JPS62502451A - 薬量分配装置用の指示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 薬量分配装置用の指示装置 技術分野 本発明は薬量分配装置のための指示装置に関し、そして特に、投与される医薬の 投与回数を指示するのに有効な薬剤吸入器のための指示装置に関する。薬量分配 装置、特に、指示装置を備えた薬剤吸入器は本発明のもう一つの局面を構成して いる。

本発明の一つの目的は使用者に、投与される所定の投与回数、主として、薬量分 配装置内の医薬の貯蔵量が使いつぐされる投与回数を明瞭に指示する指示装置を 提供することである。本発明のさらにもう一つの目的は、直接に観察することに より認識することが困難な少量の医薬を指示するために使用することができる指 示装置を提供することである。

従来技術の背景 粉末の形態の医薬に使用するように構成された吸入器は、この技術分野において 知られている。ＥＰＯＯ６９７１５号明細書には、粉末が回転可能なディスクに 配置された開口部を通じて所定の投与量で計量され、これらの開口部がディスク を回転することにより、空気が吸入されるエアダクト、すなわち、流路の中に導 入されるこのような一つの装置が記載されかつ例示されている。この型式の吸入 器の一つの特徴は、この吸入器が例えば０１叩の極めて少量で計量される効能の 高い医薬の正確な量、すなわち、投与量を投与するために使用されることである 。

医薬の貯えられる量もまた、例えば、１０〜５０１１９のような少量に保たれる 。このような僅少量およびその量の変化は直接観察することによっては容易に識 別することができない。このような場合にはその事実に患者が間に合うような時 期内に気付くことのないまま医薬の供給が断たれるおそれがありその結果十分な 治療ができなくなり従って患者の満足のいく状態が得られなくなるおそれが生ず る。したがって、投与される投与回数を明瞭にかつ確実な方法で容易に指示する 指示装置を提供することが必要である。

また、上記の微少量で計測される医薬物質の投与の回数を指示する必要性は、薬 剤吸入器以外の薬量分配装置においても存在する。

発明の詳細な説明 本発明は、粒子形態の医薬を充填することができかつディスクを回転することに より空気が吸入されるエアダクト、すなわち、流路と整合するように配置するこ とができる貫通した開口部を備えた回転可能なディスクを備えた薬量分配装置、 特に薬剤吸入器、のための指示装置の概念から出発している。

本願発明は回転可能なディスクの中央部にらせん形のみぞまたは隆起部が組み合 わされ、前記みぞまたは隆起部が歯車の周囲に配置されかつ前記らせん形のみぞ または隆起部に対して横方向に延びる歯と保合可能でありそれにより前記ディス クの回転により歯車が回転されかつ前記歯車が前記ディスジが所定の回数回転し たときに薬剤吸入器の外側から見える一つまたはそれ以上のマーキングを備えて いることにある。

しかしながら、この歯車はディスクに対して任意の角度に配置して歯が回転可能 なディスクのらせん形のみぞまたは突起部に対して横方向に延びるように構成す ることができる。歯車はディスクの直径方向の平面内に延びかつらせん形のみぞ または隆起部がディスクを意図した回転方向に回転させたときに歯車の歯がディ スクの中央部に向かって引っ張られるように配置されることが好ましい。この目 的のために、らせん形のみぞまたは隆起部はその最も外側の部分がディスク上の 歯車のシャフトの軸線の突出線よりもディスクの中央部から短い半径方向の距離 に配置されるように構成されることが好ましい。

ラッチ装置を歯車の歯の間に弾撥係合させて歯車がディスクの回転により回転す るとき以外の場合にも回転することを阻止すると有利である。

例えば、装置内に貯蔵される医薬量の実質的に全部または半分に相当する投与回 数または所定の期間中に指定された投与回数を指示することができるマーキング は、本発明の好ましい態様によれば、各々のマーキングが薬剤吸入器の外壁に設 けた窓から見えるようになっている。

また、本発明は、医薬貯蔵スペースおよび空気が吸入されるエアダクトと共に本 発明の指示装置を備えかつ回転可能なディスクの開口部をエアダクトと整合させ ることができる薬剤吸入器をも提供するものである。

次に、本発明を添付図面に例示したー態様についてより詳細に説明する。

第１図は本発明による指示装置が組み込まれた薬剤吸入器の一態様の上部を断面 で示した側面図であり、第２図は第１図に示した薬剤吸入器の内部構成部分の斜 視図であり、第６図は第２図に示した構成部分の分解斜視図であり、第４図はマ ウスピースを備えた本発明による薬剤吸入器の外形を例示した斜視図であり、そ して第５図はマウスピースを取り外した本発明による薬剤吸入器の外形を例示し た斜視図を示す。

添付図面において、回転可能なディスク１は、薬剤吸入器の一部分を講成し、ま たディスク１の表面には、該ディスクを貫通した開口部２の複数のグループが形 成されている。ディスク１の一つの回転位置において、開口部２の一つのグルー プに粒子形態の医薬を充填することができ、その後この開口部２のグループがエ アダクト３と整合する位置に回転することができ、そしてエアダクト３を通じて 医薬を吸入できるようになっている。指示装置はディスク１に連結された中央シ ャフト５の端部に装着されたらせん形のみぞまたは隆起部４により構成され、そ して歯車６がディスク１の上方にしかも該デイスり１の直径方向の平面内に装着 され、かつ薬剤吸入器に軸支されたシャフト７上に、ディスク１の軸線に垂直な 軸線のまわりに回転することができるようになっている。

歯車乙の周囲には、複数個の半径方向に突出した歯８が配置されている。歯８の うちの少なくとも１個はディスク１の回転により歯車６を回転させるようＫらせ ん形のみぞまたは突起部４と係合するようになっている。歯車６の周囲には、カ ラーマーキング９が配置されている。

このカラーマーキング９は歯車６を回転することにより、薬剤吸入器の外壁に設 けた窓１０から見えるようになっている。

ディスク１は、ラチェツト歯１１を備えている。ラチェツト歯１１により、ディ スク１を所望の方向に回転することができる。らせん形のみぞまたは隆起部４は ディスク１をこの所望の方向に回転したときにらせん形のみぞまたは隆起部４と 係合する歯車乙の歯がディスク１の中央部に向かって引張られるようになってい る。歯車６は、ディスク１上のシャフト７の軸総の突出線がらせん形のみぞまた は隆起部４の最も外側の部分よりもディスク１の中央部から大きい半径方向の距 離にあるように配置されている。歯車乙の上方には、歯車６の歯の間に係合する ように配置されたラッチ係合つめの形態のラッチ装置１２が設けられている。

また、この吸入器は本発明による前述した指示装置のほかに、その機能をはだす ために必要な既知の構成部分、例えば、医薬貯蔵区画１３および組み合わされた 充填チャンネル１４を備えている。マウスピース１５が吸入器の上部を囲繞しか つ患者の口内に入れることができる形態に形成されている。回転可能なディスク １はラチェツト歯１１と係合可能なつめまたは同様な部材を有するそれ自体既知 の作動装置１６により割り出しされる。

国際調査報牛

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．貫通した開口部２を備えた回転可能なデイスク１を備え、前記開口部２は粒 子形態の医薬を充填することができ、かつデイスク１の回転により空気が吸入さ れるエアダクト、すなわち、流路３と整合するように配置することができる薬量 分配装置、特に薬剤吸入器の指示装置において、回転可能なデイスク１の中央部 にらせん形のみぞまたは隆起部４が組み合わされ、前記らせん形のみぞまたは隆 起部４が歯車６の周囲に配置されかつ該らせん形のみぞまたは隆起部４に対して 横方向に延びる歯８により係合可能であり、それによりデイスク１が回転すると 歯車６が回転し、そして歯車６がデイスク１を所定の回数回転させたときに薬剤 吸入器の外側から見える１個またはそれ以上のマーキングを備えていることを特 徴とする薬量分配装置用の指示装置。
2. ２．歯車６がデイスク１の直径方向の平面内に延びかつらせん形のみぞまたは隆 起部４がデイスク１を意図した回転方向に回転させたときに歯車６の歯８をデイ スク１の中央部に引つ張るように配置されていることを特徴とする請求の範囲第 １項に記載の指示装置。
3. ３．らせん形のみぞまたは隆起部４の最も外側の部分がデイスク１上の歯車６の シヤフト７の軸線の突出線よりもデイスク１の中央部から短い半径方向の距離に 配置されていることを特徴とする請求の範囲第２項に記載の指示装置。
4. ４．ラツチ装置１２が歯車６の歯８の間に弾撥係合するように配置されているこ とを特徴とする請求の範囲第１項〜第３項のいずれか１項に記載の指示装置。
5. ５．各々のマーキングが薬剤吸入器の外壁に設けられた窓１０から見えるように 配置されていることを特徴とする請求の範囲第１項〜第４項のいずれか１項に記 載の指示装置。
6. ６．請求の範囲第１項〜第５項のいずれか１項に記載の指示装置を備えた薬剤吸 入器であつて、さらに、医薬貯蔵スペース１３および空気が吸入されるエアダク ト３を備え、回転可能なデイスク１の開口部２をエアダクト３と整合するように 配置することができることを特徴とする薬剤吸入器。