JPS6249968A - ワツクス塗布装置 - Google Patents
ワツクス塗布装置Info
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- JPS6249968A JPS6249968A JP18847985A JP18847985A JPS6249968A JP S6249968 A JPS6249968 A JP S6249968A JP 18847985 A JP18847985 A JP 18847985A JP 18847985 A JP18847985 A JP 18847985A JP S6249968 A JPS6249968 A JP S6249968A
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- Japan
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- coated
- wax
- lifter
- jig
- coating
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- Granted
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車車体等を被塗物としこれに防錆用のワッ
クスを溶融状態として塗布するためのワックス塗布装置
に関する。
クスを溶融状態として塗布するためのワックス塗布装置
に関する。
(従来の技術)
例えば、自動車工学全書第13巻、乗用車の車体(昭和
55年4月20日山海堂発行)のpIO3〜p107の
項目3,7.3 r防錆対策」にも記載されているよう
に自動車車体の防錆を行なうために、自動車車体の上塗
りが完了した後に、メンバーとフロアパネルとの間やド
アインナーとドアアウターとの間等のような袋状となっ
た狭隘部内にワックスを塗布するようにしている。
55年4月20日山海堂発行)のpIO3〜p107の
項目3,7.3 r防錆対策」にも記載されているよう
に自動車車体の防錆を行なうために、自動車車体の上塗
りが完了した後に、メンバーとフロアパネルとの間やド
アインナーとドアアウターとの間等のような袋状となっ
た狭隘部内にワックスを塗布するようにしている。
前記狭隘部内に塗布されるワックスとしては、熱溶融性
のワックスが用いられており、ノズルからは溶融状態と
なって被塗物である自動車車体に塗布されるが、その狭
隘部内に確実にワックスが回り込むようにする必要があ
る。このため第7図に示すように、上塗り塗装等が終了
した後の被塗物Wをオーバーヘッドコンベア1によって
予熱炉(プレヒートオーブン)2内に搬送し、この中で
所定の温度まで被塗物Wを加熱した後、予熱炉1に隣接
して設けられた塗布ブース3内に被塗物Wを搬入し、こ
こでワックスを塗布している。したがって、ワックスは
所定の温度に加熱された被塗物Wに塗布されることから
、ワックスは塗布後に急速に冷却固化されることなく、
狭隘部内の全体に確実に回り込むこととなる。この塗布
ブース3内においては、第7図では図示を省略したりフ
タ−によりオーバーヘッドコンベア1から支持治具4に
被塗物Wが載置・され、この状態の下で複数のノズル5
のそれぞれから所定の狭隘部内に溶融状態のワックスが
塗布されるようになっている。前記それぞれのノズル5
は分岐管8によりヘッダー9に接続され、このヘッダー
9を介してこれに接続された図外のワックス収容タンク
からの溶融状態のワックスがそれぞれのノズル5に供給
されるようになっている。尚、予熱炉2の入口と出口に
は、この中の熱の放出を抑制するために上下ないし左右
に開閉式となったドア6.7が設けられている。
のワックスが用いられており、ノズルからは溶融状態と
なって被塗物である自動車車体に塗布されるが、その狭
隘部内に確実にワックスが回り込むようにする必要があ
る。このため第7図に示すように、上塗り塗装等が終了
した後の被塗物Wをオーバーヘッドコンベア1によって
予熱炉(プレヒートオーブン)2内に搬送し、この中で
所定の温度まで被塗物Wを加熱した後、予熱炉1に隣接
して設けられた塗布ブース3内に被塗物Wを搬入し、こ
こでワックスを塗布している。したがって、ワックスは
所定の温度に加熱された被塗物Wに塗布されることから
、ワックスは塗布後に急速に冷却固化されることなく、
狭隘部内の全体に確実に回り込むこととなる。この塗布
ブース3内においては、第7図では図示を省略したりフ
タ−によりオーバーヘッドコンベア1から支持治具4に
被塗物Wが載置・され、この状態の下で複数のノズル5
のそれぞれから所定の狭隘部内に溶融状態のワックスが
塗布されるようになっている。前記それぞれのノズル5
は分岐管8によりヘッダー9に接続され、このヘッダー
9を介してこれに接続された図外のワックス収容タンク
からの溶融状態のワックスがそれぞれのノズル5に供給
されるようになっている。尚、予熱炉2の入口と出口に
は、この中の熱の放出を抑制するために上下ないし左右
に開閉式となったドア6.7が設けられている。
この塗布ブース3内においてワックスが塗布された後の
′被塗物Wは再度オーバーヘッドコンベア1に吊下げら
れて被塗物Wを冷却する工程等の次工程に搬送される。
′被塗物Wは再度オーバーヘッドコンベア1に吊下げら
れて被塗物Wを冷却する工程等の次工程に搬送される。
このように、オーバーヘッドコンベア1により吊り下げ
られた状態の被塗物Wを下降さ、せて支持治具4に載置
させ、ワックスの塗布後に再度オーバーヘッドコンベア
1にまで被塗物Wを上昇させるために、従来、第8図に
示すように2台のりフタ−11,12が塗装ブース3内
に設けられている。2台のりフタ−11,12のうち一
方のりフタ−11は被塗物Wの一方側を支持し、他方の
りフタ−12は被塗物Wの他方側を支持するためのもの
である。更に、これらのりフタ−11,12によって被
塗物Wを下降させたときに、支持治具4に設けられた位
置決めピン13に被塗物Wを確実に嵌合させるため、リ
フター1L12には被塗物Wのオーバーヘッドコンベア
1による搬送方向に対して横方向に往復動可能に位置決
め治具14が取付けられている。
られた状態の被塗物Wを下降さ、せて支持治具4に載置
させ、ワックスの塗布後に再度オーバーヘッドコンベア
1にまで被塗物Wを上昇させるために、従来、第8図に
示すように2台のりフタ−11,12が塗装ブース3内
に設けられている。2台のりフタ−11,12のうち一
方のりフタ−11は被塗物Wの一方側を支持し、他方の
りフタ−12は被塗物Wの他方側を支持するためのもの
である。更に、これらのりフタ−11,12によって被
塗物Wを下降させたときに、支持治具4に設けられた位
置決めピン13に被塗物Wを確実に嵌合させるため、リ
フター1L12には被塗物Wのオーバーヘッドコンベア
1による搬送方向に対して横方向に往復動可能に位置決
め治具14が取付けられている。
この位置決め治具14によりリフター11.12に支持
された状態の下でリフター11.12に対して所定の位
置に被塗物Wが位置決めされるが、このときに被塗物W
はリフター11.12の上で横方向に移動することとな
る。この被塗物Wの移動が円滑になされるようにするた
め、従来第9図に示すように、リフター11のアーム1
5にはローラ受は部材16が固着され、このローラ受は
部材16の上に、前記横方向に移動自在の摺動体17が
取付けられている。この摺動体17はローラ受は部材1
6の表面を転勤するローラ18を有しており、この摺動
体17がローラ受は部材16の上で移動すると共にこれ
対して所定の位置となるようにするため、摺動体17と
ローラ受は部材16との間にはコイルばね19が設けら
れている。
された状態の下でリフター11.12に対して所定の位
置に被塗物Wが位置決めされるが、このときに被塗物W
はリフター11.12の上で横方向に移動することとな
る。この被塗物Wの移動が円滑になされるようにするた
め、従来第9図に示すように、リフター11のアーム1
5にはローラ受は部材16が固着され、このローラ受は
部材16の上に、前記横方向に移動自在の摺動体17が
取付けられている。この摺動体17はローラ受は部材1
6の表面を転勤するローラ18を有しており、この摺動
体17がローラ受は部材16の上で移動すると共にこれ
対して所定の位置となるようにするため、摺動体17と
ローラ受は部材16との間にはコイルばね19が設けら
れている。
これにより、位置決め治具14を被塗物Wの側面に当接
させると、摺動体17が被塗物Wと共に移動し所定の位
置に被塗物Wが設定される。
させると、摺動体17が被塗物Wと共に移動し所定の位
置に被塗物Wが設定される。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来のワックス塗布装置にあ
っては、被塗物Wの狭隘部内にワックスを塗布すると、
余分のワックスがローラ18やローラ受は部材16の表
向にも付着し、摺動体17が円滑に移動しなくなるとい
う問題点があった。
っては、被塗物Wの狭隘部内にワックスを塗布すると、
余分のワックスがローラ18やローラ受は部材16の表
向にも付着し、摺動体17が円滑に移動しなくなるとい
う問題点があった。
また、コイルばね19にワックスが飛散してその熱でコ
イルばね19にヘタリを生じてしまうという問題点があ
った。
イルばね19にヘタリを生じてしまうという問題点があ
った。
本発明はこのような従来技術の問題点に着目してなされ
たものであって、リフターの上に支持された被塗物を位
置決め治具により円滑に1習動し得るようにすることを
目的とする。
たものであって、リフターの上に支持された被塗物を位
置決め治具により円滑に1習動し得るようにすることを
目的とする。
(目的を達成するための手段)
上記目的を達成するための本発明は、オーバーヘッドコ
ンベアにより吊り下げられた状態で塗装[ブース内に搬
入された被塗物を当該被塗物の下面で支持治具により支
持しつつ、前記被塗物の狭隘部内に溶融状態のワックス
を塗布ノズルから塗装[するようにしたワックス塗布装
置において、前記オーバーヘッドコンベアと前記支持治
具との間で前記被塗物を上下動させるリフターを前記塗
装ブース内に設け、前記被塗物の側面に当接して前記被
塗物の位置決めをする位置決め治具を前記リフターに前
記被塗物の搬送方向に対して横方向に往復動可能に取付
け、前記リフターに形成され前記被塗物が接触りる摺動
面に前記ワックスを塗布する補助ノズルを前記塗装ブー
ス内に設けてなるワックス塗布装置である。
ンベアにより吊り下げられた状態で塗装[ブース内に搬
入された被塗物を当該被塗物の下面で支持治具により支
持しつつ、前記被塗物の狭隘部内に溶融状態のワックス
を塗布ノズルから塗装[するようにしたワックス塗布装
置において、前記オーバーヘッドコンベアと前記支持治
具との間で前記被塗物を上下動させるリフターを前記塗
装ブース内に設け、前記被塗物の側面に当接して前記被
塗物の位置決めをする位置決め治具を前記リフターに前
記被塗物の搬送方向に対して横方向に往復動可能に取付
け、前記リフターに形成され前記被塗物が接触りる摺動
面に前記ワックスを塗布する補助ノズルを前記塗装ブー
ス内に設けてなるワックス塗布装置である。
(作用)
かかるワックス塗布装置にあっては、被塗物の狭隘部内
に塗布される溶融状態のワックスが、補助ノズルからり
フタ−の摺動面にも塗布されることとなり、ワックスが
被塗物と1習動而との間の潤滑油としても機能し、リフ
ターの摺動面の上で円滑に被塗物が摺動するようになる
。
に塗布される溶融状態のワックスが、補助ノズルからり
フタ−の摺動面にも塗布されることとなり、ワックスが
被塗物と1習動而との間の潤滑油としても機能し、リフ
ターの摺動面の上で円滑に被塗物が摺動するようになる
。
(実施例)
以下、本発明を第1〜6図に示す一実施例に基づいて説
明する。尚、第1〜6図においては、第7〜9図に示す
従来技術の部位と共通する部位には、同一の符号を付し
である。第1図は第8図に相当し、第7図における塗装
ブース3を省略しである。
明する。尚、第1〜6図においては、第7〜9図に示す
従来技術の部位と共通する部位には、同一の符号を付し
である。第1図は第8図に相当し、第7図における塗装
ブース3を省略しである。
被塗物Wはオーバーヘッドコンベア1により吊り下げら
れた状態で予熱炉2から塗布ブース3内に搬送されてく
る。この状態の被塗物Wを塗布ブース3内の支持治具4
に載置するために、塗布ブース3内にはりフタ−11,
12が設けられている。それぞれのりフタ−11,12
の構造はほぼ同様であり、一方のりフタ−11の詳細を
示すと第2.3図の通りである。
れた状態で予熱炉2から塗布ブース3内に搬送されてく
る。この状態の被塗物Wを塗布ブース3内の支持治具4
に載置するために、塗布ブース3内にはりフタ−11,
12が設けられている。それぞれのりフタ−11,12
の構造はほぼ同様であり、一方のりフタ−11の詳細を
示すと第2.3図の通りである。
図示するように、ガイドポスト20にはこれに沿って上
下動可能に昇降フレーム21が取付けられ、この昇降フ
レーム21には両端にそれぞれブラケット22が固着さ
れた水平ロッド23が摺動可能に貫通している。それぞ
れのブラケット22に一体となった基台24には2本の
アーム15が固着されている。これらのアーム15の上
下動は、昇降フレーム21に一端が固着されたチェーン
26を図外のモータで駆動することにより行なわれる。
下動可能に昇降フレーム21が取付けられ、この昇降フ
レーム21には両端にそれぞれブラケット22が固着さ
れた水平ロッド23が摺動可能に貫通している。それぞ
れのブラケット22に一体となった基台24には2本の
アーム15が固着されている。これらのアーム15の上
下動は、昇降フレーム21に一端が固着されたチェーン
26を図外のモータで駆動することにより行なわれる。
アーム15には支持フレーム27が固着され、この支持
フレーム27に取付けられたレール28に摺動体29が
、被塗物Wの搬送方向に対して横方向に摺動可能に設置
されている。符号30は摺動体29に取付けられレール
28を転勤するローラでおる。
フレーム27に取付けられたレール28に摺動体29が
、被塗物Wの搬送方向に対して横方向に摺動可能に設置
されている。符号30は摺動体29に取付けられレール
28を転勤するローラでおる。
上記摺動体29を1習動するために、基台24にはエア
シリンダ31が取付けられ、このエアシリンダ31のロ
ッド32が(習動体29に取付けられている。また、1
習動体29には2つの位置決め治具14が固着されてい
る。この位置決め治具14によって、リフター11の上
に支持された状態の被塗物Wは、その側面が押し付けら
れ、横方向に摺動することとなる。尚、被塗物Wの形状
が変更されてアーム15により被塗物を支持する部位が
変化する場合に、基台24を移動するために、昇降フレ
ーム21には駆動手段33が取付けられている。
シリンダ31が取付けられ、このエアシリンダ31のロ
ッド32が(習動体29に取付けられている。また、1
習動体29には2つの位置決め治具14が固着されてい
る。この位置決め治具14によって、リフター11の上
に支持された状態の被塗物Wは、その側面が押し付けら
れ、横方向に摺動することとなる。尚、被塗物Wの形状
が変更されてアーム15により被塗物を支持する部位が
変化する場合に、基台24を移動するために、昇降フレ
ーム21には駆動手段33が取付けられている。
第4図はりフタ−11のアーム15の拡大図を示し、ア
ーム15の先端部には支持ブロック34が固着され、そ
の上面に被塗物Wが接触する摺動面35が形成されてい
る。
ーム15の先端部には支持ブロック34が固着され、そ
の上面に被塗物Wが接触する摺動面35が形成されてい
る。
支持治具4にはりフタ−11が最下降限となったときに
、アーム15の摺動面35に溶融状態のワックスを塗布
するための補助ノズル36が、第1.2図に示すように
取付けられている。尚、この補助ノズル36は被塗物W
の狭隘部にワックスを塗布するための塗布ノズル5と共
用するようにしてもよい。
、アーム15の摺動面35に溶融状態のワックスを塗布
するための補助ノズル36が、第1.2図に示すように
取付けられている。尚、この補助ノズル36は被塗物W
の狭隘部にワックスを塗布するための塗布ノズル5と共
用するようにしてもよい。
第5図は塗布ノズル5を示す拡大断面図でおり、支持治
具4に固着された支持台37に固着された塗布ノズル5
は、金属製からなり管状となったノズル本体38と、こ
のノズル本体38内を流れる溶融状態のワックスを加熱
し、ワックスの固化を防止するためにノズル本体38に
巻き付けられた帯状のリボンヒータ39と、このリボン
ヒータ39及びノズル本体38を覆う保温材40と、こ
の保温材40の外側に覆われたアルミ箔製の被覆材41
とからなる。
具4に固着された支持台37に固着された塗布ノズル5
は、金属製からなり管状となったノズル本体38と、こ
のノズル本体38内を流れる溶融状態のワックスを加熱
し、ワックスの固化を防止するためにノズル本体38に
巻き付けられた帯状のリボンヒータ39と、このリボン
ヒータ39及びノズル本体38を覆う保温材40と、こ
の保温材40の外側に覆われたアルミ箔製の被覆材41
とからなる。
保温材40としては、第6図(△)に示すように、発泡
ポリスチロール等のように、気泡42が独立した独立気
泡性の樹脂が用いられている。これにより、被覆材41
に切れ目等があってその部分にワックスが付着しても、
矢印で示すようにワックスはその中から保温材41の中
に入り込むことがない。第6図(B)は保温材40とし
てグラスウール408を用いた場合を示す図であり、グ
ラスウール40aを用いると、被覆材41の切れ目等か
らワックスが入り込むと、保温効果が低下するだけでな
く、リボンヒータ39の熱がグラスウール40aにしみ
込んだワックスの加熱に使用されてノズル本体38内の
ワックスの温度が上昇しなくなるが、独立気泡性の発泡
樹脂を保温材として用いると、このようなことがなく、
保温効果を長期間維持することができる。尚、補助ノズ
ル36にも同様の保温材40等を用いることにより、の
中を流れるワックスの保温を行なうことが可能となる。
ポリスチロール等のように、気泡42が独立した独立気
泡性の樹脂が用いられている。これにより、被覆材41
に切れ目等があってその部分にワックスが付着しても、
矢印で示すようにワックスはその中から保温材41の中
に入り込むことがない。第6図(B)は保温材40とし
てグラスウール408を用いた場合を示す図であり、グ
ラスウール40aを用いると、被覆材41の切れ目等か
らワックスが入り込むと、保温効果が低下するだけでな
く、リボンヒータ39の熱がグラスウール40aにしみ
込んだワックスの加熱に使用されてノズル本体38内の
ワックスの温度が上昇しなくなるが、独立気泡性の発泡
樹脂を保温材として用いると、このようなことがなく、
保温効果を長期間維持することができる。尚、補助ノズ
ル36にも同様の保温材40等を用いることにより、の
中を流れるワックスの保温を行なうことが可能となる。
次に作用について説明する。予熱炉2内で所定の温度に
まで加熱された被塗物Wが、オーバーヘッドコンベア1
により塗布ブース3内に搬入されると、リフター11.
12はそれぞれ駆動されてそれぞれのアーム15が上昇
する。このアーム15が上昇すると、被塗物Wと接触し
て被塗物Wを持上げ、オーバーヘッドコンベア1から被
塗物Wを外し得る状態となる。この状態で被塗物Wをオ
ーバーヘッドコンベア1から外した後、それぞれのアー
ム15を下降さぜる。この下降途中において、エアシリ
ンダ31を駆動して活動体29を前進させる。これによ
り、位置決め治具14が被塗物Wの側面に当接し、被塗
物Wは横方向に対して所定の位置に位置決めされる。
まで加熱された被塗物Wが、オーバーヘッドコンベア1
により塗布ブース3内に搬入されると、リフター11.
12はそれぞれ駆動されてそれぞれのアーム15が上昇
する。このアーム15が上昇すると、被塗物Wと接触し
て被塗物Wを持上げ、オーバーヘッドコンベア1から被
塗物Wを外し得る状態となる。この状態で被塗物Wをオ
ーバーヘッドコンベア1から外した後、それぞれのアー
ム15を下降さぜる。この下降途中において、エアシリ
ンダ31を駆動して活動体29を前進させる。これによ
り、位置決め治具14が被塗物Wの側面に当接し、被塗
物Wは横方向に対して所定の位置に位置決めされる。
この状態の下で引続くアーム15の下降によって、アー
ム15が最下限にまで下降すると、被塗物Wに形成され
た位置決め孔に位置決めピン13が嵌合し、被塗物Wは
支持治具4に載置される。
ム15が最下限にまで下降すると、被塗物Wに形成され
た位置決め孔に位置決めピン13が嵌合し、被塗物Wは
支持治具4に載置される。
この状態で塗布ノズル5が被塗物Wの狭隘部内に嵌合さ
れて、それぞれの塗布ノズル5からのワックスが所定の
位置に塗布される。これと同時に補助ノズル36からも
ワックスがアーム15の摺動面35に塗布される。
れて、それぞれの塗布ノズル5からのワックスが所定の
位置に塗布される。これと同時に補助ノズル36からも
ワックスがアーム15の摺動面35に塗布される。
したがって、リフター11.12の上で位置決め治具1
4によって被塗物Wが摺動する際には、摺動面35にワ
ックスが塗布されていることから、ワックスが潤滑油と
しても作用し、被塗物Wは円滑に摺動することとなる。
4によって被塗物Wが摺動する際には、摺動面35にワ
ックスが塗布されていることから、ワックスが潤滑油と
しても作用し、被塗物Wは円滑に摺動することとなる。
(発明の効果)
以上のように、本発明によれば、オーバーヘッドコンベ
アと支持治具との間で被塗物を上下動させるリフターを
塗布ブース内に設け、被塗物の側面に当接して被塗物の
位置決めをする位置決め治具をリフターに横方向に往復
動可能に取付け、リフターに形成された摺動面にワック
スを塗布する補助ノズルを塗布ブース内に設けたので、
被塗物の狭隘部内に防錆をなすために塗布されるワック
スが摺動面の潤滑にも利用され、被塗物のりフタ−上で
の摺動が円滑になされるようになった。
アと支持治具との間で被塗物を上下動させるリフターを
塗布ブース内に設け、被塗物の側面に当接して被塗物の
位置決めをする位置決め治具をリフターに横方向に往復
動可能に取付け、リフターに形成された摺動面にワック
スを塗布する補助ノズルを塗布ブース内に設けたので、
被塗物の狭隘部内に防錆をなすために塗布されるワック
スが摺動面の潤滑にも利用され、被塗物のりフタ−上で
の摺動が円滑になされるようになった。
第1図は本発明の一実施例に係るワックス塗布装置にお
ける塗布ブース内を示す正面側の断面図、第2図は第1
図に示されたりフタ−を示す正面図、第3図は第2図の
平面図、第4図は第1図に示すアームの要部拡大断面図
、第5図は第1図に示す塗布ノズルを示す拡大断面図、
第6図(A)(B)は第5図に示す塗布ノズルの保温材
を示す断面図、第7図は従来のワックス塗布装置を示す
側面側の断面図、第8図は第7図の正面側の断面図、第
9図は第8図に示す従来のりフタ−アームを示す要部拡
大断面図である。 1・・・オーバーヘッドコンベア、3・・・1mブース
、4・・・支持治具、5・・・塗布ノズル、11.12
・・・リフター、15・・・アーム、31・・・エアシ
リンダ、35・・・摺動面、36・・・補助ノズル。 特許出願人 日産自動車株式会社第2図
ける塗布ブース内を示す正面側の断面図、第2図は第1
図に示されたりフタ−を示す正面図、第3図は第2図の
平面図、第4図は第1図に示すアームの要部拡大断面図
、第5図は第1図に示す塗布ノズルを示す拡大断面図、
第6図(A)(B)は第5図に示す塗布ノズルの保温材
を示す断面図、第7図は従来のワックス塗布装置を示す
側面側の断面図、第8図は第7図の正面側の断面図、第
9図は第8図に示す従来のりフタ−アームを示す要部拡
大断面図である。 1・・・オーバーヘッドコンベア、3・・・1mブース
、4・・・支持治具、5・・・塗布ノズル、11.12
・・・リフター、15・・・アーム、31・・・エアシ
リンダ、35・・・摺動面、36・・・補助ノズル。 特許出願人 日産自動車株式会社第2図
Claims (1)
- オーバーヘッドコンベアにより吊り下げられた状態で塗
布ブース内に搬入された被塗物を当該被塗物の下面で支
持治具により支持しつつ、前記被塗物の狭隘部内に溶融
状態のワックスを塗布ノズルから塗布するようにしたワ
ックス塗布装置において、前記オーバーヘッドコンベア
と前記支持治具との間で前記被塗物を上下動させるリフ
ターを前記塗装ブース内に設け、前記被塗物の側面に当
接して前記被塗物の位置決めをする位置決め治具を前記
リフターに前記被塗物の搬送方向に対して横方向に往復
動可能に取付け、前記リフターに形成され前記被塗物が
接触する摺動面に前記ワックスを塗布する補助ノズルを
前記塗装ブース内に設けてなるワックス塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18847985A JPS6249968A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | ワツクス塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18847985A JPS6249968A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | ワツクス塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6249968A true JPS6249968A (ja) | 1987-03-04 |
JPH0540630B2 JPH0540630B2 (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=16224447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18847985A Granted JPS6249968A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | ワツクス塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6249968A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0546821A (ja) * | 1991-08-09 | 1993-02-26 | Shibaura Eng Works Co Ltd | プリペイドカードの発行方法と発行システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018065066A (ja) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | 住友電装株式会社 | 防食剤供給装置及び端子付電線の製造方法 |
-
1985
- 1985-08-29 JP JP18847985A patent/JPS6249968A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0546821A (ja) * | 1991-08-09 | 1993-02-26 | Shibaura Eng Works Co Ltd | プリペイドカードの発行方法と発行システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0540630B2 (ja) | 1993-06-18 |
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