であり、残部Alおよび不可避不純物からなる
ことを特徴とする平版印刷版用アルミニウム合
金を第1の発明とし、 (2) Fe0.05〜0.70wt%、Si0.01〜0.30wt%、Cu≦
0.1wt%、Mn≦0.3wt%、 Mg0.5〜1.5wt%、Ti0.003〜0.05wt% を含有し、かつ、 Si/Fe≦1.0 であり、残部Alおよび不可避不純物からなる
アルミニウム合金で、冷間圧延後の板厚が0.05
〜0.30mmであり、この板厚で16Kg/mm2以上の耐
力を有し、さらに電解粗面化処理表面であるこ
とを特徴とする平版印刷版用アルミニウム合金
を第2の発明とする2つの発明よりなるもので
ある。 また、平版印刷版用アルミニウム合金は電解
粗面化処理表面において、0.2μm以上の高さ
の山数を60〜150/mm2とするのが好ましい。 本発明に係る平版印刷版用アルミニウム合金に
ついて以下詳細に説明する。 先ず、含有成分、成分割合について説明する。 Feは強度向上、再結晶粒の微細化および晶出
物形成により電解粗面化時のエツチング開始点と
するために含有させる元素であり、含有量が
0.05wt%未満ではこのような効果は少なく、ま
た、0.7wt%を越えて含有されると電解粗面が微
細となり過ぎ灰色色調を呈し易く、さらに、ブラ
シ研磨粗面においても陽極酸化後に灰色色調を呈
し易くなる。よつて、Fe含有量は0.05〜0.70wt%
とする。 SiはAl−Fe−Si系晶出物の形成による電解粗
面化時のエツチング開始点の調整のために含有さ
せる元素であり、含有量が0.01wt%未満ではAl
−Fe系化合物量が多くなり過ぎ、エツチング開
始点が過多となり微細な粗面となり過ぎ、また、
0.30wt%を越える含有量およびSi/Feが1.0以上
ではAl−Fe−Si系の化合物を形成しない固溶Si
が存在し、電解粗面時に未エツチング部が出現し
易く、また、電解粗面化時若しくはブラシ研磨時
に白色であつても陽極酸化後に灰色色調となり易
くなる。よつて、Si含有量は、0.01〜0.30wt%と
し、また、Si/Fe≦1.0とする。 Cuは強度向上およびエツチング効果を高くす
るために有効な元素であり、含有量が0.1wt%を
越えると電解素面が微細となり過ぎ灰色を呈し易
くなる。よつて、Cu含有量は0.1wt%以下とす
る。 Mnは強度向上、取扱い性向上および電解粗面
化時のエツチングの開始点の調整のために有効な
元素であり、含有量が0.3wt%を越えると電解粗
面が微細となり過ぎて灰色を呈し易くなる。よつ
て、Mn含有量は0.3wt%以下とする。 Mgは強度向上および電解粗面の安定化のため
に重要な元素であり、含有量が0.5wt%未満では
この効果は少なく、また、1.5wt%を越えて含有
されると電解粗面化時に粗面が微細となり過ぎて
灰色色調となり易い、よつて、Mg含有量は0.5〜
1.5wt%とする。 鋳塊組織微細化のためのTiの含有は晶出物の
均一分散化のために必要であり、含有量が
0.003wt%以上は必要であり、また、0.05wt%を
越えて含有されると鋳塊微細化の効果が少なくな
り、それ以上の含有は無駄であり、Al−Ti粒子
の凝集を生じ易く、粗面化時に線状欠陥を形成し
易い。よつて、Ti含有量は0.003〜0.05wt%とす
る。なお、Tiに代えてTi−B合金を使用するこ
ともできる。 上記に説明した含有成分および成分割合のアル
ミニウム合金溶湯を鋳造する際して、板における
線状欠陥の発生を防止するためにMgO、Al−Ti
粒子(Ti−B合金を使用した場合にはTi−B粒
子)凝集体をフイルター処理により除去するのが
望ましい。 得られた鋳塊を均質化処理・熱間圧延・冷間圧
延・中間焼鈍等の工程を経て0.05〜0.30mmの板厚
とする。 通常のA1050相当材では製造工程によつては、
電解粗面化時に未エツチング部が残り易いが、本
発明に係る平版印刷版用アルミニウム合金圧延板
では、通常の工業的製造工程ではこのような現象
は認められず、均熱条件として、450〜600℃×1
〜48時間の範囲内では製造工程上の問題も少な
く、また、中間焼鈍条件の影響も少なく、かつ、
取扱い性向上のための冷間圧延により耐力16Kg/
mm2以上とする必要がある。 [実施例] 次に、本発明に係る平版印刷版用アルミニウム
合金の実施例を説明する。 実施例 1 第1表に示す含有成分、成分割合のアルミニウ
ム合金溶湯を通常の方法によりフイルター処理を
行なつた後、300〜600mm厚さの鋳塊に造塊した。
なお、比較例7のみは鋳塊組織を粒状晶組織とし
ていない。 これら鋳塊を面削、均質化加熱、熱間圧延、冷
間圧延、中間焼鈍、冷間圧延を行ない、0.24mm厚
に仕上げた。なお、仕上げ調質はH14〜H18とし
た。 これらのアルミニウム合金板について、電解粗
面化処理またはブラシ粗面化処理、さらに、陽極
酸化処理を行ない性能評価を行なつた。 (1) 電解粗面化処理条件 前処理条件 3%NaOH、50℃×30sec→水洗→30% HNO3、R.T×30sec→水洗 電解条件 1.6%HNO3、20℃ 60A/dm2×20sec(50Hz交流) デスマツト 3%NaOH、50℃×30sec→中和水洗 (2) 陽極酸化処理条件 15%H2SO4、25℃ 6A/dm2×40sec 各段階における色調、電解粗面の形状、総合判
定について第2表に示す。 この第2表から明らかなように、本発明に係る
平版印刷版用アルミニウム合金は比較例に比べて
全べてにおいて優れており、さらに、総合判定に
おいても優れていることがわかる。
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例 2
第3表に示す含有成分および成分割合のアルミ
ニウム合金溶湯を常法に従がいフイルター処理
後、50mm厚さに鋳造した。この鋳塊を比較例2は
590℃×4時間均熱処理、その他は540℃×4時間
の均熱処理後、3.5mm厚さまで熱間圧延を行な
い、次いで、1mm厚さまで冷間圧延を行ない、こ
の1mm厚さで360℃×2時間の焼鈍を行ない、さ
らに0.20mm厚さまで冷間圧延を行なつた。 この板について、電解粗面化処理→陽極酸化処
理、ブラシ粗面化処理→陽極酸化後の色調評価お
よび機械的性質を評価し、その結果を第4表に示
す。 (1) 電解粗面化処理 前処理条件 3%NaOH、50℃×30sec→中和水洗。 電解条件 3%HCl+0.2%H2SO4、25℃。 100A/dm2×20sec、50Hz交流。 デスマツト 3%NaOH、50℃×30sec→中和水洗。 (2) ブラシ研磨(第2図に原理図を示す。) ●ブラシ条件 ブラシ:0.2mmφ、19本撚り、30mm長さ、ナイ
ロン製。 ブラシロール:外径320mmφ。 ●ブラツシング条件 回転数 600rpm 板送り(Al合金板) 30m/min 圧下(l) 3mm (Al合金板がゴムロール2間でブラシロール2
により圧下された時の長さ) 板張力(F) 2Kg/mm2 ●研磨剤 SiO2を主成分とする研磨剤を水と混合して
30%の濃度とする。 ●後処理 3%NaOH、50℃×30sec→中和水洗。 (3) 陽極酸化処理 実施例1と同じ処理を行なつた。 この第4表から、本発明に係る平版印刷版用ア
ルミニウム合金は比較例に比べて、水濡れ判定性
および強度の点で格段に優れていることがわか
る。
ニウム合金溶湯を常法に従がいフイルター処理
後、50mm厚さに鋳造した。この鋳塊を比較例2は
590℃×4時間均熱処理、その他は540℃×4時間
の均熱処理後、3.5mm厚さまで熱間圧延を行な
い、次いで、1mm厚さまで冷間圧延を行ない、こ
の1mm厚さで360℃×2時間の焼鈍を行ない、さ
らに0.20mm厚さまで冷間圧延を行なつた。 この板について、電解粗面化処理→陽極酸化処
理、ブラシ粗面化処理→陽極酸化後の色調評価お
よび機械的性質を評価し、その結果を第4表に示
す。 (1) 電解粗面化処理 前処理条件 3%NaOH、50℃×30sec→中和水洗。 電解条件 3%HCl+0.2%H2SO4、25℃。 100A/dm2×20sec、50Hz交流。 デスマツト 3%NaOH、50℃×30sec→中和水洗。 (2) ブラシ研磨(第2図に原理図を示す。) ●ブラシ条件 ブラシ:0.2mmφ、19本撚り、30mm長さ、ナイ
ロン製。 ブラシロール:外径320mmφ。 ●ブラツシング条件 回転数 600rpm 板送り(Al合金板) 30m/min 圧下(l) 3mm (Al合金板がゴムロール2間でブラシロール2
により圧下された時の長さ) 板張力(F) 2Kg/mm2 ●研磨剤 SiO2を主成分とする研磨剤を水と混合して
30%の濃度とする。 ●後処理 3%NaOH、50℃×30sec→中和水洗。 (3) 陽極酸化処理 実施例1と同じ処理を行なつた。 この第4表から、本発明に係る平版印刷版用ア
ルミニウム合金は比較例に比べて、水濡れ判定性
および強度の点で格段に優れていることがわか
る。
【表】
【表】
実施例 3
第5表に示す含有成分および成分割合のアルミ
ニウム合金を通常の方法により溶製し、鋳造後に
0.19mmtの板とし、電解粗面化処理を行ない、そ
の後、表面粗度および色調を評価した。 結果を第6表に示す。 第6表から明らかなように、本発明に係る平版
印刷版用アルミニウム合金は、比較例に比べて色
調が白色で水濡れ判定性が優れ、強度かつ塗膜密
着性が優れ、従つて、総合的にも格段に優れてい
ることがわかる。 なお、電解粗面化処理条件は実施例1と同じで
ある。 粗面評価における0.2μm以上の山数は、粗度
計により縦倍率10000、横倍率100で行なつた。
ニウム合金を通常の方法により溶製し、鋳造後に
0.19mmtの板とし、電解粗面化処理を行ない、そ
の後、表面粗度および色調を評価した。 結果を第6表に示す。 第6表から明らかなように、本発明に係る平版
印刷版用アルミニウム合金は、比較例に比べて色
調が白色で水濡れ判定性が優れ、強度かつ塗膜密
着性が優れ、従つて、総合的にも格段に優れてい
ることがわかる。 なお、電解粗面化処理条件は実施例1と同じで
ある。 粗面評価における0.2μm以上の山数は、粗度
計により縦倍率10000、横倍率100で行なつた。
【表】
【表】
実施例 4
第7表に示す含有成分および成分割合のアルミ
ニウムおよびアルミニウム合金溶湯を、常法に従
がいフイルター処理を行ない、400mm厚さの鋳塊
とした。この鋳塊を第8表に示す均熱条件で加熱
した後、2.8mm厚さまで熱間圧延を行ない、さら
に、0.7mm厚さまで冷間圧延し、次に、第8表に
示す中間焼鈍条件で加熱後、0.15mm厚さまで冷間
圧延を行なつた。 第8表から明かなように、本発明に係る平版印
刷版用アルミニウム合金は製造工程が大きく異な
つても電解粗面形状は良好であるのに対し、比較
例においては製造工程によつては未エツチング部
が出現し易く、電解粗面化処理時のエツチングの
安定性の点で問題がある。 なお、電解粗面化処理条件の、前処理条件、デ
スマツトは実施例2と同じである。 電解条件 1.6%HNO3、25℃、 100A/dm2×15sec、50Hz交流。
ニウムおよびアルミニウム合金溶湯を、常法に従
がいフイルター処理を行ない、400mm厚さの鋳塊
とした。この鋳塊を第8表に示す均熱条件で加熱
した後、2.8mm厚さまで熱間圧延を行ない、さら
に、0.7mm厚さまで冷間圧延し、次に、第8表に
示す中間焼鈍条件で加熱後、0.15mm厚さまで冷間
圧延を行なつた。 第8表から明かなように、本発明に係る平版印
刷版用アルミニウム合金は製造工程が大きく異な
つても電解粗面形状は良好であるのに対し、比較
例においては製造工程によつては未エツチング部
が出現し易く、電解粗面化処理時のエツチングの
安定性の点で問題がある。 なお、電解粗面化処理条件の、前処理条件、デ
スマツトは実施例2と同じである。 電解条件 1.6%HNO3、25℃、 100A/dm2×15sec、50Hz交流。
【表】
【表】
[発明の効果]
以上説明したように、本発明に係る平版印刷版
用アルミニウム合金は上記の構成を有しているも
のであるから、平版印刷版用として優れた粗面化
性、取扱い性および水濡れ判定性を有するアルミ
ニウム合金である。
用アルミニウム合金は上記の構成を有しているも
のであるから、平版印刷版用として優れた粗面化
性、取扱い性および水濡れ判定性を有するアルミ
ニウム合金である。
第1図は繰返し曲げ試験法の説明図、第2図は
ブラシ研磨法の説明図である。
ブラシ研磨法の説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Fe0.05〜0.70wt%、Si0.01〜0.30wt%、Cu≦
0.1wt%、Mn≦0.3wt%、 Mg0.5〜1.5wt%、Ti0.003〜00.5wt% を含有し、かつ、 Si/Fe≦1.0 であり、残部Alおよび不可避不純物からなるこ
とを特徴とする平版印刷版用アルミニウム合金。 2 Fe0.05〜0.70wt%、Si0.01〜0.30wt%、Cu≦
0.1wt%、Mn≦0.3wt%、 Mg0.5〜1.5wt%、Ti0.003〜0.05wt% を含有し、かつ、 Si/Fe≦1.0 であり、残部Alおよび不可避不純物からなるア
ルミニウム合金で、冷間圧延後の板厚が0.05〜
0.30mmであり、この板厚で16Kg/mm2以上の耐力を
有し、さらに電解粗面化処理表面であることを特
徴とする平版印刷版用アルミニウム合金。 3 電解粗面化処理表面において、0.2μm以上
の高さの山数が60〜150/mm2であることを特徴と
する特許請求の範囲第2項記載の平版印刷版用ア
ルミニウム合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14874884A JPS6126746A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 平版印刷版用アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14874884A JPS6126746A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 平版印刷版用アルミニウム合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6126746A JPS6126746A (ja) | 1986-02-06 |
JPS6250540B2 true JPS6250540B2 (ja) | 1987-10-26 |
Family
ID=15459740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14874884A Granted JPS6126746A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 平版印刷版用アルミニウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6126746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0787598A2 (en) | 1996-02-02 | 1997-08-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Process for manufacturing lithographic printing plate support |
JP2003500543A (ja) * | 1999-05-27 | 2003-01-07 | アルキャン・インターナショナル・リミテッド | 平版印刷板用の支持体として使用されるアルミニウム合金板 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6286143A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-20 | Sky Alum Co Ltd | 印刷版支持体用アルミニウム合金素板 |
JPS6387288A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版用支持体の製造方法 |
US4818300A (en) * | 1986-12-08 | 1989-04-04 | Aluminum Company Of America | Method for making lithoplate |
JP2520694B2 (ja) * | 1988-06-06 | 1996-07-31 | 富士写真フイルム株式会社 | 平版印刷版用支持体 |
EP0666329A1 (de) * | 1994-02-08 | 1995-08-09 | VAW Aluminium AG | Aluminiumband für Offsetdruckplatten |
EP0695647B1 (en) | 1994-08-05 | 1999-01-20 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Aluminum alloy support for planographic printing plate and method for producing the same |
SI2067871T2 (sl) | 2007-11-30 | 2023-01-31 | Speira Gmbh | Aluminijev trak za litografske nosilce tiskarskih plošč in njegova izdelava |
ES2587024T3 (es) * | 2008-11-21 | 2016-10-20 | Hydro Aluminium Rolled Products Gmbh | Banda de aluminio para soportes de plancha de impresión litográfica con alta resistencia a la flexión alternante |
EP2243849B1 (de) * | 2009-04-24 | 2013-07-10 | Hydro Aluminium Deutschland GmbH | Mangan- und hoch magnesiumreiches Aluminiumband |
ES2568280T3 (es) * | 2009-04-24 | 2016-04-28 | Hydro Aluminium Rolled Products Gmbh | Banda de aluminio rica en manganeso y en magnesio |
-
1984
- 1984-07-18 JP JP14874884A patent/JPS6126746A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0787598A2 (en) | 1996-02-02 | 1997-08-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Process for manufacturing lithographic printing plate support |
JP2003500543A (ja) * | 1999-05-27 | 2003-01-07 | アルキャン・インターナショナル・リミテッド | 平版印刷板用の支持体として使用されるアルミニウム合金板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6126746A (ja) | 1986-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4913816B2 (ja) | 石版印刷版支持体用のアルミニウムストリップ | |
JPS6250540B2 (ja) | ||
US5507887A (en) | Support for planographic printing plate | |
JP2000108534A (ja) | 平版印刷版用支持体 | |
JP3582819B2 (ja) | Ps版支持体用アルミニウム合金溶湯圧延板の製造方法およびps版支持体用アルミニウム合金溶湯圧延板 | |
JPS6274693A (ja) | オフセツト印刷用アルミニウム合金支持体 | |
JP2756861B2 (ja) | 電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔の製造方法 | |
JP3662418B2 (ja) | 平版印刷版用支持体 | |
JPH0251212A (ja) | 電解コンデンサ陽極用アルミニウム合金箔の製造方法 | |
JP2524884B2 (ja) | 陽極酸化処理後の色調が濃灰色のアルミニウム合金材およびその製造方法 | |
JP4162376B2 (ja) | 平版印刷版用アルミニウム合金板の製造方法 | |
JPH09272937A (ja) | 印刷版用アルミニウム合金板及びその製造方法 | |
JP2000037964A (ja) | 平版印刷版用支持体 | |
JP2002118035A (ja) | 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔 | |
JP3209627B2 (ja) | 印刷版用アルミニウム合金支持体及びその製造方法 | |
JPH10297129A (ja) | 平版印刷版用支持体 | |
JP2007169719A (ja) | 平版印刷版用アルミニウム合金板およびその製造方法 | |
JP2865270B2 (ja) | 印刷版用アルミニウム合金板及びその製造方法 | |
JP3355058B2 (ja) | 照明反射板用アルミニウム合金板及びその製造方法 | |
JPH1199764A (ja) | Ps版用アルミニウム合金支持体及びその製造方法 | |
JP2778666B2 (ja) | 印刷版用アルミニウム合金板及びその製造方法 | |
JP4832779B2 (ja) | 平版印刷版用アルミニウム合金板及びその製造方法 | |
JPH06346176A (ja) | 印刷版用アルミニウム板及びその製造方法 | |
JPH09272935A (ja) | 印刷版用アルミニウム合金板及びその製造方法 | |
JPH09184039A (ja) | 印刷版用アルミニウム合金材及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |