JPS6250061A - ダイカスト法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は全自動制御方式のダイカスト機を用いたダイカ
スト法に関するものである。

〈従来の技術〉 従来の全自動＄１３１１１方式のダイカスト機では、ト
ライショット時（金型が十分に暖まっていない状態での
ショット）には、単に手動制御に切替えて金型が設定の
温度に上がるまでショットを繰り返していた。その為に
、トライショットの時間が長く掛り無駄なショットが多
くなる不具合があった。即ち、全白ｌｌｌυ３１１１１
方式のものを単に手動に切替えただけでは、各工程の所
要時間が変らないため、金型が十分に暖まるまでに時間
が掛り、従って無駄なトライショットが多くなる訳であ
る。かと言って、始めから全自動運転で行なうと、金型
を痛めたり、溶湯が金型に付着してしまう等の不具合を
生じる。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたもので
あり、始めから全自動運転で行なえると共に、トライシ
ョット時間並びにその回数を少なくすることが出来るダ
イカスト法を提供せんとするものである。

く問題点を解決するための手段〉 係る目的を達成する本発明ダイカスト法は、全自動ａｉ
ｌＪＩ１１方式のダイカスト機において、トライショッ
ト時に、射出から型開きまでの時間をｆｆｉ産ショット
時より長く設定すると共にスプレー及び金型冷却の時間
を量産ショット時より短く設定した事を特徴としたもの
である。

〈実施例〉 本発明ダイカスト法の実施に供されるダイカスト機は、
全自動制御方式のダイカスト機である。全自動制御方式
のダイカスト機とは、図面に示す如く型閉工程から給湯
、射出、型開、押出、スプレ一工程までの一連の鋳造サ
イクルを自動運転により行なうものを言い、その制御方
式にはリレーやタイマーを用いたシーケンス制御方式や
、マイコンを用いたコンピュータ制御方式のもの等があ
る。

そして、本発明ダイカスト法では、射出から型開までの
時間と、スプレー及び金型冷却の時間を、トライショッ
ト時と量産ショット時とで違えるものである。即ち、ト
ライショット時には射出から型開までの時間を量産ショ
ット時より長く設定し、スプレ一時間及び金型冷却時間
を量産ショット時よりも短く設定するものである。尚、
スプレ一時間にはブロ一時間も含まれていることは言う
までもない。

これら設定時間の変更は制御回路やプログラムの変更に
より容易に行なうことができる。

〈発明の効果〉 本発明ダイカスト法は斯様に、全自動制御方式のダイカ
スト機−において、トライショット時に、射出から型開
きまでの時間を量産ショット時より長く設定すると共に
スプレー及び金型冷却の時間を量産ショット時より短く
設定したので、トライショット時には量産ショット時と
比較して金型が高温の溶湯と接触している時間が長くな
り、逆にスプレ一時間や金型冷却時間など金型を冷す時
間が短くなり、従って金型が早期に暖まり、数回（２〜
３回）のトライショットで金型温度を設定の温度にする
ことが出来る。

よって、無駄なトラクシヨンｌ−の回数及び時間を減少
させることが出来、生産性を向上させることが出来るよ
うになる。

しかも、トライショット時に各工程毎に手動に切替える
必要がなく、始めから全自動運転が可能であるから、操
作の煩わしさがなく、作業性が向上する。

よって、所期の目的を達成し得る。

【図面の簡単な説明】

図面は鋳造サイクルのフローチャート図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 全自動制御方式のダイカスト機において、トライショッ
   ト時に、射出から型開きまでの時間を量産ショット時よ
   り長く設定すると共にスプレー及び金型冷却の時間を量
   産ショット時より短く設定した事を特徴とするダイカス
   ト法。