JPH051338Y2 - - Google Patents

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JPH051338Y2
JPH051338Y2 JP8793588U JP8793588U JPH051338Y2 JP H051338 Y2 JPH051338 Y2 JP H051338Y2 JP 8793588 U JP8793588 U JP 8793588U JP 8793588 U JP8793588 U JP 8793588U JP H051338 Y2 JPH051338 Y2 JP H051338Y2
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JP
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positioning
vehicle body
nozzle
wax
positioning pin
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JP8793588U
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  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として自動車の生産ラインにおけ
る防錆ワツクスの塗布工程で使用される車体の位
置決め装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動車の生産ラインにおいては、実開昭
61−5540号公報に見られるように、ライン上の作
業ステーシヨンに位置決めピンを有する位置決め
装置を配置し、該位置決めピンを車体の底面に形
成した位置決め穴に挿入して、車体を位置決めす
るようにしている。
又、この位置決め穴は、一般にフロアフレーム
等の車体底面の袋状部に形成するようにしてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、車体のサイドシルやフロアフレーム
には錆対策としてその内面に防錆ワツクスを塗布
する必要があり、特開昭62−97658号によりサイ
ドシルに自動的にワツクスを塗布するようにした
装置も提案されている。
かかる自動塗装装置では、車体を上記の如き位
置決め装置を用いて正確に位置決めすることが望
ましく、この場合フロアフレーム内にもワツクス
を塗布し得るようにして、塗布作業の集約化を図
ることが望まれる。
本考案は、以上の点に鑑み、位置決め穴を形成
した車体底面の袋状部に位置決めピンを利用して
防錆ワツクス等のコーテイング材料を塗布し得る
ようにした位置決め装置を提供することをその目
的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本考案では、車体の底
面の袋状部に形成した位置決め穴に位置決めピン
を挿入して車体を位置決めする装置において、該
位置決めピンの上端に防錆ワツクス等のコーテイ
ング材料の塗布ノズルを取付けた。
(作用) 位置決めピンを位置決め穴に挿入した後、該ピ
ンの先端に取付けた塗布ノズルからコーテイング
材料を噴射して、該位置決め穴を形成した袋状部
の内面にコーテイング材料を塗布する。
(実施例) 第1図及び第2図を参照して、1はフロアコン
ベア、2は該コンベア1上の車体Wの搬送台車を
示し、該台車2を定位置停止させる作業ステーシ
ヨンに、位置決め装置3と、その両側に車体Wの
サイドシル内に挿入可能なノズルバー4aを有す
る前後1対の塗布装置4,4とを配置し、該位置
決め装置3により車体Wを台車2から持上げて位
置決めした後、該各塗布装置4のノズルバー4a
をサイドシル内にその前後から挿入して防錆ワツ
クスを塗布するようにした。
前記位置決め装置3は、作業ステーシヨンの下
部両側に配置した各ベース枠5上に車体Wの底面
の位置決め穴に挿入可能な前後1対の位置決めピ
ン6,6を取付けたメインリフタ7と、該メイン
リフタ7上に車体wの底面を受けるサブリフタ8
とを設けて成るもので、該メインリフタ7をその
前後両端部に垂下した脚片7a,7aにおいてガ
イドローラ5aを取付けたベース枠5上の前後1
対のガイド枠5b,5bに昇降自在に支持させる
と共に、該ベース枠5上にシリンダ9により前後
動されるスライド杆10を設けて、該スライド杆
10に該ベース枠5に軸支される各バツクアツプ
ローラ11aで支持される前後1対のリフタカム
11,11を取付け、該各カム11の上縁にメイ
ンリフタ7に軸支される各ローラ11bを当接さ
せ、かくて該シリンダ9によりこれらカム11,
11を介して該メインリフタ7が昇降されるよう
にし、又サブリフタ8を該メインリフタ7上のシ
リンダ12によりガイドバー8a,8aに沿つて
該メインリフタ7に対し昇降自在とし、該サブリ
フタ8を上昇させた状態で該メインリフタ7を上
昇させることにより車体wを台車2から持上げ、
次いで該サブリフタ8を下降させて、各位置決め
ピン6を車体Wを浮かせた状態で各基準穴に嵌合
させ、車体Wを前後左右上下の3軸方向に位置決
めするようにした。
図面で13は左右両側のベース枠5,5上の各
スライド杆10に取付けたラツク10aと咬合す
るピニオン13aを有する同期シヤフトを示し、
該シヤフ13により左右両側のメインリフタ7,
7を互に同期して昇降させるようにした。
前記各位置決めピン6は、機種変更に対処し得
るよう、メインリフタ7上に、直交3軸方向に移
動可能な移動テーブル装置14を介して前後左右
上下に位置切換自在に設けられる。
ここで、第2図の右方の位置決めピン6は、第
3図に示す如く、車体Wの後部底面のフロアフレ
ームWaに形成した位置決め穴Wbに挿入される
ものとし、その上端に防錆ワツクスの塗布ノズル
15を取付けた。
本実施例では、該位置決めピン6にばね16a
に抗して下動自在なパイプ部材16を挿設して、
該パイプ部材16の上端に前記塗布ノズル15を
その上端が該位置決めピン6の上方に吐出するよ
うに螺着し、該パイプ部材16の内周の給液通路
16bを、該位置決めピン6の下部に形成した流
入ポート17に該パイプ部材16の下端部外周に
形成した環状溝16cを介して連通させて、該流
入ポート17から該パイプ部材16を介して塗布
ノズル15に防錆ワツクスを供給し得るようにし
た。
該塗布ノズル15の上端部には、第4図及び第
5図に示す如く、前後方向と横方向に開口する上
下2段の吐出口15aを形成し、該両吐出口15
aから該ノズル15の周囲全周に亘つて防錆ワツ
クスを噴射し得るようにした。
図中15bは塗布ノズル15の上端面に形成し
たドライバ溝を示し、これにドライバを係合させ
て塗布ノズル15をパイプ部材16を着脱するよ
うにした。
以上の構成によれば、位置決めピン6を位置決
め穴Wbを挿入した後、塗布ノズル15から防錆
ワツクスを噴射して、前記塗布装置4によるサイ
ドシル内のワツクス塗布と同時にフロアフレーム
Wa内のワツクス塗布を行うことができる。
尚、位置決めピン6を位置決め穴Wbに挿入す
る際に、塗布ノズル15が位置決め穴Wbの孔縁
部に干渉すると、パイプ部材16がばね16aに
抗して下動して、該ノズル15は位置決めピン6
に没入し、該ノズル15の損傷が防止される。
(考案の効果) 以上の如く本考案によるときは、位置決めピン
を車体底面の袋状部に形成した位置決め穴に挿入
して車体を位置決めし、この状態で所定の作業を
行つている間に、位置決めピンに取付けた塗布ノ
ズルにより袋状部内面にコーテイング材料を塗布
でき、作業の集約化を図れる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置を具備する防錆ワツクス塗布
ステーシヨンの正面図、第2図は第1図の−
線から見た側面図、第3図は位置決めピンの縦断
面図、第4図及び第5図は夫々第3図の−線
及びV−V線拡大截断面図である。 W……車体、Wa……フロアフレーム(袋状
部)、Wb……位置決め穴、3……位置決め装置、
6……位置決めピン、15……塗布ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の底面の袋状部に形成した位置決め穴に位
    置決めピンを挿入して車体を位置決めする装置に
    おいて、該位置決めピンの上端に防錆ワツクス等
    のコーテイング材料の塗布ノズルを取付けたこと
    を特徴とする車体の位置決め装置。
JP8793588U 1988-07-04 1988-07-04 Expired - Lifetime JPH051338Y2 (ja)

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JP8793588U JPH051338Y2 (ja) 1988-07-04 1988-07-04

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JP8793588U JPH051338Y2 (ja) 1988-07-04 1988-07-04

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Publication Number Publication Date
JPH0212476U JPH0212476U (ja) 1990-01-25
JPH051338Y2 true JPH051338Y2 (ja) 1993-01-13

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ID=31312523

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JP8793588U Expired - Lifetime JPH051338Y2 (ja) 1988-07-04 1988-07-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640698U (ja) * 1991-04-03 1994-05-31 株式会社フジカ くじ式クラッカー
JPH0590199U (ja) * 1992-04-17 1993-12-07 株式会社フジカ クラッカー

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Publication number Publication date
JPH0212476U (ja) 1990-01-25

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