JPS6249748B2 - - Google Patents

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JPS6249748B2
JPS6249748B2 JP57096050A JP9605082A JPS6249748B2 JP S6249748 B2 JPS6249748 B2 JP S6249748B2 JP 57096050 A JP57096050 A JP 57096050A JP 9605082 A JP9605082 A JP 9605082A JP S6249748 B2 JPS6249748 B2 JP S6249748B2
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JP
Japan
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electrode
electrodes
charge
group
voltage
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JP57096050A
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JPS58175A (ja
Inventor
Yohanesu Hazendonku Teunisu
Yan Kurinkaamaa Arendo
Andore Betsuku Herarudo
Fuerunando Sumitsuto Teodorasu
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS58175A publication Critical patent/JPS58175A/ja
Publication of JPS6249748B2 publication Critical patent/JPS6249748B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/40Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/41Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions
    • H01L29/423Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions not carrying the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/42312Gate electrodes for field effect devices
    • H01L29/42396Gate electrodes for field effect devices for charge coupled devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/762Charge transfer devices
    • H01L29/765Charge-coupled devices
    • H01L29/768Charge-coupled devices with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/76816Output structures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体本体を有する4相電荷結合装
置を具える半導体装置であつて、前記半導体本体
の表面付近に電荷群を蓄積および転送する為のク
ロツク電圧を印加しうる電極列が設けられ、この
電極列の電極は、各々が4つの電極より成る複数
の電極群に配置され、各電極群の第1電極は第1
クロツクラインに接続され、第2電極は第2クロ
ツクラインに接続され、第3電極は第3クロツク
ラインに接続され、第4電極は第4クロツクライ
ンに接続され、前記の電極列のうち読出し段の前
でこれに隣接して存在する最後の電極は別個の接
続線に接続され、各動作期間中前記の電極列のう
ち少なくとも2つの互いに隣接する電極の下方に
延在する電位の井戸が半導体本体内に誘起され、
蓄積および転送せしめうる最大電荷群の寸法がこ
れら2つの互いに隣接する電極の面積により決定
されるようにする波形を有する4相クロツク電圧
を印加する手段が設けられ、前記の読出し段の容
量は前記の最大電荷群を蓄積するのに充分な大き
さとなつている半導体装置に関するものである。
通常の電荷結合装置においては、読出し段が出
力段を以つて構成されている、通常の出力段は、
通常MOSTホロワ回路のゲート電極に接続され
且つ抵抗或いはリセツトスイツチを経て所定電位
に設定されうる出力領域すなわち出力ダイオード
を有している。この出力領域の前に存在する最後
の電極は通常出力ゲートと称されており固定電位
に設定するのが好ましい。nチヤンネルCCD
(電荷結合装置)の場合には、前記の固定電位は
転送クロツク電圧の最も負の電位の付近にあり、
pチヤンネルCCDの場合には、前記の固定電位
は転送クロツク電圧の最も正の電位の付近にあ
る。従つて、出力信号に対するクロツク電圧のク
ロストークを減少せしめることができる。更に、
各電荷が出力ダイオード内に蓄積される為、出力
容量が制限されてしまう。
読出し段は必ずしもCCD装置の出力段と一致
せしめる必要はなく、レジスタの一部を読出し段
と出力段との間に設けることができる。更に出力
段の容量はダイオードでなくMOSコンデンサを
以つて構成し、このMOSコンデンサの絶縁ゲー
トをMOSTホロワ回路に接続するようにするこ
とができる。
4相CCDの通常の作動モードでは、4つの電
極当り1つの電荷群(その値は特に電極の大きさ
によつて決まる)を処理しうる。ニユーヨーク州
でアカデミツクプレスによつて1975年に発行され
た本“Charge Transfer Devices”(C.H.Sequin
およびM.F.Tompsett氏著)の第64〜65頁には、
互いに重なるクロツク電圧を用いることにより電
荷容量(信号値)をいかにして2倍にでき、これ
により電荷が常に2つの並置電極の下に蓄積され
うるようにするかが記載されている。
本発明が基づいている認識を説明する為に、ま
ず最初に、互いに重なつているクロツク電圧を用
いた際に通常の出力段ではいかなる状態が生じる
かを説明する。
このようなクロツク電圧を印加することによ
り、電荷を互いに隣接する2つの電極の下に常に
蓄積しうる為、電荷群(電荷パケツト)の値を、
4つの空の“バケツ”において常に1つのみの充
満した“バケツ”を生ぜしめうる場合の電荷群の
値の2倍にしうる。この2倍の電荷群は出力段の
方向に転送させることができ、最終的に出力ゲー
トの前の最後の2つの電荷の下の領域内に到達す
る。これらの双方の電極の下に電位の極小が存在
する限り、電荷群のすべての電荷が依然として蓄
積されたままになりうる。しかし、ある所定の瞬
時に上記の最後の2つの電極のうち第1の電極の
下の電位の極小が消滅する為、第2の電極、即ち
出力ダイオードから見た2番目の電極(出力ゲー
トの前の電極)の下に前記の2倍の電荷群が蓄積
される。電荷群が最大値を有する場合には、最後
から2番目の電極(出力ゲートの前の電極)の下
の電位が出力ゲートの下の電位のレベルに達する
までに電荷が出力ゲートの下の電位障壁を経て出
力ダイオードに予め流れてしまうおそれがある。
電荷の残りは、最後から2番目の電極におけるク
ロツク電圧が変化すると出力ダイオードに転送さ
れる。
従つて、通常の構造の出力段では、電荷群が時
間的に分割されて出力段の容量内に到達するとい
う欠点がある。
本発明の主たる目的は、前記の作動モードに適
合し電荷群の読出しを改善しうる読出し或いは出
力段を提供せんとするにある。
本発明は、半導体本体を有する4相電荷結合装
置を具える半導体装置であつて、前記半導体本体
の表面付近に電荷群を蓄積および転送する為のク
ロツク電圧を印加しうる電極列が設けられ、この
電極列の電極は、各々が4つの電極より成る複数
の電極群に配置され、各電極群の第1電極は第1
クロツクラインに接続され、第2電極は第2クロ
ツクラインに接続され、第3電極は第3クロツク
ラインに接続され、第4電極は第4クロツクライ
ンに接続され、前記の電極列のうち読出し段の前
でこれに隣接して存在する最後の電極は別個の接
続線に接続され、各動作期間中前記の電極列のう
ち少なくとも2つの互いに隣接する電極の下方に
延在する電位の井戸が半導体本体内に誘起され、
蓄積および転送せしめうる最大電荷群の寸法がこ
れら2つの互いに隣接する電極の面積により決定
されるようにする波形を有する4相クロツク電圧
を印加する手段が設けられ、前記の読出し段の容
量は前記の最大電荷群を蓄積するのに充分な大き
さとなつている半導体装置において、前記の読出
し段の2つ前の電極、すなわち前記の電極列の最
後から2番目の電極がこれよりも前の電極の少な
くとも2倍の面積を有してその下側の半導体本体
部分と相俟つて前記の最大電荷群を蓄積するのに
充分大きい容量を形成し、前記の電極列の最後か
ら2番目の電極が前記のクロツクラインの1つに
接続され、この電極列の最後から2番目の電極の
下方に到達する各電荷群をこれが読出し段に転送
される前のある期間中この電極列の最後から2番
目の電極の下方にのみ蓄積させる電位障壁を前記
の電極列の最後の電極の下方に誘起せしめるよう
な電圧をこの電極列の最後の電極に印加せしめる
手段が設けられていることを特徴とする。
本発明による構成の出力段を用いることによ
り、出力ゲートに適当に選択した固定電圧が印加
された状態で最大の(2倍の)電荷群を前記の最
後から2番目の電極の下に蓄積せしめることがで
き、また適当と思えるいかなる瞬時にでも出力ダ
イオード或いは読出し用容量にまとめて転送せし
めることができる。
本発明の簡単な好適例では、前記の最後から2
番目の電極と半導体本体とで形成される容量をこ
の最後から2番目の電極よりも前の電極と半導体
本体とで形成される容量の2倍よりも大きくす
る。本例では、所定のクロツク電圧に対して、前
記の最後から2番目の電極よりも前の電極の下の
電位よりもわずかに低い電位障壁を出力ゲートの
下に形成でき、それにもかかわらずすべての電荷
が前記の最後から2番目の電極の下に維持され
る。
容量の大きさはCCD装置の周波数特性によつ
ても決まる為、前記の最後から2番目の電極は、
これよりも前の電極と半導体本体とで形成される
容量の多くとも3倍の容量を形成するように構成
するのが好ましい。
図面につき本発明を説明する。
第1図は、本発明による電荷結合装置
(CCD)の一部、すなわち本発明にとつて重要な
部分であつて本例では出力段と一致する読出し段
を有する部分を示す線図的断面図である。図面に
示さない部分であつて電気入力段を有するように
することのできる部分は通常の任意の構造とする
ことができる。
上述した電荷結合装置は、電荷が少くとも殆ん
ど半導体本体の内部を経て転送される種類のもの
であり、この種類の電荷結合装置はしばしば文献
においてPCCD(ペリスタルチツクCCD)或いは
BCCD(バルクCCD)として知られている。本発
明はいわゆる表面CCDにも適用できるが、本発
明は上述したBCCDに用いた場合に特に有利であ
る。その理由は、通常のBCCDにおいては比較的
低い電荷処理能力が本発明によつて高められる為
である。
本発明による電荷結合装置は半導体本体1を有
し、この半導体本体は特定例では珪素とするも、
適当な他のいかなる材料、例えばGaAsとするこ
ともできる。
半導体本体1は一導電型、例えばP型の基板1
aを具え、この基板1aにはエピタキシアル成長
或いはイオン注入によりn型表面層1bを設け
る。またこのn型表面層の厚さ全体に亘つて、電
子をバルク転送する為の空乏領域を形成すること
ができる。
半導体本体の表面2上には電極3〜11の列を
例えば既知の通常の重ね2層多結晶珪素構造で設
ける。これらの電極は3層多結晶珪素技術で設け
ることもできること勿論である。更に、電極に対
し多結晶珪素を用いる代りに、例えば電極3,
5,7,9および11に対して金属珪化物或いは
アルミニウムを用いることができる。
半導体本体1と電極3〜12との間には誘電体
層13を設ける。この誘電体層は上述した特定例
では厚さが約1000Åの酸化珪素層を有するように
することができるが、他の材料、例えば窒化珪素
より成る層を有するようにすることもできる。他
の構成例、特に電極に対し適当な金属を選択した
構成例では、上述した例の層13を、逆方向にバ
イアスすべき整流シヨツトキ接合で置き換えるこ
ともできる。
電荷結合装置を4相作動に適したように形成す
る為に、電極3〜12を、各々が4個の電極より
成る群に配置し、電極4および8を第1クロツク
ライン14に接続し、電極5および9を第2クロ
ツクライン15に接続し、電極6および10を第
3クロツクライン16に接続し、電極3,7およ
び11を第4クロツクライン17に接続する。
電極11に続く位置には、本例では電荷群(バ
ケツト)を電荷結合装置から取出す出力段と一致
する読出し段を設ける。しかし他の例では、読出
し段を出力段の前に設けレジスタの一部によりこ
の出力段から分離させることもできる。出力段
(或いは読出し段)は通常のいかなる構造にする
こともでき、これには読出すべき電荷群を集める
領域18を設ける。この領域の一端は出力電圧
V0を読出す為のホロワ回路19のゲートに接続
し、他端はMOSTスイツチ20を経て、基準電
圧Vrを生じる電圧源に接続する。MOSTスイツ
チ20は、領域18をソース領域として、電極2
1を絶縁ゲート電極として、電圧源Vrに接続さ
れた領域22をドレイン領域として有する。
後に詳細に説明するように、クロツク電圧電極
3〜11には、電荷をその都度2つの隣接する電
極の下に記憶せしめうるクロツク電圧φ〜φ
を印加することができる。読出し領域の容量は、
印加電圧で1つの電荷群を領域18内に完全に蓄
積しうる程度の大きさに選択する。本発明によれ
ば、領域18の前方に存在する後から2番目の電
極11がその下側の半導体本体の部分1bと相俟
つて、電荷が領域18に転送される前に1つの電
荷群を有する程度に充分大きな容量を形成せしめ
る。電荷が領域18に早期に転送されるのを防止
する為に、電極11が領域1bとで形成する容量
を、電極列3〜10の各2つの隣接する電極が領
域1bとで形成する合計の容量よりも大きくなる
ように選択する。
電極11が領域1bとで形成する容量は、各別
に用いうる或いは互いに組合せて用いうる種々の
方法で調整しうる。例えば、電極11の区域では
ドーピング濃度を高め、これにより電荷群が表面
2に一層近づいて蓄積されるようにすることがで
きる。しかし本例では、電極11の寸法を適当に
選択することにより容量を増大せしめる。この点
で、“電極”とは、電荷転送チヤネル1bのすぐ
上に存在し蓄積−転送電極として作用する導体細
条の部分を主として含むものであると理解すべき
である。導体細条を半導体本体に投影して見て電
荷転送チヤネルの上方に存在しないこれら導体細
条の部分、すなわち第1層の電極4,6,8およ
び10に重なる第2層の電極3,5,7,9およ
び11の部分では電極の有効部分の中に入れな
い。
第1図の例では、電極3〜10を互いにほぼ等
しい大きさとする。電極11は電極3〜10の少
くとも2倍の大きさとする。一方では、電極11
の寸法があまりにも大きくなることにより電荷結
合装置の電荷転送速度に悪影響を及ぼすようにな
ることを避ける為に、他方では、電極12に印加
する電圧の選択に所望の自由度を得る為に、電極
11を電極3〜10の約2.5倍の大きさとした。
電荷結合装置の作動を説明する為に第2a図お
よび第3図を参照する。第2a図はクロツク電圧
φ〜φと、電極21におけるクロツク電圧φ
rと、出力電圧V0とを示し、第3図は半導体本体
中に生じる電位分布を示す。比較の為に、通常の
出力段の構造を有する4相CCDにおける電圧φr
および出力電圧V0を第2b図に示す。
上述した例、すなわち電子の形態の電荷群が層
1b中を移動するようにしたn型バルクチヤネル
を有するCCDでは、電荷は最も正の電圧を有す
る電極の下に蓄積される。順次のクロツク電圧φ
,φ,φおよびφは第2a図に示すよう
に位相において互いに少くとも90゜重なつてお
り、いかなる瞬時においても少くとも2つの隣接
電極がオン状態となり、電荷群当り2つの並置電
極の容量を用いることができる。例えば、瞬時t0
においてはφおよびφが正で、φおよびφ
が負である。第3図には、この瞬時において電
極8および9の下に蓄積されている電荷群を斜線
を付して示してある。この電荷群は、互いに重な
つているクロツク電極を用いた場合には、同じ振
幅で互いに重ならないクロツク電圧を用いた場合
に1個のみの電極の下に蓄積されうる電荷群の2
倍となる。
瞬時t1においてはφおよびφが正であり、
φおよびφが負であり、この状態では前記の
電荷群が電極9および10の下に存在する(第3
図参照)。
瞬時t2においては、φおよびφが正で、φ
およびφが負である。この際電荷群は電極1
0および11の下に蓄積される。
瞬時t3においては、φおよびφが正で、φ
およびφが負である。従つて、電荷群のすべ
てが電極11の下にのみ存在する。電極11の有
効面積を電極3〜10の有効面積の少くとも2倍
にすると、電極12に最も負の電圧を加えること
により電荷群が予め(読出し前に)読出し領域1
8に部分的に移動してしまうことなく電荷群のす
べてを電極11の下に蓄積せしめることができ
る。電極11の面積はより一層大きく、すなわち
前方の電極の面積の約2.5倍の大きさに選択する
ことができる為、電極11の下に生じる電位の井
戸は完全には充填されない。従つて、電極12に
は最も負の電圧ではなくそれよりもわずかに高い
電圧を設定し、電極12の下の電位障壁が、電荷
を領域18に流すことなく電極10の下よりもわ
ずかに低くなるようにすることができる。電極1
1における電圧が変化しない限り、領域18を前
の信号(この信号も斜線を付して示す)の読出し
に用いることができる。
瞬時t4においては、正電圧φrを電極21に設
定し、これによりトランジスタ20をオン状態に
し、領域18をリセツト電圧Vrの点に接続す
る。これにより、領域18内に蓄積されている電
荷群がトランジスタ20を経て移動し、領域18
が電極11の下に存在する電荷群を再び蓄積しう
る状態となる。ソースホロワ回路19の入力端に
はクロツクパルスφrと同時に零信号Vrが得られ
る。
瞬時t5には電極11における電圧φも負とな
る為、電極11の下の電位が増大する。電極12
の下の障壁は電極10の下よりもわずかに低い
為、電荷が領域18内に流れ、この領域18にソ
ースホロワによつて測定されるべき出力信号V0
を生ぜしめる。この信号値を第2a図にVsで表
わす。
信号を読出す為にクロツクパルスφr間の全期
間が得られ、この期間内でφによつて決まる瞬
時に全信号が分割されずに領域18内に転送され
る。これと比較を行なう為に、第2b図に、電極
11が電極3〜10と同じ或いはほぼ同じ寸法を
有する通常の出力段構造で生じる状態を示す。こ
の場合、電極11(φ)が正となり、電極9
(φ)が負となると、電極12の下の電位障壁
が電極9の下の電位障壁よりもわずかに低い為に
電荷のわずかの部分が予め流れ去つてしまう
(t6)。従つて、電極10(φ)が負となる前に
領域18を最初にリセツトする必要がある
(t7)。この場合のみ負のクロツク電圧を電極10
(φ)に印加することができる(t8)。最大の電
荷群の場合には電荷群の半分の電荷が領域18に
予め流れてしまう。電荷の残部はφがt9で負に
なると転送される。従つて、信号は時間的に分割
されて出力領域18に到来する。従つて、読出し
を行ないうる有効期間が短かくなる。更に、出力
電圧V0から信号を取出すのに追加の手段を講じ
る必要がある。これと相違して本発明による装置
においては電荷群のすべての電荷が電極11にお
けるクロツク電圧によつてのみ決まる瞬時に転送
される。
本発明は上述した例のみに限定されず、種々の
変更を加えうること明らかである。例えば、本発
明を表面電荷結合装置に用いても有利である。更
に、電極11の容量は、寸法を大きくする以外の
方法で、例えば半導体本体を局部的にドーピング
することにより、或いは酸化物層の厚さを変える
ことにより、或いは酸化物とは異なり誘電率が一
層大きな誘電体(例えば窒化珪素)を局部的に設
けることにより、或いはこれらの適当な組合せに
より高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による4相CCDの一例を示す
断面図、第2a図は作動中に印加されるクロツク
電圧φおよびこれにより発生させられる出力電圧
V0を示す波形図、第2b図は既知の4相CCDに
おいて作動中に印加されるクロツク電圧φrおよ
びこれにより発生させられる出力電圧V0を示す
波形図、第3図は第2a図に示すクロツク電圧で
半導体本体内に生じる電位分布を示す線図的説明
図である。 1……半導体本体、1a……基板、1b……表
面層、2……1の表面、3〜12,21……電
極、13……誘電体層、14〜17……クロツク
ライン、18……電荷群を集める領域(ソース領
域)、19……ホロワ回路、20……MOSTスイ
ツチ、22……ドレイン領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体本体を有する4相電荷結合装置を具え
    る半導体装置であつて、前記半導体本体の表面付
    近に電荷群を蓄積および転送する為のクロツク電
    圧を印加しうる電極列が設けられ、この電極列の
    電極は、各々が4つの電極より成る複数の電極群
    に配置され、各電極群の第1電極は第1クロツク
    ラインに接続され、第2電極は第2クロツクライ
    ンに接続され、第3電極は第3クロツクラインに
    接続され、第4電極は第4クロツクラインに接続
    され、前記の電極列のうち読出し段の前でこれに
    隣接して存在する最後の電極は別個の接続線に接
    続され、各動作期間中前記の電極列のうち少なく
    とも2つの互いに隣接する電極の下方に延在する
    電位の井戸が半導体本体内に誘起され、蓄積およ
    び転送せしめうる最大電荷群の寸法がこれら2つ
    の互いに隣接する電極の面積により決定されるよ
    うにする波形を有する4相クロツク電圧を印加す
    る手段が設けられ、前記の読出し段の容量は前記
    の最大電荷群を蓄積するのに充分な大きさとなつ
    ている半導体装置において、前記の読出し段の2
    つ前の電極、すなわち前記の電極列の最後から2
    番目の電極がこれよりも前の電極の少なくとも2
    倍の面積を有してその下側の半導体本体部分と相
    俟つて前記の最大電荷群を蓄積するのに充分大き
    い容量を形成し、前記の電極列の最後から2番目
    の電極が前記のクロツクラインの1つに接続さ
    れ、この電極列の最後から2番目の電極の下方に
    到達する各電荷群をこれが読出し段に転送される
    前のある期間中この電極列の最後から2番目の電
    極の下方にのみ蓄積させる電位障壁を前記の電極
    列の最後の電極の下方に誘起せしめるような電圧
    をこの電極列の最後の電極に印加せしめる手段が
    設けられていることを特徴とする半導体装置。
JP57096050A 1981-06-05 1982-06-04 半導体装置 Granted JPS58175A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8102719 1981-06-05
NLAANVRAGE8102719,A NL186416C (nl) 1981-06-05 1981-06-05 Halfgeleiderinrichting omvattende een 4-fasen ladingsgekoppelde inrichting.

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